JPS62193978A

JPS62193978A - 鍋料理材料セツトの包装方法

Info

Publication number: JPS62193978A
Application number: JP2626686A
Authority: JP
Inventors: 岩崎　諭
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-02-08
Filing date: 1986-02-08
Publication date: 1987-08-26
Also published as: JPH0563386B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（ａｌ　　産業上の利用分野本発明は調理した鍋料理用材料のセットを包装して、長
時間各食品に適した低温度に保ちつつ輸送するための包
装方法間するものである。

（ｂ）　　従来の技術料理店で客に供するのと、同じ味の鍋料理を家庭で味わ
うことができるように、火にかければそのま〜食事に供
し得る状態に予め調理した鍋料理の材料の食品とだし汁
等をセットにし家庭に配達することが行なわれている。

この配達の途中及び配達されてから食事に供するまでの
間、その食品材料の鮮度を保持するために、従来はその
食品材料のセットを、発泡ポリスチレン製等の断熱材よ
りなる容器中に入れ、その容器中にドライアイス又は、
氷を入れて全体を冷却する方法が用いられている。

（ｃｌ　　発明が解決しようとする問題点鍋料理の材料
としては、魚貝類、鳥肉、畜肉。

等の肉類、野菜、とうふ、糸こんにゃく、だし汁等の種
々の材料が、鍋料理の種類により適宜組み合されて、セ
ットにされる。これらの食品は、鮮度を保つために最適
な温度がそれぞれ異る。例えば鴨、鶏等の鳥肉は、−１
０°−０°Ｃの温度が好ましく、牛肉等は０°Ｃ付近が
好ましく、野菜、とうふ、うどん等は０〜５°Ｃの温度
が好ましい。

従って、従来の包装方法で鴨鍋等の材料のセットを氷又
はドライアイスと共に１発泡ポリスチレン製断熱容器に
入れて、全体を同じ温度に冷却しておくと、氷では、鴨
肉等の保存適温よりも高くなり、品質が低下して、長時
間保存することができず、又、ドライアイスでは、低温
になりすぎて、野菜やとうふが凍りその品質が極端に低
下してしまう欠点があった。

従って、本発明は、最適な保存温度の異なる食品よりな
る鍋料理の材料のセットを、まとめて収納して、各材料
をそれぞれの最適保存温度に長時間保つことのできる鍋
材料セットの包装方法を提供することを目的とする。

（ｄ）　　問題点を解決するための手段上記目的を達成
するためて本発明者が研究を重ねた結果、断熱材製容器
を断熱性シートにより上下２段に仕切り下段に、低温で
保存すべき食品をドライアイスと共に入れ、上段には、
ｏ′ｃ以上で保存すべき食品を入れることにょ９、鍋料
理の材料の各食品をそれぞれ保存に適した温度に保つこ
とができることを見出し本発明を完成するに到った。

即ち、本発明は発泡ポリスチレン製等の断熱材製容器の
底部に鳥肉等の低温で保存すべき食品を、包装して入れ
、その周囲にドライアイスを充填し。

その上に、アルミニウム薄層を貼着又は蒸着した発泡合
成樹脂フィルム等よりなる、断熱性シートを被せて該容
器を上下２段に仕切り、その上段部に野菜、とうふ等の
Ｏ’Ｃ以上の温度で、保存すべき食品を入れ、更にその
上部に必要に応じて、塩類水溶液を合成樹脂フィルム製
袋に密封してなる、蓄冷剤を冷却して載置し、該容器を
断熱材料製蓋で閉じる鍋料理材料セットの包装方法を要
旨とする。

次に図面によυ本発明の詳細な説明する。第１図は本発
明の方法により包装された鍋料理材料セットの断面図で
ある。（１）は発泡ポリスチレン製等の断熱材製容器で
ある。発泡ポリスチレンは断熱性がよ（、軽量で安価で
あるために、容器材料として最も好ましい。その容器の
壁の厚さは、１〜３ｃＭＬで十分である。容器（１）の
内面にアルミニウム箔を貼着して断熱性を高めることが
できる。容器（１）内の底部に、鴨ロース等の低温で保
存すべき食品（２）を、適当な大きさに切って、ポリエ
チレンフィルム等に包みアルミニウム蒸着フィルムで内
張すした紙製の折箱（３）等に入れ、適宜包装して並べ
、その周囲にドライアイス（４）を詰める。ドライアイ
ス（４）は固形のものを適当な大きさに砕いて、入れる
ことができるが、ボンベに入った液体二酸化炭素をノズ
ルから容器（１）内の食品（２）上に噴出せしめ。

断熱膨張によりドライアイス粉末をつくり１食品（２）
のまわりに直接充填する方法が最も好ましい。

ドライアイスの充填量は外気温、保存時間、容器の内容
積に応じて適宜調節される。

ドライアイスを充填したのち、その上に断熱性シート（
５）を被せる。断熱性シート（５）は、発泡ポリエチレ
ン等の軟質発泡合成樹脂のシート上にアルミニウム箔を
ラミネート又は、アルミニウムを蒸着したものが好まし
く用いられる。

この断熱性シート（５）により仕切られた上段部（６）
には、調理して包装した野菜、薬味、とうふ等の０°Ｃ
以上で保存すべき食品（７）を入れる。（８）は合成樹
脂製瓶に入れただし汁である。（９）は塩類水溶液を合
成樹脂袋に密閉してなる嘗冷剤であり、予め一１０°Ｃ
以下に冷却したものを、必要に応じて。

食品（７）の上に置く。最後に断熱材よりなる、蓋σ１
を閉じて各家庭に発送する。

ｔｅｌ　　作用本発明の方法によシ鍋料理材料セットを包装すれば、断
熱材製容器（１）を断熱性シート（５）により上下に２
段に仕切り下段にドライアイスと共に鳥肉等の肉類を入
れたために、肉類は一１０°〜０°Ｃに長く保たれる。

そしてその冷気が、断熱性シート（５）と容器（１）の
側壁の隙間及び、断熱性シート（５）を通して徐々に容
器の上段に伝えられるため、野菜。

とうふ等の上段の食品は、０〜＋５°ＣＫ保たれ、凍結
による品質低下がない。

更に肉類はドライアイスが昇華した二酸化炭素ガス中に
保存される結果、低温の二酸化炭素ガス中で、鮮度が極
めてよく保たれる。

（ｆｌ　　効果本発明の方法によれば、鴨鍋、ふぐちり等の鍋料理の材
料を、調理して、すぐに食事に供しうる状態で家庭に配
達し、料理店で食べるのと全く変りない、新鮮な状態で
、家庭に届けることができる。肉類、野菜、とうふ、薬
味１等の各種材料をそれぞれ最適保存温度に長時間保つ
ことができるので、２〜３日か匁る長距離の輸送に耐え
、宅配便等により本州中央部から殆ど日本全国に配達す
ることができ、航空便により海外にも配達することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法によシ包装した鍋料理桐料セットの
断面図である。（１）・・・断熱材製容器、　　（２）・・・食品。（３）・・・折箱、　　　　　　　（４）・・・ドライ
アイス。（５）・・・断熱性シート、　　（６）・・・上段部。（７）・・・食品、　　　　　　（８）・・・だし汁、
（９）・・・蓄冷剤、　　　　　明・・・蓋。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）発泡ポリスチレン製等の断熱材製容器の底部に肉
類等の低温で保存すべき食品を包装して入れ、その周囲
にドライアイスを充填し、その上に断熱性シートを被せ
て該容器を上下２段に仕切り、その上段部に野菜、とう
ふ等の０℃以上の温度で保存すべき食品を入れ該容器を
断熱材製蓋で閉じることを特徴とする鍋料理材料セット
の包装方法。
（２）該断熱性シートが、軟質発泡合成樹脂シートにア
ルミニウム箔をラミネート又はアルミニウムを蒸着した
シートである特許請求の範囲第１項記載の鍋料理材料セ
ットの包装方法。
（３）液体二酸化炭素をノズルより噴出せしめ、生じた
ドライアイス粉末を直接充填する特許請求の範囲第１項
記載の鍋料理材料セットの包装方法。
（４）該上段部の食品上に、塩類水溶液を袋に密閉して
なる蓄冷剤を冷却して載置する特許請求の範囲第１項記
載の鍋料理材料セットの包装方法。