JPS60255084A - ベクトル軌跡の安定化方法および装置 - Google Patents

ベクトル軌跡の安定化方法および装置

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JPS60255084A
JPS60255084A JP60105723A JP10572385A JPS60255084A JP S60255084 A JPS60255084 A JP S60255084A JP 60105723 A JP60105723 A JP 60105723A JP 10572385 A JP10572385 A JP 10572385A JP S60255084 A JPS60255084 A JP S60255084A
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JP60105723A
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Inventor
フエリツクス、ブラシユケ
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Siemens Schuckertwerke AG
Siemens AG
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Siemens Schuckertwerke AG
Siemens AG
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/14Estimation or adaptation of machine parameters, e.g. flux, current or voltage
    • H02P21/141Flux estimation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドイツ連邦共和国特許第1806769号明
細書に記載さているように、少なくとも1つの積分器を
含む計算回路内で設定ベクトルの積分により形成され1
つのベクトル物理量に対するモデルベクトルのベクトル
軌跡を安定化するための方法に関する。さらに本発明は
、この方法の応用およびこの方法を実施するための装置
に関する。
〔従来の技術〕
本発明の基礎となっている問題は、技術的過程の制御の
際に積分関係を有する物理量の数学的写像として必要と
される計算量をめる際の技術的積分器の積分誤差の影響
である。
本発明の1つの好ましい応用分野では、回転磁W機が、
その固定子電流が1つの周波数変換装置により磁束に対
して平行な固定子電流成分および磁束に対して垂直な固
定子電流成分に独立に影響する2つの磁束方向基準の制
御量に関係して予め与えられることにより良好な動特性
をもって制御または調節される。磁束方向基準の制御量
から周波数変換装置のいわゆる“固定子基準”制御量へ
移行するため、磁束ベクトルの方向に関する情報が必要
とされ、また磁束の円節が有利である場合には磁束ベク
トルの絶対値もめられなければならない。
ドイツ連邦共和国特許第1806769号明細書には、
そのために関係式 %式%) に従って、たとえば固定子基準の直交成分(添字s1お
よびt2)として相応の電圧および電流測定値から計算
可能である固定子電圧ベクトル且Sおよび固定子電流ベ
クトル3sと、固定子抵抗r5 および漏洩インダクタ
ンスl とから起電力ベクトル1sを、また積分器によ
り成分ごとの積分のために固定子基準の直交座標内の相
応の磁束ベクトルヱsを計算するいわゆる“電圧モデル
”が提案されている。しかし積分器は零点ドリフトおよ
び他の積分誤差を有するので、この計算回路内で計算さ
れたモデルベクトルヱSは設定ベクトル且Sの数学的積
分と異なっている。すなわち請求められた磁束ベクトル
且sは実際の磁束の不完全な写 “像でしかない。
第6図には空間固定の直交座標軸S1およびS2を基準
としてモデルベクトルヱsが示されている。モデルベク
トルヱSはこの座標表示で第6TI!J中に示されてい
る成分!8.および’PS2を有し、これらの成分は′
I′B、=x=’P−cosφSおよび!、2=゛2・
sinφ8により極座標の絶対値座標!(モデルベクト
ル絶対!![)および極座標の角度座標φ5(31,5
2系内のモデルベクトルの方向)と数学的に等価である
角度座標の処理のためには、角度φSにより予め与えら
れている華位ベクトルisの直交成分を記述する角度関
数の対(c o sφ3、sinφS)による表示が有
利であることが多い。いわゆる“ベクトルアナライザが
ベクトル成分から絶対値および角度関数対を与える。ベ
クトルヱが1つの角度8だけ回転することは座標系が同
じ角度εだけ回転することに相当し、また回転角度8が
相応の単位ベクトルg=(cosg、s l n a 
)として与えられている1つのいわゆる“ベクトル回転
器”内での角度加算により実行され得る。回転された座
標系内でのベクトルの角度座標は1つの新しい単位ベク
トル(−ψ−5+土)に相当し、それから不変の絶対値
!を成分ごとに乗算することにより回転された座標系内
の相応の直交ベクトル成分または原座標系内の回転され
たベクトルの成分が知られる。
第6図には、空間固定の座標系内でベクトル物理量ヱS
が互いに同期して回転しており、従って数学的に成分!
・cosωtおよび!・sinωtにより表されるはず
である(このことは座標原点Ooを中心とする1つの円
に相当する)が、技術的積分器のドリフトに起因して積
分器から与えられるモデルベクトルヱsのベクトル軌跡
が偏心している場合が示されている。ここでベクトル軌
跡の“偏心”または6定常成分ベクトル”とは座標原点
Ooからベクトル軌跡の中心点0に至るベクトルAを意
味している。ベクトルAは固定子基準の直交座標成分Δ
X+およびΔS?を有する。従ってモデルベクトルの直
交成分’P K+およびvsiは定常成分Δs1および
Δs2を有する”11−Δs、+V−COS al t
 、 ’P S2 =ΔS2ぜ甲・sinωtとなる。
これらの定常成分を抑制するため、前記ドイツ連邦共和
国特許第1806769号明細書に記載されている方法
では、磁束のモデルベクトルヱ。
が1つの零点開節器を介して導かれ、それにより1つの
補正ベクトルが形成される。負の補正ベクトルと起電力
の予め与えられたベクトルegとのベクトル和(和ベク
トル)が次いでベクトルエs自体の形成のために積分を
受ける。
それにより形成される調節ループは積分器出力端の定常
成分を零にymmするが、動的および静的にモデルベク
トルの誤設定に通ずる角度@差を惹起し、この誤差は周
波数が低いほど大きくなる。
従って、この定常成分調節は比較的弱くしか行われ得す
1、比較的大きな蝙差を除去することはできない。従っ
て、ドイツ連邦共和頃特許出願公開第2833542号
明細書には、帰還ループが並列に1つのpminsおよ
び1つのItll1節器を介して形成されており、その
逆増幅率が周波数に関係して重み付けされているいわゆ
る“適応電圧モデル”が提案されている。それにより周
波数に関係しない誤差角度が得られ、このw4差角度は
、その値が比較的小さく保たれ得るかぎり、制御部の設
計の際に考慮に入れられ得る。しかし、ベクトル軌跡の
充分な安定性のためには40°までの誤差角度が必要で
あり、それを制御部内で補償することは困難である。
従って、ドイツ連邦共和国特許出蕨公開第302620
2号明細書に記載されている方法では、帰還ループ内で
モデルベクトルを零に調節せずに、他の仕方で得られる
1つの目櫟値に11節する。
すなわち、適当な実際値から磁束を計算するための他の
方法も可能である。たとえば固定子電流、回転子位i(
または回転子周波数)ならびに同期機の場合には励磁機
電流から回転機の動特性のシミュレーションにより回転
機内で電流により発生される磁束を計算する“電流モデ
ル”として知られている方法が用いられ得る。
この電流モデルは特に、低い回転数において起電力が小
さな振幅しか有さず、従って電圧モデル内での磁束計算
が1F算誤差を伴う場合に有利である。しかし、この公
知の装置では、電流モデルから計算されたモデルベクト
ルが零点調節器に対する目標値として電圧モデルの帰還
ループ内に用いられ、また零点調節器の逆増幅率が、こ
の零点調節器が実際上低い周波数においてのみ有効であ
るように周波数に関係している。そのために、低い周波
数では電圧モデルが電流モデルから導かれる。電流モデ
ルが次いで広範囲に電圧モデルのモデルベクトルを決定
し、また一層高い周波数において初めて電圧モデルの影
響が優勢となる。この方法は確かに、電流モデルと電圧
モデルとの間の切換の必要なしに大きな周波数範囲内で
磁束ベクトルをめることを可能にするけれども、電圧モ
デルの結果が電流モデルの良度に関係する。さらに、電
流モデルの存在が前提となっている。類似のことが、磁
束の調節のために予め与えられた目標値から電圧モデル
が導かれる場合にもあてはまる。その際、電圧モデルか
ら供給されたモデルベクトルならびに電流モデルから目
標値として供給されたベクトルをそれぞれ極座標に変換
して、相応の調節器により形成された補正ベクトルを極
座標でめて設定ベクトル1sに加えることは既に提案さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、このような電圧モデルにおいて(また
は一般に1つのモデルベクトルを形成すための積分器を
含む計算回路において)1つの物理量に相応し測定値か
ら形成された設定ベクトルの積分によりできるだけ誤差
のない仕方で積分器ドリフトを抑制し且つモデルベクト
ルのベクトル軌跡を安定化することである。
〔間BNを解決するための手段〕
この目的は、本発明によれば、特に特許請求の範囲第1
1項に記載のように回転磁界機に応用され得る特許請求
の範囲第1項記載の方法により達成される。この方法を
実施するための装置は特許請求の範囲第12項に示され
ている。本発明の好ましい実施態様は特許請求の範囲第
2項ないし第11、第13項ないし第17項に示されて
いる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第5図に示されている2つの実施例
により本発明を一層詳細に説明する。
公知の安定化方法では、設定ベクトルおよび1つの補正
ベクトルのベクトル和の積分に基礎をおいており、その
際に補正ベクトルは積分器自体から形成されたモデルベ
クトルから、たとえば電流モデルから供給された目標ベ
クトルから直接に導き出されている。その際に補正ベク
トルの絶対値および方向はモデルベクトルの絶対値およ
び方向から、すなわち動的変化の際のみではなく定常状
態でも存在する量から導き出されている。
本発明は、補正ベクトルがベクトル物理量またはそれを
写像するモデルベクトルの動的変化の際にのみ現れ、定
常状態すなわちモデルベクトルの同期回転の際には零に
なるように、補正ベクトルを形成することから出発して
いる。すなわち、ベクトル物理量から他の1つのベクト
ル物理量が、定常状態では零になるように形成されると
、このベクトル物理量の数学的写像から(すなわちモデ
ルベクトルから)導き出される相応の“揮発性”量も定
常状態で消滅しなければならない、この“揮発性”量が
ベクトル物理量の定常状態で零にならなければ、零点偏
差はモデルベクトルによる写像の不完全性の1つの尺度
である。
従って、本発明によれば、補正ベクトル絶対値がこのよ
うなモデルベクトルの“揮発性”量に比例して予め与え
られる。それに対して方向はたとえば、補正ベクトルが
常にまたは少なくとも積分の後にモデルベクトルの一巡
にねたりベクトル軌跡上で定常成分ベクトルに対して逆
平行に向けられるように選定される。従って、補正ベク
トルは1周期にわたる平均化の後にベクトル軌跡の偏心
性を、揮発性量(すなわち技術的積分器の使用により生
ずる写像誤差)が大きいほど強く補正する。従って、い
まの場合、補正ベクトルは、定常的にモデルベクトルの
位相および絶対値に誤った影響を及ぼすことな(、モデ
ルベクトル成分’P 容1および!$2内の定常成分Δ
s1およびΔS2を零に調節する。
方向設定は一般に、場合によってはベクトル物理量の状
態を考慮に入れて、補正ベクトルとモデルベクトルとの
間の角度を(また好ましくは補正ベクトル絶対値と揮発
性量との間の比例性をも)定めるために、適当な入力量
の所与の関数により行われ得る。
揮発性量の一例はモデルベクトルヱ$の角加速度φ、で
あり、この角加速度は、モデルベクトルが第1図に示さ
れているように正方向に回転する場合(φs−dφ、/
dt>O)には、左方に破線0o−0を越えている半平
面内では正であり、他の半平面内では負である。揮発性
量の他の例は特にモデルベクトル絶対値の負導関数(−
φ−−d’P/dt)であり、これは正の回転方向にお
いて左上の半平面内では負であり、他の半平面内では正
である。
最も簡単な場合には、補正ベクトル軌跡の方向は、モデ
ルベクトルの方向角度φSに相当する単位ベクトルis
がε−π/2だけ回転されることにより予め与えられて
いる。第1図には、φく0の左上の半平面内で揮発性量
−φ−1φ1から固定子基準の座標内で補正ベクトル亘
が δ!51−Iφ1−cos(φs + yc / 2 
)δ’Ps2”l’j’l−s in (φS+π/2
)により得られ、その左上への投影が負である(δ!Δ
くσ)ことを示している。他の半平面内では、φ〉0で
あるため、固定子基準の補正ベクトルは δ′P81 ”−φ−cos (φS+π/2)δ!s
2−−φ・5in(φS+π/2)により得られ、その
左上への投影は、固定子基準のモデルベクトルヱSの種
々の角度位置に対して第1図に示されているように負で
ある。その際、Aに対して平行な成分δ甲Δは、補正ベ
クトル絶対値、従ってまたモデルベクトルに対して垂直
な成分が零になれば(6’P=0) 、零になる。この
ことは、しかし、ヱsが直線0−00上にあり、またこ
の絶対値を定める量−φがその符号を反転する場合のみ
成立する。すなわち、Aに対して平行な成分δ!6はε
=π/2を予め与える際に常に負またはたかだか零であ
る。それに対して、Aに対して垂直な成分は@1図中で
その符号を、ヱ、が直線0−Ooを通過するときに、反
転する。
それは1回転の際に平均化され、従って、ヱSが回転す
るかぎり(<fls≠0)、影響なしにとどまる。この
場合、状態φS=Oは1つの特異状態であり、この状態
は静止磁束において(たとえば回転機の停止状態におい
て)補正ベクトルが無作用にされることにより回避され
得る。
第2図には、モデルベクトルの負の回転方向($s<O
)の際の補正ベクトルの形成が示されている。この場合
、補正絶対値は角度ε−π/2の保持のもとにφに比例
して、または角度ε−一π/2への移行のもとにさらに
一φに比例して予め与えられる。その際に補正ベクトル
についても第1図中と同様な状況が生じ、特にヱとlヱ
との間の角度は左上の半平面内では(#s−’Pの正符
号に相応して)+Tc/2により、また他の半平面内で
は($s−φの負符号゛に相応して)−π/2により与
えられている。その際にδ!Δはいずれにせよ負にとど
まる。
設定ベクトル!Sおよび補正ベクトル軌跡の和−ベクト
ルを形成する加算部は、和ベクトルの積分により形成さ
れるモデルベクトルヱSに対して実際上、ベクトル軌跡
内の定常成分を零に調節する1つの調節ループであり、
その際に定常的には誤差、特に位相llI差は発生され
ず、電流モデルによる指令も必要とされない。それどこ
ろか、それにより自動的に安定なベクトル軌跡に属する
揮発性量の目標値零に調節される。
この調節は磁束の計算の際の1つの減衰に相当し、従っ
てまた磁束の不安定な運動の際にも使用可能な結果を与
える。しかし、ベクトル物理量の運動の際の減衰の影響
をわずかに保つためには、この調節部に揮発性量に対す
る目標値(たとえば制御部により予め与えられる磁束目
標値の変更、または電流モデル内で計算された磁束の導
関数)を予め与えることが目的にかなっている。この場
合、補正ベクトル絶対値は揮発性量−十のみによっては
決定されず、揮発性量と指令量φ°との間の差−(v−
v’)により決定される。
さらに定常状態ではモデルベクトルが設定ベクトルに対
して垂直であるので、良好な近似およびほぼ同一の良好
な結果をもって揮発性量としてモデルベクトルに対して
垂直な設定ベクトルの成分も使用され得る。
本発明による方法を実施するための1つの適当な装置が
第3図に示されている。ベクトル信号の伝達の役割をす
る導線は(1つのベクトルの両成分の1つに対する各1
つの個別導線に相応して)二重矢印で示されている。乗
算器、加算器およびm筒器のような構成要素は、それら
が1つのベクトル入力端を有するかぎり、両ベクトル成
分の各々に対するそれぞれ1つの個別構成要素を含んで
いるが、単一のシンボルとして示されているゆ第3図に
よる装置では、計算回路1は固定子座標で示された固定
子電圧ベクトルu3および固定子電流ベクトル土Sに対
する入力端を含んでおり、その際に固定子電圧ベクトル
に対しては既に1つの弱い定常成分W筒器2が投けられ
ていてよい。その際、大きな時定数を有する1つの積分
器によりugの定常成分が形成されて、ugから差し引
かれる。この定常成分分離は且Sの交流電圧成分を実際
上角度誤差なしに発生するが、非常に緩慢にしか作用し
ない。
さて計算回路1は起電力ベクトル(3g −u @−r
S ・上、−1’−d±s/dtを形成するための手段
を含んでおり、その際に固定子抵抗のパラメータrs 
および漏洩インダクタンスのパラメータ11はそれぞれ
乗算器3および4において設定されている。いま積分5
!5による設定ベクトルの成分ごとの積分により磁束に
対するモデルベクトルヱSを得るため、電圧ベクトルの
交流電圧成分にベクトルrs ・工sを積分前に、また
ベクトル1 ・土$を積分後に負に加える。すなわち、
積分すべき和ベクトルは、いまの場合、出力端6に与え
られている補正ベクトル6Yと1つの設定ベクトル土’
S−’es+1 ・d土、/dtとから加算要素7にお
いて形成されている。
計算回路1の後にベクトルアナライザ8が接続されてお
り、その役割は計算回路により形成されたモデルベクト
ルに対するベクトル信号ヱSからモデル絶対値!および
角度信号φSを形成することである。特にこの角度信号
は1つの角度関数対cosφ@、sinφSとして、す
なわち相応の単位ベクトルLsとして出力され得る。
第1の微分要素9は角度信号から角速度−$を形成する
。ベクトル信号l$を使用する際には、このような微分
要素はたとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第313
9136号明細書に従って構成されていてよい。
第2の微分要素10はモデル絶対値からその微分φを形
成する。この微分要素は1つの差し引き点11を含んで
いてよく、この場合にはモデル絶対値からめられて微分
されたモデルベクトル絶対値と相応の指令量φ”との差
が形成される。
微分要素10により形成された量は1つの回転角度形成
器12から供給される回転角度畠と共に1つのベクトル
形成器」3に与えられる0回転角度形成器が回転角度と
して相応の単位ベクトル上の成分cost、5insを
形成することは有利である。
ベクトル形成器13はいま補正ベクトル互ヱを供給し、
この補正ベクトルは絶対値Haヱ1−(φ“−φ)と、
たとえば角度加算によりベクトル回転器14内で定めら
れる角度δ−8+φ$とを有する。絶対値は1つの絶対
値形成器15内で成分ごとに単位ベクトル上およびlj
の1つの乗算により考慮に入れられ得る。ベクトル回転
器14の使用により補正ベクトルは、加算要素7におい
て必要とされる固定子基準の成分で出力される。
和ベクトル6 ’、 + aヱの積分は第3図の回路で
は積分器5による固定子基準の成分の積分により行われ
る。しかし、設定ベクトルが1つの回転座標系内に変換
され、また補正ベクトルが既に回転座標系内で形成され
てもよい、この場合、和ベクトルの積分は回転座標系内
で行われる。
このことは第4図に示されており、回転座標系は、座標
系の座標軸1′Sの角度がモデルベクトルと固定子基準
31軸との間の角度φSに追従させられることにより決
定される。この“磁界基準”座標系は固定子基準座標系
に対して角度φ′、だけ回転されている。このような(
添字)を付されている)座標系では、もちろん、設定ベ
クトルとモデルベクトルとの間の積分物理関係は1つの
回転成分を考慮に入れて下式のようになる。
ヱv”、’JC1,・+f、・)dt ここで e×!1・−S/、・!詑・、e〜・−−i′
、・!、1・その際、平衡機態(−φ−′s1$且つ回
転周波数φ′S−磁束周波数−S)では、この座標系内
のモデルベクトルの成分に対して下式の関係が成り立つ
!!2・−1ヱ、・1・5in(φ$−φ′$)→σ、
”?I””lヱ!用゛coa (φ$−φ’s )→!
−;ヱ!11 すなわち 土!−1s−φ′5−OS !!1・−1ヱ!・I−’、 ヱ!・−宇・土、−ヱS。
第4図にはさらに、前記の方法および装置が回転磁界機
の制御部とどのように共同作用するかが示されている。
制御部内で1つの磁界基準の電流目標ベクトルit!が
形成され、これは1つのベクトル回転器30で角度φ、
だけの回転により固定子基準の座標系に変換され、また
それにより1つの固定子基準の目標ベクトル1−を供給
し、これが(たとえば図示されていない固定子電流調節
部および制御装置により)周波数変換装置を、回転磁界
機(たとえば非同期機32)の固定子が相応の実際電流
±3を供給されるように@御する。その際に磁界に対し
て垂直な成分iν2は固定子電流の磁界に対して垂直な
成分く有効電流)に対する指令量として回転磁界機の回
転トルクを定め、また1つの上位調節器たとえば回転数
調節器33により予め与えられ得る。他方、磁界に対し
て平行な成分l”、1は磁界に対して平行な電流成分(
磁化電流)に対する指令量であり、また回転機磁束の大
きさに影響を与え、従ってたとえば磁束の目標絶対値1
!X1に対する1つの磁束調節器34により予め与えら
れ得る。この原理(1つの制御ベクトルの磁界基準成分
として磁束および回転トルクに対する減結合された指令
量の設定および磁束角度φ$による電流の固定子基準の
操作量への変換)は種々の他の仕方で実現されていても
よい。
回転機32の固定子電流端子からベクトルJjおよび上
Sが3ン2変換器35.36を介して取り出され、その
際に電圧ベクトル!jに対しては同じく1つの緩慢な定
常成分除去フィルタ(2)が設けられている。
起電力検出器1′は、この場合、ドイツ連邦共和国特許
出庫公開第3034275号明細書の第12図および第
13図に従って構成されていてよく、また電流および電
圧の測定値から形成されたベクトル2を供給する。この
ベクトルは平滑化時定数tにより平滑化された回転機の
起電力まjに対応づけられている。そのために積分器3
7 (積分定数t)が用いられている。積分回路38内
でこの平滑化の影響は、積分された和ベクトルと、平滑
化された起電力に平滑化時定数を乗算したベクトル(乗
算器38’)とから、非平滑化磁束に対応づけられるモ
デルベクトルが加算(加算要素39′)により形成され
ることにより再び除去され得る。設定ベクトル(この場
合には固定子基準座標系内の平滑化された起電力のベク
トルIコ)から、信号土′$を与えられるベクトル回転
器39により、磁界基準の座標系内に変換された設定ベ
クトル五が形成される。この信号は一′$ 1すなわち
実際上は磁束周波数)を与えられる積分器40から形成
される。この積分器の後に、直交成分φ’$j ” C
Oaφ′S、φ’@2−sinφ′、を形成するための
1つの関数形成器41が接続されている。なぜならば、
角度φ′$は単位ベクトルL’sとして処理されなけれ
ばならないからである。
積分器5による積分の際に回転成分j5・を考慮に入れ
るため、積分器5において積分さた起電力ベクトルの磁
界基準の直交成分を表す出力信号が磁界周波数d” s
または一′$を乗算され、また続いて、変換された起電
力の固定子基準の成分に対する対応づけの入れ換えのち
とに且つ1つの符号反転(インバータ43)のもとに追
加ベクトルf、・が形成され、この追加ベクトルが積分
I15の前に接続されている1つの加算器44に与えら
れている。
座標変換のためにベクトル回転器39内で用いられる座
標系の磁界オリエンテーシ四ンは、モデルベクトル土〒
/の成分!覧・が1つの零点調節器45に与えられ、こ
の零点調部器が周波数i′$を、じ磁界垂直”)成分!
に・が零になるまで、すなわちモデルベクトルが座標軸
L’sに一致するまで変更することにより強制され得る
1つの切換スイッチ46の切換により座標系の回転周波
数は、φ′Sと1つの相応の角度指令量φ−との間の角
度差(相応のベクトルf’s % II’sの使用の際
にはこの角度差はこれらのベクトルを与えられる1つの
、ベクトル回転[I48の1つの成分と等価である)を
与えられている1つの追従調節器47によっても形成さ
れ得る。その際に指令量φ″$はたとえば、±Sおよび
回転子角度λを供給される電流モデル49で、または計
算さた磁束に対する1つの指令ベクトル土0の設定のた
めに回転磁界機制御部に設けられている1つの他の装置
で取り出され得る。角度調節器47は、積分の基礎とな
る座標系が準定常的に方向指令量上$により予め与えら
れていることを強制するが、電圧モデルは磁束の動的な
変化(、Lsおよび!!:sからの一時的な偏差)をな
お正しく検出する。準定′富的状態でモデルベクトルが
実際に座標系の指令に相応して磁界方向に向けられてい
るように、追加的に、モデル磁束ベクトルを1つの比較
点49′において指令ベクトル(これは指令された座標
系内で成分′P’?!・−虻のみを有する)と共に1つ
の絶対値追従調節器50に与え、これがベクトル差から
1つの追加ベクトルを形成し、このベクトルが同じく加
算点44に与えられている。
この指令は第4図に示されている切換スイッチ46の位
置においては必要とされないので、追従調節器47およ
び50はそれらの短絡スイッチにより不作動にされ得る
指令ベクトル土“がモデルベクトル土sの定常値を定め
るので、(たとえば本発明による減衰に対して)磁束ベ
クトルの定常的な値のみが必要とされるときには常に、
角度φSは追従により定められる角度φ′$に近似的に
等しく、また絶対値!はφ′$基準の座標系内で計算さ
れたベクトル土9・のl′sに対して平行な成分!′?
1に近似的に等しく設定される(!籠絢σ)、シかし、
たとえば制御部内でベクトル回転W30により必要とさ
れるような動的に正しい磁束検出のためには、追従され
た座標軸φ′$とL’s基準の磁束方向L!・との間の
角度を考慮に入れるため、正確な磁束角度φ$が1つの
角度加算φ$〜φ′$+φ!により形成されなければな
らない、第4図では1つのベクトルアナライザ55がモ
デルベクトル絶対値!および方向LCを形成し、また角
度加算は1つのベクトル回転器56により行われる。
本発明によるベクトル軌跡の安定化は第411!Jによ
り、積分器5の入力端における加算点44に1つの(い
ま磁束基準の成分により予め与えるべき)補正ベクトル
互ヱ!が予め与えられ、この補正ベクトルが絶対値形成
!115から取り出されることによっても行われる。第
3WJに示されている回転角度形成器12は前記の変形
例では必要とされない、なぜならば、角度6−±π/2
の設定の際に磁界基準の補正ベクトル回転ノが簡単にそ
の両成分δ!!1−一φ・cosgyQまたはδ!賓−
壬φ・s1nε−壬φにより与えられており、1つの微
分851を介して直接に(またはφ−φ0を形成するた
めの1つの差し引き点52により)磁界に対して平行な
磁束成分に対する出力端から取り出され得るからである
。さらに、はぼ等しい結果が、モデル絶対値!の導関数
φの代わりに、破線の導線54により示されているよう
に、成分e ?Iを使用することにより得られることが
判明している。
本発明による減衰のために一般に、回転角度8として簡
単に角度π/2を予め与えるのではなく、この角度を周
波数Ssに関係して変更することは有利である。第5図
には1つの制御ベクトル土!の磁界基準のベクトル軌跡
が示されている。この制御ベクトルに揮発性量、ここで
は量−φ、十〇−φ、−〇?2またはφ”−e ?2の
1つ、を乗算することにより補正ベクトル回転!が形成
される、場合によってはe?Zは同様に良好にeq、(
3H・またはiにより置換され得る。
このベクトル軌跡かられかるように、制御ベクトル上、
は0.1を越える周波数に対してはほぼ方向±π/2を
とり(すなわちl ’ −1〉I ” =11) 、$
 3−〇に対してのみ180°に漸近する。
その際、ε?2−Qは特異状態−5−0に相当し、この
状態は装置において相応の補正ベクトル互ヱテが停止状
態に近い周波数において不作用にされることにより排除
される。さらに、第5F!gJに示されているベクトル
軌跡は、回転方向の反転の際に第1WJおよび第2図に
示されている補正ベクトルの方向関係が維持されること
を保証する。その際、電動機運転か発電機運転かに応じ
て土〒は4つの象限のいずれか1つに位置し得る。
第5FgJにより予め与えられる制御ベクトル1ノは第
4図による装置では簡単に、積分l!400Å力端に現
れる信号によりアクセスされる1つの関数メモリ55か
ら取り出され得る。その際、回転磁界機の制御部に対し
ては、この制御ベクトルを計算回路自体の減衰だけでな
く、その回転機制御部への作用を介して非定常な回転機
状態の減衰のためにも利用することが有利であり得る。
この目的で、回転機から適当な運転状態量W(たとえば
電圧と電流との間の角度)を取り出し、関数メモリ55
内に制御ベクトル土!がこの状態量Wの関数としても記
憶されているかぎり、この状態量Wにより関数メモリに
アクセスすることは有利であり得る。その際、絶対値ト
L= 1により補正ベクトル絶対値と揮発性量との間の
比例係数も機能的に運転状態に関係して変更され得るこ
とは特に有利である。
最後に言及すべきこととして、第4図による装置は、五
ノ(または¥)の成分ごとの積分の代わりに成分e ?
+のみが積分されることにより簡単化され得る。要素4
2および43を経由する帰還導線は比ey2/’Pの形
成のための1つの除算器により置換され、その際にこの
比が調節器45の出力信号の代わりに使用され得る。そ
れにより特に調節m45が省略され得るので、積分およ
び本発明による安定化のために直流量のみを処理すれば
充分である装置が得られる。このことは特にマイクロプ
ロセラ号を応用する場合に有利である。
本発明により安定化される磁束決定は回転磁界機におい
て壇々の仕方で使用され得る。たとえば制御部への作用
の代わりに磁束は単に検査および調整の目的で使用され
得る。制御部がたとえば運転状態に関係して変化する回
転子抵抗のパラメータをも必要とする場合には、磁束は
回転子抵抗パラメータに関係する仕方で計算され得る。
この計算された磁束とモデルベクトルとの間の差が、運
転中にこのパラメータの変化により両磁束のアイデンテ
ィティを設定し、こうして自動的に磁束の各変化を検出
するのに使用され得る。
また、特に低い周波数において制御部内で必要とされる
磁束データを他の1つの装置たとえば電流モデルから取
り出し、本発明による装置を回転機制御部への作用なし
に“準備運転”で並列に作動させ、また高い周波数にお
いてのみ電流モデルからこの減衰された電圧モデルに切
換えることもできる。第4図中に示されている切換器と
指令量ヱ″オよびφ0の使用とにより、電圧モデルを先
ず定常状態では他の量により指令し、しかしその際に電
圧モデルにより動的な磁束変化を検出して、回転機制御
部内で処理するようにすることもできる。その際に、指
令されない状態への移行はたとえば1つの特定の限界回
転数への到達時に不連続的に行われ得る。しかし、パル
ス状の運転も行われ得る。その場合には、交互に指令さ
れた状態と指令さない状態との間で切換が行われる。そ
の際、たとえば切換の時比率ば、両状態の間の移行が滑
らかに行われるように回転数に関係して予め与えられ得
る。
【図面の簡単な説明】
第1WJは−1の回転方向の際のモデルベクトルのベク
トル軌跡図、第2図は負の回転方向の際のモデルベクト
ルのベクトル軌跡図、第3図は固定子座標内で作動する
計算回路により本発明による方法を実施するための装置
の接続図、第4図は磁束基準の座標にも使用される計算
回路を有する装置の接続図、第5図は補正ベクトルに対
して1つの制御ベクトルを予め与える場合のベクトル軌
跡図、第6WJは空間固定の直交座標系でモデルベクト
ルを示す図である。 1・・・計算回路、2・・・定常成分調節器、3.4・
・・乗算器、5・・・積分器、6・・・入力端、7・・
・加算要素、8・・・ベクトルアナライザ、9.10・
・・微分要素、11・・・差し引き点、12・・・回転
角度形成器、13・・・ベクトル形成器、14・・・ベ
クトル回転器、15・・・絶対値形成器、30・・・ベ
クトル回転器、32・・・非同期機、33・・・回転数
調節器、34・・・磁束調節器、35.36・・・3/
2変換器、37・・・積分器、38・・・積分回路、3
8′・・・乗算器、39・・・ベクトル回転器、39′
・・・加算要素1,40・・・積分器、41・・・関数
形成器、42・・・乗算器、43・・・インバータ、4
4・・・加算要素、45・・・零点調節器、46・・・
切換スイッチ、47・・・追従調節器、48・・・ベク
トル回転器、49・・・電流モデル、49′・・・比較
点、50・・・絶対値追従調節器、51・・・微分器、
52・・・差し引き点、55・・・関数メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも1つの積分器(5)を含む計算回°路(
    1)内で設定ベクトルおよび補正ベクトルの和ベクトル
    (e’g+Aψ)の積分により形成されベクトル物理量
    を写像するモデルベクトル(−ψ−S)のベクトル軌跡
    を安定化するための方法において、補正ベクトル(王立
    )に、モデルベクトル(is)に対する予め定められた
    角度(8)と、モデルベクトルのいわゆる揮発性量(す
    なわちベクトル物理量の定常状態で零になる物理量の写
    像)から導き出された絶対値(1δψ1−灸)とが予め
    与えられることを特徴とするベクトル軌跡の安定化方法
    。 2)補正ベクトルがベクトル軌跡上で一巡にわたる平均
    の後にモデルベクトルの定常成分と平行であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)補正ベクトル(互!)の方向(ε+φ$)が、その
    モデルベクトルに対して垂直な成分がたかだか、補正ベ
    クトルの絶対値も零になるときに零になるように予め与
    えられることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の方法。 4)モデルベクトル(fs)に対する補正ベクトル(土
    りの方向(8+φ$)が予め定められた正または負の回
    転角(ε)の回転により定められ、その際に回転角の符
    号が揮発性量とモデルベクトルの角速度との積の符号に
    より変更可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれかに記載の方法。 5)回転角(8)がモデルベクトルの角速度の1つの関
    数から、好ましくはモデルベクトルの角速度($ ’s
     )および1つの状態量(W)の1つの関数から、決定
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    4項のいずれかに記載の方法。 6)補正ベクトル絶対値が揮発性量に比例して予め与え
    られ、また揮発性量としてモデルベクトル絶対値の導関
    数(’Fv’)が利用されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の方法。 7)補正ベクトル絶対値が揮発性量および1つの指令量
    (φ0)の差(φ!−申°)に比例して予め与えられる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の方法。 8)比例係数がモデルベクトルの角速度の関数として、
    好ましくはモデルベクトルの角速度(杏’s )および
    1つの状態量(W)の関数として予め与えられることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項または第7項記載の方
    法。 9)物理量を定める測定値(i3、工S)の微分から設
    定ベクトルが予め与えられた平滑化時定数(1)により
    平滑化された物理量の微分(工〒)に相応して形成され
    、また和ベクトル(工〒十エヱりと平滑化時定数(1)
    により乗算され平滑化された微分(i5・)とから平滑
    化されない物理量に対するモデルベクトル(ヱ!・)が
    形成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第7項のいずれかに記載の方法。 10)和ベクトル(土!・+lヱマ)の積分が回転座標
    系(f’s−φ’81、φ′S2)内で行われ、また回
    転座標系の周波数(a ’s )が、回転座標軸の1つ
    がモデルベクトル(’1”v)および(または)指令量
    (Es)により予め与えられた指令ベクトルの方向に追
    従させられる(m筒器45.47)ように決定されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第9項のい
    ずれかに記載の方法。 11)電流(土S)および電圧(且S)の測定値から形
    成された起電力ベクトル(jス)−(D積分(5)によ
    り回転磁界機の磁束に対するモデルベクトル(!、・)
    を決定するために用いられ、回転磁界機に固定子電流(
    土S)が周波数変換装置(31)から、モデルベクトル
    に関連する2つの制御量であって固定子電流(上、)の
    磁界に対して平行な成分および磁界に対して垂直な成分
    に独立に影響する制御量(i〜7、l−)に関係して強
    制的に与えられ、また特に補正ベクトルとモデルベクト
    ルとの間の方向羞(8りが回転磁界機の負荷状態を示す
    状態量(W)に関係して変更されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第10項のいずれかに記載の
    方法。 12)少なくとも1つの積分器(5)を含む計算回路(
    1)内で設定ベクトル(e ’s )の積分により形成
    され1つのベクトル物理量に対応づけられているモデル
    ベクトル(J= s )のベクトル軌跡を安定化するた
    めの装置であって、a)1つの検出器(2,3,3′)
    が予め与えられた物理的個別量から1つの設定ベクトル
    (e ’s )を決定し、 b)計g回路がモデルベクトル(工、)から導き出され
    た補正ベクトル(土ヱ)を形成するための補正ベクトル
    形成器(13)を含んでおり、 C)計算回路が設定ベクトル(ユ′、)および補正ベク
    トル(iL’P)の和ベクトル(加算回路7)を積分す
    るための1つの積分回路(5)を含んでいる 装置において、 d)補正ベクトル形成器が、モデルベクトルの揮発性量
    (φ)に比例している補正ベクトル絶対値を予め与える
    ための絶対値形成手段(10,11,15)と、モデル
    ベクトルに対して回転された補正ベクトル(lヱの方向
    を予め与えるための方向決定手段(12,14)とを含
    んでいる ことを特徴とするベクトル軌跡の安定化装置。 13)方向決定手段が、モデルベクトルの方向(L s
     )に対してモデルベクトルの周波数(参$)の1つの
    関数により、好ましくほこの周波数および1つの状態量
    の1つの関数により、決定される角度だけ回転されてい
    る1つの方向を有する1つのWAllllベクトル(土
    )を定める1つの回転角度形成器(12)を含んでおり
    、また絶対値形成手段が制御ベクトルの成分に揮発性量
    、特に揮発性量(φ)自体または揮発性量と1つの指令
    量(9M)との差(Φ−φ”)、の1つの関数を乗算す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の装置
    。 14)揮発性量(φ−ヤ゛)がモデルベクトルに対する
    1つの出力端から微分回路(51)を介して、または積
    分回路の1つの入力端(54)から取り出されることを
    特徴とする特許請求の範囲第12項または第13項記載
    の装置。 15)検出器(1′)が設定ベクトルとして1つの平滑
    化時定数(1)により平滑化されたベクトル(¥S)を
    形成するための手段(37)を含んでおり、またモデル
    ベクトル(!S)が積分回路の出力端から、積分された
    和ベクトルと平滑化時定数を乗算された設定ベクトルと
    の和(’P y−+ (t /T) ・z)として取り
    出されていることを特徴とする特許請求の範囲第12項
    ないし第14項のいずれかに記載の装置。 16)積分の和ベクトルが1つの回転座標系に従わせら
    れ(ベクトル回転器39)、また追従装置(40,41
    ,45)が回転座標系を、回転座標系の座標軸をモデル
    ベクトルの方向に一致させるように決定することを特徴
    とする特許請求の範囲第12項ないし第15項のいずれ
    かに記載の装置。 17)座標軸の方向(φ’s )が1つの積分器(40
    )により予め与えられ、この積分器の前に座標軸(jL
    ’s )から、または座標軸の方向に対する指令量(φ
    ゝ、)からのモデルベクトルの方向偏差(”vz = 
    ’i’ ・s i Hφ、〆または5in(φ7、=φ
    ′S))に対する1つの調節器(45または47)が接
    続されていることを特徴とする特許請求の範囲第16項
    記載の装置。
JP60105723A 1984-05-18 1985-05-17 ベクトル軌跡の安定化方法および装置 Pending JPS60255084A (ja)

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