JPS62189932A - デイスク状ステ−タのコイル - Google Patents
デイスク状ステ−タのコイルInfo
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- JPS62189932A JPS62189932A JP2685986A JP2685986A JPS62189932A JP S62189932 A JPS62189932 A JP S62189932A JP 2685986 A JP2685986 A JP 2685986A JP 2685986 A JP2685986 A JP 2685986A JP S62189932 A JPS62189932 A JP S62189932A
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Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ディスク状ロータとディスク状ステータを有
するディスク型同期電動機のディスク状ステータのコイ
ルに関する。
するディスク型同期電動機のディスク状ステータのコイ
ルに関する。
従来の技術
ディスク状のロータとディスク状のステータとを微小な
間隙をもって向ぎ合せて軸線方向に配列した永久磁石式
のディスク型同期電動機は、ディスク状ロータの永久磁
石とディスク状ステータの巻線部が近接していることか
ら磁気装荷を高めることができ、かつ、ディスク状の巻
線部の導線の密度を上げることにJ:りさらに電気的装
架を高めることによって、薄型で高性能で、かつ大きな
出力トルクを1qることができる。このため、ダイレフ
1へドライブ方式にて使用されることが多い。
間隙をもって向ぎ合せて軸線方向に配列した永久磁石式
のディスク型同期電動機は、ディスク状ロータの永久磁
石とディスク状ステータの巻線部が近接していることか
ら磁気装荷を高めることができ、かつ、ディスク状の巻
線部の導線の密度を上げることにJ:りさらに電気的装
架を高めることによって、薄型で高性能で、かつ大きな
出力トルクを1qることができる。このため、ダイレフ
1へドライブ方式にて使用されることが多い。
一方、大きな出力トルクを得るには、巻線間の耐電圧が
大きく、耐熱性に強く、巻線に大電流を通電させること
のできるディスク状ステータの巻線部を得ることが必要
であるが、従来から開発されているディスク型同期電動
機はこの点が難しく、小型のものに限られていた。
大きく、耐熱性に強く、巻線に大電流を通電させること
のできるディスク状ステータの巻線部を得ることが必要
であるが、従来から開発されているディスク型同期電動
機はこの点が難しく、小型のものに限られていた。
そこで、本願出願人は、巻線回数を多くし、かつ、巻線
間の耐電圧が大きく、同時に耐熱性に強く、大電流を通
電させることができるディスク状ステータのコイルを特
願昭60−1884.42号において提案している。
間の耐電圧が大きく、同時に耐熱性に強く、大電流を通
電させることができるディスク状ステータのコイルを特
願昭60−1884.42号において提案している。
これは、第3図に示すように、薄い円形の銅板に切目を
入れて極数に応じた渦巻きの導体を形成して、この切目
間に高耐電圧、高耐熱性のワニスを含浸させて高耐熱性
絶縁フィルムに接着し固定し巻線ユニットAを形成し、
該巻線−]−ニットAを2枚重ねてステータのコイルを
形成するもので、巻線ユニットAは、この例では第4図
に示すようなセグメントSが5枚(81〜S5)と、第
5図に示すようなセグメントS′が1枚によって構成さ
れており、各セグメント5(81〜S5)には切目の溝
1によって2つの1磁極の幅用の渦巻きの導体2が形成
され、渦巻きの中心には電気的結合部Sa 、Sbが設
けられ、また、渦巻きの先端(Pl、P2)は各々接続
されるように切目の溝1が形成されている。
入れて極数に応じた渦巻きの導体を形成して、この切目
間に高耐電圧、高耐熱性のワニスを含浸させて高耐熱性
絶縁フィルムに接着し固定し巻線ユニットAを形成し、
該巻線−]−ニットAを2枚重ねてステータのコイルを
形成するもので、巻線ユニットAは、この例では第4図
に示すようなセグメントSが5枚(81〜S5)と、第
5図に示すようなセグメントS′が1枚によって構成さ
れており、各セグメント5(81〜S5)には切目の溝
1によって2つの1磁極の幅用の渦巻きの導体2が形成
され、渦巻きの中心には電気的結合部Sa 、Sbが設
けられ、また、渦巻きの先端(Pl、P2)は各々接続
されるように切目の溝1が形成されている。
第5図に示すセグメントS′は第4図に示すセグメント
Sと同様同方向の導体2の渦巻きを切目の溝1で形成し
コイルを作るものであるが、このセグメントS′には電
気的結合部3’ a 、 3’ h以外にもセグメント
S′を2等分した一方の中心線上の外周辺部に電気的結
合部T1.T2を設け、渦巻きの中心の電気的結合部S
a′で始まる導体2の渦巻きの終端が周辺部の電気的結
合部T2で終わり、電気的結合部Sh′で始まる導体2
の詞巻きは電気的結合部T2より外側に配冒された電気
的結合部T1で終わるよう切目の溝1が形成されている
。すなわち、電気的結合部T1から電気的結合部Sh′
は連続しており導通し、電気的結合部T2から電気的結
合部Sa′は連続し導通するものである。なお、3は空
間である。
Sと同様同方向の導体2の渦巻きを切目の溝1で形成し
コイルを作るものであるが、このセグメントS′には電
気的結合部3’ a 、 3’ h以外にもセグメント
S′を2等分した一方の中心線上の外周辺部に電気的結
合部T1.T2を設け、渦巻きの中心の電気的結合部S
a′で始まる導体2の渦巻きの終端が周辺部の電気的結
合部T2で終わり、電気的結合部Sh′で始まる導体2
の詞巻きは電気的結合部T2より外側に配冒された電気
的結合部T1で終わるよう切目の溝1が形成されている
。すなわち、電気的結合部T1から電気的結合部Sh′
は連続しており導通し、電気的結合部T2から電気的結
合部Sa′は連続し導通するものである。なお、3は空
間である。
このようなセグメン1〜s、s’を6枚並列に配列して
第3図に示すような巻線ユニットAを形成し、このよう
な巻線ユニットAを2枚表面(第3図中紙面に表わされ
た面を表面とする)同士高耐熱性絶縁フィルムを介して
電気的結合部T1が合致するよう接合し、対面する電気
的結合部3a。
第3図に示すような巻線ユニットAを形成し、このよう
な巻線ユニットAを2枚表面(第3図中紙面に表わされ
た面を表面とする)同士高耐熱性絶縁フィルムを介して
電気的結合部T1が合致するよう接合し、対面する電気
的結合部3a。
3b、3a’ 、 Sh’ はハンダ等で電気的に接続
してステータのコイルを形成するものである。一方の巻
線ユニッl−Aの電気的結合部T1から入力された電流
は渦巻きの導体2を流れ電気的結合部Sb′から使方の
巻線ユニットAの電気的結合部S5bへ導かれ、2つの
渦巻きの導体2を通り、電気的結合部S5aから一方の
巻線ユニツ]〜Aの電気的結合部S1aへ導かれ、この
にうにして順次2つの巻線コニットAの各渦巻きの導体
2を流れて使方の電気的結合部T2に流れ、1つのステ
ータのコイルが形成されるものである。
してステータのコイルを形成するものである。一方の巻
線ユニッl−Aの電気的結合部T1から入力された電流
は渦巻きの導体2を流れ電気的結合部Sb′から使方の
巻線ユニットAの電気的結合部S5bへ導かれ、2つの
渦巻きの導体2を通り、電気的結合部S5aから一方の
巻線ユニツ]〜Aの電気的結合部S1aへ導かれ、この
にうにして順次2つの巻線コニットAの各渦巻きの導体
2を流れて使方の電気的結合部T2に流れ、1つのステ
ータのコイルが形成されるものである。
発明が解決しようとする問題点
上記した本願出願人が開発したディスク状ステータコイ
ルにおいて、上述したように、絶縁フィルム等で絶縁し
た2つの巻線ユニットの電気的結合部3a 、Sb 、
Sa ’ 、Sb ’ 、t&わf5、極数に対応して
設けられた渦巻きの中心部の絶縁フィルムに孔を設は位
置決めして、該孔を通して対面する2つの巻線ユニット
の電気的結合部Sa。
ルにおいて、上述したように、絶縁フィルム等で絶縁し
た2つの巻線ユニットの電気的結合部3a 、Sb 、
Sa ’ 、Sb ’ 、t&わf5、極数に対応して
設けられた渦巻きの中心部の絶縁フィルムに孔を設は位
置決めして、該孔を通して対面する2つの巻線ユニット
の電気的結合部Sa。
Sb、Sa’ 、Sb’ を相互に溶接するなどの製造
工程が必要であった。このように、孔あけ1位置決め、
溶接と、複雑で高度な製造工程が要求される。また、微
細な渦巻きの導体2を形成するために溝1を切るには既
存のエツチング技術では困難であるという問題があった
。
工程が必要であった。このように、孔あけ1位置決め、
溶接と、複雑で高度な製造工程が要求される。また、微
細な渦巻きの導体2を形成するために溝1を切るには既
存のエツチング技術では困難であるという問題があった
。
そこで、本発明は上記問題点を改善し、巻線ユニットの
渦巻きの中心間の溶接をなくし、製造■稈を簡潔にし、
さらに、既存のエツチング技術を用いて溝を形成1ノ、
巻線を形成することができるディスク状ステータコイル
を提供することを目的としている。
渦巻きの中心間の溶接をなくし、製造■稈を簡潔にし、
さらに、既存のエツチング技術を用いて溝を形成1ノ、
巻線を形成することができるディスク状ステータコイル
を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
本発明は、薄いドーナツ状円盤の導電材料に1磁極の幅
と同じ幅をもって該ドーナツ状円盤の外周部及び内周部
に交互に切残しのある溝が形成され、導体のコイルパタ
ーンを構成し、該溝間の導体に複数の半径方向へのスリ
ットを入れることにより渦電流の発生を防止することに
よってディスク状のステータとロータを持つ永久磁石式
の同期電動機のステータコイルとすることによって上記
問題点を解決した。
と同じ幅をもって該ドーナツ状円盤の外周部及び内周部
に交互に切残しのある溝が形成され、導体のコイルパタ
ーンを構成し、該溝間の導体に複数の半径方向へのスリ
ットを入れることにより渦電流の発生を防止することに
よってディスク状のステータとロータを持つ永久磁石式
の同期電動機のステータコイルとすることによって上記
問題点を解決した。
作 用
該コイルは、ドーナツ状円盤の導体の外周部及び内周部
に残された切残し部分の一方から使方へ6一 順次電流が流れることによりディスク状ロータの永久磁
石から出された磁束を直角に横切り、これにより力を発
生させるが、1磁極幅の導体であると瀞電流が発生づる
おそれがあり、この渦電流を防止づるためにIla極幅
の導体に21′径方向に複数のスリブl〜を設けて渦電
流の発生を防止している。
に残された切残し部分の一方から使方へ6一 順次電流が流れることによりディスク状ロータの永久磁
石から出された磁束を直角に横切り、これにより力を発
生させるが、1磁極幅の導体であると瀞電流が発生づる
おそれがあり、この渦電流を防止づるためにIla極幅
の導体に21′径方向に複数のスリブl〜を設けて渦電
流の発生を防止している。
11a極の幅と同じ幅の導体のコイルパターンを形成す
るから、第3図に示すような渦巻きによる]イルパター
ンに比べ、導体の抵抗値を十げずに導電材料の板厚を薄
くすることができるのC゛、該」イルを多数積層しても
大きなものどはならず、コイルの巻線回数を積層するこ
とにより多くすることができ、大ぎな1〜ルクを発生さ
Uることができる。また、板厚が薄くなることにより、
導体によるコイルパターンを形成するための溝はエツチ
ング技術を用いて微細な加工を容易に行うことかでき、
コイルパターンを形成したドーナツ状形状のディスクを
一体成形することができるので、その製)告が筒中とな
る。
るから、第3図に示すような渦巻きによる]イルパター
ンに比べ、導体の抵抗値を十げずに導電材料の板厚を薄
くすることができるのC゛、該」イルを多数積層しても
大きなものどはならず、コイルの巻線回数を積層するこ
とにより多くすることができ、大ぎな1〜ルクを発生さ
Uることができる。また、板厚が薄くなることにより、
導体によるコイルパターンを形成するための溝はエツチ
ング技術を用いて微細な加工を容易に行うことかでき、
コイルパターンを形成したドーナツ状形状のディスクを
一体成形することができるので、その製)告が筒中とな
る。
実施例
第1図は本発明の一実施例の正面図で、10は本実施例
におけるディスク状のコイルで゛、該コイルは導電材1
31として銅が使用され、薄い銅板のドーナツ状形状の
円盤で構成され、該円盤に(ま、該コイルが使用される
ディスク型同期雷動機のロータの永久磁石の磁極と同一
幅間隔で狭い溝11が切られCおり、該溝11は」−記
円盤の外周部及び内周部に交互に切残し部11a、11
bを有1)でいる。でして、上記満11間の銅の導体と
上記切外し部11a、11bにより電流が流れる導体の
]イルパターンを形成し、該円盤の一端に端子T1、T
2を設【」、両端子間は切残し部のない満12によって
絶縁されている。さらに、溝11間及び溝11と12間
で形成された1磁極の幅を有する導体には半径方向に複
数の切込みのスリブ1−13が入れられ−Cいる。さら
に、本実施例では、該スリット13の入れられる間隔は
該スリブl〜13間を流れる電流に対する抵抗がずべて
一致するようにスリットが切り込まれている。例えば、
端子T1から流れ込んだ電流は第1図破線で示づように
、各スリット13間を通って流れるが、渦12とスリッ
ト13間を通り導体の内周部を通り切残し部11bへと
流れる経路14aと、導体の外周部を通りスリブ1へ1
3と溝11間を通り切残し部11bへと流れる経路14
.bとは、導体の内周部と外周部の差だけその経路の長
さが異なる。同様に、各スリット13間を流れる経路に
おいても導体の内周部と外周部の差によって経路の長さ
がそれぞれ異なっており、その結束、電流が流れる経路
によって抵抗値が異なることどなるから、この抵抗を補
正するためにスリット13間及び溝11゜12とスリッ
ト13間の間隔は電流の経路の抵抗がすべで一致するよ
うその幅を変えて設けである。
におけるディスク状のコイルで゛、該コイルは導電材1
31として銅が使用され、薄い銅板のドーナツ状形状の
円盤で構成され、該円盤に(ま、該コイルが使用される
ディスク型同期雷動機のロータの永久磁石の磁極と同一
幅間隔で狭い溝11が切られCおり、該溝11は」−記
円盤の外周部及び内周部に交互に切残し部11a、11
bを有1)でいる。でして、上記満11間の銅の導体と
上記切外し部11a、11bにより電流が流れる導体の
]イルパターンを形成し、該円盤の一端に端子T1、T
2を設【」、両端子間は切残し部のない満12によって
絶縁されている。さらに、溝11間及び溝11と12間
で形成された1磁極の幅を有する導体には半径方向に複
数の切込みのスリブ1−13が入れられ−Cいる。さら
に、本実施例では、該スリット13の入れられる間隔は
該スリブl〜13間を流れる電流に対する抵抗がずべて
一致するようにスリットが切り込まれている。例えば、
端子T1から流れ込んだ電流は第1図破線で示づように
、各スリット13間を通って流れるが、渦12とスリッ
ト13間を通り導体の内周部を通り切残し部11bへと
流れる経路14aと、導体の外周部を通りスリブ1へ1
3と溝11間を通り切残し部11bへと流れる経路14
.bとは、導体の内周部と外周部の差だけその経路の長
さが異なる。同様に、各スリット13間を流れる経路に
おいても導体の内周部と外周部の差によって経路の長さ
がそれぞれ異なっており、その結束、電流が流れる経路
によって抵抗値が異なることどなるから、この抵抗を補
正するためにスリット13間及び溝11゜12とスリッ
ト13間の間隔は電流の経路の抵抗がすべで一致するよ
うその幅を変えて設けである。
そこで、本コイルに例えば端子T1がら電流を流せば、
電流は前述したようにスリット13間及びスリット13
と溝12.11間を通り切残し部11bへ流れ、次に、
同様にスリブ1〜13間及びスリット13と溝11間を
通り他方の切残し部11aへ流れ、さらに、同様にスリ
ブ1〜13間とスリット13と溝11間を流れて一方の
切残し部11aまたは11bから使方の切残し部11b
または11aへと順次流れ、端子T2力冒ろ流れ出るこ
ととなる。
電流は前述したようにスリット13間及びスリット13
と溝12.11間を通り切残し部11bへ流れ、次に、
同様にスリブ1〜13間及びスリット13と溝11間を
通り他方の切残し部11aへ流れ、さらに、同様にスリ
ブ1〜13間とスリット13と溝11間を流れて一方の
切残し部11aまたは11bから使方の切残し部11b
または11aへと順次流れ、端子T2力冒ろ流れ出るこ
ととなる。
本実施例のコイルは、以上のような構成になっており、
本ディスク状コイルを作成する場合は、薄い銅板から第
1図に示覆ようなドーナツ状の円盤形状及び切残し部1
1a、11bのある溝11゜端子T1.T2.端子T1
.T2間の溝12.スリット13をエツチングによって
作成する。
本ディスク状コイルを作成する場合は、薄い銅板から第
1図に示覆ようなドーナツ状の円盤形状及び切残し部1
1a、11bのある溝11゜端子T1.T2.端子T1
.T2間の溝12.スリット13をエツチングによって
作成する。
エツチングにより形成する溝の場合、エツチングにより
形成する溝の幅はエツチングしようとする素材の板厚の
幅稈度しか狭くすることができない。そのため、第3図
で示すような渦巻ぎによるコイルパターンを形成する場
合、導体の幅が狭いから導体の抵抗値を上げないように
するには、導体の抵抗は導体の断面積に反比例するので
導体の厚みを厚くする必要がある。そのため、エツチン
グによって溝を形成すると溝の幅が大きくなり、第3図
のような渦巻きのコイルパターンを得ることはエツチン
グによって作成することは難しかった。
形成する溝の幅はエツチングしようとする素材の板厚の
幅稈度しか狭くすることができない。そのため、第3図
で示すような渦巻ぎによるコイルパターンを形成する場
合、導体の幅が狭いから導体の抵抗値を上げないように
するには、導体の抵抗は導体の断面積に反比例するので
導体の厚みを厚くする必要がある。そのため、エツチン
グによって溝を形成すると溝の幅が大きくなり、第3図
のような渦巻きのコイルパターンを得ることはエツチン
グによって作成することは難しかった。
これに対し、本発明は、上述したように溝11間で形成
される導体の幅が大き′いから銅の板厚は非常に薄いも
ので段く、板厚が薄くなる結果、溝11.12.スリッ
ト13をエツチングで形成しても狭い溝11.12.ス
リット13が形成され、溝11.12.スリット13の
形成により導体の断面積が小さくなることがないので導
体の抵抗値も上がらない。
される導体の幅が大き′いから銅の板厚は非常に薄いも
ので段く、板厚が薄くなる結果、溝11.12.スリッ
ト13をエツチングで形成しても狭い溝11.12.ス
リット13が形成され、溝11.12.スリット13の
形成により導体の断面積が小さくなることがないので導
体の抵抗値も上がらない。
このように、本発明にはエツチングによってディスク状
コイルを一体的に形成できるから、その製造が非常に簡
単になる。そして、こうして作られたディスク状コイル
高耐電圧、高耐熱性ワニス等の絶縁材を含浸させ、溝1
1.12.スリット13の両側の導体を絶縁し、さらに
、絶縁フィルム等を介して第1図に示すようなディスク
状コイルを第2図に示すように多数積層して多層化して
コイルの巻線回数を増加させてステータのコイル部を形
成する。
コイルを一体的に形成できるから、その製造が非常に簡
単になる。そして、こうして作られたディスク状コイル
高耐電圧、高耐熱性ワニス等の絶縁材を含浸させ、溝1
1.12.スリット13の両側の導体を絶縁し、さらに
、絶縁フィルム等を介して第1図に示すようなディスク
状コイルを第2図に示すように多数積層して多層化して
コイルの巻線回数を増加させてステータのコイル部を形
成する。
多層化する場合には、該ステータコイルの中心から同一
角度位置にある各ステータコイルの導体には同一方向(
内周から外周へ向けてまたは外周から内周へ向けて流れ
る電流の向きが同じ)になるように位相を合せ、かつ各
ステータコイルの端子T1.T2間を直列接続する。そ
の結果、第2図に示すように、ロータ15の永久l1t
171i16から出される磁束17は積層された各ステ
ータコイル内を垂直に通り、かつ、積層されたステータ
コイルの円周方向の同一位置は電流の向きが同一となる
から、磁束17中の電流の流れる導体の長さは大きくな
るから、大きなトルクを発生することができる。すなわ
ち、第3図のものと比較し、本ディスク状コイルはコイ
ルパターンは簡略化されているが、多層化することによ
ってコイルの長さを得て、流す電流を少なくてすむよう
にしたものである。
角度位置にある各ステータコイルの導体には同一方向(
内周から外周へ向けてまたは外周から内周へ向けて流れ
る電流の向きが同じ)になるように位相を合せ、かつ各
ステータコイルの端子T1.T2間を直列接続する。そ
の結果、第2図に示すように、ロータ15の永久l1t
171i16から出される磁束17は積層された各ステ
ータコイル内を垂直に通り、かつ、積層されたステータ
コイルの円周方向の同一位置は電流の向きが同一となる
から、磁束17中の電流の流れる導体の長さは大きくな
るから、大きなトルクを発生することができる。すなわ
ち、第3図のものと比較し、本ディスク状コイルはコイ
ルパターンは簡略化されているが、多層化することによ
ってコイルの長さを得て、流す電流を少なくてすむよう
にしたものである。
さらに、導体が幅広くなってもスリット13が設けられ
ているから、渦電流の発生を防止して、渦電流による熱
の発生を防止している。
ているから、渦電流の発生を防止して、渦電流による熱
の発生を防止している。
そこで、第3図に示すディスク状コイルと本発明のディ
スク状コイルを比較し検討する。
スク状コイルを比較し検討する。
電動機から発生する力はフレミングの左手の法則より磁
束密度を81磁界内の導体の長さをp1導体に流れる電
流をiとすると、その力Fは第(1)式で示される F=Bii ・・・・・・(1)一方、
導体の抵抗Rは導体の断面積をS、その厚さをdlその
幅をω及び導電率をσとすると、R1/ (σ・5) =J2(σ・d・ω) ・・・・・・(2)である。
束密度を81磁界内の導体の長さをp1導体に流れる電
流をiとすると、その力Fは第(1)式で示される F=Bii ・・・・・・(1)一方、
導体の抵抗Rは導体の断面積をS、その厚さをdlその
幅をω及び導電率をσとすると、R1/ (σ・5) =J2(σ・d・ω) ・・・・・・(2)である。
そこで、第3図で示すような渦巻きのコイルパターンを
有する巻線ユニットでステータコイルを構成した場合、
11m極の幅内で渦巻きの導体が例えば10本形成され
ていたとする(渦巻きの中心を通る断面で導体が10本
形成されていることを意味する)。これに対し、本発明
の導体の幅は1磁極分の幅であるから、断面積を変えな
いとすると本発明の導体の厚さ、すなわち、銅板の板厚
は1/10に減少してよいことを意味する。
有する巻線ユニットでステータコイルを構成した場合、
11m極の幅内で渦巻きの導体が例えば10本形成され
ていたとする(渦巻きの中心を通る断面で導体が10本
形成されていることを意味する)。これに対し、本発明
の導体の幅は1磁極分の幅であるから、断面積を変えな
いとすると本発明の導体の厚さ、すなわち、銅板の板厚
は1/10に減少してよいことを意味する。
そして、板厚を1/1oに減少した本発明のステ一タコ
イルを10枚積層したとき、第3図の渦巻きのコイルパ
ターンのステータコイルと同一厚さとなる。かつ、導体
も11ifi極の幅内に10本通ることとなる。その上
、本発明においては、11i極内で導体は内周端から外
周端までの長さで10本あることになるが、第3図の渦
巻きのものは、渦巻きであるが故に計数した本数のすべ
ての導体が内周端から外周端まで伸びていないから、必
ずしも本発明のコイルを10枚積層する必要はなく、1
0枚以下でも同一長のコイルの長さρを得ることができ
、第(1)式で示されるように、同一磁束密度Bで同一
電流値iで同一の力を得ることができ、かつ、第(2)
式で示す導体の抵抗Rも同一にすることができる。さら
に、第3図で示す禍巻きのものは導体間に設けられた溝
によって複数の導体すなわち巻線を形成し、本発明は、
コイルを積層することによって複数の導体のコイルを形
成しているが、導体間の溝は一ヒ述したように狭くする
ことが難しく、銅板の板厚以下にすることができないこ
とに対し、本発明はステータコイル間を絶縁するだ(J
でよいから、全体的に本発明の方が同一出力でも小型に
作成することができる。
イルを10枚積層したとき、第3図の渦巻きのコイルパ
ターンのステータコイルと同一厚さとなる。かつ、導体
も11ifi極の幅内に10本通ることとなる。その上
、本発明においては、11i極内で導体は内周端から外
周端までの長さで10本あることになるが、第3図の渦
巻きのものは、渦巻きであるが故に計数した本数のすべ
ての導体が内周端から外周端まで伸びていないから、必
ずしも本発明のコイルを10枚積層する必要はなく、1
0枚以下でも同一長のコイルの長さρを得ることができ
、第(1)式で示されるように、同一磁束密度Bで同一
電流値iで同一の力を得ることができ、かつ、第(2)
式で示す導体の抵抗Rも同一にすることができる。さら
に、第3図で示す禍巻きのものは導体間に設けられた溝
によって複数の導体すなわち巻線を形成し、本発明は、
コイルを積層することによって複数の導体のコイルを形
成しているが、導体間の溝は一ヒ述したように狭くする
ことが難しく、銅板の板厚以下にすることができないこ
とに対し、本発明はステータコイル間を絶縁するだ(J
でよいから、全体的に本発明の方が同一出力でも小型に
作成することができる。
さらに、本発明は、前述したように、エツチングによっ
て一体的にステータコイルを形成でき、また、接続も端
子間のみで良く、渦巻きの中心を溶接する必要もないの
で製造がきわめて容易となる。
て一体的にステータコイルを形成でき、また、接続も端
子間のみで良く、渦巻きの中心を溶接する必要もないの
で製造がきわめて容易となる。
発明の効果
Jy、上述へたように、本発明は、コイルを形成する導
電材料の板厚をきわめて薄くすることによって、エツチ
ングによりステータコイルのコイルパターン及び渦電流
発生防止用のスリットを一体的に作成するようにしたか
ら、!ll造がきわめて簡単であり、また、渦電流の発
生を防止し渦電流による発熱を少なくしたから、小型で
高出力のディスク型同期電動機のステータ」イルを得る
ことができる。
電材料の板厚をきわめて薄くすることによって、エツチ
ングによりステータコイルのコイルパターン及び渦電流
発生防止用のスリットを一体的に作成するようにしたか
ら、!ll造がきわめて簡単であり、また、渦電流の発
生を防止し渦電流による発熱を少なくしたから、小型で
高出力のディスク型同期電動機のステータ」イルを得る
ことができる。
第1図は本発明の一実施例の正面図、第2図は同実施例
のコイルを多層化してステータコイルを構成したときの
ロータの永久様1石の関係を示す図、第3図は従来のデ
ィスク状ステータコイルのコイルパターンを示す図、第
4図、第5図は従来のディスク状ステータコイルを構成
するセグメンj〜の例を示す図である。 10・・・ディスク状コイル、11.12・・・溝、1
1 a 、 1 l b−・・切残し部、丁1 、 T
2 =#a子、13・・・スリン1へ、14・・・電
流経路、15・・・目−夕、16・・・永久磁石、17
・・・磁束。 特許出願人 ファナック 株式会社 代 理 人 弁理士 竹 本 松 司
(ほか1名)
のコイルを多層化してステータコイルを構成したときの
ロータの永久様1石の関係を示す図、第3図は従来のデ
ィスク状ステータコイルのコイルパターンを示す図、第
4図、第5図は従来のディスク状ステータコイルを構成
するセグメンj〜の例を示す図である。 10・・・ディスク状コイル、11.12・・・溝、1
1 a 、 1 l b−・・切残し部、丁1 、 T
2 =#a子、13・・・スリン1へ、14・・・電
流経路、15・・・目−夕、16・・・永久磁石、17
・・・磁束。 特許出願人 ファナック 株式会社 代 理 人 弁理士 竹 本 松 司
(ほか1名)
Claims (1)
- ディスク状のステータとロータを持つ永久磁石式の同期
電動機のステータコイルにおいて、薄いドーナツ状円盤
の導電材料に1磁極の幅と同じ幅をもって該ドーナツ状
円盤の外周部及び内周部に交互に切残しのある溝が形成
され導体のコイルパターンが構成され、該溝間の導体に
複数の半径方向へのスリットを入れることにより渦電流
の発生を防止したことを特徴とするディスク状ステータ
のコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2685986A JPS62189932A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | デイスク状ステ−タのコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2685986A JPS62189932A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | デイスク状ステ−タのコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62189932A true JPS62189932A (ja) | 1987-08-19 |
Family
ID=12205005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2685986A Pending JPS62189932A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | デイスク状ステ−タのコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62189932A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105993111A (zh) * | 2013-12-20 | 2016-10-05 | 塞弗创新公司 | 具有集成在作为锯齿环形线形成的轨道中的优化的电磁电路元件的电磁机器 |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP2685986A patent/JPS62189932A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105993111A (zh) * | 2013-12-20 | 2016-10-05 | 塞弗创新公司 | 具有集成在作为锯齿环形线形成的轨道中的优化的电磁电路元件的电磁机器 |
EP3084928A2 (fr) * | 2013-12-20 | 2016-10-26 | SAVE Innovations | Machine électromagnétique à élements à circuits électromagnétiques optimisés intégrés à des pistes sous forme de lignes crénelées annulaires |
US10128724B2 (en) | 2013-12-20 | 2018-11-13 | Save Innovations | Electromagnetic machine with optimized electromagnetic circuit elements integrated in tracks formed as crenellated annular lines |
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