JPS62187731A - 安定性の高いポリアリ−レンチオエ−テルの製造法 - Google Patents

安定性の高いポリアリ−レンチオエ−テルの製造法

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JPS62187731A
JPS62187731A JP61030457A JP3045786A JPS62187731A JP S62187731 A JPS62187731 A JP S62187731A JP 61030457 A JP61030457 A JP 61030457A JP 3045786 A JP3045786 A JP 3045786A JP S62187731 A JPS62187731 A JP S62187731A
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    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G75/02Polythioethers
    • C08G75/0204Polyarylenethioethers
    • C08G75/025Preparatory processes
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 i−葉上の利用分野 本発明は、安定性の高いポリアリーレンチオエーテルの
製造法に関1°るものである。ざらに詳しくは、本発明
は、有機極性溶媒中で、アルカリ金属硫化物とジハロ芳
香族化合物との反応によってポリアリーレンチオエーテ
ルを生成させる反応において、アルカリ金属硫化物実効
仕込h1に対してハロ芳香族化合物(ジハロ芳香族化合
物を主体とする単品または混合物)の総仕込mを適度に
過剰とし、且つ少なくとも反応の後期に混合を充分に効
かせた強力な撹拌を行ないながら反応さゼることによっ
て生成ポリマー中の末端チオシー1−基もしくはチオー
ル基の濃度が10μ七ル/g以下になるまで反応させる
ことを特徴とする、安定なポリアリーレンチオエーテル
の製造法に関するものである。
従来の技術 ポリアリーレンチオエーテルは結晶性の高い熱可塑性樹
脂であって、射出成形等によるモールド品は勿論のこと
、押出成形、圧縮成形、インフレーション、溶融紡糸、
延伸加工等により、フィルム、シート、プレート、mM
lその他モールド品等に加工でき、すぐれた性質の溶融
加工成形物が得られるであろうことが期待されていた。
しかしながら、従来の市販ポリアリーレンチオエーテル
は、比較的低溶融粘度物(すなわち低分子量のもの)を
「キュアー」すなわち酸素等の存在下で高温処理するこ
とによって架橋、分校反応等を起させて見かけの溶融粘
度を高めた樹脂が殆んどであった。このように「キュア
ー」で溶融粘度を増加させた樹脂は、着色が強いこと、
架橋、分校構造が多いために機械的強度が不十分である
こと、特に熱的に不安定であるため溶融加工時に着色が
深化し且つゲル化して粘度上昇し易いことなど、多くの
問題があった。
一方、酢酸リチウム等の有機カルボン酸塩を多mに添加
して重合を行う方法(米国特許第4.038,259号
明Ill害等)や重合反応途中に多用の水を添加しかつ
同時に重合温度を上昇させる方法(水添加二段重合法、
特開昭61−14228号公報)により高分子石線状ポ
リアリーレンチオエーテルを得る方法が開発されている
これらの方法により得られるポリアリーレンチオニーデ
ルは、通常は十分高い溶融粘度を有しているので、「キ
ュアー」をすることなく押出成形、圧縮成形、延伸、熱
固定などの溶融加工を行うことができ、機械的性質も優
れ、着色の少い成形物が得られることが期待された。
しかし、前者は生産コストが高いという問題点を有し、
経済的に優れる後者においても工業的に通常実施される
溶融成形方法、即ら押出機を用いて原末をシリンダー内
で溶融成形する場合、特に鉄系の押出機を用いた場合、
に着色が起り易いという問題があった。
尺JJυI! 「キュアー」をしないポリアリーレンチオエーテルでも
、鉄系の材質で構成された溶融押出機を用いて、溶融加
工する際に着色゛を起す最大の要因は、ポリマー末端の
チオラート+SM)構造(M:アルカリ金属)もしくは
チオール+SH)構造あるいはこれらに由来する化学構
造(例えば÷SS+等)が、溶融時に加工機械の金属面
く特に鉄面)と反応するためであろうと水元1!IJ 
aらは推察した。
そこで発明者らは、重合反応終了後のポリアリーレンチ
オエーテルの末端構造を詳細に調べてみた。その結果、
従来の重合方法、即ち有機極性溶媒中で、アルカリ金属
硫化物とシバIUy′1ffi族化合物と反応させる重
合方法で、従来の反応条件で手合を行なった場合におい
ては、例えば、シバロアS香族化合物としてバラ置換体
を用いた場合には、千合初朋(即ち、生成ポリマーが低
重合度の段階)には、ポリマー鎖の両末端が共にチオラ
ートらしくはチオール構造で重合系中に存在している状
態が多いが、Φ合末期(即らポリマー鎖が充分成長した
段階)には平均的にポリマー鎖の片方の末端がチオラー
トもしくはチオール構造で他の末端が千5−ArX)(
Ar:アリーレン基、X:ハロゲン)の構造で重合系中
に存在している状態が多いことが判った。
従って、従来の重合条件では、車台終了の際に平均的に
片方の末端がチオラートもしくはチオール構造を持った
ポリマーが得られ、これらの末端構造もしく(よこれに
由来する化学描込(−3S−など〉がポリマーの安定性
を低めていることを本発明者らは知るに到った。
〔発明の概要〕
要旨 本発明者らは、重合反応終了の時点で、ポリマー頂末端
のチオラートらしくはチオール構造がでざるだ【ノ少な
いポリマーを生成さけることがぐさ4Tいかどうか鋭5
α検討した。その結果、ついにアルカリ金属硫化物の実
効仕込i″i1に対しでシバ【コ若香族化合物の総仕込
帛を適麿に過剰に設定し、しかも混合を充分に効かせた
強力な撹)tを行IKいながら手合反応をさせるという
工夫をこらずことによって、fオシ−1へ阜もしくはチ
オール基の含り濃度が極めて少ないポリマーを得ること
ができた。
本発明は、この知見に基づいて完成したしのである。
従って、本発明による安定性の高いポリアリーレンチオ
エーテルの製造法は、有機極性溶媒中でアルカリ金属硫
化物とジハロ芳香族化合物との脱ハロゲン/硫化反応に
よってポリアリーレンチオエーテルを生成ざヒる方法に
おいて、少くとも下記の条件を採用することによって生
成ポリアリーレンチオエーテル末端のチオラート基もし
くはチオール基の濃度が10μモル/gポリマー以下に
なる迄反応させること、を特徴とげるものである。
(イ) ジハロ芳香族化合物をこれを主体とするハロ芳
汚族化合物として使用して、このハロ芳香族化合物の総
仕込ffi (B)のアルカリ金属硫化物実効仕込m(
1’、)に対りる比(B) /(A)が1.002〜1
.25 (当fil比)の範囲にあるようにすること。
(ロ) 反応の少くとも後期において、レイノルズ数が
5×104以上における撹拌動力数が1.2以上となる
装置を使用しかつ撹拌動力が1.0(kw/TIt)以
上である撹拌条件で反応を行うこと。
効  果 本発明では、少くとも後期の撹拌条件を調整することに
J:す・適当に過f!I+に仕込まれたジハロ芳香族化
合物をポリアリーレンチオエーテルの末端1=(と反応
、>vるという簡便<)方法によつC安定化の目的を達
成することができ、重合中にシバ]コル杏族化合物を後
添加づるというような複雑なfj法を必要としない。
本発明の方法によって11られたポリアリーレンチオエ
ーテルは末端基にチオシー1−基やチオール基が極めて
少ta bか含まれCいないため、熱的および化学的に
極めて安定性が高く、鉄等により構成された押出機を用
いた押出成形加工に際してムゲル化したり着色したりし
ないので、実質的に無色透明なフィルム、シーi・、繊
維等の溶融成形物を10ることができる。また、合間等
により着色物を1りる場合にも彩度の高い溶融成形物を
得ることが可能となる。
〔発明の詳細な説明〕
ポリアリーレンチオエーテルの基本64 jNの形成は
、有機極性溶媒中でアルカリ金属硫化物とジハロ芳香族
化合物との脱ハロゲン/硫化反応に基づいて?7なわれ
る。従つ゛(、本発明のポリアリーレンチオエーテルの
製造に使用する主片ネ31は、アルカリ金属硫化物およ
びジハロ芳市族化合物Cある。
(イ) アルカリ金属硫化物 本発明で用いられるアルカリ金属硫化物には、硫化リチ
ウム、硫化すトリウム、硫化カリウム、硫化ルビジウム
、硫化セシウムおよびこれらの混合物が包含される。こ
れらのアルカリ金属硫化物は、水和物または水性混合物
として、あるいは無水の形で、用いることができる。
これらのアルカリ金属硫化物の中では、硫化ナトリウム
が最も安価であって工業的には好ましい。
なお、アルカリ金属硫化物中に微量存在することがある
アルカリ金属硫化物やアルカリ金属チオ硫酸塩と反応さ
せるために、少υのアルカリ金属水酸化物を併用してこ
れら不純物を除去ないし硫化物への変換をiiすること
ができる。
不純物が少ないという点では、硫化ナトリウム・五水塩
単結晶が市販アルカリ金VIita化物の中では最も優
れている。
(0)  ハロ芳香族化合物 本発明でいう「ハロ芳香族化合物」は、ポリアリーレン
チオエーテル構造の形成に必須なジハロ芳香族化合物を
主体とするものである。ここで「主体とする」というこ
とは、ジハロ芳香族化合物が好ましくはアルカリ金属硫
化物の有効仕込昂に対して少なくとも等モル存在するこ
とを意味する。
本発明で使用されるジハロ芳香族化合物としては、例え
ば特開昭59−22926号公報に記載されているよう
な化合物が用いられる。具体的には、p−ジクロルベン
ゼン、m−ジクロルベンゼン、O−ジクロルベンゼン、
2.5ジクロルトルエン、p−ジブロムベンゼン、p、
p’  −ジクロルジフェニル、1,4ジクロルナフタ
レン等のジハロアリール、p、p’  −ジクロロジフ
ェニルエーテルなどのジハロアリールエーテル、p、p
’−ジクロロジフェニルチオエーテルなどのシバロアリ
ールチオエーテル、p、p’  −ジクロロジフェニル
ケトンなどのジハロアリールケトン、p。
p′ −ジクロルフェニルスルフォンなどのジハロアリ
ールスルフォン等の化合物が好ましく使用される。
これらのジハロ芳6族化合物の中でも耐熱性の従、つて
p−ジクロルベンゼンが好ましく使用される。一方、溶
融加工のし易さの点からは÷〈二)−8÷のホモポリマ
ーよりはその共重合体が好ましく、使用目的によって前
記のジハロ化合物がパラジクロルベンゼンと混合して用
いられる。
特に、耐熱性、加工性、機械的性質の点から、m−ジク
ロルベンゼンおよび(または)0−ジクロルベンゼンが
好ましく使用される。その使用可は全混合物中の5〜4
0モル%、特に10〜25モル%、であることが好まし
い。5モル%以上であれば加工性の改良効果が発現でき
、また40モル%以下であれば耐熱性、機械的性質が著
しく低下することがない。なお、共重合の場合に、p。
p′ −ジクロルジフェニルスルフォン等のように強い
極性り木を含む化合物は熱的、化学的な安定性に劣る構
造を与えるため、特に少量であることが望ましい。
上記のように、ジハロ芳香族化合物はアルカリ金FhW
a化物の有効仕込最に対して、少くとも当モルぐあるこ
とが好ましいが、当モルを越えたいわゆる過剰部分につ
いてはその一部もしくは全部がモノハロ芳香族化合物で
あってもよい。モノハロ芳香族化合物としては1−クロ
ロナフタレン、m−クロロトルエン、ブロモベンゼン等
のモノハロアリール、p−クロロアニソール、m−クロ
ロアニソール等の七ツバロアリールエーテル、p−クロ
ロジフェニルチオエーテル等のモノハロアリールチオエ
ーテル等が挙げられる。
また、物性上および加工上の特性を実質的に劣化させな
い範囲内において、ジハロ以上のポリハロ置換芳香族化
合物を使用することもできる。
重合溶媒 重合溶媒は主原料ではないが、高分子■のポリアリーレ
ンチオエーテルを得るために重要なものである。
本発明の重合反応において使用する有機溶媒としては、
N−メチルピロリドン(NMP)、N−■デルピロリド
ン、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチル
l/’t1〜アミド、N−メチルカプロラクタム、テ1
−ラメデル尿素、ヘギサメヂルりん酸1ヘリアミド、1
,3−ジメチル−2−イミダゾリノン等及びこれらの混
合物をあげることができる。これらのうらでは、N−メ
ヂルビロリドンが特に好ましい。重合溶媒としての心機
溶媒は非プロトン化合物であることが望ましい。
有機溶媒の使用量は、アルカリ金属硫化物の実効使用量
1モル当り0.2〜5 K9の使用が好ましい。
重合方法 ポリアリーレンチオエーテルの基本構造の形成は極性有
機溶媒中におけるアルカリ金属硫化物によるジハロ芳香
族化合物の脱ハロゲン化/硫化反応に以づくものである
。特に、実質的に線状で高分子■のポリアリーレンチオ
ニーデルを必要とする場合には前記したところの水添加
二段重合法が好適であり、封止成形物等の用途に使用づ
る時は通常のポリアリーレンチオエーテルの製造法が利
用し1tIる。
J(小合体の場合は同じ七ル絹成であればランダム状で
あるよりはブロック状に含まれでいるしのツク共重合体
の製jもに関しては例えば特開昭61−14228号公
報記載の方法が使用され1qる。
ポリアリーレンチオニーデルの車台に際して熱的安定性
の高い色調のJ”ぐれた溶融成形物をちえるためには、
従来の鉄系の反応缶より6少くども反応液の接液部がヂ
タン祠で構成された反応装置を用いることが好ましい。
本発明は、このような一般的な重合方法を強力な撹拌下
に実施するところに特徴を右する。
前述のように、従来の重合方法においては、重合終了時
に末端構造として未喘チオラー1−もしくはチオール基
と末端ハロゲン基とをはず同濃度レベルで含むポリアリ
ーレンチオエーテルが生成してしまう。したがって、末
端チオラート基もしくはチオール基を無くしあるいは低
減するためには特別の方法が必要である。すなわち本発
明の方法は、少くとも次の二つの条件、■ アルカリ金
属硫化物の実効仕込ら1(脱水操作などによる車台反応
開始前のロス分を差引いた有効桟用)に対するハロ芳香
族化合物総仕込量を適度に過剰に調整すること、並びに
■ 重合反応中、少なくともその後期において混合を充
分効かせた強力な撹拌を行ないながら反応を行なわせる
こと、という2条件を少なくとも満たしながら、重合反
応を行うことによって、ハロ芳香族化合物の過剰分を強
制的且つ効率よく、ポリマー末端のチオラート基もしく
はチオール基と反応さゼて、チオラート基もしくはチオ
ール基濃度が10μモル/gポリマー以下になるまで反
応させる。
(1) 仕込み量 本発明のハロ芳香族化合物の総仕込al (B)に関し
ては、アルカリ金属硫化物の実効仕込υ(A)との関係
が(B)/(A)=1.002〜1.25 (当!11
/当t1)の範囲が好ましく、特に1.005〜1.2
(当ifl/当4)の範囲が望ましい。
1.002未満では、過剰分が少ないために充分チオラ
ート基もしくはチオール基を変換さけるには不充分とな
るおそれがある。一方、1.25超過では、所望の分子
量のポリマーが生成し難くなるおそれがある。
ハロ芳香族化合物の仕込ヱの内、アルカリ金属硫化物の
実効仕込量と少なくとも3モル分は、ジハロ芳香族化合
物であることが高分子量のポリアリーレンチオエーテル
を得るためには望ましい。
当モルを越えた所謂、過剰部分についてその一部又は全
部がモノ八日置換芳香族化合物Cあってbよいことは前
記したところである。
簡便である。しかし、過剰分、特にシバl」芳香族化合
物以外のものは、重合途中にヂV−ジしてもかまわない
(2) 撹拌条件 本発明による重合反応1時の撹]イは、少くとも撹拌の
後期において、効果ある112合が行7.ねれる強力な
撹拌をfrうことによって、生成ポリマー鎖末端のチオ
ラート基もしくはチオール基と残存八日芳香族化合物と
の衝突のチャンスを有効に高めて、ポリマー鎖の末端を
変化させるという観点で行われる。
そのためには、先ず、上述の衝突による反応が充分に行
なわれる撹拌条件であることが必要である。たとλ撹拌
速度が大きくても、特に1M3以上の大型反応装置を用
いる場合には居流状の撹拌では反応を充分に行うことが
困難である。反応を充分に行うことのできる混合効果の
ある撹拌であるためには、次式で示される撹拌動力数N
、が1.2以上、より好ましくは1.4以上となる装δ
を使用することが必要である。
P:撹拌動力kw/ゴ、Nl):撹拌動力数ρ:反応系
の密r!1(Kg/TIt) 、n : 撹拌速度(r
、p、s)、d :撹拌翼長(M)、また、このような
反応装置を用いても撹拌速度等が小ざ1ぎると未喘基の
反応を充分起ザことができないので、投入づ゛る撹拌動
力Pは1.OkW/TIl、より好ましくは1.1kw
/m以上、であることが必要である。
従来のポリアリーレンチオエーテルの重合、特に容積1
M3以上の大型反応装置を用いた場合は、撹拌条件は通
常撹拌動力数が1.2以上になることのできない装置あ
るいは撹拌動力が1.Okw/i未満の範囲で行なわれ
てぎた。従って、反応系の混合が充分でなく、末端チオ
ラート基もしくはチオール基を残存八日芳香族化合物と
充分反応させることが困難であったと考えられる。
撹拌動力数Npはレイノルズ数により変化する反応装置
の定数であるが、本発明における撹拌動力数とはレイノ
イズ数が5×104以上における比較一定の値となる範
囲のlfH〒動力数を指す。本発明者らの経験によれば
、撹拌動力数が小ざい場合は、p>1.0kw/m3と
いう大きな撹拌動力を得るためには撹拌数を上げあるい
は撹拌翼長を長くする必要があって装置設計上困難であ
り、まただとえP>1.Okw/Tdの撹拌動力が得ら
れたとしても所望の反応を起さぼることができなかった
このレイノルズ数が5×104以上における撹拌動力数
が1.2以上である反応装だとしては、例えば邪魔板を
有効数備えた装置等が好ましく使用される。
本発明の撹拌条件で撹拌を行う時期及び時間は、末端ブ
ーオラート基もしくはチオール基濃度が10μモル/g
ポリマーになる迄であればよく、反応の初期から全反応
期間に亘ってもよいし、また初期は通常の撹拌を行って
反応の後期のみをこの条件で行ってもよい。初期からこ
の撹拌を行う場合は生成ポリアリーレンチオエーテルの
分子mが低くなる傾向があるので、高分子51jのポリ
マーを必要とする場合は反応の後期のみをこの条件で行
うことが好ましい。反応の後期とは反応終了時に近い時
期を指し、反応の後期のみをこの撹拌条件で実施する場
合は反応路7′萌少くとも1時間以上、好ましくは2「
、1間以上、この撹拌条件で撹拌することが好ましい。
1時間未満では、末端チオラート基もしくはチオール基
と残存へ口硫換芳香族化合物との反応が不充分となるお
それがある。
本発明の上記の重合方法は、ポリアリーレンチオエーテ
ルのホモ重合体、共重合体、ブロック共重合体等のあら
ゆる重合法に利用することができる。特に、前述の水添
加二段重合法は、本発明による重合法を適用するのに好
ましいものの一つである。即ち、重合系中の水分量がア
ルカリ金属硫化物の実効仕込m(A)1モル当り2.4
モル以下でしかも230℃以下の温度で前段重合を行な
い、ジハロ置換芳香族化合物の反応率が90(モル%)
以上であってしかも生成ポリマーの溶融粘度が300ボ
イス以下の範囲の時lv1に、反応系中の水分量をアル
カリ金属硫化物実効仕込量(A)1モル当り2.5〜1
0モルでしかも温度240〜280℃の状態に変えて後
段重合反応を行なうことによって、ポリアリーレンチオ
エーテルを生成させる反応において、溶融粘度1000
ポイズ以上の高分子苗で■つ安定性の高いポリマーを1
7るためには、(B)/(A)= 1.0025−1.
09(モル1モル)の範囲で両原利を仕込み、しかも少
くと6前段重合(共存水増最前の重合反応)においては
撹拌動力数1.2未満を右する反応装置を用いることも
しくは投入する撹拌動力が1.0(kw/ rd )未
満であることのいずれか一方の条件を満足1”べき撹拌
を行って反応を行い、一方共存水増吊後の後段重合にお
いて少くともその後期において撹拌動力数が1.2以上
を右する反応装置を用いかつ撹拌動力が1.0kw/T
Il以−ヒの強力な撹拌を行いながら反応を行うことが
望ましい。この方法により、実質的に線状で高分子量の
高い安定性を右づ−るポリアリーレンチオエーテルを容
易に(9ることかできる。
末端構造の検出法 本発明によりjqられるポリ7リーレンチオエーテルは
、末端のチオラート基もしくはチオール基の濃度が極め
て減少している。このチオラートもしくはチA−ル球末
端は、ヨード・アセトアミドを用いるメルカプト基分析
法により定m″gることがでさる。
本発明において得られたポリアリーレンチオエーテルの
末端チオラート基ししくはチオール基の′a度は10μ
モル/3ポリマー以下である。
木1」しへポリマ一 本発明のポリアリーレンチオエーテルは、従来のポリア
リーレンチオエーテルに比較して安定性が極めて高く、
鉄系の材質で構成された溶F、iii加工機械を用いて
、溶融押出しをし−Cも、分解反応が極めて少ない。従
って、分解に伴うポリマーの着色ないし変性が極めて少
ない美麗な溶融成形物が得られる。
特に、フィルム、シート、糸、ボトル、モールド品等は
着色の極めて少ない美麗なものを工業的に製造すること
かできる。その他、射出成形物や押出成形物も、着色剤
を添加ぜずあるいは添加して、色調のすぐれたものを製
造することができる。
本発明のアリーレンチオエーテル重合体は熱可塑性重合
体の範的に入るものであるから、熱可塑性重合体に適用
可能な各種の改変が可能ぐある。
従って、たとえば、この重合体はカーボン黒、炭酸カル
シウム粉末、シリカ粉末、酸化チタン粉末等の粉末状充
填材、または炭素繊維、ガラス繊維、アスベスト、ポリ
アラミド繊維などの[1状充填剤を充填して使用するこ
とができる。この重合体はまた、ポリカーボネート、ポ
リフェニレンオキシド、ポリスルフォン、ポリアリーレ
ン、ポリアセタール、ポリイミド、ポリアミド、ポリエ
ステル、ポリスチレン、AB8などの合成樹脂の一種以
上を混合して使用することもできる。
1) ポリマーの製造 レイノルズ数が5×104以上にa3ける撹拌動力数の
異なる2種の構造の反応缶X J3よびYを使用した。
XJ3よびYの構造は図に示す通りである。
図において、D:缶径、L:缶の長さ、BL ニアj艮
、bW:邪魔板の11J1であって、X缶は0=110
0[IIIIlφ、L=2300mm、131−=72
5+n+e(/15°傾き)、邪魔板ナシ、Y缶はD−
1100nmφ、L=2300mm、BL=600mm
(45°1lri’a ) 、E) W= 11011
11、邪R板(7)数4枚である。
反応缶に硫化ナトリウムを市販の含水塩の形でN−メチ
ルピロリドンと共に仕込み、重合開始前に約200℃ま
でが温して水分を適当ω留去さじて、共存水分量を調節
した。この際留去したト12Sは全部補集して定量する
ことによってNa2Sの右効仕込吊をね出し、それに見
合うハロ芳香族化合物をヂャージして所定の温度/時間
反応させたく前段重合)。
次いで、同一反応缶を使用し、あるいは反応缶を変えて
、水分量及び温度を変化ざIあるいは変化させずに後段
重合を所定時間行った。各原r1のfIJ、割合、反応
缶の種類、撹拌動力、動力数、反応温度、時間等の重合
条件の詳細は、第1表に一括して示した通りである。
反応後、反応液(スラリー)の一部を採取しで、直らに
末端チオラート基ししくCまチオール基の定11に供し
た。残りのスラリーはン濾過し、アlニア1〜ン洗浄、
水洗浄を行なって精製した侵、乾燥して粉末ポリマーを
得た。
第1表において、共存水分量(モル1モル)は共存水i
Xと硫化す1−リウム実効仕込Mのモル比を表わす。ま
た、p−DCBはバラジクロルベンゼン、m−DCBは
メタジクロルベンゼン、NMPはN−メチルピロリドン
を表わす。
2) 末端チオール基またはチオラート基の分析 (a)原理 (イ) 酸性化 (ロ) ヨード・アセ1−アミド法 SH+I′CH0ONH2−瓦1 (ヂオール)      2 (SCHCONH2+H”+1−) (b)操作 手合反応終了後、直ちに反応液の一部をサンブリングし
、水中に投入してポリマーを析出させ、炉別し、純水中
で洗浄し、次いで希J!酸水で処理して未喘チオラー1
−基をチオール基に変え、純水中で30分間洗浄し、さ
らにアセトンで30分間洗浄し、真空乾燥機′C室温で
減圧乾燥しで、ポリマーリーンプルを19だ。それから
直ちにポリマーサンプル10■〜1g程度を精秤し、密
栓型試験管に入れ、アセトン2.5d及びヨードアセト
アミド50mモルからなるアセトン溶液2.5#!i!
を加え、密栓し、100℃で60分間加熱し、水冷し、
開栓し、それから液相部を分離し、紫外線吸光度計を用
いて、450n■の吸光度(I2の吸光度)を測定した
。前もってモデルヂオール化合物< c + +S H
>に関して作製しておいた検量線を用いて吸光度から末
端のチオールm1度を算出した。(サンプル但は、アセ
ンI・・スラリー中のチオール基の濃度が0.1〜0.
3mモルの範囲になるように適当に選ぶことが好ましい
。)同一乾燥サンプルにつき3回づつ分析を行なって、
末端チオール基濃度の平均値を求めた。結果は、一括し
て表2に示した通りである。
3〉 溶融粘度の測定 ポリマー粉末について高化式フローテスターを用い、3
10℃の溶融粘度を測定した〔せん断速度−200(1
/秒)〕。
各ポリマーの溶融粘度は、第1表に示す通りである。
撹拌動力(P) 撹拌モーターの消費電力量を測定することにより決定さ
れる値 撹拌動力数(Np’) 実施例の実験データーから次式により求めた(ここで1
−):撹拌動力、gC=重力換惇係数=に9 ・ m 9・ 81 □ 、ρ :密度、 Ky−5ec2 「1:回転数(r、p、s)、d :撹拌翼の直径)4
) 安定性の評価 得られたポリアリーレンチオエーテルの安定性を評価す
るため、各々ポリマーを、鉄系の押出機を用いて320
℃まで加熱溶融させ、ベレット状に押出加工し、この溶
融加工の際の熱履歴による変色の程度をもって尺度とし
た。即ち第1表に示されるポリマー原末P1〜P6、P
P1〜PP4について、単軸混練押出機(シリンダー二
窒化鋼、スクリュー・バレル:窒化#1)を用いて、ペ
レット状に溶融加工し、そのペレットをN2気流中でホ
ット・プレスを用いて予熱320℃/2分間、加圧32
0℃/1分間でプレスし、直ちに水冷して、平均厚み0
.3#IINのシートを調整した。これらのシートにつ
いて、溶融加工による着色の程度を色差計(東京重色(
Il製C0LORACE>を用いて、HLJ N T 
E R1白色度を測定した。その結果も一括して表2に
示しである。
表  2 本発明の実施例P1〜P4はいずれも末端チオラーI−
もしくはチオール3.t 1度が10μモル/gポリマ
ーであり、ハンター白色度が30%以上という6色の少
ないものであった。これに対し、重合後期に撹拌動力数
の小さいX缶を使用した比較IAPP−1、PP−2、
PP−3,重合後期に撹拌動力数の大きいY缶を使用し
たものの小さい1党拌動力の比較例PP−2は、何れも
撹拌効果が弱くて反応が不充分であり、末端チオラート
もしくはチオールIt fiiが10μモル/gポリマ
ー以上であってハンター白色度も小で着色が激しかった
【図面の簡単な説明】
本発明の実施例、比較例で使用した反応缶を模式的に示
す断面図である。 1・・・撹拌機、2・・・邪魔板、D・・・缶径、L・
・・缶の長さ、BL・・・翼長、bw・・・邪魔板中。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機極性溶媒中でアルカリ金属硫化物とジハロ芳香
    族化合物との脱ハロゲン/硫化反応によってポリアリー
    レンチオエーテルを生成させる方法において、少くとも
    下記の条件を採用することによって生成ポリアリーレン
    チオエーテル末端のチオラート基もしくはチオール基の
    濃度が10μモル/gポリマー以下になる迄反応させる
    ことを特徴とする、安定性の高いポリアリーレンチオエ
    ーテルの製造法。 (イ)ジハロ芳香族化合物をこれを主体とするハロ芳香
    族化合物として使用して、このハロ芳香族化合物の総仕
    込量(B)のアルカリ金属硫化物実効仕込量(A)に対
    する比(B)/(A)が1.002〜1.25(当量比
    )の範囲にあるようにすること。 (ロ)反応の少くとも後期において、レイノルズ数が5
    ×10^4以上における撹拌動力数が1.2以上となる
    装置を使用しかつ撹拌動力が1.0(kw/m^3)以
    上である撹拌条件で反応を行うこと。 2、反応系中の水分量を(A)1モル当り2.4モル以
    下で230℃以下の温度で前段重合を行ない、ハロ芳香
    族化合物の反応率が90モル%以上でかつ生成ポリアリ
    ーレンチオエーテルの溶融粘度(測定温度310℃、剪
    断速度200秒^−^1)が300ポイズ以下の時点で
    反応系中の水分量を(A)1モル当り2.5〜10モル
    とし、温度を240〜280℃に変化させて反応を行っ
    て1000ポイズ以上のポリアリーレンチオエーテルを
    生成させる反応において、(B)/(A)=1.002
    5〜1.09(当量比)で反応を行いかつ少くとも前段
    重合時においてはレイノルズ数が5×10^4以上にお
    ける撹拌動力数が1.2未満となる装置を使用するかあ
    るいは撹拌動力が1.0kw/m^3未満であるかの少
    くともいずれかの撹拌条件で反応を行う、特許請求の範
    囲第1項記載の安定性の高いポリアリーレンチオエーテ
    ルの製造法。 3、ハロ芳香族化合物がパラジクロルベンゼンを主体と
    するものである、特許請求の範囲第1項もしくは第2項
    記載の安定性の高いポリアリーレンチオエーテルの製造
    法。
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