JPS6219889Y2 - - Google Patents

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JPS6219889Y2
JPS6219889Y2 JP14446582U JP14446582U JPS6219889Y2 JP S6219889 Y2 JPS6219889 Y2 JP S6219889Y2 JP 14446582 U JP14446582 U JP 14446582U JP 14446582 U JP14446582 U JP 14446582U JP S6219889 Y2 JPS6219889 Y2 JP S6219889Y2
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JP
Japan
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wind direction
air guide
adjusting device
air
adjustment device
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JP14446582U
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気暖房機のうち、風向調節を可能と
する電気温風機に関するものである。
従来、電気温風機の風向調節は第1〜3図に示
すように器体1の内部に設けたモータフアンから
送られた風をヒータ4に当て温風とし、エアガイ
ド3を介してその温風を風向調節装置12に送
り、風向調節装置12を上下に回動することで温
風の風向を上下に変える構造のものであつた。こ
の場合風向調節装置12はその側面部8,8に設
けた回転軸9をエアガイド側板部13に設けた軸
穴16に挿入して回動自在としてあるが、任意の
角度で風向調節装置12が固定されるように回転
軸9とエアガイド側板部13の間にばねを入れた
りして、ルーバー側面部8をエアガイド側板部1
3の内側に圧接させて、その摩擦力を利用する構
造としていた。しかしながら、風向調節装置12
は垂直状態で側面部8は器体1からあまり露出し
ていなくても上下に回動させると側面部8の下側
や上側が見え隠れするので、何回も上下に回動さ
せるとルーバー側面部8とエアガイド側板部13
の圧接部で摩耗を生じ風向調節装置12の側面部
8に摩耗キズとなつてそれがついには塗装がはが
れて見えてしまい外観上好ましくないという欠点
があつた。特に風向調節装置12は温風が当ると
ころは耐熱性を要求されるため鉄板などの金属と
する必要があり、そのため風向調節装置12は鉄
板をプレス加工で周囲を絞り、温風吹出口には鉄
板の風向板7を数本スポツト溶接し、さらに側面
部8に回転軸9を加締め、さらに回動用のツマミ
6を取付けて表面を錆止めの塗装して成つてお
り、部品点数が多いので加工工程も多く部品コス
トも高くついたり、塗装する場合も回転軸9をマ
スキングしないで塗装がつくとそのバラツキでエ
アガイド側板部13の軸穴19に入らなかつたり
するなど不都合な点があつた。
本考案は以上のような欠点を除去するためにな
されたものであり、エアガイドは弾性を有する側
板部を有し、側板部間の吹出側に回動可能とし、
かつ弾性的に風向調節装置を挾持している電気温
風機に於て、該風向調節装置を風向体とその風向
体の側部に設けてなる合成樹脂製の固定枠とで構
成したことにより、エアガイドに風向調節装置を
挾持したことで、部品点数や組立作業が削減でき
安価で効果的な構造を提供するものである。
以下本考案の一実施例を添付図に従つて説明す
る。
実施例の構成は第4図乃至第7図の如くである
が、図中3,4,13,16は第1図、第2図と
共通部を示すものであり、その説明を省略するも
のである。風向調節装置12はエアガイド3の側
板部13の吹出側14に設けた軸穴16に適合す
る回転軸18を挿入して回動可能に送着し、ヒー
ター4を同様にねじ17で側板部13に取付けた
構成に於いて、エアガイド3は例えば0.4mm程度
の弾性を有する鉄板片でなる側板部13を有し、
前部及び下部を開放させた筐体構造とし、該風向
調節装置12は例えばアルミの押出成形加工品か
らなる金属製の風向体11の両端を合成樹脂製の
固定枠10ではさみ込むようにしてあり、該固定
枠10はツマミ6と側面部15及び回転軸18等
を一体成形したもの(第4図、第5図で図示のよ
うに)かあるいは前記構造のものに更に該側面部
15の外側に突出部20を一体成形したもの(第
6図、第7図で図示のように)等で構成してい
る。またエアガイド3の側板部13,13間の巾
寸法及びヒーター4の巾寸法をL1とし、風向調
節装置12の側面部15,15あるいは側面部1
5の外側に設けてある突出部20,20間をL2
とするとその関係はL1<L2となる如く設定し、
エアガイド3で風向調節装置12を弾性的に挾持
せしめるものである。
次に本実施例の作用について説明する。
モーターフアン2から送られた風はヒーター4
に当り温風となつてエアガイド3に沿つて吹出側
14に送られ風向調節装置12から外部に放出さ
れる。このとき風向調節装置12を上下に回動さ
せることにより、その角度に応じて温風の風向を
上下に変えるものである。風向調節装置12の回
動部はエアガイド3との関係を前述の如く、エア
ガイド3の巾寸法L1<風向調節装置12の巾寸
法L2とすることによりエアガイド3はL2−L1
差寸法分だけ風向調節装置12により拡げられ、
更にヒータ4をエアガイド3にねじ17で締結す
ると風向調節装置12の両側面部15あるいは突
出部20はエアガイド3の側板部13,13で弾
性的に密着し摩擦抵抗力が生ずる。エアガイド3
は前述の如く薄い鉄板を使用してあり、第4図及
び第6図の如き組立状態では側板部13,13間
巾は風向調節装置12の両側面部15あるいは突
出部20と接触部がL2−L1の差寸法分だけ変形
しているわけであるが、このL2−L1の差寸法は
軸穴16とヒーター取付穴19での弾稚力を考慮
して得られる適度な摩擦力が風向調節装置12の
両側面部15あるいは突出部20とエアガイド3
の側板部13,13間で得られる寸法で決めら
れ、その得られた寸法で弾性的に挾持する如く該
風向調節装置12はエアガイド3に回動可能に装
着され、しかもエアガイド3の側板部13,13
のみで適度な摩擦力を受けているので、上下回転
動作において円滑な回転と任意の角度のところで
そのまま固定することができる。
前述の如く、本考案は両側に弾性を有する側板
部を設けてなるエアガイドと、その側板部の吹出
側に回動可能とし、かつ弾性的に風向調節装置を
挾持している電気温風機に於て、該風向調節装置
を風向体とその風向体の側部に設けてなる合成樹
脂製の固定枠とで構成したことにより該風向体は
アルミの押出成形として吹出口のみをプレス抜き
加工とし、その風向体側部に装着している固定枠
はポリプロピレンなどの合成樹脂につき、その回
転軸は一体として成形できるので風向調節装置と
しての部品点数も少なくなり、組立工程数も削減
できるので安価とする効果があり、固定枠の側面
部あるいは突出部がエアガイドの側板部に弾性的
に密着していても、側面部あるいは突出部は合成
樹脂であるため、従来の鉄板塗装面に比較し、摩
擦抵抗も少なく円滑な回動がなされ、回動動作の
積み重ねなどにより塗装がはがれてしまうような
ことを生じない。また固定枠の回転軸は塗装する
必要性がないので、その回転軸をそのままの状態
でエアガイド側板部の軸穴に挿入できる等の有益
なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気温風機の断面図、第2図・
第3図は電気温風機の従来例を示す要部斜視図、
第4図は本考案の一実施例を示す電気温風機の要
部断面図、第5図は第4図の分解斜視図、第6図
は本考案の他の一実施例を示す電気温風機の要部
断面図、第7図は第6図の分解斜視図である。 3……エアガイド、10……固定枠、11……
風向体、12……風向調節装置、13……側板
部、14……吹出側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側に弾性を有する側板部13,13を設けて
    なるエアガイド3と、その側板部13,13の吹
    出側14に回動可能とし、かつ弾性的に風向調節
    装置12を挾持している電気温風機に於て、該風
    向調節装置12を風向体11とその風向体11の
    側部に設けてなる合成樹脂製の固定枠10とで構
    成した事を特徴とする電気温風機。
JP14446582U 1982-09-24 1982-09-24 電気温風機 Granted JPS5949137U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14446582U JPS5949137U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 電気温風機

Applications Claiming Priority (1)

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JP14446582U JPS5949137U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 電気温風機

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Publication Number Publication Date
JPS5949137U JPS5949137U (ja) 1984-04-02
JPS6219889Y2 true JPS6219889Y2 (ja) 1987-05-21

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JP14446582U Granted JPS5949137U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 電気温風機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012149851A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Noritz Corp 温風暖房装置及び温風暖房装置の製造方法

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JPS5949137U (ja) 1984-04-02

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