JPS62186482A - 回転体の集電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転体に給電するＩｊ４電装置の改良（ζ関す
るものである。

〔従来の技術〕

第４図は銅箔製造設備の（ａｌは平面図、（ｂｌは側面
断面図である。図中（１）は電解槽、（２）は電着ドラ
ム、（３）は回転軸、（４）は軸受、（５）は電解液で
ある。

電解液としてＣｕ５Ｏａを（走用し、電解槽（１）を＋
、電着ドラム（２）を−にして給電すると、電着ドラム
の表面に銅が析出するので、その析出した痢を剥取った
ものが銅箔である。

電解装置への給電は上記のように電解槽＋１１を十とし
、電着ドラム（２）を−電源に繋いで行うが、電着ドラ
ム（２）への給電ばｌ転軸（３）を通して行なう。

そのため集電装置としては従来カーポジブラシとスリッ
プリングとの組合せ、又は低溶融金属を媒体とするコン
タクトリング式による方式が利用さ　　　　゛れている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところでカーポジ・プランとスリ′ソフパりングとの組
合せは、カーボンブラシの許容電流密度が１０〜３０　
Ａ　／　ｃ＋／と小さく、通電量が２２．０００Ａ　／
ドラムに達する銅箔製造用の電着ドラム集電装置としで
は適当でない。それにカーボッブラシのカーポジ粉が電
着ドラムの表面に散乱し、製品品質に与える悪影響も無
視できない。

又低融点金属利用の給電装置は、低融点金属のヒユーム
が銅箔表面に付着し、銅、′δの外躍を著しく損なう恐
れがある。

胴箔製造設備におけろ従来の集電装置は、上記のような
問題点や抱えているので、本発明は該問題点を解消し、
電圧降下が小さく、小さな接触面積で大電流通電可能か
つ銅２δの品質を損なう恐れのない集電装置を提供しよ
うとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明は回転体の集電装置に
おいて、該ＩＪ！Ａ電装置を 回転体の軸に着脱自在に装着された集電子と；給電側導
電部材に着脱自在に装着された給電子と； 上記給電子を上記集電子に抑圧するための手段と； 給電子を水冷する手段と； より構成した。

〔作用〕

回転体の集電装置を上記のように構成したので、本発明
に係ろ集電装置は、小さい接触面積で大電流を通電する
ことが可能であるとともに、電圧降下も少なく、さらに
製品品質を損なうような粒子やヒユームの発生は全くみ
られない。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示す銅量製造用の電着ドラ
ムへの集電装置の側面図、第２図は接触子の拡大図であ
る。図中０１）１よ集電子、（１１ａ）は受電側凹型接
点、（１２）は給電子、（１２ａ）は給電側接触子、（
１２ｂ）は冷却部、（１２ｃ）は給排水口、（１２ｄｌ
はスピンドル、（１３）は給電側接触子位置決め装置、
（＋３ａ）はガイドプレー１・、（＋３ｂ）は軸、（１
３ｅＪは位置決め機構、（１４）はコイルばね、（１５
）はホース、（１６）は電着ドラムの軸、（１７）はボ
ルト及びナツト、（１８）はナツト、（＋４１１は給電
用導電部材、（２０）はボルト及びナツトである。

図に示すように、銅により形成されたＩＪＳ電子（１１
）は、ボルト（Ｉ７）により電着ドラムの軸（１６）に
着脱自在に装着され、その中央部に凹型接点（１１ａ）
を形成している。一方銀タングステシ製の接触子（１２
ａ）を前面に銀蝋付けし、後面に４個のスピンドル（１
２ｄ）を固着した冷却部（１２ｂ）は、そのスピ、ドル
（１２ｄ）をコイルばね（１４）を介し、給電側接点位
置決め装置（１３）のガイドプレー１・（１３ａ）の孔
に貫通させ、スピンドル（１２ｄ）の先端にナツト（１
８）を螺着する。なお上記ガイドプレー１・（１３ａ）
は、軸（１３ｂ）を介し位置決め機構（１３ｃ）に接続
されている。父上記冷却部（１２ｂ）は給排水口（１２
ｃ）を備え、ホース（１５）により冷却水を循環させる
とともに、ボルト（２０）により導電部材を装着してい
る９本発明に係る集電装置は上記のように構成されてい
る。次に動作について説明する。第１図において、位置
決め機構（１３ｃ）を作動して、ガイドブシー１・（１
３ａ）の位置を調整し、給電側接触子（１２ａ）が受電
側接点（］　ｌａ）をコイルばね（１４）により所定の
力で押圧する。ように設定する。この結果給電側接触子
（１２ａ）は、受電側接点（Ｉ　Ｉａ）と適当な圧力の
下で当接した状態で、受電側接点（Ｉｌａｌは回転し、
給電側接触子は静止し、両者はｎりながら良好な接触を
保つので、給電側より受電側へ円滑な給電が行われる。

ｙ、集電子（１１）はｆｆＩ製、給電側接触子（１２ａ
ｌは銀タングステン製であり、大電流の通過による発熱
は水冷により冷却しうるので、ＴＳ流密度を９０ＯＡ／
ｃｊと大きくとることができ、さらに接触抵抗も小さい
ので、電圧降下も低融点金属媒体方式なみに５０ｍＶ前
後に抑えることができる。第３図は他の実施例を示す正
面図である。図に示すように銀タングステン製の給電側
接触子　（２２ａ）を螺着した冷却部（２２ｂ）の両端
にスピンドル（２３）を貫通してナラｌ−（２３ａ）で
止め、該スピンドル（２３）をコイルばね（２４）を介
して、支持構造（図示せず）に係着する。なおこの際、
冷却部（２２ｂｌに螺着した給電側接触子（２２ａ）が
、電着ドラム（図示せず）の軸（２６）の先端に装着さ
れた銅製の集電子（２１）に所定の圧力で当接するよう
にナラｌ−（２３ａ）で調整する。冷却部（２２ｂ）の
両端に備えｔこ給排水口（２２ｅ）にホース（２７）を
接続し、給排水を行うとともに、冷却部の下端に装着し
た導電体取付部（２５）に導電部材（図示せず）を接続
する７本実施例は以上のように構成されているので、回
転するｔＡ主電子２１）に、静止状態の給電側接触子（
２２ａ）がコイルばね（２４）により適当な圧力で接触
し、給電側接触子（２２ａ）より集電子（２１）に給電
されろ。上述のように集電子（２１）は銅製であり、給
電側接触子（２２ａ）は銅タ、グステ、製でかつ給電′
ｆ−（２２）が水冷されているので、大きな電流密度（
９００Ａ／Ｃｍ）をとることができろとともに、接触抵
抗は小さく電圧降−ドも５０ｍＶ程度である。

上記向れの実施例においても、給電側接触子（１２ａｌ
　、　（２２ａ）は銅夕、グステシを使用しているが、
銀夕、ゲステ、でもよい。

〔プロ明の効果〕

本発明は回転体の集電装置を、回転体の軸端に装、？ｌ
ｉされた集電子に、水冷式の給電子を押圧し、所定の圧
力で両者を接触せしめたので、次に述べろような浸れた
効果を上げることができた。

（１）　　接点の電流密度を９００　Ａ　／　Ｃｎ？と
大きくとることができるので、集電装置を小型化できた
。

（２）接点における接触抵抗が小さく、電圧降下が５０
ｍＶと小さい。

（３）受電側接点は消耗品として簡単に取替可能である
。

（４）　　接点部におげろ発塵やヒユーム発生が防止さ
れ、銅箔の品質向上に寄与ずろことになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示゛ノ°（ＪＳ電装；ｌの
側面図、第２図はその接触部の拡大図、第３図は池の実
施例の（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、第・１図は銅
箔製造設備の説明図である。。 図中（１１は電解槽、（２）はｔ着トラム、（３）はそ
の回・ｉｉ軸、（１１）は集電子、（１１ａｌは受電側
凹型接点、（１２）は給電子、（１２ａ）は給電側接触
子、（＋２ｂ）は冷却部、（１２ｃ）　ｔよ給排水口、
（１２ｄｌはスビノドル、（１３）は給電側接触子位置
決め装置、（１４）はコイルばね、（ｌｕｌｌよ電着ド
ラムの軸、（１９）は給電用部材である。 代理人　弁理士　佐　秤　正　年 第１図 第３図 （ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 回転体の集電装置において、該集電装置を、回転体の軸
   端に着脱自在に装着された集電子と；給電側導電部材に
   着脱自在に装着された給電子と； 上記集電子に給電子を、所定の圧力で押圧しうる手段と
   ； 給電子を水冷する手段と； より構成したことを特徴とする回転体の集電装置。