JPS6218310Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218310Y2 JPS6218310Y2 JP1981045688U JP4568881U JPS6218310Y2 JP S6218310 Y2 JPS6218310 Y2 JP S6218310Y2 JP 1981045688 U JP1981045688 U JP 1981045688U JP 4568881 U JP4568881 U JP 4568881U JP S6218310 Y2 JPS6218310 Y2 JP S6218310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- acoustic horn
- ultrasonic
- sound
- cleaning tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 37
- 238000004506 ultrasonic cleaning Methods 0.000 claims description 11
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011086 high cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は単一周波数の音波を使用する超音波
洗浄装置に関する。
洗浄装置に関する。
従来の単一周波数の音波を使用する超音波洗浄
装置は、第１図に示すように洗浄槽３内の超音波
振動子１より発生する音波の周波数が単一である
ため、超音波振動子１より発生される音波と液面
２より反射される音波が干渉し、洗浄槽３内に定
在波が形成され、音圧が高く洗浄力の強い音場４
と音圧が低く洗浄力の弱い音場とに分離され、場
所により洗浄力に差異ができ洗浄物に洗浄むらが
発生していた。この洗浄むらを防止するために、
従来、洗浄物を洗浄槽３内で揺動させたり、ある
いは周波数変調を行ない定在波の発生を防止して
いた。しかし、洗浄物を洗浄槽３内で揺動させる
方法は、洗浄物が小型の場合は可能であるが、洗
浄物が大型の場合には揺動が困難であり、又、周
波数変調を行なうには増幅器等を必要とするため
装置が複雑化する等の問題点があつた。
装置は、第１図に示すように洗浄槽３内の超音波
振動子１より発生する音波の周波数が単一である
ため、超音波振動子１より発生される音波と液面
２より反射される音波が干渉し、洗浄槽３内に定
在波が形成され、音圧が高く洗浄力の強い音場４
と音圧が低く洗浄力の弱い音場とに分離され、場
所により洗浄力に差異ができ洗浄物に洗浄むらが
発生していた。この洗浄むらを防止するために、
従来、洗浄物を洗浄槽３内で揺動させたり、ある
いは周波数変調を行ない定在波の発生を防止して
いた。しかし、洗浄物を洗浄槽３内で揺動させる
方法は、洗浄物が小型の場合は可能であるが、洗
浄物が大型の場合には揺動が困難であり、又、周
波数変調を行なうには増幅器等を必要とするため
装置が複雑化する等の問題点があつた。
この考案は上記にかんがみ、洗浄槽内の音場を
改善し、洗浄物の洗浄むらの発生を防止したり、
又、音圧の高い部分を任意の場所に形成して洗浄
効果を向上することができる超音波洗浄装置の提
供を目的とする。
改善し、洗浄物の洗浄むらの発生を防止したり、
又、音圧の高い部分を任意の場所に形成して洗浄
効果を向上することができる超音波洗浄装置の提
供を目的とする。
この考案の実施例を図面に基づいて説明する
と、第２図は洗浄槽３内の定在波の発生を阻止す
るための音響ホーン５ａである。この音響ホーン
５ａは枠体６とその内部に設けられた仕切板６ａ
と仕切板６ａ間に傾斜して設けられた傾斜板７か
らなり、第３図に示すように洗浄槽３内に設けら
れた超音波振動子１の振動面前方に配設される。
と、第２図は洗浄槽３内の定在波の発生を阻止す
るための音響ホーン５ａである。この音響ホーン
５ａは枠体６とその内部に設けられた仕切板６ａ
と仕切板６ａ間に傾斜して設けられた傾斜板７か
らなり、第３図に示すように洗浄槽３内に設けら
れた超音波振動子１の振動面前方に配設される。
このように、定在波の発生を阻止する音響ホー
ン５ａを配設した超音波洗浄装置では、その超音
波振動子１より発生した音波は音響ホーン５ａ内
の傾斜板７により反射、散乱され、液面２により
反射される音波とも干渉し、定在波の発生が阻止
され、洗浄を行なつても洗浄物に洗浄むらが発生
しない。
ン５ａを配設した超音波洗浄装置では、その超音
波振動子１より発生した音波は音響ホーン５ａ内
の傾斜板７により反射、散乱され、液面２により
反射される音波とも干渉し、定在波の発生が阻止
され、洗浄を行なつても洗浄物に洗浄むらが発生
しない。
次に、第４図は洗浄槽３内に音圧の高い音場４
をドーナツ状に形成するための音響ホーン５ｂで
ある。この音響ホーン５ｂは枠体６とその内部に
設けられた仕切板６ｂと仕切板６ｂの中央に設置
された逆円錘形状のカツプ８からなり、第５図に
示すように洗浄槽３内に設けられた超音波振動子
１の振動面前方に配設される。
をドーナツ状に形成するための音響ホーン５ｂで
ある。この音響ホーン５ｂは枠体６とその内部に
設けられた仕切板６ｂと仕切板６ｂの中央に設置
された逆円錘形状のカツプ８からなり、第５図に
示すように洗浄槽３内に設けられた超音波振動子
１の振動面前方に配設される。
このように、ドーナツ状に音圧の高い音場４を
形成する音響ホーン５ｂを配設した超音波洗浄装
置では、その超音波振動子１より発生した音波が
逆円錘形状のカツプ８の側面に沿つて進行し、液
面２により反射される音波とも干渉し、音響ホー
ン５ｂの上方にドーナツ状の音圧の高い洗浄力の
強い音場４を形成し、円筒状あるいは円盤状の洗
浄物の洗浄に高い洗浄力が得られる。
形成する音響ホーン５ｂを配設した超音波洗浄装
置では、その超音波振動子１より発生した音波が
逆円錘形状のカツプ８の側面に沿つて進行し、液
面２により反射される音波とも干渉し、音響ホー
ン５ｂの上方にドーナツ状の音圧の高い洗浄力の
強い音場４を形成し、円筒状あるいは円盤状の洗
浄物の洗浄に高い洗浄力が得られる。
第６図は洗浄槽３内に中央部に音圧の高い音場
４を形成するための音響ホーン５Ｃである。この
音響ホーン５Ｃは枠体６とその内部に設けられた
仕切板６ｃと仕切板６ｃ上に設けられた数個の上
下に開口する円錘状の内壁面を有するカツプ９と
からなり、第７図に示すように、洗浄槽３内に設
けられた超音波振動子１の振動面前方に配設され
る。
４を形成するための音響ホーン５Ｃである。この
音響ホーン５Ｃは枠体６とその内部に設けられた
仕切板６ｃと仕切板６ｃ上に設けられた数個の上
下に開口する円錘状の内壁面を有するカツプ９と
からなり、第７図に示すように、洗浄槽３内に設
けられた超音波振動子１の振動面前方に配設され
る。
このように、洗浄槽３内の中央部に音圧の強い
音場４を形成する音響ホーン５Ｃを配設した超音
波洗浄装置では、その超音波振動子１により発生
した音波が、円錘状の内壁面を有するカツプ９の
内部を進行し、カツプ９の上方に集中し、液面２
により反射される音波とも干渉し、洗浄槽３内の
中央部に音圧の強い音場４を形成し、その部分で
は強い洗浄力が得られる。
音場４を形成する音響ホーン５Ｃを配設した超音
波洗浄装置では、その超音波振動子１により発生
した音波が、円錘状の内壁面を有するカツプ９の
内部を進行し、カツプ９の上方に集中し、液面２
により反射される音波とも干渉し、洗浄槽３内の
中央部に音圧の強い音場４を形成し、その部分で
は強い洗浄力が得られる。
尚、この他にも音響ホーン５の形状を変えるこ
とにより、任意の場所に音圧の高い音場を形成す
ることが可能である。
とにより、任意の場所に音圧の高い音場を形成す
ることが可能である。
以上説明したように、この考案の超音波洗浄装
置は洗浄槽内に設けられた超音波振動子の振動面
前方に、洗浄槽内に発生する音波の定在波を阻止
し、又は音圧の高い音場を任意に形成する音響ホ
ーンを配設することにより、音波の定在波の発生
による洗浄力の差が解消でき、洗浄物に洗浄むら
が発生せず均一な洗浄が行なわれ、又、音響ホー
ンの形状により洗浄力の強い場所を任意に形成で
きるため、洗浄物の形状に合わせた効果的な洗浄
も行なえる等の効果がある。
置は洗浄槽内に設けられた超音波振動子の振動面
前方に、洗浄槽内に発生する音波の定在波を阻止
し、又は音圧の高い音場を任意に形成する音響ホ
ーンを配設することにより、音波の定在波の発生
による洗浄力の差が解消でき、洗浄物に洗浄むら
が発生せず均一な洗浄が行なわれ、又、音響ホー
ンの形状により洗浄力の強い場所を任意に形成で
きるため、洗浄物の形状に合わせた効果的な洗浄
も行なえる等の効果がある。
第１図は従来の超音波洗浄装置の断面図、第２
〜７図は本考案の各実施例を示す音響ホーンの斜
視図と超音波洗浄装置の断面図である。 １……超音波振動子、３……洗浄槽、４……音
圧の高い音場、５（ａ，ｂ，ｃ）……音響ホー
ン。
〜７図は本考案の各実施例を示す音響ホーンの斜
視図と超音波洗浄装置の断面図である。 １……超音波振動子、３……洗浄槽、４……音
圧の高い音場、５（ａ，ｂ，ｃ）……音響ホー
ン。
Claims (1)
- 洗浄槽内に設けられた超音波振動子の振動面前
方に音響ホーンが配設され、該音響ホーンは枠体
と該枠体の内部に設けられた仕切板と該仕切板に
設けられた傾斜板又は円錐状のカツプを具備した
ことを特徴とする超音波洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981045688U JPS6218310Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981045688U JPS6218310Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57161484U JPS57161484U (ja) | 1982-10-09 |
| JPS6218310Y2 true JPS6218310Y2 (ja) | 1987-05-11 |
Family
ID=29842567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981045688U Expired JPS6218310Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6218310Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6294097B2 (ja) * | 2014-02-25 | 2018-03-14 | 京セラ株式会社 | 配線基板 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4933228U (ja) * | 1972-06-29 | 1974-03-23 |
-
1981
- 1981-03-31 JP JP1981045688U patent/JPS6218310Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4933228U (ja) * | 1972-06-29 | 1974-03-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57161484U (ja) | 1982-10-09 |
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