JPS62181798A - モノクロ−ナル抗体 - Google Patents

モノクロ−ナル抗体

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JPS62181798A
JPS62181798A JP2474286A JP2474286A JPS62181798A JP S62181798 A JPS62181798 A JP S62181798A JP 2474286 A JP2474286 A JP 2474286A JP 2474286 A JP2474286 A JP 2474286A JP S62181798 A JPS62181798 A JP S62181798A
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JP
Japan
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antibody
cells
hepatitis
antigen
mouse
Prior art date
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Application number
JP2474286A
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English (en)
Inventor
Isao Ono
小野 魁
Toshio Shikata
志方 俊夫
Yoko Shimizu
洋子 清水
Suguru Yamada
山田 英
Yoshikazu Honda
喜員 本多
Toshiro Maeda
前田 俊郎
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、非A非B5肝炎抗原に特異的なモノクローナ
ル抗体に関する。
(従来の技術) ウィルス性肝炎のうち、A型およびB型肝炎については
、そのウィルスの実体が見出され。
免疫学的方法による診断も可能となつくいる。
しかしながら、A型でもなくB型でもなく。
非A非B型といわれる肝炎は輸血後肝炎の9Qう以上を
占めるとされているが、その原因ウィルスが同定されて
おらず、ヒトの非A非BaJ肝炎がチンパンジーへ感染
可能であることがmi!されているにすぎない。
一万、非A非B型肝炎に関連した抗原抗体系の検索も、
多くの研究者によって患者の血清を中心にされているが
、未だ明確な系は見出されていない。(たとえば、医学
のあゆみ第1/II巻第9号、第111轟〜IIt41
瓜、昭和!t6年)。
(発明の目的) そこで1本発明者らは、上記非A非B5肝炎抗原連した
モノクローナル抗体を見出すヘク。
先ず非A非B型肝炎回復期のチンパンジーおよびヒト末
梢血りンバ球のトランスフォーメーションを中心に種々
検討な宣ねた結果、非A非B型肝炎発症の肝細胞内に出
現する抗原に特異的に反応するヒト及びチンパンジー型
モノクローナル抗体を樹立した。さらにこの抗体を用い
て。
非A非B型肝炎発症の肝細胞内に出現する抗原を部分精
製し、マウスに免疫しハイブリドーマ法により種々検討
を永ねた結果1本発明にill達した。
するマウスモノクローナル抗体にある。
(問題点を解決するための手段) 以下1本発明の詳細な説明する。
まず1本発明に係るマウスモノクローナル抗体を産生ず
る細胞株は1次のような方法により得られる。
A、ヒト及びチンパンジー型モノクローナル抗体の作製 以下の方法により、非A非B型肝炎回復期トランスフオ
ームすることにより、非A非B型肝炎発症の肝細胞内に
出現する抗原に特異的に反応するヒト及びチンパンジー
型モノクローナル抗体を樹豆する。
たとえば、非A非B型肝炎回復期のチンパ分離する。
一万、EBウィルスを産生放出している細胞(たとえば
、B9ターg)を培地中で培養し、その培養上清を分離
し、ウィルス源(fflBウィルス液)を得る、。
ついで、このKBウィルス液と上Kt ’) 7バ球を
接触させた後、a々の培養密度で1組織培養用マイクロ
タイタープレートに接種して培養する。
このトランスフオーメーンヨン法は、適宜常法を選ぶこ
とができるが、少ない細胞密度で接種するオリゴクロー
ン伝が好適に使用される。
細胞の増殖がみられる時期に、培養上清を集め、非A非
B型肝炎発症の肝切片を用いて抗体活性のスクリーニン
グを行ない、抗体活性陽性のものについて、クローニン
グラ行すう0 クローニングに際しては、軟寒天(soi’tagar
 )法、限界希釈(limiting ailut、i
on )法又は7ングルセルヤニビユレーシヨン(ai
ngle cell manipulation )法
の常法を用いることができるが、主として軟寒天法およ
び限界希釈法が用いられる。
軟寒天法の場合、たとえば細胞をある密度で支持球入層
上の接S寒天層に植え込み、増殖してきたコミニーを分
離し、丙び浮遊培養に移し、抗体陽性のクローン株を取
得する。
また、限界希釈法の場合、たとえばX線照射した昶〜化
り細胞をフィダー細胞として。
細胞をある¥B反で組織培善用マイクロタイタープレー
トに植込み、抗体陽性のクローン株を取得する。
このクローン化された細胞株が産生ずる抗体は常のによ
り取得でと、この抗体は非A非B型肝炎発症時の肝細胞
向に出現する抗原に特異的に反応する。
クマトグラフイー等により棺長することができ1次のよ
うな性質を有する。
l)蔗糖密度勾配遠心ε及びゲル濾過法による分子量が
約デθo、 o o oであり。
り8DS−ポリアクリルアミドゲル′iF、、気泳動法
による分子量約43,000のI(dと分子量約コJ、
000のL鎖からなるチンパンジー又はヒトの工gM抗
体である。
B、マウスモノクローナル抗体の作製 さらにこの抗体を用いて抗原測定法(たとえばラジオイ
ムノアッセイ系)を確立し、非A非B型肝炎発症の肝細
胞内に出現する抗原を部分#1製し、それをマウスに免
疫しその牌細胞とマウスミエローマの変異株を細胞融合
させ選択培地でハイプリドーマを選びだし非A非B型肝
炎関連抗体陽性の培養細胞を得。
ついでこれをクローン化して目的とする抗体を産生ずる
細胞株を得ることができる。
抗原は、たとえば次のような方法によって得られる。
抗原の原料としては通常非A非B型肝炎発症個体(ヒト
又はチンパンジー)の肝組織が用いられる。すなわち、
これをホモジナイズした後、g、ooo〜to、ooo
r、p、m程[tl−JO分〜1時間程度遠心し、つい
で約10万ga度で超遠心し、沈査を得る。さらに、こ
の沈青な蔗糖、 CaC1,KBr等による密度勾配遠
心に付すことにより、精製しうる。また。
必要に応じ、上記密度勾配遠心の前段として。
イオン交換体りaマドグラフィー又はアフイニテイ力ラ
ムクロマトグラフイーに付することかできる。また、上
記沈査を、任意の段階でゲルろ過クロマトグラフィーに
かけ含百フェリチンを除去することができる。
上記精製は、前記の抗体を用いて抗原をアッセイしなが
ら行なわれる。
アッセイを行なう場合、ラジオイムノアッセイ(R工A
)ffiによるのが一般的であるが。
酵素抗体(1LIaA )法、受身赤血球凝集(PHA
)2.等のアッセイ法によることもできる。
こりようにして得られる抗原は、蔗糖密度勾配遠心法に
よる密度が約/、/7〜/、コロであり、上記抗体と反
応し、非A非B型肝炎に%異的である。
この抗原をマウスに免疫し、得られる牌細胞を抗体産生
細胞として、ミニロー?細胞と。
実施例に示すような方法により細胞融合させ。
目的とする抗体を産生ずる細胞を得ることができる。
このクローン化された細胞塊が人生する抗体は常法によ
り取得でき、この抗体は非A非B型肝炎発症時の肝細胞
内に出現する抗原に特異的に反応する。
えられる抗体は、常法により、たとえば” prote
in A″−日opnarose −OL −1ITp
 等によるアフイニテイクaマドグラフィー等により精
製することができ、矢のような性質を有する。
l)蔗糖密度勾配遠心法およびゲル濾過法により分子量
が約/ A O,000であり。
;I)8DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法によ
る分子量約t j、 o o oのH鎖と分子量約ユJ
、000のLllからなるマウスエgG抗体である。
(実施例) 以下、実施例及び参考例により本発明をさらに詐細に説
明する。
参考例1 1 非A非B型肝炎発症時のチンパンジー末梢血977
球のトランスフォーメーションl)培 地 RPMI/A参〇培地に、リラシリンio。
μ&/IrLl 、ストレプトマイシン100μg/―
グルタεンユmM、炭酸水素ナトリウム/、 A II
lを加えた後、二&化炭素を吹きこみpH7,0〜?、
IIとし、牛胎児血清(F’etalCalf Ser
um : FoS)を−0%となるように加えて便用す
る。
2)EBウィルス液の作製 mBウィルスを産生ずるBfj−g細胞(Procee
aipgs of National academy
 of80111nOI8. −70(1)、  /9
0−/917(/9 りJ))をJ X to@/ml
の細胞密度でPPM工1bti。
+10%yCs培地を用いて7日間培養し。
o、4Izμmのミリポアフィルタ−で濾過した培養上
清をウィルス液として用いる。ウィルスの力価判定には
、I!l帯血のトランスフォーメーションを利用したT
”io/−を用いる。ウィルスは、その力価がl0II
TDll+I/一以上のものを用いる。
3) りンパ球の分離 ヘパリン加採血した非A非B型肝炎発症時1.θり7)
で単核球を分取し、末梢血リンパ球とし【用いる。上記
の方法で末梢血/ ml当り約106個の末梢血りンバ
球が分離される。
リ EBウィルスの吸着及び培養 遠心により沈査とした末梢血リンパ球 / 0”個当り/ meのEBウィルスv張(t O@
 TDl16/me以上)を加え、、77Cで1時間放
置する。
その後、趙心によりウィルス液を除き RPV工/6ダO+コ0%F’O日培地を刃口え細施靜
度を調整し、平底マイクロタイタープレートにo、 i
 tnlずつmfftilをイ近えこむ。q8後に培地
を0. / mll刀先以後l〜り日に1度培地の半世
父撲乞行う。植えこむ細胞数によって異なるが、平底マ
イクロタイタープレートのウェル当9101個では、7
〜IO日で細胞が細胞集塊を形成し活発に増殖して(る
。通常、EBウィルスを吸着させた末梢血リンパ球を、
平底マイクロタイタープレートのウェル当9703〜l
O1個の細胞密度で植えこむ。
り培養上清中の非A非B型肝炎関連抗体の’r’4 l
fl。
細胞が増殖してぎたら、培養上?flを集め抗体価を一
1定する。その時期は、植えこむ細胞数によって異なる
が、3透口からy透口にかけて抗体活性陽性のウェルが
認められる。抗体陽性のウェルは、コグ穴マルチウェル
プレート、Jtymのシャーレ、40朋のシャーレと培
t=iを拡大し、トランス7、+l−−ムロ週目位から
クローニングを行う。
コ クローニング 限界希釈法により行った。あらかじめ / ! 00 Rad以上照射したバーキットリンパ腫
細胞をマイクロタイタープレートにウェル当りλz、o
oo個植えこむ。次KRPMI/A4’O+コ0%Fo
e培地でio、sr、2.3.1個10、/Mlとなる
ように細胞を希釈し、これをマイクロタイタープレート
に0. / rILlずつ植えこみ培養する。ダ日後に
培地を0. / me加え以後lI〜7日に1度培地の
半量父換を行5゜培養開始後70〜20日で肉眼で認め
られるコロニーが形成される。その結果クローン株を得
る。
J 抗体の取得および精製 上記クローン株を0.3%牛血清アルブミン(F)13
B)金魚血清培地(R工TOjj−デ培地)中で増殖さ
せ、培養上清を集め抗体を取得する。この上清を限外濾
過(分子tJO万以下の分子を排除する) 後、、 ”
 8ephacr71″日−300によるゲル濾過クロ
ットグラフィ−(0,−Mホウ111瑳’iiu液pH
9,0)で精製し抗体を得た。このチンパンジー型の精
製抗体は。
オフタロニー法および免疫電気泳動云で。
IgM抗体に対応する沈降線を示した。還元条件下の8
D8を気泳動分析では工gMのH鎖とL鎖に相当する一
本のバンドが認められた。
参考例コ 参考9iJ /において、ヒト末梢血リンパ球を用いて
、下記軟寒天法によりクローニングを行なった以外は参
考911 /と同様にして、細胞株を得。
つ(・でヒト型の精製抗体を得た。
(軟寒天法) 支j・芋層θ、j値、接穂層0. J・hのアガロース
1リー/    コロイ〆         シー  
プラーク(Marine Co上101(L+B社d″
Sea Plaque″アガロース)を含むRPM工1
6ダ0+−0%708培地を用いる。細胞はプレート当
り100〜10,000個植えこむ。培養開始後IO−
λ0日で肉眼で認められるコロニーが形成される。この
時点で。
パスツールピペットを用いてコロニー製1汲い上げ、あ
らかじめ0. /αのRPM工/6ダo+、to%FC
8培地を入れたマイクロタイタープレートに細胞を移し
て培養し、クローン株を得る。
なお、上記の精製抗体も、オフタロニー法および免疫電
気泳動伝で、工gl(抗体に対応する沈降線を示した。
また還元条件下のBDB@気泳動分析ではIgMのHg
とL鎖に相半する一本のバンドが認められた。
参考例J (抗原の単離稍製法) (I)  非A非B型肝炎発症時のチンパンジー肝細胞
内に出現する抗原の4i離精製法 (1)非A非B型肝炎発症時のチンパンジー肝細j泡塊
C3kg>を小片にミンスして、冷トリス緩衝?%!(
−!tOmMトIJス塩酸緩衝液。
含0.lkM塩化ナトリウムJ6よびノmMKDTA、
pH7,s )に懸濁し、全容積が330m1になるよ
うにv!4製した。次に、外套が0℃によく冷えるよう
に設定したヒスコトロン超高速万能ホモジナイザー(K
、 K。
日音医理科器械製作所)でホモジナイズし。
g、000 rpm、44 T:、で1時間遠心し、そ
の上清をJOOゴ採取した。
(2)  このようにして得られた試料なRP+Jo−
1−(Hltaahi)でJ O,υoorpm、a℃
で10時間超遠心を行い上清と沈査とに分別した。上清
と沈i (!r OtlLl冷トリス緩@液に懸濁可溶
化)について各々後述のラジオイムノアッセイ法により
抗原の測定を試みた。その結果95%以上の抗原は沈査
に回収された。
(3)  このようにして得られた抗原画分/7tsl
を60%頭糖コaおよびJ0優蔗糖(W/V 。
トリス緩gI液)コOdの上に重層させ(遠心’g J
本) 、 RPB−2!r a−ター(Hltachi
)でコ!r、000rpm、 II ℃で、241時間
超遠心を行い上清と沈査(60qb蔗糖上層)とに分別
した。上首と沈査(io−冷トリス緩衝液に懸濁可溶化
)について各々RIA法によシ抗原の測定を試みた。そ
の結果9j−以上の抗原は沈査に回収された。
(4)  このようにして得られた抗原画分j−(遠心
管一本)を非平衡#糖密度勾配遠心(W/W、 /θ−
41s%蔗糖密度勾配トリス緩衝液、RPB−コIo−
ター(Httachi)、コ!r、000rpm、lC
,/時間)を行い)′y117 tubeの分画を行い
、各々の両分についてRIA法によシ抗原の測定を試み
た。その結果、蔗糖濃度1g%〜ダl−の両分に抗原が
回収された。
(5)  このようにして得られた抗原画分、両分I: 蔗糖濃度/l〜−s% 画分■: 蔗糖濃度λ!〜33%および 画分■: 蔗糖濃度JJ−ダ/%の各画分を各々 θJm/1lIJiiiL、蔗糖密度勾配遠心(W/W
、70〜40%蔗糖密度勾配トリス緩衝液12ゴ、RP
B−4IOTローター (attacht) 、、2ダ
、 00orpm、I C、クコ時間)を行い、θ−7
tel/ tube  の分画を行イ、各々の画分につ
いてRIA法により抗原の測定を試みた。その結果、画
分■、■、■ともに焦糖密度p = /、/ 7〜八コ
ロの画分に抗原が回収された。
(II)  非A非B型肝炎発症時のチンパンジー肝細
胞内に出itする抗原の単mrjw法(1)非A非B型
肝炎発症時のチンパンジー肝細胞塊(JAf)を小片に
ミンスして、冷トリス緩衝液(tOmMトリス塩醒緩塩
液緩衝液、tsyt塩化ナトリウムおよび/mMEDT
A、pHt、s)  に懸濁し、全容積が310艷にな
るように調製した。次に、外套が0℃によく冷えるよう
に設定した1ヒスコトロン”超高速万能ホモジナイザー
(K、に、日音医理科器械製作所)でホモジナイズし、
1.00Orpm、 4ICで1時間遠心し、その上清
をJOOILI採取した。
(2)  このようにして得られた濃縮試料λコゴな6
0%蔗j@Jνおよびコ0鴨蔗糖(W/ff 。
トリス緩衝液)aomlの上に重層させ(遠心管一本)
、RPIIコロ−ター(Hit、achi )でJo、
ooorpm、u’cでコ時間超遠心を行い上清と沈f
(40%蔗糟上層)とに分別した。上清と沈査(/1m
j冷トリス緩衝液に懸濁可溶化)について各々RIA法
により抗原の測定を試みた。その結果テ3%以上の抗原
は沈査に回収された。
(3)  このよ5KL、て得られた抗原画分7a(遠
心’flA本)をg a密り勾配m 心(”/” 。
1O−4(7慢蔗糖密度勾配、トリス緩衝液。
RPB−コ!a−ター(Hltachi)、 211.
00Orpm、  I C,J o時間)を行い、1.
りILt/tubeの分画を行い、各々の画分について
RIA法により抗原の測定を試みた。その結果、蔗塘@
度ρ=/、/7〜/、コ乙の画分に抗原が回収された。
(4)  この抗原画分をさらに(5)と同様の方法に
より人稟糖密度勾配遠心をくり返し、蔗糖密度ρ=/、
/7〜/、2Aの画分に抗原が回収された。
(5)  このようにして得られた抗原画分をクロマト
グラフィー(トリス緩[りを行い抗原画分に混在するフ
ェリチンを除去した。
(III)  ラジオイムノアッセイs(R工A)20
cm>に1rnlのIO%B 8 A (Bovine
Serum Albumin 、ウシ血清アルブミン)
0、−Mホウ酸ナトリウム緩衝液(pH9,0)を流し
担体をアルブミンでブロックする。
λ ポリスチレンチューブ(7tx /−mx )に、
t 00 /j eiNa12sIを分注する。
330μ/IgM抗体(後述の参考例/で得うしたヒト
エgMモノクローン抗体、SOμg、0.2Mホウ醒ナ
トリウム緩衝液液Hv、0)を刃口火よく攪拌する。
lI 5opHoラミyT溶Q(lrn9/m10.2
Mホウ酸ナトリウム緩f:fI液pH9,0)を加えよ
く攪拌し室温で1分間反応させる。
s  goμlメタ重亜硫酸ナトリウム(ユjIn97
ml、  o、コMホウ酸ナトリウム緩液液pHデ、o
)を加えよく攪拌する。
1、 300μ!ヨウ化カリ浴液(/■/プホウ酸ナト
ナトリウム緩衝液pH9,含0、7%B8A)を加えよ
く攪拌する。
7.1日Qpha(LeX″G−−jカラムでIgM画
分を分画する。
(11)ラジオイムノアッセイ法 /  0.−Mホウ酸ナトリウム緩衝gpH9,Oに可
m化した工gM抗体(toottfl/ゴ)を’ Fa
lCOf1″プレート(タル穴マイクロタイター) (
’FalOOn j 9 /コ″)に吸着させる(9℃
、−昼夜) コ 抗体溶腋を除き0.0 / M 13 :/酸緩液
液pH7,コ(PBS)で洗浄3%l3EIA−PBS
でプレートをブロックする。
J 標伽抗原あるいは抗原画分をゼラチン−FB日(O
,2Z%ゼラチンーPBS。
含0.0!%NF−’IOおよび0.02%y a N
3 )で希釈し、111μmをdup 1 i c a
 t eで分圧し、2〜16時間、室温で反応させる。
、トウイー/ q  PBS −r、ween”2Q(o、7%)で洗
浄する。
512s工ラベル抗体をゼラチン−PBSで希釈し、 
z x t o’ cpm/!o ttl ’faK’
tヲ50μノずつ分注し、コ〜16時間、室温で反応さ
せる。
、トウイー/ 6 P B S   tween″2oで洗浄する。
7 個々のウェルを切断し、放射能活性をガンマ−カウ
ンターで測定する。
実施fIIl / 非A非B型肝炎関連抗原に対するマウス特異抗体の
作製 /)培 地 RPMI#41培地に、リラシリン100p9/ml、
 ストレプトマイシy i o o p97m! 。
グルタミンコmM、 炭酸水素ナトリウムi、 b y
 /Jを加えた後二醗化炭素を吹き込みpH7,0〜7
.4’とし牛胎児血清(FetalCalf Seru
m : FOEi )を70%となるように加えて使用
する。
コ) ミエローマ細胞株 Bal’b/c−yウス由来の骨髄細胞MO−PCi−
21の体化細胞でSアザグアニン耐性のP3ixbJ−
AgJ−Ul(P、yTJ/)を用いた。これはグロプ
リンノンシクリーター株である。
J)免疫および抗体611定に用いる抗原は参考例Jに
従って分離することにより得られた。
4I)  精製した非A非B型肝炎関連抗原(lOη/
me)をフロイント完全アジュバントと等量混合、浮化
し、 Ba1b/cマウスに一匹当り00−s my/
 o、 s atずつ腹腔に接糧−次感作した。3週間
後、抗原0.3ダ/ o、 z mtずつ腹腔または0
. J Q / 0. J Meずつ尾静脈に接種−次
感作した。そのダ日後の牌細胞を抗体産生細胞として、
ミエローマ細胞と細胞融合させた。
り細胞融合法 ミニa−で細胞、牌細胞ともにHanhs液で3回洗浄
徐、RPMX14*0 10%WOBに浮遊させ細胞数
を算定する。1x106個のPJU/に対してt、5−
ioxto・個の牌細胞を1〜3時間培養する。つぎに
MKMで遠心洗浄し、10日を除きガラススビッツ試験
管に細胞を集める。上清を完全にとり去った後、ペレッ
ト状の細胞をほぐし。
あらかじめJ7Cに温めておいたPBB液(PEG−1
000,Q u、t%含有MEM)をo、 z Me加
え、室温で1分間反応させた後。
J ? ℃(7) M B M 15 / mtを30
秒ごトニl。
回加える。その間試カミ管をゆっくり回しし続ける。こ
のように細胞融合させた細胞を遠心洗浄し、pJui細
胞数が5〜IO×tos、/rulKナルヨ5KRPM
Xl&’IO含10%FCBを加える。その0.2m/
をマイクロタイタープレートに分注する。コク時間培養
後上清を半量すてHAT (Hypozanthin。
Am1nopterine、 ’rhymidine 
)培地を加える。
以仔この機作を98時間ごとに一週間繰り返ス。ミエロ
ーマ細胞および牌細胞ともにHAT培地中では壜殖でき
ないので増殖しハイツリドーi てくる細胞はh7briaotnaと考えられる。した
がって、io〜lダ日後増殖してきたハイプリドーマの
認められるウェルの培警液についてのみ抗体活性を調べ
た。
6)抗体活性のスクリーニング 抗体活性のスクリーニングは1次に示すラジオイムノア
ッセイ法により行った。
ラジオイムノアッセイ法(そのl) /  0.−Mホウ酸ナトリウム緩衝液pH9,0に可
溶化したff1Bウイルストランスフオームεにより得
られた1gM抗体(参考例1、コ)(1ooajJ/m
L)を”Falcon”プレート(96穴マイクロメイ
タ−プレ+ )、  ”Falcon J9/J”)に
吸着させる(ダC1−昼夜)。
コ 抗体f15ffiを除き0.0/uリン酸緩衝液p
u t、a (PBX) で洗Rkj−96B8A−P
BXでプレートをブロックスル。
J 標準抗原をゼラチン−P B B (0,1!囁ゼ
ラチン−PBS、含0.03%NP−4IOおよび0.
0−%N’Ns)”e希11<L。
!OμjをdupliOILteで分圧し、−〜16時
間、室温で反応させる。
II  PBB−Tween−20” (0,1% )
 ”e洗浄する。
3 ハイプリドーマの認められるウェルの培J[を! 
D ialず”)分注1.、、 J 〜/ 4時間室温
で反応させる。
4  P−BS−@Twean−20”で洗浄する。
7  InIラベル抗マ抗マウスイムノグリプリン抗体
ラチン−PBBで希釈し、S×/ 0’ cpm/ j
 Ofig溶液をz o piずつ分注し、J〜76時
間、室温で反応させる。
II  P B B −’ Tween−20”で洗浄
する。
デ 個々のウェルを切断し、放射能1δ性なガンマ−カ
ウンターで錦1定する。
ラジオイムノアッセイ(そのコ) /  PBBにOK溶化した抗マウスイムノブCI2リ
ン抗体(IgGサブクラス、loμg/wd ) y″
yaIcon″yaIcon″グレートタイタープレー
ト、″’Fa↓cone?/コ″)に吸着させる(ダ℃
、−昼夜)。
コ 抗S&各1!&な除き0.0IMl’BBで洗浄j
慢B8A−PB8でプレートをブロックする。
J ハイプリドーマの認められるウェルの培魯液をgo
μeずつ分注し、2〜!6時1111室α↓で反応させ
る。
xi  PBS−”Tween、20″で洗浄する。
S 忙準抗原をゼラチン−I’BSで希釈し。
s o ttlをduplicateで分注し、−〜1
6時間室温で反応させる。
6p n s −” Tween 20 ”で洗浄する
7 12B工ラベル抗体(ffiBウィルストランスフ
オーム法により得られた工gM抗体。
参考9IJ/ 、コ)をゼラチンPB8で希釈し、 s
 x t o4cprn/r o μJ!’溶液を!0
filずつ分注し、2〜16時間、室温で反応させる。
g  I’BS−″’rween−−Q″で洗浄する。
9 個々のウェルを切断し、放射能活性をガンマ−カウ
ンターで測定する。
上述の方法に従い得られたハイプリドーマt、″!i養
液上汀tをマイクロタイタープレート内で、2n希釈し
、ラジオイムノアッセイ法によりvQIJと判定される
if!L高希釈倍数をもってハイプリドーマの分泌する
抗体価とした。
り) クローニング 限界希釈法によりクローニングを行った。
マウスの牌細胞を/j%P CB 含有RPMX/l、
lIO培地1/C/ 07cells /rrtlとな
るように懸濁しfeeder 1ayer  とした。
ハイブリドーマを/、0.コ、 0./ cells 
/wellの3段階に希釈しゾロ穴マイクロタイタープ
レートIc O,/ mずつまいた。1週間後倒立顕微
鏡でlコロニー/wellのものを探し、上述のラジオ
イムノアッセイ法により測定した。
さらに数回のクローニングをくり返し抗体産生能が安定
で、細胞の生育が良いりo −ンを選択した。
S)抗体の取得および精製 上記りa−ン株をO,S%牛血清アルブミン(BSA)
台無血清培地(NYSF−1IOII培地)中で増殖さ
せ、培養上清を集め抗体を取得する。この上清を硫安で
塩析・濃縮後。
Protein A日epharose ’ −OL 
−II Bによるアフイニテイクロマトグラフイー (’MAP8バッファー”、 Bio −Rad社製)
で精製し抗体を得た。このマウス由来の精製抗体は、オ
フタロニー法および免疫電気泳動法で工gM抗体に対応
する沈降線を示した。還元条件下のSDS[気泳動分析
では工g()のHg4とL鎖に相当する一本のバンドが
認められた。
参考f111 (1)  非A q B型肝炎陽性肝組織との反応性実
施例1で得られた抗体を用いて、非A非B型肝炎発症時
の肝組織を螢光抗体法により反応させ反応性の有無を調
べた。
すなわち、クリオスタットで薄切した肝組織切片をアセ
トンで室温で70分間処置する。
乾燥後、上記の非A非B型肝炎関連抗体(−次抗体)を
切片の上にのせ湿潤箱に入れて、?7CでAO分間反応
させる。このときに用いる抗体液は、あらかじめy反を
適当に希釈したものを用いるPB8で一次抗体を洗い流
し、振盪しながらPBS中で洗浄する。次にFITCラ
ベルした抗マウスイムノグロブリン抗体(2次抗体)を
上記と同様に37℃で6Q分間反応させる。PBSで標
識抗体を洗い流し、振盪しながらPBS中で洗浄する。
風乾後、封入剤〔グリセリy : 0. k M Na
2Co、−NaHOO3緩衝液(デ:l)〕を滴下し、
カバーグラスで封入する。水銀ランプを光源とした螢光
顕a鏡を用いて観察する。
その結果1本抗体は、非A非B型肝炎の発症時に出現し
た抗原に対して反応する抗体であることが判明した。
(2)  非A非B型肝炎陰性肝組織との反応性上記(
1)におけると同様の方法で、実施例/で得られた抗体
を用いて、非A非B型肝炎陰性肝組織を螢光抗体法によ
り反応させ反応性の有無を調べた。
その結果1本抗体は、A型肝炎もしくはB型肝炎の肝組
織切片と反応せす、非ウィルス性肝炎の肝組織切片とも
反応せず、また、正常肝組織切片とも反応しないことが
判明した。
(発明の効果) 本発明に係るモノクローナル抗体は、非A非B型肝炎抗
原に特異的であり、非A非B型肝炎の診断、輸血用血清
のスクリーニング、原因ウィルスの精製等に有用である
。さらに1本杭体は非A非B型肝炎の治療にも有効であ
ると期待される。
出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士 長谷用  − はか1名 手続補正書(自発) 1 事件の表示 昭和6/年 特 許 願第−≠7グ2
 号2 発 明 の名称  モノクローナル抗体3 補
正をする者 出願人 (tp4)三菱化成工業株式会社1?か一3名 4代理人〒100 (ほか l 名) 5 補正の対象  明細書の「発明の詳細な説明」の欄
−/l I−U/Jとあるを「p J−X 6j−A 
、j7 ff−U /Jと訂正する。
(2)  同書筒、2g頁第6行に「工f/M 抗体」
とあるを「工ga  抗体」と訂正する。
以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非A非B型肝炎発症時の肝細胞内に出現する抗原
    に特異的に反応するマウスモノクローナル抗体。
JP2474286A 1986-02-06 1986-02-06 モノクロ−ナル抗体 Pending JPS62181798A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990000597A1 (en) * 1988-07-06 1990-01-25 Genelabs Incorporated Post-transfusion, non-a, non-b hepatitis virus and antigens
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US5350671A (en) * 1987-11-18 1994-09-27 Chiron Corporation HCV immunoassays employing C domain antigens
CN103923882A (zh) * 2013-08-09 2014-07-16 北京科兴生物制品有限公司 甲肝病毒单克隆抗体及其应用

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