JPS62191405A - 二酸化硫黄含有ガスを硫黄へ連続還元する方法およびその装置 - Google Patents

二酸化硫黄含有ガスを硫黄へ連続還元する方法およびその装置

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JPS62191405A
JPS62191405A JP62013906A JP1390687A JPS62191405A JP S62191405 A JPS62191405 A JP S62191405A JP 62013906 A JP62013906 A JP 62013906A JP 1390687 A JP1390687 A JP 1390687A JP S62191405 A JPS62191405 A JP S62191405A
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temperature
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sulfur
gas
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JP62013906A
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ヴェルナー・シュトゥルム
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Steuler Industriewerke GmbH
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Steuler Industriewerke GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/50Sulfur oxides
    • B01D53/508Sulfur oxides by treating the gases with solids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/02Preparation of sulfur; Purification
    • C01B17/04Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides
    • C01B17/0473Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides by reaction of sulfur dioxide or sulfur trioxide containing gases with reducing agents other than hydrogen sulfide
    • C01B17/0482Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides by reaction of sulfur dioxide or sulfur trioxide containing gases with reducing agents other than hydrogen sulfide with carbon or solid carbonaceous materials

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、二酸化硫黄含有ガスの硫黄への連続還元法お
よびこの方法を実施するための装置に関する。
硫黄含有燃料、例えば石炭または燃料油、の発電用プラ
ント内での燃焼中に、二酸化硫黄含有ガス、すなわち、
いわゆる煙道ガス、が形成される。
これらの煙道ガス中のSO2濃度は比較的低い;例えば
、硫黄含有量が1%の石炭を使用すると、SO2濃度は
約700ppmである。しかしながら、大規模な電力用
プラントの生産能力による、絶対的なS○2放出値は非
常に高い。例えば、硫黄含有量が1%の石炭に基づ<6
00MW−電力用プラントでは、約2.106m3の煙
道ガスが1時間当り放出される;これは1時間当り約4
トンのSO2量(4t/h)に相当する。
環境規制がより厳しくなったため、煙道ガスの様々な脱
硫法が過去数年間開発され、そしてまた工業国で用いら
れてきた。殆んどのプロセスにおいて、二酸化硫黄は最
終的には硫酸カルシウム(石こう)に変えられ、一部は
廃棄物として投棄され、一部は建築材料工業界で使用さ
れる。しかしながら、上記の硫酸カルシウムの建築材料
工業界での使用は、この分野における需要によって制限
される。硫酸カルシウムの投棄は環境汚染の間厘につな
がる。投棄地付近の地下水の硬度は有意に増大する。そ
の上、電力用プラントは煙道ガスの脱硫が強制されてい
るので、硫酸カルシウムの量はここ数年間かなり増加す
るだろう。
さらに、コークスを使用する二酸化硫黄の硫黄への還元
法(ガス発生炉法)または水素、−酸化炭素、メタンお
よび他の炭化水素の還元法が知られている;  Ull
manns Enzyklopadie der te
chnis−chen Chemie、第4版第21巻
、1982年、第24頁参照。この種の一つの具体的な
方法は、変形クラウスプラントにおけるSO□還元であ
る。この方法は主に、約5 t/h以上のSO2量の煙
道ガス精製に使用される。この方法は、多額の設備投資
をプラントにしなげればならず、そしてS02の還元法
の管理が複雑であり、そして少量の煙道ガスについては
殆んど使うことができないという欠点を有する。
本発明の目的は、5t/hまでのSO2量を経済的に硫
黄に変える、二酸化硫黄含有ガスの硫黄への連続還元法
を開発することである。本発明の別の目的は、寸法が小
さく、多額の設備投資または高い運転コストがかからず
、管理が容易でありそしてトラブルが生じにくい、上記
の方法を実施することができる装置を提供することであ
る。
これらの目的を達成する方法は、以下の驚くべき発見に
基づく。本質的に酸素を含まない二酸化硫黄含有ガス、
例えば煙道ガスの物理的精製プロセスに使用するストリ
ッピング塔の煙道ガス、を二酸化硫黄の硫黄への還元に
適した石炭または炭素の入った接触室または反応器へ導
入する。はぼ完全な還元、すなわち90%を越す二酸化
硫黄の硫黄への還元は、上記の接触室を、約150℃か
ら始まり流れの方向の終りで約1100℃の連続的に上
昇する温度を有する、いくつかの温度帯域に分けると得
られることがわかった。同時に、この寸法では、接触室
中の不所望な硫黄の沈澱が避けられることは確実である
。気相において二酸化硫黄を硫黄へ還元する公知の三段
階法とは反対に、接触室内の温度勾配を連続的に上昇さ
せる。すなわち、二酸化硫黄含有ガスの入口側は約15
0〜200℃の低温であり、−刃出口側では約900〜
1100℃の温度に維持する。
従って、本発明は、石炭または炭素の何れかを使う、本
質的に分子酸素を含まない二酸化硫黄含有ガスの連続還
元法において、二酸化硫黄含有ガスを、温度が流れの方
向に連続的に上昇しているいくつかの温度帯域にわかれ
ている、そして石炭または炭素の入っている反応器に導
入し、二酸化硫黄含有ガスの入口帯域では約150〜2
00℃の温度であり、中間帯域では300〜700℃の
温度でありそして出口帯域では約900〜1100℃で
あること、および硫黄を本来公知の方法で遊離硫黄含有
煙道ガスから分離することを特徴とする特許の方法に関
する。
反応器は、第一帯域の温度を150〜200℃に、第二
帯域の温度を300〜400℃に、第三の帯域の温度を
550〜700℃に、そして第四の帯域の温度を900
〜1100℃に維持する、四つの温度帯域に分けるのが
好ましい。反応器の第一帯域では170〜180℃の温
度範囲が最も好ましく、第二帯域では330〜370℃
の範囲が最も好ましく、第三帯域では620〜680℃
の範囲が最も好ましく、そして第四帯域では950〜1
050℃の範囲が最も好ましい。
本発明はまた、石炭または炭素の何れかを使用する、分
子酸素を本質的に含まない二酸化硫黄の還元法を、連続
的に実施するための装置に関するものであり、この装置
は以下の手段によって特徴付けられる: a)還元剤としての石炭または炭素の入った反応器; b)予熱した二酸化硫黄含有ガスを導入するための、反
応器の上部の入口管; C)反応器を、温度が二酸化硫黄含有ガスの流れの方向
に連続的に上昇するいくつかの温度帯域に分けるために
、熱ガスを反応器の外部被覆内に導入するための一定間
隔で離れた管、二酸化硫黄含有ガスの入口帯域での温度
は150〜200℃であり、中間帯域での温度は300
〜700℃でありそして硫黄含有ガスの出口帯域での温
度は900〜1100℃である; d)出口帯域からの硫黄含有ガスを反応器から取出すた
めの、温度が900〜1100℃の、出口帯域内の出口
管; 好ましくは、装置は更に以下のものからなる:e)反応
器の上部または頂部における石炭供給装置および f)反応器の底における灰分出口。
出口管は反応器の中心に配置するのが好ましい。
一旦硫黄含有ガスが出口管を経て反応器を出たら、硫黄
を本来公知の方法で還元煙道ガスから凝縮する。
石炭または炭素の何れかを使用する1、SO2の硫黄へ
の還元を、本発明の方法に従って実施する接触室または
反応器は、一般に円筒形である。一つの時間単位内で処
理する二酸化硫黄含有ガスの量によって、反応器は高さ
1〜10mおよび直径約50〜2000rIrInにし
つる。しかしながら、反応器を横断面が正方形または長
方形のものにすることもできる。
反応器の外側には耐熱鋼でできた被覆がある。
少なくとも反応器の高温帯域では、ライニングを耐火性
材料、好ましくは従来の耐火性酸性建築材料、例えば耐
火粘土、シリカ製品または酸化アルミニウムを基材にし
た製品で作りつる。反応器を、二酸化硫黄の硫黄への還
元を生じさせる還元剤で満たす。還元剤、例えば石炭ま
たは炭素の粒度は限定されない。粒度は反応器の内径に
よってのみ変わる。還元プロセスで使用する還元剤は、
石炭または炭素の何れかを反応器の頂部に加えることに
よって、連続的にまたは断続的に置換えることができる
。使った還元剤、すなわち灰分を連続的にまたは断続的
に反応器の底から取出す。
反応器内の温度を調整するために、熱交換面または加熱
面を反応器の外側、すなわちマントル、および反応器の
内側、すなわち還元剤の床、の両方に配置する。それら
は還元剤床の領域内ではプレート形構造のものが好まし
い。それらは耐熱鋼でできているものが好ましい。これ
らの熱交換面は、例えば加熱ガスまたは燃料油の燃焼の
結果として少なくとも1100℃の温度に加熱した熱ガ
スによって間接的に加熱する。加熱は、還元する二酸化
硫黄含有ガスの流れの方向とは反対の方向で、硫黄含有
還元ガスの出口側から二酸化硫黄含有ガスの入口側に行
なう。小さい反応器では、反応器の熱交換面を電気的に
加熱することも可能である。
反応器の個々の帯域の熱交換面の加熱は、帯域毎に一つ
のバーナー装置で行なうのが好ましい。
還元プロセスの間に使用する二酸化硫黄含有ガスの量は
、燃料の種類およびボイラーの処理量、すなわち電力用
プラントの利用度によって変えることができる。本発明
の装置は、二酸化硫黄含有ガスの非常に遅い流速で、可
能な最大装入量に至るまで操作することができる。
本発明の装置を図面で更に詳しく説明する。
第1図は、本質的に分子酸素を含まない二酸化硫黄含有
ガスを硫黄に還元する全体の装置を図解したものである
。一旦ガスが反応器を出たら、プロセス中に形成された
硫黄蒸気を通常の方法で縮合し、取出す。
第2および第3図は、側面からおよび上から見た反応器
の構造の略図である。
第4図は、反応器を電気的に加熱する具体例である。
第1図において、数字1は熱ガス製造用の燃焼装置であ
り、2は分配器を有する熱ガス管であり、3は種々の温
度帯域中の反応器の温度を調整する手段であり、4は熱
ガスを運ぶブロアーであり、5は二酸化硫黄含有ガス装
入物を加熱する熱交換器であり、6は石炭供給装置であ
り、7は石炭の入った反応器であり、8は灰分出口であ
り、9は灰分容器であり、10は硫黄含有還元ガスの出
口管であり、11は煙道ガスから硫黄を凝縮する冷却器
であり、12は硫黄を除去する手段であり、13は硫黄
容器であり、14は少量の硫黄をまだ含んでいる反応し
たガス用の出口管であり、15は二酸化硫黄含有および
硫黄含有煙道ガスを装置を通して運ぶブロアーであり、
16は反応器への反応したガスの一部のフィート9バツ
クのためのバイパス管であり、17はバイパス量を調整
する手段であり、18は本質的に酸素を含まない二酸化
硫黄含有ガスを反応器の入口側へ供給する管であり、そ
の温度は低く保たれており、19は反応器を加熱する熱
ガスの入った外部反応器マントルであり、20は反応器
マントルでありそして21は断熱材である。
第2図において、数字2a〜2hは熱ガス管2(第1図
)の分配器を反応器7につなぐ熱ガス管であり、6は石
炭供給装置であり、7は石炭の入った反応器であり、8
は灰分出口であり、10は反応した硫黄含有ガスの出口
管であり、18は酸素を本質的に含まない二酸化硫黄含
有ガスの供給管であり、19は反応器を加熱する熱ガス
を有する外部反応器マントルであり、20は反応器マン
トルでありそして21は断熱材である。
第3図において、数字2aは熱ガス管であり、7は石炭
の入った反応器であり、10は還元した硫黄含有ガスの
出口管であり、20は反応器マントルであり、21は断
熱材でありそして22は内部熱交換領域である。
第4図において、数字7は石炭の入った反応器であり、
10は還元した硫黄含有ガスの出口管であり、20は反
応器マントルであり、21は断熱材でありそして23は
発熱体である。
本発明の方法を第1図によって更に詳しく説明する。
本発明の方法では、本質的に酸素を含まない二酸化硫黄
含有ガスを、煙道ガス管18によって熱交換器5へ導入
する。熱交換器5において、二酸化硫黄含有ガスを熱ガ
スによって約150〜200℃に間接的に予熱する。次
に、加熱された二酸化硫黄含有ガスは石炭または炭素の
入った反応器7の上部に達する。反応器7内では、二酸
化硫黄含有ガスは石炭充填物の頂部から底部へ流れる。
還元剤は炭素または石炭、例えばコークス、天然石炭、
活性炭または木炭の形のものである。褐炭(亜炭)はあ
まり適した還元剤ではない。二酸化硫黄含有ガスを反応
器7の個々の帯域に通す。温度を反応器の上部の二酸化
硫黄含有ガスの入口側から反応器の低部へ向って極めて
着実に高める。すなわち約150〜200℃から約90
0〜1100℃にする。これによって、二酸化硫黄含有
ガスは反応器の低部で最終温度約900〜1100℃に
加熱される。個々の帯域において、二酸化硫黄の硫黄へ
の還元が炭素を使用して行なわれる。もし、例えば、反
応器7を四つの温度帯域にわけるのならば、これらの帯
域は以下の温度(平均値)であるのが好ましい:帯域1
:170〜180℃ 帯域2:330〜370℃ 帯域3:620〜680℃ 帯域4:950〜1050℃ これらの値は個々の帯域の平均値であり、一つの帯域か
ら次の帯域への通路は通常シャープな温度上昇にはなら
ず、一番上の帯域から一番下の帯域へ連続的に上昇する
。換言すれば、個々の帯域間の移り変り領域では、温度
は上記の値の間を連続的に上昇して変化する。
一番下の非常に高い温度帯域を通過した後、硫黄含有ガ
スは反応器7から管10を経て取出される。反応器内に
おいて、この管の中のガスの流れの方向は、反応器の底
から頂部へ向う。その結果、熱い硫黄含有ガスは殆んど
の熱を個々の温度帯域内の石炭充填物へ放つ。これはつ
まりエネルギーのかなりの節約となる。第1図は、還元
剤床中の反応器の中心に配置した管10を示している。
当然いくつかのガス管10を反応器中に配置して、第1
図に示すように底部温度帯域からの熱い硫黄含有ガスを
反応器から取出すことができる。
一旦硫黄含有ガスを反応器から管10を経て取出したら
、冷却器11、次に硫黄除去するための手段12に送り
、ここで硫黄を通常の方法で凝縮し除去する。除去した
硫黄は次に硫黄収集溜め13に送ることができる。
硫黄を本質的に含まないガスは、硫黄除去溜め12から
管14を通って、その後に続くブロアー15へ流れる。
ブロアーはガスを全装置中に送るのに役立つ。ブロアー
15を通過後、ガスの一部は)Zイパス管16を経て反
応器入口または管18へ戻し、次いで予熱した二酸化硫
黄含有ガスと混合する。
これによって、装置の効率が全体として改良される。
バイパス管16を通って流れるガスの量は、フラップ1
7によって調整される。バイパス管16を経て戻らない
ガスは、最終精製のための吸着手段(図示せず)へ、あ
るいは、例えばボイラーの燃焼用空気へ送る。
反応器7における還元プロセス中に費した還元剤(例え
ばコークス)は、連続的にまたは断続的に石炭供給装置
6によって反応器7へ供給する。
還元プロセス中に生じた灰分は、連続的にまたは断続的
に反応器から出口8を経て取出し、灰分容器9へ供給す
る。この容器から灰分を後で取り出す。
より小さい装置では、反応器7の加熱は、個々の温度帯
域内の還元剤床中に配置した発熱体23によって行なう
こともできる:第4図参照。反応器7および二酸化硫黄
含有ガスは通常、熱ガスを使って間接的に加熱する。燃
料ガスまたは燃料油のような燃料の燃焼によって、熱ガ
スをバーナー1内でつくり、外部反応マントル19へ熱
ガス管2を経て導入する。
第1図では、反応器マントル19は、反応器7内の温度
帯域に相当する四つの異なる領域にわけられている。
反応器充填物および二酸化硫黄含有ガスの加熱は、反応
器7の反応器マントル20および反応器7内の内部熱交
換領域22の両者によってなされる。これによって、反
応器の全横断面を通しての均一な加熱および個々の帯域
における温度設定の改良がもたらされる。
反応器7の温度帯域の調整は、フラップ3の適当な設定
によってなされる。熱ガスが個々の熱交換帯域中を流れ
るときの圧力損失をなくすためにブロアー4を熱ガス管
2内に取付ける。
装置の放熱を絶対的な最小値に保つために、装置の適切
な部分には断熱材21’t−施しである。
本発明を以下の実施例で更に詳しく説明する。
これらの実施例は本発明の範囲を限定するものではない
実施例 炭素による、実質的に酸素を含まない二酸化硫黄含有ガ
スの硫黄への還元に関する実験を、以下の条件下で、以
下の寸法のパイロット装置内で行なった: 内管直径    約50+o+ 管の長さ    約800m 管の材料    ステンレス鋼、約3間厚み充填材  
   石炭はレット、4問粒子充填量    約IKg
(約1.1) 充填レベル   約600■ ガス処理量   約0.8Nm3/h 流れの方向   頂部から底部へ 入口温度    約150〜200℃ 出口温度    約1100℃ 加 熱    熱ガス 体積処理量   100〜5000h”−’以下の組成
物の二酸化硫黄含有ガスを、炭素ベレットの入った反応
器の頂部へ導入し、反応器の頂部から底部へ個々の温度
帯域を通して送った。
個々の帯域の温度は以下の通りであった(平均値): 通常の範囲  好ましい範囲  最も好ましい範囲第1
帯域 150〜200℃ 170〜180℃    1
75℃第2帯域 300〜400℃ 330〜370℃
    350℃第3帯域 550〜700℃ 620
〜680℃    650℃第4帯域 900〜110
0℃ 950〜1050℃    980℃反応器を通
過した後、硫黄含有ガスを冷却トラップ内において水で
間接的に冷却した。その結果、形成された硫黄の殆んど
は沈澱した。硫黄を十分に凝縮するために、ガスを更に
水の入った洗場に導入した。洗場を通過した後、ガスの
一部を反応器入口へ戻した。
次のパラメーターを実験中に変えた: 二酸化硫黄含有量   20〜80容量チ二酸化炭素含
有量   5〜60容量チ水含有量       0〜
20容量係バイパス量      O〜80容量多この
方法では、炭素Rレットは反応器の頂部から底部へ、二
酸化硫黄含有ガスと同じ流れの方向に、動き回った。
次の結果が実験で得られた: 実験A:反応器に入る前のガス組成 SO□  30容量チ CO260容量チ H2O10容量チ SO□に基づく効率(SO2沈澱率):約94チ実験B
:反応器に入る前のガス組成 SO□  70容i−チ CO220容量チ H2O10容量チ SO2に基づく効率:約95% 実験C:反応器に入る前のガス組成 5Q240容量チ 002 40容量チ H2O20容量チ SO2に基づく効率:93%
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置を図解したものであり、第2お
よび第3図は、側面からおよび上から見た反応器の構造
の略図であり、第4図は反応器を電気的に加熱する具体
例である。 1・・・・・・熱ガス製造用の燃焼装置、  2・・・
・・・分配器。 3・・・・・・温度調整手段、  4・・・・・・ブロ
アー、  5・・・・・・熱交換器、  6・・・・・
・石炭供給装置、  7・・川・反応器、  8・・・
・・・灰分出口、  9・・・・・・灰分容器。 10・・・・・・硫黄含有還元ガスの出口管、11・・
す・・冷却器、12・・・・・・硫黄除去手段、13・
・・・・・硫黄容器、18・・・1二酸化硫黄含有ガス
供給管。 手  続  補  正  書 昭和62年2月ノ1日 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 4、代 理 人 5、補正の対象 (別紙) 1゜ 特許請求の範囲を次のとおりに訂正する。 「16石炭または炭素を使用する、本質的に分子1素を
含まない二酸化硫黄含有〃スの連続還元法二おいて、二
酸化硫黄含有γスをいくつかの温度1域に分かれた石炭
の入ったまたは炭素の入った反応器へ導入し、その温度
は流れの方向に連続的二上昇し、入口帯域は150〜2
00℃の温度でゐり、中間帯域は300〜700℃の温
度でありそして出口帯域は900〜1100℃の温度で
あること、および硫黄を公知の方法で還元硫黄含有1道
〃スから分離することを特徴とする上記の方法。 2、yIL元を四つの温度帯域を有する反応器で行な1
、第一帯域の温度は150〜200℃に維持し、1二帯
域の温度は300〜400℃に維持し、第三帯域の温度
は550〜700℃に維持しそして1四帯域の温度は9
00〜1100℃に維持することを特徴とする、特許請
求の範囲PtSi項記載の7法。 3、第一帯域では、反応器を170〜180℃の温度に
保ち、第二帯域では330〜370℃の温度に、第三帯
域では620〜680℃の温度におよび第四帯域では9
50〜1050℃の温度に保つことを特徴とする特許請
求の範囲fjS2項記載の方法。 4、特許請求の範囲第1〜3項記載の何れかの方法を実
施するための装置において、以下の手段二石炭または炭
素の還元剤の入った反応器(7);予熱した二酸化硫黄
含有〃スを導入するための、反応器(7)の上部の管(
18);熱〃スを外部反応器マントル(19)および内
部熱交換領域(22)へ導入するための、一定の間隔を
保って離れている管(2);反応器マントル内の熱がス
流をコントロールする手段(3);反応a(7)の上部
から出る還元硫黄含有〃スのための、反応器(7)内に
配置した出口管(10)、によって特徴づけられる上記
の装置。 5、さらに、i置の頂部における石炭供給装置(6)お
よびその底部における天分出口(8)よりなる、特許請
求の範囲第4項記載の装置。 6、出口管(10)を反応t!(7)の中心に配置した
、特許請求の範囲第4項記載の装置。 2、 明細書第8頁第1行〜第16行の[c)反応器を
、・・・・好ましい。」を次のとおりに訂正する。 ra>  反応器を、温度が二酸化硫黄含有ガスの流れ
の方向に連続的に上昇するいくつかの温度帯域に分ける
ために、熱ガスを反応器の外部被覆内および内部熱交換
域内に導入するための一定間隔で離れた管、二酸化硫黄
含有ガスの入口帯域での温度は150〜200℃であり
、中間帯域での温度は300〜700℃でありそして硫
黄含有ブスの出口帯域での温度は900〜1100℃で
ある;d)反応器マントルに流入する熱がスを制御する
手段 e)出口帯域からの硫黄含有〃スを反応器から取出すた
めの、温度が900〜1100℃の、出口帯域内の出口
管、その出口管は好ましくは反応器の中心に配置されて
いる; 好ましくは、装置は更に以下のものからなる二f)反応
器の上部または頂部における石炭供給!Ira、 g)反応器の底における灰分出口、お上りh)好ましく
は、反応器の各帯域中にある熱交換表面を加熱するため
のその各帯域ごとにある一つのバーナ一単位。 出口管は反応器の中心に配置するのが好ましい、」3、
 明細書第11頁第2行の「本発明の装置」を「本発明
の装置の一実施態様」と訂正する。 以   上

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石炭または炭素を使用する、本質的に分子酸素を
    含まない二酸化硫黄含有ガスの連続還元法において、二
    酸化硫黄含有ガスをいくつかの温度帯域に分かれた石炭
    の入つたまたは炭素の入つた反応器へ導入し、その温度
    は流れの方向に連続的に上昇し、入口帯域は150〜2
    00℃の温度であり、中間帯域は300〜700℃の温
    度でありそして出口帯域は900〜1100℃の温度で
    あること、および硫黄を公知の方法で還元硫黄含有煙道
    ガスから分離することを特徴とする上記の方法。
  2. (2)還元を四つの温度帯域を有する反応器で行ない、
    第一帯域の温度は150〜200℃に維持し、第二帯域
    の温度は300〜400℃に維持し、第三帯域の温度は
    550〜700℃に維持しそして第四帯域の温度は90
    0〜1100℃に維持することを特徴とする、特許請求
    の範囲第(1)項記載の方法。
  3. (3)第一帯域では、反応器を170〜180℃の温度
    に保ち、第二帯域では330〜370℃の温度に、第三
    帯域では620〜680℃の温度におよび第四帯域では
    950〜1050℃の温度に保つことを特徴とする、特
    許請求の範囲第(2)項記載の方法。
  4. (4)特許請求の範囲第(1)〜(3)項記載の何れか
    の方法を実施するための装置において、以下の手段:石
    炭または炭素の還元剤の入つた反応器(7);予熱した
    二酸化硫黄含有ガスを導入するための、反応器(7)の
    上部の管(18);熱ガスを外部反応器マントル(19
    )および内部熱交換領域(22)へ導入するための、一
    定の間隔を保つて離れている管(2);反応器マントル
    内の熱ガス流をコントロールする手段(3);反応器(
    7)の上部から出る還元硫黄含有ガスのための、反応器
    (7)内に配置した出口管(10)、によつて特徴づけ
    られる上記の装置。
  5. (5)さらに、装置の頂部における石炭供給装置(6)
    およびその底部における灰分出口(8)よりなる、特許
    請求の範囲第(4)項記載の装置。
  6. (6)出口管(10)を反応器(7)の中心に配置した
    、特許請求の範囲第(4)項記載の装置。
JP62013906A 1986-02-14 1987-01-23 二酸化硫黄含有ガスを硫黄へ連続還元する方法およびその装置 Pending JPS62191405A (ja)

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