JPS6219781Y2 - - Google Patents

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JPS6219781Y2
JPS6219781Y2 JP2778480U JP2778480U JPS6219781Y2 JP S6219781 Y2 JPS6219781 Y2 JP S6219781Y2 JP 2778480 U JP2778480 U JP 2778480U JP 2778480 U JP2778480 U JP 2778480U JP S6219781 Y2 JPS6219781 Y2 JP S6219781Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
insulating
plate
insulating support
support plate
duct
Prior art date
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Expired
Application number
JP2778480U
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English (en)
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JPS56129459U (ja
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Publication date
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Priority to DE19803048828 priority patent/DE3048828A1/de
Priority to GB8041111A priority patent/GB2067363A/en
Priority to IT8068997A priority patent/IT1129494B/it
Publication of JPS56129459U publication Critical patent/JPS56129459U/ja
Application granted granted Critical
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は配線用として使用する幅木ダクトに
関するものである。
〔背景技術〕
従来の幅木ダクトは、第4図に示すように、断
面形状が略長方形となつている硬質プラスチツク
製のダクト本体1と、このダクト本体1に支持さ
れた一対の導体3,4とで構成され、ダクト本体
1の下面を床面5に設置するとともに後面を壁面
6に密着させてねじ7により壁面6に固着するよ
うになつている。1aは天板、1bおよび1cは
絶縁支持板、1dは底板、2は空洞である。
しかし、このような従来の幅木ダクトは、ダク
ト本体1の断面形状が略長方形となつているた
め、すなわち天板1aおよび絶縁支持板1bが水
平となつているため、外力によつて天板1aの前
部に下向きの荷重が加えられたときに、この荷重
を天板1aおよび絶縁支持板1bがそのまま受け
ることになり、絶縁支持板1bが変形してプラグ
等が空洞2内に入らなくなつたり、絶縁支持板1
bが損傷することが多いという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、上側の絶縁支持板の変形、
損傷を軽減することができる幅木ダクトを提供す
ることである。
〔考案の開示〕
この考案の幅木ダクトは、下面を床面に設置し
て後面を壁面に密着させた幅木ダクトであつて、 背板と、この背板の前面上部に突設して前部が
下向きに傾斜した第1の絶縁板と、この第1の絶
縁板の下方位置において前記背板の前面に突設し
前部が上向きに傾斜して前端が前記第1の絶縁板
の前端に連設した第1の絶縁支持板と、この第1
の絶縁支持板の下方位置において前記背板の前面
に突設した第2の絶縁支持板と、この第2の絶縁
支持板の下方位置において前記背板の前面に突設
し前部が前記第2の絶縁支持板の前端に連接した
第2の絶縁板と、前記第1の絶縁支持板および第
1の絶縁板の前端の連接部に設けた立下がり片
と、前記第2の絶縁支持板および第2の絶縁板の
前端の連接部に前記立下がり片と所定間隔をあけ
て対向するように設けた立上がり片とからなる一
体成形のダクト本体と、前記第1および第2の絶
縁支持板の相互対向面にそれぞれ一部露出状態で
埋設した一対の導体とを備えている。
この考案の構成によれば、第1の絶縁板の前部
が下向きに傾斜しているため、外力によつて第1
の絶縁板に下向きの荷重がかかつても、斜面によ
つて逃がすことができる。しかも、残存する第1
の絶縁板の前部の斜面に垂直な方向の荷重成分
は、第1の絶縁支持板の前部の傾斜が第1の絶縁
板の前部の斜面に垂直な方向とほぼ平行となるた
め、第1の絶縁支持板の前部がすべてを受けるこ
とになり、したがつて下向き荷重によつて第1の
絶縁板および第1絶縁支持板の前部が下向きに変
形したり、損傷することを軽減できる。
また、第1および第2の絶縁支持板に一対の導
体を一部露出状態で埋設するとともに、第1の絶
縁支持板の上側および第2の絶縁支持板の下側
に、すなわち両外側に第1および第2の絶縁板を
設け、第1の絶縁支持板および第1の絶縁板の前
端どうしを連接するとともに、第2の絶縁支持板
および第2の絶縁板の前端どうしを連接している
ため、第1の絶縁支持板および第1の絶縁板との
間ならびに第2の絶縁支持板および第2の絶縁板
との間にそれぞれ密閉空間を作ることができる。
したがつて、プラグ等の着脱の繰返しによつて、
一対の導体を埋設した第1および第2の絶縁支持
板にひび割れ等が生じても、第1および第2の絶
縁支持板の両外側に密閉空間を介して第1および
第2の絶縁板が存在し、導体が外方へ露出するこ
とはなく電気的安全性が高い。
実施例 この考案の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。この幅木ダクトは、第1図に示すように、下
面を床面に設置して後面を壁面に密着させた幅木
ダクトであつて、 背板11aと、この背板11aの前面上部に突
設して前部が下向きに傾斜した第1の絶縁板11
bと、この第1の絶縁板11bの下方位置におい
て前記背板11aの前面に突設し前部が上向きに
傾斜して前端が前記第1の絶縁板11bの前端に
連接した第1の絶縁支持板11cと、この第1の
絶縁支持板11cの下方位置において前記背板1
1aの前面に突設した第2の絶縁支持板11d
と、この第2の絶縁支持板11dの下方位置にお
いて前記背板11aの前面に突設し前部が前記第
2の絶縁支持板11dの前端に連設した第2の絶
縁板11eと、前記第1の絶縁支持板11bおよ
び第1の絶縁板11eの前端の連接部に設けた立
下がり片11fと、前記第2の絶縁支持板11d
および第2の絶縁板11eの前端の連接部に前記
立下がり片11fと所定間隔をあけて対向するよ
うに設けた立上がり片11hとからなる硬質プラ
スチツク一体成形のダクト本体11と、前記第1
および第2の絶縁支持板11c,11dの相互対
向面にそれぞれ一部露出状態で埋設した一対の導
体13,14とを備えている。
12は空洞、17は弱電用通線スペースとなる
空洞、11gは立下がり片、11iは立上がり
片、11jは底板、15,16は密閉空間であ
る。
このように、この実施例の幅木ダクトは、第1
の絶縁板11bの前部が下向きに傾斜しているた
め、外力によつて第1の絶縁板11bに下向きの
荷重がかかつても、斜面によつて逃がすことがで
きる。しかも、残存する第1の絶縁板11bの前
部の斜面に垂直な方向の成分は、第1の絶縁支持
板11cの前部の傾斜が第1の絶縁板11bの前
部の斜面に垂直な方向とほぼ平行となるため、第
1の絶縁支持板11cの前部がほぼすべてを受け
ることになり、したがつて下向き荷重によつて第
1の絶縁板11bおよび第1の絶縁支持板11c
の前部が下向きに変形したり、損傷したりするこ
とを軽減できる。
また、底板11jと後部を傾斜させているた
め、第2図のように床面5と壁面6とのコーナ部
に異物8があつたり、第3図のようにコーナ部が
丸くなつていたりしても、これらには全く関係な
く、床面5および壁面6に密着させることがで
き、取付状態を安定させことができる。
また、この幅木ダクトは、第1および第2の絶
縁支持板11c,11dに一対の導体13,14
を一部露出状態で埋設するとともに、第1の絶縁
支持板11cの上側および第2の絶縁支持板11
dの下側に、すなわち両外側に第1および第2の
絶縁板11b,11eを設け、第1の絶縁支持板
11cおよび第1の絶縁板11bの前端どうしを
連接するとともに、第2の絶縁支持板11dおよ
び第2の絶縁板11eの前端どうしを連接してい
るため、第1の絶縁支持板11cおよび第1の絶
縁板11bとの間ならびに第2の絶縁支持板11
dおよび第2の絶縁板11eとの間にそれぞれ密
閉空間15,16を作ることができる。したがつ
て、プラグ等の着脱の繰返しによつて、一対の導
体13,14を埋設した第1および第2の絶縁支
持板11c,11dにひび割れ等が生じても、第
1および第2の絶縁支持板11c,11dの両外
側に密閉空間15,16を介して第1および第2
の絶縁板11b,11eが存在し、導体13,1
4が外方へ露出することはなく電気的安全性が高
い。
〔考案の効果〕
この考案の幅木ダクトによれば、第1の絶縁板
の前部が下向きに傾斜しているため、外力によつ
て第1の絶縁板に下向きの荷重がかかつても、斜
面によつて逃がすことができる。しかも、残存す
る第1の絶縁板の前部の斜面に垂直な方向の荷重
成分は、第1の絶縁支持板の前部の傾斜が第1の
絶縁板の前部の斜面に垂直な方向とほぼ平行とな
るため、第1の絶縁支持板の前部がほぼすべてを
受けることになり、したがつて下向き荷重によつ
て第1の絶縁板および第1の絶縁支持板の前部が
下向きに変形したり、損傷することを軽減でき
る。
また、第1および第2の絶縁支持板に一対の導
体を一部露出状態で埋設するとともに、第1の絶
縁支持板の上側および第2の絶縁支持板の下側
に、すなわち両外側に第1および第2の絶縁板を
設け、第1の絶縁支持板および第1の絶縁板の前
端どうしを連接するとともに、第2の絶縁支持板
および第2の絶縁板の前端どうしを連接している
ため、第1の絶縁支持板および第1の絶縁板との
間ならびに第2の絶縁支持板および第2の絶縁板
との間にそれぞれ密閉空間を作ることができる。
したがつて、プラグ等の着脱の繰返しによつて、
一対の導体を埋設した第1および第2の絶縁支持
板にひび割れ等が生じても、第1および第2の絶
縁支持板の両外側に密閉空間を介して第1および
第2の絶縁板が存在し、導体が外方へ露出するこ
とはなく電気的安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
および第3図はこの考案の一実施例の効果説明の
ための断面図、第4図は従来例の断面図である。 11a……背板、11b……第1の絶縁板、1
1c……第1の絶縁支持板、11d……第2の絶
縁支持板、11e……第2の絶縁板、11f……
立下がり片、11h……立上がり片、11……ダ
クト本体、13,14……導体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下面を床面に設置して後面を壁面に密着させた
    幅木ダクトであつて、 背板と、この背板の前面上部に突設して前部が
    下向きに傾斜した第1の絶縁板と、この第1の絶
    縁板の下方位置において前記背板の前面に突設し
    前部が上向きに傾斜して前端が前記第1の絶縁板
    の前端に連接した第1の絶縁支持板と、この第1
    の絶縁支持板の下方位置において前記背板の前面
    に突設した第2の絶縁支持板と、この第2の絶縁
    支持板の下方位置において前記背板の前面に突設
    し前部が前記第2の絶縁支持板の前端に連接した
    第2の絶縁板と、前記第1の絶縁支持板および第
    1の絶縁板の前端の連接部に設けた立下がり片
    と、前記第2の絶縁支持板および第2の絶縁板の
    前端の連接部に前記立下がり片と所定間隔をあけ
    て対向するように設けた立上がり片とからなる一
    体成形のダクト本体と、前記第1および第2の絶
    縁支持板の相互対向面にそれぞれ一部露出状態で
    埋設した一対の導体とを備えた幅木ダクト。
JP2778480U 1979-12-29 1980-02-29 Expired JPS6219781Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2778480U JPS6219781Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29
DE19803048828 DE3048828A1 (de) 1979-12-29 1980-12-23 Stromzufuhrschiene
GB8041111A GB2067363A (en) 1979-12-29 1980-12-23 Electric power supply track
IT8068997A IT1129494B (it) 1979-12-29 1980-12-24 Profilato alimentatore di energia elettrica per vani di fabbricati e simili

Applications Claiming Priority (1)

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JP2778480U JPS6219781Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29

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JPS56129459U JPS56129459U (ja) 1981-10-01
JPS6219781Y2 true JPS6219781Y2 (ja) 1987-05-20

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ID=29623734

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2778480U Expired JPS6219781Y2 (ja) 1979-12-29 1980-02-29

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