JPS60118611A - 並流式二酸化硫黄還元反応器 - Google Patents
並流式二酸化硫黄還元反応器Info
- Publication number
- JPS60118611A JPS60118611A JP58223258A JP22325883A JPS60118611A JP S60118611 A JPS60118611 A JP S60118611A JP 58223258 A JP58223258 A JP 58223258A JP 22325883 A JP22325883 A JP 22325883A JP S60118611 A JPS60118611 A JP S60118611A
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- JP
- Japan
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- reactor
- carbonaceous material
- sulfur dioxide
- reducing agent
- parallel flow
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、炭素質材を還元剤として充填し、二酸化硫黄
を硫黄、硫化水素、硫化カルボニル等に還元する移動床
式の反応器に関するものである。
を硫黄、硫化水素、硫化カルボニル等に還元する移動床
式の反応器に関するものである。
本発明に基づ（反応器の基本的機能は、反応器内部に還
元剤である炭素質材を充填し、該反応器内の温度分布を
５００〜１．０００°０の範囲、望ましくは、６００〜
９００°０の範囲にてコントロールしつつ、炭素質材と
高濃度二酸化硫黄含有ガスとを接触させる事により、ガ
ス中の二酸化硫黄を硫黄、硫化水素、硫化カルボニル等
に還元する事にある。ところで、該反応器に於いて、従
来より行なわれてきた。公知の方法となっている、還元
剤である炭素質材を、上方より装入し、順次下方へと移
動させ、又二酸化硫黄を含有した原料ガスを下方より導
入し、上記炭素質材と接触させた後、上方より発生ガス
として取出すという様な向流方式で行なわせる還元方法
には、次の様な重大な欠点がある。
元剤である炭素質材を充填し、該反応器内の温度分布を
５００〜１．０００°０の範囲、望ましくは、６００〜
９００°０の範囲にてコントロールしつつ、炭素質材と
高濃度二酸化硫黄含有ガスとを接触させる事により、ガ
ス中の二酸化硫黄を硫黄、硫化水素、硫化カルボニル等
に還元する事にある。ところで、該反応器に於いて、従
来より行なわれてきた。公知の方法となっている、還元
剤である炭素質材を、上方より装入し、順次下方へと移
動させ、又二酸化硫黄を含有した原料ガスを下方より導
入し、上記炭素質材と接触させた後、上方より発生ガス
として取出すという様な向流方式で行なわせる還元方法
には、次の様な重大な欠点がある。
すなわち、り炭素質材として、コークスを採用した場合
、該反応器内炭素質充填層上部にて、高温の発生ガスに
よる急熱により、コークスの熱破砕が起こり、その為に
、該反応器よりの生成ガス中には、多量のダストが、一
般的には、２〜ａ ｇｙｔｉｍ” 、さらに、悪化した
場合には、約６１７ＱＪｍ”も含まれる事がある、２）
又、炭素質材として、揮発分を有する石炭を採用した場
合には、ダストの発生に加えて石炭が乾留されることに
より、該反応器内にてクール分が発生するが、向流式の
場合、発生したタール分は、そのまま発生ガスに同伴し
、該反応器より取出されること、３）さらに、上記り８
よび２）項に指摘した事項が原因となって、該反応器を
含む単体硫黄回収装置に於いて、装置の閉塞、摩耗並び
に回収する単体硫黄の純度低下、及び硫黄回収率の低下
さらにプロセスの複雑化といった事態が発生すること、
などの種々の欠点である。
、該反応器内炭素質充填層上部にて、高温の発生ガスに
よる急熱により、コークスの熱破砕が起こり、その為に
、該反応器よりの生成ガス中には、多量のダストが、一
般的には、２〜ａ ｇｙｔｉｍ” 、さらに、悪化した
場合には、約６１７ＱＪｍ”も含まれる事がある、２）
又、炭素質材として、揮発分を有する石炭を採用した場
合には、ダストの発生に加えて石炭が乾留されることに
より、該反応器内にてクール分が発生するが、向流式の
場合、発生したタール分は、そのまま発生ガスに同伴し
、該反応器より取出されること、３）さらに、上記り８
よび２）項に指摘した事項が原因となって、該反応器を
含む単体硫黄回収装置に於いて、装置の閉塞、摩耗並び
に回収する単体硫黄の純度低下、及び硫黄回収率の低下
さらにプロセスの複雑化といった事態が発生すること、
などの種々の欠点である。
本発明の目的は、上記の如き、従来より行なわれてきた
、公知方法の欠点を全て、解決した二酸化硫黄還元反応
器を提供することにあり、この目的は、炭素質材と二酸
化硫黄含有原料ガスを並流接触させる本発明の装置によ
り達成される。
、公知方法の欠点を全て、解決した二酸化硫黄還元反応
器を提供することにあり、この目的は、炭素質材と二酸
化硫黄含有原料ガスを並流接触させる本発明の装置によ
り達成される。
すなわち、本発明の要旨とするところは、炭素質材を還
元剤として供給し二酸化硫黄ガスを硫黄、硫化水素、硫
化カルボニル等に還元する移動床式の反応器に於いて、
上記炭素質材と二酸化硫黄を含有した原料ガスとの接触
を並流方式にて行なうことを特徴とする二酸化硫黄還元
反応器を提供することにある。
元剤として供給し二酸化硫黄ガスを硫黄、硫化水素、硫
化カルボニル等に還元する移動床式の反応器に於いて、
上記炭素質材と二酸化硫黄を含有した原料ガスとの接触
を並流方式にて行なうことを特徴とする二酸化硫黄還元
反応器を提供することにある。
以下に本発明の詳細な説明する。
第１図は本発明の並流式二酸化硫黄還元反応器の一実施
態様例の概略を示すもので、第１図に８いて、 １は供給炭素質材ホッパー、２は二酸化硫黄還元反応器
８３は多段式回転火格子、４は動力伝達装置、５は電動
機である。
態様例の概略を示すもので、第１図に８いて、 １は供給炭素質材ホッパー、２は二酸化硫黄還元反応器
８３は多段式回転火格子、４は動力伝達装置、５は電動
機である。
上記反応器の操作に８いて、コークスのような炭素質材
をホッパー１より反応器２に供給し下方向に通過させ、
一方二酸化硫黄を含有する原料ガスは炭素質材と共に並
列に通過、接触させる。反応器下＋！ｊＩ５には生成ガ
ス排出口を回転軸とする多段式回転火格子を設けてモー
ター５により回転させ、灰と未反応の炭素質材を反応器
底部より排出すると共に生成ガスを排出させる。
をホッパー１より反応器２に供給し下方向に通過させ、
一方二酸化硫黄を含有する原料ガスは炭素質材と共に並
列に通過、接触させる。反応器下＋！ｊＩ５には生成ガ
ス排出口を回転軸とする多段式回転火格子を設けてモー
ター５により回転させ、灰と未反応の炭素質材を反応器
底部より排出すると共に生成ガスを排出させる。
本発明に基づ（反応器２では、該反応器２上部より、炭
素質材を供給し、そして、該反応器２下部より、灰及び
、未燃炭素質材を排出装置、望ましくは、該反応器２の
内部に取り付けた多段式回転火格子３を利用して排出す
る。それと共に、二酸化硫黄を含む原料ガスも、該反応
器上部より供給し、そして、還元剤である炭素質材と充
分に接触した後、該反応器下部より抜き出され、後段の
装置に導入される。
素質材を供給し、そして、該反応器２下部より、灰及び
、未燃炭素質材を排出装置、望ましくは、該反応器２の
内部に取り付けた多段式回転火格子３を利用して排出す
る。それと共に、二酸化硫黄を含む原料ガスも、該反応
器上部より供給し、そして、還元剤である炭素質材と充
分に接触した後、該反応器下部より抜き出され、後段の
装置に導入される。
上記の様な並流式の反応器に於いて、還元剤としてコー
クスを採用した場合、挿入直後のコークスは、比較的近
い温度、一般的には、２５０〜４００ ’０のガスと接
触するのみなので、熱破砕の可能性はほとんとな（、か
つ、熱破砕により粉コークスが発生したとしても、炭素
質充填層中部〜下部に於ける高温域を移動してい（間に
燃焼してしまい好都合である。
クスを採用した場合、挿入直後のコークスは、比較的近
い温度、一般的には、２５０〜４００ ’０のガスと接
触するのみなので、熱破砕の可能性はほとんとな（、か
つ、熱破砕により粉コークスが発生したとしても、炭素
質充填層中部〜下部に於ける高温域を移動してい（間に
燃焼してしまい好都合である。
又、還元剤として、石炭を採用した場合にも、熱破砕に
よる石炭粉はやはり燃焼され、さらに石炭より発生した
タールは、炭素質充填層中部〜下部に於ける高温域を移
動していく間に、充分に分解及び酸化を受ける。
よる石炭粉はやはり燃焼され、さらに石炭より発生した
タールは、炭素質充填層中部〜下部に於ける高温域を移
動していく間に、充分に分解及び酸化を受ける。
したがって、上記の如く、本発明に基づ（並流式の反応
器に於いては、公知の方法である向流方式の反応器の前
述した如き欠点を、全て、克服する半が出来る。
器に於いては、公知の方法である向流方式の反応器の前
述した如き欠点を、全て、克服する半が出来る。
さらに、上記の如く、本発明に基づく並流式反応器では
、炭素質材の含有揮発分及び粉化性といった性状による
トラブルを克服する半が出来るので、還元剤として、低
品位の炭素質材を採用する半が出来る。それと同時に、
公知の方法である向流方式の反応器を含む単体硫黄回収
装置に於いては、必須の装置である揮発分除去装置及び
集塵装置の簡素化、あるいは、省略といったプロセスの
合理化を達成する半が可能である。
、炭素質材の含有揮発分及び粉化性といった性状による
トラブルを克服する半が出来るので、還元剤として、低
品位の炭素質材を採用する半が出来る。それと同時に、
公知の方法である向流方式の反応器を含む単体硫黄回収
装置に於いては、必須の装置である揮発分除去装置及び
集塵装置の簡素化、あるいは、省略といったプロセスの
合理化を達成する半が可能である。
以上詳述したところ、本発明の装置により、該反応器を
含む単体硫黄回収装置の運転費、及び建築費の大巾な削
減を達成する事が可能であることが理解されるであろう
。
含む単体硫黄回収装置の運転費、及び建築費の大巾な削
減を達成する事が可能であることが理解されるであろう
。
本発明による並流式反応器を用いる場合、還元剤として
、コークスを使用した時の還元反応器出口のダスト量は
、α２ ｐ／Ｎｒｎ”以下を達成する事かり能である。
、コークスを使用した時の還元反応器出口のダスト量は
、α２ ｐ／Ｎｒｎ”以下を達成する事かり能である。
又、還元剤として、揮発分２ｏｑｂｓ度の石炭を利用し
た場合に、還元反応器用口の揮発分’ｌ 、（Ｌ １１
／ｌＩＩｍ”以下とする事がｂ」能となった。
た場合に、還元反応器用口の揮発分’ｌ 、（Ｌ １１
／ｌＩＩｍ”以下とする事がｂ」能となった。
第２図は次に述べる実施例１及び２に？いて用いられた
、本発明の並流式二酸化硫黄還元反応器の概略説明図で
あり、第２図において、１＆Ｘ二酸化硫黄還元反応器、
２は不定形耐火物。
、本発明の並流式二酸化硫黄還元反応器の概略説明図で
あり、第２図において、１＆Ｘ二酸化硫黄還元反応器、
２は不定形耐火物。
３は炭素質材入口、４は炭素質材出口、５．６はガスの
入口及び出口を示す。
入口及び出口を示す。
実施例１
内径５００ｍ１１．還元剤充填高さ１，０００ｍの移動
床式二酸化硫黄還元反応器を用い、二酸化硫黄を１５チ
含む１９ Ｎｍ” ／’Ｈｒ のガスを還元処理した。
床式二酸化硫黄還元反応器を用い、二酸化硫黄を１５チ
含む１９ Ｎｍ” ／’Ｈｒ のガスを還元処理した。
還元剤としてコークスを用い、従来方法である向流式反
応器としてテストした結果該反応器生成ガス中のダスト
量は、定常時、２．５〜１５ＪＦハ昔、最大６１）／／
Ｎｍ”であツタ。
応器としてテストした結果該反応器生成ガス中のダスト
量は、定常時、２．５〜１５ＪＦハ昔、最大６１）／／
Ｎｍ”であツタ。
本発明による並流式反応器とした場合のテストでは、定
常時α２ ｉ／／Ｎｍ” 、最大α４１／Ｎｍ”であり
、本発明の充分な効果が証明された。
常時α２ ｉ／／Ｎｍ” 、最大α４１／Ｎｍ”であり
、本発明の充分な効果が証明された。
実施例２
実施例１に８いて、還元剤として、揮発分２０〜２２％
の石炭を用い、同様のテストを実施した。該反応生成ガ
ス中の揮発分は、向流式の場合、最高１２ ｆ／Ｎｍ”
であった。一方、並流式テストの結果は、最高α１／／
／ｕｒｎ”であった。
の石炭を用い、同様のテストを実施した。該反応生成ガ
ス中の揮発分は、向流式の場合、最高１２ ｆ／Ｎｍ”
であった。一方、並流式テストの結果は、最高α１／／
／ｕｒｎ”であった。
第１図は、本発明の並流式二酸化硫黄還元反応器の概略
を示す。第２図は本発明の実施例に用いた反応器の概略
を示す。 代理人 内 １） 明 代理人 萩 原 亮 − 生成がス
を示す。第２図は本発明の実施例に用いた反応器の概略
を示す。 代理人 内 １） 明 代理人 萩 原 亮 − 生成がス
Claims (1)
- り 炭素質材を還元剤として供給し二酸化硫黄ガスを硫
黄、硫化水素、硫化カルボニル等に還元する移動床式の
反応器に於いて、上記炭素質材と二酸化硫黄を含有した
原料ガスとの接触を並流方式にて行なうことを特徴とす
る二酸化硫黄還元反応器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58223258A JPS60118611A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 並流式二酸化硫黄還元反応器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58223258A JPS60118611A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 並流式二酸化硫黄還元反応器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60118611A true JPS60118611A (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=16795278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58223258A Pending JPS60118611A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 並流式二酸化硫黄還元反応器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60118611A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191405A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-21 | シユトイラ−−インドウストリ−ヴエルケ・ゲ−エムベ−ハ− | 二酸化硫黄含有ガスを硫黄へ連続還元する方法およびその装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59121103A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Ｓｏ↓２ガス還元法及び同装置 |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP58223258A patent/JPS60118611A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59121103A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Ｓｏ↓２ガス還元法及び同装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191405A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-21 | シユトイラ−−インドウストリ−ヴエルケ・ゲ−エムベ−ハ− | 二酸化硫黄含有ガスを硫黄へ連続還元する方法およびその装置 |
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