JPS62195348A - 有効成分の回収法 - Google Patents
有効成分の回収法Info
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- JPS62195348A JPS62195348A JP3536386A JP3536386A JPS62195348A JP S62195348 A JPS62195348 A JP S62195348A JP 3536386 A JP3536386 A JP 3536386A JP 3536386 A JP3536386 A JP 3536386A JP S62195348 A JPS62195348 A JP S62195348A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(at 産業上の利用分野
本発明は、特許第235515号(!l#公昭32−2
765号公報)、特許第286284号(特公昭36−
7022号会報)に記載された如き、p −キシレンお
よび/またはP−トルイル酸メチル(以下MPTと略記
する)を酸化し、ついでメチルエステル化することによ
ってテレフタル酸ジメチル(DMT )を製造する工程
において生じる高沸点副生成物からDMT、MPTおよ
びP−ハイドルオキシメチル安息香酸メチル(MHB
)の如き有効成分を回収する方法に関するものである。
765号公報)、特許第286284号(特公昭36−
7022号会報)に記載された如き、p −キシレンお
よび/またはP−トルイル酸メチル(以下MPTと略記
する)を酸化し、ついでメチルエステル化することによ
ってテレフタル酸ジメチル(DMT )を製造する工程
において生じる高沸点副生成物からDMT、MPTおよ
びP−ハイドルオキシメチル安息香酸メチル(MHB
)の如き有効成分を回収する方法に関するものである。
(bl 従来技術
メタノールとの反応により前記高沸点副生成物からDM
T製造工程に循環使用可能なりMT、MPTおよびMH
Bの如き有効成分を回収し得ることは。
T製造工程に循環使用可能なりMT、MPTおよびMH
Bの如き有効成分を回収し得ることは。
例えば特公昭56−20303号公報、特開昭49−6
6644号公報、特公昭53−30699号会報に記載
の如く公知である。
6644号公報、特公昭53−30699号会報に記載
の如く公知である。
しかしながら、上記記載の方法によれば、メタノール処
理後の高沸点副生成物から有効成分を有利に回収するた
めには、水蒸気あるいはメタノール蒸気を添加しながら
蒸留するという特殊な操作が必要であり、これは多大の
用役費を必要とするため、工業的に有利な方法とは言い
難い。しかもそれらの対策を講じているにもかかわらず
前記記載の方法はいずれも有効成分回収量が不充分で満
足すべき方法とは言えない。
理後の高沸点副生成物から有効成分を有利に回収するた
めには、水蒸気あるいはメタノール蒸気を添加しながら
蒸留するという特殊な操作が必要であり、これは多大の
用役費を必要とするため、工業的に有利な方法とは言い
難い。しかもそれらの対策を講じているにもかかわらず
前記記載の方法はいずれも有効成分回収量が不充分で満
足すべき方法とは言えない。
(e) 発明の目的
そこで1本発明者らは、高沸点副生成物から有効成分を
回収する方法において従来技術より更に高収率で、しか
も工業的に有利な方法について、鋭意研究を行った結果
、メタ/−ル処理後の高沸点副生成物から有効成分を回
収する際該メタノール処理生成物中に残存する重金属酸
化触媒がFil[HB回収″4K特に悪影響を及ぼすこ
とを見出し、本発明に刺違した。
回収する方法において従来技術より更に高収率で、しか
も工業的に有利な方法について、鋭意研究を行った結果
、メタ/−ル処理後の高沸点副生成物から有効成分を回
収する際該メタノール処理生成物中に残存する重金属酸
化触媒がFil[HB回収″4K特に悪影響を及ぼすこ
とを見出し、本発明に刺違した。
(d) 発明の構成および効果
すなわち1本発明は、P−キシレンおよび/またはP−
トルイル酸メチルを重金属酸化触媒の存在下、分子状酸
素含有ガスにより酸化し、ついでエステル化することK
よってプレフタル酸ジメチルを製造する際に副生するテ
レフタル酸ジメチルよりも沸点が高い高沸点副生成物か
ら有効成分を回収するに当り、(i)該高沸点副生成物
をメタノールと反応せしめた後メタノールを留去し、(
11)ついで該触媒を水抽出等により除去し、(iii
) しかる後、蒸留により生成有効成分を分離すること
を特徴とする前記高沸点副生成物からの有効成分回収法
である。
トルイル酸メチルを重金属酸化触媒の存在下、分子状酸
素含有ガスにより酸化し、ついでエステル化することK
よってプレフタル酸ジメチルを製造する際に副生するテ
レフタル酸ジメチルよりも沸点が高い高沸点副生成物か
ら有効成分を回収するに当り、(i)該高沸点副生成物
をメタノールと反応せしめた後メタノールを留去し、(
11)ついで該触媒を水抽出等により除去し、(iii
) しかる後、蒸留により生成有効成分を分離すること
を特徴とする前記高沸点副生成物からの有効成分回収法
である。
本発明方法によれば、メタノール処理生成物から有効成
分回収の際、従来技術の如き特殊な蒸留方法を用いなく
ても1通常の減圧蒸留を行うだけでほぼ定量的有効成分
を回収することが可能となる。即ち1本発明の方法は、
従来技術に比べ、有効成分回収量の面でも、用役費の面
でも優れており、工業的忙極めて有利である。
分回収の際、従来技術の如き特殊な蒸留方法を用いなく
ても1通常の減圧蒸留を行うだけでほぼ定量的有効成分
を回収することが可能となる。即ち1本発明の方法は、
従来技術に比べ、有効成分回収量の面でも、用役費の面
でも優れており、工業的忙極めて有利である。
本発明方法に用いる「DMTよりも沸点の高い高沸点副
生成物」とは、DMT製造工程におけるDMTを蒸留等
によって分離、精製した後に残存する残渣あるいは該残
渣から再結晶、蒸留等の方法により、DMTを殆んど回
収した後の高沸点副生成物の濃縮であって、重金属酸化
触媒を含有したものをいう。
生成物」とは、DMT製造工程におけるDMTを蒸留等
によって分離、精製した後に残存する残渣あるいは該残
渣から再結晶、蒸留等の方法により、DMTを殆んど回
収した後の高沸点副生成物の濃縮であって、重金属酸化
触媒を含有したものをいう。
該重金属酸化触媒としては、例えばCoおよびMn 、
MnおよびNi + Co 、MnおよびNiからな
る混合物を用いることができるが、CoおよびMnを使
用した場合特に有利に実施できる。
MnおよびNi + Co 、MnおよびNiからな
る混合物を用いることができるが、CoおよびMnを使
用した場合特に有利に実施できる。
重金属酸化触媒を予め除去した高沸点副生成物を用いて
メタノールとの反応を行った場合には1本発明方法の場
合と同様、通常の減圧蒸留によりメタノール処理生成物
からほぼ定量的に有効成分を回収することが可能となる
が、該高沸点副生成物とメタノールとの反応が遅く、本
発明の方法の場合に比べ滞留時間を極めて長くとる必要
があり、工業的に有利でない。
メタノールとの反応を行った場合には1本発明方法の場
合と同様、通常の減圧蒸留によりメタノール処理生成物
からほぼ定量的に有効成分を回収することが可能となる
が、該高沸点副生成物とメタノールとの反応が遅く、本
発明の方法の場合に比べ滞留時間を極めて長くとる必要
があり、工業的に有利でない。
また、滞留時間を延長するかわりに反応温度を上昇させ
た場合も、好ましからざる副反応が生起し、生成する有
効成分量が減少するため、好ましくない。
た場合も、好ましからざる副反応が生起し、生成する有
効成分量が減少するため、好ましくない。
本発明における高沸点副生成物とメタノールとの反応は
、メタノールの臨界温度以上でも以下でも可能であるが
、好ましくはメタノールの臨界温度以下、更に好ましく
は110〜240℃、$に好ましくは135〜235℃
の範囲で行うのが有利である。
、メタノールの臨界温度以上でも以下でも可能であるが
、好ましくはメタノールの臨界温度以下、更に好ましく
は110〜240℃、$に好ましくは135〜235℃
の範囲で行うのが有利である。
また、圧力も特に規定はないが、好ましくはメタノール
を液相に保持するのに充分な圧力下で実施するのが望ま
しい。
を液相に保持するのに充分な圧力下で実施するのが望ま
しい。
本発明に用いるメタノールとしては、精製メタノールだ
ゆでなく、粗DMTをメタノールで再結晶精製した後の
母液もそのまま使用できる。
ゆでなく、粗DMTをメタノールで再結晶精製した後の
母液もそのまま使用できる。
また、メタノールの使用量は、高沸点副生成物に対し1
重量比で1/1O−to倍の範囲。
重量比で1/1O−to倍の範囲。
好ましくは1 / 4〜4倍の範囲が望ましい。メタノ
ールの使用量がl/I 0倍より少ない場合は有効成分
回収量が大巾に低下するため好ましくない。また、メタ
ノール使用量を10倍より多くしても有効成分回収量は
殆んど増加しないため、工業的に有利でない。
ールの使用量がl/I 0倍より少ない場合は有効成分
回収量が大巾に低下するため好ましくない。また、メタ
ノール使用量を10倍より多くしても有効成分回収量は
殆んど増加しないため、工業的に有利でない。
本発明における、高沸点副生成物とメタノールとの反応
は回分式または連続式のいずれの方法によっても実施可
能であり、その際の反応時間(滞留時間)は反応温度等
の緒条性に左右され一定でないが一般に0.1−10時
間の範囲が好ましい。
は回分式または連続式のいずれの方法によっても実施可
能であり、その際の反応時間(滞留時間)は反応温度等
の緒条性に左右され一定でないが一般に0.1−10時
間の範囲が好ましい。
本発明におけるメタノール処理生成物からの有効成分の
分離回収は(1)まずフラッシュ蒸留によりメタノール
を留去し、(11)ついで、水抽出等により重金属酸化
触媒を除去し、fiii) しかる後通常の減圧蒸留を
行うこと、により可能であり、従来技術の如き水蒸気あ
るいはメタノール蒸気を添加しながら蒸留するといった
特殊な操作を実施しなくても高収率で有効成分を回収で
きるので、用役費、設備費等の大巾なコスト低減が可能
となり、工業的に非常に有利である。
分離回収は(1)まずフラッシュ蒸留によりメタノール
を留去し、(11)ついで、水抽出等により重金属酸化
触媒を除去し、fiii) しかる後通常の減圧蒸留を
行うこと、により可能であり、従来技術の如き水蒸気あ
るいはメタノール蒸気を添加しながら蒸留するといった
特殊な操作を実施しなくても高収率で有効成分を回収で
きるので、用役費、設備費等の大巾なコスト低減が可能
となり、工業的に非常に有利である。
また、メタノール処理生成物からのメタノールの留去は
好ましくは180℃以下、更に好ましくは160℃以下
の温度で行うのが望ましく。
好ましくは180℃以下、更に好ましくは160℃以下
の温度で行うのが望ましく。
180℃より高い温度でメタノールを留去させた場合は
好ましからざる反応が起り、有効成分の回収量が低下す
る傾向がある。
好ましからざる反応が起り、有効成分の回収量が低下す
る傾向がある。
このようKして得られた有効成分は、DMT $1造工
程に循環することが可能であり、全体として本発明によ
りDMTの収率を大巾に改善することが可能となる。
程に循環することが可能であり、全体として本発明によ
りDMTの収率を大巾に改善することが可能となる。
更に本発明の方法におけるメタノール処理生成物より回
収した重金属酸化触媒の活性は、メタノール処理前の高
沸点副生成物から回収したものに比べ優れているので本
発明によるDMT収率改善効果は更に拡大される。
収した重金属酸化触媒の活性は、メタノール処理前の高
沸点副生成物から回収したものに比べ優れているので本
発明によるDMT収率改善効果は更に拡大される。
以下、実施例を掲げて本発明方法を詳述する。
実施例1
P−キシレンとMPTとの混合物をCoおよびMn触媒
の存在下、所定の温度、圧力下で空気により連続的に液
相酸化し、得られたP−トルイル酸およびテレフタル酸
モノメチルを主成分とする酸化生成物をメタノールでエ
ステル化し、ついで得られたエステル化生成物を減圧蒸
留してDMT、MPTを主成分とする留分および蒸留残
渣に分けるDMT製造工程から、高沸点副生成物の他に
DMTを17wt%、 Goを0.25 wt%含む前
記蒸留残渣を得た。
の存在下、所定の温度、圧力下で空気により連続的に液
相酸化し、得られたP−トルイル酸およびテレフタル酸
モノメチルを主成分とする酸化生成物をメタノールでエ
ステル化し、ついで得られたエステル化生成物を減圧蒸
留してDMT、MPTを主成分とする留分および蒸留残
渣に分けるDMT製造工程から、高沸点副生成物の他に
DMTを17wt%、 Goを0.25 wt%含む前
記蒸留残渣を得た。
該蒸留残渣tooyとメタノール100gとを攪拌機を
備えた容量500dのチタン製オートクレーブに仕込み
オートクレーブ内を窒素置換した後、温度230℃1反
応圧力49 kp/clGで攪拌下、1時間保持した。
備えた容量500dのチタン製オートクレーブに仕込み
オートクレーブ内を窒素置換した後、温度230℃1反
応圧力49 kp/clGで攪拌下、1時間保持した。
ついで反応生成物を取出し、湯浴上でメタノールを留去
した。メタノール留去後更1(その温度で30分間保持
した後1等重量のDMT製造工程からの酸性副生水と9
5℃で1時間攪拌した。
した。メタノール留去後更1(その温度で30分間保持
した後1等重量のDMT製造工程からの酸性副生水と9
5℃で1時間攪拌した。
引続きその温度で1時間放置し、水相を分離し、有機相
を110℃で乾燥した。
を110℃で乾燥した。
しかる後、この触媒を殆んど含まない(Co+Mn(5
0騨)反応生成物を20 mtfl<7で減圧蒸留し、
DMT 34.6 g、 MPT 4.7 、!i’
、 MHB l 6.3 、F IP−トルイルアルコ
ール(MBA)2.9&、P −ホルミル安息香酸メチ
ル(AE) 0.6 yおよヒP−トルアルデヒド(P
TAL) 0.1 Elを得た。
0騨)反応生成物を20 mtfl<7で減圧蒸留し、
DMT 34.6 g、 MPT 4.7 、!i’
、 MHB l 6.3 、F IP−トルイルアルコ
ール(MBA)2.9&、P −ホルミル安息香酸メチ
ル(AE) 0.6 yおよヒP−トルアルデヒド(P
TAL) 0.1 Elを得た。
実施例2.3
実施例1と同様の方法でメタノール量1反応温度1反応
時間を変えて反応を行った後、実施例1と同じ操作によ
り有効成分を回収した。反応条件および反応結果を表−
1に示す。
時間を変えて反応を行った後、実施例1と同じ操作によ
り有効成分を回収した。反応条件および反応結果を表−
1に示す。
比較例1
反応生成物よりCo+Mn 触媒を除去しなかった以
外は、実施例3と同じ操作を行い、有効成分を回収した
。反応結果を表−2に示す。
外は、実施例3と同じ操作を行い、有効成分を回収した
。反応結果を表−2に示す。
実施例4
反応生成物からのメタノール留去を200℃で行った以
外は実施例1と同じ操作を行い、有効成分を回収した。
外は実施例1と同じ操作を行い、有効成分を回収した。
反応結果を表−IK示す。
比較例2
蒸留残渣からの触媒除去をメタノールとの反応終了後行
うかわりに1反応前に行った以外は実施例1と同じ操作
を行い、有効成分を回収した。反応結果を表−2に示す
。
うかわりに1反応前に行った以外は実施例1と同じ操作
を行い、有効成分を回収した。反応結果を表−2に示す
。
比較例3
実施例1で用いた蒸留残渣1501?を実施例1と同じ
オートクレーブに仕込み290℃。
オートクレーブに仕込み290℃。
28に9/cdG でメタノールを150 Jim/
hr を窒素ガスを601 /hrの速度で4時間連続
的にフィードした。メタノール蒸気は連続的に取出し、
かつ放圧して大気圧にした後、冷却器にて凝縮させた。
hr を窒素ガスを601 /hrの速度で4時間連続
的にフィードした。メタノール蒸気は連続的に取出し、
かつ放圧して大気圧にした後、冷却器にて凝縮させた。
反応終了後、オートクレーブを210℃迄冷却し、vI
4整弁を介して210℃で大気圧に放圧し、蒸発するメ
タノールは先程と同様に凝縮させた。放圧後、オートク
レーブ内容物に大気圧210℃で210℃のメタノール
蒸気を150゛1/hrの速度で4時間導入し、オート
クレーブから出た蒸気を凝縮した。湯浴上で凝縮物から
メタノールを留去し、DMT 46.2 g 、 MP
T 6.5N 、 MHB 8.0 g、 MBA 1
.3 # 、 AEo、7 #を得た。
4整弁を介して210℃で大気圧に放圧し、蒸発するメ
タノールは先程と同様に凝縮させた。放圧後、オートク
レーブ内容物に大気圧210℃で210℃のメタノール
蒸気を150゛1/hrの速度で4時間導入し、オート
クレーブから出た蒸気を凝縮した。湯浴上で凝縮物から
メタノールを留去し、DMT 46.2 g 、 MP
T 6.5N 、 MHB 8.0 g、 MBA 1
.3 # 、 AEo、7 #を得た。
表 2
Claims (5)
- (1)P−キシレンおよび/またはP−トルイル酸メチ
ルを重金属酸化触媒の存在下、分子状酸素含有ガスによ
り酸化し、ついでメタノールでエステル化することによ
つてテレフタル酸ジメチルを製造する際に副生するテレ
フタル酸ジメチルよりも沸点が高い高沸点副生成物から
有効成分を回収するに当り、(i)該高沸点副生成物を
メタノールと反応せしめた後メタノールを留去し、(i
i)ついで該触媒を水抽出等により除去し、(iii)
しかる後、蒸留により生成有効成分を分離することを特
徴とする前記高沸点副生成物からの有効成分回収法。 - (2)該重金属酸化触媒がCoおよびMnであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の有効成分回収法
。 - (3)該高沸点副生成物を該高沸点副生成物に対し、重
量比で1/10〜10倍量のメタノール存在下で反応さ
せることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の有効
成分回収法。 - (4)該高沸点副生成物とメタノールの反応を110〜
240℃の範囲の温度でメタノールを液相に保つのに充
分な圧力のもとで行うことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の有効成分回収法。 - (5)該高沸点副生成物とメタノールとの反応終了後、
180℃以下の温度でメタノールを留去することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の有効成分回収法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3536386A JPH0717580B2 (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 有効成分の回収法 |
US06/928,300 US4760165A (en) | 1985-11-13 | 1986-11-10 | Recovering useful components at least containing dimethyl terephthalate from high-boiling byproducts occurring in the production of dimethyl terephthalate |
DE8686308812T DE3674161D1 (de) | 1985-11-13 | 1986-11-12 | Verfahren zum gewinnen von nuetzlichen verbindungen, die mindestens dimethylterephthalat enthalten aus den hochsiedenden beiprodukten der herstellung von dimethylterephthalat. |
EP86308812A EP0225738B1 (en) | 1985-11-13 | 1986-11-12 | Method of recovering useful components at least containing dimethyl terephthalate from high-boiling byproducts occurring in the production of dimethyl terephthalate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3536386A JPH0717580B2 (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 有効成分の回収法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195348A true JPS62195348A (ja) | 1987-08-28 |
JPH0717580B2 JPH0717580B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=12439809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3536386A Expired - Lifetime JPH0717580B2 (ja) | 1985-11-13 | 1986-02-21 | 有効成分の回収法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717580B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990025109A (ko) * | 1997-09-10 | 1999-04-06 | 조민호 | 테레프탈산 폐기슬러지로부터 코발트 촉매를 회수하는 방법 |
KR100411190B1 (ko) * | 1995-12-26 | 2004-03-26 | 에스케이케미칼주식회사 | 에틸렌글리콜의회수방법 |
-
1986
- 1986-02-21 JP JP3536386A patent/JPH0717580B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100411190B1 (ko) * | 1995-12-26 | 2004-03-26 | 에스케이케미칼주식회사 | 에틸렌글리콜의회수방법 |
KR19990025109A (ko) * | 1997-09-10 | 1999-04-06 | 조민호 | 테레프탈산 폐기슬러지로부터 코발트 촉매를 회수하는 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0717580B2 (ja) | 1995-03-01 |
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