JPS62193408A

JPS62193408A - 衛星放送受信システムにおける手動と自動の切換回路

Info

Publication number: JPS62193408A
Application number: JP3579986A
Authority: JP
Inventors: Ryoji Shimizu; 良二清水
Original assignee: Fujitsu General Ltd
Current assignee: Fujitsu General Ltd
Priority date: 1986-02-20
Filing date: 1986-02-20
Publication date: 1987-08-25
Also published as: JPH0322096B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は衛星放送受信システムにおいて、衛星番号とチ
ャンネル番号とを選択するためのアンテナポジショナ−
を、音声装置と組合せて使用する場合、アンテナポジシ
ョナ−からのコントロートコード信号入力のためのピン
プラグを、音声装置のジャックに差込むと、手動仕様か
ら自動仕様に切換わるようにした手動と自動の切換回路
壁間するものである。

「従来の技術」まず、衛星放送用テレビジョン受信機の概略を説明する
。現在、アメリカでは２〜５度の間隔で２０数個の民間
の放送用静止衛星が打上げられており、それぞれ第３図
に示すようなアンテナ位置制御装置を備えたテレビジョ
ン受信機を用いて受信している。この第３図において、
（１）はパラボラアンテナの反射板で、この反射板（１
）の焦点位置にアンテナ（２）が設置され、このアンテ
ナ（２）に結合したローノイズアンプおよびダウンコン
バータ（３）がケーブルによって受信機（４）に結合さ
れている。

この受信機（４）にはモニタＴ　Ｖ　（５）、音声装置
（６）、アンテナポジショナ−（７）が結合され、前記
音声装置（６）には、音声増幅器（８）を介して左右の
スピーカ（９）（１０）が結合されている。また、前記
アンテナポジショナ−（７）は、静止衛星（１１）の位
置に指向するためのアクチュエータ（１２）と前記アン
テナ（２）に結合されている。

以上のような構成において、アンテナポジショナ−（７
）により、ある衛星（１１）を選択すると、アクチュエ
ータ（１２）がパラボラアンテナ用反射板（１）を目的
の衛星に指向させる。同時にアンテナ（２）の内部の金
属棒を垂直偏波であるか水平偏波であるかに合せてその
角度を設定する。さらに、各衛星はそれぞれ２４チヤン
ネルを具備するので、アンテナポジショナ−（７）にて
いずれかのチャンネルを選択する。

衛星（１１）からの３．７〜４　、２Ｇ）ｌｚの信号は
、反射板（１）で反射され、アンテナ（２）で受信され
、ローノイズアンプとダウンコンバータ（３）にて４３
０〜９３０ＭＨｚに落され、受信機（４）に送られる。

前記アンテナポジショナ−（７）からは受信機（４）に
、どの映像チャンネルを選択しであるかのコントロール
コード信号が送られる。そしてアンテナ（２）からの入
力信号は、受信機（４）でさらに９０　Ｍ　ｔｌ　ｚに
落された後、映像信号と音声信号に分離され、このうち
映像信号は一旦アンテナボジショナー（７）を経てモニ
タＴ　Ｖ　（５）へ送られる６受信機（４）で分離され
た音声信号はサブキャリア５〜８　、５ＭＨｚの信号に
て搬送されて音声装置（６）に送られる。このとき、音
声装置（６）にはアンテナポジショナー（７）からどの
衛星のどのチャンネルの音声であるかのコントロールコ
ード信号が送られる。すなわち、音声装置（６）ではデ
ィスクリートステレオ、マトリックスステレオ、マルチ
プレックスステレオ、モノラルの区別、サブキャリアの
周波数は何ｆｉｚかなどの情報が伝達される。さらに、
この音声装置（６）にて音声中間周波増幅、ＦＭ検波が
行なわれ、さらに音声増幅器（８）で増幅し左右のスピ
ーカ（９）（１０）から音声が出力する。

以上のような衛星放送受信システムにおいて、音声信号
は音声装置（６）の入力回路に、５〜８．５ＭＨｚのサ
ブキャリアにのって送られてくるが、衛星の番号とチャ
ンネルによってサブキャリアの周波数が異なるだけでな
（，１つの周波数で送信してくる１チヤンネル送信、２
つの周波数で送信してくる２チャンネル送信、３つの周
波数で送信してくる３チヤンネル送信の各方式があり、
さらに、ステレオにも、ディスクリート方式、マトリッ
クス方式、マルチプレックス方式があり、これらを目的
に応じて選択しなければならない。具体的には、例えば
つどのような状態で入力してくる。

（１）６．８ＭＮ（モノラル）　＝　６．８ＭＨｚの１
つのサブキャリアに、Ｌ＋Ｒのモノラル信号が送信して
きている。

（２）６．８ＭＸ（ｖｊＶチプレックスステレオ）　：
　６．８ＭＨｚの１つのサブキャリアに、ＬとＲが多重
放送によって送信してきている。

（３）　６．２＆６．８ＭＮ　：例えば６．２Ｍ）ｌｚ
と６．８１１１１（ｚに全く同一のＬ＋Ｒが送信してき
ていたり、６．２ＭＨｚと６゜８ＭＨｚに２ケ国語で送
信してきている。

（４）　５．８＆６．８Ｍ　Ｓ　（マトリックスステレ
オ）：例えば５．８ＭＨｚのサブキャリアにＬ＋Ｒ，６
，８阿ＨｚのサブキャリアにＬ−Ｒが送られてきている
。

（５）　６．８Ｍ　Ｎ１５．５８＆５．７６Ｄ　Ｓ　（
ディスクリートステレオ）　：　６．８ＭＨｚのサブキ
ャリアにＬ＋Ｒ１５，５８＆にし、５．７６ＭＨｚＫ　
Ｒの各信号が送られてきている。

以上のような音声信号を受信する受信装置では、従来は
、アンテナポジショナ−（７）にて衛星番号とチャンネ
ル番号を選択すると、つぎに、音声装置（６）に設けら
れたキーボード内のＡチャンネル用ダウン釦とアップ類
およびＢチャンネル用ダウン釦とアップ類とにより手動
操作でチャンネル周波数を選び、さらにモノラル・ステ
レオモード選択釦でモノラルかステレオか、ステレオの
場合の方式は何かなどのモードを選択していた。

「発明が解決しようとする問題点」したがって手間がかかり極めて煩られしいという問題が
あった。そこで、アンテナポジショナ−（７）からのコ
ントロールコード信号が音声装置（６）に入力したとき
、再生回路におけるサブキャリア周波数とステレオモー
ドが自動的に選択されるようにしたものを水出原人は提
案している。しかし、自動と手動を切換えるためのスイ
ッチを必要とするばかりか、使用者が自動と手動の使い
分けをミスするという若干の問題があった。

ｒ問題点を解決するための手段」本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、アンテナポジショナ−にて目的の＠層番号とチ
ャンネル番号を選択して目的の衛星にアンテナを指向さ
せ、その衛星の目的のチャンネルの信号をアンテナを介
して受信機へ送り、ここで映像信号と音声信号を分離し
、映像信号をモニタＴＶへ送り、音声信号を音声装置の
再生回路へ送って再生するようにした衛星放送受信シス
テムにおいて、前記アンテナポジショナ−は、音声装置
へコントロールコード信号を伝達するピンプラグを具備
し、前記音声装置は、チャンネル同調釦、ステレオモー
ド切換釦を有するキーボードと、このキーボードによる
手動操作とメモリに記憶されたデータによる自動操作を
制御するマイクロコンピュータと、このマイクロコンピ
ュータの手動操作と自動操作の切換えをするスイッチン
グ回路と、このスイッチング回路と前記マイクロコンピ
ュータに結合され、前記ピンプラグの挿入時にスイッチ
ング回路を自動操作に切換えるジャックとを具備してな
るものである。

「作用」音声装置のジャックに、アンテナポジショナ−のピンプ
ラグが結合されていない状態では、マイクロコンピュー
タは手動操作となっているので、受信機から再生回路へ
入力してきたサブキャリア信号は、キーボードの手動操
作で同調がとられて目的のチャンネルの目的の周波数を
得、かつ手動操作でモードを切換える。

前記ピンプラグがジャックに結合されると、スイッチン
グ回路を介してマイクロコンピュータに信号が送られ自
動操作に切換わる。そのため、アンテナポジショナ−の
コントロールコード信号によってマイクロコンピュータ
は自動的に周波数を得、かつステレオモードが自動的に
切換おる。

ｒ実施例」第１図に基づき本発明の一実施例を説明する。

（３０）は５〜８　、５ＭＨｚのサブキャリア信号にの
せられて入力してくる音声信号の入力端子である。この
入力端子（３０）にはＡチャンネル再生回路（３１）と
Ｂチャンネル再生回路（３２）が互いに並列に結合され
、これらの出力側はモノラル、ステレオのモード切換回
路（３３）を介してＬ出力端子（３４）とＲ出力端子（
３５）に結合されている。

前記２つの再生回路（３１）（３２）にはそれぞれチャ
ンネル同調用発振回路（３６）　（３７）を介してマイ
クロコンピュータ（以下マイコンという）（３８）に結
合されている。

前記マイコン（３８）にはさらに、Ａ、Ｂ各チャンネル
の同調周波数の表示器（５５）（５６）、キーボード（
５７）、プログラム等を記憶するＲＯＭ（リードオンリ
メモリ）（５８）、データを記憶するＲＡＭ（ランダム
アクセスメモリ）（５９）、第３図におけるアンテナポ
ジショナ−（７）からの特定の衛星番号とチャンネル番
号の選択時のコントロール信号の入力端子（６０）、前
記再生回路（３１）（３２）が音声信号を受信したとき
に出力するＳＤ端子（ＳＤ）　（ＳＤ）、前記モノラル
、ステレオのモード切換回路（３３）および後述のスイ
ッチング回路（３９）が結合されている。前記キーボー
ド（５７）には、電源オン・オフ釦（４５）、Ａチャン
ネル周波数のダウン釦（４６）とアップ類（４７）、Ｂ
チャンネル周波数のダウン釦（４８）とアップ類（４９
）、手動にて周波数を設定するため手動釦（４０）、前
記モード切換回路（３３）を制御するためのＤＳ（ディ
スクリートステレオ）釦（５０）とＭＳ（マトリックス
ステレオ）釦（５１）とＭＮ／ＭＸ　（モノラル／マル
チプレックスステレオ）釦（５２）からなるステレオモ
ード切換釦（５３）、ＲＡ　Ｍ　（５９）への書込み釦
（５４）等を具備している。

また、第２図に示すように、前記アンテナポジショナ−
（７）のコントロールコード信号を送出するコード（４
１）の先端にピンプラグ（４２）が結合されている。こ
のピンプラグ（４２）と結合されるジャック（４３）が
前記音声装置（６）側に設けられている。

このジャック（４３）は接触片（４４）、絶縁片（６１
）、常閉接点（６２）およびアース金具（６０ａ）を具
備し、前記接触片（４４）はコントロールコード信号を
伝達するためマイコン（３８）に結合され、常閉接点（
６２）はトランジスタ（６３）と抵抗（６４）　（６５
）からなる電源オン、オフ用のスイッチング回路（３９
）を介してマイコン（３８）に結合されている。

つぎに、以上のような構成における作用を説明する。ピ
ンプラグ（４２）がジャック（４３）に挿入されていな
い状態では、常閉接点（６２）が閉じているのでスイッ
チング回路（３９）のトランジスタ（６３）がオフし、
手動操作のためのＨ信号がマイコン（３８）へ加えられ
る。したがって、マイコン（３８）は手動操作となり、
キーボード（５７）のダウン釦（４６）、アップ釦（４
７）、ダウン釦（４８）、アップ釦（４９）、手Ｆｌｌ
ｌ釦（４０）を手動操作してＡチャンネルとＢチャンネ
ルの再生回路（３１）（３２）の同調をとり、かつステ
レオモード切換釦（５３）を操作してモード切換回路（
３３）のモードを切換える。

ピンプラグ（４２）をジャック（４３）に挿入すると。

ピンプラグ（４２）から接触片（４４）を介してコント
ロールコード信号がマイコン（３８）へ送られる。同時
に常閉接点（６２）が開放するので、スイッチング回路
（３９）のトランジスタ（６３）がオンして手動操作用
のＨ信号がマイコン（３８）へ供給されなくなり自動操
作となる。そして、予めＲＡ　Ｍ　（３９）またはＲＯ
Ｍ（５８）に記憶されたデータによって自動的にＡ、Ｂ
チャンネルの再生回路（３１）　（３２）で同調がとら
れ、かつモード切換回路（３３）のモードが切換わる。

「発明の効果」本発明は上述のように構成したので、アンテナポジショ
ナ−のコントロールコード信号用ピンプラグを音声装置
のジャックに接続してあれば自動操作、接続していなけ
れば手動操作となり、使用者が取扱いのミスをすること
がない。また、自動と手動の切換えスイッチを必要とし
ないので安価し；提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による衛星放送受信システムにおける手
動と自動の切換回路の一実施例を示すブロック図、第２
図はピンプラグとジャックの説明図、第３図は衛星放送
受信システムのブロック図である。（１）・・・反射板、（２）・・・アンテナ、（３）・
・・ローノイズアンプとダウンコンバータ、（４）・・
・受信機、（５）・・・モニタＴＶ、（６）・・・音声
装置、（７）・・・アンテナポジショナ−１（８）・・
・音声増幅器、（９）　（１０）・・・スピーカ、（１
１）・・・衛星、（１２）・・・アクチュエータ、（３
０）・・・音声入力端子、（３１）（３２）・・・再生
回路、（３３）・・・モード切換回路、（３４）　（３
５）・・・出力端子、　（３６）（３７）・・・同調用
発振回路、（３８）・・・マイコン、（３９）・・・ス
イッチング回路、（４０）・・・手動釦、（４１）・・
・コード、（４２）・・・ピンプラグ、（４３）・・・
ジャック、（４４）・・・接触片、（４５）・・・電源
オン・オフ釦、（４６）・・・Ａチャンネルダウン釦、
（４７）・・・Ａチャンネルアップ釦、（４８）・・・
Ｂチャンネルダウン釦、（４９）・・・Ｂチャンネルア
ップ釦、（５０）・ＤＳ釦、（５１）・ＭＳ釦、（５２
）　・ＭＮ／ＭＸ釦、　（５３）−Ｘテレオ切換釦、（
５４）・・・メモリ書込み釦、（５５）　（５６）・・
・表示器、（５７）・・・キーボード、（５８）・・・
ＲＯＭ、（５９）・・・ＲＡＭ、（６０）・・・アンテ
ナポジショナ−からの入力端子、（６０ａ）・・・アー
ス金具、　（６１）・・・絶縁片、（６２）・・・常閉
接点、　（６３）・・・トランジスタ、（６４）（６５
）・・・抵抗。出願人　　株式会社富士通ゼネラル同　　　弁理士　加　納　−男

Claims

【特許請求の範囲】

（１）アンテナポジショナーにて目的の衛星番号とチャ
ンネル番号を選択して目的の衛星にアンテナを指向させ
、その衛星の目的のチャンネルの信号をアンテナを介し
て受信機へ送り、ここで映像信号と音声信号を分離し、
映像信号をモニタＴＶへ送り、音声信号を音声装置の再
生回路へ送って再生するようにした衛星放送受信システ
ムにおいて、前記アンテナポジショナーは、音声装置へ
コントロールコード信号を伝達するピンプラグを具備し
、前記音声装置は、チャンネル同調釦、ステレオモード
切換釦を有するキーボードと、このキボードによる手動
操作とメモリに記憶されたデータによる自動操作を制御
するマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュー
タの手動操作と自動操作の切換えをするスイッチング回
路と、このスイッチング回路と前記マイクロコンピュー
タに結合され、前記ピンプラグの挿入時にスイッチング
回路を自動操作に切換えるジャックとを具備してなるこ
とを特徴とする衛星放送受信システムにおける手動と自
動の切換回路。
（２）再生回路は互いに並列に接続したＡチャンネル用
とＢチャンネル用からなる特許請求の範囲第１項記載の
衛星放送受信システムにおける手動と自動の切換回路。