JPS6218786Y2 - - Google Patents

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JPS6218786Y2
JPS6218786Y2 JP5716380U JP5716380U JPS6218786Y2 JP S6218786 Y2 JPS6218786 Y2 JP S6218786Y2 JP 5716380 U JP5716380 U JP 5716380U JP 5716380 U JP5716380 U JP 5716380U JP S6218786 Y2 JPS6218786 Y2 JP S6218786Y2
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JP
Japan
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valve
diaphragm
main
flow path
automatic valve
Prior art date
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JP5716380U
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JPS56157474U (ja
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  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば都市ガス供給配管において先
端弁の閉め忘れなどガス漏洩が生じるおそれのあ
る場合にガス供給を自動遮断して安全性を確保す
るといつた具合に、二次側圧力が設定値以下にな
つたとき、ダイヤフラムを介して弁体を一次側圧
力に対抗する方向に移動させることにより流路を
自動的に遮断するように構成してある自動弁に関
する。
従来のこの種の自動弁に第4図に示すようなも
のがある。これは、流路管体20外にダイヤフラ
ム室21形成用のケーシング22を連設するとと
もに、流路管体20内に一次側と二次側との区画
壁23を設け、この壁23の連通孔に対する弁体
24を、管体20を貫通する軸25を介してダイ
ヤフラム26に連結し、ダイヤフラム26には弁
体24を閉動付勢するスプリング27を当てつ
け、かつ二次側において管体20にダイヤフラム
室21と連通する均圧孔28を設けてあつて、既
述の通り、ダイヤフラム室21への導入二次側圧
力が設定値以下になつたとき、スプリング27に
よりダイヤフラム26を介して弁体24を一次側
圧力に抗して閉動させるものである。この型式の
ものは、第5図に示す別型式の自動弁、即ち、ダ
イヤフラム26を介して弁体24を閉動させるに
スプリング27に加え一次側圧力をも利用する型
式のものに比し、軸25に対するシール29が不
要で、シール29の経年劣化に起因した設定値の
変動に伴なう不安定動作のおそれがなく安全性が
高い反面、一次側圧力に抗して弁体24を閉動さ
せ、かつ、維持させねばならない故に、締切り性
能面で問題を発生し易く、十分な締切り性能を得
るためにはスプリング27を強くする要があり、
従つて、ダイヤフラム26を面積大なるものにす
るなど構造の大型化を招来するという問題を有し
ていた。
従つて本考案の目的は、弁の大型化を伴うこと
なくダイヤフラムによる流路締切りが確実に行わ
れる自動弁を提供することである。
本考案において上記目的は次の如くにして、即
ち、 二次側圧力が設定値以下になつたとき、メイン
ダイヤフラムの一側に取付けた弁体を一次側圧力
に対抗する方向に移動させることにより流路を自
動的に遮断するように構成してある自動弁におい
て、 前記流路遮断時において一次側圧力を導入可能
で、かつ、その導入一次圧により前記メインダイ
ヤフラムを弁体閉動方向に移動付勢する補助ダイ
ヤフラムが、メインダイヤフラムの他側に付設す
ることによつて達成される。
本考案の自動弁にあつては、流路遮断時にメイ
ンダイヤフラムとその一側の補助ダイヤフラムと
のあいだへ導入される一次圧が、メインダイヤフ
ラムに対しその他側の弁体を介して印加される一
次圧と対抗することになり、前記メインダイヤフ
ラムの一側へ別途導入される駆動圧(以下図示
略)を特に高くしなくても確実に閉弁できると共
に、メインのダイヤフラムとしては小面積のもの
を採用して構造のコンパクト化を図りながら、締
切り性能を確実良好化することができるに至つ
た。
本考案の実施例を説明すると、第1図,第2図
のように、入口1および出口2を有するケース本
体A1に蓋体A2を、両者の接合フランジ3,4間
にメインのダイヤフラム5の周縁を挟圧する状態
に連設するとともに、ケース本体A1内において
その入口1に連なる状態で立設した立上げ筒6の
上端にオリフイスを兼ねる弁座7を固定し、この
弁座7に対する弁体8をメインのダイヤフラム5
の下面に固定し、このメインのダイヤフラム5の
上面に当接した押え板9に連設の立上げリング1
0に補助ダイヤフラム11を取付け、メインのダ
イヤフラム5および弁体8に上下に貫通する孔1
2を形成し、更に補助ダイヤフラム11の上面を
背後から支えるストツパー13を蓋体A2に一体
連設してある。14はリング10の外側において
押え板9上に載置又は固定したウエイトである。
15は、立上げ筒6に設けたリセツト弁で、外部
操作可能であり、かつスプリング16にて閉弁付
勢されている。aは蓋体A2に形成した大気連通
孔である。
二次側圧力が設定値よりも大なる状態では、こ
の二次側圧力がメインダイヤフラム5の下面に作
用し、弁体8をウエイト14に抗して弁座7から
上昇離間させるので、一次側から二次側へ連なる
流路Fは開通状態に保たれる。その開度は、二次
側圧力に応じた値に自動修正される。
二次側圧力が設定値以下になると、メインダイ
ヤフラム5への押上げ力が減じ、ウエイト14に
よつてメインダイヤフラム5が下降され、弁体8
が弁座7に接当して流路Fを自動的に遮断するこ
ととなる。この遮断の際に、一次側圧力が孔12
を通して補助ダイヤフラム11の室に導入され、
補助ダイヤフラム11を膨張させる。補助ダイヤ
フラム11はストツパー13にて支えられている
から、メインダイヤフラム5を押下げることとな
り、弁体8の弁座7に対する接当は確実な密着状
態となる。即ち、締切り性能の確実化が果たされ
ることとなる。
補助ダイヤフラム11の有効面積を弁座7のそ
れと等しくしておけば、弁体8に対する一次側圧
力を上下方向で相殺できるし、弁座7のそれより
も大としておけば、相殺以上に弁体8を弁座7に
積極的に密着付勢させる力を発揮させることがで
きる。
このように構成された自動弁Vは、第3図のよ
うに、緊急遮断式元弁V1を備えている都市ガス
供給配管Gの、元弁V1よりも下流部、詳しくは
各分岐配管G′の分岐点より下流部に中間弁とし
て介在させるのが有効である。V2は先端弁であ
る。
この場合の効果は次のようである。即ち、地震
その他の緊急事態によつて元弁V1が閉動された
ときに開放使用中の先端弁V2を有する分岐配管
G′における自動弁Vが自動閉動する(二次側圧
力低下による)。次に、緊急事態による悪影響の
検査、修理を行なつてのち元弁V1を開動する。
次にリセツト弁15を操作し、一次側から二次側
へ少流量のガスを導入する。このとき、先端弁
V2が閉止状態であれば二次側圧力が上昇し、メ
インダイヤフラム5を押上げて開弁するに至る
が、開放状態のまゝであれば、二次側圧力は何時
までたつても設定値まで上昇しないので先端弁
V2の開放状態を居ながらにして確認できる。
尚、漏洩ガスは少量故、安全上問題はない。
次に本実施例と第4図との構造比較をすると、
ケース本体A1と蓋体A2とからなる一つの密閉ケ
ーシングA内に、ダイヤフラム室と弁室とを形成
してあるので、一層の小型化と、構造簡素化とが
期待できるし、一次側から二次側に移る流路変換
が一度だけであるので、圧力損失の減少も期待で
きる。更にスプリングを使用していないので、そ
の分、小型化が期待できる。但し、本考案は、ウ
エイト14に代えスプリングを使用することを妨
げるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自動弁の実施の態様を例示
し、第1図は開動状態の断面図、第2図は閉動状
態の断面図、第3図は使用例を示す配管構成図で
あり、第4図,第5図は夫々従来例の断面図であ
る。 5……メインダイヤフラム、7……弁座、8…
…弁体、11……補助ダイヤフラム、14……ウ
エイト、15……リセツト弁、A……密閉ケーシ
ング、F……流路、G……都市ガス供給配管、
V1……緊急遮断式元弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 二次側圧力が設定値以下になつたとき、メイ
    ンダイヤフラム5の一側に取付けた弁体8を一
    次側圧力に対抗する方向に移動させることによ
    り流路Fを自動的に遮断するように構成してあ
    る自動弁において、 前記流路F遮断時において一次側圧力を導入
    可能で、かつ、その導入一次圧により前記メイ
    ンダイヤフラム5を弁体8閉動方向に移動付勢
    する補助ダイヤフラム11が、メインダイヤフ
    ラム5の他側に付設してあることを特徴とする
    自動弁。 前記補助ダイヤフラム11は、一次側流路断
    面積と等しい、又はそれより大きい受圧面積を
    有するものに構成されている実用新案登録請求
    の範囲第項に記載の自動弁。 前記メインダイヤフラム5および補助ダイヤ
    フラム11が、前記弁体8に対する弁座7とと
    もに共通の密閉ケーシングAに内蔵されている
    実用新案登録請求の範囲第項又は第項に記
    載の自動弁。 前記メインダイヤフラム5は、弁体8閉動付
    勢用のウエイト14を備えている実用新案登録
    請求の範囲第項ないし第項の何れかに記載
    の自動弁。 緊急遮断式元弁V1を備えた都市ガス供給配
    管Gの、前記元弁V1の下流部に介在使用され
    る中間弁である実用新案登録請求の範囲第項
    ないし第項の何れかに記載の自動弁。 前記流路F遮断時において外部操作により二
    次側へ少流量の流体を導入可能なリセツト弁1
    5を備えている実用新案登録請求の範囲第項
    に記載の自動弁。
JP5716380U 1980-04-24 1980-04-24 Expired JPS6218786Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5716380U JPS6218786Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24

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JP5716380U JPS6218786Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS56157474U JPS56157474U (ja) 1981-11-24
JPS6218786Y2 true JPS6218786Y2 (ja) 1987-05-14

Family

ID=29651670

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JP5716380U Expired JPS6218786Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24

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JPS56157474U (ja) 1981-11-24

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