JPS62187412A - ガングリオシツドの抽出法 - Google Patents

ガングリオシツドの抽出法

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JPS62187412A
JPS62187412A JP62000347A JP34787A JPS62187412A JP S62187412 A JPS62187412 A JP S62187412A JP 62000347 A JP62000347 A JP 62000347A JP 34787 A JP34787 A JP 34787A JP S62187412 A JPS62187412 A JP S62187412A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガングリオシッドのヒトにおける中枢神経系お
よび末梢神経系の神経刺激伝達障害への治療学的応用、
およびガングリオシッドを咄乳動蜘の紬経釦畿から抽出
オス力iJ9に凹オ慝−ガングリオシツドはアミノアル
コールスフィンゴシン、脂肪酸(主としてステアリン酸
、パルミチン酸、アラキン酸およびベヘン酸)、単純な
糖類(グルコースやガラクトース)の他に一脂質をその
分子中に含んでおり、1分子当りl乃至4個のN−アセ
チルノイラミン酸(ジヤル酸)残基を有している。
(以下余白) ガングリオシッドはビランドスタイナ−(by−Lan
dateiner)およびレビーネ(Leveuene
)によシ発見され、1942年クレンり(Klenk)
によシ薙認された。
ガングリオシッドの命名法としてはスベネルホyム(S
vennerholm )にょシ提案された方法が今日
最も繁用されている。その方法とは、モノ、ジ、トリお
よびテトラシャル酸付加ガングリオシッド各々に対して
、略号Gの後にM、D、rおよびQを付して表す。ンヤ
μ酸の含有量が同じであるがクロマトグツフィーにおけ
る挙動が異る化合物を区別するために、文字の後に数字
を付ける命名法もまた使用される。本発明の明細n中に
おいてもこのような命名法を用いる。
ガングリオシッドという用語はまた、シャ/l’酸を含
んだグリコシルーセラミドを含む意味に用いられるがン
アリルラクトシルセフミド(エマトシド)は含まれない
。これは普通広義のグリコスフインゴリピッドに含まれ
る。
本発明によれば、治療に用いられる活性成分のガングリ
オシッドとしては、哺乳動物の神経mM<から抽出され
たモノ、ジ、トリおよびテトフシャル酸付加ガングリオ
シッドの混合物、またはガングリオシッド類をよシ少量
含有する更に絹製されたものが使用される。
本発明によれば、ガングリオシッドを治療に用いる場合
には適当に調整されたその水性緩衝液を筋肉内注射また
は静脈内注射する。注射剤としては液状バイアlL/l
たは凍結乾燥バイア/%/あるいはまた静脈内注入用バ
イアルなどが挙げられる。
本発明によシガングリオシツドは、例えば以下の実施例
に示す方法によって哺乳動物の神経組織から抽出される
実施例 脱皮を有しない牛の脳100?を生理食塩水で洗浄し、
pH6,800,IMfIe緩衝液100j中で機械的
にホモジナイズする。これに、はげしく攪拌しながらテ
トフヒドロフラ、ン12007を加える。5時間攪拌し
続け、加圧下セフイ)Th用いて固形物から液相を分離
する。液相に、撹拌しながらエチルエーテ*4001を
加え、60分間攪拌を続ける。上層を捨て、下層(約8
07)を40℃以下の温度で減圧下に濃縮する。濃縮残
渣を水/エタノール混合物(容量比−i:1)ijに溶
解する。この溶液をセライFで濾過し、DKAE−七y
ローヌカフム(新鮮な脳1即当だりDEAE−セルロー
ス80f/)IICかける。このDEAE−セμローヌ
カフムは、あらかじめ水/エタノール混合物で平衡させ
ておく。まず5容量の水/エタノー/&/混合物を用い
て、約5o−7分の割合で溶出する。次いでPH4,6
の0.1M酢酸緩I液中の50%エタノール溶液5答址
を用いて溶出する。最初の溶出液は捨て、2番目の溶出
液に水酸化バリウム201および冷エタノール4容量を
加える。この溶液を0℃で18時間おだやかに攪拌する
。生成した白色法#を遠心分、1llKより分離する。
この沈澱を水500−に溶解し、HCIを加えてpHf
!:4.5に副面する。この溶液を透析し、凍結乾燥す
る。この段階での粗ガングリオシッドの収量は新鮮な脳
1g当た9約0.61である。この粉末をクロロホルム
/メタノール(容量比=2:1)20部(W/V)に溶
解し、得られた溶液をセライトで一過し、水中0.88
XK(J溶液0.2容量を攪拌しながら加えて分配する
。上層を分離し、透析し、凍結乾燥する。この最終のガ
ングリオシッドの収量は新鮮な脳1即尚たシ約o、ay
である。
以上のごとくして得られたガングリオシッドはヒトの治
療に用いる前に1パイロジエン、蛋白、アナフイラクト
ゲンお”よびヒスタミンが存在しないかどうか試験しな
ければならない。
本発明による新規な治療掌上の応用のための旭方例とし
ては次のものが挙げられる。
1バイア/I/(中性ガラス製、容量2−)当シの含有
澁ニ ー哺乳動物の神経組織から抽出したガングリオシッド(
N−アセチルーノイフミン酸で換算される)・・・・・
・・・・・・・・−・・・・・・・・−・・・・・・・
・旧・・・−・・−・X#−パイロジエンフリーの殺菌
蒸留水を用いたpH7,6の燐酸緩衝液(M/100)
・・・・旧・・−・・2−ここEXは、使用するガング
リオシッド中20乃至35%含まれるN−アセチ〃−ノ
イフミン酸の力価によりあるいはまた、治療しようとす
る病気によって変化するガングリオシッドの址であり、
5乃至100ダである。疼型的な投与形態の例として、
2mlアンプルの処方を以下に示す。
ガングリオシッド混合物(aM。
GD 1、−GD 1b−GT−GQ )      
 ・・・10・・η二塩基性燐酸ナトリウムー12f(
20・−・・・6$7−塩基性燐酸ナトリウム・2H2
0・・・0.5岬塩化ナトリウム         ・
・・16rtqパイロジエンを含まない 再蒸留水(を加えて)      ・・・・・・2−こ
の様にして得たアンプルは、通常1日1ないし5アンプ
lL/ヲ筋肉注射または静脈注射する。
本発明によれば、ガングリオシッドは中枢神経系および
末梢神経系における神経刺激伝達障苦に起因する全ての
病気の治療に利用され得ると考えられるが、顕著な応用
面を以下に列挙する。
延髄後方ft1I経炎、動眠神経麻痺、三叉神経痛、顔
面神経麻痺またはぺA/g痺、ガルサン片脳底症i′喚
群、急性多発性神経炎(ギラン・バレ症候群)、背髄神
経根炎、末梢神経の外傷性病変、末梢神経の中毒性病変
、糖尿病性およびアルコール性多発性神経炎、分娩麻痺
、麻痺性坐骨神経痛、運動性ノイロン疾病、筋萎縮性側
索硬化症、昔話病性筋萎縮、進行性球麻痺、重症性筋無
力症(ランバート・イートン症候群)、筋ジストロフィ
ー、中枢神経系および末梢神経系におけるシナプス神経
伝達の変調、朦朧状態のごとき意識障言、脳振盪症、頭
蓋損傷予後、脳血管障害、血栓症3よび塞栓症。
ガングリオシッドの双極性化学組成や、神経木端におけ
る細胞膜上にそれが局在化することが、種々の研究の結
果判明してきたことにより、この化合物は、神経細胞の
化学構成に授るだけでなく、その受容器の動的機能にも
関与していると考えられる。
このように、ガングリオシッドは脳生理に2いて極めて
重要なものと考えられ、この重要性は、中枢神経系の多
くの疾病において皮質中のガングリオシッドの量が変化
していることがわかっていることを考慮すると益々明ら
かとなる。
本発明において、ガングリオシッドを用いて広範囲の薬
理実験および臨床実験が行われた。実施された動物実験
としては、プ四タミン麻痺、パルピッ−!酸麻酔延長、
電撃ショックおよびメトラゾー〃痙侵などが挙げられ、
これらの試Wk結果は、研究者の予想と完全に合致した
また本発明による脳ガングリオシッドが再生や神経再植
法によって得られる機能的回復に効果があるかどうか試
験した。
本発明によるウシ脳皮質から得られたガングリオシッド
がヒトの難聴に対して保護効果があるかどうか試験した
。2KHXの狭い範囲の音を30分間隔で聞かせた被験
者には、コントロール群とは対照的に木質的な聴覚閾値
の変位は認められなかった。このように高い強い音によ
って惹起される一時的焉聴に対し保護効果のあることが
ねがった。
さらに、種々の神経病に悩む患者に汀して臨床実験を行
った。何故なら、本発明による化合物の作用メカニズム
≠1−子テスμ4イ箇俸ぬ牛繊瀘rその原因としての変
質した刺激は不適当な生化学的伝達によるか、興奮閾値
の変化によることがわかっている)に効果があると考え
られたからである。
このように、種々の異った病気の発生源が中枢神経系お
よび末梢神経系における神経効果器の神経伝達変質にあ
るという病理学的考察から、本発明による化合物の臨床
試験を行った。
特に慢性アμコー〃中毒、パーキンソン病、脳血管異常
および脱髄症埃群で苦しむ患者に対して試験した。その
治療効果は、従来の治療法によって治療した患者に比較
して統計的に有意の差が認められた。
中枢神経系また末梢神経系における神経伝達の変質に起
因する種々の病的状態にある多くの患者に対して臨床試
験t−実施し、本発明による化合物またはその製剤の効
果を被試験者の目覚症状判定や、いくつかのパラメータ
による治療係数によって評制した。
尚、ガングリオシッドの毒性は極めて低く、うッ)(C
FY系)において、皮下注射の場合のLD5Qは8.O
fl/へ(体重)以上であシ、静脈注射の場合は2.O
f/ (1,6−2,1)/Kg(体重)である。また
ウサギにュージーランド)では、皮下注射の場合のLD
、oは4.I C6,31−2,45)f /lf (
体重)であシ、静脈注射の場合は1.1(L、S 15
−0.921 M/即(体重)である。
以上簡単にガングリオシッドの医薬としての有効性につ
いて記述したが、以下に飼々の試験成績について膵述す
る口 1、ラットにおける急性毒性 1、1.皮下注射 a)実験1 体重112ないし164fのCFY系フットにガングリ
オシッド混合物の20XW/V水溶液を皮下注射し次。
最大投与量は40m1/即体重。対I!A群には水40
−/キを投与した。
b潰14 体重108ないし129fのCFY系ラットに、PH7
,5の0.01M燐酸緩衝液に1.5および5.0%W
/V の割合でガングリオシッド混合物を入れた溶液を
、40m7/?体重の割合で皮下注射した。
対照群には緩衝液だけを投与した。14日間、その毒性
徴候および死亡率を観察した。死亡したラットを肉眼的
に観察し、損傷器管′f:調べた。
結果 実験1の予備実験の結果、LD50)ま8.01/々体
重以上であることがわかった。そこで雌雄5匹づつのラ
ットを用い、投与量を広げた。投与後観察されたものと
しては、立毛(これは対照群でも観察された)、背を弓
なりに曲げる姿勢(ハンチング)、異常歩行(よたつき
ν行および足指歩行)%呼吸数の減少、カタレプシーな
どでめる。
!!験2では、0.61および2.0fl1時坏重のガ
ングリオシッドで処理した群(雌2匹、雄2匹)では死
亡率は0でめった。2.017klの投与群の3匹に処
置後すぐに現れたのは立毛(対照群も同じ)および呼吸
場大であった。観察2日後、2.0fl/Kli投与群
の2匹の雌にハンチング、よたつき歩行が、全ての動物
にハンチングがみられた。外観wA察では全ての動物は
投与後7日で完全に回復した。体重増加は対照群と同じ
であった。最終的な剖検の結果は正常であった。
結論 20X水溶液を用いて8.Of//弯の割合でガングリ
オシッドを皮下投与したラットに皮膚漬癌が観察され友
。これは、6%緩衝液を用いて2.017即の割合で投
与した群には観察されなかっ友。
2.01/々またはそれ以下の投与量では死亡率は0で
めった。LD、、は求めることができなかった。
1.2静脈注射 体重109ないし1661のCFY系ラット〈ガングリ
オシッド混合物を静脈注射した。ガングリオシッドを2
0χW/V 水溶液としく無菌条件下)、尾側静脈から
注射した。投与量は2.5ないし10m//KP体重で
あった(7〜スケールテスト)。対照群には水1o−/
晦を投与した。14日間、死亡及び毒性の徴#管観察し
た。死亡ラットは剖検し、損傷器官を副べた。死亡率か
ら、リッチフィールドおよびウイμコクソンの方法によ
シLJ)50 @計算した( Li tchf 1el
d J 、T、wwlWilcoxonF、(1949
)、J、pharmc、Exp、Ther、 9599
−111)。
結果 予備実験の結果LD、0はほぼ2.(1/Q1体重であ
ることがわかった。これに基づき、よシ正確なLD、 
oを求めるため、雌雄5匹づつのラットを用いて実験し
た。投与後観察された症状は立毛(対照群も同じ)、ハ
ンチング、異常歩行、し眠、呼吸数の減少であった。体
重増加は対照群と同じであった。試験終了後の剖検の結
果は正常範囲内であった。
結論 95X信Mla界におけるラットの静脈注射のLD5G
は、1.8 (1,6−2,1) f/に4体重テあっ
た。
2、ウサギ 2.1#脈注射 体重1.5ないし2釉の酸ニューシーラントウサギ46
羽にガングリオシッド混合物を2および0.51/Y4
の割合で静脈注射した( 5calar dose)。
ガングリオシッドは、4f/lの割合で塩化ナトリウム
を加えた0、01M燐酸緩衝液の30%溶液として用い
た。投与後T目間観察した。全ての動物を肉眼的に剖検
した。
結果 高投与量においてカタレプシーおよびし眠を示した。2
2よび1.5f/々の投与量では4日以同に全て死亡し
た。
結論 LJ)5oは1.1 (1,315−0,921) f
/KfCp=o、o5)と計算された。
2.2皮下注射 体重1.55ないし1.9KFのニューシーラント系ウ
サギ27羽に8f/Kliないし2 f /即のガング
リオシッド混合物を皮下注射した。ガングリオシッドは
、41/lの塩化ナトリウムを加えた0、01M燐酸緩
衝液の20%溶液として投与した。投与後7日間観察し
、死亡動物を肉眼的に剖検した。
結果 特に高投与量においてし眠がみられた。肉眼的剖検によ
り実質器官の異常が認められた。即ち皮下組織にゲル状
液体が観察され、これは腹腔にたまっていた。81/即
では死亡率は100%でめシ、全て投与後50時間内に
死亡した。
結論 LD5oは4.1 (6,31−2,45) g/Kp
(P=0.05)と計算された。
B、亜急性毒性(4週ill ) 1、ラット(皮下注射) 以下の要領で実験を行なった。
動物:チャールスリバーCD系ラット。28日令の雌2
5匹、雄25匹。体重7O−80f、各群雌進5匹づつ
の4群にわけた。
ガングリオシッド:動物群の2.8および4群にそれぞ
れ150.250および500q/脅/日の割合で投与
。ガングリオシッドはPH7,5のo、oIM燐酸緩衝
液に溶解させて投与した。
投与期間:毎日28日間皮下注射。
飼育条件:温度21±2℃、湿度50±5%の飼育室に
入れ、12時間(午前8時から午後8時まで)光をあて
、12時間は暗くした。水、飼料は自由に与えた。
観察事項:徴候、飼料消費盪、体重変化を観察。
第4群は投与後15日目に殺し、残りの群は期間終了後
に殺し、肉眼的に剖検した。
結果 500My/即/日投与群:注肘部位の皮下肥り、癲皮
の形成、毛の欠損および腫脹。雌雄ラットに飼料消費の
減少。雄に体重増加率の減少。15日後の肉眼検査によ
り、注射部位に皮下肥厚および浮腫が認められた。雄1
匹雌2匹に皮下リンパ腺の肥大、雄2匹に膵臓肥大が認
められた。
250M9/Q7日投与群:注射部位の皮下肥厚、腫張
、毛の欠損。雌雄に飼料消費址の減少(利用効率の低下
)、体重増加率の減少。肉眼検査によシ、注射部位に皮
下肥厚(雄4匹、雌5匹)、浮腫(雄2匹、雌2匹)、
病皮の形成(雄1匹)。
毛の欠損(雄1匹、雌1匹)、腋下および鼠径リンパ腺
の肥大(雄1!;、雌4匹)を観察。
150M9/Q7日投与群:注射部位に皮下肥厚および
毛の欠損。雌にかいて摂飼量の低下、雄において利用効
率の低下。体重増加率の減少(雌雄)。
肉眼検査によシ、注射部位に皮下肥厚(雄4匹、雌5匹
)、浮腫(雄1匹)1毛の欠損(雌1匹)。
鼠径および/または腋下リンパ腺の肥大(雄3!EL。
雌2匹)。
結論 上の結果から長期テストには250W/に9/日の投与
量は高すぎることがわかった。体重増加への影響(雌雄
においてそれぞれ約6?よび10%の減少)から判断し
て150ダ/即7日が長期投与テストの高投与量として
適当であることがわかった。
2、犬(筋肉正射→ 以下の要領で実験を行なった。
動物:ピーグル犬(進3匹、雌5匹) 投与方法二筋肉注射 投与期間:4i間以内 投与i:■20%水溶Wt用イテ16oIIIf/Kf
/日、■(司、40岬/輝/日、01.5%燐酸緩衝液
溶液を用いて6Mf7に!?/日、05%燐酸緩衝液溶
液を用いて20MIF!/時/日。
飼料:朝、投与後に4001の新しい飼料を与え、前日
のibの重量を測定する。週末を除く毎日牛乳約200
it:’与える。水は自由に与える。
注射液のm謳:ガングリオシッドの20%水溶r’uハ
I N MCI テpH7,4に副面する。O,01M
燐酸緩衝液(PH7,5)は、0.01Mオルト燻設二
水素カリウム溶液と0.01Mオルト燐酸水素二ナトリ
ウム溶液とを混合して調製する。この緩衝液に4’J/
lの割合で食塩を加える。この緩衝液を用いて1.5な
いし5%のガングリオシッド溶液を調製する。
臨床観察 あらゆる徴、ycの観察。少々くとも11間に1度の体
重測定。未摂取飼料の測定。牛乳拒否のq無。
投与期間終了後動物を殺し、組織観察を行ない、脳、肝
臓、前立腺、子宮、下垂体、膵臓、じん臓、心臓、すい
臓、甲状腺、肺、胸腺、副腎および生殖腺を摘出してそ
の重量を測定した。これらの組織および大動脈(大動脈
弓および腹大動脈)、気管、リンパB(頚部および腸間
膜リンパ節)、胆のう、胃(体および洞)、十二指腸、
空隔、回腸、結腸(上行および下行)、皮膚、乳腺、骨
核筋、骨髄、坐骨神経、視神経のついた目、および注射
部位の筋肉から檄品をとって固定液に入れた。
結果及び結論 160W/Kg/日の投与群は投与による痛みが激しい
ので10日目に殺した。死後剖検の結果、著しい局所反
応が注射部位に観察された。6M47〜7日の投与群に
も痛みは観察されたがわずかであった。また、局所反応
の徴候はなかった。また注射部位において脂肪層の浮腫
シよび/または筋肉の蒼白がみられた。
長期投与には、3,6および12W4/Kli+/日の
投与量が適当であることがわかった。筋肉注射における
最低致死景は160η/即/日以上であるが、これ以上
の投与量は実際的には好ましくないことがわかった。
C0長期毒性(26週簡) 1、ラット(皮下注射) 以下の要領で実験を行なった。
動物:28日令の、体重75−85f/のチャールスリ
バー系ラット200匹(雌雄各100匹づつ)。1群雄
20匹、雌20匹とした。
投与量:第1群は対魚、第2群は6q/?/日、第3群
は80#/KP/日、第4群は150!/即/日。
投与方法及び期間:皮下注射、連日26週間。
飼育条件:B1の亜急性毒性の場合と同じガングリオシ
ッド:0.01M燐酸緩衝液(NλC1添加)の溶液に
して投与。
観察事項:徴候、死亡、摂飼蔗、体重変化、摂水量、検
眼m換登、検査室検1((2)尿分析:P代比重、蛋白
還元物質、グルコース、ケトン、胆汁色素、ウロビリノ
ーゲンおよびヘモグロビン。(b)血液分析:充填赤血
球量、ヘモグロビン赤血球カウント、MCHV :l−
MCV%WBC全白血球カウント。
鑑別計算:神経栄養(net*roc roph i 
l e s )、リンパ球、好酸球、好塩基球、単球血
小板カウントテストニ<c)血液化学:血清尿素、血漿
グルコース、血清総蛋白質、血清ア〃プミン、ホスファ
ターゼ、ピルビン酸トランスアミナーゼ、血清ナトリク
ム、血清カリウム、血清塩素、血清カルシウム、血清無
機燐、血清クレアチニンおよび血清コレステロール。) 受身皮;オアナフイフキシー試験 26週間の間、軽くエーテル麻酔した全ての生存ラット
の眼窩血脈洞から24の血液をとる。150q/Kf1
日の処置群ラット全てに受身皮膚アナフイムキシー試′
Mtを行なった。
最終試験 肉眼的病理学および器官1撞分析 26週間後、全ての生存動物を殺し、m減を肉眼的に観
察した。以下の器官を解剖して脂肪を除き、重及f:測
定した:副腎、下垂体、脳、膵臓、心臓、翠丸、腎臓、
甲状腺、肝臓、子宮および卵巣。以下の組織(肉眼的に
異常なその他のものも含む)から標品をとり、10%0
%ホルマリン液に保存した(ただし目はDavinso
nの固定液に保存し九):副腎、肝臓、貯積のう、大動
脈、肺、骨核筋、膀胱、リンパ節(頚部および腸間膜)
、皮1オ(正常および注射部位)、骨髄、脳(髄質、小
脳)よび皮質)、乳腺、膵臓、中央結腸、胃(腺および
非線)、盲腸、食道、十二指;腸、卵巣、畢丸、目、す
い臓、胸腺、心臓、下垂体、甲状腺、@J腸、前立腺、
舌、空隔、唾液腺、気管、腎臓、坐骨陣経および子宮。
肉眼検査用のサンプ〃はパラフィンワックスで封埋し、
5μにスライスし、全ての切片をヘマトキシリンおよび
エオシンで染色した。腎臓の切片は過ヨウ素酸5chi
ff染色した(基礎膜のため)。凍結させた肝臓および
腎臓切片はホルマリン固定し、低温槽の上で127iに
切断し、オイルレッドオー(Oil Red O)  
で脂肪染色し友。新鮮なa結肝臓切片をm製し、グリコ
ーゲンを証明するためにPASで染色した。
肉眼的評価 組織学的検査は以下のものについて行なった。
1、死亡した動物の異常組織 2、高投与群の全動物及び26週後に殺した対照群の雄
10匹と雌10匹 3.26週後に殺した全動物の注射部位統計手法 5tudent  のt検定に続く分散分析により群間
差の有意性を胛部した。
結果 対照群と比較した場合の各投与群の所見は以下の通シで
ある。
15(1’/4/日投与群:1.注射部位の皮膚の肥厚
、2.雌雄において体重増加率の減少、一部に摂飼量の
減少、飼料利用効率の低下、3.25.6週の雌におい
て血清アμブミン低下、総蛋白質およびA/G比の低下
、46期間終了後に殺した雌雄のラット忙腰部肥大、鼠
径および腋下リンパ腺の肥大、51期間終了後に殺した
雌雄ラットの膵臓の1撞増大(しかし組織学的検査の結
果、形態学的変化は認められなかった)、6.注射部位
における単核球の皮下浸潤。
8011f/Kl/日投与群:死亡なし、摂飼量は対照
群と同じ、体重増加率は対照群と同じ、雌20匹中11
匹に注射部位K)ける単核球の皮下浸潤(一部のものは
泡状を呈す)がみられた。
6ダ/釉/日投与群:死亡なし、摂飼量は対照群と同じ
、体重増加率は対照群と同じ、ガングリオシッド投与に
起因する変化はみられなかった。
張水 対照群と比較して150!/?/日投与群の雌雄に6な
いし12週において張水憧が増加した。
しかし対照群との差は統計的に有意なものではなく、ま
た排尿には特に影響はみられなかった。
検査室での検査 尿分析:25週において、投薬によると思われる群間の
差はなかった。
血液分析=25週において、投薬によると思われる群間
の差はなかった。
血液化学二投薬によると思われる群間の差はなかった。
結論 注射部位において、(1)150ダ/即/日投与群の大
部分および80W/’147日投与群の一部に泡状細胞
質を伴なった、あるいは伴なわない単核球の皮下浸潤が
みられ、(2)15011F/?/El投与群の一部の
リンパ腺に泡状単核#細胞巣がみられた。
検査し九m織に、ガングリオシッド投与に起因する、対
照群とは異なる異常は観察されなかった026週間生存
し九150q/即/日投与群のラットから採取した血清
は、全てPCA父応を示さなかった。
2、犬(筋肉注射) 以下の要領で実験を行なった。
印:5〜6力月令の、体重7.4〜12.4卑のビーグ
ル犬48頭(雄6頭および雌6頭からなる群、4群にわ
けた)。
投与量:ガングリオシッド混合物を0.OiI燐酸履衝
液(N2LC/添加)溶液にして筋肉注射。1日1回、
7日間/週。第1群は対照、第2群は8M97に97日
、第8群は611f/Kf7日、第4群は12ダ/即7
日。総投与期間は1年(52週間)、ただし26週後に
一部を殺した。
飼育条件:1日400Fの新鮮な乾燥ベレット飼料を与
え(@)、前日の残シを測量する。飼料は投薬1時間後
に与えた6週末を除き毎日牛乳200−を与えた(ただ
し、最初の26週のみ)。
張水は自由とした。
観察事項:臨床所見、死亡、体重、摂飼量、張水量、検
ljj!!検査、検査室での検査(血液検査、生化学的
検査、尿分析) 18ないし26週の間、高投与群の犬から全血10−を
採血した。この血液を室温で2ないし4時間、次いで4
℃で一夜放置して凝固させる。血清を分離し、少量づつ
分け、抗体分析まで一20℃で凍結保存する。次いでI
gE抗体l1lIiヲ測定する。
それぞれの血清試料について8頭の感受動物t−使用し
、少なくとも8頭の内2頭が陽(ト)の青色反応を示し
た場合には陽性とした。
結果(処置後26週間) 死亡:なし、臨床所見:投与中落ち着きがなく、鳴く。
これは対照群も同じであるが12q/に97日投与群で
顕著、体重:投与に起因すると思われるほどの体重に及
ぼす悪影響なし、B%飼量:影響なし、検眼鏡検査:影
響なし、PCA試験:12岬/即/日投与群について試
験した結果、ガングリオシッドで感作されないことがわ
かった。
検査室での検査 血液分析ニ一部にわずかな白息!i7数の乱れがあった
が、全て正常範囲内であった。
生化学分析:対照群を含めて、血清コレステロール濃度
が、通常上限と考えられている2125!l’%t−超
えるものがめった。
尿分析:全て正常範囲内であった。
死後の肉眼観察:ガングリオフッド投与に関連すると思
われる所見は、注射部位筋肉の上の真皮が赤くなったこ
とだけである。
器官X虚:正常範囲内であった。
組織検査:組織病理学的な変化がみられたのは注射部位
だけであった。
結論 検査したm織にりいて、ガングリオシッドに起因すると
思われる変化は全く認められなかった。
雌モ〃モット(Dunkin−Hartley) K 
1週1度、4週間ガングリオシッド混合物を皮下注射し
、抗原力を試験した。第2g(10匹)を除き、850
−4001のモルモット8匹を1群として用い。
燐酸緩衝液溶液としたガングリオシッドを含む試料1−
/即を皮下注射した:第1群は媒質のみ、第2群は卵ア
ルブミン100q/Kg、第8,4゜6および6群には
ガングリオシッド混合物をそれぞれ1.10 、LOG
および100q/KP投与した。卵アルブミン投与群は
第1週および第8週の2回だけ投与し九が他の群は1週
間隔で4週間投与した。
抗原性は(1)モルモットl g B−/ I g G
 t b抗体価の測定;蓼)抗原投与後摘出肺からのヒ
スタミン遊離O測定:@)抗原投与による麻酔感作七μ
モットの気管支収縮に応の測定、kよって評1した。
結果 受身皮膚アナフイラキシートいかなゐ投与量にシいても
、がングリオVツド混合物は陽のIgE/Z gG 1
b抗体力lIiを惹起しなかった。
fRtBMからのヒスタミン遊離:ヒスタミンは遊離し
なかった。
インビボ投与!100Iv/即投与群の8匹のモルモッ
ト中T匹は、ガングリオシッドをインビボ投与しても気
管支抵抗にほとんどあるいは全く影響を及ぼさなかった
結論 ガングリオシッドはモルモットにとって抗原ではない。
E、胎児毒性 1、胚子奇形発生試験 1.1.ラット(皮下注射) 性的成熟?’7ト($1’F 、 CrL:■BS C
D(SD)BR1チヤールスリパー、体重155−L!
001)に、妊娠6および15日の間、0,50.10
0および20Q′Jg/Qs/日のガングリオシッドを
皮下注射し、妊娠に及ぼすガングリオシッドの影響ヲ調
べた。妊娠20日後に母親を殺し、同産群値を測定し、
胎児の骨核および内臓異常を調べた。ガングリオシッド
は0.01M燐酸緩衝液に溶解して開用した。
観察 妊娠20日後、生存母親を殺し、先天性異常および母性
器官の肉眼的病理変化t−観祭した。卵巣および子gK
ついては、0黄体の数、b)生存胎児の分布数、C)死
亡胚/胎先の分布数、d)同産群値(これから平均胎児
重量を計′x)、e)胎児異常について調べた。胚/胎
児死亡は、初期(最終的に胎盤のみ観察)と後期(最終
的に胎盤および胚残置物が観察)に分けた。生存胎児は
外観観察して体重を測定し、骨核および内臓異常を調べ
た。
結果 200!/即投与群および100ダ/却投与群の一部に
局所屓応(注射部位に皮膚肥厚、瘍皮形成)がみられた
。全身反応としては顕著なものはなく、立毛は投与困難
によるものと思われる。
20011v/KF投与群の蒼白四肢および改慢動作は
局所反応の間接的影響と思われる。200q/Kf投与
群では摂飼量が減少し、母体体重増加が減退した。10
0Mf!lK9群の摂飼麓減少および50または100
ダ/即投与群の体重増加の減少は対照群と差がなかった
。死亡はなく妊娠率は群閥に差がなかった。
結論 ガングリオシッドによって以下のファクターは影響を受
けなかった=a)同産群値、着床後損失、平均胎児重量
、b)胚2よび胎児発育(重篤な奇形発生の観点から)
、骨核および内臓異常および骨変種。
L2ウサギ(皮下注射) 動物:性的に成熟したニューシーラント系ウサギを用い
て以下の実験を行なった。摂飼、張水は目白とした。
予試験:最適投与ikヲ決定するため(,24羽(1群
6羽づつ4群)のウサギを用いて行なった。
試料を、497tの割合で塩化ナトリウムを含む0.0
1M燐酸緩衝液に溶解し、0.50.100および20
0η/Kf1日の割合で皮下注射した。
この処置は妊娠初日から18日まで続けた。
奇形試験: 妊娠68目から18日目までo、io。
20および40η/即の割合で皮下注射した。ガングリ
オシッド混合物は、41/lの割合で塩化ナトリウムを
含むo、oi*酸緩衝液(pH7,5)に溶解して使用
した。
観察 妊娠29日目に全てのウサギ全般し、肉眼的剖検で同腹
子を調べ、個々の胎児の骨核および内臓奇形を内外観的
に検査した。親の剖検を行ない、先天性器官奇形および
肉眼的病理変化t−+aべた。
特に卵巣および子宮については、り黄体の数、b)生存
胎児の分布数%C)死亡胚または死亡胎児の分布数、ψ
個々の胎児重量、e)胎琶異常を調べた。
結果 ガングリオシッド投与による全身症状および体重増加は
みられなかった。妊娠率および死亡率も影響を受けなか
った。
結論 ガングリオシッド投与によって以下のファクターに対す
る影響はなかった。、a)同産群値、着床後損失、平均
胎児重量、b)胚および胎児発W(重篤な奇形発生の観
点から)、骨核および内臓異常および骨変種。
2、分娩時および分娩後試験 2.1ラツト(皮下注射) 80匹の性的に成熟したSPFラット(CrlHCOB
S■(SD)BR,チャールスリバー)を温度2o±4
℃、相対湿度50±5Xで飼育した。摂飼、張水は白目
とし、人工照射を朝8時から夜8時まで行なった。分娩
前後のラットの発育に及ぼ丁ガングリオシッドの影響を
調べるために、妊娠15日から分娩後21日まで(授乳
を通して)0,25゜50、および100q/Kg/日
のガングリオシッドを皮下投与した。80匹の酸ラット
は20匹づつ4群に分けた。ガングリオシッド混合物は
0.01M′f4酸緩暫液の溶液として投与した。
観察2公娩21日後に親子ともに牧し、異常を観察した
。その観察からa)量産群数、b)回度#)よび平均幼
ラットの体重、C)幼ラットの死亡率を算出した。
結果 全身的影響は観察されなかった。100ダ/KP投与群
において投与5日目に注射部位の皮脣の肥厚(時々痴皮
の形成および毛の損失を伴なって)が観察された。10
0#/?投与群では投与初期に体重増加の減退があシ、
この傾向は50呼/即投与群にもみられたが対照群との
差は著しいものではなかった。妊娠期間は影響はなかっ
た。
結論 回度群値、累積的幼ラット死亡率および平均幼ラット体
重(誕生から離乳まで)に影響はなかった。投与量に応
じた量産群体重の低下が分娩8日および122日目みら
れたが、グループ間に有意差はなく、生物学的に重要な
ものではないと考えられる。幼ラットの死後検査で時々
異常および奇形が観察されたが、ガングリオシッドの投
与によるものではない。
以下の実験によって、ガングリオシッドに突然変異誘発
作用があるかどうかを試験した。
1、ネズミチフス菌(Silmonelli Thyp
himurym)を用いたアメス試験(Ames te
st) :代謝活性のある、および代謝活性のないTA
1585.TA1587 、TA1588 、Ti2B
>よびTi2O3株、投与量10岬/培地で試験した結
果、全ての株について突然変異誘発作用はみられなかっ
た。
2、インビトロでの哺乳動物1細胞に対する試験:5y
rian幼ハムスターのじん臓細胞の軟寒天上での発育
。細胞転換分析で使用される基準に基づくとガングリオ
シッド混合物は発癌性を示さないことがわかった。
a、 D N A修[K験: 大HpmW 8110 
/pojA”およびP 8478 / pojA−にお
けるDNA修復合成の誘発。細胞性DNAに何ら変化は
みられなかった。ガングリオシッドは上記大腸菌のいづ
れにも毒性を示さなかった。
4、麦酒酵母菌(Saccharomyces cer
evisiie)の遺伝子変化試験:代謝活性を有する
および有しないD5株。陰および陽対照群との結果は予
想通シであり、エチルメタンスルホネートで惹起される
低レベルの自発有糸分裂組み換えを示した。ガングリオ
シッド混合物は、代謝活性なしにインキュベートした2
時間後において、または代謝活性下にインキュベートし
た18時間後において、D5に毒性を示さなかった。こ
の被験化合物は飽和溶液に到るまで、投与量に応じた遺
伝子組換え活性を示さなかった。このことは、代謝活性
のあるなしにかかわらず、被験化合物は麦酒酵母11D
5分析に活性を示さないことを示している。
総括的結論 ガングリオシッドを昆合物は代謝活性の有無に関係なく
その最高濃度においても突然変異誘発作用を示さない。
G、薬理実験 切断または寒冷変性によシ神経支配を除去した自律神経
および運動神経は、ガングリオシッド〈よってその再生
および神経刺激伝達の回復が促進されることが、筋機能
の測定による、インビボ実験OK 果t) カッPC(
CECCARELLI B 、ET C0LL 、 。
Adv、Exp、Med、Bioj、71275.19
76年および番 同、、88 288.1977年)。また、この実験に
より、ガングリオシッドを作用さぜれはアドレナージツ
クおよびコリナージツクな刺激に対する神経終末の感度
が増大することもわかった。
これらの実験t−基に、C1rmignotoらは、ガ
ングリオシッドにより神経トランスミツターの放出機序
が急速に回復されること、および神経終末が急MK発達
することをラットを用いた実験で示した(CARMIG
NaroG、Kr C0LL、 、Int、Conf 
、onBioj、Memb、、Cr5ins−5ur−
5ierre l 979−Coamunicat 1
on)。
Gorioらは筋肉神経再植の広範な研究に2いて、適
当な電気生理学の技術を用いて細胞内記録を行なった(
 GORIOA、 ETCOLL、 Proceedi
ng ofInternational Sympos
ium on CholinergicMechani
sms、Florence l l −15March
198Q。
Plenum Press−in Press)。この
研究には、軸系の、筋肉神経終末を形成し得る末端への
分化に及ぼすガングリオシッドの影響を調べるために計
画された組織化学的、組減学的および形態学的研究が含
まれていた。圧潰によシ神経支配を除去したラットのE
DL筋肉を用いて得られた電気生理学的データから、ガ
ングリオシッドで処理したラットのシナプスは、未処理
の対照動物よシ熟成が早く、シナプス後部膜の二重神経
支配は高率であることがわかった。
また、Albizzati らは、神経退化および神経
再生モデルを用いて実験し、ガングリオシッドで処理し
た後の、神経再生を表わす筋肉酵素活性パ”7 ) −
11−KクイテFinヘタ(ALBIZZATI M、
G、ET■LL、Peripheral Neurop
athies、Dev、NeurolI Ed、by 
CANAL N、et az、Elsevierハor
thHolland(Amsterdam) l 97
8年、P2S5)。
また、C龜(ciaらは電気生理学的パラメーターを用
いて、末梢神経幹の再生に及ぼす外因性がングリオンツ
ドの作用t−確認している。寒冷変性によ)神経支配を
除去したEDL神経のに能回復の研究において、これら
の著者は牛の脳皮質から油出したガングリオシッドの刺
激作用kL明している。
即ち、彼らは、ガングリオシッドは生存運動単位の興奮
性を増大し、ニューロン栄養コントローμの回復を刺激
することを見い出した(CACCIAMJ。
■■LJ、、、Muscle Nerve 2882.
1979)。
さらに、切断によシ呻経支配を除去したラットの尾の感
覚神経の再生におけるガングリオシッドの影響について
興味深い報告がある(NORIDOF。
ET C0LL、、 Submitted to Ex
perientia 193Q)。
5avattieriらは、神経伝達が神経支配を除去
した筋肉に届かない場合に、変化するその他の因子に外
来性のガングリオシッドがどの様に作用するカf 示f
 コ、!: K 成功り、7’C(5AVATTIER
I G、 ETωLL、、 )OCI Congres
s of S、I、N、Catanial g 7 g
 ; Po5ter鬼彼らは血液と筋肉間のアミノ酸交
換および動物全体の酸プロテアーゼの増加を調べた。そ
の結果、前者のパラメータはガングリオシッドにより影
響されなかったが、酸プpテアーゼの増大が著しく減少
することがわかった。
Wo j c i kらは、生化学的および組織化学的
手法による隔膜の中間−腹側傷害後、中枢性のコリナー
ジツク経路の再生に及ぼす外因性ガングリオシッドの影
響について興味ある結果を得たcNOJcIKM、ET
 C0LI、、、 Submitted to Neu
roscience1980)。
種々の原因(中毒性および代謝異常性)による実験的多
発神経炎におけるガングリオシッドの作用が多くの実験
で明らかにされている。Aportiらは、あらかじめ
毒性物質、例えばトリオルトクレジルホヌフエート、ニ
トロフラントインおヨヒアyコールで変性した末梢神経
の伝導速度は、ガングリオシッドの投与によって正常化
されることをインビボ実験により示した(APOILT
I  F、 ETCOLL、 Med、 Lav、 6
8296.1977)。Bulgheroniらは、硫
化炭素によって惹起される神経障害について、外因性ガ
ングリオシッドが保護作用を有することt′F11気生
理学的に証明している(BULGHKRONIC,Er
C0LL、、Peripheral neuropat
hies。
Dew、Neurol、 l Ed、 by Cana
l N、et hl。
Elsevierハorth )lol land(A
ms Lerdam)197g 。
P2S5)。またMaroni らはC52T:に起さ
れた多発性神経炎を持つ動物におけるガングリオシッド
の作用効果’& 評(ilj Lテイル(MARONI
 M、ff C0LT、、 。
Int、 Congr、of Neurotoxico
logy、Varesel 979−Cocnciun
ication−)。彼らは、未処理動物と比較して、
処理動物において早期に神経線維が回復すること、およ
び傷害の形態学的特徴が減少することを見い出した。P
iccol i  らは、アロキサンによる糖尿病性神
経l1aNにおいて、坐骨神経および網膜におけるイソ
エンザイムLDH活性の変性を防禦するという意味にお
けるガングリオシッドの効果を例示している( PIC
OOLI F。
ET GOLL、、R4cerca 5cientif
ica ed EducazionePermanen
te、5uppl、 971. Univ 、 Mil
an。
1978)。
NoridoおよびCanellmは実験的糎尿病性神
経障害を研究し、遺伝的糖尿病マウスをガングリオシラ
ドで処理した(1日投与量1および10叩/命、30日
間)。その結果、未処理動物と比較して、処理動物では
運動神経伝導速度(MNCV )が著しく増大すること
を証明することができた。ガングリオシッドの効果はま
だ十分解明されていないが、この伝導速度のデーターか
らミニリン髄鞘に対して作用するのではないかと考えら
れている(NORIDOF、ET■L1.、、、 Re
port Fidia Res。
Laba)。
従来から、神経伝達は脱会の状態で損傷を受けることが
よく知られておシ、この課題は現在も解明中である。
神経伝達現象との関連でガングリオシッドが明確な活性
を示すその他の実験モデμとして、物理的損傷(騒音)
tたはエタクリン酸(etbacrynicλcid′
)%カナマイVン、ウーアパインおよびストレプトマイ
シンの如き耳中毒剤による聴覚不全がある。この様な実
験では聴神経の活動電位、組手マイクロフォン電位およ
び聴神経誘発電位などの種々の電気生理学的パラメータ
ーを測定する(AI’0RTI F、hT cOLLl
 Inner ear biology/biolog
ie de  1’0reille  1nterne
、Ed、  by Portminn M et  a
l Inserm(Pariso、6g 、p871.
1977 年) (MOLINARI G、ET’ωL
I、、、 XlllCongr、Int、dAudio
logie、Firenz  1975−Comuni
cation −)(人PO1LTI F、 ETω比
、。
15th  Workshop  on  Inner
  Ear  Biology。
5eefeld、Inn5bruck 1973−Co
munication−)。
H,臨床実験 入中枢神経系 急性の脳血管障害においてLipparini  らは
興味ある報告をしている(LIPPARINI R,E
Tω比、jMixoMed、668774 、1975
) 。急性o CN S nh’f障筈を持った107
人の患者でガングリオシッドの活性を調べた。調査した
基本的なパラメーターは意識状態および運動欠損であっ
た。患者には1日2011f/のガングリオシッドt2
0−80日間筋肉注射した。主として機能回復のための
時間を測定したところガングリオシッドで処理した患者
は回復のための時間が短縮された。即ち、短縮時間は神
経調節剤および抗浮腫剤だけで治療した患者と比べて5
0%以下であった。
Miceliらは初老期痴呆におけるガングリオシッド
p作用効果を二重盲検試験で調べた(MICELIG、
ET GOLL、、Act@ Psychiat、  
5cand、55102.1977)、  処理群およ
び未処理群全ての患者について、投薬前後に神経学的検
査を行なった。
そして両者を比較した。ガングリオシッドで処理した患
者(1日201g、30日、筋肉注射)はプフセポで処
理した患者に比べて統計的に有意な改善を示した。行な
われた試験は短期間記憶、長期間記憶、およびツーベン
テスト(Raven test)である。
Ferromilone  らは神経症、錐体および錐
体外症候群、多発硬化症、ミニロバシーおよび脳の一般
的疾患を宵する28人の患者について管理化試験を行な
った。この試験では、歩行、反射、筋肉強度、感応性、
振戦および精神機能の改善をパフメーターとしたが、1
0ft−10ないし80日間投与した結果、治療活性が
認められた。
Mazzoniは脱会症候群および血管障害にかかつて
いる35人の患者を対象として試験を行なった(MAZ
ZONI S、、Gazz6Med、Ita/、 18
5 89B、1976)。未処理の患者30人を対照と
した。1日2011gのガングリオシッドで10日ない
し36日間処処理た患者は、振戦、無力症、軽運動およ
び睡眠症状において対照群に比して著しく改善された。
B、末梢神経系 末梢神経系(PNS)の病気を持った患者をガングリオ
シッドで処置したところ、運動性および感覚性の神経伝
達の保護並びに回復能がみられ、また、神経筋接合部お
よび機能的神経伝達の回復において直接作用がみられた
。これらの全ての作用はよシ迅速なそして完全な機能回
復に役立つものである。
Negrinは顔面神経#、痺’ 亀frigore 
’の患者24人の臨床的およびEMG進展について管理
化試験を行ない、ガングリオシッドの治療活性を調べた
。これらの患者の障害の推移を、抗炎症剤コ−チゾンお
よびビタミンBI IBGおよびB12で処理した同じ
症状の患者40人と比較した。ガングリオシッドで処理
する患者群は、さらにその顔面神経障害がニューロプフ
クチツク(neuropractic)なものかあるい
は軸架断裂によるものかによってグループ分けした。前
者においては1日1(1’のガングリオシッドを8週間
投与し、後者では同じ投与量で4過間以上10カ月以内
の期間投与した。
よシ特徴的な結果はこの後者のグμmプで見られた。即
ち、早期のそして長期のガングリオシッドの投与によシ
、永久的な量的にそして質的に重篤な顔面神経麻痺の危
険が実質的に減少した(連続的半側顔面痙蹴については
限定された臨床的およびEMG回復がみられた)。対照
群の治癒率が84%であるのく対し、ガングリオシッド
投与群のそれは84%であった。
D’Agostiniは慢性アμコー〃中毒による末梢
神経炎の患者80人にガングリオシッドt−1日10ダ
筋肉注射する管理化臨床試験を行なった(D/ AGO
5TINI N、Re1azione sullm s
perimentsuioneclinici del
  preparato ’GL15’ Per US
Ointramuscolare  deilabor
srtori  FIDIAFartnaceutic
i  di Abano Terme)。
この処置は13日以上、82日以内の期間続けた。
その結果を対照群と比較した。採用した投与量は統計的
に(stuaentのt検定)有意な治1頓活性を示す
のに過当な量であることがわかった。この薬物は耐薬性
が良好であり、副作用はなかった。
Mazzoniは、アルコール中毒性神経障嘗の患者1
2人に1日当920町のガンブリオシラド236日以内
の期間投与する管理化試験を行なった(MAZZONI
 S、 GazzoMed、Ita/、185559.
1976)結果を5tudefitQ を検定にかけた
ところ、10人の対照群(P<0.01)と外来通院者
(ambulation)(p<o、ol)と比較して
統計的に有意な差があった。
Mamo l iらは、感覚性および運動性障害を示す
フルコール中毒性多発性神経炎の患者87人に対するガ
ングリオシッドの作用効果を調べるために管理化臨床試
験? 行ナツタ(MAMOLI G、 ET (X)L
L、 。
Ricerci  5cientifica  ed 
 Educazione  Per−aunente、
Universita di MiliLno、5up
pl。
9189.1978)。17人の患者にガングリオシッ
ド20岬/日を4週間投与した。残シの患者を対照群と
した。全ての患者を試験開始時および終了時に神経学的
検査およびEMG検査Kかけた。神経学的横歪の結果、
対照群と比較してガングリオシッドで治療した患者は感
覚異常およびアキレス腿反射において明らかな改善を示
した( P<0.02 )。
Ferromlloneらは、多発性神経炎および多発
性俣神経炎の12人の患者に1日10ダのガングリオシ
ッドを11日ないし80日間投与し、20人の対照群と
比較Lり(FERRCMILONE F、ETGOLL
、Gazz、Med、Ital 、135559.19
75% 5tudentのt検定による統計分析の結果
、振戦(P=0.01)、歩行(P−0,01)および
筋肉強度(P=0.01)について、ガングリオシッド
治療群が有意に改善されることがわかった。
Azzoniは、種々の悪性腫瘍のためにビンクリスチ
ンを投与された7人の患者のビンクリスチンによる神経
障害に対し、ガングリオシッドが保護作用を有するかど
うかを虚べるために管理化臨床試験を行なった。結果f
:ATm it a g eの連続分析で処理した結果
、ビンクリスチン治療期間中、1日10ダの割合でガン
グリオシッドを投与すれば、この抗癌剤によってもたら
される神経障害、特に臓反射の喪失および感覚異常につ
いて明らかな保護作用が見られることがわかった( A
ZZONI P。
Po1iclin!co(Sed、Med、) 852
551978)。
Dant onλ らは、主として感覚異常および四肢
の虚弱を特徴とする現存ビンクリスチン神経障害の患者
40人にガングリオシッド1日当π920岬を20日間
、次いで1日当たυ10W’elO日間投与した。ガン
グリオシッドの治療活性は87Xであυ、投与後4日で
感覚異常が減少した( I)ANTONA A、Kr 
C0LL、、Ricerca 5cientifica
ed Educazione Parmanente、
Universica diMiluno、5upp、
 9165.1978)。
C@tixoneは、血液透析を行なっておシ、臨床的
に、および節電計によシ神経障害を有する10人の、@
者にガングリオシッド20ダ/日を80日間投与シタ(
CATIZONE L、 iT C0LL、、 CI 
in。
Tersip、 85395,1978)、、同じ症状
を有し、人工じん臓のみで治療を受けている10人の患
者と比較したところ、ガングリオシッド治療群は運動障
害(落ち着きのない脚、痙中、筋肉虚弱)および感覚障
害(感覚異常、痛み、灼熱脚)が著しく減少し、明らか
に幸福感を持つ様になった。運動および感覚障害につい
ての自覚病訴および客観的所見の全体的な改善度は、未
処理対照群が12%に過ぎないのに対し、ガングリオシ
ッド投与群は60χであった。
PGE1亀らは、現存末梢神経障害を有するインシュリ
ン依存性糖尿病患者19人にガングリオシッド20q/
E140 E間投与Lり(POZZA G、 ETCO
LI、、、Ricerci 5cientifica 
ed EducazionePermanente、U
niversita Milino、5uppl g1
15.1978)、治療の前後で全ての患者について完
全な電気生理学的検査および自律機能試験を行なった。
電気生理学的パフメーターに統計的に有意な安定した数
置がみられ、最大運動性伝導速度の改mc P<0.0
01 )と共に臨床的病訴が減少した。この観察された
改善は炭水化物バランスの変化とは無関係であった。
5andriniらは種々の病因(アルコール中毒性、
糖尿病性、ジフェニルヒダントイン起因性)に基づく多
発神経炎の患者11人についてEMG研究を行ない、神
経刺激伝達に及ぼすガングリオシッドの作用効果(20
ダ/日、30日間)を調べた(SANDRINI ET
 C0LL、、Ricerca 5cientific
aed Educazione Permanente
、Universita diMil@no、5upp
l 、 g 12g 、1g7B)。?8g1(1)6
”(1後で選択し九EMGパラメーターは外膝窩神径に
2ける最大運動性伝導速度およびメゾイカμ腓31L訪
出来の反射応答(H反射)である。これらのパラメータ
ーについて改善がみられると同時に、自覚症状が@減し
た。
Leoniらは、楓々の場所の帯状へlレペスを呑った
26人の患者にガングリオシッドを投与し、自覚症状(
知覚過敏、灼熱、渾み)少よびご観的所見(紅斑、小胞
形成、浮腫、滲出物)についてガングリオシッドの効果
を観察した(LEONI A、 Er■LL、 、 P
ol icl ini co(Sex 0Med、 )
8542& 1978)。
ガングリオシッドは1日20または40gg、10日間
投与したが、4症例については臨床的に全ての症状が1
0日以内に完全に減少したので、10日以内に投薬を中
止した。症状の改善は投与後2日で現れ、4ないし6日
後に最高に達した。帯状へμベスに感染した後、治療を
早く開始すればそれだけ早く改善されることがわかった
Lonati Grilloは、末梢神経系(PNS)
の新生児外傷性障害(分娩麻痺)t−持った小児患者(
年令5日から16力月)88人について管理化臨床試験
を行ナッた(LONATI GILILLOV、、Eu
r 。
Med、Phyl 、 181 、1977)  oガ
ングリオシッド5ダ/日t−20日間サイクルで投与し
、サイクルの間に10日間の体薬期閲を設けた。臨床的
改善度を栄養状態、トーヌス、強さ、自発および反射運
動活性について調べた。治療群は対照群と比較して、著
しい全体的改善がみられ、機能的回復は体薬期間も持続
し、試験終了6力月後に検査した時もその改善は安定し
ていた。
Pavaniniらは運動療法を受けている分娩麻痺の
小児患者18人にガングリオシッドを投与する管理化臨
床試験を行なった(P人VANINI C,ET■Ll
、、、Fi、ur、Mad、Phys、in  Pre
ss、  198Q)  。
投与量は1日10ηとし、15〜20日のサイクルで3
回行ない、それぞれのサイクμの中間に45日間の体薬
期間をおいた。対照群と比較して、ガングリオシッドで
治療した患者には運動活性、トーヌヌおよび栄養状態に
おいて明らかな@J復がみられた。また、治療群では、
対照群に比較して機能回復に要する期間が短かかった。
S紅@(eniは、外傷性末梢神経障害の患者にイオン
電気導入法でガングリオシッドを投与し、七〇 治5活
性f 調ヘタ(5AEACERI V、ET Q)Ll
、、。
CI in、Terap、 85517.1978) 
oこの特殊な投与法は標準的な物理−運動療法に補助手
段として有効であシ、電気刺激療法を受けている患者の
大部分に有効であることがわかった。この場合の改善は
、EMGの客観的所見(細動対意図活性比、等尺性収縮
期間中の自発活性、最大運動性伝導速度、順行性感覚潜
伏)で測定した。
Mingioneらは、外科的神経剥離による上肢神経
の変化伝達(altcred conduction)
 2有する60人の患者について管理化臨床試験を行な
った(MINGIONE  A、   ET  C0L
L、、  Electromyogr。
clin、Neurophysiol 、L9353.
1979 )。投与量は1日1 (1(後に1日20岬
に増k)であり、筋肉注射した。投与サイケμは30日
であり、サイクμ間で10ないし15日の体系期間を設
けた。
対照群と比較して、投薬群には感覚運動活性の早期回復
、痛みおよび感覚異常の早期軽減がみられた。
V i v aは、第15および17脳神経に外傷性ま
たは圧ikN性神経障害を胃する患者56人にガンブリ
オンラド20ηフ日を20日間投与した(VIV人E、
ETα)LL、 、Min、Stomatol 、27
177.197g)。
神経ブロック知覚麻痺に続く三叉神経性知覚減退を有す
る患者について良好な結果が得られ、明らかな改善が投
与10日仮でみられた。全耳下腺摘出患者では20ない
し30日以内に顔面神経機能の完全な回復がみられ、特
徴のある徴候(ぺ〜黒人徴候および広頚筋徴候)が消失
した。深い脇による神経線維の軸索断裂またはニューロ
プラチック障害の患者は15日で全快した。
Mirangolo  らは、特に脳神経を含むトキシ
ン感染性神経傷害に起因する神経伝達の変調を有する8
4人の患者にガングリオシッドを投与してその効果を観
察した。治療活性を従来法によシ処理した患者のものと
比較したところ、ガンブリオンラド治療群には早期の神
経機能回復がみられ、従来なら慢性進行性のものと考え
らnるものにも回復がみられた。
C15tellazzo らは、近視性脈絡網膜変性、
視神経炎、視神経軽萎縮、眼筋麻俸、緑内障、斑変性、
および弱視の患者74人にガングリオシッド@ 投与(
、、タ(CAS置LAZZOR,Er Q)LL 、 
、 Mi n 。
Oftmlmol、 2098 、1978)。投与量
は1810岬であシ、10ないし90日間筋肉注射した
。多くのパラメーターについて機能的改善度f、調べた
結果、従来法と比較して回復が促進されることがわかっ
た。中程度のマラリチツク(maralytic)斜視
の場合に特に、眼筋麻痺期間の短縮がみられた。また、
外因性眼筋麻痺および脈!、tli4膜変調(特に退化
性のもの)において良好な結果が得られた。
11uonfiglioは、脳梅壽、中毒またはトキシ
ン性感染およびシナイfi/(sinile)および術
後変種の神経伝達の変調を特徴とする病因全待った眼筋
病変に対するガングリオシッドの効果1を調べた(BU
ONFIGLIOR,0M1n、Oftilmnl、 
13 99.1976 ’)。投与量は1日1O−20
q%aO日のサイケyで行ない体系期間は15−25日
であった。
眼筋麻痺、収束不全、術後運動不全(斜視のための外科
手術後)、中毒性視神経炎、緑内障または白内障に付随
する視神経軽萎縮の患者、計85人を治療した。これら
の疾病は全て感覚活性障害、識別圧11rIi度の喪失
、9JL野の変調(同心性狭窄および中心暗点)を起す
ものである。治療の結果、ガングリオシッドの投与は病
気の初期に投与すればそれだけ効果が大きいことがわか
った。視覚(力)に顕著な改善がみられた患者は、治療
終了数カ月後に検査した所、改善度は低下していなかっ
た。
ガングリオシッドの作用機序から視覚(力)の改善は、
生存網膜細胞と相当する脳構造とのよシ迅速な連絡をあ
られしていると思われる。この仮説はタバコおよびアル
コールの混合型ニコチン中毒による視神経炎を有し、視
覚C力)の減退、視野の変調がみられる患者をガングリ
オシッドで処置しん結果から確認された。即ち、この場
合、識別正罐度および視野測定所見の両者にシいて顕著
な改善がみられた。後日、このBuonf igl i
oは、外因性眼f、痺(10症例)、過剰矯正による術
後筋肉不全(4症例)、弱視(2症例)、収束不全(1
0症例)の患者26人にもガングリオシッドを投与した
( BUONFIGLIOMARABOTrIN R,
、G、Ital。
0rtottica 51977)。ガングリオシッド
は1日10−20mg筋肉注射した。治療期間は20日
以上、80日以内であった。得らnた結果は良好であシ
、ガングリオVツドは視能訓練の補助手段として有効で
あることがわかった。
Fe1r為は、慢性緑内障の患者におけるコンビメトリ
ック(compimetric)異常に対するガングリ
オシッドの作用効果t”mヘタ(FEIRA C,ET
cOLl、、、MinOftalmol、20127.
1978)。これは、この様な変調はディスク圧迫によ
る虚血に基づく網膜神経線維の低酸素困難を反映してい
ることにもとすいている。眼内圧および視野変mK関し
て安定している慢性緑内障の患者にガングリオシッド2
01F/日taO日間投与した。その結果、暗点面積が
著しく減少した。
Meduriらは、中程度ないし重篤な斜視弱視の患者
50人について試験した(MEDURI R,ET■L
L、、G、Ital、0rtottica 597.1
977)、  21人の患者は矯正法(ortho−p
leoptic method )だけで治療し、一方
P!!MO29人には同時にガングリオシッド(1日1
01F、筋肉注射)を投与した。治療後精神物理的およ
び生物電気的変化t−調べ、両群を比較した。精神物理
的パフメーターを分析した結果、矯正治療法の補助手段
として行な 。
りたガングリオシッド療法は、その治療効果を増大させ
た。生物電気学的パラメーターについては、(1)治療
前、両群において正常だった網膜電位図には有意な変化
を示さなかった;C)治療前、疾患に特有の変調を示し
ていた視神経誘発電位は、対照群では変化しなかったが
、ガングリオシッドで治療した患者群に訃いては、両眼
視の条件下での応答および弱視眼のみでの応答の両者に
おいて、偏差(d@flection)8の強さの有意
な増大を示した。
これらの管理化臨床試験の結果、従来の治療法(ビタミ
ンB複合体、コーチシンおよび抗炎症剤)にくらべてガ
ングリオシッド療法が有効であること、特に重篤な症例
および入院を必要とする症例において有効であることが
わかった。ここでいう有効とは、早期の機能回復という
意味であり、ある場合には以前の慢性症状が回復される
ことを意味するが、いずれにせよ、入院期間が短縮され
るものである。感染、中毒、外傷および機械的因子に基
づく末梢神経障害を伴なった感覚野の症状に迅速な、そ
して明らかな効果を示す。ガングリオシッドに匹敵する
その他の薬物は現在の所、見当らない。
Beマ1licqu@は、鐙骨切除を受けている再硬化
症の、危険度の高い患者に対するガングリオシッドの効
果を調べた(BEVILAQUA F、 In pre
sslvλh1マ11.1980)。16人の患者をガ
ングリオシッドで治療しく1日1011F、80日間取
上筋肉注射によシ投与した)、同様の患者12人を同じ
期間、別の薬剤で治療した。鐙骨切除前および術後10
および80日にオージオメトリ−によシ聴覚域値を測定
した。その結果、ガングリオシッドを投与した患者の術
後の経過は明らかに対照群よシ良好であシ、これはガン
グリオシッドが組手の綿毛細胞および血管線条に保護作
用を有することによるものと考えられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、燐酸緩衝液中でホモジナイズされた動物の神経組織
    のテトラヒドロフラン抽出液からエチルエーテル溶出分
    を除去したものをイオン交換カラムに導き、その水性エ
    タノール溶出液を水酸化バリウム−エタノールで処理し
    、沈澱を濾取した後水溶液とし、その塩酸酸性溶液を透
    析後クロロホルム−メタノール混合溶媒に分散し、これ
    に塩化カリウム水溶液を加えた後上層を分離し、透析を
    行い、所望により更にこれを珪酸カラムに入れ、メタノ
    ール−クロロホルム混合溶媒で溶出することを特徴とす
    るガングリオシッド混合物の抽出法。
JP62000347A 1975-08-13 1987-01-05 ガングリオシツドの抽出法 Granted JPS62187412A (ja)

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