JPS63115785A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPS63115785A
JPS63115785A JP61262098A JP26209886A JPS63115785A JP S63115785 A JPS63115785 A JP S63115785A JP 61262098 A JP61262098 A JP 61262098A JP 26209886 A JP26209886 A JP 26209886A JP S63115785 A JPS63115785 A JP S63115785A
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acid
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Nobuhiro Kurihara
栗原 延浩
Kotaro Nakamura
中村 孝太郎
Katsuhiko Watanabe
克彦 渡辺
Masato Satomura
里村 正人
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/52Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の感熱記録材料に関するものであり、特に定着
可能なジアゾ系感熱記録材料に関するものである。
「従来の技術」 感熱記録方法に用いられる記録材料として通常ロイコ発
色型感熱記録材料が用いられている。しかしながら、こ
の感熱記録材料は記録後の過酷な取り扱いや加熱あるい
は溶剤類の付着により予期しない所に発色し、記録画像
を汚してし捷う欠点を持っている。このような欠点のな
い感熱記録材料として、近年ジアゾ発色型感熱記録材料
の研究が活発に行われている。例えば特開昭17−/2
JOIt号、画像電子学会誌、ii、2り0(/りrコ
)等に開示されているが、ジアゾ化合物、カップリング
成分及び塩基性成分(熱によって塩基性となる物質もふ
くむ)を用いた記録材料に熱記録し、そのあと光照射を
行って未反応のジアゾ化合物を分解して発色を停止させ
るものである。
確かに、この方法によれば記録不要な部分の発色を停止
C以下、定着と呼ぶ)させる事が出来る。
しかしこの記録材料も保存中てプレカップリングが徐々
に進み、好ましくない着色(カブリ)が発生することが
ある。このために発色成分の内いずれか7種を不連続状
態の粒子の形で存在させることKより、成分間の接触を
防ぎ、プレカップリングを防止することが行われている
が、記録材料の保存性C以下、生保存性と呼ぶ)がまだ
充分でないうえ熱発色性が低下するという欠点がある。
他の対策として成分間の接触を最小にするために、ジア
ゾ化合物とカップリング成分とを別層として分離するこ
とが知られている(例えば前記の、特開昭!7−lコ3
ort号に記載)。この方法は生保存性は良好に改善さ
れるものの熱発色性の低下が大きく、ノルス巾の短い高
速記録には応答できず実用的ではない。更に生保存性と
熱発色性の両方を満足させる方法としてカップリング成
分及び塩基性物質のいずれかを非極性ワックス状物質(
特開昭57−1≠lq1号、特開昭!7−l弘コ乙3乙
号)や、疎水性高分子物質f特開昭!7−/タコタμ≠
号)でカプセル化することにより他の成分と隔離するこ
とが知られている。しかしこれらのカプセル化方法は、
ワックスあるいは高分子物質をそれらの溶媒で溶解し、
それらの溶液中に発色成分を溶解するかあるいは分散し
てカプセルを形成するものであつが芯物質の回りを殻で
おおったカプセルとはその機能が異なる。そのために発
色放物を溶解して形成した場合は、発色成分がカプセル
の芯物質とならずにカプセル化物質と均一に混合し、カ
プセルの壁外面で保存中にプレカップリングが進行して
充分な生保存性が得られない。また発色成分を分散して
形成した場合は、カプセルの壁が熱融解しないと発色反
応を生じないので熱発色性が低下する。更にカプセルを
形成した後ワックスあるいは高分子物質を溶解するのに
用いた溶媒を除去しなければならないという製造上の問
題があり充分満足され、るものではない。
そこで、これらの問題を解決するために発色反応にかか
わる成分のうちの少なくとも/種を芯物質に含有し、こ
の芯物質の周囲に重合によって壁を形成してマイクロカ
プセル化する方法によって優れた感熱記録材料が得られ
ることを見出した。
「発明が解決しようとしてする問題点」ところが、この
マイクロカプセル化の方法だよる感熱記録材料において
も、まだ熱発色性が十分でなく、また熱記録後の長期保
存により、画像記録部分の光学濃度が見かけ上低下する
場合があり、更に改善が望まれていた。
「発明の目的」 そこで、本発明の第7の目的は、熱応答性に優れるとと
もに熱発色性の高い感熱記録材料を提供することにある
また本発明の第2の目的は、熱記録後の長期保存による
記録画像濃度の低下が少ない感熱記録材料を提供するこ
とにある。
「間頌点を解決するだめの手段」 本発明者等は鋭意研究の結果、支持体上にジアゾ化合物
及びカップリング成分を含有する記録層を塗設した感熱
記録材料において、下記一般式(1)で示される化合物
を該記録層中に含有することを特徴とする感熱記録材料
により本発明の目的は達成された。なお上記一般式中、
Xは酸素原子、置換または無置換のアミン残基またはイ
オウ原子を示し、Rはエステル基、カルボニル基、アミ
ド基、ハロゲン原子またはニトリル基のうち少なくとも
一種を置換基として含むアルキル基またはアリール基を
示す。
一般式(I)において、Rがエステル基、カルボニル基
、アミド基を置換基として含む場合、Rは下記一般式r
111に示される構造であることが好ましい。
−R1−Y1−R2f II ) 上記一般式(T11において、Ylはエステル基、カル
ボニル基、アミド基のうちいずれかを示し、R□は炭素
計/〜IOの置換またVi#置換のアルキレン基または
シクロアルキレン基、炭素数z〜/2の置換または無置
換のアリーレン基を含むコ価の基で、特にメチレン基が
好ましい。またR2は置換着たけ無置換のアルキル基ま
たはアリール基を示す。
上記一般式(II)において、Rがハロゲン原子または
ニトリル基を含む場合、Rは下記一般式(m)に示され
る構造であることが好ましい。
−R1’−Y2    (III) 上記一般式(III)において、Y2はノ・ロゲン原子
またはニトリル基を示し、R1′は炭素数l〜IOの置
換または無置換アルキレン基オたけシクロアルキレン基
を示す。
本発明(ておける一般式rI’lで示される化合物とし
ては、融点zo0cm1zo0c、、特に6j’C−2
00’Cの化合物が好寸しい。更に又、水に対する溶解
度がμ以下、特VCo、z以下のものが記録材料の耐保
存性の点から好ましい。
また本発明において、ジアゾ化合物もしくはカップリン
グ成分のいずれか一方はマイクロカプセル中に含有され
ていることが好ましい。
本発明のマイクロカプセルは、従来の記録材料に用いら
れているように熱や圧力によって破壊してマイクロカプ
セルの芯に含有されている反応性物質とマイクロカプセ
ル外の反応性物質を接触させて発色反応を生じさせるも
のではなく、マイクロカプセルの芯及び外に存在する反
応性物ff’に加3熱することによって、主としてマイ
クロカプセル壁を透過して反応させるものである。
本発明者らは、このようなマイクロカプセル各゛用いた
感熱記録材料を鋭意研究した結果、午保存性が優れ、熱
発色性を良好ドし、かつ熱記録で(の長期保存による記
録画像の光学濃度の低下をなくする為に、前記ジアゾ成
分及びプ・ツブ゛ ング成分の他に層内に一般式II)
に示す化合物を含1せることか極めて効果的であること
を児出した。
本発明に係る一般式(I)で示される化合物の具体例と
しては、例えば下記のものが#げL’、+ f”(る。
[114(−ヒドロキシフェノキシ酢酸メ・フル(2)
  ≠−ヒドロキシフェノキシ1ffii 酸エザ1(
3)  μmヒドロキシフェノキシ酢k ・−n −メ
チル +41  ≠−ヒドロキシフェノキシ酢酸フェニル(5
)  弘−・ヒドロキシフェノキシ酢酸ベンジル(6)
  4’−ヒドロキシフェノキシプロピオン酸メチル (71酢酸−μmヒドロキシフェノキシメチル(81プ
ロピオン酸−μmヒドロキシフェノキシメチル (91安息香酸−μmヒドロキシフェノキシメチル αα 酢e−a−ヒドロキシフェノキシエチルα1) 
 μmヒドロキシフェニルチオ酢酸メチルα3+−ヒド
ロキシフェニルチオ酢酸エチルα3)4t−ヒドロキシ
フェニルチオ酢酸ベンジルーダ α−≠−ヒドロキシフ
ェノキシアセトンα5144−ヒドロキシフェノキシメ
チルフェニルケトン 鰻 α−μmヒドロキシフェニルチオアセトンα7) 
 μmヒドロキシフェニルチオメチルフェニルケトン αSN−メチル−μmヒドロキシフェノキシ酢酸アミド α9N−ベンジルーダ−ヒドロキシフェノキシ酢酸アミ
ド (21+−ヒドロキシフェノキシアセトニトリルQυ 
p−J−クロロエトキシフェノ−A−の び−ヒドロキ
シフェニルアミン酢酸メチへ123N−メチル−≠−ヒ
ドロキシフエユh・アミノ酢酸アミド 等があげられる。
本発明に用いられるジアゾ化合物に、一般S敞ArN2
  X  (式中、Ar1t芳呑族部分を表ワ(、。
N2+はジアゾニウム基を表わし2、X−に醇ア !5
ンを表わす。)で示されるジアゾニウム塩で)、す、カ
ップリング成分とカップリング反応を起して発色するこ
とができるし、また光によって分解す、”:1ことがで
きる化合物である。
芳香族部分としては、具体的には下記一般式のものが好
ましい。
n 式中、Yは水素原子、置換アミノ基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アリールチオ基、アルキルチオ基又は
、アシルアミノ基を表わし、Rは水素原子、アルキル基
、アルコキシ基、アリールオキシ基、アリールアミノ基
又はハロゲン(I。
Br、(J、F)を表わす。n tri /又はλを表
わす。
Yの置換アミノ基としては、モノアルキルアミノ基、ジ
アルキルアミノ基、アリールアミノ基、モルホリノ基、
ピはリジノ基、ピロリジノ基等が好ましい。
塩を形成するジアゾニウムの具体例としては、≠−ジア
ゾ−7−ジメチルアミンベンゼン、μ−ジアゾー/−ジ
エチルアミノベンゼン、4−ジアゾ−/−ジプロピルア
ミノベンゼン、ダージアゾー/−メチルベンジルアミノ
ベンゼン、≠−ジアゾ−7−ジベンジルアミノベンゼン
、弘−ジアゾ−1−エチルヒドロキシエチルアミンベン
ゼン、μmジアゾ−l−ジエチルアミン−3−メトキシ
ベンゼン、≠−ジアゾ−7−ジメチルアミノーコーメチ
ルベンゼン、≠−シア7”−/−ベンゾイルアミノ−2
,!−ジエトキシベンゼン、≠−シアシーl−モルホリ
ノベンゼン、≠−ジアゾーl−モルホリノーλ、!−ジ
ェトキシベンゼン、≠−ジアゾー/−モルホリノー2.
!−ジブトキシベンゼン、≠−ジアゾ−7−アニリノベ
ンゼン、グージアゾ−/−トルイルメルカブトーコ、j
−ジェトキシベンゼン、弘−ジアゾ−/、4t−メトキ
シベ/シイルアミノ−J、!−ジェトキシベンゼン、弘
−ジア/−/−ピロリジノーコーエチルベンゼン等が挙
げられる。
酸アニオンの具体例としては、CnF2H+IC0O−
(nは3〜りの整数)、CmF2m+1so3−1 m
l”tJ 〜r o整数)、(CtF2t+1802 
)2 CH−t tは1〜/lrの整数)、B (cs
:E(s >4−1H C(CH3)3 (nは3〜りの整数) CH3 (nは3〜りの整数) BF4−1PF6−等が挙げられる。
特に酸アニオンとしては、パーフルオロアルキル基もし
くはパーフルオロアルケニル基を含んだもの、あるいは
PF6−が生保存中におけるカブリの増加が少なく好ま
しい。
ジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)の具体例としては、例
えば下記の例が挙げられる。
C4H9 QC4H9 0C2H5 CICH3)3 C4H9 0C2H。
QC4H。
本発明に用いられるカップリング成分としては塩基性雰
囲気でジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)とカップリング
して色素を形成するものであり、具体例、!:L、ては
レゾルシン、フロログルシン、2゜3−ジヒドロキシナ
フタレン−6−スルホン酸ナトリウム、l−ヒドロキシ
ーコーナフトエ酸モルホリノプロピルアミド、/、j−
ジヒドロキシナフタレン、コ、3−ジヒドロキシナフタ
レン、コ。
3−ジヒドロキシ−2−スルファニルナフタレン、ノー
ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モルホリノプロピルアミド
、ノーヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニリド、2−ヒド
ロキシ−3−ナフトエ酸−2′−メチルアニリド、ノー
ヒドロキシ−3−ナフト、工酸エタノールアミド、コー
ヒドロキシー3−ナフトエ酸オクチルアミド、ユーヒド
ロキシ−3−ナフトエ酸−N−ドデシル−オキシ−プロ
ピルアミド、コーヒドロキシー3−ナフトエ酸テトラデ
シルアミド、アセトアニリド、アセトアセトアニリド、
ベンゾイルアセトアニリド、/−7エニルー3−メチル
−!−ピラゾロン、/−(2’、  グ′。
J ’ −) !J クロロフェニル)−3−ベンズア
ミド−よ−ピラゾロン、/−(コ′、μ′、6′−トリ
クロロフェニル)−3−アニリノ−1−ヒラ7’ロン、
/−フェニル−3−フェニルアセトアミド−よ−ピラゾ
ロン等が挙げられる。更にこれらのカップリング成分を
2種以上併用することによって任意の色調の画像を得る
ことができる。
本発明の感熱記録材料には発色を促進するために塩基性
物質を添加することが好ましいが、塩基性物質としては
、水難溶性ないしは、水不溶性の塩基性物質や加熱によ
ジアルカリを発生する物質が用いられる。
塩基性物質としては、無機及び有機アンモニウム塩、有
機アミン、アミド、尿素やチオ尿素及びその誘導体、チ
アゾール類、ピロール類、ピリミジン類、ピペラジン類
、グアニジン類、インドール類、イミダゾール類、イミ
ダシリン類、トリアゾール類、モルホリン類、ピペリジ
ン類、アミジン類、フォルムアジン類、ピリジン類等の
含窒素化合物が挙げられる。これらの具体例としては、
例えば酢酸アンモニウム、トリシクロヘキシルアミン、
トリベンジルアミン、オクタデシルベンジルアミン、ス
テアリルアミン、アリル尿素、チオ尿素、メチルチオ尿
素、アリルチオ尿素、エチレンチオ尿素、λ−ベンジル
イミダゾール、≠−フェニルイミタソール、コーフェニ
ルーμmメチルーイミダゾール、2−ウンデシル−イミ
ダシリン、コ、μ、j−)リフサル−2−イミダシリン
、/+コージフェニルー≠l≠−ジメチル−λ−イミダ
シリン、コーフェニルーコーイミダゾリン、l。
2.3−トリフェニルグアニジン、/、2−ジトリルグ
アニジン、l、2−ジシクロへキシルグアニジン、/、
2.j−)ジシクロへキシルグアニジン、グアニジント
リクロロ酢酸塩、N、N’−ジベンジルピはシリン、e
、g’−ジチオモルホリン、モルホリニウムトリクロロ
酢酸塩、コーアミノーベンゾチアゾール、2−ベンゾイ
ルヒドラジノ−ベンゾチアゾールがある。これらの塩基
性物質は、コ種以上併用して用いることもできる。
本発明は、マイクロカプセルの芯物質に含有する反応性
物質を水に不溶性の有機溶媒によって溶解または分散し
、乳化した後その回りにマイクロカプセル壁を重合によ
って形成するが、有機溶媒としてはtro0c以上の沸
点のものが好ましい。
具体的には、リン酸エステル、フタル酸エステル、その
他のカルボン酸エステル、脂肪酸アミド、アルキル化ヒ
フェニル、アルキル化ターフェニル、塩素化パラフィン
、アルキル化ナフタレン、ジアリールエタン等が用いら
れる。具体例としてはリン酸トリクレジル、リン酸トリ
オクチル、リン酸オクチルジフェニル、リン酸トリシク
ロヘキシル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、
フタル酸ジラウリル、フタル酸ジシクロヘキシル、オレ
イン酸ツチル、ジエチレングリコールジベンゾエート、
セパシン酸ジオクチル、セバシン酸ジブチル、アジピン
酸ジオクチル、トリメリット酸トリオクチル、クエン酸
アセチルトリエチル、マレイン酸オクチル、マレイン酸
ジブチル、イソプロピルビフェニル、イソアミルビフェ
ニル、、[2化パラフイン、ジイソプロピルナフタレン
、/、/’−ジトリルエタン、コ、弘−ジターシャリア
ミノフェノール、N、N−ジブチル−λ−フトキシー!
−ターシャリオクチルアニリン等が挙げられる。
これらのうち、フタル酸ジブチル、リン酸トリクレジル
、フタル酸ジエチル、マレイン酸ジブチル等のエステル
系の溶媒が特に好ましい。
本発明のマイクロカプセルは、反応性物質を含有し、た
芯物質を乳化した後、その油滴の周囲に高分子物質の壁
を形成して作られる。高分子物質を形成するりアクタン
トは油滴の内部及び/又は油滴の外部に添加される。高
分子物質の具体例としては、ポリウレタン、ポリウレア
、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、尿素
−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ポリスチレン
、スチレンメタクリレート共重合体、スチレン−アクリ
レート共重合体、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルアルコール等が屋げられる。
高分子物質は2種以上併用することもできる。
好ましい高分子物質はポリウレタン、ポリウレア、ポリ
アミド、ポリエステル、ポリカーボネートであり、更に
好捷しくはポリウレタン及びポリウレアである。
本発明のマイクロカプセル壁の作シ方としては特に油滴
内部からのりアクタントの重合によるマイクロカプセル
化法全使用する場合、その効果が大きい。即ち、短時間
内て、均一な粒径をもち、生保存性圧すぐれた記録材料
として好ましいカプセルを得ることができる。
この手法および、化合物の具体例については米国特許j
、72t、1011号、同3,7り6、乙tり号の明細
書て記載されている。
例えばポリウレタンをカプセル壁材として用いる場合に
は多価インシアネート及びそれと反応しカプセル壁を形
成する第2の物質Cたとえばポリオール)をカプセル化
すべき油性液体中に混合し水中に乳化分散し次に温度を
上昇することにより、油滴界面で高分子形成反応を起し
て、マイクロカプセル壁を形成する。このとき油性液体
中に低沸点の溶解力の強い補助溶剤を用いることができ
る。
この場合に、用いるポリイソシアネートおよびそれと反
応する相手のポリオール、ポリアミンについては米国特
許J、iri、 3r3号、同3゜77J、6り5号、
同3,723,2乙r号、特公昭μJ’−IIO3≠7
号、同≠ター2μijり号、特開昭er−rO/9/号
、同at−raort号に開示されており、それらを使
用することもできる。
又、ウレタン化反応を促進するためにすず塩などを併用
することもできる。
特に、第7の壁膜形成物質に多価イソシアネートを、第
2の壁膜形成物質にポリオールを用いると、生保存性が
良く好ましい。又、両者を組合せる事によって、反応性
物質の熱透過性を任意に変える事もできる。
第1の壁膜形成物質である多価インシアネートとしては
、例えば、m−フ二二レンジイソシアネート、p−フ二
二レンジイソシアネ−ト、2.4−トリレンジイソシア
ネート、λ、≠−トリレンジイソシアネート、ナフタレ
ン−1,タージイソシアネート、ジフェニルメタン−+
、4t’−ジイソシアネート1.!、3’−ジメトキシ
−μ、μ′−ビフェニルージイソシアネート、J、J’
−ジメチルジフェニルメタン−4,!Lt′−ジイソシ
アネート、キシリレン−1,タージイソシアネート、≠
、+L′−ジフェニルプロノンジインシアネート、トリ
メチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、プロピレン−/、−一ジイソシアネート、ブチ
レン−/、J−ジイソシアネート、シクロヘキシレン−
/、コージイソシアネート、シクロヘキシレン−/、タ
ージイソシアネート等のジインシアネート、μ、μ′、
4L“−トリフェニルメタントリイソシアネート、トル
エン−一、μ、6−ドリイソシアネートのごときトリイ
ソシアネート、り、μ′−ジメチルジフェニルメタンー
2.2’、t、t/−テトライソシアネートのごときテ
トライソシアネート、ヘキサメチレンジインシアネート
とトリメチロールプロパンの付加物、コ、≠−トリレン
ジイソシアネートとトリメチロールプロパンの付加物、
キシリレンジイソシアネートとトリメチロールプロパン
の付加物、トリレンジインシアネートとヘキサントリオ
ールの付加物のごときイソシアネートプレポリマーがあ
る。
第コの壁膜形成物質であるポリオールとしては、脂肪族
、芳香族の多価アルコール、ヒドロキシポリエステル、
ヒドロキシポリアルキレンエーテルのどときものがある
。好ましいポリオールとしては、2個の水酸基の間に下
記(Il、(■)、(III)又は(V)の基を分子構
造中に有する分子量が!000以下のポリヒドロキシ化
合物があげられる。
(I)  炭素数コ〜rの脂肪族炭化水素基■ (IV )−0−A r −C−A r −0−ここで
、(■)、(m)、(V)のArは1!換あるいは、無
置換の芳香族部分を表わし、(I)の脂肪族炭化水素基
とは、−CnH2n−を基本骨格とし、水素基が他の元
素と置換されていてもよい。
その具体例をあげると、(I)の例としては、エチレン
クリコール、/、J−iロパンジオール、/、≠−ブタ
ンジオール、/、j−ベンタンジオール、/、J−ヘキ
サンジオール、7.7−へブタンジオール、/、Ir−
オクタンジオール、プロヒレンクリコール、コツ3−ジ
ヒドロキシブタン、/、2−ジヒドロキシブタン、/、
J−ジヒドロキシブタン、コ、コージメチルー/、J−
プロパンジオール、λ、1LL−ベンタンジオール、コ
、J−ヘキサンジオール、3−メチル−7,!−ベンタ
ンジオール、/、≠−シクロヘキサンジメタツール、ジ
ヒドロキシシクロヘキサン、ジエチレングリコール、/
、2.j−)リヒドロキシヘキサン、フェニルエチレン
グリコール、/、/、/−トリメチロールプロ/耐ン、
ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、グリセリ
ンなどがあげられる。
(I[10例としては、/、弘−ジ(コーヒドロキシエ
トキシ)ベンゼン、レゾルシノールジヒドロキシエチル
エーテル等の芳香族多価アルコールとアルキレンオキサ
イドとの縮合生成物があげられる。
(m)の例としては、p−キシリレングリコール、m−
キシリレングリコール、α、α′−ジヒドロキシーp−
ジイソプロビルインゼン等があげられる。
(IV)の例としては、l、μ′−ジヒドロキシージフ
ェニルメタン、” p+  p’−ジヒドロキシジフェ
ニルメチル)ベンジルアルコール、ビスフェノールAK
エチレンオキサイドの付加物、ビスフェノール人にプロ
ピレンオキサイドの付加物などがあげられる。ポリオー
ルはイソシアネート基1モルに対して、水酸基の割合が
0.0λ〜λモルで使用するのが好ましい。
マイクロカプセルを作るときて、水溶性高分子を用いる
ことができるが水溶性高分子は水溶性のアニオン性高分
子、ノニオン性高分子、両性高分子のいずれでも良い。
アニオン性高分子としては、天然のものでも合成のもの
でも用いることができ、例えば−〇〇〇−1−803−
基等を有するものが挙げられる。具体的なアニオン性の
天然高分子としてはアラビヤゴム、アルギン酸などがあ
り、半合成品としてはカルボキシメチルセルロース、フ
タル化ゼラチン、硫酸化デンプン、硫酸化セルロース、
リグニンスルホン酸などがある。
又合成品としては無水マレイン酸系C加水分解したもの
も含む)共重合体、アクリル酸系(メタクリル酸系も含
む)重合体及び共重合体、ビニルベンゼンスルホン酸系
重合体及び共重合体、カルボキシ変性ポリビニルアルコ
ールなどがある。
ノニオン性高分子としては、ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース等がある
両性の化合物としてはゼラチン等がある。
これらの水溶性高分子は0.01〜10wt4の水溶液
として用いられる。マイクロカプセルの粒径は、20μ
以下に調整される。一般に粒径がλopを越えると印字
画質が劣りやすい。
特に、?−マルヘッドによる加熱を塗布層側から行う場
合には圧力カブリを避けるためにtμ以下が好ましい。
本発明に用いられる主成分であるジアゾ化合物、カップ
リング成分及び必要により用いる塩基性物質は、その内
のいずれか/aをマイクロカプセルの芯物質として用い
るか、あるいは2種を用いるか、あるいは3種を用いる
ことが出来る。コ種をマイクロカプセルの芯物質に含有
させる場合は、同一のマイクロカプセルでも、別々のマ
イクロカプセルでも良い。父、3種をマイクロカプセル
の芯物質に含有させる場合は、同一のマイクロカプセル
に3種を同時に含有させることは出来ないが、色々な組
み合わせがある。マイクロカプセルの芯物質に含有され
ない他の成分は、マイクロカプセルの外の感熱層に用い
られる。
本発明の一般式(11で示される化合物は、マイクロカ
プセルの芯にあっても、外にあっても良い。
マイクロカプセルを作るとき、マイクロカブセル化すべ
き成分をo、、2wt’1以上含有した乳化液から作る
ことができる。
本発明に用いられるジアゾ化合物、カップリング成分、
及び必要により用いる塩基性物質は、マイクロカプセル
の内部に含有されても、あるいはマイクロカプセルの外
部の感熱層に含有されても、ジアゾ化合物1重量部に対
してカップリング成分は0./〜io重量部、塩基性物
質は0./−コO重置部の割合いで使用することが好ま
しい。またジアゾ化合物は0.0j〜!、097m2塗
布することが好ましい。
本発明に用いるジアゾ化合物、カップリング成分及び塩
基性物質はマイクロカプセル化されないときは、サンド
ミル等により水溶性高分子と共に固体分散して用いるの
がよい。好ましい水溶性高分子としてはマイクロカプセ
ルを作るときに用いられる水溶性高分子が挙げられる。
このとき水溶性高分子の濃度はコ〜J Ow t 4で
あり、この水溶性高分子溶液に対してジアゾ化合物、カ
ップリング成分、塩基性物質は、それぞれ!〜lAOw
t憾になるよう投入される。
分散された粒子サイズはioμ以下が好捷しい。
本発明の感熱記録材料には、更に熱発色性を向上させる
目的でエーテル、フェノール、スルホンアミド、カルボ
ン酸アミド、エステル、ケトン、アリール、アルカノー
ル等各種の化合物をチオハイドロキノン誘導体と併用し
てもよい。
その一部を例示すれば1 .2−ベンジルオキシナフタレン /−p−ビフェニルオキシーコーフェニルエタン、2−
ベンゾイルオキシナフタレン 2−フェノキシアセチルオキシナフタレン2−p−クロ
ロベンジルオキシナフタレン/−ヒドロキシーコーフエ
ノキシカルボニルナフタレン、l9μmビスフェノキシ
ブタン/、2−ビス−m−トリルオキシエタンl−フェ
ノキシ−2−p−エチルフェノキシエタン、/、コーグ
フェノキシエタン l−フェノキシ−2−p−クロロフェノキシエタン、ビ
スCフェノキシエチル)オギザレート/−フェノキシ−
J−p−メトキシフェノキシエタン、β−クロロエトキ
シナフタレンl−フェノキシ−2−p−トリルオキシエ
タン、ビス(フェノキシエチル)カーボネート、ビフェ
ニル−β−メトキシエチルエーテル p−ビフェニル−β−シクロヘキシルオキシエチルエー
テル、β−シアノエトキシナフタレン、β−クロロエト
キシ−p−ビフェニル 2−フェノキシフェニルオキシカルボニルフェノール1
.2−p−ビフェニルオキシカルボニルフェノール、コ
ーβ−ナフチルオキシカル〆ニルフェノール、ビス(2
−p−メトキシフェノキシエチル)エーテル、ビス(,
2−1)−エトキシフェノキシエチル)エーテル ビス(2−p−メトキシフェノキシエトキシ)メチルエ
ーテル、7.2−ビスー弘−メトキシチオフエノキシエ
タン、などのエーテルあるいは、ブチルフェノール、p
−t−オクチルフェノール、p−α−クミルフェノール
、p−t−ペンチルフェノール、u、j−ジメチルフェ
ノール、21弘、j−)ジメチルフェノール、3−メチ
ル−μmイソプロピルフェノール、p−ベンジルフェノ
ール、0−シクロヘキシルフェノール、p−(ジフェニ
ルメチル)フェノール、p−(α、α−ジフェニルエチ
ル)フェノール、0−フェニルフェノール、p−ヒドロ
キシ安息香酸エチル、p−ヒドロキシ安息香酸クロロピ
ル、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル、p−ヒドロキシ安
息香酸ベンジル、p−メトキシフェノール、p−ブトキ
シフェノール、p−へブチルオキシフェノール、p−ベ
ンジルオキシフェノール、3−ヒドロキシフタル酸、ジ
メチルバニリン 2、j−ジエチルフェノール、/、/−ビス1μmヒド
ロキシフェニル)ドデカン、/、/−ビスCμmヒドロ
キシフェニル)−コーエチルーヘキサン、/、/−ビス
(lI−ヒドロキシフェニル)−λ−メチルーペンタン
、2.2−ビ゛ス(弘−ヒドロキシフェニル)−へブタ
ン、バニリンx−t−iチルー≠−メトキシフェノール
、コ。
2−ジメトキシフェノール、u、2’−ジヒドロキシ−
グーメトキシベンゾフェノン、β−レゾルシン酸フェノ
キシエチルエステル、オルセリン酸−α−メチルベンジ
ルエステル、ヒドロキシ桂皮酸メチルなどの7エノール
類又は、 エチルベンゼンスルホンアミド、トルエンスルホンアミ
ド、メトキシベンゼンスルホンアミド、エチルトルエン
スルホンアミド、クロロエトキシベンゼンスルホンアミ
ド、(イソ)プロピルベンゼンスルホンアミド、エトキ
シトルエンスルホンアミド、t−アミルベンゼンスルホ
ンアミド、ジエチルベンゼンスルホンアミド、アリルベ
ンゼンスルホンアミド、エトキシベンゼンスルホンアミ
ド、シクロヘキシルベンゼンスルホンアミドナトのスル
ホンアミド類あるいは、ベンツアミド、m−メトキシベ
ンツアミド、メチルベンツアミド、エチルベンツアミド
、イソプロピルベンツアミド、ブチルベンツアミド、t
−アミルベンツアミド、シクロヘキシルベンツアミド、
ジメチルベンツアミド、ニコチンアミド、ピコリンアミ
ド、ナフトアミド、フェニルベンツアミド、クロロベン
ツアミド、0−クロロベンツアミド、メトキシクロロベ
ンツアミド、メトキシトルアミド、エトキシベンツアミ
ド、ブチルベンツアミド、ジメチルナフトアミド、トリ
メチルベンツアミド、ジメチルクロロベンツアミド、ジ
メトキシクロロベンツアミド、ジメトキシベンツアミド
、ジェトキシベンツアミド、クロロフェノキシアセトア
ミド、ピバロイルアミド、コーエチルヘキサン酸アミド
、p−アセトキシベンツアミド、ジエチルアミノベンツ
アミド、フタルアミド、メトキシカルボニルベンツアミ
ド、メトキシナフトアミド、ベンジルベンツアミド、ク
ロロエチルベンツアミド、クロロエトキシベンツアミド
、シアノベンツアミド、ベンジルオキシベンツアミドな
どがあり、更に好ましく#d、o−)ルアミド、0−ク
ロロベンツアミド、p−エチルベンツアミド、p−イン
プロピルベンツアミド、p−フェニルベンツアミド、α
−トルアミド、29μmジクロロベンツアミド、λ、4
c−ジメチルベンツアミド、o、m又はp−メトキシベ
ンツアミド、o、m又はp−エトキシベンツアミド、X
、 4L−ジェトキシベンツアミド、弘−エトキシーコ
ーヒドロキシベンツアミド、アセトキシベンツアミド、
0%m又はp−ブトキシベンツアミドなどのアミド化合
物あるいは、ヒドロキシベンゾイン、p−メチルベンゾ
イン、p、p′−ジメチルベンゾイン、p−メトキシベ
ンゾイン、キシリレンジオール、ヒドロキシメチルビフ
ェニル、ヒドロキシメチルトルエン、p−メトキシベン
ジルアルコール、β、β−ビスーp−クロロフェニルエ
タノール、p−ヒドロキシベンジルアルコール、3−メ
トキシ−≠−ヒドロキシベンジルアルコール、3−ブト
キシ−弘−ヒドロキシベンジルアルコール、コツ3−ジ
ヒドロキシプロポキシビフェニル、l−7二ノキシー3
−p−ヒドロキシフェノキシプロパノール、コーヒ)”
0−11−ジメチル−弘−フェニルフェノール、α。
α−ビスヒドロキシフェニルメチルベンジルアルコール
、p−カルバモイルベンジルアルコール、p−スルファ
モイルベンジルアルコール、≠−β−フェネチルベンジ
ルアルコールナトノアリールアルカノール類があげられ
る。
これらの化合物は、マイクロカプセルの芯物質と共にマ
イクロカプセルを作るが、あるいは感熱記録材料の塗布
液に添加してマイクロカプセルの外に存在させて用いる
ことができるが、芯物質と共にマイクロカプセルを作る
方が好ましい。いずれの場合も使用量は、カップリング
成分/重量部に対して0.0/〜IO重量部、好ましく
は00l−よ重量部であるが、所望の発色濃度に調節す
るために、適宜選べばよい。
本発明の感熱記録材料には、光定着後の地肌部の黄着色
を軽減する目的で光重合性組成物等に用いられる遊離基
発生剤(光照射によシ遊離基を発生される化合物11に
加オることかできる。遊離基発生剤としては、芳香族ケ
トン類(例えばインシフエノン、≠、μ′−ビスCジメ
チルアミノ)ベンゾフェノン、弘、μ′−ヒスCジエチ
ルアミン)ベンゾフェノン、μmメトキシ−≠′(ジメ
チルアミノ)ベンゾフェノン、≠、μ′−ジメトキシベ
ンゾフェノン、≠−ジメチルアミノベンゾフェノン、μ
mメトキシ−3,3′−ジメチルベンゾフェノン、/−
ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、≠−ジメチ
ルアミノアセトフェノン、λ−)−fk−/−(≠−C
メチルチオ)フェニル〕−−−モルホリノープロパノン
ーl−アセトフェノン−ベンジル)、環状芳香族ケト/
類C例えば、フルオレノン、アントロン、キサントン、
チオキサントン、コークロルチオキサントン、2.4t
−ジメチルチオキサントン、29μmジエチルチオキサ
ントン、アクリドン、N−エチルアクリドン、ベンズア
ントロン)、キノン類C例えば、ベンゾキノン、x、j
、j−)ジメチル−& −フロモベンゾキノン、2.t
−ジ−n−デシルベンゾキノン、/、4t−ナフトキノ
ン、コーイソプロポキシー/、4cmナフトキノン、l
、コーナ7トキノン、アントラキノン、コークロルーア
ントラキノン、コーメチルアントラキノン1.2−1e
rt−ブチルアントラキノン、フエナントラキノン)、
ベンゾイン、ベンゾインエーテル類(例えばベンゾイン
メチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、コ。
コージメトキシーーーフェニルアセトフエノン、α−メ
チロールベンゾインメチルエーテル)、芳香族多環炭化
水素類C例えば、ナフタレン、アントラセン、フェナン
スレン、ピレン)、アゾ化合物(例えば、アゾビスイソ
ブチロニトリル、α−アソー/−シクロヘキサンカルボ
ニトリル、アゾビスバレロニトリル)、有機ジスルフィ
ド類(例えば、チウラムジスルフィド)、アシルオキシ
ムエステに頌(9+Itげ、ベンジル−(0−エトキシ
カルボニル)−α−モノオキシム)が挙げられる。
添加する量は、ジアゾニウム化合物1重量部に対して、
遊離基発生剤をo、oi−を重量部が好ましい。更に好
ましくは0./〜1重量部の範囲である。
ジアゾニウム塩と共に該遊離基発生剤をマイクロカプセ
ルの芯物質として内包することにより前述の光定着後の
地肌部の黄着色を軽減することができる。
本発明の感熱記録材料には、光定着後の地肌部の黄着色
を軽減する目的でエチレン性不飽和結合を有する重合可
能力化合物C以下、ビニルモノマーと呼ぶ)を用いるこ
とができる。ビニルモノマーとは、その化学構造中に少
なくと4部個のエチレン性不飽和結合Cビニル基、ビニ
リデン基等)を有する化合物であって、モノマー、プレ
ポリマー、すなわち、2t体、3t゛体および他のオリ
ゴマーそれらの混合物ならびにそれらの共重合体などの
化学的形態をもつものである。それらの例としては不飽
和カルボン酸およびその塩、不飽和カルボン酸と脂肪族
多価アルコール化合物とのエステル、不飽和カルボン酸
と脂肪族多価アミン化合物とのアミド等があげられる。
ビニルモノマーはジアゾ化合物1重量部に対して062
〜20重量部の割合いで用いる。好ましくは7〜10重
量部の割合いである。
ビニルモノマーはジアゾ化合物と共にマイクロカプセル
の芯物質だ含有して用いるが、このとき芯物質の溶媒C
もしくは分散媒)として用いられる有機溶媒の7部また
は全部をビニルモノマーに替えることができるが、芯物
質を硬化させる程添加する必要はない。
本発明の感熱記録材料においてジアゾ化合物を忘物・質
として含有する場合、マイクロカプセルの外にカップリ
ング反応失活剤を含有させること【てよって、水相に存
在するジアゾ化合物及び不完全なカプセル内のジアゾ化
合物fすなわち、カプセル壁によって完全にはブロック
されていないジアゾ化合物)とカップリング反応失活剤
とが反応し、ジアゾ化合物がカップリング反応(発色反
応)能力を失わせ、カプリを防止することができる。
カップリング反応失活剤としては、ジアゾ化合物を溶解
した溶液の着色を減少させる物質であればよく、ジアゾ
化合物を水あるいは有機溶媒に溶解しておいて、これに
水あるいは有機溶媒に溶解した他の化合物を加えてジア
ゾ化合物の色の変化を見ることによって選択できる。
具体的には、ハイドロキノン、重亜硫醍ナトリウム、亜
硝酸カリウム、次亜リン酸、塩化第1錫、ホルマリン等
が挙げられる。この他にに、 H。
Sawn  ders著rThe Aromatic 
 Diaz。
−Compounds  and  Their  T
echnicalApp 1ica tion s J
 M、 C,、M、 A、 ζCant ab、)B、
 Sc、 (London 1 /り≠り年発行、70
5頁〜306頁に記載のものからも選ぶことができる。
カップリング反応失活剤は、好ましくは失活剤自体が着
色の少いものであり、副作用の少いものである。更に好
1しくは水溶性の物質である。
カップリング反応失活剤は、ジアゾ化合物の熱発色反応
を阻害しない程度に用いられるが、通常ジアゾ化合物1
モルに対して失活剤をo、oiモル乃至−モルの範囲で
用いられる。更に好ましくは0.02モル乃至1モルの
範囲で用いられる。
本発明のカップリング反応失活剤は、溶媒に溶かした後
ジアゾ化合物を含んだマイクロカプセルを分散した後、
あるいけカップリング剤あるいは塩基性物質を分散した
液あるいは、これらの混合液に加えることによって用い
られる。好ましくは、失活剤を水溶液にして用いる。
本発明の感熱記録材料には熱ヘッドに対するスティッキ
ングの防止や筆記性を改良する目的で、シリカ、硫酸バ
リウム、酸化チタン、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、
炭酸カルシウム等の顔料や、スチレンビーズ、尿素−メ
ラミン樹脂等の微粉末を使用することができる。
オた同様に、スティッキング防止のために金属石けん類
も使用することができる。これらの使用量としては0.
2〜797m2である。
更に本発明のl!8熱記鍮材料には、熱記録濃度を上げ
るために熱融解性物質を用いることができる。
熱融解性物質としては常温では固体で、サーマルヘッド
による加熱で融解する融点jO〜)zoocの物質であ
り、ジアゾ化合物、カップリング成分あるいは塩基性物
質を溶かす物質である。熱融解性物質は0./〜10μ
の粒子状に分散して、固形分0.J〜7 r 7m2の
量で使用される。熱融解性物質の具体例としては、脂肪
酸アミド、N1tt換脂肪酸アミド、ケント化合物、尿
素化合物、エステル等が拳げられる。
本発明の感熱記録材料には適当なバインダーを用いて塗
工することができる。
バインダーとしてはポリビニルアルコール、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、アラビヤゴム、ゼラチン、ポリビニル
ピロリドン、カゼイン、スチレンーヅタジエンラテック
ス、アクリロニトリル−ブタジェンラテックス、ポリ酢
酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、の各種エマルジョンを用いることができ
る。使用量−は固形分0.1−jt/m2である。
本発明では以上の素材の他に酸安定剤としてクエン酸、
酒石酸、シュウ酸、ホウ酸、リン酸、ビロリン酸、を添
加することができる。
本発明の感熱記録材料は、ジアゾ化合物、カップリング
成分の主成分及び塩基性物質やその他の添加物を含有し
た塗布液を作り、紙や合成樹脂フィルム等の支持体の上
にパー塗布、ブレード塗布、エアナイフ塗布、グラビア
塗布、ロールコーティング塗布、スプレー塗布、ディッ
プ塗布等の塗布法によりr布乾燥して固形分、2 、 
j−j j S’ 7m2の感熱層を設ける。また別な
方法としてカップリング成分の主成分及び塩基性物質や
その他の添加物をマイクロカプセルの芯物質として添加
するか、あるいは固体分散するか、あるいは水溶液とし
て溶解した後混合して塗布液を作り、支持体上に塗布、
乾燥して固形分λ〜1097m2のプレコート層を設け
、更にその上に主成分であるジアゾ化合物とその他の添
加物をマイクロカプセルの芯物質として添加するか、あ
るいは固体分散するかあるいは水溶液として溶解した後
混合して作った塗布液を塗布、乾燥して固形分l〜/j
f/m2の塗布層を設けた積層型にすることも可能であ
る。
積層型の感熱記録材料は積層の順序が前記の積層が逆の
ものも可能であり、塗布方法としては積層の遂次塗布あ
るいは同時塗布も可能である。この積層型の感熱記録材
料は特に長期の生保存性に優れた性能が得られる。
また支持体の上に特願昭1’?−177669号明細書
等に記載した中間層を設けた後感熱層を塗布することも
できる。
支持体に用いられる紙上してはアルキルケテンダイマー
等の中性サイズ別によりサイジングされた熱抽出p)I
A〜りの中性紙C特開昭jj−/μ21/号記載のもの
)を用いると経時保存性の点で有利である。
また紙への塗液の浸透を防ぎ、また、記録熱ヘッドと感
熱記録層との接触をよくするには、特開昭77−113
617号に記載の、 Cメートル坪i ) 2 かつ、ベック平滑度り0秒以上の紙が有利である。
また特開昭jr−ist弘タコ号に記載の光学的表面粗
さが!μ以下、かつ厚みが≠O〜7!μの紙、特開昭!
?−6りOり7号記載の密度002t/cm3以下でか
つ光学的接触率が114以上の紙、特開昭!r−<90
27号に記載のカナダ標準デ水度(JIS  PI/2
/)で$ o ocx:、以上に叩解処理したパルプよ
シ抄造し、塗布液のしみ込みを防止した紙、特開昭j1
−6162j号に記載の、ヤンキーマシンによシ抄造さ
れた原紙の光沢面を塗布面とし発色濃度及び解像力を改
良するもの、特開昭!ター3!?rz号に記載の、原紙
にコロナ放電処理を施し、塗布適性を改良した紙等も本
発明に用いられ、良好な結果を与える。
これらの他通常の感熱記録紙の分野で用いられる支持体
はいずれも本発明の支持体として使用することができる
本発明の感熱記録材料は、高速記録の要求されるファク
シミリや電子計算機のプリンター用紙として用いること
ができ、しかも加熱印字後、露光して未反応のジアゾ化
合物を分解させること罠より定着することができる。こ
の他に熱現偉型複写紙としても用いることができる。
「発明の実施例」 以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。なお添加量を示す「部」は「重量部」を表わ
す。
実施例/ 下記ジアゾ化合物3.≠!部及びキシリレンジイソシア
ネートとトリメチロールプロノンの(3:/)付加物1
1部をリン酸トリクレジルコ≠部と酢酸エチル5部の混
合溶媒に添加し、溶解した。
このジアゾ化合物の溶液を、ポリビニルアルコール3.
2部が水!r部に溶解されている水溶液に混合し、コo
 ’Cで乳化分散し、平均粒径2.jμの乳化液を得た
。得られた乳化液に水ioo部を加え、攪拌しながら6
09Cに加温し、2時間後にジアゾ化合物を芯物質に含
有したカプセル液を得た。
(ジアゾ化合物) 次に、λ−ヒドロキシー3−ナフトエ酸アニリド10部
とトリフェニルグアニジン10部を!冬ポリビニルアル
コール水溶液lOO部に加えてサンドミルで約2昼時間
分散し、平均粒径3−のカップリング成分とトリフェニ
ルグアニジンの分散物を得た。
更に≠−ヒドロキシフェノキシ酢酸メチルコO部をp%
ポリビニルアルコール水溶液lOO部、水700 部ヲ
加えてペイントシェーカーで2時間分散し平均粒径3μ
mの分散液Aを得た。
以上のよってして得られたジアゾ化合物のカプセル液j
O部にカップリング成分と、トリフェニルグアニジンの
分散物24L部、分散物A2r部を加えて塗布液とした
。この塗布液を平滑な上質紙(309/m2  )にコ
ーティングパーを用いて乾燥型jltof/m2になる
ように塗布しλz ’C30分間乾燥し、感熱材料を得
た。
実施例2〜7 実[例/の≠−ヒドロキシフェノキシ酢酸メチルの代り
に第1表に示した本発明の一般式rI>に示す化合物を
用いたほかは、実施例/と同様にして感熱記録材料を得
た。
比較例/ −2 実施例/の弘−ヒドロキシフェノキシ酢酸メチルの代り
に第7表に示した感度向上剤を用いて実施例/と同様に
して感熱記録材料を得た。
(試験方法) 得られた感熱記録材料にGII[モードサーマルプリン
ター(ハイファックス 700 ;日立製作所■製)を
用いて熱記録し、次にリコピースーパードライ/ 00
 (リコー■製)を用いて全面露光して、定着した。得
られた記録画像をマクベス反射濃度計によりブルー濃度
を測定した。又、同じく地肌部の黄色濃度を測定した。
それらの結果を2g1表にしめす。一方、定着部分に対
し再度熱記録を行ったところいずれも画像記録されず定
着されていることが確認された。
次に、熱記録後の長期保存による発色部分の光学濃度の
低下を調べるために、感熱記録材料の記録画像を、to
ocの条件で暗所に16時間保存し、強制劣化テストを
行なった後の記録画像の濃度の低下の度合を評価した。
それらの結果を8g1表に示す。
この結果から本発明の化合物の効果が、画像濃度の向上
に著るしくかつ記録画像の保存性に有効であることがわ
かる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上にジアゾ化合物及びカップリング成分を含有す
    る記録層を塗設した感熱記録材料において、下記一般式
    ( I )で示される化合物を該記録層中に含有すること
    を特徴とする感熱記録材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 上記一般式中、Xは酸素原子、置換または無置換のアミ
    ン残基またはイオウ原子を示し、Rはエステル基、カル
    ボニル基、アミド基、ハロゲン原子またはニトリル基の
    うち少なくとも一種を含むアルキル基またはアリール基
    を示す。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106388A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Fuji Photo Film Co Ltd 感光感熱記録材料

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