JPS62184244A - 車両用懸架装置 - Google Patents
車両用懸架装置Info
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- JPS62184244A JPS62184244A JP2451086A JP2451086A JPS62184244A JP S62184244 A JPS62184244 A JP S62184244A JP 2451086 A JP2451086 A JP 2451086A JP 2451086 A JP2451086 A JP 2451086A JP S62184244 A JPS62184244 A JP S62184244A
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- oil
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/06—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using both gas and liquid
- F16F9/08—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using both gas and liquid where gas is in a chamber with a flexible wall
- F16F9/088—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using both gas and liquid where gas is in a chamber with a flexible wall comprising a gas spring with a flexible wall provided within the cylinder on the piston rod of a monotubular damper or within the inner tube of a bitubular damper
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車などの懸架1幾構部に使用される車両
用懸架装置に関する。
用懸架装置に関する。
従来の油中圧式の車両用懸架装置において、その内部に
はね作用をもたせるための窒素ガス等の高圧ガスを封入
するとともに、減衰力を得るために油を収容したものが
知られている。この場合、上記ガスが油に溶は込まない
ようにするために、ガスと油とを仕切る部材が設けられ
る。この仕切り部材としては、例えば高分子弾性体から
なる膜、あるいはフリーピストン、またはベローズなど
の採用が考えられている。
はね作用をもたせるための窒素ガス等の高圧ガスを封入
するとともに、減衰力を得るために油を収容したものが
知られている。この場合、上記ガスが油に溶は込まない
ようにするために、ガスと油とを仕切る部材が設けられ
る。この仕切り部材としては、例えば高分子弾性体から
なる膜、あるいはフリーピストン、またはベローズなど
の採用が考えられている。
しかしながら従来の高分子膜ではガスの透過を完全に防
ぐことができず、長期にわたって使用する場合にガス漏
れが問題になる。
ぐことができず、長期にわたって使用する場合にガス漏
れが問題になる。
また、フリーピストンを用いた場合には、フリーピスト
ンが静止している時にはフリービス1−ンの周部に設け
られたOリング等のシール材によってガス漏れをほぼ完
全に遮断できるが、フリーピストンの1習動時にはシー
ル材の18動部からガス漏れを起こす可能性がある。
ンが静止している時にはフリービス1−ンの周部に設け
られたOリング等のシール材によってガス漏れをほぼ完
全に遮断できるが、フリーピストンの1習動時にはシー
ル材の18動部からガス漏れを起こす可能性がある。
一方、ベローズはその構造自体がガスを遮断するのに好
都合であるばかりでなく、ガスの透過性の低い材料(例
えば金屈等)を使用することが可能である。しかしなが
らベローズのもつ性質上、全長が比較的長くなるため、
懸架装置内の限られた狭いスペース内に所定の伸縮スト
口−りをもつべO−ズを納めることに困難を伴う。
都合であるばかりでなく、ガスの透過性の低い材料(例
えば金屈等)を使用することが可能である。しかしなが
らベローズのもつ性質上、全長が比較的長くなるため、
懸架装置内の限られた狭いスペース内に所定の伸縮スト
口−りをもつべO−ズを納めることに困難を伴う。
本発明は、外筒と、この外筒に軸線方向に往復動自在に
挿入される内筒とを備え、かつ内部に油が収容されると
ともに、上記外筒と内筒との相対往復動に伴って体積が
変動するガスが封入された車両用懸架装置に適用される
。本発明は、上記油とガスを互いにフリービス1〜ンと
このフリーピストンに取付けられたベローズとによって
仕切ったものである。
挿入される内筒とを備え、かつ内部に油が収容されると
ともに、上記外筒と内筒との相対往復動に伴って体積が
変動するガスが封入された車両用懸架装置に適用される
。本発明は、上記油とガスを互いにフリービス1〜ンと
このフリーピストンに取付けられたベローズとによって
仕切ったものである。
上記構成の車両用懸架装置は、外筒と内筒との相対往復
動に伴って内部のガスの体積が変動し、ガスの反発力に
よってばね作用が発揮される。この場合、所定のストロ
ーク以内で外筒と内筒とが相対往復動する時のガス室体
積の変化に対しては、主にベローズが伸縮することによ
って体積変化が吸収される。また、温度変化や荷重変化
に伴うガス室体積の変化に対しては、フリーピストンが
摺動することによって体積変化に応じることができる。
動に伴って内部のガスの体積が変動し、ガスの反発力に
よってばね作用が発揮される。この場合、所定のストロ
ーク以内で外筒と内筒とが相対往復動する時のガス室体
積の変化に対しては、主にベローズが伸縮することによ
って体積変化が吸収される。また、温度変化や荷重変化
に伴うガス室体積の変化に対しては、フリーピストンが
摺動することによって体積変化に応じることができる。
かくして、フリービス!・ンが1習動する頻度を従来に
比較して大幅に減少させることができることにより、フ
リーピストンの摺動に伴うガス漏れの可能性が減る。し
かもフリーピストンどベローズとを併用したことにより
べD−ズを充分に小形化できる。
比較して大幅に減少させることができることにより、フ
リーピストンの摺動に伴うガス漏れの可能性が減る。し
かもフリーピストンどベローズとを併用したことにより
べD−ズを充分に小形化できる。
〔実施例1〕
第1図に示された第1の実施例において、懸架装置10
は外筒11と、この外筒11の軸線方向に往復動自在に
挿入された内筒12とを臓えている。この図示例の外筒
11は、外側に位置する第1の筒部11aと、この第1
の筒部11aの内側に挿着された第2の筒部11bとか
らなり、これら筒部11a、11b間をシールするため
にOリング14が設けられている。15はリバウンドラ
バーである。
は外筒11と、この外筒11の軸線方向に往復動自在に
挿入された内筒12とを臓えている。この図示例の外筒
11は、外側に位置する第1の筒部11aと、この第1
の筒部11aの内側に挿着された第2の筒部11bとか
らなり、これら筒部11a、11b間をシールするため
にOリング14が設けられている。15はリバウンドラ
バーである。
また、外筒11の図示上端側には、オイルシール17と
シール押え18、およびベアリング19などが設けられ
ている。外筒11の下部は、連結用の部品20を用いて
車軸側に取付けられる。外筒11の内部には油室21が
あり、油22が収容されている。この油室21には、外
部から適宜の量の油22を出し入れできるように車^調
整用の送油口23が設けられている。
シール押え18、およびベアリング19などが設けられ
ている。外筒11の下部は、連結用の部品20を用いて
車軸側に取付けられる。外筒11の内部には油室21が
あり、油22が収容されている。この油室21には、外
部から適宜の量の油22を出し入れできるように車^調
整用の送油口23が設けられている。
一方、内f412の図示上端側には車体に取付けるため
の連結用部品25と、バンプラバー26が取付けられて
いる。更に、内筒12と外筒11との摺動部分を包囲す
るようにして、蛇腹状のダストカバー28が設けられて
いる。内筒12の下部には、例えばプレート弁などを用
いた減衰力発生部30が設けられている。
の連結用部品25と、バンプラバー26が取付けられて
いる。更に、内筒12と外筒11との摺動部分を包囲す
るようにして、蛇腹状のダストカバー28が設けられて
いる。内筒12の下部には、例えばプレート弁などを用
いた減衰力発生部30が設けられている。
そして内筒12の内部は、フリーピストン32とベロー
ズ33とによって、油室35とガス空36とに仕切られ
ている。この油室35は、減衰力発生部30を介して外
筒の油室21と連通する。
ズ33とによって、油室35とガス空36とに仕切られ
ている。この油室35は、減衰力発生部30を介して外
筒の油室21と連通する。
ガス掌36には窒素ガスなどの不活性ガス38が封入さ
れている。39はガス封入口である。
れている。39はガス封入口である。
上記フリーピストン32の外周部、すなわち内筒12と
の摺動部分には0リングなどのシール材41が設けられ
ている。またフリーピストン32の中央部には上下方向
に貫通する孔43が設けられているとともに、棒状のス
トッパ一部材45が軸方向に移動自在に挿通している。
の摺動部分には0リングなどのシール材41が設けられ
ている。またフリーピストン32の中央部には上下方向
に貫通する孔43が設けられているとともに、棒状のス
トッパ一部材45が軸方向に移動自在に挿通している。
ストッパ一部材45の一端45aはベローズ33の端部
に固定されている。ストッパ一部材45の他端45E)
には、このベローズ33の伸び側のストロークを規制す
るための第1の係止部47が設けられている。
に固定されている。ストッパ一部材45の他端45E)
には、このベローズ33の伸び側のストロークを規制す
るための第1の係止部47が設けられている。
またストッパ一部材45の長さ方向中間部位には、ベロ
ーズ33の縮み側のストロークを規制するための第2の
係止部48が設けられている。従ってベローズ33は、
上記係止部47.48間の距離に応じたストロークで伸
縮可能である。
ーズ33の縮み側のストロークを規制するための第2の
係止部48が設けられている。従ってベローズ33は、
上記係止部47.48間の距離に応じたストロークで伸
縮可能である。
ベローズ33の材質は、例えばステンレス鋼。
燐青銅、黄銅、アルミニウムなどの薄板であるが、要す
るにベローズに製作できるものであれば金属以外の材質
を用いても勿論差支えない。また、図示例のベローズ3
3はU形成形ベローズであるが、これ以外に例えば複数
の金属板を順次つなぎ合わせた溶接ベローズや電着ベロ
ーズ、あるいはそれ以外の公知のベローズであってもよ
い。
るにベローズに製作できるものであれば金属以外の材質
を用いても勿論差支えない。また、図示例のベローズ3
3はU形成形ベローズであるが、これ以外に例えば複数
の金属板を順次つなぎ合わせた溶接ベローズや電着ベロ
ーズ、あるいはそれ以外の公知のベローズであってもよ
い。
また、ベローズ33が間接する相手側の面49には、ベ
ローズ33の摩耗を防止するために、耐摩耗性ないし滑
りを良くするための樹脂がコーティングされている。な
お、樹脂以外の減摩表面処理を行なってもよい。
ローズ33の摩耗を防止するために、耐摩耗性ないし滑
りを良くするための樹脂がコーティングされている。な
お、樹脂以外の減摩表面処理を行なってもよい。
上記構成の懸架装置10は、外筒11と内筒12とが相
対往復動した時に、減衰力発生部30において油の流通
により減衰力が生じるとともに、ガス室36の体積が変
化しつつガスの反発力によってばね作用が発揮される。
対往復動した時に、減衰力発生部30において油の流通
により減衰力が生じるとともに、ガス室36の体積が変
化しつつガスの反発力によってばね作用が発揮される。
また、送油口23を通じて油室21内の油量を調節する
ことにより、外筒11に対する内筒12の突出酋すなわ
ち車高を調節することができる。
ことにより、外筒11に対する内筒12の突出酋すなわ
ち車高を調節することができる。
本実施例のように車高調整機能を有ツる懸架装@10に
おいて、車高が一定に保たれる場合、ガス室36の体積
は外筒11と内筒12との相対往復動に伴って変化する
だけでなく、温度と荷重の大ぎさによっても体積が変化
する。
おいて、車高が一定に保たれる場合、ガス室36の体積
は外筒11と内筒12との相対往復動に伴って変化する
だけでなく、温度と荷重の大ぎさによっても体積が変化
する。
第2図を参照しながらガス室体積の変化について説明す
る。同図において、■で示される範囲は、それぞれ外筒
11と内筒12との相対往復動(シリンダストローク)
に伴うガス室体積変化である。
る。同図において、■で示される範囲は、それぞれ外筒
11と内筒12との相対往復動(シリンダストローク)
に伴うガス室体積変化である。
この■の範囲は、高荷重・低温域から低荷重・高温域に
わたって、荷重と温度の影響を受けて全体が移動する。
わたって、荷重と温度の影響を受けて全体が移動する。
すなわち、■は温度変化(中温〜高温)と荷重変化(中
荷重〜低荷重)に左右されるシリンダストローク中立位
置でのガス室体積変化の範囲を示し、■は温度変化(中
温〜低温)と荷重変化(中荷重〜高荷重)に左右される
シリンダストローク中立位置でのガス室体積変化の範囲
を示している。■は上記範囲(■と■)を合計したもの
、■は総ガス至体積変化を示す。
荷重〜低荷重)に左右されるシリンダストローク中立位
置でのガス室体積変化の範囲を示し、■は温度変化(中
温〜低温)と荷重変化(中荷重〜高荷重)に左右される
シリンダストローク中立位置でのガス室体積変化の範囲
を示している。■は上記範囲(■と■)を合計したもの
、■は総ガス至体積変化を示す。
以上述べた体積変化のうち、車両の走行中においては路
面の凹凸の影響があるため、■で示される体積変化の頻
度が最も高い。かくして本実施例のベローズ33は、■
の体積変化を吸収できるに足る伸縮ストロークをもつよ
うにストッパ一部材45によってストローク範囲が規制
されている。
面の凹凸の影響があるため、■で示される体積変化の頻
度が最も高い。かくして本実施例のベローズ33は、■
の体積変化を吸収できるに足る伸縮ストロークをもつよ
うにストッパ一部材45によってストローク範囲が規制
されている。
フリーピストン32はそのシール材41の店接部で比較
的大きな摺動抵抗を受けるのに対して、ベローズ33は
実質的に摺動抵抗がないから、上記■の体積変化範囲で
はフリーピストン32が静止した状態のまま、ベローズ
33のみが伸縮し、外筒11と内筒12との相対往復動
に伴うガス室36の体積変化分を吸収する。
的大きな摺動抵抗を受けるのに対して、ベローズ33は
実質的に摺動抵抗がないから、上記■の体積変化範囲で
はフリーピストン32が静止した状態のまま、ベローズ
33のみが伸縮し、外筒11と内筒12との相対往復動
に伴うガス室36の体積変化分を吸収する。
一方、温度変化または荷重変化に伴い、上記■の範囲で
中立ガス室体積が変化する場合には、フリーピストン3
2が摺動することにより体積変化が吸収される。
中立ガス室体積が変化する場合には、フリーピストン3
2が摺動することにより体積変化が吸収される。
以上の説明から判るように本実施例によれば、外筒11
と内筒12との相対往復動に伴うガス室体積変化分はベ
ローズ33のみが伸縮することによって吸収されるから
、フリーピストン32の動く頻度が大幅に減少する。従
って、フリーピストン32の摺動によって生じるガス漏
れの可能性が減るとともに、フリーピストン32が摺動
することによる抵抗が減り、乗り心地が向上する。
と内筒12との相対往復動に伴うガス室体積変化分はベ
ローズ33のみが伸縮することによって吸収されるから
、フリーピストン32の動く頻度が大幅に減少する。従
って、フリーピストン32の摺動によって生じるガス漏
れの可能性が減るとともに、フリーピストン32が摺動
することによる抵抗が減り、乗り心地が向上する。
〔実施例2〕
第3図に示された懸架装置10は、副チャンバ50を備
えている。なお、前記実施例1と共通する箇所には実施
例1と同一の符号を付して説明は省略する。上記副チャ
ンバ50の内部は、フリーピストン32とへローズ33
とによって油室51とガス室52とに仕切られている。
えている。なお、前記実施例1と共通する箇所には実施
例1と同一の符号を付して説明は省略する。上記副チャ
ンバ50の内部は、フリーピストン32とへローズ33
とによって油室51とガス室52とに仕切られている。
53はガスの封入口である。副チャンバ50の油室51
は、油通路55を介して内筒12の油室35と連通して
いる。
は、油通路55を介して内筒12の油室35と連通して
いる。
この実施例の懸架装置10は、外筒11と内筒12とが
相対往復動すると油通路55を通じて油が流れ、前記実
施例1と同様にベローズ33のみ、またはフリーピスト
ン32とベローズ33が動き、ガス室52の体積変化を
吸収する。従って実施例1と同様にガス漏れの防止に効
果があり、また、フリーピストン32が摺動することに
よる抵抗を軽減できるとともに、ベローズ33を小形化
できる。
相対往復動すると油通路55を通じて油が流れ、前記実
施例1と同様にベローズ33のみ、またはフリーピスト
ン32とベローズ33が動き、ガス室52の体積変化を
吸収する。従って実施例1と同様にガス漏れの防止に効
果があり、また、フリーピストン32が摺動することに
よる抵抗を軽減できるとともに、ベローズ33を小形化
できる。
〔実施例3〕
第4図に示された本発明の第3の実施例は、外筒11と
内筒12の位置関係および油室51とガス室52の位置
関係が前記実施例2とは逆であるが、構成と作用効果に
実質的な違いはないから実施例2と共通する箇所に同一
符号を付して説明は省略する。
内筒12の位置関係および油室51とガス室52の位置
関係が前記実施例2とは逆であるが、構成と作用効果に
実質的な違いはないから実施例2と共通する箇所に同一
符号を付して説明は省略する。
本発明によれば、懸架装置内に封入されたガスの漏れを
防止する上で効果的であるとともに、フリーピストンが
慴動することによる抵抗が低減し、かつベローズを小形
化できる。
防止する上で効果的であるとともに、フリーピストンが
慴動することによる抵抗が低減し、かつベローズを小形
化できる。
第1図は本発明の第1実施例を示す車両用懸架装置の断
面図、第2図は第1図に示された装置のガス室体積の変
化範囲を示す図、第3図は本発明の第2実施例を示す断
面図、第4図は本弁明の第3実施例を示す断面図である
。 10・・・懸架装置、11・・・外筒、12・・・内筒
、21・・・油室、32・・・フリーピストン、33・
・・ベローズ、35・・・油室、36・・・ガス室、4
5・・・ストッパ一部材、50・・・副チャンバ、51
・・・油室、52・・・ガス室。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 図 第2図
面図、第2図は第1図に示された装置のガス室体積の変
化範囲を示す図、第3図は本発明の第2実施例を示す断
面図、第4図は本弁明の第3実施例を示す断面図である
。 10・・・懸架装置、11・・・外筒、12・・・内筒
、21・・・油室、32・・・フリーピストン、33・
・・ベローズ、35・・・油室、36・・・ガス室、4
5・・・ストッパ一部材、50・・・副チャンバ、51
・・・油室、52・・・ガス室。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 図 第2図
Claims (2)
- (1)外筒と、この外筒に軸線方向に往復動自在に挿入
される内筒とを備え、かつ内部に油が収容されるととも
に、上記外筒と内筒との相対往復動に伴って体積が変動
するガスが封入された車両用懸架装置において、 上記油とガスとが互いにフリーピストンとこのフリーピ
ストンに取付けられたベローズとによって仕切られてい
ることを特徴とする車両用懸架装置。 - (2)上記フリーピストンには、上記ベローズの伸縮ス
トロークを規制するストッパー部材が設けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用懸架
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2451086A JPS62184244A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 車両用懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2451086A JPS62184244A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 車両用懸架装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184244A true JPS62184244A (ja) | 1987-08-12 |
Family
ID=12140168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2451086A Pending JPS62184244A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 車両用懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62184244A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01184225A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-21 | Nhk Spring Co Ltd | 金属ベローズおよびこのベローズの製造方法 |
JPH0314762A (ja) * | 1989-03-31 | 1991-01-23 | Hitachi Ltd | 鉄道車両 |
US7464799B2 (en) * | 2005-02-16 | 2008-12-16 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Hydraulic equipment with built-in free piston |
JP2013036593A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-21 | Kyb Co Ltd | 単筒型緩衝器 |
JP2014145374A (ja) * | 2013-01-25 | 2014-08-14 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝装置 |
-
1986
- 1986-02-06 JP JP2451086A patent/JPS62184244A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01184225A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-21 | Nhk Spring Co Ltd | 金属ベローズおよびこのベローズの製造方法 |
JPH0314762A (ja) * | 1989-03-31 | 1991-01-23 | Hitachi Ltd | 鉄道車両 |
US7464799B2 (en) * | 2005-02-16 | 2008-12-16 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Hydraulic equipment with built-in free piston |
JP2013036593A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-21 | Kyb Co Ltd | 単筒型緩衝器 |
JP2014145374A (ja) * | 2013-01-25 | 2014-08-14 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝装置 |
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