JPS62189379A - 一対の端面で油を分配するアキシヤル形プランジヤポンプ - Google Patents
一対の端面で油を分配するアキシヤル形プランジヤポンプInfo
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/20—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having rotary cylinder block
- F04B1/2014—Details or component parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/20—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having rotary cylinder block
- F04B1/2014—Details or component parts
- F04B1/2064—Housings
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、アキシャル形プランジャポンプに関する。
［従来の技術］
アキシャル形プランジャポンプは、高圧且つ高速での適
用に対して、かなり理想的なポンプの一つである。今日
用いられている様々な閉流路タイプのアキシャル形プラ
ンジャポンプは一般に、プランジャの一端からシリンダ
室内に圧油を取り入れ、プランジャの往復動作が室内で
低圧油を圧縮して、出口で油の圧力を低圧−から高圧へ
・変換する。
用に対して、かなり理想的なポンプの一つである。今日
用いられている様々な閉流路タイプのアキシャル形プラ
ンジャポンプは一般に、プランジャの一端からシリンダ
室内に圧油を取り入れ、プランジャの往復動作が室内で
低圧油を圧縮して、出口で油の圧力を低圧−から高圧へ
・変換する。
［発明が解決しようとする問題点〕
ポンプの性能的特徴と高速運転でのこの欠陥はしばしば
、プランジャが加熱すること、個々の構成要素間のＷｌ
腔によって生ずる熱、並びにポンプの保守の寿命の範囲
で加熱に起因して生ずる摩滅によって形管される。
、プランジャが加熱すること、個々の構成要素間のＷｌ
腔によって生ずる熱、並びにポンプの保守の寿命の範囲
で加熱に起因して生ずる摩滅によって形管される。
この点に関して、ノース・イースト・へヴイ・マシーン
・インスティテユート（Ｎ ｏｒｔｈｅａｓｔＨｅａｖ
ｙ Ｍ ａｃｈｉｎｅ Ｉ ｎ５ｔｉｔｕｔｅ）は
、１９８４年に一対の端面で油を分配するアキシャル形
プランジャポンプに関して研究報告を発表した。この報
告では、従来の直立した油分配板から室内へ油を取り入
れる一つの取入口は、一つの直立した油分配板と、もう
一つの回転斜板（可変流量ヘッド）とから室内へ油を取
号入れる二つの取入口に隨き換えられることが提唱され
ていた。二つの油の取入口を備えるという案は、室へ流
入する油の量を増加させるだけでなく、油が回転斜板か
らプランジャとスライドシュの開口を通うて室内へ流れ
るため、プランジャとスライドシュに対して自己冷却の
効果を発揮するという特徴を与える。同時に、この油は
摩擦の対（相接して相互に運動する二つの機素）を通っ
て流れ、様々なｒＩｌ擦の対のための冷却油及び潤滑油
として機能する。この冷却及び潤滑の効果は、ブランシ
ト、室及び様々なＦＪ擦の対等のような部品や構成要素
の熱や摩滅の状態を顕著に改善し、その結果として、ポ
ンプの使用における耐久性を著しく高め、プランジャポ
ンプをさらに高い圧力の下で且つさらに速い速度の下で
運転することをより可能にさせる。
・インスティテユート（Ｎ ｏｒｔｈｅａｓｔＨｅａｖ
ｙ Ｍ ａｃｈｉｎｅ Ｉ ｎ５ｔｉｔｕｔｅ）は
、１９８４年に一対の端面で油を分配するアキシャル形
プランジャポンプに関して研究報告を発表した。この報
告では、従来の直立した油分配板から室内へ油を取り入
れる一つの取入口は、一つの直立した油分配板と、もう
一つの回転斜板（可変流量ヘッド）とから室内へ油を取
号入れる二つの取入口に隨き換えられることが提唱され
ていた。二つの油の取入口を備えるという案は、室へ流
入する油の量を増加させるだけでなく、油が回転斜板か
らプランジャとスライドシュの開口を通うて室内へ流れ
るため、プランジャとスライドシュに対して自己冷却の
効果を発揮するという特徴を与える。同時に、この油は
摩擦の対（相接して相互に運動する二つの機素）を通っ
て流れ、様々なｒＩｌ擦の対のための冷却油及び潤滑油
として機能する。この冷却及び潤滑の効果は、ブランシ
ト、室及び様々なＦＪ擦の対等のような部品や構成要素
の熱や摩滅の状態を顕著に改善し、その結果として、ポ
ンプの使用における耐久性を著しく高め、プランジャポ
ンプをさらに高い圧力の下で且つさらに速い速度の下で
運転することをより可能にさせる。
［問題点を解決するための手段及びその作用］本発明は
、回転斜板ポンプやスルーシャツ１〜ポンプ等のような
ピストンポンプの設計に、一対の端面で油を分配する原
理を統合させる。油の流路を確保するために、ポンプ本
体、ケーシング及び可変１１ケーシングに孔、溝及び切
欠きを切削して形成することによって、直立した油分配
板及び回転斜板の双方の端部から油を極めて円滑に取り
入れる取入開口を有する新しいタイプのアキシャル形プ
ランジャポンプが形成される。試験運転は、このポンプ
がその発熱をより抑えられ、油温を低下させ、以前のプ
ランジャポンプと比較して約２０℃までポンプのケーシ
ング温度を低め、潤滑を改善し、雑音をより低減し、雑
音レベルを５ ｄＢまで減少させ、著しく摩滅を減少さ
せ、保守の寿命を１０回以上まで延長することを示して
いる。要するに、このポンプは優れた技術的特徴を示し
、構造内に漏れた油のための戻し配管を除去することに
よってその装置と使用がさらに便利となり、従って顕著
な経済的利益を生みだし得る。
、回転斜板ポンプやスルーシャツ１〜ポンプ等のような
ピストンポンプの設計に、一対の端面で油を分配する原
理を統合させる。油の流路を確保するために、ポンプ本
体、ケーシング及び可変１１ケーシングに孔、溝及び切
欠きを切削して形成することによって、直立した油分配
板及び回転斜板の双方の端部から油を極めて円滑に取り
入れる取入開口を有する新しいタイプのアキシャル形プ
ランジャポンプが形成される。試験運転は、このポンプ
がその発熱をより抑えられ、油温を低下させ、以前のプ
ランジャポンプと比較して約２０℃までポンプのケーシ
ング温度を低め、潤滑を改善し、雑音をより低減し、雑
音レベルを５ ｄＢまで減少させ、著しく摩滅を減少さ
せ、保守の寿命を１０回以上まで延長することを示して
いる。要するに、このポンプは優れた技術的特徴を示し
、構造内に漏れた油のための戻し配管を除去することに
よってその装置と使用がさらに便利となり、従って顕著
な経済的利益を生みだし得る。
本発明は、二つの部分を含んでおり、主要な部分は、ポ
ンプ本体、ケーシング、駆動軸、シリンダブロック、プ
ランジャ、スライドシュ及び直立した油分配板から成り
、また可変流量機構は、可変流量ケーシング、回転斜板
（可変流畿ヘッド）及び可変流量部分から成り、室は、
直立した油分配板の油分配開口、回転斜板の取入開口、
スライドシュ及びプランジャの孔及びシリンダブロック
内のプランジャの孔から成り、一対の端面で油分配シス
テムを形成すると共に、一つ若しくは数個の開口が円環
の１／２よりも小さな範囲で円環状のボートを形成する
ように回転斜板に機械加工され、このボートからの圧油
がスライドシュとプランジャの大きな孔内に流入し得る
ようになっていることが特徴とされる。油の自由な流れ
を得るために、プランジャの孔の直径は十分な強汝を保
持するために考慮される限りのより大きな大きさで形成
される。スライドシュの孔は、プランジャの孔よりも大
きく、これら二つの部品が互いに傾斜したときでも油の
流れが自由に保たれるようになっている。スライドシュ
の端面は、シールリングとして回転斜板に対して対等に
移動し、上記シールリング（即ち、端面）の内側と外側
の直径の和の１／２が、プランジャの直径に等しいか若
しくは近くなっており、このようにシールの特徴が保証
されることに加えて、運転中のスライドシュと回転斜板
との摩滅も減少させる。圧油は、ポンプ本体の取入通路
の分岐通路から、ケーシング及び可変流量ケーシングの
溝及び切欠きを通って流れ、回転斜板の他の側へと達す
る。取入通路と直立した油分配板から構成される従来の
油通路と共に、この油通路は、直立した油分配板と回転
斜板とからの一対の端面での油の流入を実現する。シリ
ンダが駆動軸で回転するとき、プランジャはシリンダ内
で直線往復動を起こし、プランジャが外方へ伸び出ると
き、即ち、油を吸い、圧油は二つの開口から、即ち、一
方で直立した油分配板の取入開口から、他方で回転斜板
の取入開口、スライドシュの孔及びプランジャの孔から
シリンダ室内へ流入し、これは即ち、圧油がプランジャ
の両端から同時に吸い込まれることである。油を加圧す
るために、回転斜板はスライドシュの底の孔を閉じ、直
立した油分配板の低圧油開口はシリンダの出口と遮断さ
れる。
ンプ本体、ケーシング、駆動軸、シリンダブロック、プ
ランジャ、スライドシュ及び直立した油分配板から成り
、また可変流量機構は、可変流量ケーシング、回転斜板
（可変流畿ヘッド）及び可変流量部分から成り、室は、
直立した油分配板の油分配開口、回転斜板の取入開口、
スライドシュ及びプランジャの孔及びシリンダブロック
内のプランジャの孔から成り、一対の端面で油分配シス
テムを形成すると共に、一つ若しくは数個の開口が円環
の１／２よりも小さな範囲で円環状のボートを形成する
ように回転斜板に機械加工され、このボートからの圧油
がスライドシュとプランジャの大きな孔内に流入し得る
ようになっていることが特徴とされる。油の自由な流れ
を得るために、プランジャの孔の直径は十分な強汝を保
持するために考慮される限りのより大きな大きさで形成
される。スライドシュの孔は、プランジャの孔よりも大
きく、これら二つの部品が互いに傾斜したときでも油の
流れが自由に保たれるようになっている。スライドシュ
の端面は、シールリングとして回転斜板に対して対等に
移動し、上記シールリング（即ち、端面）の内側と外側
の直径の和の１／２が、プランジャの直径に等しいか若
しくは近くなっており、このようにシールの特徴が保証
されることに加えて、運転中のスライドシュと回転斜板
との摩滅も減少させる。圧油は、ポンプ本体の取入通路
の分岐通路から、ケーシング及び可変流量ケーシングの
溝及び切欠きを通って流れ、回転斜板の他の側へと達す
る。取入通路と直立した油分配板から構成される従来の
油通路と共に、この油通路は、直立した油分配板と回転
斜板とからの一対の端面での油の流入を実現する。シリ
ンダが駆動軸で回転するとき、プランジャはシリンダ内
で直線往復動を起こし、プランジャが外方へ伸び出ると
き、即ち、油を吸い、圧油は二つの開口から、即ち、一
方で直立した油分配板の取入開口から、他方で回転斜板
の取入開口、スライドシュの孔及びプランジャの孔から
シリンダ室内へ流入し、これは即ち、圧油がプランジャ
の両端から同時に吸い込まれることである。油を加圧す
るために、回転斜板はスライドシュの底の孔を閉じ、直
立した油分配板の低圧油開口はシリンダの出口と遮断さ
れる。
シリンダが回転するにつれて、プランジャは油圧の増加
を伴ないながら押し込まれ、圧力が出口圧よりも高くな
ると、直立した油分配板の＾圧油開口がシリンダブロッ
クの出口と連通され、油は押し出され、このようにして
、高く加圧された液体を吐出する目的が達成される。
を伴ないながら押し込まれ、圧力が出口圧よりも高くな
ると、直立した油分配板の＾圧油開口がシリンダブロッ
クの出口と連通され、油は押し出され、このようにして
、高く加圧された液体を吐出する目的が達成される。
回転斜板の取入開口の位置は、スライドシュが回転斜板
上を移動する楕円軌道の長軸と短軸の和の１／２に等し
い半径を有する円であることが好ましい。回転斜板の取
入開口の双方の端部には、雑品消去溝が付加される。ス
ライドシュの端面のシールリングは、一つ若しくは数個
の部分から成る。取入開口に連通される半円環状の孔は
、ポンプ本体に切削され、上記孔は鋳造によって形成さ
れることが好ましい。油通路のための一つ若しくは数個
の小さな開口は、ケーシング及び可変流Ｄケーシングに
切削され、これら開口の全流路面積は分岐通路の流路面
積に近いか若しくはより大きくなっている。
上を移動する楕円軌道の長軸と短軸の和の１／２に等し
い半径を有する円であることが好ましい。回転斜板の取
入開口の双方の端部には、雑品消去溝が付加される。ス
ライドシュの端面のシールリングは、一つ若しくは数個
の部分から成る。取入開口に連通される半円環状の孔は
、ポンプ本体に切削され、上記孔は鋳造によって形成さ
れることが好ましい。油通路のための一つ若しくは数個
の小さな開口は、ケーシング及び可変流Ｄケーシングに
切削され、これら開口の全流路面積は分岐通路の流路面
積に近いか若しくはより大きくなっている。
回転斜板の取入開口も、ケーシング及び可変流ｍケーシ
ング上のいずれかの位置に配置され、もし、取入開口が
ケーシングに切削されるならば、油の一部がケーシング
の切欠き、ポンプ本体の溝及び直立した油分配板の油分
配開口を通って、また油の他の部分がケーシング及び可
変流量ケーシングの溝、回転斜板の油分配開口、スライ
ドシュの孔並びにプランジャの孔を通って、油はケーシ
ングの取入開口から室内に流入し、もし、取入開口が可
変流饅ケーシングに切削されるならば、油の一部が可変
流量ケーシングの溝及び回転斜板の油分配開口を通って
、また油の他の部分が可変後日ケーシングの溝、ケーシ
ングの溝及び切欠き、ポンプ本体の溝並びに直立した油
分配板の油分配開口を通って、油は取入開口から室内に
流入する。
ング上のいずれかの位置に配置され、もし、取入開口が
ケーシングに切削されるならば、油の一部がケーシング
の切欠き、ポンプ本体の溝及び直立した油分配板の油分
配開口を通って、また油の他の部分がケーシング及び可
変流量ケーシングの溝、回転斜板の油分配開口、スライ
ドシュの孔並びにプランジャの孔を通って、油はケーシ
ングの取入開口から室内に流入し、もし、取入開口が可
変流饅ケーシングに切削されるならば、油の一部が可変
流量ケーシングの溝及び回転斜板の油分配開口を通って
、また油の他の部分が可変後日ケーシングの溝、ケーシ
ングの溝及び切欠き、ポンプ本体の溝並びに直立した油
分配板の油分配開口を通って、油は取入開口から室内に
流入する。
もし、油が同時に流入し得るように、ポンプ本体、ケー
シング及び可変流量ケーシングの全ての取入開口が一体
で且つ同一の油タンクに１１結されるならば、上記双方
の端面から油を分配するという目的も実現され冑る。
シング及び可変流量ケーシングの全ての取入開口が一体
で且つ同一の油タンクに１１結されるならば、上記双方
の端面から油を分配するという目的も実現され冑る。
上述のことから理解されるように、本発明は新しいシリ
ーズのアキシャル形プランジャポンプを開発したり、既
存の閉流路タイプのプランジャポンプを改造する場合に
、プランジャポンプの性能的特徴を著しく改善し、また
顕著な経済的利益をもたらす。
ーズのアキシャル形プランジャポンプを開発したり、既
存の閉流路タイプのプランジャポンプを改造する場合に
、プランジャポンプの性能的特徴を著しく改善し、また
顕著な経済的利益をもたらす。
［実施例］
一対の端面のアキシャル形プランジャポンプ（第１図）
は、二つの部分を含んでおり、主要な部分は、駆動軸１
、ポンプ本体２、直立した油分配板３、ケーシング４、
シリンダブロック５、プランジャ６、スライドシュア並
びに大型の軸受８で構成されると共に、可変流量機構は
、回転斜板（可変流量ヘッド）９、可変ケーシング１０
及び可変流量部分１２で構成される。
は、二つの部分を含んでおり、主要な部分は、駆動軸１
、ポンプ本体２、直立した油分配板３、ケーシング４、
シリンダブロック５、プランジャ６、スライドシュア並
びに大型の軸受８で構成されると共に、可変流量機構は
、回転斜板（可変流量ヘッド）９、可変ケーシング１０
及び可変流量部分１２で構成される。
回転斜板９（第８図）上には、円環状のボート２１があ
り、このボート２１は、円環の１／２よりも小さいと共
に、その機械強度を増加させるように二つの小さな開口
２１ａを有している。これら開口２１ａは、スライドシ
ュアが回転斜板９上を移動する楕円軌道の長軸と短軸の
和の１／２に等しい半径を有する円上に位置し、このよ
うな配置は、スライドシュアと回転斜板９との間の接触
面積を最大とし、また摩滅を最小とする。回転斜板９の
開口２１ａの双方の端部には、雑音消去溝２２が形成さ
れ、これら雑音消去溝２２は５ ｄＢまで雑音レベルを
減少させる。上記開口２１ａは、スライドシュア及びプ
ランジャ６（第５図）の孔２３．２４と共に、油取入通
路を形成し、この油取入通路は、回転斜板９の両端から
流入してくる油が、シリンダブロック５、直立した油分
配板３、回転斜板９、プランジャ６並びにスライドシュ
アによって形成された空内へ流れ込むことを可能にする
。
り、このボート２１は、円環の１／２よりも小さいと共
に、その機械強度を増加させるように二つの小さな開口
２１ａを有している。これら開口２１ａは、スライドシ
ュアが回転斜板９上を移動する楕円軌道の長軸と短軸の
和の１／２に等しい半径を有する円上に位置し、このよ
うな配置は、スライドシュアと回転斜板９との間の接触
面積を最大とし、また摩滅を最小とする。回転斜板９の
開口２１ａの双方の端部には、雑音消去溝２２が形成さ
れ、これら雑音消去溝２２は５ ｄＢまで雑音レベルを
減少させる。上記開口２１ａは、スライドシュア及びプ
ランジャ６（第５図）の孔２３．２４と共に、油取入通
路を形成し、この油取入通路は、回転斜板９の両端から
流入してくる油が、シリンダブロック５、直立した油分
配板３、回転斜板９、プランジャ６並びにスライドシュ
アによって形成された空内へ流れ込むことを可能にする
。
プランジャ６（第５図）は、球状端部を有する円筒状の
ボディで成り、その中央には段付孔２４が形成され、極
めて好ましいことは、上記球状端部の頚状部がスライド
シュアとプランジャ６との間の最大の傾斜角を許容する
最大の直径を有していることである。スライドシュアの
中央には、孔２３（第５図）があり、この孔２３の直径
はプランジャ６の直径よりも大きい。スライドシュアの
端面２５は、シールリングに相当しており、回転斜板９
に対して対等に移動し、このシールリングの内側ど外側
の直径の和の１／２がプランジャ６の直径に等しいか若
しくは近ければ、回転斜板９とシールリングとの間の摩
滅は、最小とされる。
ボディで成り、その中央には段付孔２４が形成され、極
めて好ましいことは、上記球状端部の頚状部がスライド
シュアとプランジャ６との間の最大の傾斜角を許容する
最大の直径を有していることである。スライドシュアの
中央には、孔２３（第５図）があり、この孔２３の直径
はプランジャ６の直径よりも大きい。スライドシュアの
端面２５は、シールリングに相当しており、回転斜板９
に対して対等に移動し、このシールリングの内側ど外側
の直径の和の１／２がプランジャ６の直径に等しいか若
しくは近ければ、回転斜板９とシールリングとの間の摩
滅は、最小とされる。
直立した油分配板３（第４図）は、二つの円環状のボー
ト２６．２７を有し、これらボート２６゜２７は、円環
の１／２よりも小さくなっていると共に、これら夫々は
二つの小さな開口から成っている。ボート２７は、低圧
油の吸込ボートであり、他方ボート２６は、高圧油の吐
出ボートである。
ト２６．２７を有し、これらボート２６゜２７は、円環
の１／２よりも小さくなっていると共に、これら夫々は
二つの小さな開口から成っている。ボート２７は、低圧
油の吸込ボートであり、他方ボート２６は、高圧油の吐
出ボートである。
これらボー）−２６，２７は一致しており、同一円周に
ある。直立した油分配板３は、回転斜板９と共に、シリ
ンダブロック５が回転しているときはいつでも、ポンプ
の吸入・吐出の過程を制祁し、このようにして、高く加
圧した液体を供給する目的が達成される。
ある。直立した油分配板３は、回転斜板９と共に、シリ
ンダブロック５が回転しているときはいつでも、ポンプ
の吸入・吐出の過程を制祁し、このようにして、高く加
圧した液体を供給する目的が達成される。
この例においては、二つの油通路の一つｔよ、ポンプ本
体２の取入開口２つ（第３図）と油分配板３の油吸込ボ
ート２７から成り、他方他の油通路は、ポンプ本体２の
取入開口２９の分岐通路２８（第３図）、ケーシング４
の切欠き及び溝（第６図中、３１．３２）、可変流量ケ
ーシングの溝（第７図中、３３）、油室（第８図中、、
１１ ）並びにスライドシュア及びプランジャ６の孔
２３゜２４（第５図）から成る。ポンプ本体２の取入開
口２９の分岐通路２８は、ポンプ本体２の取入開口２９
に連結された開口まで半円環状で成り、上記開口は鋳造
によって形成されることが好ましい。
体２の取入開口２つ（第３図）と油分配板３の油吸込ボ
ート２７から成り、他方他の油通路は、ポンプ本体２の
取入開口２９の分岐通路２８（第３図）、ケーシング４
の切欠き及び溝（第６図中、３１．３２）、可変流量ケ
ーシングの溝（第７図中、３３）、油室（第８図中、、
１１ ）並びにスライドシュア及びプランジャ６の孔
２３゜２４（第５図）から成る。ポンプ本体２の取入開
口２９の分岐通路２８は、ポンプ本体２の取入開口２９
に連結された開口まで半円環状で成り、上記開口は鋳造
によって形成されることが好ましい。
ケーシング４の切欠き３１は、半円状に成っており、こ
の切欠き３１の面積は、ポンプ本体２の半円環状のボー
ト２８の面積に等しいか若しくはより大きくなっており
、そして組み付けられたとき、これら二つのボートは合
わされて一連の通路を形成するようになっている。ケー
シング４の溝（第６図中、３２）は、大型の軸受８の位
置に配置される。これは、一つ若しくは数個の溝部から
成り、その通路の全面積は、ケーシング４の切欠き３１
の面積よりも大きいか若しくは等しくなっている。
の切欠き３１の面積は、ポンプ本体２の半円環状のボー
ト２８の面積に等しいか若しくはより大きくなっており
、そして組み付けられたとき、これら二つのボートは合
わされて一連の通路を形成するようになっている。ケー
シング４の溝（第６図中、３２）は、大型の軸受８の位
置に配置される。これは、一つ若しくは数個の溝部から
成り、その通路の全面積は、ケーシング４の切欠き３１
の面積よりも大きいか若しくは等しくなっている。
可変流量ケーシング１０には、一つ若しくは数個の溝（
第７図中、３３）があり、この溝３３の数はケーシング
４のｔｌｉ３２の数と等しく、上記溝３３はケーシング
４のこれら溝３２と連結されており、可変流量ケーシン
グ１０のｒＲ３３の面積は、ケーシング４の？１Ｉ３２
の面積よりもわずかに大きくなっている。第１図から理
解されるように、これら切欠き３３が通路に連結され、
溝３２．３３が互いに連結され、油通路が油室１１に連
結され、このように本発明は、プランジャポンプ内の漏
れれた油のための従来の配管を除去し、構造をより簡素
化している。第１図から理解されるように、大型の軸受
８がケーシング４の油溝にあり、より優れた潤滑を達成
している。更に、−ポンプ本体２とケーシング４とが一
体的に形成されれば、作動原理に変わりはないので、ポ
ンプの性能的特徴と利得・効果とが、等しく向上する。
第７図中、３３）があり、この溝３３の数はケーシング
４のｔｌｉ３２の数と等しく、上記溝３３はケーシング
４のこれら溝３２と連結されており、可変流量ケーシン
グ１０のｒＲ３３の面積は、ケーシング４の？１Ｉ３２
の面積よりもわずかに大きくなっている。第１図から理
解されるように、これら切欠き３３が通路に連結され、
溝３２．３３が互いに連結され、油通路が油室１１に連
結され、このように本発明は、プランジャポンプ内の漏
れれた油のための従来の配管を除去し、構造をより簡素
化している。第１図から理解されるように、大型の軸受
８がケーシング４の油溝にあり、より優れた潤滑を達成
している。更に、−ポンプ本体２とケーシング４とが一
体的に形成されれば、作動原理に変わりはないので、ポ
ンプの性能的特徴と利得・効果とが、等しく向上する。
要するに、本発明は、回転斜板ポンプ、スルーシャフト
ポンプ等のようなプランジャポンプの設計に、直立した
油分配板の原理と回転斜板の一対の端面で油を分配する
原理とを統合したものである。二つの油通路を形成する
ために、ポンプケーシング及び可変流量ケーシングに溝
と切欠きを切削し、またポンプ本体に分岐した取入通路
を導入することにより、一対の端面で油を分配するアキ
シャル形プランジャポンプが、新しい性能的特徴を伴な
って開発されたのである。
ポンプ等のようなプランジャポンプの設計に、直立した
油分配板の原理と回転斜板の一対の端面で油を分配する
原理とを統合したものである。二つの油通路を形成する
ために、ポンプケーシング及び可変流量ケーシングに溝
と切欠きを切削し、またポンプ本体に分岐した取入通路
を導入することにより、一対の端面で油を分配するアキ
シャル形プランジャポンプが、新しい性能的特徴を伴な
って開発されたのである。
［発明の効果］
上述のことから理解されるように本発明１ユ、自己冷却
、漏れた油のための配管の廃止、高い自己吸込み能力、
優れた潤滑、簡素な構造、高い効率及び長い保守寿命等
の特徴を有する新しいアキシャル形プランジャポンプで
ある。
、漏れた油のための配管の廃止、高い自己吸込み能力、
優れた潤滑、簡素な構造、高い効率及び長い保守寿命等
の特徴を有する新しいアキシャル形プランジャポンプで
ある。
第１図は一対の端面で油を分配するアキシャル形プラン
ジャポンプの一般的な組立て図、第２図は可変流ｆ！ｉ
機構を示す正面図、第３図はポンプ本体を示す断面図、
第４図は直立した油分配板を示す正面図、第５図はプラ
ンジャとスライドシュとの組付けを示す断面図、第６図
はケーシングの正面図、第７図は可変流量ケーシングの
正面図、第８図は回転斜板（可変流量ヘッド）の正面図
、第９図は回転斜板の部分を示す図である。 図中、１は駆動軸、２はポンプ本体、２８はその分岐通
路、２９はその取入開口たる開口、３は油分配板、２６
．２７はその油分配開口たる吐出ボート及び吸込ボート
、４はケーシング、３１はその切欠き、３２はその溝、
５はシリンダブロック、６はプランジャ、２４はその孔
、７はスライドシュ、２３はその孔、９は回転ｒ１板、
２１はその取入開口たるボート、１０は可変流量ケーシ
ング、３３はその溝、１２は可変流量部分、２２は雑音
消去溝である。
ジャポンプの一般的な組立て図、第２図は可変流ｆ！ｉ
機構を示す正面図、第３図はポンプ本体を示す断面図、
第４図は直立した油分配板を示す正面図、第５図はプラ
ンジャとスライドシュとの組付けを示す断面図、第６図
はケーシングの正面図、第７図は可変流量ケーシングの
正面図、第８図は回転斜板（可変流量ヘッド）の正面図
、第９図は回転斜板の部分を示す図である。 図中、１は駆動軸、２はポンプ本体、２８はその分岐通
路、２９はその取入開口たる開口、３は油分配板、２６
．２７はその油分配開口たる吐出ボート及び吸込ボート
、４はケーシング、３１はその切欠き、３２はその溝、
５はシリンダブロック、６はプランジャ、２４はその孔
、７はスライドシュ、２３はその孔、９は回転ｒ１板、
２１はその取入開口たるボート、１０は可変流量ケーシ
ング、３３はその溝、１２は可変流量部分、２２は雑音
消去溝である。
Claims (11)
- （１）ポンプ本体、ケーシング、駆動軸、シリンダブロ
ック、プランジャ、スライドシュ及び直立した油分配板
とから成る主要な部分と、可変流量ケーシング、回転斜
板（可変流量ヘッド）及び可変流量部分とから成る可変
流量機構とを含み、室が、直立した油分配板の油分配開
口、回転斜板の取入開口、スライドシュ及びプランジャ
の孔、並びにシリンダブロック内のプランジャの孔から
成り、一対の端面で油分配システムを形成し、ケーシン
グ及び可変流量ケーシングのいずれかの位置に形成され
る一つ（若しくは一つ以上）の取入開口が、ケーシング
の溝及び切欠き、可変流量ケーシングの溝並びにポンプ
本体の取入開口の分岐通路と共に、双方の端面への油供
給通路を形成することを特徴とする一対の端面で油を分
配するアキシャル形プランジャポンプ。 - （２）ポンプ本体の取入開口の上記分岐通路が、ポンプ
本体の取入開口に連接された開口まで半円環状で成り、
鋳造で形成されたことを特徴とする前記特許請求の範囲
第１項記載の一対の端面で油を分配するアキシャル形プ
ランジャポンプ。 - （３）ケーシングの上記切欠きが半円形状の切欠きで成
り、その流路面積がポンプ本体の開口まで半円環状に形
成された面積と等しいか若しくはより大きいと共に、ケ
ーシングが一つ若しくは一つ以上の溝を有し、その全流
路面積が切欠きの流路面積と等しいか若しくはより大き
いことを特徴とする前記特許請求の範囲第２項記載の一
対の端面で油を分配するアキシャル形プランジャポンプ
。 - （４）可変流量ケーシングの上記溝が一つ若しくは数個
で成り、その数がケーシングの溝の数に等しく、一致す
る溝が適宜対面するようになっており、その全面積がケ
ーシングの溝の全面積に等しいか若しくはより大きいこ
とを特徴とする前記特許請求の範囲第３項記載の一対の
端面で油を分配するアキシャル形プランジャポンプ。 - （５）上記ポンプ本体がケーシングと一体化されている
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の一対
の端面で油を分配するアキシャル形プランジャポンプ。 - （６）上記ポンプ本体がケーシングと一体化されている
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第４項記載の一対
の端面で油を分配するアキシャル形プランジャポンプ。 - （７）スライドシュの上記孔がプランジャの上記孔より
も大きく、上記スライドシュの端面がシールリングであ
り、このシールリングが完成した一つであるか若しくは
数個の部分から成り、完成した一つである場合、円環の
内側と外側の直径の和の１／２がプランジャの半径に等
しいか若しくは近いことを特徴とする前記特許請求の範
囲第１項記載の一対の端面で油を分配するアキシャル形
プランジャポンプ。 - （８）スライドシュの上記孔がプランジャの上記孔より
も大きく、上記スライドシュの端面がシールリングであ
り、このシールリングが完成した一つであるか若しくは
数個の部分から成り、完成した一つである場合、円環の
内側と外側の直径の和の１／２がプランジャの半径に等
しいか若しくは近いことを特徴とする前記特許請求の範
囲第４項記載の一対の端面で油を分配するアキシャル形
プランジャポンプ。 - （９）スライドシュの上記孔がプランジャの上記孔より
も大きく、上記スライドシュの端面がシールリングであ
り、このシールリングが完成した一つであるか若しくは
数個の部分から成り、完成した一つである場合、円環の
内側と外側の直径の和の１／２がプランジャの半径に等
しいか若しくは近いことを特徴とする前記特許請求の範
囲第５項記載の一対の端面で油を分配するアキシャル形
プランジャポンプ。 - （１０）スライドシュの上記孔がプランジャの上記孔よ
りも大きく、上記スライドシュの端面がシールリングで
あり、このシールリングが完成した一つであるか若しく
は数個の部分から成り、完成した一つである場合、円環
の内側と外側の直径の和の１／２がプランジャの半径に
等しいか若しくは近いことを特徴とする前記特許請求の
範囲第６項記載の一対の端面で油を分配するアキシャル
形プランジャポンプ。 - （１１）回転斜板の上記取入開口の位置が、スライドシ
ュが回転斜板上を移動する楕円軌道の長軸と短軸との和
の１／２に等しい半径を有する円上にあり、回転斜板の
取入開口の双方の端部に二つの雑音消去溝が形成された
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第１項、第４項、
第５項、第６項、第７項、第８項、第９項若しくは第１
０項のいずれかの項に記載の一対の端面で油を分配する
アキシャル形プランジャポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CN85103289 | 1985-05-02 | ||
| CN198585103289A CN85103289B (zh) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 双端面配油轴向柱塞泵 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62189379A true JPS62189379A (ja) | 1987-08-19 |
Family
ID=4793083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61101239A Pending JPS62189379A (ja) | 1985-05-02 | 1986-05-02 | 一対の端面で油を分配するアキシヤル形プランジヤポンプ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0205831A2 (ja) |
| JP (1) | JPS62189379A (ja) |
| CN (1) | CN85103289B (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100424342C (zh) * | 2006-07-11 | 2008-10-08 | 叶诗川 | 摆盘式滑阀配流轴向柱塞泵(马达) |
| CN101358585B (zh) * | 2008-09-11 | 2011-11-16 | 谌小堰 | 斜曲轴变量柱塞泵 |
| CN102052274B (zh) * | 2009-10-30 | 2014-03-05 | 北京精密机电控制设备研究所 | 一种整体式阀配流柱塞泵 |
| CN110848106A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-02-28 | 燕山大学 | 多路进油全流量自冷却双端面配流斜盘型轴向柱塞泵 |
-
1985
- 1985-05-02 CN CN198585103289A patent/CN85103289B/zh not_active Expired
-
1986
- 1986-04-30 EP EP19860105934 patent/EP0205831A2/en not_active Withdrawn
- 1986-05-02 JP JP61101239A patent/JPS62189379A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN85103289B (zh) | 1986-06-10 |
| CN85103289A (zh) | 1986-06-10 |
| EP0205831A2 (en) | 1986-12-30 |
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