JPS621831A - 連続製▲錬▼工程における▲からみ▼の分離取り出し方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、暖とカワとを分離炉内で互いの比重差によ
って静置分離し、その後静置分離した跋を上記分離炉側
壁の破泡り出し口から取〕出すようにした曖の分離取り
出し方法に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、銅の連続製錬をなす場合には、銅鉱石の予備処
理、カワと媛との分離、粗銅の製造の各工程を経て行な
われるが、ここで問題とする工程は、カワと暖の分離工
程である。この分離工程は、たとえば、第３図に示すよ
うな分離炉１において行われる。この分離炉１は、中に
流入する跋２とカワ３とからなる溶湯を電極４・４によ
って通電加熱しながら媛２とカワ３とを静置分離するも
のであυ、その側壁１＆ＶＣは、媛２を分離炉１の外部
に流出させる■取り出り口５が形成され、側壁１ａと相
対向する側壁１ｂの下端部には、カワ取シ出し口６が形
成されている。なお、図中符号７は、溶湯な分離炉１内
に流入させるための溶湯流入口である。

上記の構成からなる分離炉１において互いの比重差忙よ
りて静置分離された媛２とカワ３とのうち媛２は、媛ｊ
！！２！ｌｌ出し口５から流出して取シ出されるととも
に、カワ３は、カワ取シ出し口６から取シ出される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、媛層の上表面には、未溶解の溶剤等によって
形成された多数の浮遊物が浮遊している。

これら浮遊物は、多量のカワ粒を包含しているにもかか
わらず跋と共に分離炉内から廃出されるため歩留が悪い
という問題があった。また、媛層には、層流と完全混合
流とからなる活性化部分が存在し、完全混合流によって
カワ粒がまき上げられるため、カワ粒がカワ層に充分沈
降せずＫＷと共に廃出され、このためよシ一層歩留シが
悪いという問題があった。

なお、上記のような問題を解決する方法として、分離炉
内の溶湯の温度を上げて暖の粘度を下げ、これＫよって
、浮遊物および層中に含まれているヵ癩を速やかにカワ
層に沈降させ、媛と共に分離炉内から廃出されるカワ粒
の蛍を低減しようとする方法が考えられる。

ところが、このような方法では、消費電力量が増え、そ
のためにエネルギー原単位が大きくなシ、また、電極の
消耗や溶湯からの放散勲による炉壁の溶損等による消耗
部社費および補修費用が増大するという問題がある。

この発明は、上記浮遊物および媛中に含まれるカワ粒を
速やかにカワ層に沈降させることができ、したがって歩
留シが良く、しかも消費電力が少くて済み、また、、電
極の消耗や炉壁の溶損が少い連続製錬工程における緩の
分離取り出し方法を提供するものである。

〔問題を解決するための手段〕

この発明では、媛とカワとを分離炉内において静置分離
する際に、分離炉内の温度を降下させ、それによって媛
の上表部に固化または半溶融化した表層部を形成するこ
とによって上記問題を解決している。

〔作用〕

浮遊物は、上記表層部と共九分離炉内に長時間滞留し、
その間に浮遊物に包含されたカワ粒がカワ層に沈降する
とともに、表層部によって媛層の活成化部分における層
流の割合が増加し、それＫよって、層中の加粒は、まき
上げられることなくカワ層に速やかに沈降する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図および第一図を参照
して説明する。

第７図は、戚とカワとが静置分離される分離炉を示すも
のであシ、その構成要素は、上記従来の分離炉と同一の
ものを用いた。

この実施例においては、銅鉱石の前処理工程で生成され
たａＪ　５　ＴＯＮ／１（ｒと力ｒ７／　７　ＴＯＮ／
Ｈｒからなる溶湯を溶湯流人ロアから分離炉１内に連続
的に流入させながら電極４・４によって通電加熱した。

このときの電極電圧は／１０ｖに設定し、従来よシも１
０ｖ低く設定した。また、電極′ｅＬ流は、従来と同じ
設定で７！ｒＫ）、とじた。これによって、分離炉１内
の温度は従来よりも低い温度になってカワ２層の上表部
は冷却され、固化した表層部９となった。

なお、カワ粒を取り除かれた′Ｉｉ２は、表層部９の下
側を流れ、讃取り出し口５から流出して取り出されると
ともに、カワ３はカワ取シ出し口６から取シ出される。

上記実施例においては、表層部９と共に浮遊物８・８・
・・が分離炉１内に長時間滞留し、浮遊物８・８・・・
の媛取り出し口５からの流出は見られなかった。また、
第２図に示すように、表層部９によって、媛２層の活成
化部分における層流の割合が一一チとなり、それに対す
る廃山層中の銅品位はθ！ｒ乙チであった。なお、従来
の連続製錬工程における媛の分離取り出し方法において
、媛層の活成化部分における層流の割合は７３％以下で
あシ、それ九対する廃山層中の銅品位が図中ハツチング
で示すようにθ乙チから０．７　％であった。

また、表層部９は、保温材としての役割を奏し、媛２お
よびカワ３の温度が／、２！ＯＣ，程度に保持されて卦
り、媛２の粘度が上昇して力噌の沈降が防げられること
はなかった。

そして、さらに電極４・４間の電圧を／１０Ｖにしたこ
とによって、消ｆ！電力量を約−〇〇ＫｗＨ低減するこ
とができ、また、電極の消費量も従来の約半分くするこ
とができた。

〔発明の効果〕

この発明による連続製錬工程における媛の分離取υ出し
方法しこおいては、媛とカワとを分離炉内において静館
分離する際に、分離炉内の温度を降下させ、それによっ
て媛の上表部に固化または半溶融した表層部を形成する
ことによって、浮遊物お上び層中圧含まれるカワ粒を速
やかにカワ層に沈降させることができ、したがって歩留
シが良く、シかも消費電力量が少くて済み、また、電極
の消耗や炉壁の溶損な少くすることができるという効果
を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第７図および第一図はこの発明の一実施例を示す図でお
って、第１図は分離炉内において、媛の上表部に固化し
た表層部が形成された状態を示す図、第一図は分離炉内
での媛層の活成化部分における層流の割合と分離炉内か
ら廃山された暖の銅品位との関係を示す線図、第３図は
従来の連続製錬工程における媛の分離堰シ出し方法にお
いて、媛とカワとを分離炉内で靜１＃分離している状態
を示す図である。 １・・・・・・分離炉、１ａ・・・・・・側壁、２・・
・・・・跋、３・・・カワ・５・・・・・・緩＊ｂ出し
口、９・・・・・・表層部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■とカワとを分離炉内で互いの比重差によつて静置分離
   し、その後上記■を上記分離炉の側壁に形成された■取
   り出し口から流し出して取り出すようにした連続製錬工
   程における■の分離取り出し方法において、上記分離炉
   内の温度を降下させることによつて、上記■の上表部に
   固化または半溶融化した表層部を形成することを特徴と
   する連続製錬工程における■の分離取り出し方法。