JPS6218863Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218863Y2 JPS6218863Y2 JP6875281U JP6875281U JPS6218863Y2 JP S6218863 Y2 JPS6218863 Y2 JP S6218863Y2 JP 6875281 U JP6875281 U JP 6875281U JP 6875281 U JP6875281 U JP 6875281U JP S6218863 Y2 JPS6218863 Y2 JP S6218863Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat absorption
- fins
- fin
- heat
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 17
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 5
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はフインアンドチユーブ式の熱交換器
の改良に関し、水平方向に蛇行状にフインに貫挿
して一連に接続配設した吸熱管より下方部のフイ
ンの長さを吸熱管の流水入口から後流側に至るに
従い短かくして、その伝熱距離を変化させること
で吸熱管内を流過する水に対する伝熱効果を促進
し、かつフイン先端の温度上昇をフイン全体にわ
たつて均一化して低減しフインの高温腐蝕又はフ
インの低温によるドレーン発生にともなう腐蝕等
をも防止したものである。
の改良に関し、水平方向に蛇行状にフインに貫挿
して一連に接続配設した吸熱管より下方部のフイ
ンの長さを吸熱管の流水入口から後流側に至るに
従い短かくして、その伝熱距離を変化させること
で吸熱管内を流過する水に対する伝熱効果を促進
し、かつフイン先端の温度上昇をフイン全体にわ
たつて均一化して低減しフインの高温腐蝕又はフ
インの低温によるドレーン発生にともなう腐蝕等
をも防止したものである。
従来のフインアンドチユーブ式の熱交換器は第
1図及び第2図に示したように、フイン形状は蛇
行状に配した吸熱管1の上下に均等な広がり面積
を有しているので、例えば、流水入口の吸熱管部
Aから出湯出口の吸熱管部Dに至る各吸熱管1を
AからDの順序で水が流過してゆくためフイン2
の加熱等温線は図示のa、b、cのような分布と
なる。すなわち、例えばa部で約200℃、b部で
約240℃、c部で約280℃程度となる。即ち、流水
入口から後流部分ほどフイン先端の温度は高くな
りフインの高温腐蝕が著しい。これは吸熱管1の
A部からD部にゆくに従つて吸熱管内の水温が上
昇して排気温度との差が縮るのでフインの伝熱速
度が減少するからである。
1図及び第2図に示したように、フイン形状は蛇
行状に配した吸熱管1の上下に均等な広がり面積
を有しているので、例えば、流水入口の吸熱管部
Aから出湯出口の吸熱管部Dに至る各吸熱管1を
AからDの順序で水が流過してゆくためフイン2
の加熱等温線は図示のa、b、cのような分布と
なる。すなわち、例えばa部で約200℃、b部で
約240℃、c部で約280℃程度となる。即ち、流水
入口から後流部分ほどフイン先端の温度は高くな
りフインの高温腐蝕が著しい。これは吸熱管1の
A部からD部にゆくに従つて吸熱管内の水温が上
昇して排気温度との差が縮るのでフインの伝熱速
度が減少するからである。
この考案はこのような従来の欠点を解消したも
のであり、以下にその一実施例を図面に基いて説
明する。
のであり、以下にその一実施例を図面に基いて説
明する。
第3図及び第4図において、1は吸熱管で、一
定の間隙を存して多数並設されたフイン2に対し
水平方向に蛇行状に貫挿して配設しその右側を流
水入口とし、左側を出湯出口として熱交換器を構
成している。前記構成の熱交換器において、吸熱
管1より下方に位置するフイン2の下向き方向の
長さを吸熱管1の流水入口から後流側の出湯出口
に至るに従い次第に短かくすることにより吸熱管
1内の流水への伝熱を促進して熱交換効率を高め
るとともに、フイン2の先端の温度上昇をも抑え
て耐久性を向上せしめたものである。すなわち、
水平方向に蛇行状に配した各吸熱管部1のA、
B、C、D部における下部フイン2の下向き方向
の長さ、′、″、を流水入口の吸熱管部
1のA部から出湯出口の吸熱管1のDに至るに従
い、すなわち、後流側に至るに従い次第に短かく
してその伝熱距離を変化させ吸熱管1内を流れる
水に対する加熱を各部均等化したものである。
定の間隙を存して多数並設されたフイン2に対し
水平方向に蛇行状に貫挿して配設しその右側を流
水入口とし、左側を出湯出口として熱交換器を構
成している。前記構成の熱交換器において、吸熱
管1より下方に位置するフイン2の下向き方向の
長さを吸熱管1の流水入口から後流側の出湯出口
に至るに従い次第に短かくすることにより吸熱管
1内の流水への伝熱を促進して熱交換効率を高め
るとともに、フイン2の先端の温度上昇をも抑え
て耐久性を向上せしめたものである。すなわち、
水平方向に蛇行状に配した各吸熱管部1のA、
B、C、D部における下部フイン2の下向き方向
の長さ、′、″、を流水入口の吸熱管部
1のA部から出湯出口の吸熱管1のDに至るに従
い、すなわち、後流側に至るに従い次第に短かく
してその伝熱距離を変化させ吸熱管1内を流れる
水に対する加熱を各部均等化したものである。
しかして、吸熱管1内を流過する水に対する伝
熱効果が著しく促進されて熱交換効率を高めるこ
とができ、かつフイン2の先端部の温度上昇をも
フイン全体にわたつて均一化して低減しフインの
高温腐蝕は勿論のこと、フインの低温によるドレ
ーン発生にともなう腐蝕も解消できてその耐久性
を向上できるなどの実益がある。
熱効果が著しく促進されて熱交換効率を高めるこ
とができ、かつフイン2の先端部の温度上昇をも
フイン全体にわたつて均一化して低減しフインの
高温腐蝕は勿論のこと、フインの低温によるドレ
ーン発生にともなう腐蝕も解消できてその耐久性
を向上できるなどの実益がある。
第1図及び第2図は熱交換器の従来例の縦断側
面図、第3図及び第4図はこの考案の一実施例を
示す縦断側面図である。 1……吸熱管、2……フイン。
面図、第3図及び第4図はこの考案の一実施例を
示す縦断側面図である。 1……吸熱管、2……フイン。
Claims (1)
- フインアンドチユーブ式の熱交換器において、
水平方向に蛇行状に一連して接続配設した吸熱管
より下方部のフインの長さを流水入口から後流側
に至るに従い短かくしたことを特徴とする熱交換
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6875281U JPS6218863Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6875281U JPS6218863Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57183483U JPS57183483U (ja) | 1982-11-20 |
JPS6218863Y2 true JPS6218863Y2 (ja) | 1987-05-14 |
Family
ID=29864667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6875281U Expired JPS6218863Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6218863Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6411108B2 (ja) * | 2014-07-22 | 2018-10-24 | リンナイ株式会社 | 熱交換器 |
-
1981
- 1981-05-13 JP JP6875281U patent/JPS6218863Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57183483U (ja) | 1982-11-20 |
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