JPS62198402A - コンクリ−ト・モルタル部材の成形方法 - Google Patents

コンクリ−ト・モルタル部材の成形方法

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JPS62198402A
JPS62198402A JP3950786A JP3950786A JPS62198402A JP S62198402 A JPS62198402 A JP S62198402A JP 3950786 A JP3950786 A JP 3950786A JP 3950786 A JP3950786 A JP 3950786A JP S62198402 A JPS62198402 A JP S62198402A
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JP
Japan
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cement
ice
mixed
formwork
aggregate
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JP3950786A
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JPH0228443B2 (ja
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宇都宮 透
富雄 田村
直 岡本
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Mitsui Construction Co Ltd
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Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は理論水和量程度の水を含むセメントを用いて遠
心成形によりコンクリート・モルタル部材を形成する成
形方法に関する。
(b)、従来の技術 出願人は特開昭60−218100において、セメント
と骨材との空練りを氷点下の雰囲気中で行い、その際に
、微粒子化させた氷をセメント中に投入して空練りし、
当該空練りの完了したセメントを同様に氷点下の雰囲気
で型枠中に投入して圧縮形成し、その後加熱してセメン
ト中に混入された氷を溶解させることにより、当該溶解
した氷と周囲のセメントを反応させてセメントを固化さ
せる方法を提案している。
(C)0発明が解決しようとする問題点この方法では、
セメントをその理論水和量程度の水で凝固させることが
可能となり、高強度、高耐久性のコンクリート・モルタ
ル部材の製造が可能となる反面、型枠中に投入された氷
及びセメント等を圧縮する作業が、型枠中に存在する鉄
筋等が邪魔して十分に出来ないことが考えられる。
本発明は上記した事情に鑑み、型枠中に投入された氷及
びセメントを圧縮する作業を、型枠中の鉄筋等の存在に
邪魔されること無く行うことの出来るコンクリート・モ
ルタル部材の成形方法を提供することを目的とするもの
である。
(d)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、セメントと骨材との空練りを氷点下の
雰囲気中で行い、その際に、微粒子化させた氷をセメン
ト中に投入して空練りし、当該空練りの完了したセメン
トを同様に氷点下の雰囲気で型枠中に投入し、その後、
該型枠を回転させて、型枠内に投入されたセメント、骨
材及び微粒子状の氷を、回転に伴う遠心力を利用して圧
縮形成し、その後加熱してセメント中に混入された氷を
溶解させることにより、当該溶解した氷と周囲のセメン
トを反応させてセメントを固化させるようにして構成さ
れる。
(e)0作用 上記した構成により、本発明は、空練りされたセメント
、骨材、氷が遠心力により、型枠中で加圧成形されるよ
うに作用する。
(f)、実施例 以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
セメントを混練するには、まず乾燥状態でセメントに砂
等の骨材を投入して空練りを行う。この空練りはセメン
トと骨材を均等に混合することを目的とするが、この空
練りに際して、微粒子状態の氷を同時にセメント中に投
入して混合する。
この作業は、氷点下の状態で行われ、従って、セメント
と混合される氷は固体として、セメント及びその他の骨
材と共に混合される。氷の粒度は、セメントとばぼ同様
のものが望ましく、こうした粒度の氷の製造は、超音波
振動を液体状態の水に与えて霧化させ、当該霧化した水
を瞬間的に冷却して製造する。
このように、微粒子状の氷とセメント並びに骨材との氷
点下における空練りが完了すると、同様に氷点下の雰囲
気で当該空練りの完了したセメントを鉄筋の配筋された
型枠中に投入し、その状態で該型枠を回転駆動手段を用
いて、型枠の重心位置を中心にして高速で回転させる。
すると、型枠中のセメント、氷及び骨材の混合物は回転
に伴う遠心力により圧縮成形される。なお、この際、型
枠中に鉄筋が存在しても、型枠中のセメント等に対する
加圧成形動作は、遠心力により円滑に行われる。
こうして、遠心力による圧縮形成の完了した部材を強制
的又は自然的に加熱すると、圧縮形成されたセメント中
の氷が解けて水になり、周囲のセメントと水和反応を起
こし、凝固硬化する。セメント中の氷は空練りによって
セメントに対して十分に均一に混ぜ合わされているので
、理論水和量程度の水でセメントは十分に水和反応を引
き起こし、固化する。
なお、本発明は各種の形状のコンクリート・モルタル部
材を作成する場合に応用が可能であるが、特にPC杭や
pc柱部材等の断面形状が対称な部材の製造に用いると
効果的である。
(g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、セメントと骨
材との空練りを氷点下の雰囲気中で行い、その際に、微
粒子化させた氷をセメント中に投入して空練りし、当該
空練りの完了したセメントを同様に氷点下の雰囲気で型
枠中に投入し、その後、該型枠を回転させて、型枠内に
投入されたセメント、骨材及び微粒子状の氷を、回転に
伴う遠心力を利用して圧縮形成し、その後加熱してセメ
ント中に混入された氷を溶解させることにより、当該溶
解した氷と周囲のセメントを反応させてセメントを固化
させるようにして構成したので、セメントを理論水和量
程度の水で十分反応固化させることが出来る。また、セ
メントの水による水練作業が無いので、セメント中に空
気が混入することもなく、従って空隙の発生も無く密実
なセメント硬化物を得ることが出来、セメントの硬化後
の強度を大幅に高めろことが可能となる。また、型枠中
のセメント、骨材及び微粒子状の氷の加圧成形作業も、
該型枠中に配置された鉄筋等に邪魔されることなく円滑
に行うことが出来るので、高品質のコンクリート・モル
タル部材の製造が可能となる。
出願人     三井建設株式会社 代理人   弁理士  相1)呻二 (ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 セメントと骨材との空練りを氷点下の雰囲 気中で行い、 その際に、微粒子化させた氷をセメント中 に投入して空練りし、 当該空練りの完了したセメントを同様に氷 点下の雰囲気で型枠中に投入し、 その後、該型枠を回転させて、型枠内に投 入されたセメント、骨材及び微粒子状の氷を、回転に伴
    う遠心力を利用して圧縮形成し、 その後加熱してセメント中に混入された氷 を溶解させることにより、当該溶解した氷と周囲のセメ
    ントを反応させてセメントを固化させるようにして構成
    したコンクリート・モルタル部材の成形方法。
JP3950786A 1986-02-25 1986-02-25 コンクリ−ト・モルタル部材の成形方法 Granted JPS62198402A (ja)

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JPS62198402A true JPS62198402A (ja) 1987-09-02
JPH0228443B2 JPH0228443B2 (ja) 1990-06-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4977919A (ja) * 1972-11-07 1974-07-26

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JPS4977919A (ja) * 1972-11-07 1974-07-26

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