JPS62195085A - 樹脂系廃棄物から油を回収する装置 - Google Patents
樹脂系廃棄物から油を回収する装置Info
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- JPS62195085A JPS62195085A JP61036438A JP3643886A JPS62195085A JP S62195085 A JPS62195085 A JP S62195085A JP 61036438 A JP61036438 A JP 61036438A JP 3643886 A JP3643886 A JP 3643886A JP S62195085 A JPS62195085 A JP S62195085A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02W30/82—Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]
Landscapes
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は樹脂系廃棄物から油を回収する装置、詳しくは
樹脂系廃棄物を乾溜炉で空気を遮断して加熱分解し、発
生した乾溜ガスを冷却凝集させ、液化したものの不純物
を除去精製して燃料用油とし、凝集しなかったガスも洗
浄により再び燃料として用いられる、樹脂系廃棄物から
油を回収する装置に関するものである。
樹脂系廃棄物を乾溜炉で空気を遮断して加熱分解し、発
生した乾溜ガスを冷却凝集させ、液化したものの不純物
を除去精製して燃料用油とし、凝集しなかったガスも洗
浄により再び燃料として用いられる、樹脂系廃棄物から
油を回収する装置に関するものである。
現在合成樹脂の使用量は真人なものであるが、工場、都
市、一般家庭において生ずるこれらの樹脂系廃棄物の量
も真人なものであり、この樹脂系廃棄物は地下埋蔵、焼
却等により処理されている。
市、一般家庭において生ずるこれらの樹脂系廃棄物の量
も真人なものであり、この樹脂系廃棄物は地下埋蔵、焼
却等により処理されている。
しかしながら地下埋蔵にも地域的条件による制約があり
、また焼却処理の場合は有害ガス、黒煙の発生、高温や
発生ガスによる燃焼装置の損傷の ゛大きいことなど
のために必ずしも有利な処理方法とはいえなかった。
、また焼却処理の場合は有害ガス、黒煙の発生、高温や
発生ガスによる燃焼装置の損傷の ゛大きいことなど
のために必ずしも有利な処理方法とはいえなかった。
一方、樹脂系廃棄物は150〜250°Cで熱分解して
燃料油や燃料ガスを生成することが知られているが、こ
のような樹脂系廃棄物の熱分解処理方法は資源再利用の
点からも極めて好ましいものである。樹脂系廃棄物の熱
分解方法としては従来、火床を用いた焼却炉、流動床を
用いた流動炉等があった。
燃料油や燃料ガスを生成することが知られているが、こ
のような樹脂系廃棄物の熱分解処理方法は資源再利用の
点からも極めて好ましいものである。樹脂系廃棄物の熱
分解方法としては従来、火床を用いた焼却炉、流動床を
用いた流動炉等があった。
しかし前者は樹脂系廃棄物の燃焼の際に発生する高い発
熱量のために火床の損傷が激しく、一般的に長時間の連
続稼動が困難であり、また流動炉では流動媒体の取り扱
いや長い炉長にわたる温度制御が困難であり、また加熱
を防ぐために炉内への空気供給量の制御に大きな注意を
払わなければならないという煩雑性があった。
熱量のために火床の損傷が激しく、一般的に長時間の連
続稼動が困難であり、また流動炉では流動媒体の取り扱
いや長い炉長にわたる温度制御が困難であり、また加熱
を防ぐために炉内への空気供給量の制御に大きな注意を
払わなければならないという煩雑性があった。
本発明の目的は、従来の樹脂系廃棄物燃焼処理における
前記のような欠点を、排除し、樹脂系廃棄物から燃料油
を高い収率でかつ連続的に製造することのできる装置を
提供することにある。
前記のような欠点を、排除し、樹脂系廃棄物から燃料油
を高い収率でかつ連続的に製造することのできる装置を
提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は次の装置を提供する
。
。
すなわち、本発明は、樹脂系廃棄物を加熱するためのバ
ーナを内臓し、且つ炉内の残渣を視認するための視認装
置を有する乾溜炉と、この乾溜炉に供給するための樹脂
系廃棄物を破砕する破砕機゛と、破砕された樹脂系廃棄
物を捕集するサイクロンと、サイクロンから供給された
樹脂系廃棄物を貯蔵するホッパと、このホッパ内の樹脂
系廃棄物を乾溜炉に連続供給する油圧シリンダと、前記
乾溜炉から導かれた乾溜ガスを冷却する冷却器と、冷却
により凝集した凝集液ならびに凝集しなかったガスを集
めるタンクと、このタンクの凝集液の不純物を除去精製
し油として地下のオイルタンクに供給するダストセパレ
ータと、前記タンク内の凝集しなかったガスを接触材に
接触させて結露を促すガスクッションと、このガスクッ
ションで結露しないガスをアルカリ洗浄するスクラバー
とアルカリ洗浄されたガスをさらに水洗いする洗浄器と
を備え、前記ガスクッションは、ドラム状の本体に接触
材を内蔵したことを特徴とする、樹脂系廃棄物から油を
回収する装置である。
ーナを内臓し、且つ炉内の残渣を視認するための視認装
置を有する乾溜炉と、この乾溜炉に供給するための樹脂
系廃棄物を破砕する破砕機゛と、破砕された樹脂系廃棄
物を捕集するサイクロンと、サイクロンから供給された
樹脂系廃棄物を貯蔵するホッパと、このホッパ内の樹脂
系廃棄物を乾溜炉に連続供給する油圧シリンダと、前記
乾溜炉から導かれた乾溜ガスを冷却する冷却器と、冷却
により凝集した凝集液ならびに凝集しなかったガスを集
めるタンクと、このタンクの凝集液の不純物を除去精製
し油として地下のオイルタンクに供給するダストセパレ
ータと、前記タンク内の凝集しなかったガスを接触材に
接触させて結露を促すガスクッションと、このガスクッ
ションで結露しないガスをアルカリ洗浄するスクラバー
とアルカリ洗浄されたガスをさらに水洗いする洗浄器と
を備え、前記ガスクッションは、ドラム状の本体に接触
材を内蔵したことを特徴とする、樹脂系廃棄物から油を
回収する装置である。
先ず粗砕された樹脂系廃棄物を乾溜炉内に入れ、同炉内
のバーナで加熱するのそ、熱交換が効率よく行われ短時
間で乾溜が始まり、乾溜ガスが発生する。
のバーナで加熱するのそ、熱交換が効率よく行われ短時
間で乾溜が始まり、乾溜ガスが発生する。
この乾溜ガスは冷却器に導かれ、冷却され、凝集してタ
ンクに集められる。
ンクに集められる。
タンク内には凝集液化したものと、凝集しきれなかった
ガスとが集められる。
ガスとが集められる。
このうち、凝集液はダストセパレータで不純物を除去精
製されて燃料の油となり地下のオイルタンクに貯蔵され
る。
製されて燃料の油となり地下のオイルタンクに貯蔵され
る。
また、前記タンクに凝集液とともに集められた凝集しき
れなかったガスは、タンク上部からガスクッションに導
かれ、ドラム状の本体に内蔵される接触材のすきまをと
おりながら接触材に接触し結露を促される。
れなかったガスは、タンク上部からガスクッションに導
かれ、ドラム状の本体に内蔵される接触材のすきまをと
おりながら接触材に接触し結露を促される。
スクラバーでは荷性ソーダ溶液によりガスが中和されて
クリーンガスとなるが、ガスは前記ガスクッションにお
ける結露により、ガスの量が著しく減少しており、した
がって荷性ソーダ溶液はガス中和によるよごれが少なく
、溶液とりかえの回数も減少される。
クリーンガスとなるが、ガスは前記ガスクッションにお
ける結露により、ガスの量が著しく減少しており、した
がって荷性ソーダ溶液はガス中和によるよごれが少なく
、溶液とりかえの回数も減少される。
ガスクッションで中和されたガスは、さらに洗浄器で水
洗いされた後、燃料ガスとして再利用される。
洗いされた後、燃料ガスとして再利用される。
一方、破砕機は、運転中の乾溜炉に樹脂系廃棄物を連続
供給するために細かく破砕し、この破砕された樹脂系廃
棄物はサイクロンによって捕集された後、ホッパに貯蔵
される。
供給するために細かく破砕し、この破砕された樹脂系廃
棄物はサイクロンによって捕集された後、ホッパに貯蔵
される。
ホッパ内の樹脂系廃棄物は油圧シリンダによって炉内へ
の空気を遮断しながら連続的に炉内に供給される。
の空気を遮断しながら連続的に炉内に供給される。
炉内は高温に加熱され、外部よりも気圧が常に高いため
、樹脂系廃棄物が炉内に供給されるときにも外部から空
気が流入するのを防いで乾溜が合理的に行われる。
、樹脂系廃棄物が炉内に供給されるときにも外部から空
気が流入するのを防いで乾溜が合理的に行われる。
乾溜炉内の残渣を視認する内部視認装置は、カラーライ
トにより赤色系統の波長の長い光をあてて透明度を良好
な状態とし、炉内の焔をとおして残渣量をテレビカメラ
で視認する。これにより、炉の連続運転を中止して炉内
の残渣を排出するための適切な時期を決めることができ
る。
トにより赤色系統の波長の長い光をあてて透明度を良好
な状態とし、炉内の焔をとおして残渣量をテレビカメラ
で視認する。これにより、炉の連続運転を中止して炉内
の残渣を排出するための適切な時期を決めることができ
る。
本発明の実施例について、以下、図面に従って本発明の
構成が実際上どのように具体化されるかをその作用とと
もに説明する。
構成が実際上どのように具体化されるかをその作用とと
もに説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成説明図で、1は樹脂系
廃棄物を10乃至15龍位に破砕する破砕機、2は破砕
された前記樹脂系廃棄物を捕集するサイクロン、3は囲
いの中に前記サイクロンから補給された樹脂系廃棄物を
貯蔵し、下部の開口部から少しずつ出るようにしたホッ
パ、4はホッパからの樹脂系廃棄物を、空気を遮断しな
がら乾溜炉内へ連続的に供給する油圧シリンダである。
廃棄物を10乃至15龍位に破砕する破砕機、2は破砕
された前記樹脂系廃棄物を捕集するサイクロン、3は囲
いの中に前記サイクロンから補給された樹脂系廃棄物を
貯蔵し、下部の開口部から少しずつ出るようにしたホッ
パ、4はホッパからの樹脂系廃棄物を、空気を遮断しな
がら乾溜炉内へ連続的に供給する油圧シリンダである。
5は乾溜炉で、第2図の断面図で示すように炉体はひと
つの密閉容器として形成され、円筒状の周壁15の外側
は耐火レンガ16と外板17で覆われている。
つの密閉容器として形成され、円筒状の周壁15の外側
は耐火レンガ16と外板17で覆われている。
また、周壁15の上部には上部蓋18、下部には下部I
E19があり、いづれも断熱材20で保温性が保たれる
。
E19があり、いづれも断熱材20で保温性が保たれる
。
上部蓋18は上部シリンダ21によりシリンダアーム2
3を介して開閉される。乾溜炉が加熱されていないとき
の、樹脂系廃棄物の初期投入は、この上部i18をあけ
て行われるので細かくする必要はなく 、500mn+
位の粗砕で充分である。
3を介して開閉される。乾溜炉が加熱されていないとき
の、樹脂系廃棄物の初期投入は、この上部i18をあけ
て行われるので細かくする必要はなく 、500mn+
位の粗砕で充分である。
下部蓋19は、下部シリンダ22により開閉される。
下部蓋19を開くことにより炉内の残渣が炉外に排出さ
れる。
れる。
24はバーナ管で、炉の中央に水平に設けられ、一端が
周壁15から外部に現れている。
周壁15から外部に現れている。
バーナ管24の他端は、第3図に示すように箱部材25
.下部箱部材26.管29.前部箱部材27.管30、
上部鞘部28.管3L32,33と連なり、管33の終
端部33aは炉の周壁15を貫いて外部煙道(図示せず
)につながる。
.下部箱部材26.管29.前部箱部材27.管30、
上部鞘部28.管3L32,33と連なり、管33の終
端部33aは炉の周壁15を貫いて外部煙道(図示せず
)につながる。
ここで、箱部材は管と管を接続し、且つ、管を支持する
台としての役割を果たし、管は熱交換器の役割を果たし
ている。
台としての役割を果たし、管は熱交換器の役割を果たし
ている。
この熱交換器の主役としての、管29.30は折り返す
形状で、2本づつ並列に設け、熱交換が充分に行われる
ようしである。
形状で、2本づつ並列に設け、熱交換が充分に行われる
ようしである。
この管29.30は、断面を角形、楕円形などの非円形
として筒状の表面積を大きくし、熱交換の効率をいっそ
うアンプすることとしてもよく、或いは最も一般的な円
形として、加工し易く丈夫で安価なものとしてもよい。
として筒状の表面積を大きくし、熱交換の効率をいっそ
うアンプすることとしてもよく、或いは最も一般的な円
形として、加工し易く丈夫で安価なものとしてもよい。
これらの加熱部分はパナジュウム鋼などの耐火材でつく
られている。
られている。
第2図の乾溜炉の上部の34はテレビカメラで、カラー
ライト35と組み合わせて炉内部を外から視る視認装置
36を構成する。
ライト35と組み合わせて炉内部を外から視る視認装置
36を構成する。
本発明は長時間連続運転が可能なため、運転中に炉内の
残渣量を視認し、残渣をか底から排出するために運転を
中止する適切な時期を決定する必要がある。残渣量は投
入される樹脂系の種類によって異なり一定しないからで
ある。
残渣量を視認し、残渣をか底から排出するために運転を
中止する適切な時期を決定する必要がある。残渣量は投
入される樹脂系の種類によって異なり一定しないからで
ある。
このカラーライト35は、焔をとおして残渣量を視認で
きるように、波長の長い赤色系統の光を用い透明度を高
め、テレビカメラ34を側面から補佐している。
きるように、波長の長い赤色系統の光を用い透明度を高
め、テレビカメラ34を側面から補佐している。
第1図の6は冷却器で、前記乾溜炉5で乾溜されてなる
乾溜ガスを導いて水で冷却し凝集し易い状態でタンク7
に貯えられる。
乾溜ガスを導いて水で冷却し凝集し易い状態でタンク7
に貯えられる。
同タンクには、前記冷却により凝集しきれなかったガス
もタンク上部に貯えられる。
もタンク上部に貯えられる。
タンク7に集められた前記凝集液は、タンク下部からダ
ストセパレータ10に導かれて不純物を除去精製され燃
料用の油となって、地下のオイルタンク11に導かれ、
貯蔵され、出荷を待つこととなる。
ストセパレータ10に導かれて不純物を除去精製され燃
料用の油となって、地下のオイルタンク11に導かれ、
貯蔵され、出荷を待つこととなる。
一方、タンクマ内上部に集められた凝集しきれなかった
ガスは、ガスクッション37にふかれる。
ガスは、ガスクッション37にふかれる。
ガスクッション37は第4図に示すように、ドラム状の
本体38の下部側面にガス恵入管39が、本体上部にガ
ス送出管40が、本体下部に油回収管41があり、本体
内部には、下部鰐42と上部胡43の間に接触材44が
設けられている。
本体38の下部側面にガス恵入管39が、本体上部にガ
ス送出管40が、本体下部に油回収管41があり、本体
内部には、下部鰐42と上部胡43の間に接触材44が
設けられている。
この接触材44は、ステンレス、セラミック、貝から等
の非腐食性の小片からなり、細い曲がりくねったガスの
通路を無数につくり、カス導入管39から本体38に入
ったガスは、ここを通るとき、接触材44に強制的に接
触させられ、結露を促される。
の非腐食性の小片からなり、細い曲がりくねったガスの
通路を無数につくり、カス導入管39から本体38に入
ったガスは、ここを通るとき、接触材44に強制的に接
触させられ、結露を促される。
このようにして結露した油は本体下部に溜まり回収管4
1を通して回収される。
1を通して回収される。
このガスクッション37で油化のため、残りのガスは、
いっそう少量になり、ガス送出管40を経てスクラバー
8におくられる。
いっそう少量になり、ガス送出管40を経てスクラバー
8におくられる。
スクラバー8では、10%の苛性ソーダ溶液によるシャ
ワーで、ガスはアルカリ洗浄され中和され・る。
ワーで、ガスはアルカリ洗浄され中和され・る。
ここでアルカリ洗浄されたガスは、さらに洗浄器9に導
かれ、今度は水洗いされる。
かれ、今度は水洗いされる。
前記アルカリ洗浄の際、苛性ソーダの付着した部分も、
この水洗いによって一層きれいな無公害なガスとなり、
前記乾溜炉のバーナ12に供給され重油に代って燃料を
自給することができる。
この水洗いによって一層きれいな無公害なガスとなり、
前記乾溜炉のバーナ12に供給され重油に代って燃料を
自給することができる。
なお、ガスが少量のときは煙突(図示せず)から外気中
に排出されるが、前述のように充分に洗浄されており公
害のおそれはない。
に排出されるが、前述のように充分に洗浄されており公
害のおそれはない。
本発明はこのように構成されているので、この装置を運
転するには、先ず最初に、乾溜炉5の下部M19を下部
シリンダ22で油圧により開き、炉内の残渣を排出した
後、上部蓋18を上部シリンダ21で油圧により開き、
粗砕された樹脂系廃棄物をここから炉内に初期投入する
。
転するには、先ず最初に、乾溜炉5の下部M19を下部
シリンダ22で油圧により開き、炉内の残渣を排出した
後、上部蓋18を上部シリンダ21で油圧により開き、
粗砕された樹脂系廃棄物をここから炉内に初期投入する
。
バーナ12はコンプレッサ14からの圧縮空気の介在で
重油タンク13から重油が供給され、炉内を加熱し始め
る。
重油タンク13から重油が供給され、炉内を加熱し始め
る。
加熱後約30分で乾溜が始まるので、そのガスを前記バ
ーナ12に導いて重油の代わりに燃料を自給する。
ーナ12に導いて重油の代わりに燃料を自給する。
約1時間で炉内温度は150°Cに達し、このときから
、供給する樹脂系廃棄物は、前記粗砕でなく、破砕8!
1により10〜15mmの細かいものとし、破砕機1〜
サイクロン2〜ホツパ3〜油圧シリンダ4〜乾溜炉5と
いう経路で自動的に炉内に供給され、本装置は連続運転
稼動される。
、供給する樹脂系廃棄物は、前記粗砕でなく、破砕8!
1により10〜15mmの細かいものとし、破砕機1〜
サイクロン2〜ホツパ3〜油圧シリンダ4〜乾溜炉5と
いう経路で自動的に炉内に供給され、本装置は連続運転
稼動される。
炉内は高温加熱され、常に微圧を有し、外部から空気が
入りにくい状態にあるので炉が爆発するおそれはなく、
廃棄物とバーナは双方とも同じ炉内にあって熱効率が極
めてよい。
入りにくい状態にあるので炉が爆発するおそれはなく、
廃棄物とバーナは双方とも同じ炉内にあって熱効率が極
めてよい。
炉内の残渣は連続運転中においても、内部視認装置36
によって視認することができ、残渣量が多くなって炉外
へ排出すべき適切な時期がわかるので装置の安全かつ効
率的な運転が可能である。
によって視認することができ、残渣量が多くなって炉外
へ排出すべき適切な時期がわかるので装置の安全かつ効
率的な運転が可能である。
乾溜炉5で乾溜されたガスは、冷却器6に導かれ、冷却
水により冷却され、扱集してタンク7に貯えられる。
水により冷却され、扱集してタンク7に貯えられる。
このタンク7の擬集液はダストセパレータ10に導かれ
て不純物が除去され、燃料用の油となって地下のオイル
タンク11に貯蔵されて出荷を待つ。
て不純物が除去され、燃料用の油となって地下のオイル
タンク11に貯蔵されて出荷を待つ。
一方、前記タンク7には冷却によっても凝集しきれなか
ったガスが上部に集められており、このガスはガスクッ
ション37においても油回収が行われ、残ったガスはス
クラバー8でアルカリ洗浄され、さらに洗浄器9で水洗
いされた後、本装置運転用の燃料として前記バーナ12
に導かれる。なおこのガスが少量の場合は煙突(図示せ
ず)から排出される。
ったガスが上部に集められており、このガスはガスクッ
ション37においても油回収が行われ、残ったガスはス
クラバー8でアルカリ洗浄され、さらに洗浄器9で水洗
いされた後、本装置運転用の燃料として前記バーナ12
に導かれる。なおこのガスが少量の場合は煙突(図示せ
ず)から排出される。
本発明は乾溜炉内にバーナを設けて炉内の樹脂系の廃棄
物を直接加熱するので熱交換が極めて効率よく行われる
。
物を直接加熱するので熱交換が極めて効率よく行われる
。
また、装置運転中は、破砕機、サイクロン、ホッパ、油
圧シリンダにより、廃棄物が自動的に連続投入できるこ
とから、乾溜が連続的に行われ、炉の使用効率は、時間
的にも熱利用の面においてA もすくれている。
圧シリンダにより、廃棄物が自動的に連続投入できるこ
とから、乾溜が連続的に行われ、炉の使用効率は、時間
的にも熱利用の面においてA もすくれている。
さらに炉内には、高温加熱による微圧か常に存在するの
で廃棄物連続供給の際、空気が流入しないから炉が爆発
するなどのおそれがない。
で廃棄物連続供給の際、空気が流入しないから炉が爆発
するなどのおそれがない。
さらに炉の−F部には、テレビカメラとカラーライトを
組合わせた視認装置が設けられているので運転中の炉内
の残渣が視認でき、残渣排出の適切な時期が決定でき、
安全かつ効率的な連続運転稼動による燃料用油の増産が
可能である。
組合わせた視認装置が設けられているので運転中の炉内
の残渣が視認でき、残渣排出の適切な時期が決定でき、
安全かつ効率的な連続運転稼動による燃料用油の増産が
可能である。
その上タンクとスクラバーとの間にガスクッションを設
け、接触材によりガスの結露を促したので油の回収量が
増加すとともに、ガスが少量化してスクラバーの苛性ソ
ーダ溶液のよごれが減少し、溶液のとりかえ手数が省力
化できる。
け、接触材によりガスの結露を促したので油の回収量が
増加すとともに、ガスが少量化してスクラバーの苛性ソ
ーダ溶液のよごれが減少し、溶液のとりかえ手数が省力
化できる。
第1図は本発明の一実施例の構成説明図、第2図は第1
図の乾溜炉の断面説明図、第3図は炉内の要部説明図、
第4図は第1図のガスクッションの断面説明図である。 1・・・・・・破砕機、 2・・・・・・サイクロン、 3・・・・・・ホッパ、 4・・・・・・油圧シリンダ、 5・・・・・・乾溜炉、 6・・・・・・冷却器、 7・・・・・・タンク、 8・・・・・・スクラバー、 9・・・・・・洗浄器、 10・・・・・・ダストセパレータ、 11・・・・・・オイルタンク、 34・・・・・・テレビカメラ、 35・・・・・・カラーライト、 36・・・・・・視認装置、 37・・・・・・ガスクッション。 出 願 人 白山工業株式会社
図の乾溜炉の断面説明図、第3図は炉内の要部説明図、
第4図は第1図のガスクッションの断面説明図である。 1・・・・・・破砕機、 2・・・・・・サイクロン、 3・・・・・・ホッパ、 4・・・・・・油圧シリンダ、 5・・・・・・乾溜炉、 6・・・・・・冷却器、 7・・・・・・タンク、 8・・・・・・スクラバー、 9・・・・・・洗浄器、 10・・・・・・ダストセパレータ、 11・・・・・・オイルタンク、 34・・・・・・テレビカメラ、 35・・・・・・カラーライト、 36・・・・・・視認装置、 37・・・・・・ガスクッション。 出 願 人 白山工業株式会社
Claims (1)
- 樹脂系廃棄物を加熱するためのバーナを内蔵し、且つ炉
内の残渣を視認するための視認装置を有する乾溜炉と、
この乾溜炉に樹脂系廃棄物を供給するために破砕する破
砕機と、破砕された樹脂系廃棄物を捕集するサイクロン
と、サイクロンから供給された樹脂系廃棄物を貯蔵する
ホッパと、このホッパ内の樹脂系廃棄物を乾溜炉に連続
供給する油圧シリンダと、前記乾溜炉から導かれた乾溜
ガスを冷却する冷却器と、冷却により凝集した凝集液な
らびに凝集しなかったガスを集めるタンクと、このタン
クの凝集液の不純物を除去精製し油として地下のオイル
タンクに供給するダストセパレータと、前記タンク内の
凝集しなかったガスを接触材に接触させて結露を促すガ
スクッションとこのガスクッションで結露しないガスを
アルカリ洗浄するスクラバーと、アルカリ洗浄されたガ
スをさらに水洗いする洗浄器とを備え、前記ガスクッシ
ョンは、ドラム状の本体に接触材を内蔵したことを特徴
とする、樹脂系廃棄物から油を回収する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61036438A JPS62195085A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 樹脂系廃棄物から油を回収する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61036438A JPS62195085A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 樹脂系廃棄物から油を回収する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195085A true JPS62195085A (ja) | 1987-08-27 |
Family
ID=12469817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61036438A Pending JPS62195085A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 樹脂系廃棄物から油を回収する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62195085A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4929271A (ja) * | 1972-07-15 | 1974-03-15 | ||
JPS5121437A (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-20 | Sharp Kk | |
JPS5357393A (en) * | 1976-11-02 | 1978-05-24 | Fuji Electric Co Ltd | Reactor observation system of nuclear reactor |
JPS5379712A (en) * | 1976-12-24 | 1978-07-14 | Kawasaki Steel Co | Method of operating blast furnace by quantitive detection of fluidized zone in furnace |
JPS5550084A (en) * | 1978-10-07 | 1980-04-11 | Konosuke Hara | Treatment of hydrocarbon waste with thermal decomposition and its device |
JPS59102984A (ja) * | 1982-12-02 | 1984-06-14 | Akira Kameda | 有機系廃棄物の乾溜処理方法 |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP61036438A patent/JPS62195085A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4929271A (ja) * | 1972-07-15 | 1974-03-15 | ||
JPS5121437A (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-20 | Sharp Kk | |
JPS5357393A (en) * | 1976-11-02 | 1978-05-24 | Fuji Electric Co Ltd | Reactor observation system of nuclear reactor |
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JPS5550084A (en) * | 1978-10-07 | 1980-04-11 | Konosuke Hara | Treatment of hydrocarbon waste with thermal decomposition and its device |
JPS59102984A (ja) * | 1982-12-02 | 1984-06-14 | Akira Kameda | 有機系廃棄物の乾溜処理方法 |
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