JPS62999Y2 - - Google Patents

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JPS62999Y2
JPS62999Y2 JP1979024604U JP2460479U JPS62999Y2 JP S62999 Y2 JPS62999 Y2 JP S62999Y2 JP 1979024604 U JP1979024604 U JP 1979024604U JP 2460479 U JP2460479 U JP 2460479U JP S62999 Y2 JPS62999 Y2 JP S62999Y2
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JP
Japan
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vehicle body
switching valve
vehicle
valve
sub
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JP1979024604U
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English (en)
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JPS55124352U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高所作業車、クレーン車等、ジヤツキ
を備えた作業車を自動的に水平設置する車体の自
動水平設置装置に関するものである。
高所作業車、クレーン車等においては、作業時
の安定性能を保持するために車体を水平に設置す
ることが重要である。
しかし、従来の自動水平設置装置は、例えば特
開昭49−28021号公報に記載されているもののよ
うに、車体の上昇を目測してジヤツキシリンダの
伸長を停止し、設置を完了していたため、低い方
のジヤツキシリンダが伸び切つて再び車体が傾斜
したとき、車体を水平に戻すことができないた
め、車体を水平に設置できないことがあつた。
本考案は上記の事情にかんがみてなされたもの
であり、主切換弁と各ジヤツキシリンダを連結す
るそれぞれの回路にタンクポートブロツク型副切
換弁を介挿し、傾斜感知器により車体の傾斜状態
に応じて該副切換弁を制御して車体を水平に設置
する車体の自動水平設置装置において、車軸の移
動により車体が一定の高さに支持されたことを検
出する検出器を備え、該検出器からの信号により
前記主切換弁を中立位置に戻し、車体の水平設置
を完了するようにすることにより、低い方のジヤ
ツキシリンダが伸び切つたときに発生する修正不
能な傾斜を防止して、常に車体を水平に設置する
ことのできる自動水平設置装置を提供することを
目的とするものである。
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。第1図は本考案による車体の自動水平設置
装置を備える高所作業車を示し、車体40上に設
けられたターンテーブル41に起伏、伸縮自在な
ブーム42が取り付けられ、ブーム42の先端に
は作業台43が平衡支持されている。車体40の
前後部の左右にはそれぞれジヤツキシリンダ2
5,26,27,28が備えられ、この4本のジ
ヤツキシリンダを伸長させることによつて車体は
支持される。
第2図は車体の自動水平設置装置の油圧回路を
示し、ポンプ2の吐出管路は主切換弁3に連通
し、主切換弁3のAポートはチエツク弁8を介し
て4個の副切換弁4,5,6,7とそれぞれ連結
されている。副切換弁4,5,6,7は4ポート
3ポジシヨンのパイロツト操作式タンクポートブ
ロツク型の方向切換弁で、各副切換弁4,5,
6,7はダブルパイロツトチエツク弁21,2
2,23,24を介して各ジヤツキシリンダ2
5,26,27,28とそれぞれ連結されてい
る。
主切換弁3とチエツク弁8との間の管路からは
パイロツト管路が分岐しており、減圧弁12で減
圧後、それぞれ可変絞り弁13,14,15,1
6を介して各副切換弁4,5,6,7の一方のパ
イロツトポートに並列に連結され、各パイロツト
ポートと各可変絞り弁13,14,15,16の
間から分岐した回路はそれぞれ可変絞り17,1
8,19,20を通つてリザーバタンク1に連通
している。この4個の可変絞り17,18,1
9,20は車体の、各ジヤツキシリンダを結ぶ対
角線方向の傾斜を感知する傾斜感知器29によつ
て制御され、車体の傾斜方向に対応するジヤツキ
シリンダの、副切換弁のパイロツト圧を変化させ
て副切換弁を切り換える。すなわち、傾斜感知器
29からの信号により、車体の傾斜状態に応じて
各副切換弁4,5,6,7を制御して車体を水平
に設置するのである。
主切換弁3のBポートは、チエツク弁9を介し
て、Aポート側の、チエツク弁8と副切換弁4,
5,6,7間の管路に連結されると共に、減圧弁
11を介して各副切換弁4,5,6,7の他方の
パイロツトポートに並列に連結されており、減圧
弁12によつて減圧されるパイロツト管路は各副
切換弁4,5,6,7の一方のパイロツトポート
へ連結される管路から分岐し、車体が一定の高さ
に支持されたことを検出する検出器であるノーマ
ルクローズド型の2ポート2位置シヤツトオフ弁
30を経て、主切換弁3のスプールを中立位置へ
戻すように主切換弁3のスプールと対向して設け
られたばね付単動型シリンダ31に連結されてい
る。
このシヤツトオフ弁30は、第3図に示すよう
に、作業車の後車輪33の車軸44を懸架する板
バネ47の一端をシヤシフレーム34に枢支して
いるシヤツクル45の揺動によつて切り換わるよ
うにシヤシフレーム34に取り付けられており、
ジヤツキシリンダ25,26,27,28の伸長
によつて車体が一定の高さに持ち上げられると、
車軸44に付加されていた車体重量はジヤツキシ
リンダによつて支持されるので、車軸44は板バ
ネ47によつて吊り下げられた状態になり、した
がつて、シヤツクル45が車軸44側に揺動して
シヤツトオフ弁の作動子30′を押し、シヤツト
オフ弁30がd位置に切り換わり、シリンダ31
が伸長して、主切換弁3のスプールを中立位置へ
戻す。
上記の構造により、主切換弁3を中立b位置か
らa位置に切り換えることにより、ポンプ2から
吐出された圧油は減圧弁12を通つてパイロツト
管路に供給されるとともに、チエツク弁8を通つ
て各副切換弁4,5,6,7に供給される。そし
て、このとき車体40が水平状態にあれば、傾斜
感知器29により可変絞り17,18,19,2
0は全て絞られた状態に保持されるため、各可変
絞り17,18,19,20よりも上流側のパイ
ロツト管路の圧力が高くなり、各副切換弁4,
5,6,7のa位置側のパイロツトポートに圧が
立ち、各副切換弁4,5,6,7がa位置に切り
換わることにより、各ジヤツキシリンダ25,2
6,27,28のボトム側に圧油が供給されて、
各ジヤツキシリンダ25,26,27,28が伸
張し、車体40が持ち上げられる。また、車体4
0が傾斜して水平状態にないときは、傾斜感知器
29により、各可変絞り17,18,19,20
のうち、他のジヤツキシリンダよりも位置が高い
ジヤツキシリンダと連結された副切換弁のa位置
側のパイロツトポートと連通する可変絞りが開い
て、その副切換弁のa位置側のパイロツトポート
には圧が立たないため、他のジヤツキシリンダよ
りも位置が高いジヤツキシリンダと連結された副
切換弁はb位置に保持され、位置が低いジヤツキ
と連結された副切換弁のa位置側のパイロツトポ
ートと連通する可変絞りは絞られた状態に保持さ
れ、その副切換弁のa位置側のパイロツトポート
には圧が立ち、位置が低いジヤツキと連結された
副切換弁はa位置に切り換わるため、位置が高い
ジヤツキシリンダにはボトム側とロツド側の双方
に圧油が供給され、ピストンのボトム側とロツド
側の作用面積の差により、位置が高いジヤツキシ
リンダは低速低圧で伸張し、位置が低いジヤツキ
シリンダはボトム側に圧油が供給され、位置が低
いジヤツキシリンダは高速高圧で伸張する。した
がつて、位置が高いジヤツキシリンダは地面と接
つするまで伸張して停止し、位置が低いジヤツキ
シリンダは地面と接触した後も伸張し、車体40
を水平状態にするように作動する。そして、車体
40が水平状態になると、傾斜感知器29により
各可変絞り17,18,19,20は全て絞られ
た状態に保持されるため、各可変絞り17,1
8,19,20よりも上流側のパイロツト管路の
圧力が高くなり、各副切換弁4,5,6,7のa
位置側のパイロツトポートに圧が立ち、各副切換
弁4,5,6,7がa位置に切り換わることによ
り、各ジヤツキシリンダ25,26,27,28
のボトム側に圧油が供給され、各ジヤツキシリン
ダ25,26,27,28が伸張し、車体40が
持ち上げられる。
車体40がジヤツキシリンダ25,26,2
7,28により支持されて、車体40と地面との
間隔が広がると、車輪33と車軸44の自重によ
り車輪33と車軸44が下がり、車体40と地面
との間隔が所定の距離に達すると、シヤツクル4
5の揺動によりシヤツトオフ弁30がe位置から
d位置に切り換わり、減圧弁12を通つた圧油の
一部がシリンダ31に供給されてシリンダ31が
伸張し、主切換弁3のスプールを中立b位置に戻
すため、ポンプ2から吐出された圧油は副切換弁
4,5,6,7に供給されなくなり、ジヤツキシ
リンダ25,26,27,28の伸張が停止し
て、車体40が水平状態に設置される。
ジヤツキシリンダの格納は、主切換弁3をc位
置に切り換えることにより、減圧弁11を介して
パイロツト管路に圧油が供給されて、全ての副切
換弁4,5,6,7がc位置に切り換わり、全て
のジヤツキシリンダ25,26,27,28が縮
小して格納される。
以上の様に、本考案によればジヤツキシリンダ
がスロークエンドまで伸び切る前に、ジヤツキシ
リンダの伸長を停止して、車体を水平状態に保持
するようにしたため、低い位置のジヤツキシリン
ダが伸び切つて再び車体が傾斜し、水平に戻すこ
とが不能になることがなく、確実に車体を水平に
設置することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は高所作
業車の側面図、第2図は自動水平設置装置の油圧
回路図、第3図は要部詳細図である。 1……リザーバタンク、2……ポンプ、3……
主切換弁、4,5,6,7……副切換弁、8,9
……チエツク弁、10……リリーフ弁、11,1
2……減圧弁、13,14,15,16……可変
絞り弁、17,18,19,20……可変絞り、
21,22,23,24……ダブルパイロツトチ
エツク弁、25,26,27,28……ジヤツキ
シリンダ、29……傾斜感知器、30……シヤツ
トオフ弁、31……シリンダ、32,33……車
輪、34……シヤシフレーム、44……車軸、4
5……シヤツクル、47……板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主切換弁と各ジヤツキシリンダを連結するそれ
    ぞれの回路にタンクポートブロツク型副切換弁を
    介挿し、傾斜感知器により車体の傾斜状態に応じ
    て該副切換弁を制御して車体を水平に設置する車
    体の自動水平設置装置において、車軸の移動によ
    り車体が一定の高さに支持されたことを検出する
    検出器を備え、該検出器からの信号により前記主
    切換弁を中立位置に戻し、車体の水平設置を完了
    するようにしたことを特徴とする車体の自動水平
    設置装置。
JP1979024604U 1979-02-26 1979-02-26 Expired JPS62999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979024604U JPS62999Y2 (ja) 1979-02-26 1979-02-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979024604U JPS62999Y2 (ja) 1979-02-26 1979-02-26

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Publication Number Publication Date
JPS55124352U JPS55124352U (ja) 1980-09-03
JPS62999Y2 true JPS62999Y2 (ja) 1987-01-10

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ID=28863402

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