JPS62192364A - N−シアノ−n′−メチル−n″−〔2−〔〔(5−メチル−1h−イミダゾ−ル−4−イル)メチル〕チオ〕エチル〕グアニジンの製法 - Google Patents

N−シアノ−n′−メチル−n″−〔2−〔〔(5−メチル−1h−イミダゾ−ル−4−イル)メチル〕チオ〕エチル〕グアニジンの製法

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JPS62192364A
JPS62192364A JP61085849A JP8584986A JPS62192364A JP S62192364 A JPS62192364 A JP S62192364A JP 61085849 A JP61085849 A JP 61085849A JP 8584986 A JP8584986 A JP 8584986A JP S62192364 A JPS62192364 A JP S62192364A
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JP
Japan
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methyl
formula
thio
ethyl
imidazol
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Pending
Application number
JP61085849A
Other languages
English (en)
Inventor
マルチーノ・フィノット
リッカルド・ストラージ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUARUKEMIA SpA
Original Assignee
FUARUKEMIA SpA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野] 本発明は、通常シメチジンとして知られている式(■)
: ■ であられされるN−シアノ−N“−メチル−N” −[
2−[[(5−メチル−IH−イミダゾール−4−イル
)メチル]チオ]エチル]グアニジンの製法に関する。
[従来の技術] 式(1)であられされる化合物は重要な薬理学的性質を
示す。すなわち、実際それはヒスタミンH2−レセプタ
ー拮抗薬であり、胃液酸(gastricacld)分
泌を効果的に抑制しうるので胃潰瘍および十二指腸潰瘍
の治療に非常に有用である。
それゆえ、シメチジンの合成方法におけるいかなる改良
も技術の分野において非常に有用であると考えられるこ
とは明らかである。
シメチジンは長いあいだ知られており、その製造のため
の多くの方法が記載されている。
たとえば、DO8−234,488号明細書には、2−
[[(5−メチル−IH−イミダゾール−4−イル)メ
チル]チオ]エチルアミン(1)から出発して、これを
N−シアノ −ビスー(メチルチオ)−ホルムイミン(
8)と反応させ、ついでえられたN−シアノ−C−メチ
ルチオ−N’−[2−[[(5−メチル−IH−イミダ
ゾール−4−イル)メチル]チオ]エチル]ホルムアミ
ジン(至)をメチルアミンと反応させることからなる化
合物(1)の製法が開示されている。
CH3−8” 圓 オランダ特許出願第7510334号明細書には他の方
法、すなわちアミン(I)をN−シアノ−No−メチル
−C−メチルチオホルムアミジンMと縮合させて直接化
合物(I)をうる方法が開示されている。
一  6 − [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、これら2つの方法はいくつかの重大な欠
点を有している。まず、前者の方法および後者の方法で
それぞれ用いられる式(2)であられされる化合物およ
び式Mであられされる化合物はうるのが難しい。
事実、それらは不安定な化合物であり、やや低い収率で
もほとんどえられることがなく、それゆえそのような合
成における必須の中間体としては不適である。
さらに、どちらの方法においても反応によって副生成物
としてメチルメルカプタンが放出される。そのような毒
性と悪臭であまねく知られた化合物は、安全性と環境面
で重大な問題をひきおこす。
他の無視しえない面は、最終生成物の収率と純度がわる
いということである。シメチジンそのものが弱い化合物
であり、それゆえ精製するのが難しい。
したがって、高価で入手困難な試薬を用いることなく高
純度の化合物を高収率でうるような合成方法を見出すこ
とは非常に重要である。
[問題点を解決するための手段] いまや驚くべきことに、式■: ■ であられされる2−[[(5−メチル−IH−イミダゾ
ール−4−イル)メチル]チオ]エチルアジドを式@: P(Cs Hs )s             @で
あられされるトリフェニルホスフィンと反応させ、えら
れた式−二 であられされるトリフェニル−[2−[[(5−メチル
−IH−イミダゾール−4−イル)メチル]チオ]ニチ
ルコイミノホスホランを今度は式E。
CH3−N−C−00X) であられされるメチルイソシアネートと反応させて酸化
トリフェニルホスフィン[(Co Hs )a PO]
および式(2): であられされるN−メチル−N’−[2−[[(5−メ
チル−111−イミダゾール−4−イル)メチル]チオ
]エチル]カルボジイミドをえ、つぎに弐閃の化合物を
式(XI): NH2−C=N         (X I )であら
れされるシアナミドと反応させることによってシメチジ
ン(1)が有利にえられることが見出された。
[実施例] 第1の反応工程、すなわちアジド(資)とトリフェニル
ホスフィン■とのあいだの縮合は、これら2つの試薬を
化学量論比またはほぼ化学量論比で用い、適当な溶媒中
において0〜110℃の温度、好ましくは反応混合物の
沸点で行なわれる。
試薬および生成物にわるい影響を与えないようないかな
る溶媒をも用いることができ、とくに直鎖もしくは分岐
鎖脂肪族エーテル、またはたとえばトルエンもしくはキ
シレンなどの芳香族炭化水素のような他の非プロトン溶
媒が用いられる。無水エチルエーテル、無水テトラヒド
ロフランまたは無水トルエンが好ましい。ホスホラン働
は、それが反応混合物から沈澱しン濾過によって容易か
つ簡単に回収される、ため、92%より高い収率で、し
かも非常に高い純度でえられる。それゆえ、溶媒中には
いかなる不純物も残らない。
中間体■とメチルイソシアネート園とのあいだの反応に
よって化合物■かえられ、化合物■は単離することなく
直接化合物(XI)と反応して最終生成物かえられる。
こうして工程操作が単一となる。
つぎに所望の温度で適当な溶媒中に中間体■を溶解もし
くは懸濁させ、インシアネート(財)を加え、中間体間
の生成が完了するのに充分な時間反応させたのちシアナ
ミド(XI)を加えることによって化合物■の最終化合
物への反応が行なわれる。
化合物■と化合物口との反応は0〜100℃の温度で行
なわれるが、室温が好ましい。化合物置と化合物(XI
)とのあいだの反応は0〜100℃、好ましくは室温〜
50℃で行なわれる。
溶媒としては、試薬および生成物に不活性ないかなる溶
媒をも用いることができ、とくにベンゼン、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素;アセトニトリルのよ
うな脂肪族ニトリル;塩化メチレン、クロロホルム、テ
トラクロロエタンのようなハロゲン化脂肪族炭化水素な
どが用いられる。好ましい溶媒はトルエン、キシレンお
よびクロロホルムである。
最終化合物は常法によって回収される。本発明の方法に
よれば、高価で危険なもしくは容易に入手できない試薬
を用いることなく、穏和な反応条件で所望の化合物(I
)、シメチジンを非常に高い収率(82%より高い)で
しかも非常に高い純度でうることかでき、したがって最
終の精製が一層簡単で非常に安価になる。
つぎに本発明を実施例を用いてさらに詳しく説明するが
、本発明はもとよりこれらに限られるものではない。
実施例1 トリフェニル−[2−[[(5−メチル−IH−イミダ
ゾール−4−イル)メチル]チオ]エチル]イミノホス
ホラン(化合物■)の製造 2−[[(5−メチル−III−イミダゾール−4−イ
ル)メチル]チオ]エチルアジド19.7g (100
ミリモル)およびトリフェニルホスフィン26.2g(
100ミリモル)を無水エチルエーテル250 ml中
に溶解させた。反応混合物を撹拌しながら約1時間還流
するまで加熱させた。白クリーム色沈澱かえられ、これ
をポンプ清適して新しいニ一チルで洗浄した。
粗生成物のホスホラン(1143g(収率: 99.7
%)かえられ、これをイソプロピルエーテル/石油エー
テルから結晶化させて精製した。純粋な目的化合物の融
点は178℃であり、NMR、IRスペクトルおよび元
素分析値は斜上の化学式と一致した。
実施例2 エチルエーテルのかわりにテトラヒドロフランを用いた
ほかは実施例1と同様に操作してイミノホスホラン■4
0gをえた(収率: 92.8%)。
実施例3 エチルエーテルのかわりにトルエンを用いたほかは実施
例1の操作をくり返した。溶媒の実質的部分を蒸発させ
、濃縮液に石油エーテルを加えてイミノホスホラン■を
沈澱させた。イミノホスホランfi41.5fかえられ
た(収率:96.3%)。
実施例4 N−シアノ−No−メチル−N”−[2−[[(5−メ
チル−IH−一  12 − イミダゾール−4−イル)メチル]チオ]エチルコグア
ニジン(化合物(I))の製造 トルエン 150 mlに溶解したイミノホスホラン■
21.55 g (50ミリモル)を、窒素雰囲気下に
おいて無水トルエン25m1に溶解したメチルイソシア
ネー)OX) 2.9g (50,9ミリモル)で処理
した。
ホスホラン■が完全になくなるまで(薄層クロマトグラ
フィーでチェック)反応混合物を室温で撹拌した。ホス
ホラン働がなくならないならば、トルエン5 mlに溶
解したメチルイソシア* −)OKI O,2g (3
,5ミリモル)を加えなければならない。
トルエン50m1に溶解したシアナミド(XI)2.5
g (59ミリモル)を加えた。温度を40℃に3時間
だもち、トルエン溶液を冷却し、5%HCl) l 5
0 mlで、ついで100 mlで抽出した。有機層を
捨て、酸性水をアンモニア水で処理してpH8,9にし
、清適してイソプロピルアルコールから結晶化させた。
白色結晶としてシメチジン(■)1]、5gかえられた
(収率: 91.3%)。融点は140〜144℃であ
った。
実施例5 トルエンのかわりにキシレンを用いたほかは実施例4と
同様の操作を行なって化合物(I)11.25 gをえ
た(収率: 89.3%)。融点は142〜145℃で
あった。
実施例6 トルエンのかわりにクロロホルムを用いたほかは実施例
4と同様の操作を行なって化合物(I)10.4gをえ
た(収率: 82.5%)。融点は143℃であった。
手続補正書(FI釦 昭和61年9月1日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) であらわされる2−[[(5−メチル−1H−イミダゾ
    ール−4−イル)メチル]チオ]エチルアジドを式(V
    II): P(C_6H_5)_3(VII) であらわされるトリフェニルホスフィンと反応させ、え
    られた式(VIII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) であらわされるトリフェニル−[2−[[5−メチル−
    1H−イミダゾール−4−イル)メチル]チオ]エチル
    ]イミノホスホランを式(IX): CH_3−N=C=O(IX) であらわされるメチルイソシアネートで処理し、ついで
    えられた式(X): ▲数式、化学式、表等があります▼ であらわされるN−メチル−N′−[2−[[(5−メ
    チル−1H−イミダゾール−4−イル)メチル]チオ]
    エチル]カルボジイミドを式(X I ): NH_2−C≡N(X I ) であらわされるシアナミドと反応させることからなる式
    ( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) であらわされるN−シアノ−N′−メチル−N″−[2
    −[[(5−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)
    メチル]チオ]エチル]グアニジンの製法。 2 式(X)であらわされるN−メチル−N′−[2−
    [[(5−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メ
    チル]チオ]エチル]カルボジイミドを単離することな
    く単一の工程で式(X I )であらわされるシアナミド
    と反応させる特許請求の範囲第1項記載の製法。 3 式(VI)であらわされる2−[[(5−メチル−1
    H−イミダゾール−4−イル)メチル]チオ]エチルア
    ジドと式(VII)であらわされるトリフェニルホスフィ
    ンとの反応がエーテル性もしくは芳香族炭化水素の非プ
    ロトン溶媒中において0〜110℃の温度で行なわれる
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の製法。
JP61085849A 1986-02-13 1986-04-14 N−シアノ−n′−メチル−n″−〔2−〔〔(5−メチル−1h−イミダゾ−ル−4−イル)メチル〕チオ〕エチル〕グアニジンの製法 Pending JPS62192364A (ja)

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IT47657/86A IT1203741B (it) 1986-02-13 1986-02-13 Procedimento per la preparazione delle cimetidina
IT47657A/86 1986-02-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019521120A (ja) * 2016-07-15 2019-07-25 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 乳化性濃縮物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019521120A (ja) * 2016-07-15 2019-07-25 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 乳化性濃縮物

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IT1203741B (it) 1989-02-23
IT8647657A0 (it) 1986-02-13

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