JPS62192287A - 高エネルギ−ビ−ムによるフランジ溶接方法 - Google Patents

高エネルギ−ビ−ムによるフランジ溶接方法

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JPS62192287A
JPS62192287A JP61034781A JP3478186A JPS62192287A JP S62192287 A JPS62192287 A JP S62192287A JP 61034781 A JP61034781 A JP 61034781A JP 3478186 A JP3478186 A JP 3478186A JP S62192287 A JPS62192287 A JP S62192287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
welding
welded
fuel tank
sealing member
Prior art date
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Pending
Application number
JP61034781A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihide Takami
明秀 高見
Kazuyuki Yoshimoto
吉本 和幸
Takatoshi Ishida
恭聡 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62192287A publication Critical patent/JPS62192287A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば自動車における燃料タンクのような薄
板製品のフランジを高エネルギービームで溶接するフラ
ンジ溶接方法に関する。
(従来技術) 従来から、例えば自動車の燃料タンクは、上下に分割し
て皿状にプレス成形された薄鋼板製の上部及び下部タン
ク部材を、各周縁フランジ部で水密に溶接して構成され
ている。ところで、上記周縁フランジ部の溶接は、レー
ザビーム、電子ビームのような高エネルギービームが使
用され、このような高エネルギービームは従来のシーム
ウェルドに比べて溶接速度が速い。したがって、製造コ
ストの低減を効果的に達成することができる。
しかしながらレーザビーム等により溶接を行なう場合、
フランジ面を充分に密着させておかないと穴ができて溶
接欠陥を生ずることがある。、シt=がって、従来では
、溶接ビームの進行方向に関して、同ビームの両側に加
圧用の上方[1−ラを配置すると共に、溶接されるフラ
ンジ面の下側にも上記上方ローラと協働する下方ローラ
を配設して、溶接を行なっていた(例えば特開昭60−
49883号公報参照)。
ところが、上記フランジ面は上下の両日−ラにより押圧
されるので、フランジ面が幅広化する傾向にあり、また
、上記両日−ラは局部的にフランジ面を押圧するように
なっているので上部タンクと下部タンク間の位置ずれが
生じる可能性が大きくなって、フランジを1確に溶接す
ることが容易でないといった問題を有する。
(発明の目的) 本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、被
溶接部材(燃料タンクなど)のフランジ部を溶接してい
る最中、ワークを位置ずれさせることなく、フランジ部
を適正かつ容易に溶接することができる高エネルギービ
ームによるフランジ溶接方法を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、密M空間を形成する被溶接両部材のフランジ
間にシール部材を介在させ、上記密閉空間内に真空圧を
作用させて上記両フランジを近接させた状態で上記両フ
ランジを高エネルギービームにより溶接するものである
このように、両フランジ部は外部から押圧されることな
く、真空圧の作用で近接され、高エネルギービームによ
り溶接される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係る高エネルギービームに
よる7ランジ溶接方法を説明するための構成図である。
被溶接部材としての自動41の燃料タンク1は、フラン
ジ部2aを有するアッパーパン2とフランジ部3aを有
するロアーパン3とで形成されている。アッパーパン2
には燃料を燃料タンク1内に注入するための注入口2b
が設けられ、この注入口2bはホース4を介して真空ポ
ンプ5に接続されている。
このような構成を有する燃料タンク1は、フランジ部2
aとフランジ部3aとを溶接することにより形成され、
この溶接を行なう際、フランジ部2aとフランジ部3a
との間にシリコンゴムのパツキンなどのシール部材6を
介在させる。このシール部材6によりフランジ部2a、
3a間がシールされ、真空ポンプ5が作動すると燃料タ
ンク1を形成する空間へが真空状態となり、フランジ部
2a、3aはシール部材6を介在させて近接する。
このようにフランジ部2a、3aが近接状態となると、
レーザ光などの高エネルギービームを例えばフランジ部
3aの表面に当てる。これにより、フランジ部2aとフ
ランジ部3aとの溶接が行なねれる。
第2図は、上記フランジ溶接方法により行なわれる溶接
装置の−・実施例を示すブロック図である。
制御機21は、フランジ溶接に必要な情報などを入力す
るための入カキ−を有し、レーザ制御装置22にレーザ
駆動信号を与えたり、数値制御装置23に数値制御信号
を与えたりするものである。
レーザ制御装置22は上記レーザ駆動信号に応答してレ
ーザ発振器24にレーザ出力制御信号を与えるもので、
レーザ発振器24はこのレーザ出力制御信号に応答して
、レーザ光を出力するものである。レーザ発振器24か
らのレーザ光出力は、反射鏡25により反射されてレン
ズ26に与えられて燃料タンク27のフランジ部28付
近で集光される。上記反射鏡25およびレンズ26は、
第3図に示すようなレーザ加工ヘッド部40に収納され
、光学系を形成している。したがって、レーザ加工ヘッ
ド部40の先端部=10aから出力されるレーザ光によ
って燃料タンク27のフランジ部28が溶接される、。
一方、数値制御装置23は、制御器21からの数値制御
信号に基づいてモータ28.29を駆動させ、XYテー
ブル30の移動部30aをX方向あるいはY方向に移動
させるものである。これにより、移動部30aに設けら
れたワーク固定治具31は所望の位置に設定される。す
なわち、ワーク固定治具31には燃料タンク27のアッ
パーパン27aが固定され、この燃料タンク27のフラ
ンジ部28すなわちロアーパン27bのフランジ部28
bにレーザ発振器24からのレーザ光が照射されるよう
にワーク固定治具31は移動部30aの移動により移動
する。
ロータリ式の真空ポンプ32は真空度調節装置33に接
続され、この真空度調節装置33はホース34を介して
燃料タンク27の注入口35に接続された真空用カプラ
36に接続される。
次に、第4図に示すフローチャートを参照して、本発明
のフランジ溶接方法を説明する。
ステップn1では燃料タンク27を構成するアッパーパ
ン27aとロアーパン27bとのうち、−〇 − 例えばアッパーパン27aをワーク固定治具31に固定
する。ステップn2では真空用カプラ36を燃料タンク
27の注入口3′35に隙間なく嵌合させて接続し、ス
テップn3では、ロアーパン27bのフランジ部28b
とアッパーパン27aのフランジ部28aとの間にシー
ル部材[例えば粘度150 (CPS/RT)のグリー
ス油]を均一に塗布してシーリングを行ない、ロアーパ
ン27bを位置調節してフランジ部28bとフランジ2
8aとがずれないように位置合せを行なう、。
ステップn4では、真空ポンプ32を作動させ、燃料タ
ンク27内を真空[例えば圧力を500 Torr(t
−リヂ1リイ)程度]にする。
ステップn5では、数値制御装置23は制御11機21
の入力情報に基づいてモータ28,29を駆動させ、X
Yテーブル30の移動部30aを移動させる。すなわち
、ロアーパン27bのフランジ部28bがレーザ発振器
24からのレーザ光を受けることができるように、移動
部30aの移動によりワーク固定治具31を移動させる
。このワーク固定治具31は、例えば移動速度1.5m
/分で移動され、フランジ部28bには出力2.5K1
4のレーザ光が照射され、フランジ部28aどフランジ
部28bとが溶接される。
ステップn6では真空度調節5A置33の操作により燃
料タンク27内を真空状態から間放し、ステップn7で
真空用カプラ36を燃料タンク27の注入口35から取
り外し、燃料タンク27をワーク固定治具31から外す
。このようにして、口 ゛テーバン27bとアッパーパ
ン27aとがフランジ部28bとフランジ部28aとに
おいて溶接された燃料タンク27が形成されることにな
る。
なお、この実施例における燃料タンク27は、例えば材
質5PC3C1板厚1.Qmmの鉄板をタンクの形状に
予めプレス成形したアッパーパン27aとロアーパン2
7bとにより形成され、アッパーパン27aとロアーパ
ン27bとの各フランジ部は例えば2ammである。ま
た、アッパーパン27aには、予め燃料の注入口35が
取りイ4けられているものである。
なお、本実施例では、溶接すべきワークとして燃料タン
クを用いたが、それに限らず、その他゛ノランジ部を有
する容器などの溶接に用いることもできる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、密閉空間を形成する被溶
接両部材のフランジ間にシール部材を介在させ、上記密
閉空間内に真空圧を作用させて上記両7ランジを近接さ
せた状態で上記両フランジを高エネルギービームにより
溶接することにより、溶接途中でワークのフランジ部が
位置ずれすることがなく、簡単な溶接方法で幅狭のフラ
ンジ部であっても適正かつ容易に溶接することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高エネルギービームによるフランジ溶
接方法を説明するための椛成図、第2図は上記フランジ
溶接方法を用いた溶接装置のブロック図、第3図は上記
溶接装置に備えられるレーザ加工ヘッド部および燃料タ
ンクの斜視図、第4図は上記フランジ溶接方法を説明す
るためのフロ一チヤードである。 1.27・・・燃料タンク(被溶接部U)、2a。 3a、28.28a、28b−フランジ部、6・・・シ
ール部材、24・・・レーザ発振器、32・・・真空ポ
ンプ、40・・・レーザ加工ヘッド部。 特許出願人     マ ツ ダ 株式会社代 理 人
     弁理士  小谷 悦司同       弁理
士  長1) 正向       弁理士  板谷 康
夫第1図 第3図 第2図 ン ];) 1=

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、密閉空間を形成する被溶接両部材のフランジ間にシ
    ール部材を介在させ、上記密閉空間内に真空圧を作用さ
    せて上記両フランジを近接させた状態で上記両フランジ
    を高エネルギービームにより溶接することを特徴とする
    高エネルギービームによるフランジ溶接方法。
JP61034781A 1986-02-18 1986-02-18 高エネルギ−ビ−ムによるフランジ溶接方法 Pending JPS62192287A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02201510A (ja) * 1989-01-30 1990-08-09 Kiyohara Masako 高精度調整器
US5454480A (en) * 1993-10-21 1995-10-03 Morris Holmes & Co. Flangeless fuel tank
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US5828033A (en) * 1995-11-30 1998-10-27 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method of manufacturing a fuel tank

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