JPS62199483A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPS62199483A
JPS62199483A JP61042143A JP4214386A JPS62199483A JP S62199483 A JPS62199483 A JP S62199483A JP 61042143 A JP61042143 A JP 61042143A JP 4214386 A JP4214386 A JP 4214386A JP S62199483 A JPS62199483 A JP S62199483A
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JP
Japan
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group
recording material
heat
coating
diazo compound
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Pending
Application number
JP61042143A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Tanaka
俊春 田中
Kimio Ichikawa
紀美雄 市川
Masato Satomura
里村 正人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP61042143A priority Critical patent/JPS62199483A/ja
Publication of JPS62199483A publication Critical patent/JPS62199483A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/52Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は感熱記録材料に関するものであり、特に定着可
能なジアゾ系感熱記録材料に関するものである。更に詳
しくは、熱記録前の保存性が優れ、しかも熱記録時の発
色濃度が高く、熱記録後光定着が可能な感熱記録材料に
関するものである。
「従来の技術」 感熱記録方法に用いられる記録材料として通常ロイコ発
色型感熱記録材料が用いられている。しかしながら、こ
の感熱記録材料は記録後の過酷表取り扱いや加熱あるい
は溶剤類の付着により予期しない所に発色し、記録画像
を汚してしまう欠点を持っている。このような欠点のな
い感熱記録材料として、近年ジアゾ発色型感熱記録材料
の研究が活発に行われている。例えば特開昭j7−/2
30?6号、画像電子学会誌、//、aqo(/り/λ
)等に開示されているが、ジアゾ化合物、カップリング
成分及び塩基性成分(熱によって塩基性となる物質もふ
くむ)を用いた記録材料に熱記録し、そのおと光照射を
行って未反応のジアゾ化合物を分解して発色を停止させ
るものである。
確かに、この方法によれば記録不要な部分の発色を停止
(以下、定着と呼ぶ)させる事が出来る。
しかしこの記録材料も保存中にプレカップリングが徐々
に進み、好ましくない着色(カブリ)が発生することが
ある。このために発色成分の内いずれか一種を不連続状
態の粒子の形で存在させることによシ、成分間の接触を
防ぎ、プレカップリングを防止することが行われている
が、記録材料の保存性(以下、生保存性と呼ぶ)がまだ
充分でないうえ熱発色性が低下するという欠点がある。
他の対策として成分間の接触を最小にするために、ジア
ゾ化合物とカップリング成分とを別層として分離するこ
とが知られている(例えば前記の、特開昭j7−/、2
30/に号に記載)。この方法は生保存性は良好に改善
されるものの熱発色性の低下が犬きく、パルス巾の短い
高速記録には応答できず実用的ではない。更に生保存性
と熱発色性の両方を満足させる方法としてカップリング
成分及び塩基性物質のいずれかを非極性ワックス状物質
(特開昭77−4t4t/4t/号、特開昭t7−/4
tコぶ3ご号)や、疎水性高分子物質(特開昭!7−1
5FJ94t4を号)でカプセル化することにより他の
成分と隔離することが知られている。しかしこれらのカ
プセル化方法は、ワックスあるいは高分子物質をそれら
の溶媒で溶解し、それらの溶液中に発色成分を溶解する
かあるいは分散してカプセルを形成するものであって芯
物質の回りを殻でおおったカプセルとはその機能が異な
る。そのために発色成分を溶解して形成した場合は、発
色成分がカプセルの芯物質とならずにカプセル化物質と
均一に混合し、カプセルの壁外面で保存中にプレカップ
リングが進行して充分な生保存性が得られない。また発
色成分を分散して形成した場合は、カプセルの壁が熱融
解しないと発色反応を生じないので熱発色性が低下する
。更にカプセルを形成した後ワックスあるいは高分子物
質を溶解するのに用いた溶媒を除去しなければならない
という製造上の問題があり充分満足されるものではない
そこで、これらの問題を解決するために発色反応にかか
わる成分のうちの少なくとも7種を芯物質に含有し、こ
の芯物質の周囲に重合によって壁を形成してマイクロカ
プセル化する方法によって優れた感熱記録材料が得られ
ることを見出した。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、このマイクロカプセル化の方法による感熱記
録材料においても、熱記録後の長期保存によシ、画像記
録部分の光学濃度が見かけ上低下する場合があり、更に
改善が望まれていた。
「発明の目的」 そこで、本発明の第1の目的は、生保存性が優れ、熱応
答性が早く、熱発色性が高くかつ熱記録後の長期保存に
よる、記録画像濃度の低下が少ない感熱記録材料を提供
することにある。
本発明の第コの目的は、熱記録後未反応のジアゾ化合物
を光分解して、定着することができる感熱記録材料を提
供することにある。
本発明の第3の目的は、製造適性の優れた感熱記録材料
を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明者等は鋭意研究の結果、支持体上にジアゾ化合物
及びカップリング成分を含有する記録層を塗設した感熱
記録材料において、アリールアルカノール化合物を少な
くとも一種以上該記録層中に含むことを特徴とする感熱
記録材料によって解決した。なお、該ジアゾ化合物もし
くはカップリング成分のいずれか一方はマイクロカプセ
ル中に含有されていることが好ましい。
本発明のマイクロカプセルは、従来の記録材料に用いら
れているように熱や圧力によつそ破壊してマイクロカプ
セルの芯に含有されている反応性物質とマイクロカプセ
ル外の反応性物質を接触させて発色反応を生じさせるも
のではなく、マイクロカプセルの芯及び外に存在する反
応性物質を加熱することKよって、主としてマイクロカ
プセル壁を透過して反応させるものである。
本発明者らは、このようなマイクロカプセルを用いた感
熱記録材料を鋭意研究した結果、生保存性が優れ、熱発
色性を良好にし、かつ熱記録後の長期保存による記録画
像の光学濃度の低下をなくする為に、前記ジアゾ成分及
びカップリング成分の他に層内にアリールアルカノール
化合物を含ませることが極めて効果的であることを見出
した。
本発明におけるアリールアルカノール化合物の好ましい
ものの例としては、次の一般式(I)で表わされる化合
物が挙げられる。
即ち、 ArROH(1) 上式中Arは置換基を有していてもよいアリール基を、
Rは置換基を有していてもよいアルキレ/基を表わす。
更に詳述すれば、Arは単環でも縮合環でもよく、炭素
原子のみを構成原子とする芳香環でも、窒素原子、硫黄
原子又は酸素原子を/個以上有する複素環でもよい。
ケトえば、ベンゼン環、ナフタレン環、ベンツアズレフ
項、ピリジン環、ピロール環、ピリミジン環、フラン環
、ベンゾフラン環、チオフェン環、インドール環などを
包含する。これらは後述するR1 、R2などの置換基
を複数個有していてもよい。
上記一般式(1)で表わされる熱可融性物質のうち下記
一般式(1−a)〜(1−b)で表わされるものが好ま
しい。
これらの中で、融点!0°C−コ!0°C1特ににr0
cmsoθ0Cの化合物が本発明に好ましい。更に、水
に対する溶解度がグ以下特にθ。
!以下の化合物が得られた記録材料の耐性の点から好ま
しい。
上式において、R1、R2は水素原子、アルキル基、ア
リール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン
原子、アシル基、カルバモイル基、スルファモイル基、
ヒドロキシ基、置換アミノ基、シアノ基、ニトロ基、カ
ルボキシル基又はスルホ基を表わす。
R1% R2は互いに結合して環を形成してもよい。た
とえば、R1、R2が水素原子、アシル基、アルキル基
、アルコキシ基、アリールオキシ基、又はハロゲン原子
であシ、特KR1は炭素数/〜/−のアルキル基、水素
原子、炭素数7〜/2のアルコキシ基、炭素数6〜/コ
のアリールオキシ基、塩素原子、弗素原子、R2は炭素
数/〜7.2のアルキル基、炭素数/〜12のアルコキ
シ基、炭素数に〜9のアリールオキシ基、ヒドロキシ基
、アルコキシ基、チオアルコキシ基又は水素原子が好ま
しい。これらのアルキル基は直鎖、分岐、環状の各構造
を有していても良く、更に置換基を有していても良い。
これらの置換基の例としては、アリール基、ハロゲン、
シアノ、ヒドロキシ基、アシルオキシ基、アリールオキ
シ基、アシル基などがある。以下にR1、R2の具体例
をあげる。
水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、アリル基、ジメチルブチル基、t−アミル基、
ヘキシル基、イソアミル基、シクロヘキシル基、シクロ
ヘキシルメチル基、クロル原子、メチルシクロヘキシ化
基、クロロエチル基、β−アセトキシエチル基、3−ケ
トブチル基、ベンジル基、α及びβ−フェネチル基、ビ
ニル基、メトキシ基、チオメトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、ブトキシ基、ヒドロキシ基、ジエチルアミ
ノ基、ブチルアミノ基、ブトキシカルボニル基、エチル
へキシルオキシカルボニル基、N−へキシルカルバモイ
ル基、β−アセトキシエトキシ基、ヒドロキシエトキシ
基、フェノキシエチル基、コークロロフエノキシーコー
メチルエトキシ基、ジクロロフェノキシ基、ジクロロフ
ェニル基、トリメチルフェニル基、アミノ基、ニトロ基
、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基、グリシジル基
、ジヒドロキシプロポキシ基、ヒドロキシエチル基、ヒ
ドロキシプロピル基、メトキシカルボニルプロポキシ基
、フェニル基などがあげられる。
Rは炭素原子数6以上の置換していてもよいアルキル基
を表わし、置換基としてはR1、R2で述べた置換基が
あげられる。特に好ましい置換基はヒドロキシ基、ハロ
ゲン原子、アシルオキシ基、アシル基などである。(1
−a)に於てRがメチレンの場合は特に好ましい。
具体的な化合物を示せば以下の通シである。
ヒドロキシベンゾイン、p−メチルベンゾイン、p、p
’−ジメチルベンゾイン、p−メトキシベンゾイン、キ
シリレンジオール、ヒドロキシメチルビフェニル、ヒド
ロキシメチルトルエン、p−メトキシベンジルアルコー
ル、β、β−ビスーp−クロロフェニルエタノール、p
−ヒドロキシペンジルアルコール、3−メトキシ−クー
ヒドロキシベンジルアルコール、J−7’)キシー&−
ヒ)’ロキシペンジルアルコール、2.3−ジヒドロキ
シプロポキシビフェニル、/−フェノキシ−3−p−ヒ
ドロキシフェノキシプロパノール、−一ヒドロキシメチ
ルグーフェニルフェノール、α、α−ビスヒドロキシフ
ェニルメチルベンジルアルコール、p−カルバモイルベ
ンジルアルコール、p−スルファモイルベンジルアルコ
ール、グーβ−フェネチルベンジルアルコール、テトラ
メチルキシレノール、p−フェノキシベンジルアルコー
ルなどがあげられる。
本発明に用いられるジアゾ化合物は、一般式ArN2 
X  (式中、Arは芳香族部分を表わし、N2 はジ
アゾニウム基を表わし、X−は酸アニオンを表わす。)
で示されるジアゾニウム塩であり、カップリング成分と
カップリング反応を起して発色することができるし、ま
゛た光によって分解することができる化合物である。
芳香族部分としては、具体的には下記一般式のものが好
ましい。
式中、Yは水素原子、置換アミノ基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アリールチオ基、アルキルチオ基又は
、アシルアミノ基を表し、Rは水素原子、アルキル基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、アリールアミノ基又
は、・・ロゲ/(I。
Br、α、F)を表す。nは/又は2を表わす。
Yの置換アミノ基としては、モノアルキルアミノ基、ジ
アルキルアミノ基、アリールアミノ基、モルホリノ基、
ピはリジノ基、ピロリジノ基等が好ましい。
塩を形成するジアゾニウムの具体例としては、グージア
ゾ−/−ジメチルアミノベンゼン、q−ジアゾ−/−ジ
エチルアミノベンゼン、グーシアソーノージプロピルア
ミノベンゼン、グージアゾ−/−メ+ルペンジルアミノ
ベンゼン、グーシアソーノージベンジルアミノベンゼン
、タージアゾ−7−ニチルヒドロキシエチルアミンベン
ゼン、q−ジアゾ−/−ジエチルアミノ−3−メトキシ
ベンゼン、9−ジアゾ−/−ジメチルアミン−2−メチ
ルベンゼン、グーシア7’−/−ベンゾイルアミノ−2
,j−ジェトキシベンゼン、q−シアソーノーモルホリ
ノベンゼン、ターシフ:/”−/−モルホリノ−2,j
−ジェトキシベンゼン、タージアゾ−/−モルホリノー
コ、!−ジブトキシベンゼン、グーシアソー/−アニリ
ノベンゼン、ダージアゾー/−トルイルメルカプトーコ
、!−ジェトキシベンゼン、a−ジアゾ−i、4t−メ
トキシベンゾイルアミノ−λ、!−ジェトキシベンゼン
、<1−ジアゾ−7−ピロリジノーコーエテルベンゼン
等が挙げられる。
酸アニオンの具体例としては、CnF2n+lCO〇−
(nは3〜9の整数)、CmFzm+tSOa  (m
は2〜♂の整数)、(CIFzl+tSO2hCH−(
lは/〜BF4− 、PF6− 等が挙げられる。
特に酸アニオンとしては、パーフルオロアルキル基もし
くはパーフルオロアルケニル基を含んだもの、あるいは
PF6−が生保存中におけるカプリの増加が少なく好ま
しい。
ジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)の具体例としては、例
えば下記の例が挙げられる。
本発明に用いられるカップリング成分としては塩基性雰
囲気でジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)とカップリング
して色素を形成するものであり、71例としてはレゾル
シン、70口グルシン、−13−ジヒドロキシナフタレ
ン−ぶ−スルポン酸ナトリウム、/−ヒドロキシ−2−
す7ト工酸モルホリノプロピルアミド、1.!−ジヒド
ロキシナフタレ7.2.!−ジヒドaキシナフタレン、
コ。
3−ジヒドロキシ−≦−スルファニルナフタレン、ユー
ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モルポリノプロピルアミド
、コニヒドロキシ−3−す7トエ酸アニリド、コーヒド
ロキシ−3−ナフトエ酸−λ′−メチルアニリド、λ−
ヒドロキシー3−ナフトエ酸エタノールアミド、コーヒ
ドロキシー3−ナフトエ酸オクチルアミド、−一ヒドロ
キシー3−ナフトエ酸−N−ドデシル−オキシ−プロピ
ルアミド、λ−ヒドロキシー3−ナフトエ酸テトラデシ
ルアミド、アセトアニリド、アセトアセトアニリド、ベ
ンゾイルアセトアニリド、/−フェニル−3−メチル−
よ−ピラゾロン、/−(2’、4t’。
tl−トリクロロフェニル)−3−ベンズアミド−オー
ピラゾロン、’  l’  + 4t’  + 6’ 
  )ジシクロフェニル)−3−ア°ニリノー!−ピラ
ゾロン、/−フェニル−3−フェニルアセトアミド−オ
ーピラゾロン等が挙げられる。更にこれらのカップリン
グ成分子2種以上併用することKよって任意の色調の画
像を得ることができる。
本発明の感熱記録材料には発色を促進するために塩基性
物質を添加することが好ましいが、塩基性物質としては
、水難溶性ないしは、水不溶性の塩基性物質や加熱によ
ジアルカリを発生する物質が用いられる。
塩基性物質としては、無機及び有機アンモニウム塩、有
機アミン、アミド、尿素やチオ尿素及びその誘導体、チ
アゾール類、ビロール類、ピリミジン類、ピはシリン類
、グアニジン類、インドール類、イミダゾール類、イミ
ダシリン類、トリアゾール類、モルホリン類、ピはリジ
ン類、アミジン類、フォルムアジン類、ピリジン類等の
含窒素化合物が挙げられる。これらの具体例としては、
例えば酢酸アンモニウム、トリシクロヘキシルアミン、
トリベンジルアミン、オクタデシルベンジルアミン、ス
テアリルアミン、アリル尿素、チオ尿素、メチルチオ尿
素、アリルチオ尿素、エチレンチオ尿素、コーペンジル
イミダゾール、q−フェニルイミダゾール、コーフェニ
ル−&−)fk−イミダゾール、コーウンデシルーイミ
ダゾリン、2.4t、!−トリ7リルーコーイミダゾリ
ン、/。
コージフェニルーg、4t−ジメチル一一一イミダゾリ
ン、−一フェニルーコーイミダゾリン、/。
2.3−)リフェニルグアニジン、/1.2−ジトリル
グアニジン、/、2−ジシクロへキシルグアニジン、/
、2.3−)ジシクロへキシルグアニジン、グアニジン
トリクロロ酢酸塩、N、N’−ジペンゾルビはシリン、
g、4t’−ジチオモルポリ/、モルホリニウムトリク
ロロ酢酸塩、−一アミノーベンゾチアゾール、コーベン
ゾイルヒドラジノーペンゾチアゾールがある。これらの
塩基性物質は、2a1以上併用して用いることもできる
本発明は、マイクロカプセルの芯物質に含有する反応性
物質を水に不溶性の有機溶媒によって溶解または分散し
、乳化した後その回りにマイクロカプセル壁を重合によ
って形成するが、有機溶媒としては71006以上の沸
点のものが好ましい。
具体的には、リン酸エステル、フタル酸エステル、その
他のカルボン酸エステル、脂肪酸アミド、アルキル化ビ
フェニル、アルキル化ターフェニル、塩素化ノぞラフイ
ン、アルキル化ナフタレン、ジアリールエタン等が用い
られる。具体例としてはリン酸トリクレジル、リン酸ト
リオクチル、リン酸オクチルジノエニル、リン酸トリシ
クロヘキシル、フタル酸ジプチル、7タル酸ジオクチル
、フタル酸ジラウリル、フタル酸ジシクロヘキシル、オ
レイン酸フチル、ジエチレングリコールジペンゾエート
、セバシン酸ジオクチル、セバシン酸ジプチル、アジピ
ン酸ジオクチル、トリメリット酸トリオクチル、クエン
酸アセチルトリエチル、マレイン酸オクチル、マレイン
酸ジプチル、イソプロピルビフェニル、インアミルビフ
ェニル、tJ[素化ハラフィン、ジイソプロピルナフタ
レン、/、/′−ジトリルエタン、λ、4t−ジターシ
ャリアミノフェノール、N、N−ジブチルーコープトキ
シー!−ターシャリオクチルアニリン等が挙げられる。
これらのうち、フタル酸ジプチル、リン酸トリクレジル
、フタル酸ジエチル、マレイン酸ジプチル等のエステル
系の溶媒が特に好ましい。
本発明のマイクロカプセルは、反応性物質を含′有した
芯物質を乳化した後、その油滴の周囲に高分子物質の壁
を形成して作られる。高分子物質を形成するりアクタン
トは油滴の内部及び/又は油滴の外部に添加される。高
分子物質の具体例としては、ポリウレタン、ポリウレア
、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、尿素
−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ポリスチレン
、スチレンメタクリレート共重合体、スチレン−アクリ
レート共重合体、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、冶
すビニルアルコール等が挙げられる。
高分子物質はコ種以上併用することもできる。
好ましい高分子物質はポリウレタン、ポリウレア、ポリ
アミド、ポリエステル、ポリカーボネートであり、更に
好ましくはポリウレタン及びポリウレアである。
本発明のマイクロカプセル壁の作り方としては特に油滴
内部からのりアクタントの重合によるマイクロカプセル
化法を使用する場合、その効果が大きい。即ち、短時間
内に、均一な粒径をもち、生保存性にすぐれた記録材料
として好ましいカプセルを得ることができる。
この手法および、化合物の具体例については米国特許3
,7.2≦、roct号、同3,796,639号の明
細書に記載されている。
例えばポリウレタンをカプセル壁材として用いる場合に
は多価インシアネート及びそれと反応しカプセル壁を形
成する第コの物質(たとえばポリオール)をカプセル化
すべき油性液体中に混合し水中に乳化分散し次に温度を
上昇することより、油滴界面で高分子形成反応を起して
、マイクロカプセル壁を形成する。このとき油性液体中
に低沸点の溶解力の強い補助溶剤を用いることができる
この場合に、用いるポリイソシアネートおよびそれと反
応する相手のポリオール、ポリアミンについては米国特
許3211313号、同377369!号、同3793
26r号、特公昭4ttr−a034t7号、同4t?
−24t/J−9号、特開昭4t/−10/ 9 /号
、同4tx−r4tott号に開示すれており、それら
を使用することもできる。
又、ウレ゛タン化反応を促進するためにすず塩などを併
用することもできる。
特に、第1の壁膜形成物質に多価イソシアネートを、第
2の壁膜形成物質にポリオールを用いると、生保存性が
良く好ましい。又、両者を組合せる事によって、反応性
物質の熱透過性を任意に変える事もできる。
第7の壁膜形成物質である多価インシアネートとしては
、例えば、m−フ二二レンジイソシアネート、p−7二
二レンジイソシアネート、コ、6−ドリレンジイソシア
ネー)、U、4t−)リレンジイソシアネート、ナフタ
レン−7,4t−ジイソシアネート、ジフェニルメタン
−g、4t’−ジインシアネート、3.3′−ジメトキ
シーグ、4t′−ビフェニル−ジインシアネート、3.
3′−ジメチルジフェニルメタン−Q、J’−ジイソシ
アネート、キシリレン−/、4t−ジインシアネート、
<t、4t’ −ジフェニルプロパンジイソシアネート
、トリメチレンジインシアネート、ヘキサメチレンジイ
ノシアネート、プロピレン−7,2−ジイソシアネート
、ブチレン−7,2−ジインシアネート、シクロヘキシ
レン=/、2−ジインシアネート、シクロヘキシレン−
/、<t−ジインシアネート等のジインシアネート、グ
、4t’、4t“−ト、リフェニルメタントリイノシア
ネート、トルエン−2゜&、j−)ジイソシアネートの
ごときトリイソシア$−)、Q、4t’−ジメチルジフ
ェニルメタン−2、2’ 、 j 、 j’−テトライ
ソシアネートのごときテトラインシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンの付
加物、J、4t−)リレンジイソシアネートとトリメチ
ロールプロパンの付加物、キシリレンジイソシアネート
とトリメチロールプロパンの付加物、トリレンジイソシ
アネートとヘキサントリオールの付加物のごときインシ
アネートプレポリマーがある。
第λの壁膜形成物質であるポリオールとしては、脂肪族
、芳香族の多価アルコール、ヒドロキシポリエステル、
ヒドロキシポリアルキレンエーテルのごときものがある
。好ましいポリオールとしては、2個の水酸基の間に下
記(1)、(II)、(I[I)又は(IV)の基を分
子構造中に有する分子量が100θ以下のポリヒドロキ
シ化合物があげられる。
(I)  炭素数コ〜?の脂肪族炭化水素基(it/ 
)  −0−Ar −C−Ar −0−ここで、(Il
)、(III)、NV)のArは置換あるいは、無置換
の芳香族部分を表わし、(■)の脂肪族炭化水素基とは
、−CnH2n−を基本骨格とし、水素基が他の元素と
置換されていてもよい。
その具体例をあげると、(■)の例としては、エチレン
グリコール、/、1−−10.Rンジオール、/、クー
ブタンジオール、/、j−−:ブタンジオール、/、6
−ヘキサンジオール、/、2−へブタンシノール、/、
/−オクタンジオール、プロピレングリコール、コ、3
−ジヒドロキシブタン、/、2−ジヒドロキシブタン、
7.3−ジヒドロキシブタン、コ、2−ジメチル−7,
3−プロノtンジオール 、2 、41 Ldンタンジ
オール、2.j−ヘキサンジオール、3−メチル−/ 
、 !−−<ブタンジオール、l、4t−シクロヘキサ
ンジメタツール、ジヒドロキシシクロヘキサン、ジエチ
レングリコール、/、、2.4−)リヒドロキシヘキサ
ン、フェニルエチレンクリコール、I、/、/−トリメ
チロールプロ/Rン、ヘキサントリオール、ペンタエリ
スリトール、グリセリンなどがあげられる。
(Il)の例としては、7.4t−ジ(コーヒドロキシ
エトキシ)ベンゼン、レゾルシノールジヒドロキシエチ
ルエーテル等の芳香族多価アルコールとアルキレンオキ
サイドとの縮合生成物があげられる。
(III)の例としては、p−キシリレングリコール、
m−キシリレングリコール、α、α′−ジヒドロキシー
p−ジイソプロピルベンゼン等がアケられる。
(IV)の例としては、g、4t’−ジヒドロキシ−ジ
フェニルメタン、2−(p、p′−ジヒドロキシジフェ
ニルメチル)ベンジルアルコール、ビスフェノールAに
エチレンオキサイドの付加物、ビスフェノールAにプロ
ピレンオキサイドの付加物などがあげられる。ポリオー
ルはインシアネート基1モルに対して、水酸基の割合が
0.0コ〜−モルで使用するのが好ましい。
マイクロカプセルを作るときに、水溶性高分子を用いる
ことができるが水溶性高分子は水溶性のアニオン性高分
子、ノニオン性高分子、両性高分子のいずれでも良い。
アニオン性高分子としては、天然のものでも合成のもの
でも用いることができ、例えば−COO−、−8Oa−
基等を有するものが挙げられる。具体的なアニオン性の
天然高分子としてはアラビヤゴム、アルギン酸などがあ
り、半合成品としてはカルボキシメチルセルローズ、7
タル化ゼラチン、硫醗化デ/プン、硫酸化セルロース、
リグニンスルホン酸力どがある。
又合成品としては無水マレイン酸系(加水分解したもの
も含む)共重合体、アクリル酸系(メタクリル酸系も含
む)重合体及び共重合体、ビニルベンゼンスルホン酸系
重合体及び共重合体、カルボキシ変性ポリビニルアルコ
ールなどがある。
ノニオン性高分子としては、ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース等がある
両性の化合物としてはゼラチン等がある。
これらの水溶性高分子はQ、0/〜10wt%の水溶液
として用いられる。マイクロカプセルの粒径は一〇μ以
下に調整される。一般に粒径がコOμを越えると印字画
質が劣りやすい。
特に、サーマルヘッドによる加熱を塗布層側から行う場
合には圧力カプリを避けるために♂μ以下が好ましい。
本発明に用いられる主成分であるジアゾ化合物、カップ
リング成分及び必要によシ用いる塩基性物質は、その内
のいずれか1種をマイクロカプセルの芯物質として用い
るか、あるいは2種を用いるか、あるいは3種を用いる
ことが出来る。コ種をマイクロカプセルの芯物質に含有
させる場合は、同一のマイクロカプセルでも、別々のマ
イクロカプセルでも良い。又、3種をマイクロカプセル
の芯物質に含有させる場合は、同一のマイクロカプセル
に3種を同時に含有させることは出来ないが、色々な組
み合わせがある。マイクロカプセルの芯物質に含有され
ない他の成分は、マイクロカプセルの外の感熱層に用い
られる。
本発明のアリールアルカノール化合物はマイクロカプセ
ルの芯にあっても、外にあっても良い。
マイクロカプセルを作るとき、マイクロカプセル化すべ
き成分を0.2wt%以上含有した乳化液から作ること
ができる。
本発明に用いられるジアゾ化合物、カップリング成分、
及び必要により用いる塩基性物質は、マイクロカプセル
の内部に含有されても、あるいはマイクロカプセルの外
部の感熱層に含有されても、ジアゾ化合物/重量部に対
してカップリング成分は0.7〜70重量部、塩基性物
質は0.7〜20重量部の割合いで使用することが好ま
しい。またジアゾ化合物はo、or〜r、Og/m2塗
布することが好ましい。
本発明に用いるジアゾ化合物、カップリング成分及び塩
基性物質はマイクロカプセル化されないときは、サンド
ミル等により水溶性高分子と共に固体分散して用いるの
がよい。好ましい水溶性高分子としてはマイクロカプセ
ルを作るときに用いられる水溶性高分子が挙げられる。
このとき水溶性高分子の濃度は2〜30wt%であり、
この水溶性高分子溶液に対してジアゾ化合物、カップリ
ング成分、塩基性物質は、それぞれ!〜4tOwtチに
なるように投入される。
分散された粒子サイズは70μ以下が好ましい。
本発明の感熱記録材料には、更に熱発色性を向上させる
目的でエーテル、フェノール、スルホンアミド、カルボ
ン酸アミド、エステル、ケトン等各種の化合物をアリー
ルアルカノール化合物と併用してもよい。
一一ベンジルオキシナフタレン、’  P−ビフェニル
オキシーコーフェニルエタン、コーベンゾイルオキシナ
フタレン、コーフエノキシアセチルオキシナフタレン、
’P−クロロベンジルオキシナフタレン、/−ヒドロキ
シ−2−フェノキシカルボニルナフタレン、/、(−ビ
スフェノキシブタン、/、、2−ビス−m−トリルオキ
シエタン、/−フェノキシ−2−p−エチルフェノキシ
エタン、/、2−ジフェノキシエタン、/−フェノキシ
−2−p−クロロフェノキシエタン、ビス(フェノキシ
エチル)オギザレート、/−フェノキシ−2−p−メト
キシフェノキシエタン、β−クロロエトキシナフタレン
、/−7エノキシーコーp−トリルオキシエタン、ビス
(フェノキシエチル)カーボネート、とフェニル−β−
メトキシエチルエーテル、p−ビフェニル−β−シクロ
ヘキシルオキシエチルエーテル、β−シアノエトキシナ
フタレン、β−クロロエトキシ−p−ビフェニル、コー
フエノキシフェニルオキシカルボニルフェノール、’P
−ビフェニルオキシカルボニルフェノール、コーβ−ナ
フチルオキシカルボニルフェノール、ビス(J−p−メ
トキシフェノキシエチル)エーテル、ビス(2−p−エ
トキシフェノキシエチル)エーテル、ビス(−2−p−
メトキシフェノキシエトキシ)メチルエーテル、/、2
−ビスグーメトキシチオフェノキシエタン、などのエー
テルあるいはブチルフェノール、p−t−オクチルフェ
ノール、p−α−クミルフェノール、pl  、(ブチ
ルフェノール、λ、r−ジメチルフェノール、λ、4t
、r−ト’)メチルフェノール、3−メチル−9−イソ
プロピルフェノール、p−ベンジルフェノール、0−シ
クロヘキシルフェノール、p−(ジフェニルメチル)フ
ェノール、p−(α、α−ジフェニルエチル)フェノー
ル、〇−フェニルフェノール、p−ヒドロキシ安息香酸
エチル、p−ヒドロキシ安息香酸クロロピル、p−ヒド
ロキシ安息香酸ブチル、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジ
ル、p−メトキシフェ/−A、、p−ブトキシフェノー
ル、p−へブチルオキシフェノール、p−ベンジルオキ
シフェノール、3−ヒドロキシフタル酸、ジメチルバニ
リン、コ、オージェチルフェノール、/、/−ビス(g
−ヒドロキシフェニル)ドデカン、/、/−ビス(4t
−ヒドロキシフェニル)−2−エチル−ヘキサン、/。
/−ビス(4t−ヒドロキシフェニル)−コーメチルー
ベンタン、コ、2−ビス(クーヒドロキシフェニル)−
へブタン、バニリン、J−t−7”チル−<t−メhキ
シフェノール、コ、に一ジメトキシフェノール、2.2
’−ジヒドロキシ−な−メトキシベンゾフェノン、β−
レゾルシン酸フェノキシエチルエステル、オルセリン酸
−α−メチルベンジルエステル、ヒドロキシ桂皮酸メチ
ルなどのフェノール類又はエチルベンゼンスルホンアミ
ド、トルエンスルホンアミド、メトキシベンゼンスルホ
ンアミド、エチルトルエンスルホンアミド、クロロエト
キシベンゼンスルホンアミト、(イソ)プロピルベンゼ
ンスルホンアミド、エトキシトルエンスルホンアミド、
t−アミルベンゼンスルホンアミド、ジエチルベンゼン
スルホンアミド、アリルベンゼンスルホンアミド、エト
キシベンゼンスルホンアミド、シクロヘキシルベンゼン
スルホンアミドなどのスルホンアミド類あるいは、ベン
ツアミド、m−メトキシベンツアミド、メチルベンツア
ミド、エチルベンツアミド、イソプロピルベンツアミド
、ブチルベンツアミド、t−アミルベンツアミド、シク
ロヘキシルベンツアミド、シアノベンツアミド、ニコチ
ンアミド、ピコリンアミド、ナフトアミド、フェニルペ
ンツアミド、クロロベンツアミド、0−クロロベンツア
ミド、メトキシクロロベンツアミド、メトキシトルアミ
ド、エトキシベンツアミド、ブチルベンツアミド、ジメ
チルナフトアミド、トリメチルベンツアミド、ジメチル
クロロベンツアミド、ジメトキシクロロベンツアミド、
ジメトキシベンツアミド、ジエトキベンツアミド、クロ
ロフェノキシアセトアミド、ピバロイルアミド、コーエ
チルヘキサン酸アミド、p−アセトキシベンツアミド、
ジエチルアミノベンツアミド、フタルアミド、メトキシ
カルボニルベンツアミド、メトキシナフトアミド、ベン
ジルベンツアミド、クロロエチルベンツアミド、クロロ
エトキシベンツアミド、シアノベンツアミド、ベンジル
オキシベンツアミドなど、更に好ましくは、0−トルア
ミド、0−クロロベンツアミド、p−エチルベンツアミ
ド、p−イソプロピルベンツアミド、p−フェニルベン
ツアミド、α−トルアミド、J、4t−ジクロロベンツ
アミド1.2,4を一ジメチルペンツアミド、OXm又
はp−メトキシベンツアミド、0、m又はp−エトキシ
ベンツアミド、コ、クージェトキシペンツアミド、9−
エトキシーコーヒドロキシベンツアミド、アセトキシベ
ンツアミド、o、m又はp−ブトキシベンツアミドなど
のアミド化合物があげられる。
これらの化合物は、マイクロカプセルの芯物質と共にマ
イクロカプセルを作るか、あるいは感熱記録材料の塗布
液に添加してマイクロカプセルの外に存在させて用いる
ことができるが、芯物質と共にマイクロカプセルを作る
方が好ましい。いずれの場合も使用量は、カップリング
成分1重量部に対して0.07〜70重量部、好ましく
は0゜7〜!重量部であるが、所望の発色濃度に調節す
るために、適宜選べばよい。
本発明の感熱記録材料には、光定着後の地肌部の黄着色
を軽減する目的で光重合性組成物等に用いられる遊離基
発生剤(光照射によ沙遊離基を発生される化合物)を加
えることができる。遊離基発生剤としては、芳香族ケト
ン類(例えばベンゾフェノン、&、&’−ビス(ジメチ
ルアミノ)ベンゾフェノン、g、4t’−ビス(ジエチ
ルアミノ)ベンゾフェノン、9−メトキシ−a /  
(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、g、4t’−ジメ
トキシベンゾフェノン、ゲージメチルアミノベンゾフェ
ノン、グーメトキシ−3,3′−ジメチルベンゾフェノ
ン、l−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、ゲ
ージメチルアミノアセトフェノン、λ−メチルー/−(
g−(メチルチオ)フェニル〕−コーモルホリノープロ
パノン−7−アセトフェノン−ペンジル)、環状芳香族
ケトン類(例えば、フルオレノン、アントロン、キサン
トン、チオキサントン、λ−クロルチオキサントン、2
,4t−ジメチルチオキサントン、コ、クージエチルチ
オキサントン、アクリドン、N−エチルアクリドン、ベ
ンズアントロン)、キノン類(例えば、ベンゾキノン、
2..3.j−)リメチルーg−ブロモベンゾキノン、
λ1g−ジーn−デシルベンゾキノン、/、4t−ナフ
トキノン、λ−イソプロポキシー/、(j−ナフトキノ
ン、l、2−ナフトキノン、アントラキノン、−−クロ
ル−アントラキノン、コーメチルアントラキノン、2−
tert−ブチルアントラキノン、フエナントラキノン
)、ベンゾイン、ベンゾインエーテル類(例えばベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、2、
コージメトキシーコーフェニルアセトフェノン、α−メ
チロールベンゾインメチルエーテル)、芳香族多項炭化
水素類(例えば、ナフタレン、アントラセン、フェナン
スレン、ピレン)、アゾ化合物(例えば、アゾビスイソ
ブチロニトリル、α−アゾ−7−シクロヘキサンカルボ
ニトリル、アゾビスバレロニトリル)、有機ジスルフィ
ド類(例えば、チウラムジスルフィド)、ア゛シルオキ
シムエステル類(例、l’、ベンジル−(0−エトキシ
カルボニル)−α−モノオキシム)が挙げられる。
添加する量は、ジアゾニウム化合物/重量部に対して、
遊離基発生剤を0.07〜!重量部が好ましい。更に好
ましくは0.7〜/重量部の範囲である。
ジアゾニウム塩と共に該遊離基発生剤をマイクロカプセ
ルの芯物質として内包することにより前述の光定着後の
地肌部の黄着色を軽減することができる。
本発明の感熱記録材料には、光定着後の地肌部の黄着色
を軽減する目的でエチレン性不飽和結合を有する重合可
能な化合物(以下、ビニルモノマーと呼ぶ)を用いるこ
とができる。ビニルモノマーとは、その化学構造中に少
なくとも7個のエチレン性不飽和結合(ビニル基、ビニ
リデン基等)を有する化合物であって、七ツマ−、プレ
ポリマー、すなわち二量体、3量体および他のオリゴマ
ーそれらの混合物ならびKそれらの共重合体などの化学
的形態をもつものである。それらの例としては不飽和カ
ルボン酸およびその塩、不飽和カルボン酸と脂肪族多価
アルコール化合物とのエステル、不飽和カルボン酸と脂
肪族多価アミン化合物とのアミド等があげられる。
ビニルモノマーはジアゾ化合物/重量部に対して0.2
〜20重量部の割合いで用いる。好ましくは7〜10重
量部の割合いである。
ビニルモノマーはジアゾ化合物と共にマイクロカプセル
の芯物質に含有して用いるが、このとき芯物質の溶媒(
もしくは分散媒)として用いられる有機溶媒の1部また
は全部をとニルモノマーに替えることができるが、芯物
質を硬化させる程添加する必要はない。
本発明の感熱記録材料においてジアゾ化合物を芯物質と
して含有する場合、マイクロカプセルノ外にカップリン
グ反応失活剤を含有させることによって、水相に存在す
るジアゾ化合物及び不完全ナカフセル内のジアゾ化合物
(すなわち、カプセル壁によって完全にはブロックされ
ていないジアゾ化合物)とカップリング反応失活剤とが
反応し、ジアゾ化合物がカップリング反応(発色反応)
能力を失わせ、カプリを防止することができる。
カップリング反応失活剤としては、ジアゾ化合物を溶解
した溶液の着色を減少させる物質であればよく、ジアゾ
化合物を水あるいは有機溶媒に溶解しておいて、これに
水あるいは有機溶媒に溶解した他の化合物を加えてジア
ゾ化合物の色の変化を見ることによって選択できる。
具体的には、ハイドロキノン、重亜硫酸ナトリウム、亜
硝酸カリウム、次亜リン酸、塩化第1錫、ホルマリン等
が挙げられる。この他にに、H。
Sawn ders著[The Aromatic D
iazo−Compounds and Their 
TechnicalApplications J M
、 C,、M、 A、 (Cant ab、)B、 S
c、 (London)  / q <t q年発行、
ior頁〜304頁に記載のものからも選ぶことができ
る。
カップリング反応失活剤は、好ましくは失活剤自体が着
色の少いものであり、副作用の少いものである。更に好
ましくは水溶性の物質である。
カップリング反応失活剤は、ジアゾ化合物の熱発色反応
を阻害しない程度に用いられるが、通常ジアゾ化合物1
モルに対して失活剤を0.07モル乃至2モルの範囲で
用いられる。更に好ましくは0.02モル乃至1モルの
範囲で用いられる。
本発明のカップリング反応失活剤は、溶媒に溶かした後
ジアゾ化合物を含んだマイクロカプセルを分散した液、
あるいはカップリング剤あるいは塩基性物質を分散した
液あるいは、これらの混合液に加えることによって用い
られる。好ましくは、失活剤を水溶液にして用いる。
本発明の感熱記録材料には熱ヘッドに対するスティッキ
ングの防止や筆記性を改良する目的で、シリカ、硫酸バ
リウム、酸化チタン、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、
炭酸カルシウム等の顔料や、スチレンビーズ、尿素−メ
ラミン樹脂等の微粉末を使用することができる。
また同様に、スティッキング防止のために金属石けん類
も使用することができる。これらの使用量としては0.
2〜7 g / m 2である。
更に本発明の感熱記録材料には、熱記録濃度を上げるた
めに熱融解性物質を用いることができる。
熱融解性物質としては常温では固体で、サーマルヘッド
による加熱で融解する融点!θ〜/!0°Cの物質であ
り、ジアゾ化合物、カップリング成分あるいは塩基性物
質を溶かす物質である。熱融解性物質はθ、7〜70μ
の粒子状に分散して、固形分0.2〜7g/m2の量で
使用される。熱融解性物質の具体例としては、脂肪酸ア
ミド、N置換脂肪酸アミド、ケトン化合物、尿素化合物
、エステル等が挙げられる。
本発明の感熱記録材料には適当なバインダーを用いて塗
工することができる。
バインダーとしてはポリビニルアルコール、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、アラビヤゴム、ゼラチン、ポリビニル
ピロリドン、カゼイン、スチレン−ブタジェンラテック
ス、アクリロニトリル−ブタジェンラテックス、ポリ酢
酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、の各種エマルジョンを用いることができ
る。使用量は固形分0.!−jg/m2である。
本発明では以上の素材の他に酸安定剤としてクエン酸、
酒石酸、シュウ酸、ホウ酸、リン酸、ビロリン酸、を添
加することができる。
本発明の感熱記録材料は、ジアゾ化合物、カップリング
成分、の主成分及び塩基性物質やその他の添加物を含有
した塗布液を作シ、紙や合成樹脂フィルム等の支持体の
上にバー塗布、ブレード塗布、エアナイフ塗布、グラビ
ア塗布、ロールコーティング塗布、スプレー塗布、ディ
ップ塗布等の塗布法により塗布乾燥して固形分2.!〜
2!g/rn2の感熱層を設ける。また別な方法として
カップリング成分、の主成分及び塩基性物質やその他の
添加物をマイクロカプセルの芯物質として添加するか、
あるいは固体分散するか、あるいは水溶液として溶解し
た後混合して塗布液を作り、支持体上に塗布、乾燥して
固形分=〜/ Og / m 2のプレコート層を設け
、更にその上に主成分であるジアゾ化合物とその他の添
加物をマイクロカプセルの芯物質として添加するか、あ
るいは固体分散するかあるいは水溶液として溶解した後
混合して作った塗布液を塗布、乾燥して固形分/〜/!
g/m2の塗布層を設けた積層型にすること°も可能で
ある。積層型の感熱記録材料は積層の頭序が前記の積層
が逆のものも可能であり、塗布方法としては積層の遂次
塗布あるいは同時塗布も可能である。この積層型の感熱
記録材料は特に長期の生保存性に優れた性能が得られる
また支持体の上に特願昭オ?−/77449号明細書等
に記載した中間層を設けた後感熱層を塗布することもで
きる。
支持体に用いられる紙としてはアルキルケテンダイマー
等の中性サイズ剤によシサイジングされた熱抽出pH6
〜りの中性紙(特開昭!j−/&コ♂7号記載のもの)
全記載ると経時保存性の点で有利である。
また紙への塗液の浸透を防ぎ、また、記録熱ヘッドと感
熱記録層との接触をよくするには、特開昭17−//ぶ
6?2号に記載の、 かつ、ペラ゛り平滑度90秒以上の紙が有利である。
また特開昭It−/3t4t92号に記載の光学的表面
粗さが?μ以下、かつ厚みが<10〜7!μの紙、特開
昭jr−4909/号記載の密度0゜9g/cm3以下
でかつ光学的接触率が/!チ以上の紙、特開昭!♂−乙
9097号に記載のカナダ標準濾水度(JIS  P/
/2/)で4t00cC以上に叩解処理したパルプより
抄造し、塗布液のしみ込みを防止した紙、特開昭jr−
Artり1号に記載の、ヤンキーマシンによυ抄造され
た原紙の光択面を塗布面とし発色濃度及び解像力を改良
するもの、特開昭j?−3!91!を号に記載の、原紙
にコロナ放電処理を施し、塗布適性を改良した紙等も本
発明に用いられ、良好な結果を与える。
これらの他通常の感熱記録紙の分野で用いられる支持体
はいずれも本発明の支持体として使用することができる
本発明の感熱記録材料は、高速記録の要求されるファク
シミリや電子計算機のプリンター用紙として用いること
ができ、しかも加熱印字後、露光して未反応のジアゾ化
合物を分解させることKよシ定着することができる。こ
の他に熱現像型複写紙としても用いることができる。
「実施例」 以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。なお添加量を示す「部」は「重量部」を表わ
す。
「発明の実施例」 実施例/ 下記ジアゾ化合物3.4tj部及びキシリレンジイソシ
アネートとトリメチロールプロ/ξンノ(3:/)付加
物//部をリン酸トリクレジル29部と酢酸エチル5部
の混合溶媒に添加し、溶解した。
このジアゾ化合物の溶液を、ポリビニルアルコール1.
2部が水12部に溶解されている水溶液に混合し、−〇
〇〇で乳化分散し、平均粒径コ、!μの乳化液を得た。
得られた乳化液に水700部を加え、攪はんしながらご
0°Cに加温し、2時間後にジアゾ化合物を芯物質に含
有したカプセル液を得た。
(ジアゾ化合物) ひ;411g 次に、コーヒドロキシ−3−す7ト工酸アニリド10部
とトリフェニルグアニジン10部tj%ポリビニルアル
コール水溶液700部に加えてサンドミルで約2’1時
間分散し、平均粒径3μのカップリング成分とトリフェ
ニルグアニジンの分散物を得た。
ニルアルコール水溶液100部、水700部を加えては
イントシ二一カ一で2時間分散し平均粒径以上のように
して得られたジアゾ化合物のカプセル液10部にカップ
リング成分と、トリフエニの分散物2r部を加えて塗布
液とした。この塗布液を平滑な上質紙(J−Og/m2
)にコーティングパーを用いて乾燥重量10g/m2に
なるように塗布し5r0c3o分間乾燥し、感熱材料を
得た。
/と同様にして感熱記録材料を得た。
/と同様にして感熱記録材料を得た。
それらの結果を第2表にしめす。一方、定着部分に対し
再度熱記録を行ったところいずれも画像記録されず定着
されていることが確認された。
この結果から本発明の化合物の効果が、画像濃度の向上
に著しく有効であることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上にジアゾ化合物及びカップリング成分を含有す
    る記録層を塗設した感熱記録材料において、アリールア
    ルカノール化合物を少なくとも一種以上該記録層中に含
    むことを特徴とする感熱記録材料。
JP61042143A 1986-02-27 1986-02-27 感熱記録材料 Pending JPS62199483A (ja)

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