JPS62181340A - 表面特性の改良されたプラスチツク成形品の製造方法 - Google Patents

表面特性の改良されたプラスチツク成形品の製造方法

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JPS62181340A
JPS62181340A JP61278375A JP27837586A JPS62181340A JP S62181340 A JPS62181340 A JP S62181340A JP 61278375 A JP61278375 A JP 61278375A JP 27837586 A JP27837586 A JP 27837586A JP S62181340 A JPS62181340 A JP S62181340A
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meth
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Kazumasa Kamata
釜田 和正
Kenji Kushi
憲治 串
Isao Sasamoto
笹本 勲
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は活性エネルギー線照射により2耐摩耗性、表面
平滑性、可撓性、耐熱性、耐溶剤性、耐久性ならびに基
材との密着性に優れた架橋硬化被膜を形成しうる被覆材
組成物を用いた表面特性の改良され念合成樹脂成形品の
製造方法に関する。
ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリ了りルグリコールカーボネート樹脂などから製造
された合成樹脂成形品はガラス製品に比較して@量で耐
衝重性に優れているばかりでなく,安価で成形加工が容
易であるなど種々の利点を有しており、有機板ガラス、
照明器具カバー、光学用レンズ、限値用レンズ、反射鏡
、境などの光学的用途、看板、ディスプレーなどの装飾
的用途あるいはネームプレート、ダストカバーケース、
自動車部品など多くの分野でその用途開発が進められて
いる。
しかしこiらの合成樹脂成形品はその表面の耐摩耗性が
不足しているため成形品の輸送中、部品の取付時あるい
は使用中に他の物体との接触、衝撃、引っかきなどの作
用によって表面が頂部を受は製品歩留を低下させ九り、
美観がそこなわれたりする。
本出願人らも早くより多官能の(メタ)アクIJI/−
)単量体が活性エネルギー線照射による架橋硬化重合性
に優れ、かつそれが合成樹脂成形品の表面の耐摩耗性を
改良しうる架橋硬化膜形成用素材として有効であること
を見出し多くの提案を行なってき九(特公昭48−42
211号、同49−12886号、同49−22951
号、同49−14859号、同49−22952号公報
、特願昭53−4079号)。
しかしながら、前記の特許において使用する多官能単量
体は一般に高粘度のものが多くこれを含有する被覆用組
成物を樹脂成形品に塗布した場合、表面平滑性に優れた
ものが得られにくく、特に光学的用途の場合にはその商
品価値を著しく低下せしめる原因となっていた。
本発明者らはこのような情況に鑑み、鋭意研究を重ねた
結果、特定の4造を有する界面活性剤1[加併用するこ
とによって前述したような欠点が一挙に解決されると同
時に、界面活性剤の併用によって被膜の白化防止、及び
泡の消泡作用という予想外の別の効果もあることを見出
し本発明を完成し次。
すなわち1本発明は次の一般式 %式%(1) (式中xu l Xtl * xxs I xxs l
 Xtl ” ” ’ r XH2p XH3* X1
4の内少なくとも3個はOH,−(:!R−(:!00
− 基で残りは一〇H基である。nは1〜5の整数であ
る。Rは水素またはメチル基を表わす。)で示される1
分子中に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有
するモノ又はポリペンタエリスリトールのポリ(メタ)
アクリレートの多官能単量体(a)30〜950〜95
重量部子中に1〜2個の(メタ)アクリロイルオキシ基
を有する単量体(1))70〜5重量係とからなる単量
体混合物100重量部に対して光増感剤0〜10重量部
、および下記一般式 m及びnは1.2.3・・・の正数を、またX及び7F
i0,1,2.5・・・の数を表わして、式2.3・・
・の正数を%ま念X及びyは0,1゜2.3・・・の数
を表わして、式 で示されるシリコン系の界面活性剤の少なくとも1種を
00001〜2.0重量部添加してなる被覆材組成物を
合成樹脂成形品の表面に塗布した後、活性エネルギー線
を照射して合成樹脂成形品の表面に架橋硬化被膜を形成
させることを特徴とする特許 品の製造方法に関するものである。
本発明の特徴は特定の3官能以上の(メタ)アクリレー
ト単量体と,特定の1〜2個の(メタ)アクリロイルオ
キシ基を有する単量体及び特定のシリコン系界面活性剤
を所定の割合に配合させ、活性エネルギー線の照射によ
り耐摩耗性、表面平滑性、可撓性、耐水性、耐熱性、耐
薬品性ならびに基材との密着性に優れた透明な架橋硬化
被膜を形成しうる被覆材組成物ならびにこれを用いて耐
摩耗性および平滑性の改良され九合成樹脂成形品をうろ
ことにあるが、中でも最大の特徴は特定のシリコン系界
面活性剤を少量添加することにより、架橋硬化被膜の平
滑性、均一性を常に安定に形成することにある。
本発明において用いられる一般式(りで示されるモノ又
はポリペンタエリスリトールのポリ(メタ)アクリV−
)は活性エネルギー線の照射によって非常に良好な重合
活性を有しており、まな架橋硬化して高度の耐摩耗性を
示す高度の架橋硬化重合体を形成するものである。本発
明においては、上記一般式(1)で示される多官能単量
体(a) ’に使用することにより、充分その目的を達
成しうるが、とりわけペンタエリスリトールトリ(メタ
)アクリノート(ペンタエリスリトールトリアクリレー
トとペンタエリスリトールトリメタクリレートの意、以
下同じ。)、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
ノート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリ
ノートなどが空気中で活性エネルギー線照射による重合
活性の面、ならびに低粘度にもとすく取り扱い易さの而
より特に好ましい。前記一般式(りで示される多官能単
量体(a)は1種又は2種以上混合して使用してもよい
多官能単量体(a)の使用割合は、単量体混合物(A)
100重量部中30〜95重量部、好ましく1′j35
〜94重量部である。多官能単量体(a)の量が単量体
混合物(A)中30重量部未満の場合には十分な耐摩耗
性を有する硬化被膜が得られず、またその量が95重量
部をこえる場合には被膜の平滑性に劣るので好ましくな
い。
また本発明においては、 IIAえば1分子中に3個以
上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する多官能単量
体であっても、前記一般式(I)e満足しない多官能単
量体1例えばトリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレ
ート、ペンタグリセロールトリ(メタ)アクリレートな
どの多官能性(メタ)アクリレートは空気中での活性エ
ネルギー線照射による重合活性が劣り、塗布被膜の充分
か架橋硬化を行うことができないので好ましく彦い。
又、上記の一般式r1)を満足しない多官能単量体を用
いた場合には、本発明のシリコン系界面活性剤が被膜の
平滑性、均一性に与える効果を低下させるので好ましく
ない。
一般式(1)で示される多官能単量体(、)と併用して
用いる1分子中に1〜2個の(メタ)アクリロイルオキ
シ基を有する単量体は架橋硬化被膜に可撓性、密着性、
平滑性を付与するもので、具体的な列としてはネオベン
チルグリコールジ(メタ)アクリノート、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリノート、ジエチレングリコール
ジ(メタ)アクリノート、トリエチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、テトラエチンングリコールジメタ
クリレート、1.6−ブチレンジ(メタ)アクリレート
、1.4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1
.6−ヘキサンシオールジ(メタ)アクリレート、1.
3−プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジ
プロピレングリコールジ(メタ)アクリノート、2.2
−ヒス(4−アクリロイルオキシフェニル)プロパン、
2.2−ビス(4−メタクリロイルオキシフェニル)プ
ロパン、2.2−ビス(4−ア/ リロイルオキシフェ
ニル)プロパン、2.2−ビス(4−メタクリロイルオ
キシエトキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−
アクリロイルオキシジェトキシフェニル)プロパン、2
.2−ビス(4−メタクリロイルオキシジェトキシフェ
ニル)プロパン、2.2−ビス(4−アクリロイルオキ
シプロポキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−
メタクリロイルオキシプロポキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス〔4−アクリロイルオキシ(2−ヒドロキ
シプロポキシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス〔4
−メタクリロイルオキシ(2−ヒドロキシプロポキシ)
フェニル〕ブクパン、2.2−ビス〔4−アクリロイル
オキシ(2−ヒドロキシプロポキシエトキシ)フェニル
コプロパン、2.2−ビス〔4−メタクリロイルオキシ
(2−ヒドロキシプロポキシエトキシ〕フェニル〕フロ
パン、ブチル(メタ)アクリノート、イソブチル(メタ
)アクリノート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2
−エチルヘキシル(メタ“)アクリレート、ラウリル(
メタ)アクリノート、トリデシル(メタ)アクリV−)
、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、テトラヒドロフルアリル(メタ)アクリレート、
ベンジル(メタ)アジリレート、1,4−ブチレングリ
コールモノ(メタ)アクリノート、エトキシエチル(メ
タ)アクリV−)、エチルカルピトール(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシ−3−クロロプロピル(メタ)
アクリレート、等があげられる。
本発明においては前記した1分子中に1〜2個の(メタ
)アクリロイルオキシ基を有する単量体の中でも次の一
般式 %式% (式中、R1は水素またはメチル基−Xl + x、 
+・・・・、Xnは炭素数6以下の同じもしくは異なる
アルキレン基またはその水素原子1個が水酸基で粱換さ
れた構造のものでl)、n FiO〜5の整数である)
で示される。例えば2.2−ビス(4−アクリロイルオ
キシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−メタクリ
ロイルオキシエトキシプロポキシフェニル)フロパン、
2.2−ビス〔4−アクリロイルオキシ(2−ヒドロキ
シプロポキシ)フェニル〕プロパン、及び常圧での沸点
が150℃以上で、かつ20’Cでの粘度が20 cp
s以下の物性を有し、更に(メタ)アクリロイルオキシ
基と結合する基に水酸基またはエーテル結合を有する単
量体例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、グリ
シジルアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート等が架橋
硬化被膜に可撓性、密着性、平滑性を付与するとともに
空気中での活性エネルギー線照射による架橋硬化性が優
れているので特に好ましい。
これらの単量体(b)は1種を単独で使用することもで
き、またその組成範囲内において2種以上混合して使用
してもよい。単量体(b)の使用割合は、単量体混合物
(A)100重景中5〜70重蓋優である。単量体(b
)の量が単量体混合物(A)中5重量係未満の場合には
、架橋硬化被膜の可尭性、密着性、平滑性に劣!7、−
刃車量体(b)が70重債%をこえる場合には充分な耐
摩耗性を有する架橋硬化被膜が得られないので好ましく
 。
ない。
本発明において使用される一般式(■)又は佃)で示さ
れる特定のシリコン系界面活性剤としてはその分子構造
がポリジメチルシロキサン単位からなり、その一部がポ
リオキシアルキレン基で変性されているものである。変
性度としてはメチルシロキサン基1単位 aH3(sl
o)   に対し捧− て少なくとも1種のオキシアルキレン基−OCR20H
,−又は−OCH!OR−等が01〜1α0単0H。
位の範囲内で結合しているのが好ましい。ま九シロキサ
ン基1単位に対してエステル基、メルカプト基、水酸基
及びアミノ基等がα1単位未満なら含有していてもよい
メチルシロキサン基1単位に対してオキシアルキンン基
による変性度がα1未満の場合は被膜の平滑性はシリコ
ン系界面活性剤を添加しない場合よりもむしろ悪くなり
、又オキジアルキノン基による変性度が1α0を越える
場合には被膜の平滑性が低下するので好ましくない。
シリコン系界面活性剤の添加量としては単量体混合物又
は単量体混合物と有機溶剤との合計量100重量部に対
して(LOO01〜2.0重量部の範囲が好ましく、Q
、0001重量部未満では添加効果が少なく、一方20
重(1部を越えると被膜の平滑性に劣るようになるので
好ましくない。
更に、これらのシリコン系界面活性剤の優れ九添加効果
としては被膜の白化防止効果と泡の消泡効果があげられ
る。すなわちAs樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABB
樹脂等のように耐溶剤性に劣る樹脂の場合は、トルエン
、ベンゼン、アセトン、メチルエチルケトンなどのよう
にこれらの樹脂に対する良溶剤を希釈剤として多量に使
用すると、紫外線照射後の架橋被膜が白化する場合があ
る。しかしこのような場合でも前述したようなシリコン
系界面活性剤を少1添加して併用すると被rIAの白化
が防止さハ、透明々架橋被膜を得ることができる。
又、被膜表面の平滑性を改善するためにフッ素系界面活
性剤等の有効なことが報告されているが、これらは被膜
の平滑性を向上させる効果をある程度は有しているもの
の、混合もしくは塗布工程中に生じ之気泡を安定化させ
る作用があり、長時間経過してもほとんど消泡しない。
したがってプラスチック成型品上にフッ素系界面活性剤
を添加し念塗料を塗布した場合には、被膜中に生じた気
泡が消えにり<、塗膜を硬化した場合、これらの気泡は
被1漠にブッとして残り、被膜の均一性¥iまったく劣
ったものとなる。
これに反して本発明で見出されたシリコン系界面活性剤
の場合は気泡の消泡性に優れ、塗膜にほとんど気泡が生
じないか、又は塗膜に気泡が生じても直ちに消泡してし
まう。また、気泡が生じている塗装溶液中からプラスチ
ック成型品を浸漬法によって塗装した場合気泡が基材に
付着してこない。これに対して、フッ素系界面活性剤の
場合には気泡が基材に付着する欠点がある。
以上が本発明において使用する被覆材組成物の必要不可
欠な構成成分であるが、もし必要があればこの構成条件
が満たされる範囲内において、形成される架橋硬化被膜
に制電性、防曇性あるいはその他の機能を付与する目的
でこれらの単量体混合物と共重合可能でかつ活性エネル
ギー線で重合活性のある他の1官能のビニル系単量体の
少なくとも1種を併用してもよい。
本発明においては、単量体混合物を主たる成分とした被
覆材組成物は単独でも使用されるが被覆材組成物を合成
樹脂成形品の表面に塗布する場合の塗布作業性、均一な
塗布被膜形成性あるいは貯蔵安定性に極めて好ましい効
果を付与させ、また架橋硬化被膜の基材に対する密着性
を増大させるために有(幾溶剤も使用できる。
本発明において、使用する有機溶剤は 1)多官能の(メタ)アクリレート単量体混合物と混合
して均一な溶液全形成する。
2)常圧での沸点が50℃以上200℃以下であること
5)常温での粘度が10センチボイズ以下であること。
4)多官能の(メタ)アクリレート単量体混合物5〜9
0重量部に対して95〜10重量部(合計100重量部
)の割合で使用する。
等の条件を満足する必要がある。先ず多官能の(メタ)
アクリレート単量体混合物と均一な溶液を形成すること
は第1条件であって、例えばn−ヘキサン、n−へブタ
ン、シクロヘキサンなどの飽和炭化水素系の有機溶剤は
均一溶液を形成しないので使用できない。第2の常圧で
の満点50℃以上200℃以下の条件は合成樹脂成形品
の表面に塗布した際の均一な被膜形成性ろるいは表面平
滑性の優れた架橋硬化被膜を形成させるために重要でか
つ必要な要件である。
常圧での沸点が50℃未満の場合には被覆材組放物を塗
布し念後、塗膜から揮発する有機溶剤の潜熱で基材表面
が冷却され、そこに空気中の水分が凝結して塗膜の表面
平滑性が失われ、また2001:をこえる場合には逆に
塗膜からの有機溶剤の揮発が非常に遅いため作業性に問
題があることと、活性エネルギー線照射工程で残存有機
溶剤の揮発逃散と重合圧よる架橋硬化被膜の形成とのバ
ランスがとれないため架橋硬化被膜の均一性、表面平滑
性が失われたり、あるいは架橋硬化被膜中に有機溶剤が
残存し被膜が白化するので好ましくない。したがって使
用する有機溶剤の沸点としては常圧で50℃以上200
℃以下のものである必要があり、より好ましくは60〜
150℃の範囲のものである。
ま念、使用する有機溶剤の粘度も常温で1Ωセンチボイ
ズ以下であることが必要であり、10センチポイズをこ
える場合には塗布作業性あるいは被膜の平滑性に及ぼす
効果も少ない。
有機溶剤の使用tは前述の単量体混合物5〜90重世部
に対して95〜10重量部(合計1QO重量部)の範囲
がよく、10重量部未満の場合には、被覆材組成物の粘
度が高いため浸漬による塗布作業性が十分でなかったり
、塗布被膜の膜厚コントロールが困蝿となったり、均一
な被膜形成が低下したりする。
一方95重量部をこえる場合には、架(、缶硬化被膜の
膜厚コントロールが困帷て表面平滑性が失われ、耐摩耗
性が劣ったりして好ましくない。
使用する有機溶剤の種類としては前述の条件を満足する
必要があり、具体的にはエタノール、インプロパツール
、ノルマルプロパノール、イソフチルアルコ〜ル、ノル
マルブチルアルコールナトのアルコール類、ベンゼン、
トルエン。
′牟シレン、エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素類、
アセトン、メチルエチルケトン々どのケトン類、ジオキ
サンなどのエーテル類、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、
プロピオン酸エチルなどの酸エステル類などがめる。こ
れらの有機溶剤は1種を単独で使用して本よく、また混
合したものの沸点、成分割合が前述の要件を満す範囲内
であれば、2N1以上を混合して使用してもよい。
又特定の目的がありかつ有機溶剤と同じような条件を満
たし同じ効果を有するものでめればメチルアクリノート
、エチルアクリレート、メチルメタアクリレート、スチ
レンなどの重合性単1体を有機溶剤の1種として使用す
ることもできる。
これらの有機溶剤は基材となる合成樹脂の種類によって
は、透明な目的で使用するものを曇化させたり、着色基
材の染顔料を溶出して変色させたり、あるいは基材その
ものにクランクを発生しやすくしたりする場合があるの
で、吏用する有機溶剤の種類は表面に架橋硬化被膜を形
成させる基材の種類あるいは目的に応じて適宜選択して
使用することが望ましい。
本発明において被覆材組成物を合成樹脂成形品の表面に
塗布し、架橋硬化被膜を形成せしめるためには、紫外線
、′α子線あるいは放射線など活性エネルギー線を照射
する必要がある。その中でも波長2000〜BoooX
の紫外線照射による方法は実用的な面からみて最も好ま
しい架橋硬化方法である。
紫外線を塗布被膜の架橋硬化エネルギー線として利用す
る場合には被覆材組成物中に紫外線照射によって重合開
始反応全開始しつる光増感剤を加えておく必要がある。
このような光増感剤の具体例としては、念とえはベンゾ
イン、ベンツインメチルエーテル、ベンゾインエチルニ
ーfル、ベンゾインインプロピルエーテル、アセトイン
、ブチロイン、トルオイン、ベンジル、ベンゾフェノン
、P−クロルベンゾフェノン、P−メトキシベンゾフェ
ノンなどのカルボニル化合物、テトラメチルチウラムモ
ノスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド々ど
の硫黄化合物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス
−2,4−ジメチルバレロニトリルなどのアゾ化合物、
ベンゾイルパーオキサイド、ジターシャリ−ブチルパー
オキサイドなどのパーオギサイド化合物などが挙げられ
る。これらの光増感剤は単独で使用してもよいし2種以
上組合せて用いてもよい。
こnら光増感剤の単量体混合物中への添加量は単量体混
合物又は単量体混合物と有機溶4jとの合計100重清
部に対して0〜1011部の範囲であり、あまり多量の
添加は架橋硬化被膜を着色させたり、耐候性の低下など
を引き起こすので好ましくない。
又本発明に使用する被覆材組成物には必要に応じて帯電
防止剤、紫外線吸収剤ある贋は貯蔵安定剤などの添加剤
を適宜添加して使用することができる。
次に、上述し次被覆材組成物を用いた耐摩耗性合成樹脂
成形品の製造は、被覆材組成物を合成樹脂成形品の表面
に塗布した後、活性エネルギー線を照射することによっ
て製造される。
本発明において耐摩耗性合成樹脂成形品の製造に用いら
れる合成樹脂成形品としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂を問わず各種合成樹脂成形品、例えばポリメチルメ
タアクリレート樹月旨、ポリカーボネート樹J]旨、ポ
リアリルジグリコールカーボネート<H脂、ポリスチン
ン朗栢、アクリロニトリル−スチレン共重合’tH’a
(As樹脂)、ポリ塩化ビニル樹脂、アセテート樹脂、
A E S 樹脂、ポ11エステル樹脂などから製造さ
れる板ガラス、境などのシート状成形品、フィルム状成
形品、ロッド状成形品、各種のVンズ成形品ならびて照
明器具カバー等各種看出成形品などが具体列として挙げ
ら力る。
これらの成形品の内でもポリメチルメタアクリノート樹
脂、ポリカーボネート樹1j旨、ポリ了りルジグリコー
ルカーボネート4脂などから製造される成形品はその光
学的性質、耐熱性、耐衝堪性などの特性を生かして使用
される場合が多く、かつ耐摩耗性改良への要求も強いの
で、特に好ましいものである。
前記した本発明に使用される各線成形品はそのままでも
使用することができるが2必委があれば洗浄、エツチン
グ、コロナ放電、活性エネルギー線照射、染色、印刷な
どの前処理ヲ施したものも使用できる。
″1比合成樹脂成形品に対する前述した被覆材組成物の
塗布方法としては刷毛塗り、流し塗り、スプレー塗布1
回転塗布あるいは浸漬塗布などの方法が採用さn、る。
被覆材組成物の合成樹脂成形品の表面に対する塗布量と
しては、被覆材組成物中に含まれる単量体混合物の債あ
るいは目的によっても異なるが、合成樹脂成形品の表面
に形成される架橋硬化被膜の膜厚が1〜30μの範囲に
なるように塗布する必要がある。これに対応する被覆材
組成物の塗布量はおよそ1.5〜300μの塗布被膜に
なるようにすればよい。
合成+1[4脂成形品の表面に形成される架橋硬化被膜
の膜厚が1μ未満の場合には耐摩耗性に劣り、30μを
こえる場合には硬化被膜が可撓性に劣り、クラックなど
が発生しやすくなるために成形品自体の強度低下をきた
すことがあるので好ましくない。
被覆材、Flu成物放物布するに際しての塗布方法とし
ては前記し念如く各種方法があるが、それらのなかでも
浸漬塗布方法は合成樹脂成形品の形状によってはある程
度制約される而もあるが、塗布作業工種が11単で被覆
材組成物のロスも少なく、作業性、あるいは生産性に優
れている以外に再現性に優れているなどの利点がある。
塗布し念被膜を架橋硬化せしめるために、キセノンラン
プ、低圧水鋼溶、高圧水鋼溶または超高圧水鋼溶などの
光源から発せられる紫外線又は通常20〜2000 K
Vの電子線加速器から取り出さn、る成子、礫、α線、
β線、γ線々どの放射線などの活性エネルギー線をII
射しなければならない。実用性あるいは作業性からみ念
場合、照射線源としては波長2000〜8000Aの紫
外線が最も好ましい。
活性エネルギー線を照射する雰囲気としては窒素ガス、
炭酸ガスなどの不活性ガス雰囲気下あるいは酸素濃度を
低下させた雰囲気下でも勿論さしつかえないが1本発明
に係るjib 131材組成物は通常の空気雰囲気下で
も耐摩耗性その他の特性に優れた架橋硬化被膜を形成さ
せることが可能である。照射雰囲気温度としては常温で
もよくまた基材合成樹脂成形品に有害な変形などが生じ
ない程度に加温さf′した雰囲気でもよい。
本発明の被覆材組成物ならびにそれを使用して製造され
る表面に架橋硬化被膜を有する合成樹脂成形品は表面平
滑性と美観に優れ、かつ表面硬度ないしは耐摩耗性、耐
擦傷性に極めて優れたものである。更に表面に形成され
た架橋硬化被膜は透明で可廟性を有する均一な被膜であ
り、基材との密着性は極めて優れ、苛酷な〆々件。
環境下においても被膜の剥離、亀裂などを生じることが
なく、有機窓ガラス、照明器具カバー。
反射境、境2眼境用Vンズ、サングラス用レンズ、光学
用ノンズなどの用途に極めて有用である。
以下実施FfIJによって本発明の内容を更に詳細に説
明するが、実施例中の部は重usを表わす。
なお列中の測定評価は次のような方法で行なった。
(])  1llii摩耗性 a)表面硬度−−−J工SK 5651−1966  
に準じた鉛基硬度 b)  擦鳴テy、 ト・・・+ Oopのスチールク
ールによる擦傷テスト O・・・軽くこすってもその表面にほとんど傷がつかな
い Δ・・・軽くこするとその表面に少し傷がつく ×・・・軽くこすってもその表面にひどく傷がつぐ(W
#樹脂と同程度) (2J  密着性 架シ1借硬化被嘆に対するクロスカット−セロハンテー
プ剥離テスト。すなわち被膜に1−間かくに基材に達す
る被膜切断線を、縦、横それぞれに11本人れて11f
i12の目数を100個つくり、その上にセロハンテー
プを貼9つ、 け、急激にはがす。このセロハンテープ
の操作を同一個所で3回くり返す。
0・・・3回くり返しても架橋硬化被膜の剥離目なし Δ・・・3回くり返した後の剥離目の数1〜50個 ×・・・3回くり返した後の剥離目の数51〜100個 (3)  面の平滑性測定 ◎・・・被膜の面の平滑性は非常に良好で鏡面といえる ○・・・被膜の面の平滑性は良好であるが微妙な乱れが
有り鏡面とはいえな い ×・・・面に乱れがあり平滑性に劣る (4)紫外線硬化前の被膜の平滑安定性テスト方法 平滑性の良否は(3)に準する。
テストA:風速2 FM / seaの60℃の温風を
紫外線硬化前の被膜を形成した直 後の基材布に直角に5分間吹きつ けた後(3)の方法に準じて判定する。
実施例1〜2および比較列1〜2 厚さ4■のメタクリル樹脂板をジペンタエリスリトール
へキサアクリレート10部、ジペンタエリスリトールペ
ンタアクリレート20部。
ジペンタエリスリトールテトラメタクリV−トJ部、2
−ヒドロキシプロピルアクリV−ト2部、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート4部、iso −7’ロピルアル
コ一ルaam、メチルエチルケトン20部、及び表1に
示すシリコン系界面活性剤0.2部からなる夫々の組成
物中に浸漬し、15儒/θecの速度で引き上げ破[を
形成し、5分間放置後、樹脂板の両面15crnの距離
から2 KWの高圧水鋼溶で、空気中10秒間照射し、
膜厚4μを有する樹脂板を得念。得られた樹脂板の密着
性、表面硬度、及び面のXF−滑性のテスト結果を表1
に示す。
表1かられかるように本発明のシリコン系界面活性剤を
用いない場合は良好な表面平滑性を有する被膜は得られ
ない。
実施列3および比較例3 ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリノート50部
、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート30部、
2.2−ビス(4−アクリロキシジェトキシフェニル)
プロパン20部、2−ヒトロキシエチルアクリV−上2
0部、ベンゾインエチルエーテル5部からなる混合物を
調整した。これにポリジメチルシロキサンのポリオギシ
アルキレン変性物からなるシリコン系界面活性剤(a)
 CL 1部を添加し、5111I厚のポリカーボネー
ト板上に10μの厚さになるようにパーコーターを用い
て塗布し、空気雰囲気中で20mの距離から5 KW 
の高圧水鋼溶で8秒間照射した。
またシリコン系界面活性剤(a)を添加しない場合につ
いても上記と同様にしてサンプルを製作して比較した。
表2から明らかなように、シリコン系界面活性剤(a)
 f添加した本発明の方が面の平滑性に優れていること
がわかる。
表    2 実施例4〜5および比較例4〜6 ジペンタエリスリトールペンタアクリレート27部、2
,2−ビス(4−アクリロイルオキシジェトキシフェニ
ル)フロパン5部、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト8部、ベンゾインエチルエーテル’部−”−クロロベ
ンゾフェノン1部、n−プロピルアルコール45m、キ
シノン15部からなるI−ば酸物に表3に示すような介
のポリジメチルシロキサンのポリオキシアルキノン変性
吻からなるシリコン系界面活性剤(1,)を添加してな
る被覆材組成物中に厚さ2mのメタクリル樹脂板をα5
crn/8eCの速度で浸漬して引き上げ被@を形成し
た。空気中で静かCで5分間改作したのち、被、膜の外
覗を観察し、ついでUV硬化前のネ皮膜の安定性をテス
トするために前記テスト法人によって60℃の温Kを2
m/ seaの速度で5分間吹きつけた後、サンプルの
両面15cMの距離から2 KW の高圧水鋼溶で10
秒間照射し硬化破膜の外Rを観察した。
得らf″L念結果を表3に示す。
実施例6〜10および比峻ダ17〜8 ジペンタエリスリトールへキサアクリV−)5部、ジペ
ンタエリスリトールペンタアクリレート20部、ジペン
タエリスリトールトリメタクリV−ト5部、テトラヒド
ロフルフリルアクリV−ドア部、180−プロピルアル
コール33部、トルエン30部、ベンゾインイソプロピ
ルエーテル2部、ベンゾフェノン3部からなる組成物に
表4に示すような種頃の界面活性剤を1lL2部添加し
て被検材組成物を作り、次いでこの組成物をガラス棒で
強く攪拌して起泡させ消泡の速さをイ睨察した。
更に被覆材組成物を起泡させた′1ま2部厚のポリカー
ボネートシート(ニーピロン、三菱ガス化学型)をα5
 m / 813Cの速度で浸漬して引き上げ、基材に
付着する泡の状態を観察し、また空気中で2 KWの高
圧水鋼溶で硬化を行ない硬化後の外観の観察も行なつ之
得られた結果を表4に示す。
本発明のこうなシリコン系界面活性剤を用いない場合に
ばJ、(材が乳白色にくもったり、彼14材中の泡が長
時間消泡しなかったり、基材面に泡が付着したりして被
膜の外観、平滑性も不良であることがわかる。
実施列11〜16 トリペンタエリスリトールへキサメタクリレート5部、
ジペンタエリスリトールペンタアクリレート10部、ジ
ペンタエリスリトールトリアクリV−810部、2.2
−ビス(4−アクリロイルオキシエトキシプロポキシフ
ェニル)フロパン3部、2−ヒドロキシプロピルアクリ
レート7部、ベンゾインメチルエーテル4部、シリコン
系界面活性剤(θ)115部からなる破爛材組成物を表
5の成形品に均一に塗布し、空気中で2 KWの高圧水
鋼溶で紫外線を照射して硬化した。
各種成形板の外観は良好でその被膜性能も表5に示すよ
うに良好であった。
実施E2リ 17 ポリメチルメタクリレートより製造された直径20−1
厚さ2■のレンズに実施列1の硬化液中に浸漬して、実
施1’MJ 1の方法で硬化させ、五2μの架橋硬化膜
を形成させ次。レンズの表面は非常に平滑性及び密着性
にすぐれ、また耐摩耗性値も鉛筆硬度で7Hと高かった
比較例9〜10 トリメチロールプロパントリメタクリレート30部、1
.4−ブタンジオールシアクリノート5部、1.6−ヘ
キサンジオールジアクリレート5部、エチルアルコール
4ag、エチルペンゼア20部、ベンゾインエチルエー
テル6部及びシリコン系界面活性剤(b)α1部からな
る被覆材組成物に厚さ5■のメタクリル樹脂板をα7c
fIt/8θCの速度で浸漬して引上げ被1摸を形成し
た。
表6のガス雰囲気中で5分間放置後、各々のガス中で2
 KWの高圧水鋼溶を15譚の距離から10秒間照射し
た。
得られ危結果を表6に示す。
表    6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) (式中、X_1_1、X_1_2、X_1_3、X_2
    _2、X_2_3・・・X_n_2、X_n_3、X_
    1_4の内少なくとも3個はCH_2=CR−COO−
    基で残りは−OH基である。またnは1〜5の整数であ
    る。Rは水素またはメチル基を表わす。 で示される1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイル
    オキシ基を有するモノ又はポリペンタエリスリトールの
    ポリ(メタ)アクリレートの多官能単量体(a)30〜
    95重量%と、1分子中に1〜2個の(メタ)アクリロ
    イルオキシ基を有する単量体(b)90〜5重量%とか
    らなる単量体混合物100重量部に対して光増感剤0〜
    10重量部、ならびに次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (式中、Xは▲数式、化学式、表等があります▼であり
    、 m及びnは1、2、3・・・の正数を、またx及びyは
    0、1、2、3・・・の数を表わし、式0.1≦xn+
    yn/2m≦10 を満足する値をとる。)又は ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) (式中、Yは▲数式、化学式、表等があります▼又 は▲数式、化学式、表等があります▼であり、m及びn は1、2、3・・・の正数を、またx及びyは0、1、
    2、3・・・の数を表わし、式 0.1≦xn+yn/2m+n≦10を満足する値をと
    る。)で示されるシリコン系の界面活性剤の少なくとも
    1種を0.0001〜20重量部添加してなる被覆材組
    成物を合成樹脂成形品の表面に塗布した後、活性エネル
    ギー線を詳照射して合成樹脂成形品の表面に膜厚1〜3
    0μの架橋硬化被膜を形成させることを特徴とする表面
    特性の改良された合成樹脂成形品の製造方法。 (2)次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) (式中、X_1_1、X_1_2、X_1_3、X_2
    _2、X_2_3、・・・X_n_2、X_n_3、X
    _1_4の内少なくとも3個はCH_2=C(R)−C
    OO−基で残りは−OH基である。nは1〜5の整数で
    あり、Rは水素またはメチル基を表わす。)で示される
    、分子中に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を
    有するモノ又はポリペンタエリスリトールのポリ(メタ
    )アクリレートの多官能単量体(a)30〜95重量%
    と、、分子中に1〜2個の(メタ)アクリロイルオキシ
    基を有する単量体(b)70〜5重量%とからなる単量
    体混合物5〜90部と、該単量体混合物と混合して均一
    な溶液を形成する少なくとも、種の有機溶剤95〜10
    部との合計100重量部に対して光増感剤0〜10重量
    部、ならびに次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (式中、Xは▲数式、化学式、表等があります▼であり
    、 m及びnは、1、2、3・・・の正数を、またx及びy
    は0、1、2、3・・・の数を表わし式0.1≦xn+
    yn/2m≦10を満足する値をとる。)又は ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) (式中、Yは▲数式、化学式、表等があります▼又 は▲数式、化学式、表等があります▼であり、m及びn は1、2、3・・・の正数を、またx及びyは0、1、
    2、3・・・の数を表わし、式 0.1≦xn+yn/2m+n≦10を満足する値をと
    る。)で示されるシリコン系の界面活性剤の少なくとも
    1種を0.001〜2.0重量%添加してなる被覆材組
    成物を合成樹脂成形品の表面に塗布した後、活性エネル
    ギー線を照射して合成樹脂成形品の表面に膜厚1〜30
    μの架橋硬化被膜を形成させることを特徴とする特性の
    改良された合成樹脂成形品の製造方法。
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