JPS6219573B2 - - Google Patents
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- JPS6219573B2 JPS6219573B2 JP56102083A JP10208381A JPS6219573B2 JP S6219573 B2 JPS6219573 B2 JP S6219573B2 JP 56102083 A JP56102083 A JP 56102083A JP 10208381 A JP10208381 A JP 10208381A JP S6219573 B2 JPS6219573 B2 JP S6219573B2
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- JP
- Japan
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- flywheel
- rotation
- disk
- turbine
- engine
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 23
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/12—Control of the pumps
- F02B37/14—Control of the alternation between or the operation of exhaust drive and other drive of a pump, e.g. dependent on speed
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車エンジンに装着する排気ターボ
過給装置に関するものである。
過給装置に関するものである。
エンジンの排気ガスによつて作動する排気ター
ボ過給機と、作動回転領域を広範とする自動車エ
ンジンとのマツチングは難しく、通常はエンジン
の中間回転域においてマツチングさせている。
ボ過給機と、作動回転領域を広範とする自動車エ
ンジンとのマツチングは難しく、通常はエンジン
の中間回転域においてマツチングさせている。
このような事情から低速回転域においては排気
ガスエネルギーが小なるため、排気ターボ過給機
の性能不足を来たしトルク不足を生じる。
ガスエネルギーが小なるため、排気ターボ過給機
の性能不足を来たしトルク不足を生じる。
また、高速回転域では排気ガスエネルギーが大
なるため過給圧力を過大としエンジン爆発圧力を
上昇させる。
なるため過給圧力を過大としエンジン爆発圧力を
上昇させる。
本発明は排気ターボ過給とエンジンとのマツチ
ングを一段と向上させ、特に可及的に燃費を犠性
にすることなくして低速トルク不足を改善せしめ
るものであり、さらに詳細には排気ガスエネルギ
ーが大である高速、高負荷時にはこのエネルギー
の一部をフライホイールに回転エネルギーとして
蓄積させておき、排気ガスエネルギーが小なる低
速、高負荷時にはフライホイールに蓄積した回転
エネルギーをタービン軸の回転に附加し加速させ
てコンプレツサー部による過給圧力の増大をはか
り、シリンダ内への空気量を大として低速トルク
を向上させ、殊にフライホイールへのエネルギー
蓄積をエンジン回転に応じて一層適切にするもの
であつて、タービン部とコンプレツサー部とに延
在するタービン軸に一体回動かつ軸方向移動可能
としたデイスクと空転自在かつ軸方向移動不能と
したフライホイールを取付け、前記デイスクとフ
ライホイールとの間に変速機構を介装し、この変
速機構を介し前記デイスクとフライホイールとを
連係自在とするクラツチ機構を備えたことを特徴
とする排気ターボ過給装置である。
ングを一段と向上させ、特に可及的に燃費を犠性
にすることなくして低速トルク不足を改善せしめ
るものであり、さらに詳細には排気ガスエネルギ
ーが大である高速、高負荷時にはこのエネルギー
の一部をフライホイールに回転エネルギーとして
蓄積させておき、排気ガスエネルギーが小なる低
速、高負荷時にはフライホイールに蓄積した回転
エネルギーをタービン軸の回転に附加し加速させ
てコンプレツサー部による過給圧力の増大をはか
り、シリンダ内への空気量を大として低速トルク
を向上させ、殊にフライホイールへのエネルギー
蓄積をエンジン回転に応じて一層適切にするもの
であつて、タービン部とコンプレツサー部とに延
在するタービン軸に一体回動かつ軸方向移動可能
としたデイスクと空転自在かつ軸方向移動不能と
したフライホイールを取付け、前記デイスクとフ
ライホイールとの間に変速機構を介装し、この変
速機構を介し前記デイスクとフライホイールとを
連係自在とするクラツチ機構を備えたことを特徴
とする排気ターボ過給装置である。
本発明の実施例を図面について説明すれば、排
気ターボ過給装置はタービン部1とコンプレツサ
ー部2と中間部3とからなり、タービン部1から
中間部3を通りコンプレツサー部2に亘り延在す
るタービン軸4を設けてあり、タービン部1の羽
根車5と、コンプレツサー部2の羽根車6とはタ
ービン軸4を同軸として両端部に取付けてある。
気ターボ過給装置はタービン部1とコンプレツサ
ー部2と中間部3とからなり、タービン部1から
中間部3を通りコンプレツサー部2に亘り延在す
るタービン軸4を設けてあり、タービン部1の羽
根車5と、コンプレツサー部2の羽根車6とはタ
ービン軸4を同軸として両端部に取付けてある。
前記タービン部1のケーシング7と、コンプレ
ツサー部2のケーシング8と中間部3のハウジン
グ9とを連結して一体状としケース10を形成し
てあり、このケース10内に各部材を組込んであ
る。
ツサー部2のケーシング8と中間部3のハウジン
グ9とを連結して一体状としケース10を形成し
てあり、このケース10内に各部材を組込んであ
る。
前記中間部3内のタービン軸4にデイスク11
とフライホイール12とを取付けてあり、デイス
ク11はタービン軸4のスプライン部4aにデイ
スク11の中央部に貫設したスプライン嵌合孔1
1aを嵌合してデイスク11をタービン軸4と一
体回動かつ軸方向移動自在としてあり、前記フラ
イホイール12はボス部12aに固着したブツシ
ユ13を介しタービン軸4に空転自在とするとと
もにタービン軸4の軸方向には移動不能としてあ
る。
とフライホイール12とを取付けてあり、デイス
ク11はタービン軸4のスプライン部4aにデイ
スク11の中央部に貫設したスプライン嵌合孔1
1aを嵌合してデイスク11をタービン軸4と一
体回動かつ軸方向移動自在としてあり、前記フラ
イホイール12はボス部12aに固着したブツシ
ユ13を介しタービン軸4に空転自在とするとと
もにタービン軸4の軸方向には移動不能としてあ
る。
前記デイスク11の外周にはデイスク側環状係
合面部14を形成してあり、フライホイール12
には前記デイスク側環状係合面部14と対向する
フライホイール側環状係合面部15を周辺部内側
に形成してあり、これらデイスク側環状係合面部
14とフライホイール側環状係合面部15とに外
周を係合自在とするとともに係合時、回転力を伝
達するよう回転力伝達自在とした回転伝達部材1
6を設けてある。
合面部14を形成してあり、フライホイール12
には前記デイスク側環状係合面部14と対向する
フライホイール側環状係合面部15を周辺部内側
に形成してあり、これらデイスク側環状係合面部
14とフライホイール側環状係合面部15とに外
周を係合自在とするとともに係合時、回転力を伝
達するよう回転力伝達自在とした回転伝達部材1
6を設けてある。
前記回転伝達部材16は円盤状を呈し外周を縦
断面弧面状としてあり中央軸受部16aに支持棒
17の一端を挿嵌し、回転伝達部材16を支持棒
17に回動自在に取付け、案内部材18に形成し
た前記回転伝達部材16の中心O1を中心とする
円弧に沿つた円弧状溝18aに前記支持棒17の
他端係合部17aを挿嵌し、かつ支持棒17の他
端に支片19を突設し、ケース10の中間部3の
ハウジング9に固設した作動器20のロツド21
端をリンク22の一端にピン23を介し回動自在
に連結し、リンク22の他端を支片19にピン2
4を介し回動自在に連結してあり、これら支持棒
17、案内部材18、支片19、作動器20、リ
ンク22によつて傾角調節機構25を形成し、作
動器20の作動によるロツド21の進退動によつ
て回転伝達部材16の傾角αを変化自在としてあ
る。
断面弧面状としてあり中央軸受部16aに支持棒
17の一端を挿嵌し、回転伝達部材16を支持棒
17に回動自在に取付け、案内部材18に形成し
た前記回転伝達部材16の中心O1を中心とする
円弧に沿つた円弧状溝18aに前記支持棒17の
他端係合部17aを挿嵌し、かつ支持棒17の他
端に支片19を突設し、ケース10の中間部3の
ハウジング9に固設した作動器20のロツド21
端をリンク22の一端にピン23を介し回動自在
に連結し、リンク22の他端を支片19にピン2
4を介し回動自在に連結してあり、これら支持棒
17、案内部材18、支片19、作動器20、リ
ンク22によつて傾角調節機構25を形成し、作
動器20の作動によるロツド21の進退動によつ
て回転伝達部材16の傾角αを変化自在としてあ
る。
この場合、回転伝達部材16の傾角αを変え易
くするとともに傾角調節時においてもデイスク側
環状係合面部14およびフライホイール側環状係
合面部15への係合を確保するよう回転伝達部材
16の中心O1を通る直径の2分の1を半径rと
する円の円周上対側位置の弧部分をそれぞれ形成
するようデイスク側環状係合面部14およびフラ
イホイール側環状係合面部15の各縦断面を形成
してある。
くするとともに傾角調節時においてもデイスク側
環状係合面部14およびフライホイール側環状係
合面部15への係合を確保するよう回転伝達部材
16の中心O1を通る直径の2分の1を半径rと
する円の円周上対側位置の弧部分をそれぞれ形成
するようデイスク側環状係合面部14およびフラ
イホイール側環状係合面部15の各縦断面を形成
してある。
このようにして本例では回転伝達部材16の傾
角を調節するようにした変速機構Aをデイスク1
1とフライホイール12との間に介装してある。
角を調節するようにした変速機構Aをデイスク1
1とフライホイール12との間に介装してある。
また前記デイスク11に対面する電磁機構26
をハウジング9内のボス部9aに固設し、電磁機
構26を作動させデイスク11を軸方向に移動さ
せて、回転伝達部材16に係合させ、または離脱
させるようクラツチ機構Bを形成してあり、この
クラツチ機構Bにより変速機構Aを介して前記デ
イスク11とフライホイール12とを連係自在と
してある。
をハウジング9内のボス部9aに固設し、電磁機
構26を作動させデイスク11を軸方向に移動さ
せて、回転伝達部材16に係合させ、または離脱
させるようクラツチ機構Bを形成してあり、この
クラツチ機構Bにより変速機構Aを介して前記デ
イスク11とフライホイール12とを連係自在と
してある。
次に適宜部材に制御器27を配設し、エンジン
28の回転速度を検出するエンジン回転検出機構
29と制御器27とを線路30を介して接続し、
フライホイール12の回転速度を検出するようハ
ウジング9壁に設けたフライホイール回転検出機
構31と制御器27とを線路32を介して接続
し、ケーシング8壁にそれぞれ設けた過給圧力検
出機構33およびタービン回転検出機構34を制
御器27にそれぞれ線路35,36を介して接続
し、前記電磁機構26と制御器27とを線路37
を介して接続し、さらに前記作動器20と制御器
27とを線路38を介して接続し、これらエンジ
ン回転検出機構29、フライホイール回転検出機
構31、過給圧力検出機構33およびタービン回
転検出機構34による検出信号を制御器27に入
力させるようにし、また制御器27からクラツチ
機構Bを作動させる指令信号および変速機構Aを
作動させる作動器20への指令信号を出力させる
ようにしてある。
28の回転速度を検出するエンジン回転検出機構
29と制御器27とを線路30を介して接続し、
フライホイール12の回転速度を検出するようハ
ウジング9壁に設けたフライホイール回転検出機
構31と制御器27とを線路32を介して接続
し、ケーシング8壁にそれぞれ設けた過給圧力検
出機構33およびタービン回転検出機構34を制
御器27にそれぞれ線路35,36を介して接続
し、前記電磁機構26と制御器27とを線路37
を介して接続し、さらに前記作動器20と制御器
27とを線路38を介して接続し、これらエンジ
ン回転検出機構29、フライホイール回転検出機
構31、過給圧力検出機構33およびタービン回
転検出機構34による検出信号を制御器27に入
力させるようにし、また制御器27からクラツチ
機構Bを作動させる指令信号および変速機構Aを
作動させる作動器20への指令信号を出力させる
ようにしてある。
前記制御器27は第2図に示すようにエンジン
回転が設定値以上であつて過給圧力あるいはター
ビン回転が前記過給圧力設定値あるいはタービン
回転設定値より大なるときに電磁機構26を作動
させるよう信号を発する制御回路271と、エン
ジン回転が設定値以下であつて回動しているフラ
イホイール12の回転がタービン回転より大であ
るときに電磁機構26を作動させるよう信号を発
する制御回路272とを組込んであり、制御回路
271はエンジン回転が設定値以上であるとき閉
路する開閉機構aと、過給圧力あるいはタービン
回転が過給圧力設定値あるいはタービン回転設定
値より大であるとき閉路する開閉機構bとを直列
に接続し、ダイオードs1を介して電磁機構26に
接続してなり、制御回路272はエンジン回転が
設定値以下であるとき閉路する開閉機構cと、
AND回路dとを接続し、フライホイール12の
回転がタービン回転よりも大であるとき信号を発
する比較回路eとAND回路dとを接続し、ダイ
オードS2を介しAND回路dを電磁機構26に接
続してなる。
回転が設定値以上であつて過給圧力あるいはター
ビン回転が前記過給圧力設定値あるいはタービン
回転設定値より大なるときに電磁機構26を作動
させるよう信号を発する制御回路271と、エン
ジン回転が設定値以下であつて回動しているフラ
イホイール12の回転がタービン回転より大であ
るときに電磁機構26を作動させるよう信号を発
する制御回路272とを組込んであり、制御回路
271はエンジン回転が設定値以上であるとき閉
路する開閉機構aと、過給圧力あるいはタービン
回転が過給圧力設定値あるいはタービン回転設定
値より大であるとき閉路する開閉機構bとを直列
に接続し、ダイオードs1を介して電磁機構26に
接続してなり、制御回路272はエンジン回転が
設定値以下であるとき閉路する開閉機構cと、
AND回路dとを接続し、フライホイール12の
回転がタービン回転よりも大であるとき信号を発
する比較回路eとAND回路dとを接続し、ダイ
オードS2を介しAND回路dを電磁機構26に接
続してなる。
従つて、前記制御回路271,272を組込ん
だ制御器27からの信号によりクラツチ機構Bの
電磁機構26を作動させデイスク11を回転伝達
部材16を介しフライホイール12に連係させて
フライホイール12を回動するよう形成してあ
る。
だ制御器27からの信号によりクラツチ機構Bの
電磁機構26を作動させデイスク11を回転伝達
部材16を介しフライホイール12に連係させて
フライホイール12を回動するよう形成してあ
る。
また制御器27にはエンジン回転速度に応じて
変速機構Aの作動器20を作動させるプログラム
が組込まれており、変速機構Aを介しデイスク1
1とフライホイール12との回転速度比を変える
ようにしてある。
変速機構Aの作動器20を作動させるプログラム
が組込まれており、変速機構Aを介しデイスク1
1とフライホイール12との回転速度比を変える
ようにしてある。
本発明排気ターボ過給装置は前記のように構成
するから、エンジン28を作動させ、排気ガスを
タービン部1に導入し、羽根車5を回転させてタ
ービン軸4を回動させ、コンプレツサー部2の羽
根車6により吸気を圧縮しエンジン28の吸気マ
ニホルド(図示しない)に給気する。
するから、エンジン28を作動させ、排気ガスを
タービン部1に導入し、羽根車5を回転させてタ
ービン軸4を回動させ、コンプレツサー部2の羽
根車6により吸気を圧縮しエンジン28の吸気マ
ニホルド(図示しない)に給気する。
やがて、エンジン回転が設定値以上であつて過
給圧力あるいはタービン回転速度が予め制御器2
7に入力してあるエンジン回転に応じて設定され
るべき過給圧力値とタービン回転速度値に比し大
となつたときには制御回路271が閉成されて制
御器27から信号を発し電磁機構26を作動さ
せ、デイスク11をフライホイール12側に移動
させ、デイスク側環状係合面部14を回転伝達部
材16に係合させて、回転伝達部材16を介しデ
イスク11の回転をフライホイール12に伝えフ
ライホイール12を回転させて、排気ガスエネル
ギーの一部をフライホイール12に回転エネルギ
ーとして蓄積させるとともにタービン軸4の回転
速度を減速させる。
給圧力あるいはタービン回転速度が予め制御器2
7に入力してあるエンジン回転に応じて設定され
るべき過給圧力値とタービン回転速度値に比し大
となつたときには制御回路271が閉成されて制
御器27から信号を発し電磁機構26を作動さ
せ、デイスク11をフライホイール12側に移動
させ、デイスク側環状係合面部14を回転伝達部
材16に係合させて、回転伝達部材16を介しデ
イスク11の回転をフライホイール12に伝えフ
ライホイール12を回転させて、排気ガスエネル
ギーの一部をフライホイール12に回転エネルギ
ーとして蓄積させるとともにタービン軸4の回転
速度を減速させる。
このようにしてフライホイール12が回転しエ
ネルギーを保有している間にエンジン回転が設定
値以下となり電磁機構26によりデイスク11を
回転伝達部材16より離脱させ、フライホイール
12の回転がタービン回転値より所定値大となる
と制御回路272が閉成されて制御器27から信
号を発して電磁機構26を作動させ、デイスク1
1を回転伝達部材16に係合させフライホイール
12を回動させてタービン軸4の回転にフライホ
イール12の回転エネルギーを附加しタービン軸
4の回転速度を増速させる。
ネルギーを保有している間にエンジン回転が設定
値以下となり電磁機構26によりデイスク11を
回転伝達部材16より離脱させ、フライホイール
12の回転がタービン回転値より所定値大となる
と制御回路272が閉成されて制御器27から信
号を発して電磁機構26を作動させ、デイスク1
1を回転伝達部材16に係合させフライホイール
12を回動させてタービン軸4の回転にフライホ
イール12の回転エネルギーを附加しタービン軸
4の回転速度を増速させる。
タービン軸4の減速は過給圧力を低下させ、タ
ービン軸4の増速は過給圧力を上昇させるもので
あり、エンジン回転が設定値以上となつた高速、
高負荷時における排気ガスエネルギーが大なると
きにこの排気ガスエネルギーの一部をフライホイ
ール12の回転エネルギーとして蓄積し、タービ
ン軸4を減速させ過給圧力を低下させて高速回転
時における給気圧を適正にし、エンジン回転が設
定値以下となつた低速・高負荷時にフライホイー
ル12に蓄積した回転エネルギーをタービン軸4
の回転に附加し加速してタービン軸4を増速させ
過給圧力を上昇させれば低速高負荷時における給
気圧を高めて空気流量を大とし、多量の空気をシ
リンダ内に送給することができ低速トルクを向上
させることができる。
ービン軸4の増速は過給圧力を上昇させるもので
あり、エンジン回転が設定値以上となつた高速、
高負荷時における排気ガスエネルギーが大なると
きにこの排気ガスエネルギーの一部をフライホイ
ール12の回転エネルギーとして蓄積し、タービ
ン軸4を減速させ過給圧力を低下させて高速回転
時における給気圧を適正にし、エンジン回転が設
定値以下となつた低速・高負荷時にフライホイー
ル12に蓄積した回転エネルギーをタービン軸4
の回転に附加し加速してタービン軸4を増速させ
過給圧力を上昇させれば低速高負荷時における給
気圧を高めて空気流量を大とし、多量の空気をシ
リンダ内に送給することができ低速トルクを向上
させることができる。
さらに、エンジン回転速度に応じた変速機構A
の作動によつて、デイスク11とフライホイール
12間の回転速度比を適正にし、フライホイール
12へのエネルギー蓄積を制御させることができ
る。この場合、回転伝達部材16の傾角αを小と
したときは回転速度比は小となつて、フライホイ
ール12に蓄積されるエネルギーは常に適切とな
る。
の作動によつて、デイスク11とフライホイール
12間の回転速度比を適正にし、フライホイール
12へのエネルギー蓄積を制御させることができ
る。この場合、回転伝達部材16の傾角αを小と
したときは回転速度比は小となつて、フライホイ
ール12に蓄積されるエネルギーは常に適切とな
る。
なお本実施例においては、変速機構Aとして回
転伝達部材16の傾角を調節する手段を用い、ク
ラツチ機構Bとして電磁機構26による手段を用
いたが、本発明の精神逸脱することなく高速機
構、クラツチ機構を適宜選択することは自由であ
る。
転伝達部材16の傾角を調節する手段を用い、ク
ラツチ機構Bとして電磁機構26による手段を用
いたが、本発明の精神逸脱することなく高速機
構、クラツチ機構を適宜選択することは自由であ
る。
本発明装置は可及的に燃費を犠牲にすることな
くして排気ターボ過給とエンジン回転とのマツチ
ングを向上させ、特に低速トルクを向上させて低
速高負荷時におけるトルク不足を改善し、しかも
前記マツチングは変速機構の作動によつて一段と
精度を増すことができる等幾多の優れた効果を発
揮する。
くして排気ターボ過給とエンジン回転とのマツチ
ングを向上させ、特に低速トルクを向上させて低
速高負荷時におけるトルク不足を改善し、しかも
前記マツチングは変速機構の作動によつて一段と
精度を増すことができる等幾多の優れた効果を発
揮する。
第1図は本発明装置の実施例を示す要部断面
図、第2図は制御器の回路機構説明図である。 1……タービン部、2……コンプレツサー部、
3……中間部、4……タービン軸、5,6……羽
根車、7,8……ケーシング、9……ハウジン
グ、11……デイスク、12……フライホイー
ル、14……デイスク側環状係合面部、15……
フライホイール側環状係合面部、16……回転伝
達部材、20……作動器、26……電磁機構、2
7……制御器、29……エンジン回転検出機構、
31……フライホイール回転検出機構、33……
過給圧力検出機構、34……タービン回転検出機
構、A……変速機構、B……クラツチ機構。
図、第2図は制御器の回路機構説明図である。 1……タービン部、2……コンプレツサー部、
3……中間部、4……タービン軸、5,6……羽
根車、7,8……ケーシング、9……ハウジン
グ、11……デイスク、12……フライホイー
ル、14……デイスク側環状係合面部、15……
フライホイール側環状係合面部、16……回転伝
達部材、20……作動器、26……電磁機構、2
7……制御器、29……エンジン回転検出機構、
31……フライホイール回転検出機構、33……
過給圧力検出機構、34……タービン回転検出機
構、A……変速機構、B……クラツチ機構。
Claims (1)
- 1 タービン部とコンプレツサー部とに延在する
タービン軸に一体回動かつ軸方向移動可能とした
デイスクと空転自在かつ軸方向移動不能としたフ
ライホイールを取付け、前記デイスクとフライホ
イールとの間に変速機構を介装し、この変速機構
を介し前記デイスクとフライホイールとを連係自
在とするクラツチ機構を備えたことを特徴とする
排気ターボ過給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56102083A JPS585426A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 排気タ−ボ過給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56102083A JPS585426A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 排気タ−ボ過給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS585426A JPS585426A (ja) | 1983-01-12 |
JPS6219573B2 true JPS6219573B2 (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=14317876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56102083A Granted JPS585426A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 排気タ−ボ過給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585426A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004026796A1 (de) * | 2004-06-02 | 2005-12-29 | Daimlerchrysler Ag | Abgasturbolader für eine Brennkraftmaschine und Verfahren zum Betrieb eines Abgasturboladers |
DE102009060181A1 (de) | 2009-12-23 | 2011-06-30 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH, 80809 | Abgasturbolader für eine Verbrennungskraftmaschine mit einer Frischgasversorgungsvorrichtung und eine entsprechende Anordnung |
US9038383B2 (en) | 2012-07-24 | 2015-05-26 | Caterpillar Inc. | Flywheel assembly for a turbocharger |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP56102083A patent/JPS585426A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS585426A (ja) | 1983-01-12 |
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