JPS62185579A - 誘導電動機の電力制御装置 - Google Patents

誘導電動機の電力制御装置

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JPS62185579A
JPS62185579A JP61026136A JP2613686A JPS62185579A JP S62185579 A JPS62185579 A JP S62185579A JP 61026136 A JP61026136 A JP 61026136A JP 2613686 A JP2613686 A JP 2613686A JP S62185579 A JPS62185579 A JP S62185579A
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induction motor
rotor
power
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Yasuhiko Hosokawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明ば:相巻線形の誘導電動機のロータ巻線に可変
の電圧源を接続し、この電圧源の出力電圧を操作するこ
、:!l:により、ステーク巻線側の有す1電力及び無
効電力を制御する装置に関するものである。
〔従来技術〕
巻線形誘導電動Nuのロータ巻線に可変電圧源を接続し
てステータ巻線側の有効電力、無効電力をTil制御す
る技術が例えばIEFV、Transaction o
n lnd++5tryapplications、 
 Vol、TA−]0.&、6.11/12  (19
74)  。
P806〜813に公知である。第8図はこの文献に示
された制御装置の構成図であり、図において、1は三相
文法電源であり巻線形誘導電動機2のステーク巻線が接
続されている。この誘導電動機2のロータにはスリップ
リングを介して三相のサイクロコンバータ3の出力端子
が接続され、また誘導電動機のロータには速度検出器4
が機械的に結合されている。5は電源1の周波数を検出
する周波数検出器、6は減算器、7は加算器、8は積分
器、9は有効電力指令値P′と実有効電力値Pとの差Δ
Pを求める減算器、】0は無効電力Ih令値Q′と実無
効電力値Qとの差を求める減算器、月、12はこれらP
*、Q*、P、Qに基づき二つの電流指令値1qr″*
、Idr’を演算する電流基ンー発生器、13は積分器
8の出力θrと電流指令値1qr*、  Idr”を入
力され、三相電流指令値jar’ 、  Ihr’ +
  Icr’を出力する二相二相変換器、14a、 1
4h、 14cはロータ巻線の三相電流1 ar、  
l br、  I crを検出する電流検出器、15a
、 1.5h、 15cは電流1r1合値と電流検出器
+5a、 +5b、 15cが検出した実電流との差を
得る減WW、16a、 16b、 16Cはこの差に基
づいて1Fイクロー7ンハータ3に与える電圧基準値v
ar’ 、  vhr’ 。
ver’を出力する電流コントローラ、17は誘導電動
機2のステーク巻線に連なる系統の電圧、電流から有効
電力Pと無効電力Qを演算する電力検出器である。
このように構成された制御装置の動作は以下のとおりで
ある。即ちサイクロコンバータ3は入力側電源の周波数
電圧を制御入力によって他の周波数、電圧に変換して出
力するものであり、ここでは入力側電源を三相交df電
源1とし、また制御入力をvar’ 、  vbr’ 
、  ver’として可変周波数。
可変電圧の電圧var、  vhr、  verを出力
する。サイクロ:lンハータ3は〜3組の単相サイクロ
コンバークをスター結線したものであり、各単相サイク
ロコンバータは、2群のサイリスクコンノ\−りから構
成される。この様なサイクロコンバークにより、([の
出力波形を得る方法は、例えばB、RPelly著「ザ
・イクロコンハーク」 (西條訳、電気書院(1976
) )等に詳細に述べられている。
さて巻線形誘導電動機2は、ステーク巻線に電源1が接
続され、ロータ巻線に上記サイクロコンバータ3が接続
されている。ロータ巻線に供給する電流Tar、  I
 br、  I crの基本周波数は、電源周波数に同
期する様にステークの角速度ωeと、ロータの角速度ω
rとの差 ωS  = ωe  −ωr で決められる。ωeの検出器、つまり電源の周波数検出
器5としてはPLl、  (P hase  ■、−o
cked L oop )回路のF/V  (周波数/
電圧)変換器が使用される。ロータの角速度ωrの検出
器、つまりロータの速度検出器4としてパルスジエ不レ
ークと、その出力を与えられるF/V変換器が使用され
る。
電源Iと、誘導電動機2との間の電力の授受は、ステー
タ入力電圧とロータ入力電流との位相関係で決る。そこ
でこの電力を制御するために第3の信号ΔPが基本周波
数ループに入力される。ΔPは、有効電力指令値P″と
実際のイj効電力値Pとの差分に相当し、この誤差を零
とする様にステータ入力電圧に対するロータ電流位相が
制御される。
減算器6出力の速度差はサイクロコンバータ3の周波数
指令値として用いられるが、加算器7にてΔPにより補
正された後、積分器8で積分される。
この出力が、ロータ電流の位相基準値orとなる。
二相三相変換器13は、位相θrから90’位相のずれ
た三相正弦波を作成する関数発生器と、この関数発生器
出力と電流指令値1qr*、  Idr”とから次の演
算を行なって三相電流指令値Tar’ +  lhr’
 。
I cr’を求めて出力する演算器とを備えている。
Tar’ = Iqr’ cosθr +Idr’  
sinθrlhr’ −Tqr’  cos (cr 
−2π/3 )+ Idr”  sin (cr −2
π/3 )Icr’ −Jqr’  cos (cr 
−1−2π/3 )トIdr’5in(θr+2π/3
> 電流指令値1qr’は、有効電力基準値P″と実有効電
力値Pとの差ΔPを減算器9で求め、電流基準発η7器
11てこの偏差を比例積分した結果であり、P’がPに
等しくなる様に決定される。一方電流指令値1qr’は
無効電力基準値Q′′と実無効電力値Qとの差ΔQを減
算器10で求め、電流基準発生器12でこの偏差を比例
積分した結果であり、Q”がQに等しくなる様に決定さ
れる。
第9図は従来装置の動作を説明するハク1−ル図であり
、ステータ入力電圧−・り1−ルをQS軸にとり、それ
点直交する方向にds軸をとっている。したがって、ス
テータ電流のqs軸成分が有効電力Pに比例し、ds軸
成分が無効電力Qに比例する。一方、qr−dr軸は、
ローフ電流ヘクトルの基準軸であり、ロータの位相基準
値θrで決定される。即ち[ であるから、図示のように八Pが正となると、ロータの
位相は、ステータ位相より進み方向に変化し、ΔPが負
となると、ロータ位相は、ステーク位相より遅れる。そ
の結果、qs −ds軸と、qr−dr軸との間に位相
差Δ0が生じ乙。有効電力Pを制御することを目的とし
てIqr’が、また、無効電力Qを制御ずろことを目的
として、I dr’が出力され、これらによってロータ
電流1rが定まる。
このロータ電流Trは、ステータ側のqs −ds軸か
らめると、qs軸成分子P、ds軸成分IOとなり、ス
テータ側にIPに比例した有効電力と、TOに比例した
無効電力とを生じる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の装置は、以」−のように構成されているので、有
効電力Pを制御すべくP′′を変化させるとロータ例の
位相がΔθだけ変化する。そのため、ロータ例の電流指
令値1qr*、  Idr″がそれぞれステータ側の有
効電力、無効電力に一義的に対応しない。すなわち有効
電力を変化せしめるべくl qr”を変化させると哩だ
けでな(、IOも変化して、無効電力が影響を受ける。
逆に、無効電力を変えようとすると、有効電力が変化す
る。その結果、有効電力、無効電力を高速かつ安定に制
御する事が困難であった。
本発明は、上述の如き従来技術の問題点を解決すべくな
されたものであって、ステータ例の有効電力、無効電力
を各別に制御でき、これによって高速かつ安定な電力制
御のできる巻線形誘導電動機の電力制御装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための1段〕 本発明に係る誘導電動機の電力制御装置は、ステーク巻
線に印加される電圧の位相θeと、ロータ巻線の回転位
相θrとを検出し2てその位相差θs−θe−orを算
出してステークの座標軸ds−qsに対するロータの座
標軸dr−qrを決定する一方、ロータ巻線の三相電流
をθsを用いて三相二相変換してロータ電流のうら有効
電力、無効電力の夫々に比例する成分i qr、  i
 drを帰還値として得、これを所望の有効、無効電力
値に係る夫々の指令値iqr*、  idr’と一致さ
せるべき二相の電圧検出信号を得、これをθsを用いて
三相の電圧指令信号に変換して、ロータ巻線に連なるサ
イクロコンバータ等の可変電圧源の制御入力とする構成
としたものである。
〔作用〕
本発明装置においては、ステータ巻線に印加される電圧
の位相θeとロータ巻線の回転位相θrとの位相差θs
にてロータの三相電流を座標変換してこれを有効分と無
効分との2成分i qr、  i drに分離し、一方
位相差θsにてロータのて和事の決定、つまり、これに
印加すべき電圧への座標変換を行うので、ステータ側の
電力を有効分と無々力分とに分離して各別に制御するこ
とが可能となる。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図は、この発明の実施例による制御装置の構成ブ
ロック図である。図において、2は三相の巻線形誘導電
動機であり、そのステーク巻線には7相交流電源1が接
続され、またロータ巻線にはスリップリングを介して三
相のサイクロコンハーク3が可変電圧源として接続され
ている。
サイクロコンハーク3は電源Iを入力電源としており、
後述する二相三相の座標変換器31出力を制御入力とU
7ている。巻線形誘導電動機2のロータにはロータ巻線
の位置θr、つまりその回転位相を検出するロータ位相
検出器21が機械的に結合されている。電源1と誘導電
動機2との間にはステータ巻線の電圧位相θeを検出す
る電源位相検出〕 2 器20が設けられており、このθe及び前記θrは減算
器22に入力され、位相差θs−θe −drが算出さ
れる。
θsは座標変換器26,3] に入力される。
誘導電動IJS12のロータ巻線に流れる三相電流iu
、iv、iwをCT等の電流検出器25にて検出し、こ
れを三相二相の座標変換器26に入力すべく構成しであ
る。減算器22出力θsはこの変換のために座標変換器
26に入力されている。
23は、誘導電動機2のステータ例の有効電力の基準値
P″を図示しない有効電力設定回路から入力され、所定
の係数Kを乗算する事により、q軸成分の電流指令値1
qs’を発Z卜する係数器、24は、誘導電動機2のス
テータ側の無効電力の基準値Q″を図示しない無効電力
設定回路から入力され、所定の係数Kを乗算する事によ
り、d軸成分の電流指令値1ds’を発生する係数器で
あり、両係数器23.24の各出力Tqr″’+Tdr
”は減算器27.28に入力され、ここで座標変換器2
6出力のT qr、  I drとの差が算出され、こ
の差は電流制御器29.30夫々に入力される。
座標変換器26は下記(1)民によりl qr、  I
 drを算・・・(1) 電流制御器29(又は30)は電流指令値1 qr’(
又はIdr′)と座標変換された検出電流値Iqr(又
はIdr)との偏差を比例積分して有効電力P8を実現
すべきロータ巻線への印加電圧の二相値v qr’に相
当する制御信号−vqr” (又は無効電力Q″を実現
すべきロータ巻線への印加電圧のニ相値vdピに相当す
る制御信萼−7計0)を演算して出力するものである。
一相三相座標変換器3]は位相θsとローフの座標軸d
r −qr上での二相電圧指令値vdr’ 、  vq
r’相当の信号vdr’ 、  vqr’を入力され、
下記(2)式によりロータ巻線に印加すべき二相電圧指
令値vu。
Vν、vwを演算し、VLI、Vν、vwをサイクロコ
ンバーク3から得るための制御信号■U0゜VLI*、
vν*、vw’は、三相サイクロコンバータ3に与えら
れ、各相のサイクロコンハークは誘導電動機2のロータ
巻線にこの指令値に従って電圧Vll、Vν、vwを発
生ずるように点弧制御される。
次に本発明装置により有効電力と無効電力とが独立的に
制御できるとする理由について説明する。
ステーク側の有効電力Pと無効電力Qは、ステータ電流
■5fcif、交する二成分に分けて制御することによ
り独立に制御される。(1,1式の座標変換を行なう事
により、ステータの三相電流の直交2成分をl qs、
  I dsとし、電源電圧VsとIqsとが同相であ
り、Irsがこれより90’遅れているものとする。
これをハク1−ル表示すると、 但し、VS旧よ電源電圧の波高値 但し、isはステータ巻線の電流を表すベクトル値 となる。この関係を図示すると、第2図の様になる。d
−q軸は電源の周波数で回転する回転座標軸であり、こ
の座標軸上では、Isは静止してみえる。従って、I 
ds、  I qsは直流量である。(3)。
(4)式よりP、Qを求めると、 P −−−−−V SM I qs       −(
51Q =−−V SM I ds       −i
61となり、P、QとIqs、  Idsとはそれぞれ
比例していることがわかる。
第3図に示す誘導電動機の等価回路において、:ロータ
電圧(ザイクロニ1ンハーク出力電圧)Ir :ロータ
電流である。
またXs =XM +Xs 0 Xr=Xi十Xr β XM−ωeM 但しωe :電源角周波数 M :相互インダククン X37!:ステータの漏れリアクタンスXr β:ロー
タの漏れリアクタンス その他rsはステータ抵抗、rrはロータ抵抗。
Sはすべりである。
なお第2図に示ずI qr、  I drはIrのq軸
、d軸成分である。なおロータ例の量は、ステータ側に
換算して示しである。
誘導電動機の回転数は、はぼ電源の周波数に同期してお
り、一般にすべりSは非常に小さな範囲で運転される。
そこでロータ側のjsXr成分とjsXM  Isの成
分は無視できる程小さいと考えることができる。その結
果、ロータ側の電圧Vrと電流1rの間には(7)式が
成立する。
1  。
I r #−V r   ・・・(7)一方、ステータ
側では通常rsはXsに比べて充分小さい。そこでrs
を無視すると、(8)式の関係が成立する。
X5 jXs       X5 (8)式のIsをd軸成分とq軸成分に分解すると、(
9)、θ0)式が得られる。
XM I qs # −−1qr          ・・・
(9)Xs このうちVSMは電源電圧であり、これを一定と考えれ
ば、I qr、  I drを変化さセることによりT
 qs、  I dsが変化し、その結果これに比例し
てP。
Qが変化する。
一方(7)式のIrを、d軸成分とq軸成分とに分解す
ると(11) 、 (12)式が得られる。
■ I dr # −V dr      −(11)1q
r#    Vqr      ・・・(12)である
から、Vdrを増減することによりIdrが、また、V
qrを増減することによりIqrがそれぞれ増減する。
この様にサイクロコンバータ3の電圧をステータ電源電
圧Vsの位相θeとロータの位相θrとの位相差θsに
同期した2成分の電圧Vqr、  Vdrに分解するこ
とで、I qr、  l drは独立制御され、その結
果、I qs、  I dsが独立制御され、従って+
51. +61式よりP、Qが独立に制御される。
これに伴いロータのd−q軸は、ステータd−q軸と同
期して回転し、その位相も一致する。
電圧指令に従ってサイクロコンバータ3がロータ巻線に
電圧vu、vν、vwを発生するが、この電圧をヘクト
ル表示した電圧Vrは、θeで回転する座標軸d−q軸
−トートIsと同様静止してみえる。Vrのd−q軸上
における直交成分。
v qr、  v drはロータの実際の三相電圧vu
、vv。
vwを(13)式の様にステータd−q軸に座標変・・
・(13) いま、vu+  VV 、V−が指令値vu*、vv’
■−0に従って発生していると考えると、(2)式と(
13)式より となり電流制御器29.30で指令された二相電圧指令
vqr″*、vdr”と実際のd−q軸成分電圧Vqr
、  Vdrとは一致する。このように、座標変換器3
1は、サイクロコンバータの電圧をステータ電源電圧V
sに同期した座標軸上の直交二成分電圧指令Vqr、 
 Vdrに分解して制御することを可能にしている。
叙上の如く、この発明によれば、ステータ電圧位相θe
と同期した座標軸上でロータ電流、ロータ電圧が制御さ
れるので、ステータ座標軸とロータ座標軸の相対的なず
れによる有効電力、無効電力の制御上の干渉が無くなる
。また、有効電力。
無効電力が’Qr’+  fdr”に比例するので、実
際の有効電力P、無効電力Qを検出し、フィードハツク
する必要は無く、係数器のみによってP、 Qのオープ
ンループ制御を行うことができ、構成が簡単である。
なお、上記実施例では電流制御器29.30の機能を比
例積分動作として説明したが、比例動作のみであっても
よい。また、直交二成分の電流基準値1 qr”とId
rl″とを指令する方法としては、係数器23.24に
よるオーブンループ制御の実施例にて説明したが、クロ
ースドループの制御も可能である。
即ち第4図に示す如〈従来例と同様に電力検出器17で
ステータ側の有効電力値Pと無効電力値Qとを検出し、
減算器9,10で有効電力指令値P″。
無効電力指令値Q′とP、Qとの減算を夫々行い、この
偏差を零とするように有効電力制御器11及び無効電力
制御器12で[qr*、  [dr”を定める構成とし
てもよいことは勿論である。
更に上記実施例ではサイクロコンバータを可変電圧源と
しているが、インバータを使用してもよ第5図、第6図
、第7図は、本発明の他の利用例を示している。前述の
ようにTdrゞにより誘導電動機のステータ側の無効電
力の制御が行なえることに着目し、ステータ側の端子電
圧を電圧基準設定回路41にて設定した所定値Vs’に
保持するように構成しているのが第5図の例である。
電圧検出器32によりステータの端子電圧Vsを検出し
、減算器33により、Vs’とVsとの差をとり、この
偏差を増幅器34で増幅してI dr’を求める。その
結果、端子電圧Vsが所定値Vs″より小さくなった場
合、I dr’が負となり、進相の無効電力が流れ、V
sを上昇させる。逆にVsが所定値Vs’より大きくな
ると、T dr’が正となり、遅相の無効電力をとるの
で、Vsは下降し、電圧を所定値に保つ。
誘導電動機においては、有効電力Pと誘導電動機の発生
トルクTとが比例関係にある。
第6図の回路はこれを利用したものであり、係数器35
により、所謂トルクT”に相当する信号(トルク基準設
定回路42にて設定される)に比例したq軸電流指令値
1 qr’を与えることにより、所要の有効電力Pを得
、これによりトルクを制御する。
第7図は、上記トルク制御を速度制御に拡張したもので
ある。即ちパルスジェネレータ等の速度検出器36で回
転数Nを検出し、速度基準設定回路43にて設定される
回転数N’と減算器37にて比較してこの偏差を増幅器
38で増幅した結果を、T qr’とすることにより、
速度制御を行わんとするものである。
〔効果〕
以上のように本発明装置はステータ電圧の位相θeとロ
ータ巻線の位相θrとを検出し、ロータ電流を有効電力
Pにのみ関係する成分と、無効電力Qにのみ関係する成
分とに分解する様に位相差θs−θe−θrを用いて三
相二相の座標変換し、またロータ電圧指令値も位相差θ
sによって座標変換することによって、ステータ電圧の
位相θeに同期した二つの直交成分に分解して操作でき
るようにしたものであるので、有効電力と無効型カフ とをそれぞれ独立に制御することが可能となり、互いに
干渉が発生せず、安定かつ高速の有効電力。
無効電力制御が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明装置の動作原理を説明するベクトル関係図、第3
図は巻線形誘導電動機の等価回路図、第4図は本発明の
他の実施例を示すブロック図、第5図、第6図及び第7
図は発明の他への転用例を示すブロック図、第8図は従
来の誘導電動機の電力制御装置の構成ブロック図、第9
図は従来装置の動作ベクトル関係図である。 ■・・・電源 2・・・巻線形誘導電動機 3・・・可
変電圧源(サイクロコンバータ)20・・・電源位相検
出器 21・・・ロータ位相検出器 22,27,28
,33.37・・・減算器 23,24.35・・・係
数器 25・・・電流検出器 26.31・・・座標変
換器 29.30・・・電流制御器 32・・・電圧検
出器 34.38・・・増幅器 36・・・速度検出器
代理人  弁理士  大 岩 増 雄 外2名埠 1 
図 〆 第 2 ゾ 第5図 第 6 団 第 7 図 第 9図 1÷1訂庁長′ト引)               
 圃l 巾141の表示   特願昭61−26136
号2・発明09名杓・ 誘導電動機の電力制御装置33
、補正をする者 5 補正の対象 明細書の1発明の詳細な説明−1の欄及び図面6、補正
の内容 61 明細書のV発明の詳細な説明1の欄(1)  明
細書第12頁11〜12行]」に[二相の電圧検出信号
−1とあるのを[二相の電圧指令信号」と訂正する。 (2)  明細書箱17頁5行目に[■qrl′に相当
する制御信号V石F薗とあるのをrvqrに相当する制
御信号vqr’ Jと訂正する。 (3)明細書箱17頁7行目にrvdr”に相当する制
御信’+V−P””−Jとあるのを1−vdrに相当す
る制御信号vdr’lと訂正する。 (4)明細書第17真11行1」に[相当の信号vdr
’。 v 【1「OJとあるのを削除する。 (fit  明細書箱17頁12−43行目にl−vu
、 vv、 vw Jとあるのを削除する。 (7)明細書第25頁lO行目の冒頭に1指令−1とあ
るのを削除する。 (8)  明細書第27貝11〕行l」にIIすr謂」
とあるのを1所望jと11正ずイ〕。 6−2図面 第1図及び第2図を添イ・1図面の如< i[正する。 7、添付書類の11録 (1)  訂正図面               f
ill第 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、三相巻線形誘導電動機のロータ巻線に電圧を印加し
    てステータ巻線側の電力を制御する装置において、 前記ロータ巻線に連なる可変電圧源と、 前記ステータ巻線に印加される電圧の位相θ_eを検出
    する電源位相検出器と、 ロータ巻線の回転位相θ_rを検出するロータ位相検出
    器と、 電源位相検出器が検出したθ_eとロータ位相検出器が
    検出したθ_rとの差θ_s=θ_e−θ_rを演算す
    る位相差演算器と、 第1の電流指令値iqr^*を発生する第1の基準発生
    器と、 第2の電流指令値idr^*を発生する第2の基準発生
    器と、 ロータ巻線の三相の電流iu、iv、iwを検出する電
    流検出器と、 該電流検出器が検出したiu、iv、iwと前記位相差
    θ_sとにより下記(1)式に基づいて、第1及び第2
    の電流帰還値iqr、idrを演算する第1の座標変換
    器と、 第1、第2の電流指令値iqr^*、idr^*と第1
    、第2の電流帰還値iqr、idrとの偏差に基づいて
    第1、第2の電圧指令値vqr^*、vdr^*を演算
    する電流制御器と、 第1、第2の電圧指令値vqr^*、vdr^*と、前
    記位相差θ_sとを入力とし、下記(2)式に基づいて
    、ロータ巻線に印加すべき電圧vu、vv、vwを演算
    する第2の座標変換器とを有し、前記電圧vu、vv、
    vwを前記可変電圧源の出力電圧とする制御を行うべく
    構成したことを特徴とする誘導電動機の電力制御装置。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) 2、前記可変電圧源がサイクロコンバータである特許請
    求の範囲第1項記載の誘導電動機の電力制御装置。 3、前記第1の基準発生器が有効電力基準の設定値に所
    定係数を乗じる演算器を含む特許請求の範囲第1項記載
    の誘導電動機の電力制御装置。 4、前記第2の基準発生器が無効電力基準の設定値に所
    定係数を乗じる演算器を含む特許請求の範囲第1項記載
    の誘導電動機の電力制御装置。 5、前記第2の基準発生器が、電圧基準信号を発する電
    圧基準設定回路と、誘導電動機のステータ巻線の電圧を
    検出する電圧検出器と、電圧基準設定回路及び電圧検出
    器の出力の差を求める演算器と、該演算器の出力に所定
    の係数を乗じる演算器とを備える特許請求の範囲第1項
    記載の誘導電動機の電力制御装置。 6、前記第1の基準発生器がトルク基準信号を発するト
    ルク基準設定回路と、該トルク基準信号に所定の係数を
    乗じる演算器とを備える特許請求の範囲第1項記載の誘
    導電動機の電力制御装置。 7、前記第1の基準発生器が速度基準信号を発する速度
    基準設定回路と、誘導電動機の回転数検出器と、速度基
    準設定回路及び回転数検出器の出力の差を求める演算器
    とを備える特許請求の範囲第1項記載の誘導電動機の電
    力制御装置。
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