JPH0556612A - デイスク型回転電機及びその固定子部分 - Google Patents

デイスク型回転電機及びその固定子部分

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JPH0556612A
JPH0556612A JP4024650A JP2465092A JPH0556612A JP H0556612 A JPH0556612 A JP H0556612A JP 4024650 A JP4024650 A JP 4024650A JP 2465092 A JP2465092 A JP 2465092A JP H0556612 A JPH0556612 A JP H0556612A
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rotor
disk
electric machine
coil
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JP4024650A
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Dennis J Scott
ジエームズ スコツト デニス
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CBS Corp
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Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K23/00DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
    • H02K23/54Disc armature motors or generators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K1/02Details of the magnetic circuit characterised by the magnetic material
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  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来型のディスク型回転電機よりも効率が高
く、リアクタンスが低く、安価であり且つ製造が容易な
改良型ディスク型回転電機を提供する。 【構成】 回転可能なシャフト(308)と、シャフト
の回転に対して固定されていて、各々が固定子コイルを
備える2つの端部固定子部分と、シャフトと一緒に回転
する少なくとも一つの内部回転子部分(312)とを有
する。内部回転子部分(312)は、非導電性且つ非磁
性で2つの側部を備える、内部回転子部分の構成要素を
保持する支持ディスクと、回転子支持手段を貫通してい
て、回転子支持手段の2つの側部の間で磁束を伝達する
複数の磁束伝達手段である回転子極とから成る。回転子
極は、回転子の界磁巻線が施されるコイル領域を画定す
るように回転子支持手段の各側部から突出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク型の回転電機
及びその固定子部分に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ディス
ク型の電動機及び発電機類は、標準型の円筒形の回転電
機(又は、回転機)と比べて幾つかの重要な利点を持っ
ている。これらの利点としては、電力密度が高いこと及
び騒音レベルが低いことが挙げられる。通常用いられて
いる円筒形の回転電機はそのハウジングが半径方向に曲
がるために本来的に騒々しい。これとは対照的に、ディ
スク型の回転電機は、固定子極と回転子極との間の吸引
力及び反発力に起因するハウジングの曲げの方向が軸方
向なので本来的に静かである。その結果、ディスク型回
転電機のハウジングの両端部は、吸引力及び反発力に起
因して振動するが、ハウジングの円筒形部分は半径方向
よりも軸方向の剛性の方が高いので振動が軽減される。
加うるに、半径方向の振動を遮断するよりも、軸方向の
振動を支持構造体から遮断する方が容易である。回転電
機の静かな作動が必要な用途、例えば潜水艦ではディス
ク型電動機が特に有利である。
【0003】しかしながら、従来設計のディスク型回転
電機は、効率が低いこと、リアクタンスが高いこと及び
製造上問題点があるという欠点を持っている。製造上の
複雑さの原因は、従来設計の固定子歯部が軸方向及び周
囲方向に積層されているが、半径方向にテーパしている
ということにある。かくして、打抜き板の各半径方向層
は前に位置する層よりも次々にサイズを僅かに異ならし
める必要がある。その上、歯部を支持する固定子歯部間
の材料は、効率及び電力密度を最大限にするために非磁
性且つ非導電性であり、しかも軽量であるような別種の
材料のものでなければならない。また、これら別々の積
層物を全て互いに正確にピン止めして構造的に健全な固
定子組立体を得ることは困難である。これと同一の問題
は、かかる回転電機の回転子を構成する上でも生ずる。
【0004】1つの固定子及び1つの回転子を備えたデ
ィスク型回転電機は、シラキ(Shiraki)氏等に付与され
た米国特許第4,757,222号に開示されているよ
うに小型の状態で製造されている。しかしながら、軸方
向に向く磁力は100キロワットよりも大きな電力等級
の機械では極めて大きくなっている。
【0005】これら磁力は、ブレンキンソップ(Blenki
nsop)氏等に付与された米国特許第4,237,396
号及びマシアス(Matthias)氏等に付与された米国特許
第4,288,709号に示されているような少なくと
も2つの軸方向空隙を備えた回転電機では相殺できる。
この構想は、Electric Technology U.S.S.R. No.1 のの
54〜62頁に見えるA.S.クルバソフ(Kurbasov)
著『ディスク型回転電機の実行可能性及び利点につい
て』という論文においても示唆されている。この種の従
来型回転電機を図1に示す。図1に示すように、かかる
回転電機は2つ又は3以上の固定子コイル108を用い
ている。図1の回転電機は、磁極103に取り付けられ
た回転子コイル102を有し、磁極103はシャフト1
06と一緒に回転する回転子支持体104に取り付けら
れている。固定子コイル108は、固定子フレーム11
2に固定された固定子支持ディスク110に取り付けら
れている。2つの軸方向空隙114が、固定子コイル1
08と回転子コイル102との間に形成されている。図
2に示すように、かかる回転電機は、複合固定子ディス
ク202を用いており、積層状態の鉄製の歯部204が
これらの間に側部が平行なスロット206を形成するよ
う配列されている。これら従来技術の欠点は、多数の固
定子巻線が回転電機のリアクタンスを増大させると共に
主として固定子の組が多すぎること及び必要なコイル・
エンドターンが多いために効率を低くするということに
ある。
【0006】したがって、従来型のディスク型回転電機
よりも効率が高く、リアクタンスが低く、安価であり且
つ製造が容易な改良型のディスク型回転電機に対する要
望がある。
【0007】かくして、本発明の目的は、新規且つ改良
型の固定子及び回転子を有する改良型ディスク型回転電
機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の内部固定子部分
は、カット鋼粒子(cut steel particle)から成形され
ていて、主要な構造上の構成要素である複合繊維材料の
大型ディスクに取り付けられるミクロ積層状(micro-la
minated)固定子歯部を用いている。固定子歯部は別個に
成形されてディスクに設けられたテーパスロット内に取
り付けられるか、或いは定位置に成形される。その上、
本発明の固定子部分は同数の軸方向空隙を備えた回転電
機内で動作するよう設計されているが、単一の巻線を備
えているに過ぎない。巻線の1つの層は中央支持ディス
クの各側に位置し、巻線の端部はディスクに成形され或
いはディスクク上に取り付けられた導体によって接続さ
れる。多重巻き(多ターン)のコイルの使用にあたり、
各コイルに対して複数の上記接続部を作るのが良い。
【0009】同様に、回転電機の内部回転子部分は、複
合材料の回転子支持ディスク上に構成され、ディスクの
製造中、定位置に成形されるカット鋼粒子の磁極片を備
え、これらは支持ディスクの両側部で巻線が施される。
磁極片のフェースには、制動巻線を受け入れる制動スロ
ットが設けられている。支持回転子ディスクの周囲の外
側支持シリンダは構造的に回転子の構成要素を支持して
いる。カバー部材が固定子部分に対面する状態で回転子
部分の側部に設けられる。
【0010】本明細書において開示する本発明の回転電
機は、実用的な設計になっており、他方、効率又はリア
クタンスのレベルは損なわれていない。
【0011】本発明の以下の詳細な説明の理解に当たり
添付の図面を参照されたい。
【0012】
【実施例】本発明は、改良型の回転子と改良型の固定子
を有する改良型のディスク型回転電機に関する。
【0013】図3は、本発明のディスク型回転電機30
2の好ましい実施例を全体的に示している。ディスク型
回転電機302は回転部分304及び固定または静止部
分306を有する。ディスク型回転電機302の回転部
分304は、シャフト308、2つの端部回転子部分3
10を含むが、更に1又は2以上の内部回転子部分31
2を用いるかどうかは任意である。内部回転子部分31
2及び端部回転子部分310は界磁巻線314を備えて
いる。端部回転子部分310と内部回転子部分312は
それぞれ、シャフト308に固定されると共にディスク
型回転電機302の固定部分306に対してシャフト3
08と一緒に回転する。
【0014】ディスク型回転電機302の固定部分30
6は固定子フレーム316を有し、これには少なくとも
1つの固定し部分402が取り付けられている。各固定
子部分402は固定子ディスク404及び固定子コイル
410を含む。各固定子部分402の固定子ディスク4
04は固定子フレーム316に固定されている。
【0015】端部回転子部分310はシャフト308の
両端部に位置している。固定子部分402及び内部回転
子部分310は、シャフト308の長さに沿って端部回
転子部分310の間に交互に設けられ、従ってあらゆる
場合において、回転子界磁巻線314は固定子コイル4
10の各組に対面するようになっている。回転子界磁巻
線314の組と固定子コイル410の組の各対はそれぞ
れ一次機(primitivemachine)318を構成している。
図示の実施例では、6つの一次機318が2つの端部回
転子部分310、3つの固定子部分402及び2つの内
部回転子部分312を用いて形成されている。本発明に
よれば、所要の数の固定子部分402及び(又は)内部
回転子部分312を追加することにより2以上の任意の
数の一次機318を構成することができる。一次機の数
を多くすると、ディスク型回転電機302の電力定格能
力が増強するが、ディスク型回転電機302の重量が増
すと共にディスク型回転電機の回転部分304の慣性が
増大することになる。したがって、ディスク型回転電機
の設計に含まれるべき一次機318の数はディスク型回
転電機302の特定の用途の要件に応じることになろ
う。
【0016】次に、本発明の改良型の回転子部分を詳細
に説明する。まず最初に、図4を参照すると、本発明の
固定子部分は全体が402で示されている。固定子の一
部だけを図4に示しているが、固定子部分402の全体
は実際には中央が開口した円形のリングの形態である。
【0017】固定子部分402は固定子ディスク404
上に構成されており、固定子ディスク404は、固定子
部分402の主要な構造部品であり、好ましくは複合繊
維材料で構成されている。かかる材料は、非導電性且つ
非磁性である必要がある。固定子歯部406は、円形の
固定子ディスク404の周りに全体的に円形で間隔をお
いた関係で固定子ディスク404を貫通して取り付けら
れている。固定子歯部406は楔の形に形成されてい
て、平行な溝又はチャンネル412が固定子ディスク4
04の各側で固定子歯部406に隣り合う固定子歯部4
06の間に形成されて固定子コイル410を収納するよ
うになっている。本発明の好ましい実施例では、固定子
歯部406は、固定子ディスク404の形成時に定位置
に成形されるので、支持ブラケットが不要になる。当然
のことながら、固定子歯部406を別個に成形して固定
子ディスク404に設けられているテーパ付きスロット
408内に取り付けてもよい。固定子歯部406は支持
ブラケット(図示せず)によってスロット408内に保
持される。
【0018】本発明の特徴として、固定子歯部406
は、N.H.パブリック(Pavlik)氏等に付与された米
国特許第3,848,331号及び第3,948,69
0号に記載されているものと類似の材料及び方法を用い
てカット鋼粒子からミクロ積層されていることが挙げら
れる。なお、かかる米国特許の内容を本明細書の一部を
形成するものとしてここに引用する。
【0019】これら固定子歯部の構造を用いると、固定
子歯部406中の渦電流が著しく減少する。また、この
ように形成された固定子歯部406を用いると、固定子
歯部406の製作及び組立て上の問題点が実質的に無く
なる。特に、かかる方法を用いることによって無くなる
製造上の複雑さは、従来設計の固定子歯部が軸方向及び
周囲方向に積層されているが、半径方向にテーパしてい
るという事実に基づいている。かくして、打抜き板の各
半径方向層は、その前に位置する層よりも寸法が僅かに
異ならなければならない。加うるに、従来設計の歯部を
支持する固定子歯部間の材料は、最大の効率及び電力密
度が得られるよう非磁性且つ非導電性であり、しかも軽
量であるよう異種の材質のものであることが要求されて
いた。これら別々の積層物の全てを正確にピン止めして
構造的に健全な固定子組立体を得ることは従来技術にお
いては困難であった。
【0020】従来技術と比べて得られる固定子部分40
2の効率及びリアクタンスのレベルにおける著しい技術
的改良は、通常は最少限必要とされる2つの巻線に代え
て、単一の固定子巻線を用いることによって達成され
る。図4に示すように、この技術的改良は、巻線のうち
の1つの層、即ち各コイル410の半分(1/2)を固
定子ディスク404の各側に設けることによって達成さ
れる。各コイル410のターンは、コイル410の周囲
で連続しており、コネクタ414を好ましくは固定子デ
ィスク404内に形成することにより、固定子ディスク
404を介して接続されている。固定子ディスク404
を介する接続が必要である理由は、固定子ディスク40
4が好ましくは固定子ディスク404の外周の周りで回
転電機の固定子フレームに取り付けられ、かくして固定
子ディスク404の外周部の周りにはコイル410を通
すことができる隙間が存在しないからである。
【0021】コネクタ414は最も簡単な形態では、固
定子ディスク404の製造中に固定子ディスク404の
中に成形される銅製のブロックであるのがよい。コネク
タ414はそれぞれ、コイル410のターン又は開始側
導線もしくは終了側導線のいずれかをコネクタ414に
取り付けるための手段を有している。コイル410の胴
体は例えば、ナットによってコネクタ414内の螺設突
起部に接続しても良く、或いはコネクタ414を穿孔し
てタップ立てしてコイル410の導体をコネクタ414
にボルト留めしても良い。コネクタ414を最も簡単な
形態で説明したが、当業者であれば、コネクタ414は
公知の任意の形式のものであってもよいことは理解され
よう。加うるに、もしコネクタ414を固定子ディスク
404中に成形することが望ましくない場合には、固定
子ディスク404を製造後に機械加工してコネクタ41
4を受け入れるようにしても良い。固定子ディスク40
4内に設けられるコネクタ414の数は、固定子ディス
ク404上に設けられるべきコイル410の数及びコイ
ル毎のターンの数で定まる。一般的には、いま述べてい
るコイル410の開始側導線への先のコイル410の終
了側導線の接続を容易にするためには、各コイル410
につき1つのコネクタ414が必要となろう。各ターン
については、コイル410内に追加のコネクタ414を
2以上必要とするであろう。図4の固定子部分402
は、それぞれ2つのターンを有するコイル410につき
構成された状態で示されており、従って、各コイル41
0につき2つのコネクタ414が設けられている。一方
のコネクタ414はコイル410の開始側導線を前のコ
イル410の終了側導線に接続し、他方のコネクタ41
4はコイル410内の第1のターンの最後の部分をコイ
ル410内の第2のターンの最初の部分に接続してい
る。
【0022】本発明の別の実施例では、固定子部分40
2の構成にあたり、固定子ディスク404を貫通する孔
を設け、次に、コイル・ターンの端部を溶接し、或い
は、直接的に相互に接続するだけでも良い。この例で
は、コイル・ターンの端部を特別な形にする必要はない
であろう。
【0023】次に、図5を参照すると、コイル410
は、銅線を撚り束にしたループで構成され、各撚り束が
ループ間の導通を阻止する絶縁材料で被覆されている点
で、一般に従来技術に従って構成されている。各コイル
410は開始側導線502及び終了側導線504を有す
る。コイル410は任意の数のターンを備えていても良
い。図5に示すコイル410は、2つのターン、即ち第
1のターン506及び第2のターン508を備えてい
る。しかしながら、コイル410は幾つかの重要な点に
おいて従来技術とは異なっている。上側の端部510及
び下側の端部512は、2つのコイル半部間に位置させ
る固定子ディスク404の厚さに見合う間隙を生ぜしめ
るよう細長くなっている。さらに、上側端部510の半
径方向外方のエンドターンは、コイル410の形成後、
第1のターン506の最後の部分と第2のターン508
の最初の部分との間で切断されて接続点514を形成し
ており、従ってコイル404を固定子ディスク404
(図4に示す)に取り付けることができるようになって
いる。コイル404を上側端部510のところで広げて
コイル404の各半部をそれぞれ固定子ディスク404
(図4に示す)の両側に設けられている適当なコイル・
スロット412(図4に示す)に嵌め込むことによっ
て、コイル404を固定子ディスク404に取り付け
る。次いで、接続点514を介して接続する。開始側導
線502は、取り付け中のコイル404と直列接続状態
で設けられるべき先のコイルの終了側導線に接続され
る。取り付け中のコイル404の終了側導線504はコ
ネクタ414(図4に示す)を介して次に位置するコイ
ルの開始側導線に同様な方法で接続される。
【0024】本発明の固定子部分402は、円筒形回転
電機、または従来のディスク型回転電機と比較して、ス
ロット漏れリアクタンスを実質的に減少させる。次に、
図6を参照すると、円筒形回転電機内のスロット漏れ磁
束と、本発明の固定子部分402を含むよう構成された
ディスク型回転電機内のスロット漏れ磁束とが比較され
ている。図6の部分図6Aでは、円筒形回転電機の固定
子の一部の横断面が示されている。この固定子の磁束通
路は、ループ状であり、このループは1つの固定子歯部
の外端部で始まり、この固定子歯部を通って固定子の後
ろの鉄部分に至り、かかる後ろの鉄部分を通って隣の固
定子歯部に至り、そしてかかる隣の固定子歯部を通って
その端部に伝わり、コイル側部を収容しているスロット
を横切って磁束通路の最初の点に戻る。図6の部分図6
Aのグラフに示すように、スロット漏れ磁束を生じる傾
向のある起磁力Hsは、Rの増大につれて実質的に増大
している。なお、Rは半径方向距離を表している。
【0025】図6の部分図6Bでは、本発明の固定子部
分402の一部の横断面が示されている。図6の部分図
6Bに示すように、固定子部分402の磁束通路は、第
1の固定子歯部406の一端部から、第1の固定子歯部
406を通って固定子ディスク404の反対側に至り、
コイル415を収めてあるスロット412を横切って第
1の歯部406の隣の第2の固定子歯部406に至り、
第2の固定子歯部406を通って固定子ディスク404
の元の側に至り、コイル410を収めてあるスロット4
12を横切って磁束通路の最初の点に戻る。図6の部分
図6Bのグラフは、本発明のディスク型回転電機内にス
ロット漏れ磁束を生じさせる傾向のある起磁力Hsを示
している。このグラフ図で分かるように、これらの起磁
力は部分図6Aのグラフに示された起磁力よりも大きさ
が小さく、部分図6Bに示すようなディスク型回転電機
と関連のある起磁力は、部分的に方向が逆になる傾向が
あり、従ってこれらの起磁力は相殺される。
【0026】本発明の単一巻線ディスク型回転電機の設
計パラメータの計算値を次の表1に示す。
【0027】
【表1】 比較のため、従来技術の円筒形回転電機及び二重巻線デ
ィスク型回転電機についての設計パラメータも載せてい
る。本発明の単一固定子巻線設計は、二重固定子巻線設
計の利点の全てを保持しており(但し、二重巻線に固有
の多重性は除く)、しかも、本発明の設計は効率が良く
且つリアクタンスの値が小さい。
【0028】次に、図7を参照すると、好ましくは本発
明の回転電機で用いられているような改良型の内部回転
子部分312が詳細に示されている。本発明の内部回転
子部分312は、固定子部分422と関連して説明した
のと同一の構成法が用いられている。内部回転子部分3
12は、シャフト308に取り付けられていてこれと一
緒に回転する支持ディスク702上に設けられている。
支持ディスク302は好ましくは複合繊維材料で構成さ
れる。支持ディスク702の周囲は外側支持シリンダ又
はリム704で画定されている。回転子極706が、支
持ディスク702を貫通して取り付けられている。この
場合、18個の回転子極706が示されている。但し、
それとは別の個数を選択してもよい。回転子極706は
極間支持体708によって分離されている。回転子極7
06は制動スロット開口部710を備えている。外側制
動短絡リング712及び内側制動短絡リング714がシ
ャフト308の長さ方向中心軸線と同軸状に支持ディス
ク702に取り付けられている。これについては図9を
参照して詳細に説明する。
【0029】図8は、回転子極706の構成を示すと共
に内部回転子部分312の一部の中に回転子極706を
取り付けて斜視図で示したものである。回転子極は好ま
しくは、固定子歯部406(図4に示す)について上述
したのと同様な方法で磁束伝導性カット鋼ミクロ積層物
で構成されている。図示のように、各回転子極706は
中央の極本体802及び2つの極フェース804を備え
ている。中央の極本体802は、支持ディスク702を
貫通して支持ディスク702の側部を越えて延び、それ
により、支持ディスク702の側部の隣に回転子巻線支
持領域805を形成している。極フェース804には、
複数の制動スロット806が設けられている。各制動ス
ロット806は、制動スロット806に接近できる制動
スロット用開口部710を有する。
【0030】回転子極706は、支持ディスク702の
構成中、支持ディスク702の中に成形するか、或い
は、回転子極を支持ブラケット(図示せず)によって支
持ディスク702に取り付けるのが良い。
【0031】図9は、内部回転子部分312に取り付け
られるようになった制動巻線902の一部を示してい
る。制動巻線902は、外側制動短絡リング712、内
側制動短絡リング714及び内側制動短絡リング714
と外側制動短絡リング712を互いに電気的に接続する
よう半径方向に取り付けられた複数の制動バー904を
有し、それにより、かご形制動巻線902を形成してい
る。制動バー904は回転子極の各極フェース804内
の制動スロット806を貫通し、制動巻線902を内部
回転子部分312を各側部に取り付けることができるよ
うになっている。外側制動短絡リング712及び内側制
動短絡リング714は、導電性金属の円形組立体を構成
し、互いに且つシャフト308の長さ方向中心軸線(図
7に示す)と同軸状に位置している。
【0032】図10は、本発明の内部回転子部分312
の一部を示しており、界磁巻線314が回転子極706
の回転子巻線支持領域805で回転子極706の周りに
施されている。内部回転子部分312の各回転子極70
6につき2つの界磁巻線314が設けられ、支持ディス
ク702の各側部に1つずつ界磁巻線314が施されて
いる。界磁巻線314を、所望に応じて、図4を参照し
て固定子部分402につき説明した接続法を利用して、
支持ディスク702を介してコネクタ1004に接続す
るのが良い。特に、コネクタ1004は最も簡単な形態
では、銅製のブロックであるのが良く、かかるブロック
を支持ディスク702の製造中に支持ディスク702内
に成形するのがよい。コネクタ1004は支持ディスク
702内の適当な場所であればどこに設けても良く、か
かるコネクタ1004はそれぞれ界磁巻線314の導線
が取り付けられるための手段を有している。界磁巻線3
14の導線は例えば、ナットによってコネクタ1004
内の螺設突起部に接続するのがよく、或いはコネクタ1
004を穿孔しタップ立てして導線をコネクタ1004
にボルト留めできるようにしても良い。コネクタ100
4を簡単な形態を用いて説明したが、当業者であれば、
コネクタ1004が公知の任意形式のコネクタであって
もよいことは理解されよう。その上、もし、支持ディス
ク702内へのコネクタ104の成形が望ましくない場
合には、製造後、支持ディスク702を機械加工してコ
ネクタ104を受け入れることができるようにしてもよ
い。
【0033】また、制動巻線902の取付け態様が図1
0に示されているが、制動バー904は回転子極706
の制動スロット806を貫通している。1つの制動巻線
902の一部しか図示していないが、内部回転子部分3
12の各側部に制動巻線902が設けられ、制動巻線9
02はそれぞれ完全な円を形成し、制動巻線902を各
回転子極706の制動スロット806内に取り付けられ
ることが理解されよう。
【0034】図11は、内部回転子部分312に追加的
に使用できる支持構成部材を示している。極間支持体7
08を隣り合う回転子極706の間に配置して、内部回
転子部分312の回転の際、界磁巻線の横方向振止め手
段となるようにするのが良い。これら極間支持体708
は絶縁材料で構成する必要がある。
【0035】外側支持シリンダ704は、内部回転子部
分312の回転中、界磁巻線314を半径方向に支持す
るよう支持ディスク702の円周方向縁部に取り付けら
れている。絶縁体1102が界磁巻線314と外側支持
シリンダ704の間に成形されている。外側支持シリン
ダ704を好ましくは軽量であるが、構造的には堅固な
非導電性材料、例えばプラスチックまたは複合繊維材料
で構成する。
【0036】カバー・ディスク1104を、支持ディス
ク702の各側部に設けて、回転子極706の極フェー
ス804を被覆し、かくして、支持ディスク702の側
部に取り付けられている内部回転子部分312の構成要
素の軸方向支持体を構成するのが良い。カバー・ディス
ク1104は好ましくは、プラスチック、複合繊維、或
いは別種の非導電性材料の薄い被膜である。カバー・デ
ィスク1104を内部回転子部分312の組立て後に定
位置に成形しても良く、或いはカバーディスク1104
を内部回転子部分312の各側部に取り付けられた着脱
自在な部分であっても良い。構造上の支持体となること
に加えて、カバー・ディスク1104は内部回転子部分
312の空気力学な特性を改善する。
【0037】再び、図3を参照すると、端部回転子部分
310は従来型のものであってもよく、或いは、より好
ましくは端部回転子部分310は内部回転子部分312
について説明したのと同様の方法で構成してもよい。当
然のことながら、端部回転子部分310は、界磁巻線3
14及び固定子部分402に対面する側部にのみ設けら
れた関連の構成要素を備えるという点において内部回転
子部分312と異なるであろう。
【0038】最後に、図12を参照すると、本発明のデ
ィスク型回転電機302を端部回転子部分310がシャ
フト308(図3参照)の端部に位置する状態で図示し
ているが、当業者であれば、本発明の全ての実施例にお
いて、端部固定子部分1202を端部回転子部分310
に代えてシャフト308の端部に設けてもよいことは明
らかであろう。この場合、端部固定子部分1202は、
その一方の側部にのみコイルを備え、内部回転子部分3
12はシャフト308に取り付けられている端部固定子
部分1202に隣接して設けられる。もし3つ以上、即
ち4つ、6つ、8つ、或いはそれ以上の数の一次機をデ
ィスク型回転電機302内に構成する場合、内部回転子
部分312を、図3の取付け態様と同様に、図4を参照
して上述したようにシャフト308に沿って固定子部分
402と交互に配置する。
【0039】端部固定子部分1202の構成態様は従来
通りのものであっても良いが、より好ましくは本明細書
で説明した固定子の設計に従って構成するのが良い。し
かしながら、図12に示す実施例では、端部固定子部分
1202のコイル1204を支持ディスクを貫通させる
必要はなく、従って端部固定子部分1202を図4を参
照して上述した固定子部分402よりも構成を単純化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来型の二重空隙ディスク型回転電機の横断面
組立図である。
【図2】ディスク型回転電機の従来型固定子の一部を示
す組立図である。
【図3】本発明のディスク型回転電機の横断面組立図で
ある。
【図4】本発明の固定子の一部の一方の側を示す組立図
であり、固定子部及び固定子コイルがこれに取り付けら
れている状態を示す図である。
【図5】本発明の多ターン固定子コイルの斜視図であ
る。
【図6】本発明の改良型ディスク型回転電機に対する円
筒形回転電機のスロット漏れ磁束の比較グラフ図であ
る。
【図7】本発明の内部回転子部分の端面図である。
【図8】回転子極の構成を示す本発明の内部回転子部分
組立体の部分組立図である。
【図9】本発明の内部回転子部分の制動リング及び制動
バーの構成を示す斜視組立図である。
【図10】外側支持シリンダが取り付けられていない状
態の本発明の内部回転子部分の一部を示す組立図であ
り、特に界磁巻線の取付け態様を示す図である。
【図11】特に内部回転子部分の構造的な支持特徴を示
す本発明の内部回転子部分組立体の部分組立図である。
【図12】図3のディスク型回転電機の変形例の組立断
面図である。
【符号の説明】
308 シャフト 312 内部回転子部分 314 回転子巻線 402 固定子部分 414 コネクタ 702 回転子支持手段 805 コイル領域 1202 端部固定子部分

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク型回転電機であって、回転可能
    なシャフトと、シャフトの回転に対して固定されてい
    て、各々が固定子コイルを備える2つの端部固定子部分
    と、シャフトと一緒に回転する少なくとも一つの内部回
    転子部分を有し、内部回転子部分は、非導電性且つ非磁
    性で2つの側部を備える、内部回転子部分の構成要素を
    保持する回転子支持手段と、回転子支持手段を貫通して
    いて、回転子支持手段の2つの側部の間で磁束を伝達す
    る複数の回転子磁束伝達手段とから成り、磁束伝達手段
    は、回転子の界磁巻線が施されるコイル領域を画定する
    ように回転子支持手段の各側部から突出していることを
    特徴とするディスク型回転電機。
  2. 【請求項2】 ディスク型回転電機は少なくとも2つの
    内部回転子部分を有すると共に2つの内部回転子部分の
    間に位置する少なくとも1つの固定子部分を更に有し、
    固定子部分は、回転子部分の構成要素を保持するための
    固定子支持手段と、固定子支持手段を貫通していて、固
    定子支持手段の2つの側部の間で磁束を伝達する複数の
    固定子磁束伝達手段と、単一の巻線を形成するよう接続
    された複数のコイル手段とを有し、前記固定子支持手段
    は非導電性且つ非磁性で2つの側部を備え、前記固定子
    磁束伝達手段は、これらの間にスロット領域を形成する
    よう固定子支持手段の各側から突出し、各コイル手段
    は、固定子支持手段の2つの側部の各々のスロット領域
    内に設けられた層を有することを特徴とする請求項1の
    ディスク型回転電機。
  3. 【請求項3】 固定子磁束伝達手段はミクロ積層状カッ
    ト鋼粒子から形成された固定子歯部であることを特徴と
    する請求項1のディスク型回転電機。
  4. 【請求項4】 固定子支持手段は複合繊維材料の固定子
    ディスクであることを特徴とする請求項1のディスク型
    回転電機。
  5. 【請求項5】 固定子磁束伝達手段は、固定子支持手段
    の製造中に固定子支持手段の中に成形される固定子歯部
    であることを特徴とする請求項4のディスク型回転電
    機。
  6. 【請求項6】 固定子歯部は、ミクロ積層状カット鋼粒
    子から形成されていることを特徴とする請求項5のディ
    スク型回転電機。
  7. 【請求項7】 固定子支持手段に取り付けられていて、
    固定子支持手段の一方の側に位置する各コイル手段の部
    分を固定子支持手段の他方の側に位置するコイル手段の
    部分に電気的に接続する固定子接続手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項1のディスク型回転電機。
  8. 【請求項8】 固定子接続手段は固定子支持手段を貫通
    していることを特徴とする請求項7のディスク型回転電
    機。
  9. 【請求項9】 コイル手段は複数のコイル・ターンを含
    み、固定子接続手段によって構成された電気的接続部は
    コイル手段内のターン間の接続部を含むことを特徴とす
    る請求項7のディスク型回転電機。
  10. 【請求項10】 各コイル手段はコイル手段を他の構成
    要素に接続するための開始側導線及び終了側導線を含
    み、固定子接続手段によって構成された電気的接続部
    は、1つのコイル手段の終了側導線を、第1のコイル手
    段と直列接続されるべきもう1つのコイル手段の開始側
    導線に接続する接続部を含むことを特徴とする請求項7
    のディスク型回転電機。
  11. 【請求項11】 固定子接続手段は、固定子支持手段の
    製造中に固定子支持手段の中に成形されることを特徴と
    する請求項8のディスク型回転電機。
  12. 【請求項12】 固定子接続手段は銅を材料とするブロ
    ックから成り、該ブロックは、コイル手段の導体をブロ
    ックに取り付け手段を備えることを特徴とする請求項1
    1のディスク型回転電機。
  13. 【請求項13】 固定子支持手段は、円形の半径方向内
    縁部及び円形の半径方向外縁部を備えた実質的に円形の
    リング状ディスクであり、固定子接続手段は支持手段の
    半径方向外方縁部の周りに間隔をおいて位置していて、
    固定子支持手段の一方の側からの、固定子支持手段の半
    径方向外方縁部の所の固定子支持手段の他方の側へのコ
    イル手段の必要な電気的接続部を構成することを特徴と
    する請求項7のディスク型回転電機。
  14. 【請求項14】 コイル手段は固定子支持手段の半径方
    向内方縁部の近傍に連続的に構成されると共に、固定子
    支持手段の一方の側から、固定子支持手段の半径方向内
    方縁部の周りに、かくして、固定子支持手段の他方の側
    部までに至るよう取り付けられていることを特徴とする
    請求項13のディスク型回転電機。
  15. 【請求項15】 回転子磁束伝達手段はミクロ積層状カ
    ット鋼粒子で構成された回転子極であることを特徴とす
    る請求項2のディスク型回転電機。
  16. 【請求項16】 回転子支持手段は複合繊維材料の回転
    子支持ディスクであることを特徴とする請求項2のディ
    スク型回転電機。
  17. 【請求項17】 回転子磁束伝達手段は、回転子支持手
    段の製造中に回転子支持手段の中に成形される回転子極
    であることを特徴とする請求項16のディスク型回転電
    機。
  18. 【請求項18】 回転子極はミクロ積層状カット鋼粒子
    で構成されていることを特徴とする請求項17のディス
    ク型回転電機。
  19. 【請求項19】 回転子支持手段に取り付けられてい
    て、回転子支持手段の一方の側の回路要素を回転子支持
    手段の他方の側部の回路要素に電気的に接続する回転子
    接続手段を更に有することを特徴とする請求項2のディ
    スク型回転電機。
  20. 【請求項20】 回転子接続手段は回転子支持手段を貫
    通していることを特徴とする請求項19のディスク型回
    転電機。
  21. 【請求項21】 回転子接続手段は、回転子支持手段の
    製造中に回転子支持手段の中に成形されることを特徴と
    する請求項20のディスク型回転電機。
  22. 【請求項22】 回転子接続手段は銅製のブロックから
    なり、ブロックは導体をブロックに取り付けるための手
    段を備えていることを特徴とする請求項19のディスク
    型回転電機。
  23. 【請求項23】 回転子支持手段は円形の半径方向内縁
    部及び円形の半径方向外縁部を備えた実質的に円形のリ
    ング状ディスクを含み、半径方向内縁部はシャフトに接
    続されるようになっていることを特徴とする請求項16
    のディスク型回転電機。
  24. 【請求項24】 回転子支持手段は、半径方向外縁部に
    位置していて、遠心力を生じさせて回転子部分の構成要
    素を回転子部分の回転中、回転子部分に対して静止状態
    に保つようにするための円筒形リング手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項23のディスク型回転電機。
  25. 【請求項25】 円筒形リング手段は円筒形のリムであ
    り、該リムは、円筒形リムの長さ方向中心軸線と垂直で
    これに交差する平面内における個所で支持手段の半径方
    向外縁部に接合されていることを特徴とする請求項24
    のディスク型回転電機。
  26. 【請求項26】 円筒形リング手段は複合繊維材料で構
    成されていることを特徴とする請求項24のディスク型
    回転電機。
  27. 【請求項27】 回転子磁束伝達手段は、回転子支持手
    段を貫通する極本体及び極本体の端部に位置する2つの
    極フェースを備えた回転子極であり、極フェースは、デ
    ィスク型回転電機のリアクタンス及び時定数を制御する
    ための制動手段を備えていることを特徴とする請求項2
    のディスク型回転電機。
  28. 【請求項28】 回転子支持手段の少なくとも一方の側
    の極フェースは、制動バーを受け入れる制動スロットを
    備えていることを特徴とする請求項27のディスク型回
    転電機。
  29. 【請求項29】 回転子支持手段の側部に少なくとも1
    つの制動巻線が設けられ、該制動巻線は、外側制動短絡
    リングと、内側制動短絡リングと、極フェースの制動ス
    ロット内に嵌まり込む制動バーとから成ることを特徴と
    する請求項28のディスク型回転電機。
  30. 【請求項30】 回転子部分は、回転子支持手段の少な
    くとも一方の側の構成要素を覆う非磁性且つ非導電性の
    カバー手段を更に有することを特徴とする請求項2のデ
    ィスク型回転電機。
  31. 【請求項31】 回転子部分は、回転子支持手段の少な
    くとも一方の側の構成要素に対する追加の構造的支持を
    可能にする非磁性且つ非導電性のカバー手段をさらに有
    することを特徴とする請求項2のディスク型回転電機。
  32. 【請求項32】 カバー手段は、回転子支持手段の側部
    への構成要素の取り付け後、回転子部分の側部を覆って
    成形されることを特徴とする請求項30のディスク型回
    転電機。
  33. 【請求項33】 カバー手段は、回転子支持手段の一方
    の側部への構成要素の取り付け後、回転子部分の側部を
    覆って成形されることを特徴とする請求項31のディス
    ク型回転電機。
  34. 【請求項34】 ディスク型回転電機の固定子部分であ
    って、非導電性且つ非磁性で2つの側部を備える、固定
    子部分の構成要素を保持する固定子支持手段と、固定子
    支持手段を貫通していて、支持手段の2つの側部の間で
    磁束を伝達する複数の磁束伝達手段とを有し、磁束伝達
    手段は支持手段の各側部から突出して個々の磁束伝達手
    段の間にスロット領域を画定しており、固定子部分はさ
    らに、単一の巻線を形成するよう接続された複数のコイ
    ル手段を有し、各コイル手段は支持手段の2つの側部の
    各々のスロット領域内に配置された層を含むことを特徴
    とする固定子部分。
  35. 【請求項35】 磁束伝達手段はミクロ積層状カット鋼
    粒子で構成された固定子歯部であることを特徴とする請
    求項34の固定子部分。
  36. 【請求項36】 支持手段は複合繊維材料の固定子ディ
    スクであることを特徴とする請求項34の固定子部分。
  37. 【請求項37】 磁束伝達手段は、支持手段の製造中に
    支持手段の中に成形される固定子歯部であることを特徴
    とする請求項36の固定子部分。
  38. 【請求項38】 固定子歯部はミクロ積層状カット鋼粒
    子で構成されていることを特徴とする請求項37の固定
    子部分。
  39. 【請求項39】 支持手段に取り付けられていて、支持
    手段の一方の側部の各コイル手段の部分を、支持手段の
    他方の側部のコイル手段の部分に電気的に接続する接続
    手段を更に有することを特徴とする請求項34の固定子
    部分。
  40. 【請求項40】 接続手段は支持手段を貫通しているこ
    とを特徴とする請求項39の固定子部分。
  41. 【請求項41】 コイル手段は複数のコイル・ターンを
    含み、接続手段によって構成された電気的接続部は、コ
    イル手段内のターン間の接続部を含むことを特徴とする
    請求項39の固定子部分。
  42. 【請求項42】 各コイル手段はコイル手段を他の構成
    要素に接続するための開始側導線及び終了側導線を含
    み、接続手段によって構成された電気的接続部は、1つ
    のコイル手段の終了側導線から、第1のコイル手段に直
    列接続されるべき別のコイル手段の開始側導線への接続
    部を含むことを特徴とする請求項39の固定子部分。
  43. 【請求項43】 接続手段は、支持手段の製造中に支持
    手段の中に成形されることを特徴とする請求項40の固
    定子部分。
  44. 【請求項44】 接続手段は銅材料のブロックからな
    り、該ブロックはコイル手段の導体をこれに取り付ける
    ための手段を備えていることを特徴とする請求項43の
    固定子部分。
  45. 【請求項45】 支持手段は、円形の半径方向内縁部及
    び円形の半径方向外縁部を備えた実質的に円形のリング
    状ディスクであり、接続手段は支持手段の半径方向外方
    縁部の周りに間隔をおいて位置していて、支持手段の一
    方の側から、支持手段の半径方向外方縁部の所の支持手
    段の他方の側部への必要な電気的接続部を構成している
    ことを特徴とする請求項43の固定子部分。
  46. 【請求項46】 固定子手段は支持手段の半径方向内縁
    部の近傍で連続的に構成されると共に、支持手段の一方
    の側部から、支持手段の半径方向内縁部の周りに、そし
    て支持手段の他方の側部に至るよう取り付けられている
    ことを特徴とする請求項45の固定子部分。
JP4024650A 1991-01-14 1992-01-14 デイスク型回転電機及びその固定子部分 Withdrawn JPH0556612A (ja)

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