JPS6219137Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219137Y2 JPS6219137Y2 JP1981156526U JP15652681U JPS6219137Y2 JP S6219137 Y2 JPS6219137 Y2 JP S6219137Y2 JP 1981156526 U JP1981156526 U JP 1981156526U JP 15652681 U JP15652681 U JP 15652681U JP S6219137 Y2 JPS6219137 Y2 JP S6219137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- square pipe
- groove
- pipe shape
- mud
- chute
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009331 sowing Methods 0.000 claims description 16
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 claims description 11
- 108010016634 Seed Storage Proteins Proteins 0.000 claims description 4
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 9
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 2
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 2
- 102000004190 Enzymes Human genes 0.000 description 1
- 108090000790 Enzymes Proteins 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sowing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は播種機の播種シユート内部に泥土が侵
入することを防止して確実に土壌中に播種が行な
えるようにした作溝器に関するものである。
入することを防止して確実に土壌中に播種が行な
えるようにした作溝器に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来から播種シユート終端部に作溝器を装着し
て、播種シユート内部に泥土が侵入することを防
止し得る構成は、例えば実開昭53−96527号公報
で公知となつているのである。この公報に示され
ている技術は、種子を気体圧にて湛水圃場に播種
するようになつており、気体圧によつて播種シユ
ート内部への泥土の侵入は防止出来るようになつ
ている。しかし、この公報の場合、種子は気体圧
により強制的に圃場に播種することが前提となつ
ていた。
て、播種シユート内部に泥土が侵入することを防
止し得る構成は、例えば実開昭53−96527号公報
で公知となつているのである。この公報に示され
ている技術は、種子を気体圧にて湛水圃場に播種
するようになつており、気体圧によつて播種シユ
ート内部への泥土の侵入は防止出来るようになつ
ている。しかし、この公報の場合、種子は気体圧
により強制的に圃場に播種することが前提となつ
ていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
上記公知のように、気体圧にて種子を強制的に
圃場に播種しようとする場合、送風機(公報では
回転ブロワとなつている。)を必要とし、構造も
複雑となり、コストも高くついていたのである。
圃場に播種しようとする場合、送風機(公報では
回転ブロワとなつている。)を必要とし、構造も
複雑となり、コストも高くついていたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段
本考案は、このような問題点を解決するため
に、種子の圃場への供給は自然落下を前提とし、
次の如く構成したものである。
に、種子の圃場への供給は自然落下を前提とし、
次の如く構成したものである。
播種機の種子収納ホツパー10下方に連設した
播種シユート11の終端部位を角パイプ状Aと角
パイプ状Bとによりなり、その基部において一体
となつた側面視V字状を呈する作溝器14の角パ
イプ状A側に挿通するとともに、該作溝器14下
方には曲折部Cを形成し、さらに該作溝器14の
左右両側には取付板15,15を固着して、該取
付板15,15によりフロート7底面に支持せし
めるべく構成したものである。
播種シユート11の終端部位を角パイプ状Aと角
パイプ状Bとによりなり、その基部において一体
となつた側面視V字状を呈する作溝器14の角パ
イプ状A側に挿通するとともに、該作溝器14下
方には曲折部Cを形成し、さらに該作溝器14の
左右両側には取付板15,15を固着して、該取
付板15,15によりフロート7底面に支持せし
めるべく構成したものである。
(ホ) 実施例
本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明すると。
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明すると。
第1図において、1はエンジン2、ミツシヨン
ケース3、播種用駆動ケース4、スイングケース
5、水田用車輪6、フロート7等で構成する走行
機体で、後方に播種部である直播装置8が配設し
てある。9は操向ハンドルである。10は種子収
納ホツパーであり、下方に播種シユート11を連
設している。該播種シユート11は基部において
二双に分岐しており、その終端部の種子放出口1
2を、前記フロート7の後端部に形成した播種溝
13に、それぞれ臨ませてあり、前記ホツパー1
0より繰り出された種子をシユート11内に供出
するようにしてある。14は作溝器で、図面に示
すように側面視略V字状を呈しており、断面は角
パイプ状に形成してある。角パイプ状Aは垂直
に、そして角パイプ状Bは前方に傾斜した状態
で、基部において一体となつており、角パイプ状
Bの角パイプ状Aに対する傾斜角度は本実施例に
おいては概ね45゜としてあるが、もう少し緩傾斜
としても、さしつかえないものである。そして前
記シユート11の終端部位が前記作溝器14の角
パイプ状Aに挿通してある。また、角パイプ状A
の幅L1と角パイプ状Bの幅l2とはl1〈l2としてあ
り、機体1を旋回あるいは後進させたときに作溝
器14内に泥土が侵入しても、その泥土が角パイ
プ状Bの方へ導かれるようにしてある。
ケース3、播種用駆動ケース4、スイングケース
5、水田用車輪6、フロート7等で構成する走行
機体で、後方に播種部である直播装置8が配設し
てある。9は操向ハンドルである。10は種子収
納ホツパーであり、下方に播種シユート11を連
設している。該播種シユート11は基部において
二双に分岐しており、その終端部の種子放出口1
2を、前記フロート7の後端部に形成した播種溝
13に、それぞれ臨ませてあり、前記ホツパー1
0より繰り出された種子をシユート11内に供出
するようにしてある。14は作溝器で、図面に示
すように側面視略V字状を呈しており、断面は角
パイプ状に形成してある。角パイプ状Aは垂直
に、そして角パイプ状Bは前方に傾斜した状態
で、基部において一体となつており、角パイプ状
Bの角パイプ状Aに対する傾斜角度は本実施例に
おいては概ね45゜としてあるが、もう少し緩傾斜
としても、さしつかえないものである。そして前
記シユート11の終端部位が前記作溝器14の角
パイプ状Aに挿通してある。また、角パイプ状A
の幅L1と角パイプ状Bの幅l2とはl1〈l2としてあ
り、機体1を旋回あるいは後進させたときに作溝
器14内に泥土が侵入しても、その泥土が角パイ
プ状Bの方へ導かれるようにしてある。
さらに角パイプ状Aの下方には泥土を角パイプ
状Bに導くガイド面となるように下降傾斜して曲
折部Cが形成してある。16はフロート7底面に
配設した培土板である。
状Bに導くガイド面となるように下降傾斜して曲
折部Cが形成してある。16はフロート7底面に
配設した培土板である。
そして機体1走行時、角パイプ状Bの前端面1
7によつて湛水圃場に播種用の作溝を形成させ、
該溝内に前記シユート11を介して角パイプ状A
より放出される種子を順次落下させていくととも
に、前記培土板16によつて培土を溝側に寄せ付
けて、この溝内の種子に培土を施していくように
してある。
7によつて湛水圃場に播種用の作溝を形成させ、
該溝内に前記シユート11を介して角パイプ状A
より放出される種子を順次落下させていくととも
に、前記培土板16によつて培土を溝側に寄せ付
けて、この溝内の種子に培土を施していくように
してある。
(ヘ) 考案の作用
本考案は上記の如く構成するものにして、催芽
籾に酵素発生剤をコーテイングした種籾、つまり
種子を前記ホツパー10内に充填し、代掻後の湛
水圃場に機体1を走行させながらホツパー10内
の種子を一株ずつ順次直播していくもので、ホツ
パー10内に配設した繰出ロール(図示せず)に
よつて一株分毎、繰り出されて、前記播種シユー
ト11内を落下して、さらに前記作溝器14の角
パイプ状Aを介して角パイプ状Bの前端面17に
よつて形成される湛水圃場の作溝内に放出され、
前記培土板16によつて覆土を施されていくもの
である。
籾に酵素発生剤をコーテイングした種籾、つまり
種子を前記ホツパー10内に充填し、代掻後の湛
水圃場に機体1を走行させながらホツパー10内
の種子を一株ずつ順次直播していくもので、ホツ
パー10内に配設した繰出ロール(図示せず)に
よつて一株分毎、繰り出されて、前記播種シユー
ト11内を落下して、さらに前記作溝器14の角
パイプ状Aを介して角パイプ状Bの前端面17に
よつて形成される湛水圃場の作溝内に放出され、
前記培土板16によつて覆土を施されていくもの
である。
そして機体1を旋回あるいは後進させた場合に
は、どうしても作溝器14内への泥土の侵入は避
けられないのであるが、作溝器14の形状を側面
視V字状とし、角パイプ状Aを種子の落下通路
に、また、角パイプ状Bを泥土の侵入路に設定
し、それぞれの幅l1,l2をl1〈l2としているので、
余程大量の泥土が一遍に侵入しない限り、角パイ
プ状A内部にまで侵入することはないのである。
は、どうしても作溝器14内への泥土の侵入は避
けられないのであるが、作溝器14の形状を側面
視V字状とし、角パイプ状Aを種子の落下通路
に、また、角パイプ状Bを泥土の侵入路に設定
し、それぞれの幅l1,l2をl1〈l2としているので、
余程大量の泥土が一遍に侵入しない限り、角パイ
プ状A内部にまで侵入することはないのである。
そして作溝器14に侵入してきた泥土は角パイ
プ状B内に導かれ、その上端から排出されるとと
もに、角パイプ状B内に滞留したままの泥土は機
体1を前進させたとき序々に下端から排出される
のである。
プ状B内に導かれ、その上端から排出されるとと
もに、角パイプ状B内に滞留したままの泥土は機
体1を前進させたとき序々に下端から排出される
のである。
(ト) 考案の効果
以上のように、本考案にかかる作溝器によれ
ば、種子の落下通路である角パイプ状Aと、侵入
した泥土を排出させる通路である角パイプ状Bと
を有し、種子落下通路すなわち角パイプ状A内に
は泥土が侵入しない構造となつているので、当
然、播種シユート11の終端部内に泥土が侵入す
ることはなく、従つて播種シユートの種子放出口
が泥土の付着により閉塞されて播種が不能となる
という問題が解消され、確実かつ安定した播種が
行ない得るとともに、湛水圃場に作溝を形成して
いく作溝器が種子放出出口への泥土の侵入および
付着を阻止する機能を兼ねているので、別途に泥
土の侵入および付着阻止手段を設ける必要がな
い。
ば、種子の落下通路である角パイプ状Aと、侵入
した泥土を排出させる通路である角パイプ状Bと
を有し、種子落下通路すなわち角パイプ状A内に
は泥土が侵入しない構造となつているので、当
然、播種シユート11の終端部内に泥土が侵入す
ることはなく、従つて播種シユートの種子放出口
が泥土の付着により閉塞されて播種が不能となる
という問題が解消され、確実かつ安定した播種が
行ない得るとともに、湛水圃場に作溝を形成して
いく作溝器が種子放出出口への泥土の侵入および
付着を阻止する機能を兼ねているので、別途に泥
土の侵入および付着阻止手段を設ける必要がな
い。
さらに本考案の場合、種子の自重による自然落
下により播種する構造でありながら、播種シユー
トへの泥土の侵入を阻止出来るので、気体圧によ
る強制的に播種するものに比して、構造が簡単
で、コストも安いという顕著な効果を奏する。
下により播種する構造でありながら、播種シユー
トへの泥土の侵入を阻止出来るので、気体圧によ
る強制的に播種するものに比して、構造が簡単
で、コストも安いという顕著な効果を奏する。
第1図は、本考案にかかる作溝器を配設した播
種機の全体側面図、第2図は作溝器の斜視図、第
3図は要部の背面図である。 1……走行機体、2……エンジン、3……ミツ
シヨンケース、4……播種用駆動ケース、5……
スイングケース、6……水田用車輪、7……フロ
ート、8……直播装置、9……操向ハンドル、1
0……種子収納ホツパー、11……播種シユー
ト、12……種子放出口、13……播種溝、14
……作溝器、15……取付板、16……培土板、
17……前端面、A,B……角パイプ状、C……
曲折部。
種機の全体側面図、第2図は作溝器の斜視図、第
3図は要部の背面図である。 1……走行機体、2……エンジン、3……ミツ
シヨンケース、4……播種用駆動ケース、5……
スイングケース、6……水田用車輪、7……フロ
ート、8……直播装置、9……操向ハンドル、1
0……種子収納ホツパー、11……播種シユー
ト、12……種子放出口、13……播種溝、14
……作溝器、15……取付板、16……培土板、
17……前端面、A,B……角パイプ状、C……
曲折部。
Claims (1)
- 播種機の種子収納ホツパー10下方に連設した
播種シユート11の終端部位を角パイプ状Aと角
パイプ状Bとによりなり、その基部において一体
となつた側面視V字状を呈する作溝器14の角パ
イプ状A側に挿通するとともに、該作溝器14下
方には曲折部Cを形成し、さらに該作溝器14の
左右両側には取付板15,15を固着して、該取
付板15,15によりフロート7底面に支持せし
めたことを特徴とする播種機における作溝器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15652681U JPS5862803U (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 播種機における作溝器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15652681U JPS5862803U (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 播種機における作溝器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5862803U JPS5862803U (ja) | 1983-04-27 |
JPS6219137Y2 true JPS6219137Y2 (ja) | 1987-05-16 |
Family
ID=29949061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15652681U Granted JPS5862803U (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 播種機における作溝器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5862803U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5396527U (ja) * | 1977-01-08 | 1978-08-05 |
-
1981
- 1981-10-20 JP JP15652681U patent/JPS5862803U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5862803U (ja) | 1983-04-27 |
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