JPS6218467Y2 - - Google Patents

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JPS6218467Y2
JPS6218467Y2 JP17104380U JP17104380U JPS6218467Y2 JP S6218467 Y2 JPS6218467 Y2 JP S6218467Y2 JP 17104380 U JP17104380 U JP 17104380U JP 17104380 U JP17104380 U JP 17104380U JP S6218467 Y2 JPS6218467 Y2 JP S6218467Y2
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gear
shift
rotation
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shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はシリアルプリンタ等のプリンタにお
ける活字担体シフト回転軸の正逆転切換機構に関
する。
従来のプリンタにおける活字担体シフト回転軸
の正逆転切換機構としては、例えば本願出願人が
特願昭55−123040号で開示したような第1図およ
び第2図に示すようなものがある。
第1図において符号Cはキヤリツジで、このキ
ヤリツジCには複数個の活字輪1a,1b…の積
層体からなる活字担体1が上下動可能に搭載され
ている。またキヤリツジCにおける両側板2,2
には支軸3が横架され、この支軸3に2本のシフ
トレバー4,4が回動自在に軸支されている。シ
フトレバー4,4の他端は、活字担体1側に延び
て活字担体1における保持体5に突設された係止
ピン6に係合され、さらにシフトレバー4,4の
中間部に設けられたガイドピン4aがシフトカム
7における螺線状のカム溝7aに嵌入係合されて
いる。シフトカム7はシフト回転軸8にスプライ
ン結合され、このシフト回転軸8は、一方の側枠
9a部に配設された機構部Mに延びている。機構
部Mは、両側枠9a,9b間に平行に掛け渡され
た多数の回転軸の回転制御等をなすもので、キヤ
リツジ1を桁方向に移動制御するキヤリツジ移送
軸10も機構部Mに延びている。
そしてこの機構部Mにおける第1図背面部位
に、第2図に示すような上記シフト回転軸8の正
逆転切換機構が配設されている。
即ち、まずシフト回転軸8に、内歯歯車12お
よび歯車13が固着されている。そしてこの両歯
車12,13に対応して、側枠9aに固着された
支軸14に、正逆転切換歯車体15が回転自在で
且つ軸方向に所定量摺動可能に保持されている。
正逆転切換歯車体15には、切換歯車15aおよ
び他の歯車15bとその連結部15cとが備えら
れ、連結部15cには正逆転切換駆動手段たる電
磁石16の作動片16aがとりつけられている。
作動片16aは図示省略のばねによつて常時側枠
9a側に傾動しており、これにしたがつて正逆転
切換歯車体15も常時側枠9a側の仮想線位置に
移動している。17はモータ18(第1図参照)
に連なる遊び歯車で、正逆転切換歯車体15にお
ける他の歯車15bが、軸方向の許容移動範囲内
で常にこの遊び歯車17に噛合されている。
そして活字担体1のシフト(上下)位置の選択
に当つては、電磁石16の励磁制御により、正逆
転切換歯車体15における切換歯車15aを、シ
フト回転軸8に固着された内歯歯車12または歯
車13に選択噛合させて、シフト回転軸8を正、
逆何れかの所望方向に所要量回動させ、シフトカ
ム7およびシフトレバー4等を介して当該活字担
体1を上方または下方に所要量シフトさせる。
しかしながらこのような従来のプリンタにおけ
る活字担体シフト回転軸の正逆転切換機構にあつ
ては、シフト回転軸8の正逆転切換を、内歯歯車
12または歯車13に対する正逆転切換歯車体1
5の噛合切換のみによつて行なつていたため、上
方または下方へのシフト駆動がかなりの回数に亘
つて引続き行なわれたときは、歯車のごく僅かづ
つの噛合誤差が累積されてシフト位置が、駆動当
初のシフト位置からわずかにずれてしまうという
問題点があり、この点でなお改良が望まれてい
た。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、第1支軸に回転自在で且つ軸
方向に摺動自在に保持され弾発力により常時対接
傾向が付与されるとともに対接面の一方には係合
突起が設けられ他方には該係合突起に対応した係
合凹部が設けられた第1、第2の一対の歯車と、
第2支軸に装着され切換駆動手段により軸方向に
移動して前記第1歯車または第2歯車の何れかに
切換噛合され当該噛合された第1歯車または第2
歯車にモータの回転を伝達する切換歯車と、キヤ
リツジに搭載された活字担体を正逆回転によりカ
ム手段を介して上下にシフトさせるシフト回転軸
に固着された第3、第4の一対の歯車と、前記第
1歯車の回転を歯車結合により前記第3歯車に逆
転伝達させる第1遊び歯車手段と、前記第2歯車
の回転を歯車結合により前記第4歯車に正転伝達
させる第2遊び歯車手段とを具備し、前記第1歯
車と第2歯車とが互いに逆方向に所定量回転して
前記活字担体を所定量シフトさせる毎に、前記係
合突起と係合凹部とを係合させることにより、上
記問題点を解決することを目的としている。
以下この考案を図面に基づいて説明する。
なお第3図以下の各図において、前記第1図お
よび第2図における部材または部位と同一ないし
均等のものについては前記と同一符号を以つて示
し、重複した説明を省略する。
第3図および第4図は、この考案の実施例を示
す図である。
これらの図において、符号20は第1支軸にし
て、この第1支軸20には、第1、第2の一対の
複合歯車体21,22が、それぞれ回転自在で且
つ軸方向に摺動自在に保持されている。第1複合
歯車体21には第1歯車21aおよび第1小歯車
21bと、この両歯車の連結部21cとが備えら
れ、一方、第2複合歯車体22には第2歯車22
aおよび第2小歯車22bと、この両歯車の連結
部22cとが備えられている。
また第1、第2の各複合歯車体21,22の側
方、即ち第1小歯車21bおよび第2小歯車22
bの背面側にはそれぞれコイルばね23,24が
縮設され、このコイルばね23,24の弾発力に
より、第1複合歯車体21と第2複合歯車体22
との間には常時対接傾向が付与されている。
そして第1歯車21aにおける対接面には、2
個の係合突起25a,25bが180゜間隔をおい
て設けられ、第2歯車22aにおける対接面に
は、この係合突起25a,25bに対応した係合
凹部26a,26bが同じく180゜間隔をおいて
設けられている。
正逆転切換歯車体15の支軸14は、この考案
においては第2支軸を形成している。
一方、シフト回転軸8には、第3歯車27と第
4歯車28とが固着されている。そして第1複合
歯車体21における第1小歯車21aと第3歯車
27との間には、第1複合歯車体21の回転を歯
車結合により当該第3歯車27に逆転伝達させる
2個の遊び歯車29a,29bからなる第1遊び
歯車手段29が介在されている。また第2複合歯
車体22における第2小歯車22bと第4歯車2
8との間には、第2複合歯車体22の回転を歯車
結合により当該第4歯車28に正転伝達させる1
個の遊び歯車30からなる第2遊び歯車手段が介
在されている。
次に第5図A,B,Cも参照して作用を説明す
る。
活字担体1のシフト位置の選択は、上下何れか
のシフト方向の切換えが必要なときは、シフト軸
8の回転に先立つてこの切換えが行なわれる。即
ち電磁石16の非励磁時には切換歯車15aは、
第3図図示の位置にあつて第1歯車21aと噛合
し、この第1歯車21aの回転は、シフト軸8に
逆転伝達され、一方、電磁石16の励磁時には切
換歯車15aは、第2歯車22aに切換噛合さ
れ、この第2歯車22aの回転は、シフト軸8に
正転伝達される。
いま、電磁石16が非励磁のときについて述べ
ると、第5図については、同図Aの状態となつて
いる。
そして正逆転切換歯車体15が、第3図中実線
矢印、つまり反時計方向に回動すると、第1歯車
21aを含む第1複合歯車体21、第1遊び歯車
手段29、および第3歯車27は、それぞれ実線
矢印方向に順次に回動し、シフト軸8は反時計方
向に回動する。したがつてシフトカム7もシフト
軸8と同方向に回動し、シフトレバー4が支軸3
を回動中心として、活字担体1を上方にシフトさ
せる方向に回動する。そして第1歯車21aが一
例として90゜だけの所定量回動すると、活字担体
1は、1段だけの所定量上方にシフトされる。
一方、上記のように第1歯車21aが、第3図
時計方向に所定量回動すると、第2歯車22a
は、第4歯車28、第2遊び歯車手段たる遊び歯
車30、および第2小歯車22bを順次介して第
3図反時計方向に、同じく所定量回動する。即ち
第1歯車21aが、切換歯車15aに駆動されて
時計方向に回動を始めると、これと同時に第2歯
車22aは反時計方向に回動を始める。そして第
5図Bに示すようにコイルばね23,24の弾力
に抗して係合突起25aと係合凹部26a、およ
び係合突起25bと係合凹部26bの両係合状態
が解除されて、係合突起25a,25bが第2歯
車22a側の対接面に摺接回動し、第1歯車21
aおよび第2歯車22aが互いに逆方向に所定量
の90゜回動した時点で、第5図Cのように係合突
起25aが係合凹部26bに、また他の係合突起
25bが係合凹部26aにそれぞれ係合して停止
する。
活字担体を一度に多段階シフトさせたときは、
この多段階シフト量に対応した回動量だけ第1歯
車21aおよび第2歯車22aが互いに逆方向に
回動した後に係合突起25a,25bが係合凹部
26a,26bに係合して停止する。
電磁石16を励磁して切換歯車15aを第2歯
車22aに切換噛合させてから正逆転切換歯車体
15が回動したときは、第3図における各歯車
は、同図中点線矢印方向に順次回動し、活字担体
1は上記とは逆に下方にシフトされる。このとき
の係合突起25a,25bおよび係合凹部26
a,26bの作動は、解除後の移動方向が逆方向
である点を除けば上記とほぼ同様である。
因みに係合突起25a,25bと係合凹部26
a,26bとが第5図Aまたは同図Cのように係
合しているとき、第1歯車21aおよび第2歯車
22aにおけるそれぞれの歯の位相は合致してお
り、切換歯車15aの切換噛合はスムーズに行な
われる。
なお上記実施例において係合突起および係合凹
部は、それぞれの対接面に180゜の間隔で2個づ
つ設けたが、その配設数は各対接面に1個づつの
みとしてもよく、またそれぞれ3個以上を等間隔
に配設してもよい。
係合突起および係合凹部の配設数を変えたとき
は、活字担体の所定シフト量に対する第1歯車ま
たは第2歯車の所定回動量の値を係合突起等の配
設数に応じて変えればよい。例えば係合突起等の
配設数を1個のみとしたときは、所定回動量は
180゜にするなどである。
また、第1歯車21aまたは第2歯車22a
は、複合歯車体として構成しそれぞれ小歯車21
b,22bを付設したが、この小歯車21b,2
2bの配設は省略してもよく、第1歯車21aに
は第1遊び歯車手段29を、また第2歯車22a
には第2遊び歯車手段たる遊び歯車30を、それ
ぞれ直接噛合させてもよい。
以上詳述したようにこの考案によれば、その構
成を、第1支軸に回転自在で且つ軸方向に摺動自
在に保持され弾発力により常時対接傾向が付与さ
れるとともに対接面の一方には係合突起が設けら
れ他方には該係合突起に対応した係合凹部が設け
られた第1、第2の一対の歯車と、第2支軸に装
着され切換駆動手段により軸方向に移動して前記
第1歯車または第2歯車の何れかに切換噛合され
当該噛合された第1歯車または第2歯車にモータ
の回転を伝達する切換歯車と、シフト回転軸に固
着された第3、第4の一対の歯車と、前記第1歯
車の回転を歯車結合により前記第3歯車に逆転伝
達させる第1遊び歯車手段と、前記第2歯車の回
転を歯車結合により前記第4歯車に正転伝達させ
る第2遊び歯車手段とを具備し、前記第1歯車と
第2歯車とが互いに逆方向に所定量回転して前記
活字担体を所定量シフトさせる毎に、前記係合突
起と係合凹部とが係合するようにしたから、第1
歯車および第2歯車は、各駆動毎に常に所定量だ
け正確に回動して回動誤差が除去されるので、上
方または下方へのシフト駆動をかなりの回数に亘
つて引続き行なつても、活字担体のシフト位置
が、駆動当初のシフト位置からずれてしまうこと
はなく、常時正確な位置にシフトさせることがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の活字担体シフト回転軸の正逆転
切換機構が組み込まれているプリンタの斜視図、
第2図は同上プリンタにおける活字担体シフト回
転軸の正逆転切換機構をとり出して示す正面図、
第3図はこの考案に係るプリンタにおける活字担
体シフト回転軸の正逆転切換機構の展開斜視図、
第4図は同上正逆転切換機構の側面図、第5図
A,B,Cは第3図の第1歯車および第2歯車を
展開して示す作用説明図である。 1……活字担体、7……シフトカム、8……シ
フト回転軸、14……電磁石(正逆転切換駆動手
段)、15a……切換歯車、16……電磁石(正
逆転切換駆動手段)、18……モータ、20……
第1支軸、21a……第1歯車、22a……第2
歯車、23,24……コイルばね、25a,25
b……係合突起、26a,26b……係合凹部、
27……第3歯車、28……第4歯車、29……
第1遊び歯車手段、30……遊び歯車(第2遊び
歯車手段)、C……キヤリツジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1支軸に回転自在で且つ軸方向に摺動自在に
    保持され弾発力により常時対接傾向が付与される
    とともに対接面の一方には係合突起が設けられ他
    方には該係合突起に対応した係合凹部が設けられ
    た第1、第2の一対の歯車と、 第2支軸に装着され切換駆動手段により軸方向
    に移動して前記第1歯車または第2歯車の何れか
    に切換噛合され当該噛合された第1歯車または第
    2歯車にモータの回転を伝達する切換歯車と、 キヤリツジに搭載された活字担体を正逆回転に
    よりカム手段を介して上下にシフトさせるシフト
    回転軸に固着された第3、第4の一対の歯車と、 前記第1歯車の回転を歯車結合により前記第3
    歯車に逆転伝達させる第1遊び歯車手段と、 前記第2歯車の回転を歯車結合により前記第4
    歯車に正転伝達させる第2遊び歯車手段とを具備
    し、 前記第1歯車と第2歯車とが互いに逆方向に所
    定量回転して前記活字担体を所定量シフトさせる
    毎に、前記係合突起と係合凹部とが係合すること
    を特徴とするプリンタにおける活字担体シフト回
    転軸の正逆転切換機構。
JP17104380U 1980-12-01 1980-12-01 Expired JPS6218467Y2 (ja)

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JP17104380U JPS6218467Y2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01

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JP17104380U JPS6218467Y2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01

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Publication Number Publication Date
JPS5793460U JPS5793460U (ja) 1982-06-09
JPS6218467Y2 true JPS6218467Y2 (ja) 1987-05-12

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ID=29529418

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JP17104380U Expired JPS6218467Y2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01

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