JPS62195238A - 茶害虫防除方法 - Google Patents

茶害虫防除方法

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Publication number
JPS62195238A
JPS62195238A JP3799786A JP3799786A JPS62195238A JP S62195238 A JPS62195238 A JP S62195238A JP 3799786 A JP3799786 A JP 3799786A JP 3799786 A JP3799786 A JP 3799786A JP S62195238 A JPS62195238 A JP S62195238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tea
control
tape
preparation
pests
Prior art date
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Pending
Application number
JP3799786A
Other languages
English (en)
Inventor
隆之 日和
義一 撫佐
哲夫 沼本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3799786A priority Critical patent/JPS62195238A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、茶害虫防除方法に関する。
環境汚染を引き起こさない害虫防除方法として、近年、
昆虫のフェロモンを徐放させる製剤を野外に配布し、フ
ェロモンを大気中に放散させることにより、昆虫をトラ
ップに誘引して捕獲殺虫する所謂マス・トラッピング法
や、雄が雌を感知し、配偶行動をとるのを撹乱させる所
謂撹乱法等が注目されている。
茶害虫防除にも、例えば特公昭57−34973号公報
に記載されているように、フェロモンを担持させた紐状
製剤を茶畑の畝に沿って茶の樹頂上に架設し、茶畑全体
にフェロモン雰囲気を形成させる撹乱法が提案されてい
る。また、特開昭60−120935号公報には、茶畑
の畝に沿って茶の挟間を貫通して架設する方法が提案さ
れている。
このような方法によれば、茶畑内において、撹乱物質の
雰囲気が比較的一様に形成されるものの、有風条件下に
おいては、茶畑において、製剤の設置箇所よりも風上に
は、撹乱物質が存在しない場合がある。事実、実際の茶
畑においては、微気象も含めて有風条件が通常であり、
そのうえに風向きや風速も種々に変化する。従って、上
記のよう、な従来方法にてテープ状製剤を施用した場合
、茶畑の中央部に比べて、周辺部の被害率が高く、且つ
、交信撹乱効果もばらつきが多い。
(発明の目的) 本発明は、茶害虫防除方法における上記した従来の方法
における問題を解決するためになされたものであって、
茶畑の周辺部を含めて、安定した茶害虫の交信撹乱効果
と防除効果を得ることができる茶害虫防除方法を提供す
ることを目的とする。
(発明の構成) 本発明による茶害虫防除方法は、昆虫の交信攪乱用気化
性液体化合物を徐放し得るテープ状製剤にて茶畑の周囲
を連続して囲むことを特徴とする。
本発明において用いるテープ状製剤は、昆虫の交信攪乱
用気化性液体化合物、例えば、性フェロモン、その性フ
エロモン様物質、フェロモンミックス等を含有し、これ
を長期間にわたって大気中に徐放し得るテープ状乃至紐
状製剤を意味し、その形態や構造は何ら限定されるもの
ではないが、例えば、前述した特開昭60−12093
5号公報に記載されているように、独立した多数の微孔
を有する重合体膜の上記微孔内に常温で上記重合体に対
して限られた溶解度を有する液状フェロモンが液滴とし
て封入されている膜体からなる長尺のテープ状製剤が好
ましく用いられる。
上記交信攪乱用気化性液体化合物としては、例えば、z
−11−テトラデセニルアセテートやZ−9−テトラデ
セニルアセテートを挙げることができる。
本発明の方法は、一般に茶害虫を対象とするものである
が、特に、ハフキガ類、ホソガ類等に好適である。
尚、本発明の方法によって、テープ状製剤にて茶畑の周
囲を連続して囲む態様は、特に限定されるものではない
が、茶畑の外周縁に接してテープ状製剤を配置するか、
或いは茶畑の外周縁から約1m以内の間隔をおいて、茶
畑の外側にテープ状製剤を配置するのが好適である。
(発明の効果) 本発明の方法によれば、上記のようなテープ状製剤にて
茶畑の周囲を連続して囲むので、どのような風向きの有
風条件下においても、常に、茶畑に撹乱物質の一様な雰
囲気が形成される結果、雌成虫と雄成虫の交信が効果的
に撹乱され、かくして、長期間にわたって害虫防除を行
なうことができる。
(実施例) 以下に本発明のソi施例を挙げるが、本発明は実施例に
より何ら限定されるものではない。
実施例 Z−11−テトラデセニルアセテート3部とポリスルホ
ン15部を塩化メチレン100部に溶解し、この溶液を
厚さ150μの紙と厚さ30μのアルミニウム箔と厚さ
50μのポリエチレンフィルムの三層ラミネートからな
る支持基材の紙表面上に室温で塗布し、室温に放置し、
塩化メチレンを蒸発させて、支持基材上に上記ア讐テー
トを約15重量%含有する厚み約100μの膜を形成さ
せた。
上記製剤を幅lawのテープ状に切断して、交信撹乱用
製剤とし、これを10アール(40mx25m)の茶畑
の畝の長手方向に各樹間中央に架設して、これを対照区
とした。
他方、この対照区から東方向に約100m#れた10ア
ール(40mx25m)の茶畑には、上記対照区と同じ
ようにして、上記テープ状製剤を施用したうえに、更に
、茶畑の外周縁から外側に501の位置に高さ50cm
の杭を適宜の間隔を置いて立て、これら杭によって前記
テープ状製剤を支持しつつ、茶畑を囲んで、処理区とし
た。
図面に示すように、上記対照区1と処理区2には、チャ
ノコカクモンハマキ性フェロモンを誘引餌とした粘着ト
ラップを畑中央部と四隅に高さ1mの位置に設置した。
対照区のトラップをC8〜CSにて、処理区のトラップ
をT1〜T、にて示す。
3月の初めのチャノコカクモンハマキの幼虫密度は、対
照区と処理区とにおいて、共に約3.5頭/dであった
。上記各区において、越冬成虫発生期の5月6日から5
月11日まで防除試験を行ない、この間に各トラップに
捕獲された捕虫数と、6月5日における各トラップの周
辺1nfでの幼虫密度とを表に示す。
表に示す結果から明らかなように、処理区においては、
対照区に比較して、チャノコカクモンハマキ雄捕獲数が
著しく少なく、且つ、試験後に幼虫が実質的に発生して
いないので、本発明の方法が顕著な交信撹乱及び防除効
果を有することが確認された。
【図面の簡単な説明】
図面は、対照区及び処理区の位置関係とトラップの設置
位置を示す平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)昆虫の交信攪乱用気化性液体化合物を徐放し得る
    テープ状製剤にて茶畑の周囲を連続して囲むことを特徴
    とする茶害虫防除方法。
JP3799786A 1986-02-21 1986-02-21 茶害虫防除方法 Pending JPS62195238A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH053746A (ja) * 1991-06-28 1993-01-14 Shin Etsu Chem Co Ltd 合成性フエロモン剤による害虫の交信撹乱防除方法
CN102763629A (zh) * 2012-07-31 2012-11-07 中国计量学院 一种协调防治有机茶园假眼小绿叶蝉的方法

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