JPS62181152A - 活字輪型プリンタ - Google Patents

活字輪型プリンタ

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Publication number
JPS62181152A
JPS62181152A JP2296286A JP2296286A JPS62181152A JP S62181152 A JPS62181152 A JP S62181152A JP 2296286 A JP2296286 A JP 2296286A JP 2296286 A JP2296286 A JP 2296286A JP S62181152 A JPS62181152 A JP S62181152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type wheel
type
selection
locking
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2296286A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihisa Hori
文久 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2296286A priority Critical patent/JPS62181152A/ja
Publication of JPS62181152A publication Critical patent/JPS62181152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J1/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies
    • B41J1/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection
    • B41J1/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection the plane of the type or die face being parallel to the axis of rotation, e.g. with type on the periphery of cylindrical carriers
    • B41J1/44Carriers stationary for impression
    • B41J1/46Types or dies fixed on wheel, drum, cylinder, or like carriers
    • B41J1/50Types or dies fixed on wheel, drum, cylinder, or like carriers with one or more carriers travelling across copy material in letter-space direction

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、卓上電子計n+A付設用、或いは電子キャッ
シュレジスタ用等に用いて好適な活字輪プリンタ、更に
詳しくは、活字輪を桁方向に複数個配設すると共に、各
活字輪上の所望活字を印字位置に停止させて印字を行う
静止印字式のプリンタに関する。
〔従来の技術〕
従来、記録紙が巻回されるプラテンに平行に配設される
回転軸(活字輪軸)に、周側に活字体を有する活字輪を
複数例えば16〜18列等並べて装着し、それぞれの活
字輪の回転を個々に制御することにより、所望の印fi
llを行う一斉印字型のプリンタが各種提案されている
。このプリンタはそれぞれの活字輪の胴部に選択ラチェ
ットが形成されており、これらの選択ラチェットのそれ
ぞれに係止可能な係止爪を備えており、またこれらの係
止爪が選択ラチェットに係合するように、あるいは係止
爪と選択ラチェットとの保合が解かれるように当該係止
爪を駆動する駆動源例えばソレノイドを備えていた。
すなわち、この従来のプリンタにあっては、1つの活字
輪の回転を係止するために1つのソレノイドを要し、部
材点数ならびに組立工数が多く、したがってかなり広い
部材配置空間を要し、製造原価が高くなるとともに、部
材配置設計に制約を受ける不具合があった。
この点を解消するため、1つの電磁駆動源で2つの係止
爪を同時に駆動すると共に、該2つの係止爪にそれぞれ
対応する隣接活字輪の選択ギヤ体(選択ラチェツ!・)
の歯部の位相を1/2ピツチだけずらせて、活字輪の回
転停止用の電磁駆動源の半減を計ったプリンタが、本願
出願人によって実願昭60−3619号として提案され
た。この先願の構成は、活字選択停止用の電磁駆動源の
削減によって部品点数削減1Mi立工程の簡略化に寄与
するものであるが、必要とする印字桁数分だけ活字輪を
必要とするものであった。
従って本発明の解消すべき課題は、このような従来技術
のもつ問題の解決にあり、その目的とするところは、上
述した先願の技術思想を更に発展させ、活字選択停止用
の駆動源の削減のみならず、活字輪数を印字桁数の半数
に削減でき、大幅な部品点数の低減9組立工数の削減を
可能とする活字輪型プリンタを提供するにある。
〔問題点を解消するための手段〕
本発明は上記した目的を達成するため、回転軸上には、
この回転軸に装着され、周側に第1の活字体を有する第
1の活字輪と、この第1の活字輪とクラッチ手段を介し
て一体的に回転し、周側に第1の活字体に対応する位置
に形成される第1の歯部を有する第1の選択ギヤ体と、
回転軸に装着され、周側に第2の活字体を有する第2の
活字輪と、この第2の活字輪とクラッチ手段を介して一
体的に回転し、周側に第2の活字体に対応する位置に形
成される第2の歯部を有する第2の選択ギヤ体とを、上
記第1の歯部の位相と第2の歯部の位相とが異なるよう
に、例えば第1の歯部の位置に1/2ピッチ程度第2の
歯部の位相がずれるように、第1の活字輪、第1の選択
ギヤ体、第2の活字輪、第2の選択ギヤ体を配置すると
ともに、上記第1の活字輪並びに第1のギヤ体を含む第
1の活字輪ユニットと、上記第2の活字輪並びに第2の
選択ギヤ体を含む第2の活字輪ユニウドとを交互に複数
個配設し、一方、上記第1の選択ギヤ体の回転を係止可
能な第1の係止爪と、第2の選択ギヤ体の回転を係止可
能な第2の係止爪と、これらの第10係止爪および第2
の係止爪を同時に駆動させる電M!駆動手段を含む選択
ユニットを、上記第1の活字輪ユニットと第2の活字輪
ユニットの1組にそれぞれ各1個づつ対応させて桁方向
に複数個設け、且つ上記第1の活字輪ユニット。
第2の活字輪ユニットと上記選択ユニットとを相対的に
1桁分だけ往復シフト、例えば第1.第2の活字輪ユニ
ットを上記回転軸上で往復シフトさせるシフト手段を設
けたことをその概要とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明のプリンタを図に基づいて説明する。第1
図は本発明のプリンタの一実施例の要部を示す分解斜視
図、第2図(al、 (blは第1図に示す実施例に備
えられている回転軸と駆動爪との保合関係を示す説明図
、第3図jam、 fb)、 (clは第1図に示す実
施例に備えられる選択ギヤ体と係止爪とばね部材との保
合関係を示す説明図、第4図ta)、 (b’)は、活
字輪のシフト位置と用爪上の印字データとの関係を示す
説明図、第5図は活字輪のシフト動作の模式的説明図、
第6図はタイミングチャート図である。
第1図において、PWUIは第1の活字輪ユニット、P
WU2は第2の活字輪ユニット、SUは選択ユニットで
、選択ユニットSU1個に対して、第1の活字輪ユニッ
トPWU1と第2の活字輪ユニッ1−PWU2が各1個
づつ対応するようになっている。そして、図示では各ユ
ニットPWUI。
PWU2.SUが各1個しか描かれていないが、実際に
はこれらが複数個桁方向に設置され、該実施例では16
桁分の印字を行うので、各ユニットPWUI、PWU2
.SUは4個づつ設けられている。
11は、モータ90(第5図)の回転を第1のギヤ列9
1 (第5図)を介して受ける回転軸(活字輪軸)で、
軸方向に沿う周側にV字状の切欠き部12を備えており
、この回転軸11は図示しない用紙が巻回されるプラテ
ンに平行に配置されている。なお、切欠き部12は第2
図(blに示すように、回転軸11の軸心Oに向かって
延伸する第1の而12aを備えている。13.14はこ
の回転軸11に装着される第1の活字輪、第2の活字輪
で、それぞれ周側15.16に複数の第1の活字体、第
2の活字体が設けられており、中央に回転軸11が挿入
される軸受17.18を備えている。
軸受17,18の一部には空隙部19.20が形成され
、また軸受17.18の外周に突起部21゜22を設け
てあり、さらに軸受17,13の近傍の活字輪13.1
4部分に小軸23,24を設けである。
また、25,2t3は活字輪13,14と別体に設けら
れ、これらの活字輪13,14に嵌着されて該活字輪1
3,14と−・体的に回転可能な第1の選択ラチェット
(第1の選択キヤ体)、第2の選択ラチェット(第2の
選択ギヤ体)で、それぞれ中央に活字輪13,14の軸
受17,18が挿入される孔27.28を有し、周側に
、かつ活字体に対応する位置に第1の歯部29.第2の
歯部30を有している。
また31.32はそれぞれ活字輪13と選択ラチェット
25の間、活字輪14と選択ラチェット26の間に配置
され、回転軸11の回転力を活字輪13.14に伝える
駆動爪(クラッチ手段たる爪クラッチ)で、それぞれ中
央部に活字輪13゜14に設けた小軸23,24に相対
的回動可能に挿入される穴33.34を有するとともに
、回転軸11の切欠き部12に保合可能な突起35.3
6を有し、かつ剛性を有する第1の腕37.38と、弾
性を有する第2の腕39.40とからなっている。また
突起35.36は、前述した第2図fb)に示す回転軸
11の切欠き部12の第1の面12aに適合可能な第2
の面41.42をそれぞれ備えている。
なお、L記した選択ラチェット25.26は第2図(a
l、 (blに例示するように、活字輪13,14と対
向する側に駆動爪31.32が挿入可能な凹部43,4
4と、駆動爪31.32の第1の腕37゜38の先b=
4.s、4eが移動可能に係合する部分、ずなわち駆動
爪3L  32を小軸23,24を中心に回転させるた
めのガイド部47.48を設けである。また、上記した
軸受17,18の突起部21.22は駆動爪31.32
の第2の腕39゜40の軸受17,18への接近を規制
する規制部を構成している。
上記した活字輪13,14、駆動爪31,32、選択ラ
チェット25.26は次のようにして回転軸11に装着
される。すなわち、例えば回転軸11に第1の活字輪1
3の軸受17部分が挿入され、次いで駆動爪31の穴3
3が第1の活字輪13の軸23に挿入され、第1の腕3
7の突起35が軸受17の空隙部19に挿入され、次い
で例えばこの突起35が回転軸11の切欠き部12に係
合される。また第2の腕39は軸受17の突起部21に
係合するように装着される。次いで第1の選択ラチェッ
ト25の孔27が回転軸11に入れられ、この第1の選
択ラチェット25が、その第1の歯部29が第1の活字
輪13の周側に設けられた第1の活字体の位置に対応す
るように、第1の活字輪13に嵌着される。
同様にして、回転軸11に第2の活字輪14の軸受18
部分が挿入され、次いで駆動爪32の穴34が第2の活
字輪14の軸25に挿入され、第1の腕38の突起36
が軸受18の空隙部20に挿入され、次いで例えばこの
突起36が回転軸11の切欠き部12に係合される。ま
た、第2の腕40は軸受18の突起部22に係合するよ
うに装着される。次いで第2の選択ラチェット26が、
その第2の歯部30のそれぞれの位置が第2の活字輪1
4の周側に設けられた第2の活字体の位置に対応するよ
うにして第2の活字輪14にff1着される。
そして、上記した第1の活字輪13.第1に選択ラチェ
ット25.第2の活字輪14.第2の選択ラチェット2
6は、第1の歯部29の位相と第2の歯部30の位相と
が異なるように、例えば互いに1/2ピツチずれるよう
に、すなわち第1の歯部29間に対応する位置に第2の
歯部30が位置するようにして回転軸ll上に配置され
る。
即ち、上述の如くして第1の活字輪13.駆動爪31.
第1の選択ラチェット25からなる第1の活字輪ユニツ
)PWUIと、第2の活字輪14゜駆動爪32.第2の
選択ラチェット26からなる第2の活字輪ユニットPW
U2とは、交互に密着して各4個づつ回転軸11上に配
置される。また、この活字輪ユニットPWUI、PWU
2は回転軸ll上において1桁分だけ往復シフト(摺動
)可能とされており、このための構成が第5図に示され
ている。第5図において、93は活字輪ユニット群PW
U1・・・、PWU2・・・を図示左方に押圧するバネ
で、このバネ93に押圧された活字ユニット群と一体に
なって回転軸11上を摺動する摺動体94には、プリン
タ枠体95に軸支された端面カム96が常時当接してい
る。この端面カム96は、例えば前記したモータ90の
回転を、一方向クラッチを含む第2のギヤ列92を介し
て伝達されるようになっており、モータ90の後述する
リセット動作時の逆転時に、該端面カム96は例えば1
80°毎回転してその高部96aと低部96bとを交互
に上記摺動体94に当接させるようになっている。従っ
て、端面カム96の回転位置によって、活字輪ユニット
群は第5図の左方位置、もしくは上記バネ93に抗して
1桁分右方にシフトした位置を択一的にとれるようにな
っている。
一方ここで、第1図に示す49.50は、選択ラチェッ
ト25.26の回転を係止可能な第1の係止爪、第2の
係止爪で、選択ラチェット25゜26の歯部29,30
に係合する爪部51.52を先端に有し、中央に回動軸
53が挿入される穴54.55を有している。
56は駆動源たとえば電磁コイルで、中央に回動軸53
が回動可能に挿入される穴57を有している。58は、
この電磁コイル56を保持する保持台で、Sf電磁コイ
ル56この保持台58の上部に形成される扇状の突出部
59において保持されている。なお、上記した第1の係
止爪49の下部には図示はされていないが隣接した電磁
コイルの保持台の突出部の形状に泪応し、やや大きめの
扇形の切欠き部が、また第2の係止爪50の下部には保
持台58の突出部59の形状に相応し、やや大きめの扇
状の切欠き部60が形成されている。
61は電磁コイル56を取囲むように装着されるヨーク
で、一方の側部に切欠き部62を有している。63は非
磁性体からなる回動体で、中央に回動軸53が嵌入され
る穴64を有し、周側にヨーク61の切欠き部62に係
合する突出部65を有している。この回動体63は回動
軸53と一体に回動する。
また、66.67は係止爪49.50を選択ラチェット
25.26と係合する状態および選択ラチェット25.
26から離脱する状態に保持可能なばね部材で、上端に
係止爪49.50の末端部の下方部分68.69、上方
部分70.71にそれぞれ係合可能な上方部分72.7
3および下方部分74.75からなる折曲げ部76.7
7をそれぞれ備えている。
そして、これらの係止爪49,50、電磁コイル56等
よりなる前記した選択ラチェットSUの組立てに際して
は、上述したように電磁コイル56を囲むようにしてヨ
ーク61がこの電磁コイル56に装着され、回動体63
の突出部65がヨーク61の切欠き部62に適合するよ
うに配置され、係止爪49,50が回動軸53に対して
回動可能に、係止爪50はその切欠き部60が保持台5
8の突出部59に適合するよう、また、係止爪49にお
いても隣接した電磁コイルに対して同様に装着され、上
述したように回動体63は回動軸53に一体に設けられ
る。このように組立てられた状態にあっては、係止爪4
9.50の胴部78.79はヨーク61の側端面80.
81のそれぞれに対向するように配置される。
なお、上述の如くして組立てられる選択ユニットSUは
、前述したように第1.第2の活字輪ユニットPWUI
、PWU2の1組に対して1個づつ対応して桁方向に配
置され、この実施例では第4.5図に示すように4個の
選択ユニットSUが設けられる。そして、選択ユニット
SUの係止爪49.50は、前述した活字輪ユニットP
WUI。
PWU2のシフト位置の如何にかかわらず対応する第1
の選択ラチェット25.第2の選択ラチェット26にそ
れぞれ係合可能となっている。
このように構成した実施例における動作は次のとおりで
ある。
いま初期状態においては、前記した活字輪ユニット群P
WU1・・・、PWU2・・・は右または左方に寄った
位置にあり、例えば該実施例においては、第4図(al
に示すように活字輪ユニット群が左側にシフトされて、
左端の第1の活字輪ユニット群PWUIが基準線BLに
一致した位置にあるものとする。そして、この時第1の
活字輪13・・・は用紙P上の16.12,8,4桁目
に対応した位置に、また、第2の活字輪14・・・は同
じく、14,10゜6.2桁目に対応した位置にある。
また、この時第3図Ta)に示すように、係止爪49.
50の末端部の上方部分70.71にばね部材66.6
7の折曲げ部76.77の下方部分74.75が係合さ
れた待機状態で、しかも第2図(alに示すように、回
転軸11の切欠き部12に駆動爪31.32の突起35
.36が係合された状態にある。
そして、この時印字指令信号に基づき前記モータ90が
正転し、これによって回転軸11が、第2図(alの矢
印82方向に、すなわち第3図(a)の矢印83方向に
回転し、回動軸53が同第3図(a)の矢印84に回動
すると、回転軸11の回転に伴って第2図(a)に示す
ように切欠き部12の第1の面12aが駆動爪31.3
2の第2の面41.42を押圧することによって駆動爪
31.32に回転力が伝えられる。さらにこの回転力は
駆動爪31゜32の第1の腕37.38の先端45.4
6から選択ラチェット25.26のガイド部47.48
に伝えられ、これによって選択ラチェット25゜26が
回転し、また、この回転駆動力は駆動爪31゜32の穴
33.34から活字輪13,14の小軸23.24に伝
えられ活字輪13.14も回転軸11と一体的に同矢印
82方向に回転する。なおこの間、回動軸53の回動に
伴って回動体63およびヨーク61が回動するものの、
係止爪49゜50には回動軸53の回動力が伝えられて
いないことから、これらの係止爪49.50は第3図(
alに示す待機状態に保たれる。
このようにして各活字輪13・・・、14・・・が回転
すると、活字選択指令信号に基づき先ず偶数桁(16,
14,12,10,8,6,4,2桁)目の活字体を選
択すべく、各第1および第2の活字輪13.14・・・
の所望の活字体が図示しないプラテンに対応する印刷位
置近くに至ったとき、対応する各電磁コイル56・・・
がそれぞれ所定タイミングで通電され、これによって係
止爪49,50の胴部78.79がヨーク61の側端面
80.81に吸着される。したがって、当該係止爪49
゜50は第3図(b)、 (c)の矢印85で示すよう
に、ヨーク61と一体的に回動しようとするが、このと
き例えば第1の係止爪49の爪部51が第1の選択ラチ
ェット25の第1の歯部29間に位置すると、第3図(
b)に示すように当該係と爪49の末端部がばね部材6
6の折曲げ部76を乗り越えて同矢印85方向に回動し
、爪部51と第1の歯部29とが係合し、これによって
第1の選択ラチェット25の回転、すなわち7fJlの
活字輪13の回転は係止される。従って、かかる動作に
より16゜12.8,4桁目において所望の活字体が印
字位置において選択・停止させられることになる。
(第4図(alにおいて、例えば用紙P上に印字された
印字データの数字「1」に対応する活字体が選択される
。なお、16.12,8,4桁目において同一の活字体
が選択された如く図示されているが、これは説明の便宜
上同一数字を描いであるもので、実際には各桁別個のも
のが選択され、印字不要桁には活字体中のブランク部が
選択されることになる。これは以後の活字選択において
も同様である。) 一方、第2の係止爪50は、前述したように1/2のピ
ッチの位相のrれに伴って、第1の係止爪49が第1の
選択ラチェット25と係合した状態では第3図(C)に
示すように爪部52が第2の選択ラナエット26の第2
の歯部30に当接し、この状態で保たれる。したがって
第2の選択ラチェット26および第2の活字輪14は回
転を続ける。
また、例えば第1の活字輪13の回転係止と同期して電
磁コイル59への通電が解除されると、回動軸53の回
動力の第2の係止爪5oへの伝達は断たれ、ばね部材6
6の力によりこの第2の係止爪50は第3図(a)に示
す待機状態に復帰する。したがって回動軸53の回動に
かかわらずこの第2の係止爪50と第2の選択ラチェッ
ト26とは係合しない。
なお、上記したように第1の係止爪49によって第1の
選択ラチェット25の回転が係止された際、引続き行わ
れる回転軸11の第2図(alの矢印82方向の回転に
伴って、駆動爪31の第1の腕37の先@45が第1の
選択ラチェット25に設けたガイド部47に案内されて
第2図(b)の矢印86で示すように外方に移動し、す
なわちこの駆動爪31は第2の腕39のばね力に抗して
拡げられ、これによって第1の腕37の突起35と回転
軸11の切欠き部12との係合が解かれ、回転軸11の
回転力の第1の選択ラチェット25.第1の活字輪13
への伝達が断たれる。
このようにして、第1の活字輪13の所望の活字体の印
刷位置への位置決めが行われる。なおこのとき第1の係
止爪49は、ばね部材66のばね力によって第1の選択
ラチェット25の第1の歯部29に保合する保合状態に
安定して保持される。
そして、上記と同様にして第2の係止爪50の爪部52
が第2の選択ラチェット26の第2の歯部30間に位置
すると、第3図(b)の矢印85で示すように、当該係
止爪50の末端部がばね部材67の折曲げ部77を乗り
越えてヨーク61と一体的に回動し、爪部52と第2の
歯部30とが係合し、これによって第2の選択ラチェッ
ト26の回転が係止され、また駆動爪32が上記と同様
に拡げられて、回転軸11の回転力の第2の選択ラチェ
ット26.第2の活字輪14への伝達が断たれる。
従って、第2の活字輪14・・・による1 4. l 
0゜6.2桁目の活字体の選択が行われ、前述した第1
の活字輪13・・・による16.12,8,4桁目の活
字選択と相俟って、偶数桁(L 6,14,12゜10
.8.6,4.2桁目)の活字選択が終了したこととな
る。なる、これら第1の活字輪13゜・・・によるi(
i、12,8,4桁目の活字選択と第2の活字輪14.
・・・による14,10,6,2桁目の活字選択とは、
活字選択指令信号に基づいて適宜順序で行われ、上記説
明とは逆に第2の活字輪14が先に選択された場合は、
第1の係止爪49はその爪部51が第1の選択ラチェッ
ト25の歯部29と当接して回転を続け、引続いて行わ
れる電磁コイル56への通電動作により所望の印刷位置
へ位置決めされる。また、この偶数桁の活字選択は第6
図のタイミングチャートにおいてはT1で、示す同一行
程で示されている。
然る後印字指令に基づき、プラテンまたは各活字輪ユニ
ット鮮の相対回動によって、用iP上に、各活字輪13
・・・、14・・・に塗付されたインクすたはインクリ
ボンによって偶数桁の印字がなされる。
第4図(83の用紙P上にはこの偶数桁の印字データが
示されている。
そして、偶数桁の印刷が終了すると、続くリセット指令
信号に基づき、電磁コーイル56に通電し7てヨーク6
1に係止爪49,50を吸M”セた状態において、回動
軸53を第3図(tllの矢印87方向に逆転させる。
これによって例えば係止爪49゜50の末端部の下方部
分68.69がばね部材66゜67の折曲げ部76.7
7を乗り越えるようにして回動し、係止爪49,50と
選択ラチェット25゜26との保合が解かれる。また同
じくリセット指令信号によりモータ90が逆転し、回転
軸11を第2図(b)の矢印88方向に逆転させること
により、駆動爪31の第2の腕39のばね力によって第
1の@37.38の突起35.36が回転軸11の切欠
き部12に係合し、第2図(a)に示すように、回転軸
11の回転力が選択ラチェツ1−25.26、活字il
s、+4に伝達可能な状態となる。
また、上述したリセット指令1言号に基づくモータ90
の逆転によって、前述したように第2のギヤ列92の一
方向クラッチが「ON」状態となって端面カム96が回
転し、これによって活字輪ユニット群p W U 1・
・・、PWU2・・・が第5図で右方向に1桁分だけバ
ネ93に抗してシフトされ、この位置を維持される。そ
して、これによって第1の活字輪13・・・は15,1
1,7.3桁目に対応する位置に、また第2の活字輪1
4・・・は、13゜9.5.1桁目に対応する位置にそ
れぞれ位置付けられる。
そして、前述と全く同様に偶数桁の活字選択指令信号に
基づき、第1の活字輪13・・・による、15.11.
7,3桁目の活字選択と、第2の活字輪14・・・によ
る、13.9,5.1rijU(7)活字選択とが行わ
れ、、同様に印字がなされる。これによって用紙P上に
は第4図(hlに示すように1行分の印字データが得ら
れることになる。印字終了後は、同様にリセット信号に
基づき各活字輪ユニットPWU1.PWU2および選択
ユニットSUは第2図(a)、第3図(a)に示す初期
状態に復することとなる。また、このリセット信号に基
づくモータ90の逆転によって前記端面カム96が回転
してこれによって活字輪ユニット群はバネ93に押され
て第4図(a)に示した状態に戻る。また、このタイミ
ングに応じて図示せぬ紙送りメカニズムが作動して1行
分の祇送りがなされるようになっている。
このように構成しである実施例にあっては、第1の選択
ラチェット25の第1の歯部29の位相と、第2の選択
ラチェット26の第2の歯部30の位相とを1/2ピツ
チずらすように配置しであることから、選択ラチェット
25.26のうちの一方の回転を係止させても他方の回
転を係止させることなく当該回転を続行させ、第1の活
字輪13に係る活字体、第2の活字輪重4に係る活字体
を所望の印刷位置に位置決めすることができ、しかもこ
れらの選択ラチェッ)25.2Gの回転の係止動作を電
磁コイル56.ヨーク611回動体63を含む1つの電
磁クラッチによって実現させることができ、選択ラチェ
ツ125,26、及び図示外の選択ラチェットの回転を
係止させる駆動源の数が少な(て済む。
また、上記構成に加えて、活字輪ユニットPWUl、P
WU2を1桁分往復シフ1−するようにしているので、
例えば16指分の印字を行うプリンタにあ°つて活字輪
13,14の数も半減でき、全体の部品点数を大幅に削
減でき、組立工数も低減できてコストダウンに寄与する
ところ大となる。
また、上記のシフト機構は活字輪駆動用のモータ90の
回転を利用しているので、何等駆動源を増すことがない
また、選択ラチェット25.26の回転の係止を当該ラ
チェット25.26の歯部29,30と係合する爪部5
1.52を有する係止爪49,50の回動動作によって
行うようにしであることから、当該選択ラチェット25
.26の回転の係止、すなわち活字輪13,14の回転
の係止を確実に行うことができる。
また、選択ラチェット25.26を活字輪13゜14に
別体に設けるとともに、これらの選択ラチェット25.
26に駆動爪31.32を回動させるためのガイド部4
7.48を設け、回転軸11の切欠き部12が該回転軸
11の軸心O方向に向かって延伸する第1の面12aを
有し、駆動爪31.32の第1の腕37.38の突起3
5゜36が第1の面12aに適合可能な第2の面41゜
42を有し、活字選択に際しては、回転軸重1の回転に
伴って切欠き部12の第1の面12aが突起35.36
の第2の面41.42を押圧する構成にしであることか
ら、すなわち回転軸11の回転方向に対して直交する面
内を介して、かつ回転軸11と突起35.36との間の
摩擦力にほとんど影響されることなく、当該回転軸11
の回転力を活字輪13,14に伝えることができること
から、仮に高速回転に際しても駆動爪31.32のばね
力を最小に抑制することができ、したがって回転軸11
を駆動するトルクが小さくなり、この回転軸11を駆動
するモータを小型にできる。また、駆動爪31.32の
活字輪13.14への装着作業が容易となり、組立作業
工数が少なくて済む。
また、駆動爪31.32が回転軸11の切欠き部12に
係合可能な突起35.36を有し、かつ剛性を有する第
1の腕37.38と、該第1の腕37.38に一体に設
けられ、弾性を有する第2の腕39.40とからなり、
駆動爪31.32の活字輪13,14への装着に際して
、第2の腕39゜40をたわめることにより生じるばね
力は、軸23゜24と穴33.34との係合部分で支持
されているので、駆動爪31.32の位置が安定し、回
転軸11の回転力を確実に活字輪13,14へ伝達する
ことが可能であり、当該°駆動爪31+32の活字輪1
3.14への装着作業を容易に行うことができる。
また、停止爪49.50を選択ラチェット25゜26と
係合する状態、および選択ラチェット25゜26から離
脱する状態に保持可能なはね部材66゜67を備えた構
成であり、前述の如く、電磁コイル56に通電し、回転
軸53の回動方向を変えるだけで、何らカム部材等を介
在させる、二となく係止爪4’9.50と選択ラチェッ
ト25.26との保合を解除させることができ、この係
止爪4′J。
50の戻し機構の構造が簡単である。
なお、上述し、た実施例においては、前記回転軸ll上
において活字輪ユニット群P WU 1・・・、PWU
2・・・を桁方向にシフトさせているか、回Or、 %
+11と共に活字輪ユニット群をシフトするようにして
も良く、また、場合によっては選択ユニットSU側をシ
フトさせるようにしても良い。しかしながら選択ユニッ
ト群SU・・・側に電磁手段があってこれへの供電手段
が必要であることを勘案すると実施例のように活字輪ユ
ニット側をシフトするようにした方が、実現容易で信頼
性が高い、なおまた、シフト手段としては端面カム以外
の種々の変形が可能で、本件発明の精神を逸脱しない範
囲での種々の変形は総て本件請求の範囲に含まれること
勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、活字輪の数、並びに活字
輪の回転を係止するための電fet駆動源の数を半減で
き、部品点数・組立工数の低減に大きく寄与して大幅な
コストダウンが計れる。また、部材配置に対する制約が
緩和できて他部材の配置設計の自由度が高まるという、
この種小型の活字輪型プリンタにあって顕著なる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプリンタの一実施例の要部を示す分解
斜視図、第2図(al、 (blは第1図に示す実施例
に備えられる回転軸と駆動爪との係合間係を示す説明図
で、第2図(alは回転軸と駆動爪とが係合した保合状
態を示す説明図、第2図(b)は回転軸と駆動爪との保
合が解かれた非保合状態を示す説明図、第3図(a)、
 (b)、 (C)は第1図に示す実施例に備えられる
選択ラチェットと係止爪とばね部材との保合関係を示す
説明図で、第3図(alは係止爪が駆動される前の待機
状態を示す説明図、第3図(b)は係止爪が選択ラチェ
ットに係合した係合状態を示す説明図、第3図(C)は
係止爪と選択ラチェットが係合していない非保合状態を
示す説明図、第4図(at、 (b)は活字輪のシフト
位置と用紙上の印字データを示す説明図で、第4図(a
lは偶数桁の印字状態を示す説明図、第4図(blは奇
数桁の印字状態を示す説明図、第5図は活字輪のシフト
動作を示す節略化した説明図、第6図はタイミングチャ
ート図である。 PWUI・・・第1の活字輪ユニット、PWU2・・・
第2の活字輪ユニット、SU・・・選択ユニット、11
・・・回転軸、13・・・第1の活字輪、■・1・・・
第2の活字輪、15.16・・・周側、25・・・第1
の選択ラチェット(ギヤ体)、26・・・第2の選択ラ
チェット(ギヤ体)、29・・・第1の歯部、30・・
・第2の歯部、49・・・第1の係止爪、50・・・第
2の係止爪、53・・・回動軸、56・・・電磁コイル
、58・・・保持台、61・・・ヨーク、63・・・回
動体、90・・・モータ、91・・・第1のギヤ列、9
2・・・第2のギヤ列、93・・・バネ、94・・・摺
動体、96・・・端面カム。 第2図 (a) (jz) 第3図 第4図 tσノ (b) 第5図 第6図 肩JLす

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転軸上には、この回転軸に装着され、周側に第
    1の活字体を有する第1の活字輪と、この第1の活字輪
    とクラッチ手段を介して一体的に回転し、周側に上記第
    1の活字体に対応する位置に形成される第1の歯部を有
    する第1の選択ギヤ体と、上記回転軸に装着され、周側
    に第2の活字体を有する第2の活字輪と、この第2の活
    字輪とクラッチ手段を介して一体的に回転し、周側に上
    記第2の活字体に対応する位置に形成される第2の歯部
    を有する第2の選択ギヤ体とを、上記第1の歯部の位相
    と上記第2の歯部の位相とが異なるように配置するとと
    もに、上記第1の活字輪並びに第1の選択ギヤ体を含む
    第1の活字輪ユニットと、上記第2の活字輪並びに第2
    の選択ギヤ体を含む第2の活字輪ユニットとを交互に複
    数個配設し、一方、上記第1の選択ギヤ体の回転を係止
    可能な第1の係止爪と、上記第2の選択ギヤ体の回転を
    係止可能な第2の係止爪と、これらの第1の係止爪およ
    び第2の係止爪を同時に駆動させる電磁駆動手段を含む
    選択ユニットを、上記第1の活字輪ユニットと第2の活
    字輪ユニットの1組にそれぞれ各1個づつ対応させて桁
    方向に複数個設け、且つ、上記第1の活字輪ユニット、
    第2の活字輪ユニットと上記選択ユニットとを相対的に
    1桁分だけ往復シフトさせるシフト手段を設けてなるこ
    とを特徴とする活字輪型プリンタ。
  2. (2)上記第1の活字輪ユニットと第2の活字輪ユニッ
    トは、上記回転軸上で往復シフト可能に取付けられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の活
    字輪型プリンタ。
JP2296286A 1986-02-06 1986-02-06 活字輪型プリンタ Pending JPS62181152A (ja)

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