JPS62193036A - ナトリウム蒸気放電灯の放電管の製造方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来の技術 本発明はナトリウム蒸気放電灯の放電管を作る方法及び
装置に関する。

ナトリウム蒸気放電灯は光源製造工業の最も重要な製品
に属する。その優れた個有の消費電力光たりのルーメン
によってナトリウム蒸気放電灯はエネルギを節約する公
衆点灯で益々人気を得ている。現在一般に作られている
ランプの予期寿命はそのタイプによって１万時間から１
万５千時間を超えない。そのようなランプの高いコスト
のため、市場からは、運転コストを少なくするため、２
万時間に達するまたはそれを超える、常に増大した寿命
を得ようとする期待がもたれている。

ハンガリア国の特許明細書登録番号筒１７８゜８８０号
に記載されているような周知の製造技術によれば、第１
に、放電灯の一端は真空炉のなかで封止される。ついで
、放電管は高純度手袋箱のなかに移されそこでドープ剤
の添加が行なわれる。

ドープ剤添加のあと、放電灯はガス充填と他端を封止す
るため自由雰囲気を通って真空炉のなかに再び移される
。この方法は吸い込みパイプを取り付けられていない放
電管に適用される。製造方法は吸い込みパイプ型の放電
管の場合にもまた類似したものであるが、ドープ剤が両
端が封止されたあと充填され、またポンプ操作と、ガス
を充填すること及び締め切りの作業は組み合わせた装置
のなかで行なわれることが異なる。製造の一連の主な工
程の順序及び封入する炉とポンプの設計は、例えば米国
特許明細書箱３　３６３　１３３号、第３　３６３　１
４３号、及び第３　６０９　４３７号に記載されている
ような放電管の特定の型に依存する。

ガス放電管のすべての既知の製造方法は、放電管が種々
の技術的作業のあいだは自由雰囲気に数回さらされると
いう共通の特徴を示す。使用寿命に影響する最も重要な
要因は放電管のなかを充填するガスの純度（水と酸素の
圧力）である。今日知られている製造技術によって得る
ことのできるガスの純度一作業のあいだデユープが大気
中を通って移動すること−は満足すべきものでなく、平
均の酸素と水の湿度は１００Ｘ１０−６から５００Ｘ１
０−６９／ｇの範囲のなかにあるが、使用寿命を増大し
また信頼性のある生産のためには、内部のガスの純度を
１０ｘ１０−６ｓ／ｇの濃度以下に保たなければならな
い。

発明の目的 本発明の目的は、放電管の上記のガス純度（Ｍ素と水の
組み合わせた含有量が１０Ｘ１０”ｇ／ｑ以下）が連続
して、信頼性をもってまた予期できる外的影響（湿度の
変動、技術的訓練の不足）を受けないで達成される技術
と装置を提供することである。

この目的は全体の技術的過程を閉じた純粋な保護雰囲気
のもとにおく本発明によって達成される。

本発明では、放電管は、１つの技術的作業から他の技術
的作業に移されるあいだ外的雰囲気にさらされることな
く、放電管は全製造過程を通して前記の純粋な保護ガス
のなかに保たれる。

よって、本発明はナトリウム蒸気放電灯用放電管の製造
方法に関し、該方法は部品（端プラグ、電極、電流引き
込み部品、吸い込みパイプ）をアルミニウム酸化物放電
管の端に封止すること、ドープ剤（ＮａとＨＯの混合物
）を導入すること、管内のガスを抜くこと、充填するガ
ス（キセノン）を導入すること、及び放電管を封止する
ことを含み、本発明によって提案される方法では、高純
度の不活性ガスが充填された閉じられた空間内で、ポン
プ操作、ドープ剤の導入及び管を封止する等の諸作業が
行われ、放電管を１つの作業から他の作業に移すことを
特徴とする。本発明はまたこの方法を実施することに適
する装置に関する。装置は高純度の手袋箱であり、これ
にチューブの第１と第２の端を封止する炉、ドープ剤を
添加する空間、及びポンプ操作、充填、封止の組合され
たヘッドが取り付けられる。

本発明は添附図面を参照してより詳細に述べられるであ
ろう。

実施例の説明 第１図において、閉じられた空間１は高純度の不活性ガ
スで充填されており、さらに２は気体遮断室であり、３
は真空炉、４はドープ剤を導入する空間、５はポンプ操
作と充填と封止の諸作業を組合せて行うヘッドであり、
６は真空とガス充填のシステムへ接続するための短管、
７は仕切り弁システム用の接続用短管、８は真空とガス
充填システム用の接続用の短管、９は放電管、１０は一
対の操作手袋である。

本発明によれば、放電管９の生産は部品を気体遮断室２
を通って高純度不活性ガスで満たされた閉じられた空間
のなかに置くことで始まる。製造作業中、放電管９はこ
の閉じ込められた空間のなかに保たれまた再び気体遮断
室２を通って自由な雰囲気のなかに完全に封止された後
だけ持ちだされる。よって、放電管９のガスを充填する
ことと最終のドープ剤のガス汚染は空間１のなかに含ま
れる高純度不活性ガスの汚染を越えることから安全に保
護することができる（この後者の汚染はＯ×１０−６ｇ
／ｇ以下に保たれる）。

本発明による高純度の不活性ガス充填空間での製造は、
第１図に示される装置によって遂行することができる。

装置は、本質的には、高純度の手袋箱であり、その閉じ
ｌｃ不活性ガス空間１は大気圧の不活性ガスで満たされ
、全製造過程を通して１０ｘ　１０−６ｍ／ｑＪ：り低
い水と酸素の組み合わされた汚染を含む。手袋箱を通っ
て内方及び外方へと通過する物質は気体遮断室２の仕切
り作用によって高純度の不活性ガスを含む閉じた空間１
のなかに入ることから禁じられる。第１と第２のチュー
ブ端は真空炉のなかで封止される。吸い込みチューブを
有しない放電管の場合にもまたガス充填はここで行なわ
れる。空間４のなかでは、ドープ剤（Ｎａ−１−ＩＱの
混合物）が放電管９のなかで充填される。

ポンプ操作、充填、及び封止の組合せヘッド５では、ポ
ンプ操作と、不活性ガス（例えばキセノン）の充填と、
さらに放電管９の封止の作業が行われる。

気体遮断室２と、真空炉３と、ポンプ操作と充填ど封止
の組合されたヘッド５の内部空間とは高純度の不活性ガ
スで充填された閉じた空間１の内方へ開いている。それ
によって、連続する技術的作業のあいだの時間中放電管
９は閉じられ空間１内の高純度の不活性ガスとだけ接触
する。

第１図において、吸い込みチューブのない放電管９の通
路は実線で示され、一方吸い込みチューブをつけた放電
管の通路は破線によって示される。

本発明によって提案された方法と装置によって作られた
、ナトリウム蒸気灯の放電管と、同じ構造材料で作られ
かつ同じドープ剤を使用して、従来方法で作られた同じ
定格（２５０Ｗ）の類似の放電管とを比較するためのガ
ス純度測定の結果は、決定的かつ明確な差が見い出され
た。

測定は外封を破壊した後質量分光写真術によって行なわ
れた。従来の方法で作られた放電管では内部の水の汚染
は５０Ｘ１０−６から３００×１０−６９／ｇの範囲の
なかで変動した。特徴的であることは、汚染数値に大き
なばらつきが同じ製品群から取った放電管のなかにさえ
見られた。本発明によって提案された方法により、また
本発明によって提案された装置を使用して！１（造され
た放電管には５Ｘ１０−６ｇ／ｇから１０×１０−６ｇ
／９の間の数値が見られ、極めて高い均一性と信頼性が
あることが示された。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従い、提案された方法を実現すること
のできる機器の図式的図である。 図において、 −〇　− １・・・閉じた空間、 ２・・・気体遮断部屋、 ３・・・真空炉、 ４・・・ドープ剤導入空間、 ５・・・ヘッド、 ９・・・放電管、 １ｏ・・・手袋。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）必要とされる部品（端プラグ電極、電流引き込み
   部品、吸い込みチユーブ）がアルミニウム酸化物放電管
   の両端に既知の方法で封入され、ドープ剤（Ｎａ−Ｈｇ
   ）が導入され、ついでチユーブ内ガスが抜き取られ、充
   填ガス（キセノン）が入れられて、放電管が封止される
   ナトリウム蒸気放電灯の放電管を製造する方法において
   、前記方法は、前記放電管に、ドープ剤添加、ポンプ操
   作および封止の諸作業を通して、１つの技術的作業から
   他の技術的作業に移される間、閉じられかつ高純度の不
   活性ガスが充填された空間の中に保たれることを特徴と
   するナトリウム蒸気放電灯の放電管を製造する方法。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載の方法において、閉
   じられかつ高純度の不活性ガスを充填された空間内の水
   と酸素の組み合わされた含有量は１０×１０＾−＾６ｇ
   ／ｇより低いことを特徴とするナトリウム蒸気放電灯の
   放電管を製造する方法。
3. （３）特許請求の範囲第１項に記載の方法を行なう装置
   において、該装置は閉じられかつ高純度の不活性ガスに
   よつて満たされた内部空間を有する高純度の手袋箱より
   なり、該箱内は閉じられかつ高純度不活性ガスが充填さ
   れ、前記管端の封止用真空炉、ドープ剤導入用空間、及
   びポンプ操作、充填、及び封止の組合されたヘツドが前
   記箱内に接続されていることを特徴とするナトリウム蒸
   気放電灯の放電管を製造する装置。