JPS62188292A - 半導体レ−ザ−の温度安定化装置 - Google Patents

半導体レ−ザ−の温度安定化装置

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JPS62188292A
JPS62188292A JP3048086A JP3048086A JPS62188292A JP S62188292 A JPS62188292 A JP S62188292A JP 3048086 A JP3048086 A JP 3048086A JP 3048086 A JP3048086 A JP 3048086A JP S62188292 A JPS62188292 A JP S62188292A
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reference voltage
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Nobuo Hori
信男 堀
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/068Stabilisation of laser output parameters
    • H01S5/06804Stabilisation of laser output parameters by monitoring an external parameter, e.g. temperature

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体レーザー(レーザーダイオード;LD
ともいう)の動作温度を設定温度に維持させ?ことので
きる半導体レーザーの温度安定化装置に関する。
(従来の技術) 近時、半導体レーザーは、入力エネルギーに対する出力
エネルギーの変換効率が大きいことから光学系を備えた
各種の機器に使用されつつある。
ところで、この半導体レーザーは、その発振周波数、発
振出力がその半導体レーザーの動作温度の変化に依存し
て変化するという性質を有している。
そこで、半導体レーザーの発振周波数1発振出力を一定
に保つために、その半導体レーザーの動作温度を設定温
度に保つことが要請される。
(発明が解決しようとする問題点) この半導体レーザーの設定温度を所定温度に保つために
、熱電効果型素子としてのペルチェ素子を有する温度制
御装置(特開昭53−1782号公報参照)を温度安定
化装置として用いることが考えられるが、半導体レーザ
ーの場合には、その注入電流によって半導体レーザーそ
のものが発熱するために、半導体レーザーの動作温度と
設定温度との温度差に基づいて、動作温度を設定温度に
近づけるように熱電効果型素子を制御するものとすると
、半導体レーザーの発熱によって設定温度から動作温度
がずれるという問題点がある。
第1図〜第6図を使用してこの問題点をさらに詳細に説
明する。第1図は、従来のペルチェ効果型素子を有する
温・度制御装置の制御回路を示し、第2図はそのペルチ
ェ効果型素子に半導体レーザーを取付けて熱電変換器に
!を構成した状態を示す概略図である。その制御回路は
、比較回路1とコンプリメンタリ−に構成されたトラン
ジスタ2とペルチェ効果型素子3とから構成されており
、熱電変換器に□はそのペルチェ効果型素子3の一側に
半導体レーザー4を設け、その他側に放熱板5を設け、
サーミスタ6を内蔵して構成される。
サーミスタ6は、半導体レーザー4の動作温度T、を検
出してその動作温度T?を動作温度変換電圧E、に電圧
変換する機能を有し、この動作温度変換電圧E7は、比
較回路1の一端子に入力される。この比較回路1の他端
子には、設定温度T。
に対応する基準電圧E、が入力される。比較回路1は、
この基準電圧E、とその動作温度変換電圧E、とを比較
してその差分出力をトランジスタ2に向かって出力する
。トランジスタ2は、トランジスタ2aとトランジスタ
2bとから構成され、E、>E、(T、>T、)の時に
は、ペルチェ効果型素子3によって半導体レーザー4が
冷却されるようにトランジスタ2を通電制御し、E、<
E。
(T、<T、)の時には、ペルチェ効果型素子3によっ
て半導体レーザー4が加熱されるようにトランジスタ2
を通電制御し、これによって、半導体レーザー4の動作
温度T7が設定温度T、に近づく方向に制御され、平衡
状態に達する。この平衡状態に達したときの平衡温度を
Teとする。
ところで、ペルチェ効果型素子3は、第3図に示す特性
を有している。この第3図に示す特性図は、小松エレク
トロニクス社製のKSM−0211のペルチェ効果型素
子3についてのものである。
この第3図において、縦軸はこのペルチェ効果型素子3
に加わる熱負荷としての熱量Qを示し、横軸はこのペル
チェ効果型素子3に流れる平衡電流■:を示し、パラメ
ータΔTは、平衡状態に達したときの動作温度T、(こ
のとき、T、=Te)とペルチェ効果型素子3の放熱側
の温度としての環境温度T、との温度差であり、 ΔTETe−76 である。温度差ΔT=Oは、平衡温度Teが環境温度T
、に等しいことを意味する。
ところで、第3図から明らかなように1発熱体(Q)O
)の場合には、たとえ、温度差ΔT=0℃のときであっ
ても、熱量Qを放散するために、ペルチェ効果型素子3
に平衡電流工:が流れていることになる。ここで、半導
体レーザー4の動作温度Tアが平衡温度Teに達したと
きの動作温度変換電圧E7を平衡温度対応電圧Eeとす
る。また、第1図に示す制御回路の電圧・電流変換係数
をαとすると、熱平衡状態のときの半導体レーザー4の
平衡温、1.j T eに対応する平衡温度対応電圧E
eは、■、e=α(Ee−E、)の式を変形して。
によって求められる。
ただし、■、eは、設定温度T、と環境温度Tゎとを等
しく制御しようとしたときに、ペルチェ効果型素子3に
流れる電流であり、このとき基準電圧E、と環境温度対
応電圧E2との間には、E、=Ehの関係がある。
また、この平衡電流l:と熱量Qとは、第3図に示すよ
うに熱量Qが小さい範囲ではリニアの関係にあるから、
変換係数をβとすると熱量Qは、Q=β・I□e   
      ・・・ (2)によって表される。
そこで、(1)式と(2)式とによって、平衡温度対応
電圧Eeは、 によって表される。なお、(3)式が成り立つことは、
実験結果からも裏付けられる。第4図は、その実験によ
って得られた熱量Qの値と平衡温度対応電圧Eeの値と
をプロットした図である。
この(3)式は、Q=Oのときには、基準電圧E、を環
境温度対応電圧E6に等しく設定しておくと、制御回路
がE、−E、=E、−Ee=Oとなるように制御を行う
ため、Ee=E、(ΔT=O)となることを示している
が、Q+Oのときには、たとえ、設定温度T、?環境温
度T、に等しくしようとしてE、=E、に設定したとし
ても、 Ee)E、              ・・・(4)
であることを示している。すなわち、この(3)式は、
半導体レーザー4のような発熱体の場合には、平衡温度
Teに対応する平衡温度対応電圧Eeは、設定温度T、
に対応する基準電圧E、に一致せず、この制御回路では
、熱量Qの大きさに比例した量、すなわち、Q/(α・
β)に相当する分だけ平衡温度Teが設定温度T、に対
してシフトすることになる。なお、熱量Qは、半導体レ
ーザー4の注入電流ILDに比例する。
ところで、環境温度T、は、恒常的ではなく、変化する
ものであり、設定温度T8と環境温度T6とは必ずしも
一致していない。平衡温度Taが環境温度T、と異なる
場合(ΔT = T e −T h S O)には、発
熱体でないときであっても、ペルチェ効果型素子3には
、第3図に示すように、平衡電流工2eが流れる。
第5図は、Q=OのときのΔT=Te−T、と平衡電流
■2eとの関係を示すペルチェ効果型素子3の特性図で
あり、平衡温度対応電圧Eeは、l2e= a (Ee
 −E、 )の式によって、α ここで、平衡温度Teと環境温度T、との温度差ΔTが
小さい部分(61515℃)では、温度差ΔTと平衡電
流工2eとは、リニアな関係にある。
そこで、温度差ΔTは、 ΔT=−γ・■2e         ・・・(6)た
だし、ペルチェ効果型素子3に流れる平l1li流■2
eの流れの方向は、試料を冷却する方向に流れる場合を
正とし、γは変換係数である。
この(6)式を用いて、(5)式を変形し、平衡温度対
応電圧Eeを温度差ΔTの関数として表すと、 Ee= E、−□ ・ ΔT   ・・・ (7)α 
0 γ となる。
したがって、第1図に示す回路を使用すると、設定温度
T、と環境温度T、とが一致していない場合に、平衡温
度Teに対応する平衡温度対応電圧Eeが、基準電圧E
、に一致しないことになり、その差r E e  E 
s Jは、平衡温度Teが設定温度T。
に対してΔTに比例した量だけシフトすることになる。
第6図は、このことを実験によって確認したグラフを示
す図である。
すなわち、設定温度T、を一定にしても、環境温度T、
が変化すると温度差へTが変化するため、平衡温度Te
が環境温度Thの影響を受けて変化することになり、動
作温度T7が一定しないことになる。
次に、発熱体であり、かつ、環境温度Thと設定温度T
、とが一致してない場合には、平衡電流工jは、重畳の
原理により。
によって表される。
この(8)式を(1)式によって変形すると、α   
α・β  α・γ となり。
を得る。
この(9)式から明らかなように、Q、ΔTによらずに
、平衡温度Teを設定温度T、に近づける手段として、
電圧・電流変換係数(電流増幅率ともいう)αを極力大
きくすることが考えられる。
しかしながら、この電圧・電流変換係数αを大きくする
と、αの大きさに比例してオーバシュートを生じ、かえ
って、動作温度Tアが安定しないという問題点を生じる
(発明の目的) 本発明の目的は、半導体レーザーの発熱量の変化、半導
体レーザーの周囲の環境温度の変化に適切に応答して熱
電効果型素子を制御し、もって半導体レーザーの動作温
度を常に設定温度に保つことのできる半導体レーザーの
温度安定化装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の特徴は、半導体レーザーを所定の設定温度で動
作させる半導体レーザーの温度安定化装置において、そ
の半導体レーザーに注入電流を供給する電流供給源と、
その半導体レーザーの注入電流に基づく発熱量を検出す
る発熱量検出部と、その半導体レーザーに設けられてそ
の動作温度を検出する動作温度検出部と、その半導体レ
ーザーの周囲の環境温度を検出する環境温度検出部と、
その半導体レーザーとの間で熱の授受を行う熱電効果型
素子と、その動作温度検出部の出力とその環境温度検出
部の出力とが入力され、その動作温度とその環境温度と
の差分に基づいてその動作温度とその設定温度とがずれ
ることを補正するための差分補正用出力を発生する差分
補正用出力発生回路と、その発熱量検出部の出力が入力
され、その半導体レーザーの発熱量に基づいてその動作
温度とその設定温度とがずれることを補正するための発
熱分補正用出力を発生する発熱分補正用出力発生回路と
、その設定温度に対応する基準電圧が印加され、その差
分補正用出力発生回路の差分補正用出力とその発熱分補
正用出力発生回路の発熱分補正用出力とに基づいて、そ
の基準電圧を補正して補正基準電圧を出力し、この補正
基準電圧とその動作温度検出部の出力とを比較してその
設定温度にその動作温度が一致するようにその熱電効果
型素子を制御する制御部とを有するところにある。
(作用) 本発明によれば、差分補正用出力発生回路が動作温度と
環境温度との差分補正用出力を発生すると共に、発熱分
補正用出力発生回路が発熱分補正用出力を発生する。こ
の発熱分補正用出力と差分補正用出力とは制御部に入力
される。この制御部は、設定温度に対応する基準電圧を
、差分補正用出力と発熱分補正用出力とに基づいて補正
し、補正基準電圧を出力する。そして、制御部はこの補
正基準電圧とその動作温度検出部の出力とを比較してそ
の設定温度にその動作温度が一致するようにその熱電効
果型素子を制御する。
(実施例) 以下に、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第7図は、設定温度T8に対応する基準電圧E1、が印
加され、後述の差分補正用出力発生回路に1の差分補正
用出力E8″と後述する発熱分補正用出力発生回路に2
の発熱分補正用出力E。′とに基づいて、基準電圧E8
□を補正して後述する補正基準電圧E、2を出力し、補
正基準電圧E、2と動作温度検出部の出力とを比較して
設定温度T、に動作温度T、が一致するように熱電効果
型素子3を制御する制御部に、の構成を示すもので、こ
の第7図において、IOはオペアンプである。このオペ
アンプ101つ一端子には、設定温度T、に対応する基
準電圧E I Lが入力されている。オペアンプ10の
他端子には、補正用出力としての補正用電圧E。が入力
されている。この補正用電圧E0は、半導体レーザー4
の熱fitQ及び環境温度T6と設定温度T。
との温度差ΔTに比例する物理量であり、その補正用出
力発生回路については後述する。オペアンプ10は、基
準電圧E、1と補正用電圧E、との差「E8□−EcJ
に相当する補正基準電圧E、2を比較回路1の他端子に
向かって出力する。比較回路1は、その一端子に入力さ
れている動作温度検出出力としての動作温度変換電圧E
7とその補正基準電圧E、2とを比較し、その差分の出
力によりトランジスタ2を制御し、そのトランジスタ2
によって動作温度T?が平衡状態に達するようにペルチ
ェ効果型素子3を通電制御する。
この制御によって、動作温度T7が平衡状態に達したと
すると、(9)式は補正基準電圧E、2を用いて、 と表現できる。
E、2=E、□−ECであるから、(10)式は、α 
8 β      α1γ という式に変形できる。
平衡温度Teが設定温度T、と一致するためには、基準
電圧E、1と平衡温度対応電圧Eeとの差が「0」でな
ければならない。
この条件のもとで、 (11)式を変形すると、αリ 
  α0γ の式から。
α6β   α1γ という式をうる。
そこで、 (12)式において、 α 0 γ とおく。
すなわち、E、= E、’+E、”である。
この記号E clは半導体レーザー4の発熱量に基づい
て動作温度T7と設定温度T、とがずれることを補正す
るために必要とする発熱分補正用出力としての補正用電
圧を物理的に意味し、記号E、′は、動作温度T7と設
定温度T、との差分に基づいて動作温度Tアと設定温度
T、とが補正するための差分補正用出力としての差分補
正用電圧を物理的には意味している。そこで、この補正
用電圧E@′、E。°を制御電圧E、として加えれば、
動作温度T7が平衡状態に達したときの平衡温度Teを
設定温度T、に一致させることができることになる。
第8図は、その発熱量補正用電圧E 、 yを発生させ
る発熱量補正用発生回路に2の一実施例を示すものであ
る。半導体レーザー4の発熱量Qは、第9図に示すよう
に、注入電流ILDに比例しているから、半導体レーザ
ー4に注入電流■、。を供給する電流供給源9と半導体
レーザー4とを含む直列回路の途中に固定抵抗器R1を
設け、その電位降下Vが注入電流に比例することを利用
する。
このことを数式を用いて表現すると、 Q=C−I、、、V=R,−I、、から、V=R,・ 
□     (15) である。ただし、記号Cは変換係数である。
この電圧Vをオペアンプ11の一端子に入力し、オペア
ンプ12に接続された可変抵抗器Rvによって、その増
幅率mを調整する。
オペアンプ12から出力される出力電圧を発熱量補正用
電圧EIとして利用するものであるから。
E1=mVであり、この式と(13)式、(15)式に
よって、 増幅率mは、 となる。この(16)式において、右辺の項に含まれて
いる物理量は全て定数とみなすことができるので、増幅
率mは、一義的に決定される。
この増幅率mは、m < 1であって非反転増幅を直接
行うことができないため、実施例においては、反転増幅
を2回行うことにしている。
第1O図は、その差分補正用電圧E6″′を発生させる
差分補正用出力発生回路Kiの一実施例を示している。
この第10図において、13.14はサーミスタであり
、サーミスタ13は半導体レーザー4に内蔵され。
サーミスタ14は放熱板5に取付けられている。そのサ
ーミスタ13は、半導体レーザー4の動作温度Tアを検
出する動作温度検出部として機能する。
そのサーミスタ14は、環境温度Thを検出する環境温
度検出部として機能する。このサーミスタ13゜14に
よって検出された検出出力E、、、E7.は、それぞれ
温度−電圧変換回路15.16を介してオペアンプ17
に入力される。このオペアンプ17は、温度差ΔTに比
例した電圧V、を発生する機能を有する。
ここで、温度・電圧変換係数を記号nで表現すると、八
Tと電圧V、どの関係を、 V、=n・ΔT        ・・・(17)式で表
すことができる。
そこで、オペアンプ17に接続された可変抵抗器Rvj
 によってその増幅率m′を調整することにすると、 α 0 γ よって、増幅率m′は、 n + α 1 γ そこで、これらの補正用出力発生回路にいに2を第7図
に示す制御部に3に接続し、第11図に示す半導体レー
ザーの温度安定化装置を構成し、増幅率m、m’の調整
を行うと、半導体レーザー4の発熱量Q、環境温度Th
と動作温度T?どの温度差ΔTにかかわりなく動作温度
T7を設定温度T。
に一致させることができる。
ところで、温度差ΔTは、ΔTが小さい部分でのみリニ
アであり、設定温度T、と環境温度Thとの温度差ΔT
が大きすぎると、リニアとみなすことができなくなる(
第5図参照)。
この場合には、ペルチェ効果型素子3を二股に設ける。
第12図は、このペルチェ効果型素子3を二段に設けた
熱電変換器に工′の構成を示すもので、18は第1ペル
チェ効果型素子、19は第2ペルチェ効果型素子、20
は熱伝導体を示している。熱伝導体20は第1ペルチエ
効果型素子18と第2ペルチエ効果型素子19との間に
設けられ、この熱伝導体20には、サーミスタ21が設
けられている。このサーミスタ21は熱伝導体20の温
度Th′を検出する機能を有する。この温度T、′は、
環境温度T1と動作温度T7との中間の値を有し、この
温度T、″を第1ペルチエ効果素子の環境温度T、とし
て取り扱う。そして、第13図に示す半導体レーザーの
温度安定化装置を構成する。この半導体レーザーの温度
安定化装置は、ペルチェ効果型素子19を制御するため
のトランジスタ2′と比較回路1′とを有する。この比
較回路1′の一端子には基準電圧E1、を印加し、その
他端子にサーミスタ21から出力される環境温度対応電
圧Eア2′を印加する。そしてこの環境温度対応電圧E
ア2′と基準電圧E1、とを比較して差分の出力に基づ
いてトランジスタ2′を制御し、環境温度T6が温度T
k’に近づくようにコントロールする。また、この温度
Th’と動作温度T7に基づいて差分補正用出力E。″
を生成するようにする。そして、この温度T、′を動作
温度T7に極力近づけておくと、ΔT = T、 −’
rh’を小さくすることができるので、第1ペルチエ効
果型素子18をリニアな領域でコントロールできること
になる。また、第2ペルチエ効果型素子19によって環
境温度T、の変化を軽減できるので、設定温度T、に動
作温度T7をより一層維持できることになる。
以上、実施例においては、ペルチェ効果型素子を熱電効
果型素子として利用した場合について説明したが、トム
ソン効果型素子を熱雷効果型素子として使用することも
できる。
(発明の効果) 本発明は、半導体レーザーに注入電流を供給する電流供
、冶源と、その半導体レーザーの注入電流に基づく発熱
量を検出する発熱量検出部と、その半導体レーザーに設
けられてその動作温度を検出する動作温度検出部と、そ
の半導体レーザーの周囲の環境温度を検出する環境温度
検出部と、その半導体レーザーとの間で熱の授受を行う
熱な効果型素子と、その動作温度検出部の出力とその環
境温度検出部の出力とが入力され、その動作温度と環境
温度との差分に基づいて動作温度と設定温度とがずれる
ことを補正するための差分補正用出力を発生する差分補
正用出力発生回路と、その発熱量検出部の出力が入力さ
れ、その半導体レーザーの発熱量に基づいて動作温度と
設定温度とがずれることを補正するための発熱分補正用
出力を発生する発熱分補正用出力発生回路と、その設定
温度に対応する基準電圧が印加され、その差分補正用出
力発生回路の差分補正用出力とその発熱分補正用出力発
生回路の発熱分補正用出力とに基づいて、その基準電圧
を補正して補正基準電圧を出力し、この補正基準電圧と
その動作温度検出部の出力とを比較してその設定温度に
その動作温度が一致するようにその熱電効果型素子を制
御する制御部とを有するところに特徴があるから、半導
体レーザーの発熱量の変化、半導体レーザーの周囲の環
境温度の変化に適切に応答して熱電効果型素子を制御し
、もって半導体レーザーの動作温度を常に設定温度に保
つことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のペルチェ効果型素子を有する温度制御装
置を使用して半導体レーザーの温度安定化装置を構成し
た場合の制御回路を示す図、第2図はそのペルチェ効果
型素子に半導体レーザーを取付けて熱電変換器を構成し
た状態を示す構成図、第3図は熱量と平衡電流との関係
を示すペルチェ効果型素子の特性図、第4図は実験によ
って得た熱量の値と平衡温度対応電圧の値とをプロット
して示した図、第5図は、発熱体でないときであって平
衡温度とJli?境温度とが異なる場合にペルチェ効果
型素子に流れる平衡電流の特性を示す図、第6図は第1
図に示す制御回路を用いてペルチェ効果型素子を制御し
た場合の実験結果を示す図、第7図は本発明に係る半導
体レーザーの温度安定化装置の制御部を示す回路図、第
8(i!は本発明に係る発熱分補正用出力発生回路の構
成図、第9図は本発明に係る半導体レーザーの温度安定
化装置に使用する半導体レーザーの熱量と注入電流との
関係を示す特性図、第10図は本発明に係る差分補正用
出力発生発生回路の構成図、第11図は本発明に係る半
導体レーザーの温度安定化装置の全体構成を示す回路図
、第12図は本発明に係る半導体レーザーの温度安定化
装置に使用する熱電変換器の他の構成を示す図、第13
図はその熱電変換器に使用する半導体レーザーの温度安
定化装置の全体構成を示す回路図である。 3・・・1!電効果型素子 4・・・半導体レーザー 9・・・注入電流供給源 13・・・動作温度検出部(サーミスタ)14・・・環
境温度検出部(サーミスタ)K1・・・差分補正用出力
発生回路 に2・・・発熱分補正用出力発生回路 に、・・・制御部 Tゎ・・・環境温度 T7・・・動作温度 T、・・・設定温度 EいE、い・・・基準電圧 K3よ・・・補正基準電圧 E %・・・発熱分補正用出力 E cl#・・・差分補正用出力 第1図 1K(A) 第11図 に2 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体レーザーを所定の設定温度で動作させる半
    導体レーザーの温度安定化装置において、前記半導体レ
    ーザーに注入電流を供給する電流供給源と、 前記半導体レーザーの注入電流に基づく発熱量を検出す
    る発熱量検出部と、 前記半導体レーザーに設けられてその動作温度を検出す
    る動作温度検出部と、 前記半導体レーザーの周囲の環境温度を検出する環境温
    度検出部と、 前記半導体レーザーとの間で熱の授受を行う熱電効果型
    素子と、 前記動作温度検出部の出力と前記環境温度検出部の出力
    とが入力され、前記動作温度と前記環境温度との差分に
    基づいて前記動作温度と前記設定温度とがずれることを
    補正するための差分補正用出力を発生する差分補正用出
    力発生回路と、前記発熱量検出部の出力が入力され、前
    記半導体レーザーの発熱分に基づいて前記動作温度と前
    記設定温度とがずれることを補正するための発熱分補正
    用出力を発生する発熱分補正用出力発生回路と、 前記設定温度に対応する基準電圧が印加され、前記差分
    補正用出力発生回路の差分補正用出力と前記発熱分補正
    用出力発生回路の発熱分補正用出力とに基づいて、前記
    基準電圧を補正して補正基準電圧を出力し、該補正基準
    電圧と前記動作温度検出部の出力とを比較して前記設定
    温度に前記動作温度が一致するように前記熱電効果型素
    子を制御する制御部と、を有することを特徴とする半導
    体レーザーの温度安定化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07131111A (ja) * 1993-11-05 1995-05-19 Nec Corp デバイス温度制御方法およびデバイスモジュール
JP2006505140A (ja) * 2002-10-30 2006-02-09 ノースロップ グラマン コーポレーション 超発光ダイオードの温度制御を実現する方法およびシステム

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