JPS62187733A - 変性エチレン−αオレフイン共重合体 - Google Patents

変性エチレン−αオレフイン共重合体

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JPS62187733A
JPS62187733A JP3458887A JP3458887A JPS62187733A JP S62187733 A JPS62187733 A JP S62187733A JP 3458887 A JP3458887 A JP 3458887A JP 3458887 A JP3458887 A JP 3458887A JP S62187733 A JPS62187733 A JP S62187733A
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olefin copolymer
ethylene
copolymer
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JP3458887A
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Kisoo Moriguchi
森口 基十雄
Isaburo Fukawa
府川 伊三郎
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水元uAは、改良された特性を有するエチレン−αオレ
フィン共重合体に関する。
業界で通常機状中低密度ポリエチレンと呼ばれている。
M品性エチレン−αオレフィン共重合体は、高圧法ラジ
カル重合によって製造される高橿度低密度ポリエチレン
に比較して、引張り強度。
耐衝単性、剛性、耐環境応力亀裂(ESCR)および耐
熱性などに優れている。し友がって、この結晶性エチレ
ン−αオレフィン共重合体を用いて成形しfcフィルム
、あるいは射出、中空、押出1回転成形などによって成
形され比容S製品は、4!菫。
薄肉にしても、高分岐度低@度ポリエチレンからつくら
れ7を製品と十分対抗でき、省資源、資エネルギーの観
点から工業的価値が高い。またさらに。
結晶性エチレン−αオレフィン共重合体は、上記の如く
各種の特性で優れているために、高分岐度低密展ポリエ
チレンに比較し、より厳しい条件での使用を可能にし5
機能性の高い製品とすることができ、この点からも工業
的価値が高い。
しかしながら、かかる結晶性エチレン−αオレフィン共
重合体は、^分岐度低密度ポリエチレンに比較し1次の
ような欠点を有している。透明性が悪く、外観的に闇品
価値が劣シ、i九、溶融張力が低く、溶融弾性が低いこ
とから、中空成形、押出成形、フィルム成形等において
、多様な成形品がつ〈シにく\、加工成形の条件を狭い
条件にAI!!l整しなければならない等工業的に不利
な点があり、ま友、それらの欠点を克服するためには、
加工機械を特殊な仕様に改良しなければならない等、経
済的に不利である。
本発明者らは、結晶性エチレン−αオレフィン共重合体
の優れfc4?性?損なうことなく、シかも。
改良され次性質を有する共重合体を得るため研究を進め
た結果1本発明を完成するに到ったのである。
すなわち5本発明は、エチレン取分が97.4重量係以
下75重蓋慢以上、α−オレフィン成分が2.6重量係
以上25重量係以下であプ、密度がo、qot/Cr/
1以上0.94f/−未満であり、メルト・インデック
スがSf/10tin以下であるエチレン−αオレフィ
ン共重合体に1例えば、ラジカル発生剤1 o、o o
 o s重fi1以上0.1重31%未満加え、溶融混
練することなどによシ@腿に架橋(本発明では「変性」
と称す)シ比ものであって。
該変性度を(MI )、/(MI )、 (ここで、(
MI)1は変性前のメルト・インデックス、(MI)*
は変性後のメルト・インデックスを示す〕で表わし友と
き。
その値が0.05以上0.9以下であることを特徴とす
る変性エチレン−αオレフィン共重合体である。
本発明の変性エチレン−αオレフィン共重合体は、結晶
性エチレン−αオレフィン共重曾体の優れた引張シ強度
、耐衝撃性、剛性、ESCRおよび耐熱性を有し、かつ
その欠点でるる性質1例えば。
透明性が劣ること、低溶融張力、低溶融弾性等が改良さ
れ友工業的価値の高い共重合体である。
ポリエチレンにラジカル発生剤を加えて溶融混練すると
、ポリマーの分子間納会が起9.架橋反応が生成し、そ
の溶融粘弾性挙動1機械的性質あるいは熱的性質が変化
する。これを利用して、架橋ポリエチレンが各種の用途
1例えば、1!線被覆。
発泡成形品に利用されていることは公矧である。
また、ポリエチレンを化学的に架橋する技術は古くから
開発され、特公昭53−6095.%公開57−144
82等があシ、その後も槌々の改良技術が提案され1例
えば、特公昭39−18546゜特公昭48−1711
.特公昭49−1810ζ特公昭50−25065等多
数存在する。
しかしながら、従来から行なわれているこれらの技術F
i、ポリエチレンを高度に架橋し、キシレン等の溶媒中
で膨潤が起こる程度に(ゲル化が起こる状態まで)架橋
することが基本になっている。
本願発明の変性エチレン−αオレフィン共重合体におい
ては、%定の結晶性エチレン−αオレフィン共重合体を
用いていること、および架橋の厩舎が軽度で、キシレン
等の溶媒中で膨潤が起らない程度〈、すなわち、ゲル化
が起らない程−の軽度な架橋、ま友は分子間結合(本発
明においては。
この軽度な架橋または分子間結合を一般的な強度な架橋
と区別する友め、とくに、変性と称する)が生成されて
いることが特徴となっているものである。
一方1%定のポリエチレンをラジカル発生剤とともに、
押出機で溶融温度以上の@度で処理し。
高いダイスウェルのポリエチレン?得る方法が特公昭5
0−14672で提案されている。しかしながら、この
方法においては、変性前の重合体として、エチレン−α
オレフィン共重合体を使用し次開示例では、使用される
ラジカル発生剤の量が非常に多く1本発明に示すように
1%定のエチレン−αオレフィン共重合体が少量のラジ
カル発生剤による父性によって、諸性質が際立つ几改良
効果を示すことについての技術認識はみられない。
特公昭56−140!14にも、q!i定のポリエチレ
ンとラジカル発生剤と?反応せしめポリエチレンの性質
を改質する方法が提案されている。しかしながら、この
方法ri、エチレン−αオレフィン共重合体のとくにα
オレフイン含有量の低い、すなわち、密贋が高いエチレ
ン−αオレフィン共重合体に関するもので、αオレフィ
ンの含有量の高い、密度の低いエチレン−αオレフィン
共重合体については全く開示されていない。
t7t、t¥j公昭50−14672.同36−140
34のいずれにおいても、ポリエチレン中の二重結合の
量が重要な鍵となっているが1本発明においては、二重
結合の鉦はそれほど重要ではない。何故ならば1本発明
では、共重合成分であるαオレフィンの址が比較的多い
ため、第3級炭素の数が多く、この第3級炭素がラジカ
ル発生剤によりラジカルを形成させ1分子間結合全生成
するために。
二重結合がそれほど重要な意義をもたないものと考えら
れる。
以下1本発明について詳細に説明する。
本発明のエチレン−αオレフィン共重合体とは。
シリカ、アルミナを担体とした酸化クロム触媒等の遷移
金MIW化物系触媒、ハロゲン化チタンまたはハロゲン
化バナジウムなどのような第■〜彊族の遷移金属ハロゲ
ン化物と、アルキルアルミニウムーマグネシウム錯体、
アルキルアルコキシアルミニウムーマグネシウム錯体な
どのような有機アルミニウムーマグネシウム錯体やアル
キルアルミニウムあるいはアルキルアルミニウムクロラ
イド等のような有機アルミニウム那のI〜■族の有機金
属化合物との組合せからなる配位触媒など、ラジカル発
生剤系触媒以外の触媒を使用し、懸濁重合、溶液重合、
気相置台、および1000〜3000気圧、150〜5
00Cで1合を行なう高圧重合などの6櫨のプロセスに
よって製造される。エチレンとプロピレン、ブテン−1
,ペンテン−1、ヘキセン−1,4メチルペンテン−1
、オクテン−1,デセン−1等のα−オレフィン類の1
種以上との共重奮体であり、密度が0.90 r/c−
fI以上0.94 f 77未満のものを首う。該エチ
レン−αオレフィン共N会体中のα−オレフィンの址は
、2.611t%以上25重鷺俤以下である。
本発明において、より好ましい密度の範囲は。
0.91 f/cd以上0.9559/crd以下T6
.り、 密度がこの範囲にあるとさ1本発明のラジカル
発生剤による変性の効果は最高に発揮され、物理的。
化学的1機械的、熱的、光学的性質等の諸性質の改良効
果は最も大きくなる。
該エチレン−αオレフィン共重合体のメルト・インデッ
クス[(Ml)I)は3り/ 1Q am以下である。
<MI)、dE5 if/ 1o硼全超えると、変性後
のプロダクトの引張強度、衝撃強度、ESCRが低く好
ましくない。ま友、あまり(MI)、が低いと。
変性後のプロダクトの流動性が低過き゛、加工性が悪い
ために好ましくないので、 0.1 ? / 10 m
以上とするのがよい。なお5変性後プロダクトの強度物
性、加工性等を考慮すると、より好ましい(MI)、は
2.5r/10aI11以下0.5 f / 10tt
tix以上である。
本発明において使用されるラジカル発生剤としては、ベ
ンゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、ジ−クミルパーオキサイド22.5−ジメチル−2
,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2.5−
ジメチル−2,5−ジ(1−ブチルパーオキシ)ヘキシ
ン、1.5−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル
)ベンゼン、t−ブチル−ハイドロパーオキサイド、キ
ュメンハイドロパーオキサイド、ラウロイルパーオキサ
イド。
ジ−t−ブチル−シバ−オキシフタレート、t−ブチル
パーオキシマレイン酸、イノブロビルバーカーホネート
等の有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリルの如き
アゾ化合物、過硫酸アンモニウムの如き無機過酸化物等
が挙げられ、これらは1種または2種以上の組合せを使
用してさしつかえない。ま几、これらの中でも、半減期
1分での分解@度が170Cから200Cの間にあるジ
−t−ブチルパーオキサイド、ジ−クミルパーオキサイ
ド、2.5−ジメチル−2,5ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、2.5−ジメチル−2,5ジ(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキシン、1.5−ビス(1−ブチルパ
ーオキシイソプロビル)ベンゼンがとくに好ましい。
ラジカル発生剤による変性の方法としては、該エチレン
−αオレフィン共重合体に、該ラジカルM 生剤に加え
て、リボンブレンダー、ヘンシェルミキサー等の攪拌器
で十分混合して得られる混合物を、押出機、混線機など
で均一に醇融混疎する方法である。混線Kije用され
る押出機、混練機としてハ、シングルスクリユー、ダブ
ルスクリユータイプのいずれでもよいが、より均一な混
線、変性度を得る友めには、ダブルスクリユータイプが
よシ好ましい。ダブルスクリユータイプとしては。
日本製鋼所製CIM、ファレル社製FCM、DSM。
バンバリーミキサー等がある。
溶融混練の条件は、原料となる該エチレン−αオレフィ
ン共重合体の融点以上熱分解点未満の温腿で、好ましく
は140Cから250Cの範囲で。
約1〜5分の時間で混練する条件が挙げられる。
ま之、溶融混練の雰囲気は、できるだけ酸累濃度の低い
4囲気1例えば、*素シール等をしfc雰囲気が均一な
ポリマー構造を生成し、あるいは酸化反応等を起こさな
いために好ましい。
本発明の実施にあ几っては、変性(@度の架橋反応)の
度合の調節が重要である。すなわち1本発明の変性エチ
レン−αオレフィン共重合体の架橋度(変性度)は、そ
れt’ (M I )t/ (M I )+で表わし友
とき、その値が0.05以上0.9以下の範囲にある。
(MI)m/(MI)tの値が0.9を超えると。
実用特性の改良の度合が小さい。ま7’(、o、o s
未満のときは、変性度が進みすぎ、ゲル状ポリマーが生
成し、ポリマー構造が不均一になり、ま九。
成形加工性が悪くなるなど、実用的に好ましくない。
変性度の調節は、該ラジカル発生剤の種類、濃度、混線
方法および条件を変性前の該エチレン−αオレンイノ共
M会体の特性、飽加剤等を勘案しながら、適′i選択す
ることによって行なわれる。
実施される条件としては、該ラジカル発生剤の濃度がo
、o o o s重量嘩以上0.11−m4未満の範囲
にあることが必要である。上記(MI)、/(Ml)t
の値が0.05以上0.9以下のll@囲にあっても、
ラジカル発生剤の量が0.1重fチ以上のときは、ゲル
状物が生成、ポリマーが不均質になることなどがあり、
あるいはラジカル発生剤の分解物などの几めに、成形加
工性、機械的性質が不良になることがあり好ましくない
。ま7’C,ffi性後の共重合体を厚さが0.11i
11以下の薄いフィルムの用途に使う場合は、優れ几溶
融延1ψ性を付与し、微細なフィッシュアイを少なくす
る友めに、(MI)t/(MI)+の値が0.5に超え
0.9以下にある。このような変性度を得るためには、
該ラジカル発生剤の量は通常0,5重量係未滴にある。
押出のシート、パイプ等、中空成形用のポリマーとして
とくに好ましい範囲は、(MI)t/(MI)、の値が
0.05から0.7の範囲にある。溶融張力、ダイ・ス
ウェル、衝撃強度、ESCRなど、とくに重要な特性(
成形加工性1機械的性質)が最高のレベルでバランスす
る。
本発明の変性エチレン−αオレフィン共重合体には、勿
論通常の安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、ブロッキ
ング防止剤、顔料、無機または有機の充填剤、ゴムその
他の少量のポリマーなど。
通常ポリオレフィンに添加される物質は添加することが
できる。しかしながら、咳ラジカル発生剤と直接反応を
起こすような物質1例えば1通常の安定剤、紫外線吸収
剤などは、変性度16前に添加することは可能であるが
、変性反応完了後に添加することが好ましい。これら添
加物質の例としてd、BHT、シェル社アイオノックス
630.グツドリッチ社裂グツドライト3114.チバ
ガイギー社裂イルガノックス1010,1076、チス
ビン327、三共製薬社裂すノールLS 770.DM
TP。
DLTDP 、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
亜鉛、チタンホワイト、炭酸カルシウム、メルク、スチ
レン−ブタジェンラバー、エチレン−酢ビ共重合体等が
挙げられる。
以下、実施例を挙げて説明するが1本発明は。
これらの実施例によって何ら制限されるものではなり0
なお、実施例で用いられている用語の意味は下記のとお
りである。
(+)MI;メルト・インデックスを表わし、ASTM
D−1238にしtがい、弧度190C1荷重2.16
−の条件下で測定した。
(1))MI R; MI測定条件において、荷重21
.6に9で測定し良値をMIで除し足間を意味する。流
動性の一つの尺度でろる。MIRが高いほど実用成形力
ロエで流動性が良い。
θ+D密度; ASTMD−1sosにしたがって測定
した。
(1■)二重結合;圧縮成形によシ作成した薄いフィル
ムテンプルを用い、赤外吸収分析法で測定し比。
トランスビニレン、末端ビニル、ビニリデンの各結合?
それぞれ964,908,8813.−系の吸収から求
め5それらの総計で表わした。
(ψコモノマー含有址;重合体中に含まれる共重合成分
の量は、C’3NMRにより測定した。
(V−浴融張力;レオ・メーターで、190Cの温度、
ブラ/ジャースピード2.0mm/muで押出シ。
このストランドf10m/yaで引き伸はし、七のとき
の張力’c fd融張力とする。
(vll)ダイスウェル;外径16fl、 ffi径1
0+uノ中空成形用ダイを用い、温度170Cで押出し
たパリソンzocW1当りの重量で表わされる。
qll)引gi備撃強さ; ASTMD−1822にし
友がって測定した。
q力ESCR;環境応力破壊抵抗性を示す。ASTMD
−1693に準じて測定し九。ただし、@度は80C,
ノニオン系界面活性剤の一度は100チとし友。試験片
の50%の個数が破壊するまでの時間で表わされる。
■曇度; ASTMD−1005にし友がって、鯵さ0
.04層厘の圧縮成形シートを用いて測定した。
(XDフィルム製膜性;30111m径の押出機、ダイ
ギャップ1.5n、+隔150■のTダイおよびロール
冷却機から構成式れるフィルム製膜機を使用し。
押出は度170Cで押出し、フィルムの引取シ速度金徐
々に上げて行き、フィルムの製膜性とフィルム中のフィ
ンシュアイを測定した。製膜性の利足は、20μ以下の
厚さまで製膜可能なとき「良」、21ないし100μの
淳さでフィルムが切れる場合を[普通4.101μ以上
の厚さしか製膜できな−ときを「不良」とした。フィッ
シュアイはスポットゲージで照合し、0.21sφ以上
のものの数を測定し、フィルムの1Q100r当りに換
算し。
10個以下金「少」、11〜100個を「中」。
101個以上を「多」とし友。
本発明の実施例、比較例は、各種の触媒1重合方法によ
るポリエチレン、エチレン−αオレフィン共重合体につ
いてなされに0はしめに、実施例。
比較例で使用した重合体の触媒1重合方法について説明
する。
(1)固体触媒の合成 後記の実施例および比較例で用いる固体触媒の合成g、
10Lのオートクレーブ音用いて実施した。
(1)  固体触媒人 オートクレーブの内部の酸素と水分を乾床窒素によって
除去した後、ヘキサン4tを導入し。
−20Cに冷却し友。A41.、 s Mg (n −
C4HI )t、ms ’ 、2molf含有するヘキ
サン2tおよび四塩化チタン1mO4とモノブトキシバ
ナジルクロリド1 mol f含有するヘキサン2tを
別々の添加口より、−20Cで、攪拌下に両成分を同時
に1時間かけて、箇下し、さらに2時間この温度で反応
させ友。反応混合物を濾過し、ヘキサンで洗浄した。こ
れ全固体触媒Aと称する。
(11)  固体触媒B (Ct Hs ) (n −C4HQ ) Mgと粘度
15センチストークスのヒドロメチルポリシロキサンと
のSi/Mg= 1.Q / 1,0の反応物3.0m
otと四塩化チタンS、Omolどを、ヘキサン6tと
ともにオートクレ−プに入れ、−10Gにて3時間反応
せしめ友。
固体触媒Aの場合と同様に反応混合物を後処理し。
固体7!11媒を侍た。これを固体触媒Bと称する。
(Ill)  固体触媒C (sec −C4H11) (n −C4H@ )Mg
 2.0 motおよび三塩化バナジル1.5motと
四塩化チタン1.5moLとの混曾物會、ヘキサン6t
とともにオートクレーブに入れ、−20Cで4時間反応
せしめた。固体触媒人の場合と同様に反&6混合物を処
理し、固体触媒上寿た。これを固体1BIji&cと称
する。
(IV)  固体触媒D ff比マグネシウム5002および四塩化チタン5を會
オートクレーブに仕込み 11(lCで3時間反応さぜ
た。反応混曾物を濾過し、固体触媒を単離し、ヘキサン
で洗浄した。これを固体触媒りと称する。
(2)ポリマーの製造 200 trv谷量の反応機を用い、連続重合の条件で
ポリマーの製造を夾施し友。第1表に示す重合μ度に保
ちつつ、該表に示す条件で固体触媒。
有機アルミニウム化合物、α−オレフィン、水素を反応
機へ供給し、溶媒を50 l/Hr 、エチレンをポリ
マーの生成tIt6〜10klil/Hrに保つのに必
要な址供給しつつ重合を行なつ友。なお1重合装置が1
00C以下の場合は、溶媒としてイソブタンを用い1重
合圧力20ky/mの条件1重合温度が120C以上の
場合は、溶媒としてヘキサンを用込1重合圧力30ゆ/
―の条件で重合を実施した。
各実施例、比較例で使用し几ポリエチレンおよびエチレ
ン−αオレフィン共重合体は、上記の触媒、重合方法を
使用し、さらに詳しくは、各々の例について第1表に基
く条件で製造した。
実施例1 (1)  i性のベースとなるエチレン−αオレフィン
共重合体の製造 上記の重合設備1重合方法に基き、さらに、第1表の実
施例1の該当掴に記載する触媒1重合条件によプ、エチ
レンとブテン−1との共*’を体を製造し友。この共重
合体を下記の方法で変性し。
各種の特性値を測定し友。なお、この共重合体中のブテ
ン−1の濃度は7.6重量部、二重結合は0,58個/
1000Cであつ次。
(2)  変性共重合体の製造 (1)により製造し友共蔦合体のペレットに、ラジカル
発生剤として2.5−ジメチル−2,5−ジ(1−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサンのヘキサン10s溶液を噴霧し
、ヘンシェルミキサーで攪拌し1次いでヘキサンを蒸発
させて、該共重合体と該ラジカル発生剤の混曾物をつく
つ几。該ラジカル発生剤の濃度は該共重合体に対し20
pImKなるようにした。この混合物をスクリュー径6
011m1φのシングルスクリユー押出機で、220C
の温度、約35ゆ/Hrの押出速度で、窒素ガスでシー
ルをし、混線押出した。この場合、伸出機内の樹脂の平
均滞留時間は2分40秒でめった。このようにして変性
ちれ次エチレン−ブチ/−1共重合体に、BIT500
炉、ステアリン酸カルシウム500pP(i−加え、再
度、上と同じ条件で押出し、安定剤入シ変性共重曾体組
成物を製造した。
実施例2 実施例1において、ラジカル発生剤の量を100−にし
た以外は、全て実施例1と同様の方法1条件で変性共重
合体組成物を製造した。
比較例1 実施例1において、ラジカル発生剤の量を1500−に
した以外は、全て実施例1と同様の方法1条件で変性共
重合体組成物を製造し友。
比較例2 実施例1で重合して得られた共重合体に、BHT500
p*Sステアリン酸カルシウム500 ppiを加え、
ラジカル発生剤による変性はしないで、実施例1と同様
の条件で混線押出して、未変性の安定剤入シ共宜合体組
成物を製造した。
比較例3 第1表に示す1合条件で、高密度のエチレン−ブテン−
1共重会体をつくり、実施例1と同様に安定剤を加え、
未変性の安定剤入り共重合体組成物を製造し友。なお、
この共重合体中のブテン−1m度はo、axn*、二重
結合は0.4771000Cであった。
比較例4 比較例3で1合した共重合体を実施例1と1bj様にし
て変性し、さらに安定剤を加え、変性共重合体組成m?
製造し几。この場合、ラジカル発生剤の管・は、変性後
のMIが実施例2における変性共重合体のMIと同じに
なるように?A企し次が、その気は909−であった。
比較例5 通常の高圧法で製造され九低田度ボ11エチレン(旭ダ
ウM1820)の特性を測定し7t6比較例6 比較例5で使用した低密度ポリエチレン奮災施、例1と
同様にして変性し九。念だし、ラジカル発生剤の址は変
性後のMIが実施例2における変性共に8体のMIと同
じになるように調整し7tが6その針は2qarpであ
った。
比較例7 第1表に示す重合条件で、実施例2iCおける変性共重
合体とほとんど等し1/kMI、MIR,密度を有する
エチレン−ブテン−1共重合体を製造し1次いで比較例
2と同様にして、未変性の安定剤入り共重合体組成換金
製造した。
上記実施例1,2および比較例1,2,3,4,5.6
,7の特性値を第2表に示す。
実施例5 第1表に示す重合条件で、エチレン−オクテン−1共息
合体全製造し友。次いで、この共重合体を、ラジカル発
生剤として2.5−ジメチル−2゜5ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキシン50ppmS混練押出温度1200
cにした以外は、全て実施例1の混線、押出条件等と同
様にして変性し友。
さらに、実施例1と同様に安定剤を加え、安定刻入シ変
性共重合体組成物を製造した。
実施例4 実施例3において、ラジカル発生剤のii i 200
−にした以外は、全て実施例5と同様にして、安定刻入
シ変性共重合体組成物を#遺した。
比較例8 実施例5において、ラジカル発生剤のff1t−t2o
−にした以外は、全て実施例3と同様にして、安定刻入
シ変性共重合体組成物を製造した。
比較例? 実施例3で製造し九共重合体に、比較例2と同僚にラジ
カル発生剤による変性はしないで、安定剤のみ全添加し
、安定剤入シ未変性共重合体組成物を製造した。なお、
該共重合体のオクテン−1の嫌匿は8.4 !Jt %
 、二重結合は0.09/1000Cであった。
実施例5 比較例9で製造し九安定剤入り未変性共重合体組成物全
実施例5と同様に変性した。ただし、ラジカル発生剤の
童は、実施例5による変性共重合体のMIと同じになる
ように調節しt6−f:の景は70p+4であつ九。
実施例6 比較例?で製造し九安定剤入り未変性共重合体組成物全
実施例3と同様に変性した。友だし、ラジカル発生剤の
輩は650P1mとした。
比較例10 比較例9で製造した安定剤入り未変性共重合体組成物を
実施例5と同様に変性した。ただし、ラジカル発生剤の
量は1100−とした。
比較例11 第1表に示す重合条件で、高密度のエチレン−オクテン
−1共重合体全製造し1次いで、比較例2と同様に安定
剤を加え、安定剤入り未変性共重合体組成換金製造した
。この共重合体のオクテン−1の一度は2.5真量係、
二重結合の量は0.11個/1000Cであった。
比較例12 比較例11で製造した共1合体を実施例5と同様に変性
した。友だし、変性後のMIが実施例3による変性共重
合体組成物のMIとほとんど同じになるようにラジカル
発生剤の童倉調節した。その址は55pImであつ几。
次いで、実施例5と同様に安定剤を加えfc。
比較例13 第1表に示す重合条件で、実施例3による変性共M8体
組成酸物ほとんど同じMI、MIR,密度を有するエチ
レン−オクテン−1共重合体を製造した。この共重合体
に実施例3と同様に安定剤を加えた。
上記実施例5,4,5.6および比較例+3.9,10
.11,12.13の特性値を第3表に示す。
比較例14 第1表に示す重合条件で、エチンンーヘキセンー1共重
合体を製造した。この共重合体を実施例1で使用したラ
ジカル発生剤200−で、他は実施例1と同様にして変
性し、次いで安定剤を加え比。
比奴例15 比較例14による共N仕組全比較例2と同様に変性しな
いで安定剤を加え、安定剤入り禾変性共重曾体組成物を
製造した。なお、この共重合体中のヘキセン−1の濃度
は14重量係、二重結合のf!jkは0,55個/10
00Cであつ九。
比較例16 第1表に示す重合条件で、高密度ポリエチレン金製造し
友。次いで、比較例2と同様に変性しないで安定剤を加
え、安定剤入り高密度ポリエチレン組成物を製造した。
なお、このポリエチレン中の二重結合の量は0.481
711/1000 Cであつ次。
比較例17 比較例16による高密度ポリエチレンを実施例1で使用
したラジカル発生剤200Mで、他a実施例1と同様に
して変性し1次めで安定剤を加え。
安定剤入シ変性ポリエチレン組成物全製造した。
比較例18 通常の高圧法による低密匿ポリエチレン(旭ダウL 1
850 A )について特性を調べた。
比MIR例19 比較例18で使用した低W[ポリエチレンを実施何重と
同様にして変性した。ただし、変性後のMIが比較例1
4による変性ポリエチレン組成物のMIとほとんど則し
になるように、ラジカル発生剤の量を調節し友。必要な
その量は4sopmであった。
上記比較例14,15,16,17,18.19の特性
値を第4表に示す。
第2表、第3表、第4表の各側の特性値から次のことが
言える。
a 実施例1.2と比較例2との比較、実施例5.4,
5.6と比較例9との比較、比較例14と比較例15と
の比較から1本発明による該変性共1合体は、未変性の
共重合体に比較して、溶融張力、ダイ・スウェル、引張
衝撃強さ、ESCR,健度など多くの特性が着しく改良
されていることが判る。
b 比較例1,8.10から、ラジカル発生剤の菫が1
00011%を超えて多量に使用しても、ダイ・スウェ
ルはt o o ops未満の場合よシ改良効果が小さ
く、また、フィルムの製膜性、フィッシュアイなどが悪
くなる等、成形加工性が未変性の共重合体に比較しかえ
って悪くなる。
C実施例2と比較例7との比較、実施例5と比較例15
との比較から、単に重合でつくったMI、MIR,密度
が同じ共重合体(比較例)if。
本発明による該変性共重合体(実施例)に比較して、溶
融張力、ダイ・スウェル、#1度の特性が劣る。
d 比較例14は比較例15との比較で、多くの特性が
改善されていることは、上記aに述べ友とおりであるが
、引張衝撃強さ、ESCRが本発明による他の実施例1
,2,5,4.5および6に比較して、非常に低く、実
用的価値は充分でない。これは、f性前の(MI)Iが
5?/10馴を超えているからである。
ま几1本発明のラジカル発生剤による改良効果は、M状
中低密度ポリエチレン(該結晶性エチレン−αオレフィ
ン共重合体)の場合が、高密度ポリエチレンの場合(比
較例3,4,11,12,16゜17)および高圧法に
よる高分岐度低密度ポリエチレンの場合(比較例5,6
,18.19)に比較してとくに′iI4著である。こ
のことを判り易くするために、第2.5.4表から関連
データを抜粋し第3表にまとめ友。
以上説明したとおシ1本発明による変性エチレン−αオ
ンフィン共重せ体は、従来の結晶性エチレン−αオレフ
ィン共重合体に比伏し、優れ次溶融張力、ダイ・スウェ
ル、透明性などを有し、多汎な用途、聞品に好適である

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン成分が97.4重量%以下75重量%以
    上、α−オレフィン成分が2.6重量%以上25重量%
    以下であり、密度が0.90g/cm^3以上0.94
    g/cm^3未満であり、メルト・インデックスが3g
    /10mm以下であるエチレン−αオレフィン共重合体
    を軽度に架橋(「変性」と称す)したものであって、該
    変性度を(MI)_2/(MI)_1〔ここで、(MI
    )_1は変性前のメルト・インデックス、(MI)_2
    は変性後のメルト・インデックスを示す〕で表わしたと
    き、その値が0.05以上0.9以下であることを特徴
    とする変性エチレン−αオレフィン共重合体。
  2. (2)(MI)_2/(MI)_1の値が0.5を超え
    0.9以下である特許請求の範囲第1項記載のとくにフ
    ィルムに適する変性エチレン−αオレフィン共重合体。
  3. (3)(MI)_2/(MI)_1の値が0.05以上
    0.7以下である特許請求の範囲第1項記載のとくに押
    出、中空成形に適する変性エチレン−αオレフィン共重
    合体。
  4. (4)変性前のエチレン−αオレフィン共重合体の密度
    が0.91g/cm^3以上0.935g/cm^3以
    下である特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
    に記載の変性エチレン−αオレフィン共重合体。
  5. (5)ラジカル発生剤として、ジ−t−ブチルパーオキ
    サイド、ジ−クミルパーオキサイド、2,5−ジメチル
    −2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5
    −ジメチル−2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシ
    ン、1,5−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル
    )ベンゼンを用いてつくられた特許請求の範囲第1項な
    いし第4項のいずれかに記載の変性エチレン−αオレフ
    ィン共重合体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5149213A (en) * 1990-07-11 1992-09-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Noise reducing back stopper for an impact print head

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