JPS6219471Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219471Y2 JPS6219471Y2 JP1979022149U JP2214979U JPS6219471Y2 JP S6219471 Y2 JPS6219471 Y2 JP S6219471Y2 JP 1979022149 U JP1979022149 U JP 1979022149U JP 2214979 U JP2214979 U JP 2214979U JP S6219471 Y2 JPS6219471 Y2 JP S6219471Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching valve
- vehicle body
- sub
- jack cylinder
- pilot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 7
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高所作業車、クレーン車等、ジヤツキ
を備えた作業車を自動的に水平設置する車体の自
動水平設置装置に関するものである。
を備えた作業車を自動的に水平設置する車体の自
動水平設置装置に関するものである。
高所作業車、クレーン車等においては作業時の
安定性能を保持するために車体を水平に設置する
ことが重要である。しかし従来の水平設置装置は
車体の傾斜を電気的に検出して電磁切換弁を制御
する等、構造が複雑で高価なものであり、また、
実開昭49−73110号に記載されたもののように、
各ジヤツキシリンダの切換弁が中立位置にあると
きはジヤツキシリンダが伸長しないものであつた
ため、４本のジヤツキのうち３本のみで車体が支
持される危険があつた。
安定性能を保持するために車体を水平に設置する
ことが重要である。しかし従来の水平設置装置は
車体の傾斜を電気的に検出して電磁切換弁を制御
する等、構造が複雑で高価なものであり、また、
実開昭49−73110号に記載されたもののように、
各ジヤツキシリンダの切換弁が中立位置にあると
きはジヤツキシリンダが伸長しないものであつた
ため、４本のジヤツキのうち３本のみで車体が支
持される危険があつた。
本考案は上記の事情にかんがみてなされたもの
であり、簡単な構造により車体を自動的に水平設
置でき、しかも設置状態において非接地のジヤツ
キを生ずることのない、車体の自動水平設置装置
を提供することを目的とするものである。
であり、簡単な構造により車体を自動的に水平設
置でき、しかも設置状態において非接地のジヤツ
キを生ずることのない、車体の自動水平設置装置
を提供することを目的とするものである。
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。第１図は本考案による車体の自動水平設置
装置の油圧回路を示し、ポンプ２の吐出管路は主
切換弁３に連通し、主切換弁３のＡポートはチエ
ツク弁８を介して４個の副切換弁４，５，６，７
とそれぞれ連結されている。
する。第１図は本考案による車体の自動水平設置
装置の油圧回路を示し、ポンプ２の吐出管路は主
切換弁３に連通し、主切換弁３のＡポートはチエ
ツク弁８を介して４個の副切換弁４，５，６，７
とそれぞれ連結されている。
副切換弁４，５，６，７は４ポート３ポジシヨ
ンでパイロツト操作式タンクポートブロツク形の
方向切換弁で、各副切換弁４，５，６，７はパイ
ロツトチエツク弁２１，２２，２３，２４を介し
て各ジヤツキシリンダ２５，２６，２７，２８と
連結され、各副切換弁４，５，６，７は中立位置
において各ジヤツキシリンダ２５，２６，２７，
２８のロツド側油室とボトム側油室をポンプポー
トと連通させるものである。
ンでパイロツト操作式タンクポートブロツク形の
方向切換弁で、各副切換弁４，５，６，７はパイ
ロツトチエツク弁２１，２２，２３，２４を介し
て各ジヤツキシリンダ２５，２６，２７，２８と
連結され、各副切換弁４，５，６，７は中立位置
において各ジヤツキシリンダ２５，２６，２７，
２８のロツド側油室とボトム側油室をポンプポー
トと連通させるものである。
主切換弁３とチエツク弁８間の管路からはパイ
ロツト管路が分岐しており減圧弁１２で減圧後、
それぞれ可変絞り弁１３，１４，１５，１６を介
して各副切換弁４，５，６，７の一方のパイロツ
トポートに並列に連結され、各パイロツトポート
と可変絞り弁１３，１４，１５，１６の間から分
岐した回路はそれぞれ可変絞り１７，１８，１
９，２０を通つてリザーバタンク１に連通してい
る。この４個の可変絞り１７，１８，１９，２０
は車体のジヤツキを結ぶ対角線方向の傾斜感知器
２９によつて制御され、車体の傾斜方向に対応す
るジヤツキシリンダの、副切換弁のパイロツト圧
を変化して副切換弁を切り換える。すなわち傾斜
感知器２９、可変絞り１７，１８，１９，２０及
び可変絞り弁１３，１４，１５，１６により車体
の傾斜方向に対応する油圧信号を発生する装置を
構成しているのである。
ロツト管路が分岐しており減圧弁１２で減圧後、
それぞれ可変絞り弁１３，１４，１５，１６を介
して各副切換弁４，５，６，７の一方のパイロツ
トポートに並列に連結され、各パイロツトポート
と可変絞り弁１３，１４，１５，１６の間から分
岐した回路はそれぞれ可変絞り１７，１８，１
９，２０を通つてリザーバタンク１に連通してい
る。この４個の可変絞り１７，１８，１９，２０
は車体のジヤツキを結ぶ対角線方向の傾斜感知器
２９によつて制御され、車体の傾斜方向に対応す
るジヤツキシリンダの、副切換弁のパイロツト圧
を変化して副切換弁を切り換える。すなわち傾斜
感知器２９、可変絞り１７，１８，１９，２０及
び可変絞り弁１３，１４，１５，１６により車体
の傾斜方向に対応する油圧信号を発生する装置を
構成しているのである。
主切換弁３のＢポートはチエツク弁９を介して
Ａポート側のチエツク弁８と副切換弁４，５，
６，７間の管路に連結されると共に減圧弁１１を
介して各副切換弁４，５，６，７の他方のパイロ
ツトポートに並列に連結されている。
Ａポート側のチエツク弁８と副切換弁４，５，
６，７間の管路に連結されると共に減圧弁１１を
介して各副切換弁４，５，６，７の他方のパイロ
ツトポートに並列に連結されている。
第２図はジヤツキを備えた作業車の平面図であ
り、車体の傾斜の感知は各ジヤツキシリンダ２
５，２６，２７，２８を結ぶ対角線の交点で行な
うことが好ましい。
り、車体の傾斜の感知は各ジヤツキシリンダ２
５，２６，２７，２８を結ぶ対角線の交点で行な
うことが好ましい。
第３図及び第４図は傾斜感知器と可変絞りの一
例を示し、振子３０の揺動によつて各ノズル３
１，３２，３３，３４の噴出抵抗を変えるもので
ある。
例を示し、振子３０の揺動によつて各ノズル３
１，３２，３３，３４の噴出抵抗を変えるもので
ある。
次に作用を説明する。ジヤツキシリンダ２５，
２６，２７，２８を張り出して車体を設置すると
きは主切換弁３をａ位置に切り換えて各副切換弁
４，５，６，７及び減圧弁１２を介してパイロツ
ト管路に圧油を供給する。そして車体が水平状態
であれば各可変絞り１７，１８，１９，２０は全
て絞られた状態になるので各副切換弁４，５，
６，７の一方のパイロツトポートに圧が立ち、各
副切換弁はａ位置に切り換わり、各ジヤツキシリ
ンダ２５，２６，２７，２８を伸長する。車体が
水平状態でない場合には他より位置が高いジヤツ
キシリンダの副切換弁を制御するパイロツト管路
の可変絞りが開いてパイロツト圧が低下し、副切
換弁がｂ位置に切り換わるが、副切換弁はタンク
ポートブロツク形であるので、そのジヤツキシリ
ンダが接地するまでは、ジヤツキシリンダのロツ
ド側とボトム側の作用面積の差によつて他のジヤ
ツキシリンダと同等に伸長する。
２６，２７，２８を張り出して車体を設置すると
きは主切換弁３をａ位置に切り換えて各副切換弁
４，５，６，７及び減圧弁１２を介してパイロツ
ト管路に圧油を供給する。そして車体が水平状態
であれば各可変絞り１７，１８，１９，２０は全
て絞られた状態になるので各副切換弁４，５，
６，７の一方のパイロツトポートに圧が立ち、各
副切換弁はａ位置に切り換わり、各ジヤツキシリ
ンダ２５，２６，２７，２８を伸長する。車体が
水平状態でない場合には他より位置が高いジヤツ
キシリンダの副切換弁を制御するパイロツト管路
の可変絞りが開いてパイロツト圧が低下し、副切
換弁がｂ位置に切り換わるが、副切換弁はタンク
ポートブロツク形であるので、そのジヤツキシリ
ンダが接地するまでは、ジヤツキシリンダのロツ
ド側とボトム側の作用面積の差によつて他のジヤ
ツキシリンダと同等に伸長する。
次にジヤツキシリンダ２５，２６，２７，２８
の接地後、車体が水平であれば副切換弁４，５，
６，７は全てａ位に保持されて車体は持ち上げら
れる。車体が水平でないときには、位置が高い、
すなわち先に伸長したジヤツキシリンダの副切換
弁がｂ位置に切り換わり、そのジヤツキシリンダ
の出力は低下し、伸長が抑制されるので、車体は
水平状態に移行する。車体が支持されたら主切換
弁３をｂ位置に戻せば車体の水平設置は完了す
る。
の接地後、車体が水平であれば副切換弁４，５，
６，７は全てａ位に保持されて車体は持ち上げら
れる。車体が水平でないときには、位置が高い、
すなわち先に伸長したジヤツキシリンダの副切換
弁がｂ位置に切り換わり、そのジヤツキシリンダ
の出力は低下し、伸長が抑制されるので、車体は
水平状態に移行する。車体が支持されたら主切換
弁３をｂ位置に戻せば車体の水平設置は完了す
る。
ジヤツキを格納するときは、主切換弁３をｃ位
置に切り換えて各副切換弁４，５，６，７及び減
圧弁１１を介してパイロツト管路に圧油を供給す
る。するとパイロツト圧により各副切換弁４，
５，６，７はｃ位置に切り換わり、各ジヤツキシ
リンダ２５，２６，２７，２８は縮小する。そし
てジヤツキシリンダの格納完了後に主切換弁３を
ｂ位置に戻すのである。
置に切り換えて各副切換弁４，５，６，７及び減
圧弁１１を介してパイロツト管路に圧油を供給す
る。するとパイロツト圧により各副切換弁４，
５，６，７はｃ位置に切り換わり、各ジヤツキシ
リンダ２５，２６，２７，２８は縮小する。そし
てジヤツキシリンダの格納完了後に主切換弁３を
ｂ位置に戻すのである。
以上の様に、本考案によれば副切換弁が中立位
置であつても一定の出力を生ずるので非接地のジ
ヤツキを生ずることがなく、また副切換弁の切り
換えは連続的に行なわれるので作動が円滑で、さ
らに電気を使用しないので故障の少ない車体の自
動水平設置装置が提供される。
置であつても一定の出力を生ずるので非接地のジ
ヤツキを生ずることがなく、また副切換弁の切り
換えは連続的に行なわれるので作動が円滑で、さ
らに電気を使用しないので故障の少ない車体の自
動水平設置装置が提供される。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は自動水
平設置装置の油圧回路図、第２図は作業車の平面
図、第３図は傾斜感知器と可変絞りの一例を示す
側面図、第４図は第３図の−矢視図。 １……リザーバタンク、２……ポンプ、３……
主切換弁、４，５，６，７……副切換弁、８，９
……チエツク弁、１０……リリーフ弁、１１，１
２……減圧弁、１３，１４，１５，１６……可変
絞り弁、１７，１８，１９，２０……可変絞り、
２１，２２，２３，２４……パイロツトチエツク
弁、２５，２６，２７，２８……ジヤツキシリン
ダ、２９……傾斜感知器、３０……振子、３１，
３２，３３，３４……ノズル。
平設置装置の油圧回路図、第２図は作業車の平面
図、第３図は傾斜感知器と可変絞りの一例を示す
側面図、第４図は第３図の−矢視図。 １……リザーバタンク、２……ポンプ、３……
主切換弁、４，５，６，７……副切換弁、８，９
……チエツク弁、１０……リリーフ弁、１１，１
２……減圧弁、１３，１４，１５，１６……可変
絞り弁、１７，１８，１９，２０……可変絞り、
２１，２２，２３，２４……パイロツトチエツク
弁、２５，２６，２７，２８……ジヤツキシリン
ダ、２９……傾斜感知器、３０……振子、３１，
３２，３３，３４……ノズル。
Claims (1)
- 主切換弁と各ジヤツキシリンダを連通するそれ
ぞれの回路に設けられた、中立位置においてジヤ
ツキシリンダのロツド側油室とボトム側油室をポ
ンプポートと連通させる油圧パイロツト操作式タ
ンクポートブロツク形副切換弁と、車体の傾斜方
向に対応する油圧信号を発生する装置を備え、該
油圧信号を発生する装置と前記副切換弁のパイロ
ツトポートを傾斜側のジヤツキシリンダの副切換
弁を伸長位置に切換えるように連結したことを特
徴とする車体の自動水平設置装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979022149U JPS6219471Y2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979022149U JPS6219471Y2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55121758U JPS55121758U (ja) | 1980-08-29 |
| JPS6219471Y2 true JPS6219471Y2 (ja) | 1987-05-19 |
Family
ID=28856373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979022149U Expired JPS6219471Y2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6219471Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4973110U (ja) * | 1972-10-11 | 1974-06-25 |
-
1979
- 1979-02-21 JP JP1979022149U patent/JPS6219471Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55121758U (ja) | 1980-08-29 |
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