JPS62183A

JPS62183A - 電子スチルカメラ

Info

Publication number: JPS62183A
Application number: JP60139772A
Authority: JP
Inventors: Kanehiro Tada; 多田　金弘
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1985-06-26
Filing date: 1985-06-26
Publication date: 1987-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は電子スチルカメラに関する。

〔発明の概要〕

この発明は、ビデオ信号と同時にオーディオ信号も記録
できるようにした電子スチルカメラにおいて、そのオー
ディオ信号系に所定の回路を設けることにより、シャッ
タ時のメカニカルノイズ音が記録されないようにしたも
のである。

〔従来の技術〕

電子スチルカメラにおいては、■フィールドのビデオ信
号が１本の環状の磁気トラックとしてビデオフロッピー
に記録される。そして、このようなカメラにおいて、さ
らに、録音スイッチを押すと、オーディオ信号がビデオ
信号とは別のトラックに記録されるようにしたものが考
えられている（特願昭５９−２３０９６５号など）。

この場合、そのオーディオ信号は時間軸長が例えば１／
　６００　（Ｐｉに圧縮されて記録されるので、１本の
トランクには６００フイ一ルド期間分、すなわち、約１
０秒のオーディオ信号を記録できる。

したがって、このようなカメラによれば、撮影している
ときに、その周囲の音やコメントなどを同時に録音でき
るので、便利に使用できる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、カメラのシャッタは一般に機械式であり、電
磁式のものであっても機械的な可動部分がある。また、
１眼しフ方式のカメラでは、シャッタ時にミラーも作動
する。したがって、録音中にシャッタを押すと、そのシ
ャッタやミラーの作動音がノイズとして録音されてしま
う、もちろん、これらのノイズは、シャッタおよびミラ
ーと内蔵マイクロホンとの距離、シャッタおよびミラー
の構造、全体の構造あるいは使用部材などにより左右さ
れるが、普通のフィルム式のカメラでもわかるように、
シャッタやミラーの作動音を完全になくすことは困難で
あり、したがって、どうしてもこれらのノイズ音が録音
されてしまう。

この発明は、このような問題点を解決しようとするもの
である。

〔問題点を解決するための手段〕

〔作用〕

オーディオ信号系に設けた回路により、シャツタ音の信
号が減衰ないし除去される。

〔実施例〕

第１図において、（１）はビデオフロッピーを示し、こ
のフロッピー（１）に内蔵された磁気シートは、回転軸
（２）を通じてモータ（３）によりフィールド周波数で
回転させられている。

さらに、（５）は被写体、（６）は撮像レンズ、（７）
はシャッタ、（１０）はビデオ信号系、（２０）はオー
ディオ信号系を示し、この例においては、シャフタ（７
）は電磁シャッタ、信号糸（１０）の撮像素子（１１）
は色分解フィルタを存するＣＣＤとされている。

また、（４０）はこのカメラの全体の動作を制御するシ
ステムコントローラを示し、このシスコン（４０）には
、撮像用のシャッタスイッチ（４１）と、録音用のスイ
ッチ（４２）とが接続されるとともに、マスク発振回路
（５１）からマスタクロックが供給される。さらに、例
えば回転軸（２）にパルス発生手段（５４）が設けられ
てフロッピー（１）の磁気シートが１回転するごとに１
つのパルスＰｇが、その回転位相を示す信号として取り
出され、このパルスＰｇｆｒ＜整形アンプ（５５）を通
じてシスコン（４０）に供給される。こうして、シスコ
ン（４０）からは、スイッチ（４１）　、　　（４２）
の操作に対応して所定の′タイミングで各種の制御信号
が取り出される。

さらに、（５２）はマスク分周回路で、これにより発振
回路（５１）からのマスタクロツタは、シスコン（４０
）からの制御信号にしたがって所定のタイミングの各種
の信号に分周され、それぞれの回路に供給される。

そして、第２図Ａに示すように、任意の時点ｔ１にシャ
ッタスイッチ（４１）を押すと、シスコン（４０）から
シャッタ（７）に制御信号が供給され、同図Ｂに示すよ
うに、期間ｔ１〜ｔ２にわたってシャッタ（７）が開い
て被写体（５）の像がＣ０Ｄ（１１）に投影され、Ｃ０
Ｄ（１１）に電荷像が艙積される。

続いて、同図Ｃ，Ｄにボすように１時点ｔ２後の最初の
パルスＰｇの時点ｔ３になると、この時点Ｌ３から次の
パルスｐｇの時点ｔ４までの１フイ一ルド期間にわたっ
て、分周回路（５２）からＣ０Ｄ（１１）に読み出しク
ロックＲＤＣＫが供給されてＣ０Ｄ（１１）からは同図
已に示すように１フイ一ルド分のカラービデオ信号Ｓｃ
が取り出される。

そして、この信号Ｓｃが、プリアンプ（１２）を通じて
映像処理■路（１３）に供給されて信号Ｓｃから輝度信
号および色信号が取り出され、これら信号が記録回路（
１４）に供給されて電子スチルカメラおよびビデオフロ
ッピーにおけるフォーマントの記録信号Ｓｖとされる。

そして、この信号Ｓｖがスイッチ回路（１５）に供給さ
れるとともに、シスコン（４０）からスイッチ回路（１
５）に制御信号が供給されて同図Ｆにネオように、期間
も３〜ｔ４に信号Ｓｖが取り°出され、この信号Ｓｖが
記録アンプ（１６）を通じて記録ヘッド（１７）に供給
されてフロッピー（１１に１本の環状のトラックとして
記録される。

また、任意の時点Ｔ１に録音スイッチ（４２）をオンに
すると、約１０秒間にわたってオーディオ信号の記録が
行われる。すなわち、内蔵マイクロホン（２１）からの
オーディオ信号Ｓａが、プリアンプ（２２）を通じてロ
ーパスフィルタ（２３）に供給されて例えば５ｋＨｚ以
下の信号Ｓａが取り出され、この信号Ｓａがミューティ
ング回路（２４）を通じてＡ／Ｄコンバータ（２５）に
供給されてデジタル信号Ｓｄに変換され、この信号Ｓｄ
がメモリ　（２６）に供給されるとともに、第３図Ａに
示すように、スイッチ（４２）をオンにした時点Ｔ１か
ら時点Ｔ２までの例えば６００フイ一ルド期間（約１０
秒間）に、シスコン（４０）および分周回路（５２）か
らメモリ（２６）にライト信号ＷＲＴおよびアドレス信
号へＤＲ５が供給され、この期間Ｔ１〜Ｔ２における信
号ｓｂがメモリ　（２６）に順次書き込まれる。

そして、時点Ｔ２になると、同図Ｂに示すように、時点
Ｔ２から時点Ｔ３までの１フイ一ルド期間に、シスコン
（４０）および分周回路（５２）からメモリ　（２６）
にリード信号ＲＤおよびアドレス信号へ〇Ｒ３が、書き
込み時の信号ＷＲＴ、　八ＤＲ３の６００倍の周波数で
供給される。したがって、期間Ｔ２〜Ｔ３に、メモリ　
（２６）からは信号Ｓｄが１／　６００倍に時間軸圧縮
されて取り出される。

そして、この時間軸圧縮された信号ＳｄがＤ／Ａコンバ
ータ（２７）に供給されて１／　６００倍に時間軸圧縮
されたアナログのオーディオ信号Ｓａに変換される。な
お、時間軸圧縮前の信号Ｓａの帯域は５　ｋＨｚである
から時間軸圧縮後の信号Ｓａの帯域は６００倍の３ＭＩ
Ｉｚとなり、フロッピー（１）に記録されるビデオ信号
とほぼ同じ帯域である。

そして、この信号ＳａがＦＭ変調回路（２８）に供給さ
れてＦＭ信号Ｓｆに変換され、この信号Ｓｆがスイッチ
回路（２９）に供給されるとともに、シスコン（４０）
からスイッチ回路（２９）に制御信号が供給されて期間
Ｔ２〜Ｔ３に信号Ｓｆが取り出され、この信号Ｓｆが記
録アンプ（３１）を通じて記録ヘッド（３２）に供給さ
れてフロッピー（１１に別の１本の環状のトラックとし
て記録される。

ただし、この場合、シスコン（４０）において、第２図
Ｇに示すように、シャッタ期間ｔ１〜Ｌ２に“ｌ“にな
るミューティング信号５Ｉ１１が形成され、この信号Ｓ
ＩＷがミューティング回路（２４）に供給されて期間ｔ
１〜ｔ２には信号Ｓａのレベルは小さくされる。したが
って、期間ｔ１〜ｔ２にシャッタが作動してシャッタや
ミラーの作動音がしても、これはミューティングされ、
低レベルでしか記録されない。

こうして、この発明によれば、オーディオ信号系（２０
）にミューティング回路（２４）を設け、シャッタ期間
ｔ１〜ｔ２にはそのシャッタやミラーの作動音の記録レ
ベルを小さくしているので、再生時、ユーザーに不快感
を与えることがない。また、シャッタやミラーの作動音
を完全にはミューティングしていないので、再生時、い
つシャッタを切ったのか、そのタイミングを知ることが
できる。

なお、上述のようにして記録されたオーディオ信号Ｓａ
は、逆の信号処理により再生することができる。また、
ミューティング回路（２４）の代わりに所定の周波数特
性のフィルタを設け、これをシャッタ時に動作されてシ
ャッタやミラーの作動音の記録信号レベルを小さくする
こともできる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、オーディオ信号系（２０）にミュー
ティング回路（２４）を設け、シャッタ期間ｔ１〜ｔ２
にはそのシャッタやミラーの作動音の記録レベルを小さ
くしているので、再生時、ユーザーに不快感を与えるこ
とがない、また、シャッタやミラーの作動音を完全には
ミューティングしていないので、再生時、いつシャッタ
を切ったのか、そのタイミングを知ることができる。

【図面の簡単な説明】

ｖＡｔ図はこの発明の一例の系統図、第２図、第３図は
その説明のための図である。Ｔｌ）はビデオフロッピー、（１ｏ）はビデオ信号系、
（２０）はオーディオ信号系である。

Claims

【特許請求の範囲】

機械的な可動部分を有するシャッタと、被写体の像が上
記シャッタを通じて供給される撮像素子と、この撮像素
子からのビデオ信号を環状の磁気トラックとしてビデオ
フロッピーに記録する磁気ヘッドと、マイクロホンと、
このマイクロホンの出力信号を上記ビデオフロッピーに
別の環状の磁気トラックとして記録する別の磁気ヘッド
と、上記マイクロホンと上記別の磁気ヘッドとの間の信
号ラインに設けられた所定の特性の回路とを有し、上記
シャッタの作動時、上記所定の特性の回路を動作されて
上記シャッタの作動音などによる信号の記録レベルを減
衰させるようにした電子スチルカメラ。