JPS6218873A - 水平偏向発振回路における発振周波数制御電圧発生回路 - Google Patents

水平偏向発振回路における発振周波数制御電圧発生回路

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JPS6218873A
JPS6218873A JP15764985A JP15764985A JPS6218873A JP S6218873 A JPS6218873 A JP S6218873A JP 15764985 A JP15764985 A JP 15764985A JP 15764985 A JP15764985 A JP 15764985A JP S6218873 A JPS6218873 A JP S6218873A
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JP
Japan
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voltage
circuit
oscillation frequency
frequency control
horizontal
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JP15764985A
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Inventor
Yasuaki Watabe
渡部 泰昭
Shigeru Kashiwagi
柏木 茂
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水平偏向発振回路における発振周波数制御電
圧発生回路、特に、種々の異なった周波数値の水平偏向
周波数の発振波を発振させることが必要とされる機器1
例えば複数の走査標準に従う映像信号による画像を陰極
線管の映像面上に映出することが要求されるディスプレ
イ機器での使用に適する水平偏向発振回路における発振
周波数制御電圧発生回路に関する。
(従来の技術) 陰極線管を用いて画像の再現を行なうようになされてい
る画像再生装置としては、従来からテレビジョン受像機
、各種の情報機器において用いられるディスプレイ装置
などを例として挙げることができるが、前記のような画
像再生装置において陰極線管上に画像を再現するのには
、周知のように、所定の走査標準に従って陰極線管の電
子ビームを縦横方向に偏向することが必要とされる。
ところで、画像の再現に際して適用されるべき走査標準
は、例えばテレビジョン受像機についていえば、受像の
対象にされているテレビジョン方式の標準方式に応じて
、それぞれ異なることが多く、また、各種の情報機器に
おけるディスプレイ装置についていえば、それぞれの機
器のメーカ毎にそれぞれ勝手に走査標準を設定している
といってもよい程に走査標準を異にしていることが多い
そして、前記のように走査標準が異なる場合には、偏向
回路の構成も当然に異なるものとなるが、走査標準が異
なる毎にそれぞれ別構成の画像再生装置を構成したので
は、多種少量生産形態による生産となって生産管理上、
コスト上で色々と不利なので、従来から複数の走査標準
に兼用されうるような偏向回路が望まれており、その要
望に応えるための数多くの提案もなされて来ていること
は周知のとおりである。
第4図は、複数の走査標準に従う映像信号の再生を行う
ことができるように構成されている機器に使用されてい
る従来の水平偏向発振回路の一例として、水平同期信号
が供給されることにより水平同期信号の繰返し周波数に
応じた直流電圧を発生しうる発振周波数制御電圧発生回
路を備えて、前記の発振周波数制御電圧発生回路で発生
された直流電圧により電圧制御発振器の発振周波数の制
御が行なわれるようにすることにより、水平偏向発振周
波数が広い周波数範囲にわたって可変となるようにされ
ている従来の水平偏向発振回路の一例のもののブロック
図である。
前記の第4図においてInは水平同期信号の入力端子で
あり、この入力端子Inには図示されていない前段回路
、あるいは外部入力端子からの水平同期信号phが供給
される。入力端子Inに供給された水平同期信号phは
、周波数電圧変換回路FVCと位相比較回路PDETと
に与えられ、前記の周波数電圧変換回路FVCでは水平
同期信号phの繰返し周波数fhに応じた直流電圧Ef
を発生し、それを周波数制御電圧として電圧制御発振器
vCOに与え、電圧制御発振器vCOからは前記した周
波数制御電圧Efに応じた繰返し周波数の方形波の出力
信号Rが水平偏向出力回路DEFCに供給される。それ
により、水平偏向出力回路DEFCは水平偏向コイルC
bに鋸歯状波の水平偏向電流Sを流し、図示されていな
い陰極線管の電子ビームが水平方向に偏向される。
また、前記した水平偏向出力回路DEFCで発生された
水平帰線パルスPcが位相比較回路PDETに供給され
ることにより、位相比較回路PDETでは水平同期信号
Pfと水平帰線パルスPcとの位相差に応じた直流電圧
EPを出力して、それを前記した電圧制御発振器VCO
に与える。
前記した構成を有する第4図示の回路配置において、電
圧制御発振器VCOの自走発振周波数foが、入力端子
Inに供給された水平同期信号phの繰返し周波数fh
の必要な周波数変化範囲内における周波数の変化態様に
略々一致した変化態様となるように、周波数変換回路F
VCの特性と電圧制御発振器■COの特性とが設定され
るとともに、位相比較回路PDETにおける水平同期信
号phと帰線パルスPcどの位相差に応じた直流電圧に
より、水平同期信号phと帰線パルスPcどの位相差が
常になされる方向で電圧制御発振器vCOが制御された
ときには、水平偏向電流Sは入力端子Inに供給された
水平同期信号の周波数と位相とに一致した周波数と位相
になされる。
上記の点について第5図を参照して説明すると次のとお
りである。第5図において横軸は電圧、縦軸は周波数で
あって、図中の直線FVCは水平同期信号phの繰返し
周波数fhの変化に対する周波数電圧変換回路FVCの
出力電圧Ehの変化特性、直線vCOは入力直流電圧E
hの変化に対する電圧制御発振器VCOの自走発振周波
数fOの変化特性である。
第4図示の水平偏向発振回路において、同一の直流電圧
Il!fに対する水平同期信号phの繰返し周波数fh
と、電圧制御発振器VCOの自走発振周波数fOとの第
5図中の周波数差Δfが、予定された周波数の変化範囲
Zfにおいて電圧制御発振器vCO→水平偏向出力回路
DEFC→位相比較回路PDETにより構成されている
一巡の自動制御系における引込範囲内に納まるように充
分に小さければ、水平偏向電流Sの周波数と位相と、入
力端子Inに供給された水平同期信号phの周波数と位
相とは、予定された周波数の変化範囲Zf内で一致する
から、この第4図示の水平偏向発振回路では、予定され
た周波数の変化範囲Zf内における種々の水平走査周期
に従う映像信号による画像を、陰極線管の表示面上に正
しく表示させるようにすることができるのである。
(発明が解決しようとする問題点) 前記した第4図示の水平偏向発振回路は、それの入力端
子Inに対して水平同期信号Phが常に供給されている
状態においては、前記のような動作を正常に行なうこと
ができるが、入力端子Inに供給されている水平同期信
号phが欠除した場合には周波数電圧変換回路FVCの
出力電圧Efが零になるから、そのときには第5図示の
特性図からも容易に判かるように、電圧制御発振器vC
Oの発振周波数が極度に低下してしまう。
従来の水平偏向発振回路中において発掘周波数制御電圧
発生回路として用いられている周波数電圧変換回路FV
Cにおいて、それの入力端子Inに供給されている水平
同期信号phが欠除した場合に出力電圧Efが雰になる
という点について、従来の周波数電圧変換回路FVCの
一例構成を示している第6図及び第7図を参照しながら
説明すると次のとおりである。
すなわち、従来の周波数電圧変換回路FVCの一例構成
を示している第6図においてCI、 C2は結合コンデ
ンサ、ナンド回路Nl、 N2.抵抗R1、R2などよ
りなる点線枠で囲んで示す回路部分は周知のワンショッ
トマルチバイブレータを構成しており、また、前記した
ナンド回路N1の出力側に一端が接続されている抵抗R
3は平滑用抵抗であり、C3は平滑用コンデンサである
第7図は前記した第6図示の従来の周波数電圧変換回路
FVCにおけるa、b、cの各部における信号の波形図
であって、第7図の(a)は結合コンデンサC1を介し
てナンド回路N1の一方入力点aに供給されている水平
同期信号phであり、ナンド回路N1の出力側のb点に
は、前記のようにナンド回路N1の一方入力側のa点に
水平同期信号phが与えられた時点から第7図の(b)
に示されているようにTwのパルス巾(ただし、パルス
巾Twは、水平走査周期Thよりも短い)の矩形波RO
が現われる。
a点に供給されている繰返し周波数fhを有する水平同
期信号phの周期をThとし、また、周波数電圧変換回
路FVCへの供給電圧をEoとすると、前記の矩形波R
Oの波高値は略々Eoとなるので、前記の矩形波ROが
抵抗R3とコンデンサC3とによる平滑回路によって平
滑されることによって得られる直流電圧Efの電圧値は
、 Ef= (T w/Th)・Eo= T w−Eo−f
 h  のように表わされるものになる。したがって、
前記した周波数電圧変換回路FVCからの直流出力電圧
Efは水平同期信号phの繰返し周波数fhに比例して
いるものになっている。
第7図の(c)に示されている信号は、ナンド回路N2
の出力側、すなわち、ナンド回路N1の他方の入力側に
現われる矩形波Roである。
前記した第6図示の周波数電圧変換回路FVCにおける
a点に供給されている水平同期信号phが、第7図中で
taで示されている時点以降に無くなった場合には、最
後に現われていた水平同期信号phの時間位置から矩形
波Roのパルス巾Twの時間が経過した時点以降にナン
ド回路N1の出力側の点すの電圧が零になる。
さて、前記した電圧制御発振器vCOからの出力信号に
よって駆動される水平偏向出力回路DEFCは、予め定
められた周波数範囲内においては周波数の如何に抱わら
ずに正常な動作を行なうことができるように構成されて
いるが、前記のように電圧制御発振器■COの発振周波
数が極度に低下したような場合に水平偏向出力回路DE
FCに供給される人力信号の周波数は、水平偏向出力回
路DEFCで予め定められた周波数範囲外となるから、
水平偏向出力回路DEFCにおける電流、電圧、損失が
激増し、遂には水平偏向出力回路DEFCを破損させる
ようなことも起こる。
そして、種々の異なった周波数値の水平偏向周波数の発
振波を発振させることが必要とされる機器、例えば複数
の走査標準に従う映像信号による画像を陰極線管の映像
面上に映出することが要求されるディスプレイ機器で使
用される水平偏向発振回路では、それの発振周波数が切
換えられる際に、−瞬、水平同期信号phの供給が中断
されるので、この場合にも水平偏向発振回路の発振周波
数が一時低下して、画面異常が発生したり、水平偏向出
力回路DEFCに異常音が発生したりするなどの好まし
くない現象が生じる他、前記のように回路の破損を招来
する危険もあるなどの問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、水平同期信号が供給されることにより水平同
期信号の繰返し周波数に応じた直流電圧を発生しうる発
振周波数制御電圧発生回路を備えていて、前記の発振周
波数制御電圧発生回路で発生された直流電圧によって電
圧制御発振器の発振周波数の制御が行なわれるようにな
されている水平偏向発振回路に設けられる発振周波数制
御電圧発生回路であって、入力された水平同期信号の繰
返し周波数に応じた直流電圧を発生する手段と、水平同
期信号の入力の有無の検出手段と、水平同期信号の入力
が無い状態のときには予め設定されている直流電圧を出
力する手段とを備えてなる水平偏向発振回路における発
振周波数制御電圧発生回路を提供するものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の水平偏向発振回
路における発振周波数制御電圧発生回路の具体的な内容
を詳細に説明する。
第1図及び第2図は、本発明の水平偏向発振回路におけ
る発振周波数制御電圧発生回路のそれぞれ異なる実施例
回路であって、第1図及び第2図に示されている発振周
波数制御電圧発生回路において、既述した第6図の従来
の発振周波数制御電圧発生回路として用いられていた周
波数電圧変換回路FVCにおける構成部分と対応してい
る構成部分には、第6図中で使用されている図面符号と
同一の図面符号が使用されている。
第1図示の実施例回路において、ナンド回路N1の出力
側の点すに現われた信号は、抵抗R3とコンデンサC3
とによって平滑されて発振周波数制御電圧発生回路の出
力Efとして出力端子outに出力される。また、前記
したナンド回路N1の出力側の点すに現われた信号は、
抵抗R4とコンデンサC4とによって平滑されて1−ラ
ンジスタQ1のベースに供給される。
前記のトランジスタQ1のエミッタは接地されており、
また、トランジスタQ1のコレクタはトランジスタQ2
のベースに接続されている。前記のトランジスタQ2の
ベースには、電源と接地との間に接続されている抵抗R
5,R6による直列接続回路における抵抗R5と抵抗R
6との接続点からバイアス電圧が与えられており、また
、トランジスタQ2のコレクタは電源に接続されており
、さらに、トランジスタQ2のエミッタは出力端子ou
tに接続されている。
第1図に示されている実施例回路において、それの入力
端子Inに対して水平同期信号phが連続して供給され
ている状態においては、ナンド回路N1の出力側の点す
に現われた矩形波Roが抵抗R4とコンデンサC4とに
よって平滑されることによって発生した直流電圧によっ
てトランジスタQ1が導通し、それによりトランジスタ
Q2のベースがトランジスタQlのコレクタ・エミッタ
間を介して接地されるために、トランジスタ02が不導
通の状態になされる。
それにより、ナンド回路N1の出力側のb点に現われて
いる矩形波ROが、抵抗R3とコンデンサC3とによっ
て平滑されることによって発生した直流電圧Efが発振
周波数制御電圧発生回路の出力電圧として出力端子ou
シに出力される。
次に、第1図に示されている実施例回路において2それ
の入力端子Inに対して供給されていた水平同期信号p
hが中断されると、ナンド回路N1の出力側の点すの電
圧が零の状態になるから、それによりトランジスタQ1
が遮断状態になり、トランジスタQ2が導通状態になさ
れる。
前記のように導通状態になされた状態のトランジスタQ
2のエミッタの電位は、電源の電圧Eoを分圧抵抗R5
,R6によって分圧してトランジスタQ2のベースに与
えられている電圧、すなわち、抵抗R6の両端間に現わ
れている電圧からトランジスタQ2のベース・エミッタ
間電圧(略々0.6ボルト)を差引いた電圧Ef’とな
り、これが発振周波数制御電圧発生回路の出力電圧とし
て出力端子out、に出力される。
このように、第1図示の本発明の水平偏向発振回路にお
ける発振周波数制御電圧発生回路の実施例回路において
は、それの入力端子Inに対して供給されている水平同
期信号phが中断されても、出力端子outの電圧は零
にはならず、出力端子ouシには予め定められた大きさ
の直流電圧Ef’ が出力されて次段の電圧制御発振器
vCOに周波数制御電圧として供給されるので、電圧制
御発振器vCOが異常に低い周波数を発振するような状
態にはならず。
したがって、水平偏向出力回路DEFCが危険な状態に
なるような事態は生じない。
なお、前記のように発振周波数制御電圧発生回路の入力
端子Inに対して供給されている水平同期信号用lが中
断されている状態において、発振周波数制御電圧発生回
路から出力させるべき出力電圧Ef’ は、発振周波数
制御電圧発生回路で発生された電圧Ef’によって電圧
制御発振器vCOから発生される発振波の周波数が回路
を安全に動作させうる範囲内で適当に設定されるのであ
り、それは抵抗R5,R6の抵抗値の選定によって容易
に実現できる。
次に、第2図に示されている本発明の水平偏向発振回路
における発振周波数制御電圧発生回路の他の実施例回路
について説明する。
第2図示の実施例回路においてナンド回路N1の出力側
の点すは、平滑用の抵抗R3と平滑用のコンデンサC3
とによる平滑回路を介して出力端子outに接続されて
いるとともに、結合コンデンサC5を介してナンド回路
N3の一方入力に接続されている。
前記したナンド回路N3の一方入力のd点には、電源と
接地との間に接続されている抵抗R7,R8による直列
接続回路における抵抗R7と抵抗R8との接続点からバ
イアス電圧が与えられている。
また、前記したナンド回路N3の他方入力としては、ナ
ンド回路N2の出力側の0点の電圧が供給されている。
前記したナンド回路N3の出力側のe点に、ナンド回路
N4の一方入力が接続されており、また、前記したナン
ド回路N4の他方入力は電源電圧EOが与えられている
。そして、前記したナンド回路N4の出力側のf点は、
ダイオードDと出力電圧設定用の抵抗R9を介した出力
端子outに接続されている。
第3図は第2図中の各構成部分に付されているa −f
の各点の信号波形を示している波形図である。
第2図に示されている実施例回路において、それの入力
端子Inに対して水平同期信号phが連続して供給され
ている状態においては、第3図の(a)に示されている
水平同期信号phが結合コンデンサC1を介してナンド
回路N1の一方入力点aに供給され、それにより、ナン
ド回路N1の出力側のb点には、前記のようにナンド回
路N1の一方入力側のa点に水平同期信号phが与えら
れた時点から第3図の(b)に示されているようにTw
のパルス巾(ただし、パルス巾Twは、水平走査周期T
hよりも短い)の矩形波ROが現われる。
第3図の(c)に示されている信号は、ナンド回路N2
の出力側、すなわち、ナンド回路N1の他方の入力側に
現われる矩形波であり、これは前記したナンド回路N1
の出力側のb点に現われた矩形波R。
とは逆極性のものである。
前記のようにナンド回路N1の出力側のb点に現われた
矩形波ROは抵抗R3とコンデンサC3とによって平滑
され、それによって発生した直流電圧Efは発振周波数
制御電圧発生回路の出力電圧として出力端子outに出
力される。
また、前記のようにナンド回路N1の出力側のb点に現
われた矩形波Roは、結合コンデンサC5を介してナン
ド回路N3の一方入力側のd点に与えられるが、d点に
は電源電圧Eoを抵抗R7,R8によって分圧して得た
直流バイアス電圧E1も供給されているから、前記した
ナンド回路N3の一方入力としては、前記した直流バイ
アス電圧E1が平均値になっているようなレベルの矩形
波11’oが与えられるのであるが、前記した直流バイ
アス電圧E1を第3図の(d)に示されているように、
電源電圧EOとEO/2との間に設定しておくと、矩形
波Roと矩形波ROの逆極性の矩形波が存在している限
り、ナンド回路N3の出力側のe点の電位は、第3図の
(e)の左側に示されているように、電源電圧Eoに近
い電圧が現われる。
さて、前記のようにa点に供給されている水平同期信号
phが、第3図中でtaで示されている時点以降に無く
なった場合には、最後に現われていた水平同期信号ph
の時間位置から矩形波Roのパルス巾Twの時間が経過
した時点以降にナンド回路N1の出力側の点すの電圧が
零になり、また、C点の電位は電tA電圧Eoになる。
ろそして、既述したd 74の電位はEl、すなわち、
Eo/ 2を超える値に落ちつき、ナンド回路N3はそ
れの2人力がともにハイレベルの範囲になるので、ナン
ド回路N3の出力はローベルとなり、ナンド回路N3の
出力側の8点の電位は、第3図の(e)における右側に
示されているように略々零の状態になる。
このように、ナンド回路N3の出力側のd点の電位は、
入力端子Inに対して水平同期信号が供給されている状
態においては、略々電源電圧Eoに近い電圧となり、ま
た、入力端子Inに対して水平同期信号が供給されてい
ない状態においては略々零レベルの状態になる。
したがって、ナンド回路N4の出力側のf点の電位は、
第3図の(f)に示されているように、入力端子Inに
対して水平同期信号が供給されている状態においては、
ローレベルの状態になってダイオードDが不導通の状態
となされ、また、入力端子b+に対して水平同期信号が
供給されていない状態においては、ナンド回路N4の出
力側のf点の電位が略々電源電圧EOに近い電圧となっ
て、ダイオードDが導通状態になされる。
入力端子Inに対して水平同期信号が供給されていて、
前記したダイオードDが不導通の状態になされていると
きには、既述のようにナンド回路層の出力側のb点に現
われた矩形波Roが抵抗R3とコンデンサC3とからな
る平滑回路によって平滑された直流電圧Efがそのまま
出力端子。utfi出力されるのである。
また、前記とは逆に入力端子Inに対して水平同期信号
が供給されてなく、ナンド回路N4の出力側のf点の電
位が略々電源電圧Eoに近い電圧となって、前記したダ
イオードDが導通状態になされているときには、出力端
子outには電源電圧Eoを抵抗R9と抵抗R3とによ
って分圧された電圧Ef’が発振周波数制御電圧発生回
路の出力電圧として出力端子outに出力される。
このように、第2図示の本発明の水平偏向発振回路にお
ける発振周波数制御電圧発生回路の実施例回路において
は、それの入力端子Inに対して供給されている水平同
期信号phが中断されても、出力端子outの電圧は零
にはならず、出力端子。utには予め定められた大きさ
の直流電圧Ef’ が出方されて次段の電圧制御発振器
vcoに周波数制御電圧として供給されるので、電圧制
御発振器vcoが異常に低い周波数を発振するような状
態にはならず、したがって、水平偏向出力回路DEFC
が危険な状態になるような事態は生じない。
なお、前記のように発振周波数制御電圧発生回路の入力
端子Inに対して供給されている水平同期信号phが中
断されている状態において1発振周波数制御電圧発生回
路から出力させるべき出力電圧Ef’ は、発振周波数
制御電圧発生回路で発生された電圧Ef’によって電圧
制御発振器vCOから発生される発振波の周波数が回路
を安全に動作させうる範囲内で適当に設定されるのであ
り、それは抵抗R9,R3の抵抗値の選定によって容易
に実現できる。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように1本発
明の水平偏向発振回路における発振周波数制御電圧発生
回路は、水平同期信号が供給されることにより水平同期
信号の繰返し周波数に応じた直流電圧を発生しうる発振
周波数制御電圧発生回路を備えていて、前記の発振周波
数制御電圧発生回路で発生された直流電圧によって電圧
制御発振器の発振周波数の制御が行なわれるようになさ
れている水平偏向発振回路に設けられる発振周波数制御
電圧発生回路であって、入力された水平同期信号の繰返
し周波数に応じた直流電圧を発生する手段と、水平同期
信号の入力の有無の検出手段と、水平同期信号の入力が
無い状態のとぎには予め設定されている直流電圧を出力
する手段とを備えてなるものであるから、本発明の水平
偏向発振回路における発振周波数制御電圧発生回路では
、前記のように発振周波数制御電圧発生回路の入力端子
Inに対して供給されている水平同期信号phが中断さ
れている状態で発振周波数制御電圧発生回路から出力さ
れる電圧Ef’ により、電圧制御発振器vCOから発
生される発振波の周波数が回路を安全に動作させうる範
囲内となるように、前記の発振周波数制御電圧発生回路
から出力される電圧Ef’を設定しておくことにより、
水平同期信号phが中断されても電圧制御発振器vCO
に与えられる周波数制jp4電圧は零にはならず、電圧
制御発振器VCOには前記した電圧Ef’ が供給され
るので、電圧制御発振器VCOが異常に低い周波数を発
振するような状態にはならず、したがって、水平偏向出
力回路DEFCが危険な状態になるような事態は生じな
いのであり、本発明の水平偏向発振回路における発振周
波数制御電圧発生回路によれば、従来の水平偏向発振回
路における問題点は良好に解決されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の水平偏向発振回路における
発振周波数制御電圧発生回路の容具なる実施例の回路図
、第3図及び第7図は動作説明用の波形図、第4図は水
平偏向発振回路の一例構成のブロック図、第5図は特性
例図、第6図は従来の発振周波数制御電圧発生回路の回
路図である。 VCO・・・電圧制御発振器、FVC・・・周波数電圧
変換回路、PDET・・・位相比較回路、DEFC・・
・水平偏向出力回路、MM・・・ワンショットマルチバ
イブレータ、N1〜N4・・・ナンド回路、Ql、Q2
・・・トランジスタ。 R1−R9・・・抵抗、C1〜C5・・・コンデンサ、
D・・・ダイオード、 手続硝1正書(自発) 1.事件の表示 昭和60年特許願第157649号 2、発明の名称 水平偏向発振回路における発振周波数制御電圧発生回路
3、補正をする者     ヨっ1、T 、、、ffj
ヮ、や1.ヤケヨウ事件との関係    特 許 出願
人 化 所 神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁目12番地
名称(4,32)  日本ビクター株式会社4、代理人 56補正命令の日付  (自 発 ) 昭和 年 月 日(発送日 昭和 年 月 日)6、補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 2−、− 7   ・  ゛ 7、補正の内容 (1)明細書第6頁第6行rEhJをrEfJしこ補正
する。 (2)明細書第6頁第7行rEhjをrEfJkこ補正
する。 (3)明細書第19頁第10行「ろ そして」を「そし
て」に補正する。 (4)明細書第20頁第17行routfiJをrou
tに」に補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水平同期信号が供給されることにより水平同期信号の繰
    返し周波数に応じた直流電圧を発生しうる発振周波数制
    御電圧発生回路を備えていて、前記の発振周波数制御電
    圧発生回路で発生された直流電圧によって電圧制御発振
    器の発振周波数の制御が行なわれるようになされている
    水平偏向発振回路に設けられる発振周波数制御電圧発生
    回路であって、入力された水平同期信号の繰返し周波数
    に応じた直流電圧を発生する手段と、水平同期信号の入
    力の有無の検出手段と、水平同期信号の入力が無い状態
    のときには予め設定されている直流電圧を出力する手段
    とを備えてなる水平偏向発振回路における発振周波数制
    御電圧発生回路
JP15764985A 1985-07-17 1985-07-17 水平偏向発振回路における発振周波数制御電圧発生回路 Pending JPS6218873A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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