JPS62192564A - 耐ｓｒ割れ性のすぐれた溶接構造用高張力鋼 - Google Patents
耐ｓｒ割れ性のすぐれた溶接構造用高張力鋼Info
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- JPS62192564A JPS62192564A JP3197186A JP3197186A JPS62192564A JP S62192564 A JPS62192564 A JP S62192564A JP 3197186 A JP3197186 A JP 3197186A JP 3197186 A JP3197186 A JP 3197186A JP S62192564 A JPS62192564 A JP S62192564A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、溶接後のＳＲ処理による割れの発生し雑い厚
肉の溶接構造用高張力鋼に関する。
肉の溶接構造用高張力鋼に関する。
（従来の技術）
近年、引張シ強さが７０〜ｓ ｏ ｋｙｔ ／−級の高
張力鋼が各種部材や構造物に使用されておシ、更に引張
シ強さがｘｏｏｋｙｒ／−級の溶接構造用鋼が応力腐食
割れの懸念のない個所に用いられつつある。
張力鋼が各種部材や構造物に使用されておシ、更に引張
シ強さがｘｏｏｋｙｒ／−級の溶接構造用鋼が応力腐食
割れの懸念のない個所に用いられつつある。
これらの高張力鋼は、高強度という特性金主かして利用
されるために、通常はｌＯ〜３０ｍ程度の比較的薄肉の
ものが提供されている。なお、その化学成分として、Ｃ
ｒ、Ｍｏ、Ｖ等の焼入れ性付与元素が溶接性を阻害する
ので、その含有量を低く押えているのが１強度の確保上
、これらの焼入れ性付与元素の添加は避けられない。通
常、これらの元素を多く含有すると、ＳＲ（応力除去焼
鈍）時に溶接熱影響部に割れを生じるために溶接後のＳ
Ｒを省略する場合が多い。また、ここ数年、超高圧圧力
容器や海洋構造物の重要個所に肉厚１００龍を超える８
０ｋｙｆ／−級厚肉高張力鋼の使用が検討され、一部実
用に供されているものもある。
されるために、通常はｌＯ〜３０ｍ程度の比較的薄肉の
ものが提供されている。なお、その化学成分として、Ｃ
ｒ、Ｍｏ、Ｖ等の焼入れ性付与元素が溶接性を阻害する
ので、その含有量を低く押えているのが１強度の確保上
、これらの焼入れ性付与元素の添加は避けられない。通
常、これらの元素を多く含有すると、ＳＲ（応力除去焼
鈍）時に溶接熱影響部に割れを生じるために溶接後のＳ
Ｒを省略する場合が多い。また、ここ数年、超高圧圧力
容器や海洋構造物の重要個所に肉厚１００龍を超える８
０ｋｙｆ／−級厚肉高張力鋼の使用が検討され、一部実
用に供されているものもある。
（発明が解決しようとする問題点）
１００ｍ１！：超える厚肉鋼において、肉厚中心部まで
高強度、高靭性を確保するためには、炭素及び他の焼入
れ性付与元素の含有量を多くしなければならず、また、
溶接後は残留応力除去のためにＳＲ処理が要求される。
高強度、高靭性を確保するためには、炭素及び他の焼入
れ性付与元素の含有量を多くしなければならず、また、
溶接後は残留応力除去のためにＳＲ処理が要求される。
従来の５ｏｌｃｙｒ／−級厚肉萬張力鋼は、炭素含有量
が多く、かつＣｒ 、 Ｍｏ 。
が多く、かつＣｒ 、 Ｍｏ 。
Ｖ等の焼入れ性付与元素の含有量が多いために、溶接時
の低温割れとともにＳＲ割れが極めて発生しやすく、従
って安心して実用に供せられないという問題点があった
。
の低温割れとともにＳＲ割れが極めて発生しやすく、従
って安心して実用に供せられないという問題点があった
。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、肉厚中
心部において、５ｏｋｙｔ／−以上の引張強さと高靭性
を有し、かつ、溶接時の低温割れ及びＳＲ割れの発生を
防止した厚肉の溶接構造用高張力鋼を提供しようとする
ものでＴｏシ、その構成はつぎのとおシである。
心部において、５ｏｋｙｔ／−以上の引張強さと高靭性
を有し、かつ、溶接時の低温割れ及びＳＲ割れの発生を
防止した厚肉の溶接構造用高張力鋼を提供しようとする
ものでＴｏシ、その構成はつぎのとおシである。
引張シ強さｓ ｏ ｋｇｔ ／−以上を有する肉厚１０
Ｇ謔以上の溶接構造用鋼において、重１ノーセントでＣ
０．０８〜０．１２％、Ｓｉ０．２％以下、Ｍｎ０．５
〜１．０％、ｓ ｏ、 ｏ ｏ ｉ％以下、Ｎｉ１．５
〜２．０％、Ｃｒ０．５％以下、Ｍｏ ０．３〜０．７
％、ｖ ｏ、 ０２〜０．０４％、Ａｊ ０．０１５〜
０．０４％、Ｂ０．０Ｏ０５〜０．００４０％を含み、
残部がＦｅ及び不可避不純物からなることを特徴とする
耐ＳＲ割れ性のすぐれた溶接構造用高張力鋼である。
Ｇ謔以上の溶接構造用鋼において、重１ノーセントでＣ
０．０８〜０．１２％、Ｓｉ０．２％以下、Ｍｎ０．５
〜１．０％、ｓ ｏ、 ｏ ｏ ｉ％以下、Ｎｉ１．５
〜２．０％、Ｃｒ０．５％以下、Ｍｏ ０．３〜０．７
％、ｖ ｏ、 ０２〜０．０４％、Ａｊ ０．０１５〜
０．０４％、Ｂ０．０Ｏ０５〜０．００４０％を含み、
残部がＦｅ及び不可避不純物からなることを特徴とする
耐ＳＲ割れ性のすぐれた溶接構造用高張力鋼である。
（作用）
本発明に係る厚肉の溶接構造用高張力ｍｔ得るための化
学組成の限定理由について以下に述べる。
学組成の限定理由について以下に述べる。
（イ）炭素（Ｃ１はその含有量が多いと溶接性を害し、
切欠き靭性を低下させるのでその上限ｉ０．１２％とし
、肉厚中心部での強度確保のためにその下限を０．０８
％とした。
切欠き靭性を低下させるのでその上限ｉ０．１２％とし
、肉厚中心部での強度確保のためにその下限を０．０８
％とした。
（リケイ素（ｓｉ）は脱酸剤として添加されるが、ＳＲ
時に発生する焼戻し脆化を防止するため０．２％を上限
値とした。
時に発生する焼戻し脆化を防止するため０．２％を上限
値とした。
Ｇ／′１マンガン（Ｍｎ）はＳｌと同様に脱酸剤として
有効に作用するが、肉厚中心部の靭性確保のためには０
．５％以上含有させる必要がある。一方１．０％を超え
て含有させると加工性全損うので上限１に１．０％とし
た。
有効に作用するが、肉厚中心部の靭性確保のためには０
．５％以上含有させる必要がある。一方１．０％を超え
て含有させると加工性全損うので上限１に１．０％とし
た。
（−１硫黄（Ｓ）は不可避不純物として鋼中に含有され
るが、本発明のごとき厚肉鋼におけるＳの含有は切欠き
靭性を低下させ、かつＳＲ割れを誘起するためＳ含有量
を極力低下させることが望ましい。
るが、本発明のごとき厚肉鋼におけるＳの含有は切欠き
靭性を低下させ、かつＳＲ割れを誘起するためＳ含有量
を極力低下させることが望ましい。
特にＳ含有量が０．００１％を超えるとＳＲ割れの発生
が著しくなるので０． ＯＯ１％を上限とした。
が著しくなるので０． ＯＯ１％を上限とした。
（−］１ ニッケル（Ｎｉ）は溶接性を損わずに焼入れ
性を増大せしめるので肉厚中心部まで５ｏｋｐｒ／−以
上の引張シ強さと高靭性を確保するためにはＮｔ １．
ｓ％以上を含有させる必要がある。しかし２．０％を
超えて含有させると脆化を生じるのでその上限を２．０
％とした。
性を増大せしめるので肉厚中心部まで５ｏｋｐｒ／−以
上の引張シ強さと高靭性を確保するためにはＮｔ １．
ｓ％以上を含有させる必要がある。しかし２．０％を
超えて含有させると脆化を生じるのでその上限を２．０
％とした。
（へ）クロム（Ｃｒ）、モリブデン（Ｍｏ）、パナジク
ム（Ｖ）は炭化物を形成して、ＳＲ割れの発生原因とな
るので極力低く抑える必要からＣｒ ０．５０％以下、
Ｍｏ ０．７％以下、Ｖｏ、０４０％以下とし、一方向
厚中心部の強度確保のためにはＭｏ ０．３％以上、Ｖ
ｏ、０２％以上を必要とする。
ム（Ｖ）は炭化物を形成して、ＳＲ割れの発生原因とな
るので極力低く抑える必要からＣｒ ０．５０％以下、
Ｍｏ ０．７％以下、Ｖｏ、０４０％以下とし、一方向
厚中心部の強度確保のためにはＭｏ ０．３％以上、Ｖ
ｏ、０２％以上を必要とする。
（ト）アルミニウム（ν）の添加はＡＩＮを析出して結
晶粒を微細化して降伏点及び切欠き靭性を向上させる。
晶粒を微細化して降伏点及び切欠き靭性を向上させる。
厚肉鋼の中心部の強度の確保と高靭性を得るために唸、
Ａｊ ０．０１５％以上含有させる必要がある。しかし
、過剰に含有させると熱間加工性を阻害するのでその上
限’ｉ０．０４０％とした。
Ａｊ ０．０１５％以上含有させる必要がある。しかし
、過剰に含有させると熱間加工性を阻害するのでその上
限’ｉ０．０４０％とした。
（７）ゼロン（Ｂ）のｏ、 ｏ ｏ ｏ ｓ％以下の含
有では焼入性を付与せず、一方０．００４０％を超えて
含有させると非金属介在物にもとブく欠陥が発生するの
で上限を０．ＯＯ４０％とした。
有では焼入性を付与せず、一方０．００４０％を超えて
含有させると非金属介在物にもとブく欠陥が発生するの
で上限を０．ＯＯ４０％とした。
（実施例）
本発明鋼の実施例として第１表に示す化学組成を有する
鋼塊を溶製し、これを分塊後、厚さ１００調及び２００
絽の２枚の鋼板を圧延し、水焼入れ、焼戻しの熱処理を
施し、本発明鋼を試作した。なお比較のために第１表に
示す従来鋼の化学組成を有する厚さ１００ｍ及び２００
ｍの２枚の鋼板を試作した。
鋼塊を溶製し、これを分塊後、厚さ１００調及び２００
絽の２枚の鋼板を圧延し、水焼入れ、焼戻しの熱処理を
施し、本発明鋼を試作した。なお比較のために第１表に
示す従来鋼の化学組成を有する厚さ１００ｍ及び２００
ｍの２枚の鋼板を試作した。
試作鋼板の肉厚中心部の機械的性質を第２表に示す。
なお、ＳＲ割れ試験は、上記試作鋼板のうちより板厚１
００ｍを用いて円形拘束割れ試験全行った。
００ｍを用いて円形拘束割れ試験全行った。
その際の試験条件は、予熱温度１００℃、溶接電流値１
７０Ａ、ＳＲは５６５℃に８時間保持後炉冷した。第３
表にＳＲ割れ試験結果を示す。
７０Ａ、ＳＲは５６５℃に８時間保持後炉冷した。第３
表にＳＲ割れ試験結果を示す。
（発明の効果）
Ｃ、Ｃｒ 、 Ｍｏ 、 Ｖ等の焼入れ性付与元素の含
有量及び不可避不純物としてのＳ含有量を極力抑えるこ
とにより耐ＳＲ割れ性のすぐれた厚肉の８０ｋｙｔ／−
級溶接構造用高張力鋼が得られるようになった。
有量及び不可避不純物としてのＳ含有量を極力抑えるこ
とにより耐ＳＲ割れ性のすぐれた厚肉の８０ｋｙｔ／−
級溶接構造用高張力鋼が得られるようになった。
Claims (1)
- １、引張り強さ８０ｋｇｆ／ｍｍ＾２以上を有する肉厚
１００ｍｍ以上の溶接構造用鋼において、重量パーセン
トでＣ０．０８〜０．１２％、Ｓｉ０．２０％以下、Ｍ
ｎ０．５〜１．０％、Ｓ０．００１％以下、Ｎｉ１．５
〜２．０％、Ｃｒ０．５０％以下、Ｍｏ０．３〜０．７
％、Ｖ０．０２〜０．０４％、Ａｌ０．０１５〜０．０
４％、Ｂ０．０００５〜０．００４０％を含み残部がＦ
ｅ及び不可避不純物からなることを特徴とする耐ＳＲ割
れ性のすぐれた溶接構造用高張力鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3197186A JPS62192564A (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 | 耐ｓｒ割れ性のすぐれた溶接構造用高張力鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3197186A JPS62192564A (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 | 耐ｓｒ割れ性のすぐれた溶接構造用高張力鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62192564A true JPS62192564A (ja) | 1987-08-24 |
| JPH0225976B2 JPH0225976B2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=12345836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3197186A Granted JPS62192564A (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 | 耐ｓｒ割れ性のすぐれた溶接構造用高張力鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62192564A (ja) |
-
1986
- 1986-02-18 JP JP3197186A patent/JPS62192564A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0225976B2 (ja) | 1990-06-06 |
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