JPS62182794A - カ−ソル制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、グラフインク表示を高速に行うために書込み
／読取りを交互に行う２個のビットマップ・バッファ　
（以後バッファと記す）を具備するグラフィック・ディ
スプレイ装置に、書込み停止回路と読取り停止回路と、
ディスプレイリストの内容の変化した際に停止回路群を
切替える切替回路を備えて、バッファにカーソル情報を
格納し、カーソル移動の高速化を可能とする。

〔産業上の利用分野］ 本発明は、画像処理に用いられるグラフィック・ディス
プレイ装置、特に書込み／読取りを交互に２個のバッフ
ァに行う装置におけるカーソル移動方式に関するもので
ある。

最近、コンピュータを利用した設計業務等にグラフィッ
ク・ディスプレイ装置が広く用いられている。このディ
スプレイ装置での画像処理技術は益々高級化するととも
に、高速化が要求されている。従って画面データを格納
するバッファを２（１）ｉ１設け、データの書込みと読
取りを交互に行うバッファの２重化が図られている前者
の方法と、この２重化に、カーソル処理を高速にするた
めにカーソル処理を専用に行うカーソル処理専用バッフ
ァを設けた後者の方法がある。

しかしながら前者の場合には表示データの多い場合には
、カーソル移動が遅く、後者の場合カーソル専用バッフ
ァを要し、構造が複雑となる。従って、２重化方式で簡
単な構成で、カーソル移動を高速に行えるカーソル制御
方式が要望されている。

〔従来の技術〕

従来の構成は第２図に示すようになっている。

処理装置或いは、画像制御装置から送られてくる制御信
号（書込み開始信号Ａ、書込み終了信号Ｂ）によりデー
タＣは、グラフィック・ディスプレイ装置のディスプレ
イリスト１に入力される。従って、ディスプレイリスト
ｌは、図形の要素を格納している。

この図形要素は、ベクトル発生回路２−１にてベクトル
に分解される。この動作は、書込み開始信号Ａによって
、ベクトル発生回路２−１はリセットされ、書込み終了
信号已によってベクトル発生回路２−１は作動する。次
の書込み信号の入力によってベクトル発生回路２−１の
作動を停止する。

ベクトル発生回路２−１　は分解したベクトルを切替回
路３−１を介して、例えばバッファ５−１に格納し書込
みを終了する。書込みが終了するとカーソルを発生させ
て、バッファに書込む。切替回路１２を作動しバッファ
５−１の内容を読取り、ベクトルとカーソルは、ビデオ
発生回路８を介して表示部９にて表示される。

表示部９にはライトベン１０が設けてあり、グラフイン
ク・カーソルの位置情報はビデオ発生回路８を介してベ
クトル発生回路２−１に送り込まれる。

グラフィック・ディスプレイ装置に使用されるタブレッ
ト１）のカーソルも同様に取り扱う。

従来のこの装置は、例えば、バッファ５−１が読取られ
、表示に使用されていると、他方のバッファ５−２が書
込みに使用される。書込みと読取りがそれぞれ交互のバ
ッファで行われる。但し、ディスプレイリストの書込み
を行っている際には、バッファの切替えは停止している
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記した従来のカーソル制御方式は、図形ベクトルを全
て発生させバッファに図形ベクトルを格納してから、カ
ーソルの発生を行っているので、データ量が多く、ベク
トル変換に時間を要する場合カーソル移動が遅くなると
云う問題があり、これに対処するためにグラフィック・
カーソル専用バッファを設けることは、構成が複雑とな
ると云う問題があった。

本発明は、以上のような従来の状況から、複雑なバッフ
ァを付設することなく、多量データでもカーソル移動の
高速に行えるカーソル制御方式の提供を目的とするもの
である。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図に示すようにバッファ５−１．５−２に書込み停
止回路４−１　、４−２と読取り停止回路６−１．６−
２とを設け、ディスプレイリスト１の内容が変化した際
に停止回路群を切替える切替回路３を設ける構成とする
。

〔作用〕

一方のバッファ５−１を読取り、表示中にライトベンｌ
Ｏが移動すると、カーソル情報をビデオＱ生回路８を介
してベクトル発生回路２に入力し、この座標情報を他方
のバッファ５−２に、書込み停止回路４−２の停止を解
除するとともに、読取り停止回路６−１を停止状態にし
て書込む。

〔実施例〕

第１図は本発明による実施例のブロック図である。従来
と異なる部分は、書込み停止回路４−Ｌ４−２と読取り
停止回路６−１．６−２とオア回路７を設けたことであ
る。従来と同一個所の説明を省略する。

バッファ５−１は既に、ディスプレイリスｈ　１のデー
タがベクトル発生回路２によってベクトル化されたピク
セルが、書込み停止回路４−１を介して書込まれている
とすると、バッファ５−２にはカーソル情報（カーソル
の大きさ１色等）がピクセルに変換され書込まれている
。

表示部９に表示を行う場合、読取り停止回路６〜１　、
６−２の停止を解除して両バッファ５−１　、５−２か
ら出力されてオア回路７とビデオ発生回路８を介して表
示部９に表示される。この表示面にてカーソル１０を移
動すると、ビデオ発生回路８は、この移動を検知してベ
クトル発生回路２にカーソル情報を送る。

このカーソル情報に基づいて新しいカーソルのピクセル
がバッファ５−２に書込まれる。カーソルの書替えを行
っている時は、切替回路３の制御信号によって、読取り
停止回路６−２は停止状態であり、カーソル書替えが終
了すると読取り停止回路６−２は停止が解除され読取り
が再開される。タブレット１）からのカーソル動作は同
一に行われることは勿論である。

若し、ディスプレイリストｌの内容が変化すると、ベク
トル発生回路２はカーソルの発生を停める。切替回路３
は書込み終了情報を検知して現在カーソル用に使用して
いるバッファ例えば、５−２の読取り停止回路６−２を
停止状態にしてカーソルの読取りを停止し、カーソルを
消去する。

上記処理が終了すると、切替回路３は書込み停止回路４
−２を解除して、バッファ５−２に新しい情報を書込む
。勿論読取り停止回路６−１は解除状態にあり、バッフ
ァ５−１の内容が表示されている。

新しい情報の書込みが終了すると、切替回路３は、読取
り停止回路６−２を解除状態にし、バッファ５−２の内
容を表示し、同時に、読取り停止回路６−１を停止状態
にしてバッファ５−１の内容を消去し、カーソルを書込
む。書込みが終了してから、カーソルの読取りを行う。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、カー
ソル専用のメモリを必要とせず構成が簡単で、しかもカ
ーソル移動の高速化が図れ、グラフィック・ディスプレ
イ装置に通用してきわめて有効な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例のブロック図、第２図は従
来のグラフィック・ディスプレイ装置の構成図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディスプレイリスト（１）に基づいて、交互に書込み／
   読取りを行う２個のビットマップ・バッファ（５−１、
   ５−２）を具備するグラフィック・ディスプレイ装置に
   おいて、 前記ビットマップ・バッファ（５−１、５−２）に書込
   み停止回路（４−１、４−２）と読取り停止回路（６−
   １、６−２）を備えるとともに、前記ディスプレイリス
   ト（１）の内容が変化した際に前記停止回路群を切替え
   る切替回路（３）を設けて、空いたビットマップ・バッ
   ファにカーソル情報を格納するようにしたことを特徴と
   するカーソル制御方式。