JPS62180208A - 表面形状計測方法及び装置 - Google Patents

表面形状計測方法及び装置

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JPS62180208A
JPS62180208A JP2355886A JP2355886A JPS62180208A JP S62180208 A JPS62180208 A JP S62180208A JP 2355886 A JP2355886 A JP 2355886A JP 2355886 A JP2355886 A JP 2355886A JP S62180208 A JPS62180208 A JP S62180208A
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JP
Japan
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distance
measured
amount
surface shape
measurement
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JP2355886A
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English (en)
Inventor
Utaro Taira
卯太郎 平
Yoichi Tamura
洋一 田村
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は厚板等の搬送工程に等間隔に配して固定配置し
た4個以上の距離センサにて、搬送材等の被測定物が各
距離センサ配置間隔分移動する都度の距離測定値を得、
その測定値に基づき被測定物の表面形状を計測する方法
及びその実施に使用する装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、厚板等の成形製品の表面形状の計測方法としては
、第12図に示すように、搬送される搬送材11の長手
(li!!送)方向に等間隔にて3個の距離センサ13
1.132.133を並設し、搬送材11が距離センサ
131 、132.133の配置間隔分搬送される都度
、各距離センサ131 、132.133の距離測定値
を検出する方法が知られている。
以下この方法につき詳しく説明する。
1a送材11は、1対のレール12.12に固持されて
いるテーブルロール13.13・・・の図示しない駆動
系の作用による回転に伴って図中白抜矢符方向に搬送さ
れることになっており、またテーブルロール13、13
・・・の回転数が演算装置20に与えられるようになっ
ている。
1本のレール12上にはレール12の延設方向にLだけ
の距離を隔てて3個の距離センサ131 、132.1
33が並設固定してあり、距離センサ131,132.
133は搬送材11の表面〜各距離センサ131 、1
32.133間の離隔距離を測定し、測定結果を演算装
置20に入力する。
演算装置20はテーブルロール13.13・・・の回転
数を計数することにより、搬送材11が距離センサ配置
間距離りだけ移動したことを検出すると、その移動の都
度各距離センサ131 、132.133出力y1.。
を逐次読込んで蓄積する。
ここで添字1+J は共に自然数であって、iは測定位
置又は距離センサ出力値の読込位置を示す番号、即ち測
定時の搬送材11の占位位置を示す番号であり、また、
jは各距離センサ131 、132.133により順次
距離を測定される点の通し番号である。
このjに対応する搬送材11表面位置を図面に■。
■・・・で示す。例えば各距離センサ131 、132
.133がフリ定開始位置(i=1の位置)にある場合
の、該1般送材11の1般送方向における最前側に位置
する距λ11センサ131に正対する位置がj=1の測
定点となり、以下移動方向にLだけ偏位した位置が夫々
第2測定点■、第3測定点■・・・となる。
次いで、この蓄積データに基づき、次に述べるような演
算を実行し、搬送材11の基4!搬送位置からの搬送材
11の偏位量(具体的には中間に位置する距離センサ1
32に正対する搬送材11表面測定位置の偏位量)及び
中間に位置する距離センサ132に正対する搬送材11
表面測定位置を支点にして、水平面内で回動する距離セ
ンサ131,133夫々に対応するlit!送材11表
面測定位置の首振量を補正することにより、搬送材11
の前記各測定点における表面形状を計ベリする。
次に、この演算内容について第13図に基づき説明する
。第13図は搬送材11表面の測定位置及び各距離セン
サ131 、132.133の距離測定値、搬送材11
の偏位量1首振量を示す説明図であり、図中Cは順送材
11の基準搬送位置を示す基準線である。
演算装置20は搬送材11が測定開始位置(i=1)に
あるときの各距離センサ131 、132.133出力
(距する。
ところで、距離センサ132に正対する搬送材11表面
の測定点は第13図に示すように搬送材11の幅方向に
基準線Cからdlだけ偏位し、また、両側距離センサ1
31.133に正対する搬送材11表面の測定点は±に
、だけ偏位しているとする。ここで基準線Cは(股送材
11の基準搬送位置を示す線であり、偏位量d、の符号
は搬送材11が基準線Cから距離センサ131 、13
2.133側に位置する場合を正とし、逆方向に位置す
る場合を負とし、また、首振量に1の符号は搬送材11
が距離センサ131.132.133に対して接近する
向きを負とし、離反する向きを正とする。
今、各測定点における真正の表面形状計測値(搬送材1
1表面〜基準線C間距離)を)’j  (J=1.2・
・・)とすると、これらの値とセンサ出力との間におい
て、図示の場合には次の関係が成立する。
但し、ε31.は距離センサ131,132.133そ
れ自体が有する測定誤差であり、なお、(11式におい
てy++2の項にに1が存在しないのは、前述した如く
距離センサ132に正対する(殻送材11の測定点を首
撮りの支点と見做したことによる。
次いで、演算装置20のテーブルロール13,13・・
・の回転数の計数によりII送材11がLだけ移動した
ことを検出すると、即ちi=2の測定位置に移動y2,
4を読み込む。この場合も同様に次の関係が成立する。
次いで、下記(3)式に示す演算を実行し、第3測定点
■についての距離センサ132.133の距離測定値の
差すを求める。
ここでbは距離センサ132に正対する搬送材11の測
定点が仮基準線C’  (第1測定位置(i−1)にお
ける、距離センサ131,132,133に正対する搬
送材11の3個の測定点を結ぶ直線〕上にある状態で移
動する場合は零になるはずの値である。図示の例では搬
送材11の第1測定位置における距離センサ132に正
対する搬送材11の測定点の前記偏位量d1と第2/1
I11定位置における偏位量d2との差d2−d、から
第1測定位置における距離センサ133に正対する搬送
材11の測定点の首振量に、を差し引いた値に相当する
。また、第1測定位置における首振量に1と第2測定位
置における首振量にごとの差k 2  k 1に相当す
るaを下記(4)式にて求める。
次に、このaとbとに基づき下記(5)式に示す演求め
る。
y2・4−y2I4+a−b 2  ()’ 213   Y l13)雷)’4  
 d+   2に1 +(−ε112+261+3 2
ε2,3+ε2,2+ε2I4)−・・(5) この補正値y2,4は第1測定位置(i −1)におけ
る距離センサ131 、132.133に正対する搬送
材11の3(lllIの測定点を結ぶ直線を仮基準線C
′とし、この仮基準線C′と測定点■との距離を表す値
である。
また、別の表現をすればこの補正値は、距離測定値y1
1、から搬送材11の偏位量(di)、首振量(ki)
を補正した後のj点における距離測定値である。
次いで、搬送材11が第3測定位置(i=3)に占位し
たことを検出すると、そのときのセンサ出を得る。
そして、同様に下記(7)式に示す演算を実行すること
により第5測定位置■における補正値y3,5を求める
=Vs  d+  3kl+(2ε1+2+3ε1,3
+2ε2,2 4ε2+3”2ε2+3+ε3+3−2
ε314+ε3I5)°1°(7)但し、 さて、表面形状は各測定位置における相対的な凹凸が問
題となり、各測定位置における成る特定基準線から表面
に至る距離の絶対量を求めることは必ずしも必要ではな
い。
従って本来の基準線Cからの距離y4+  ys・・・
を必ずしも求める必要はなく、仮基準線C′からの距離
y2+4+)’3+S等を求めて、これを用いてもよい
。なお基準線Cからの距離yJと仮基準線C′からの距
1111yu;とは(51,+71式にみられるように )’+、r=)’J (±)d、 (±)(I2)k+
+(測定誤差成分) として表わされ、右辺第2.3項が仮基準値C′を表わ
す1次式となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の方法による場合は、表面形状値中
に含まれる測定誤差ε31.成分が測定位置の進行につ
れて著しく増加し、この結果精度の良い測定が行えない
という問題点があった。
即ち、前述の+51. +71式より明らかなようにy
2+4゜ys、5中には夫々151. (71式の右辺
第4項に示すような測定誤差成分を含んでいる。
ると、 )’4.6−’/6  d+   4kl + (−3
81,2+4ε1・3+382+2  6ε2・3+3
ε2・4”2’3+3  483+4”2ε3+S +
84+4−26..5+ε1,6)   ・・・(9)
ys、7  =3’7   d+  −5kl +  
(−46!、2+5εl+3”4ε2+2 8ε2+3
 +4 ” 2+4+3 ε3+3  6 ε3+4”
3  ε315 +28414−464,5+2 ε4
16  +εS+5  2 εS+6+ε5,7)  
 ・・・αφ )’6+11 −ye   d+   6に+  + 
 (5$112+66I+3”5 ε2+2−10ε2
+3”5 ε2.。
+4ε3+38’314”4ε3.5+3e414−6
 ε4+5 +364+5+2 εS+5  4 ε5
−+6″2 εS+7  +86+6  2 ε6+?
  +εs+e)・・・(11) となり、夫々第4項中に測定誤差成分を含む。
そして、上記各測定誤差成分の測定精度に与える影響を
厳正に評価すべき、誤差要素の係数の2乗和平方根(以
下測定誤差の累積という)を具体的に求めると、次のよ
うになる。
(以下余白) )’21<については /(−1)2+22÷12+ (−2)2+12−&1
1N3.32・・・(12) 73+5については &(−2)2+32+22+(−4)”+22+12+
(−2)2+12−v743”−6,56・・・(13
)I4.6については v’(−3)2+42+32+ (−6)2÷32+2
2+ (−4)2+22+1’ + (−2)”+12
−−7109 ’−10,44・・・(14)ys、7
については &、(−4)2 +52 +42 ÷ (−8)2 +
42 、+32 +  (−6)2 +3”  +22
 ÷ (−4)”  +22 +1”  +  (−2
)2 +12−/221 l−114,87・・・(1
5)ys、sについては V(−5)+62 +5”  +(−10+52 +4
”  +  (−8+4’  +32 +(−6+32
 +22 + (−4+22 ・I2 +  (−2)
+1”鴫−1391m1ta、77         
  ・・・(16)(12)〜(16)式から明らかな
ように、上述の如き方法にあっては、測定位置の進行に
従って測定誤差の累積が飛躍的に増大する結果、この測
定誤差の累積効果により後半の測定位置にあっては前記
補正値は大きな誤差成分を含んだものとなり(下記第1
表に各測定点における累積を示す)、精度のよい表面形
状の計測が行えない。
第   1   表 (但し、小数第2位以下四捨五入) そこで、本発明者は上記問題点を解決すべく、上述の如
く、搬送材が距離センサ配置間隔りだけ移動する都度求
めた補正値を表面形状とする従来方法とは異なり、上記
距離測定値y5,4夫々につ 。
いて、これら距離測定値相互間の関係により導かれる搬
送材の3点の測定点の偏位置9首振量並びに真の表面形
状値を未知数とする多数の連立一次方程式を得、これを
一括して解くことにより表面形状を求める方法を本年1
月24日付で出願した。
その要旨は被測定物が搬送され、その搬送方向に等間隔
にて固定配置した:H1lilの距離センサを用いて、
被測定物が距離センサの配置間隔分搬送される都度の距
離測定値を得、これに基づき被測定物の表面形状を計測
する方法において、前記被測定物の距離測定点3点の内
の任意の1点の前記距離センサの表面に接近、離反する
方向への偏位量、前記距離測定点に対する他の2点の距
離測定点夫々の前記方向への首振量及びこれらの偏位量
1首振量がない場合の真の距離を未知数とし、これらと
前記距離測定値との関係を表す多数の連立一次方程式を
得、次いで、この連立一次方程式において、前記被測定
物の表面形状特定のための基準線とすべき直線が一義的
に定まるように、前記未知数の内通当な2つの値を0と
して、前記連立一次方程式を解くことにより、前記被測
定物の表面形状を計測することにある。
しかしながらこの方法においても場合によっては誤差の
累積を充分に低減できないという虞れがあった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、等間
隔に固定配置した4個以上の距離センサを用いて、搬送
される被測定物が距離センサの配置間隔分移動する都度
、そのときの各距離センサの距離測定値を得、該距離測
定値夫々について、これら距離測定値相互間の関係によ
り導かれる、被測定物の各測定点の偏位量1首振量並び
に後述する基準線を基準とする表面形状値(真の距離)
を未知数とする連立一次方程式を得、これを最小2乗法
を用いて解くことにより、搬送される被測定物の表面形
状を求めることとして、測定誤差の累積を大幅に低減し
得、この結果精度の良い測定が行える表面形状計測方法
及びその実施に使用する装五を提供することを目的とす
る。
本発明に係る表面形状計測方法は、被測定物が順送され
、その1般送方向に等間隔にて固定配置したr  (r
≧4)個の距離センサを用いて、被測定物が距離センサ
の配置間隔分搬送される都度の距離測定値を得、これに
基づき被測定物の表面形状を計測する方法において、前
記被」り定物の距離測定点1点の内の任意の1点の前記
距離センサの表面に接近、離反する方向への偏位量、前
記距離測定点に対する他のr−1点の距離測定点夫々の
前記方向への首振量及びこれらの偏位量2首振量がない
場合の真の距離を未知数とし、これらと前記距離測定値
との関係を表す多数の連立一次方程式を得、次いで、こ
の連立一次方程式において、前記被測定物の表面形状特
定のための基準線とすべき直線が一義的に定まるように
、前記未知数の内適当な2つの値をOとして、最小2乗
法を用いて前記連立一次方程式を解くことにより、前記
被測定物の表面形状を計測することを特徴とする。
〔作用〕
本発明方法においては、搬送材が適宜移動される度に得
られる多数の連立一次方程式を、最小2乗法を用いて解
いて搬送材の表面形状を求めることにより、測定誤差成
分の影響が小さくなる。
〔実施例〕
以下本発明を、「=5とする場合の実施例を示す図面に
基づいて詳述する。第1図は本発明に係る表面形状計測
方法の実施状態を示す模式的平面図である。
被測定物たる搬送材1は、1対のレール2.2上にその
両端が固持されているテーブルロール3゜3・・・上に
載置されており、図示しない駆動系の作動による該テー
ブルロール3,3・・・の回転に伴って図中白抜矢符方
向にJli!送されている。またテーブルロール3,3
・・・の回転数が演算装置10に与えられる。
1本のレール2上には、レール2の延設方向にLだけ距
離を隔てて5個の距離センサ31,32.33゜34 
、35が並設固定してあり、距離センサ31.32.3
3゜34 、35は搬送材lの表面〜各距離センサ31
,32.33゜34.35間の離隔距離を測定し、測定
結果を演算装置10に入力する。
なお、このようなIII定系の構成は第12図で示した
従来方法のそれと距離センサの設置個数が5fIliI
である以外は同一である。
演算装置10はテーブルロール3,3・・・の回EMを
計数することにより、搬送材lが距離センサ配置間距離
したけ移動したことを検出すると、その都度前述の従来
方法で説明したのと同様の各距離センサ31,32,3
3,34.35出力)’i+jを逐次読込んで蓄積する
。そしてこの蓄積データに基づき次に述べるような演算
を実行することにより、搬送材1の移動中の偏位量1首
振量及び表面形状計測値を求める。
次に演算装置lOの演算内容について説明する。
今搬送材1が第1測定位置(i=1)から第n測定位置
(i=n)迄移動し、その都度各距離センサ31.32
.33.34.35出力を読込んだとすると、演算装置
10は各距離センサ31,32,33,34.35夫々
についてn+tm、合計50個の距離測定値7i+a 
 (t=l。
2・・・n、j=1+  2・・・n+4)を得る。演
算装置10はこの50個の距離測定値y19.夫々につ
いて、前述の従来法で説明した如き関係を作成する。そ
うすると、下記(17)式に示す50個の連立一次方程
式を得る。
但し、yJ、dl、に1については前述の従来法で説明
したものと同様であり、本発明では5個の距離センサを
使用するため、第2図に示すように距離センサ32.3
4に正対する測定点の首振量はに1、また、距離センサ
31.35に正対する測定点の首振量は2kiとなる。
また、測定誤差ε1.。
については後述するので、ここでは無視する。
尚、上記(17)式に示した5本1組の方程式の中で、
首振量に1が含まれない方程式に対応する測定点は、搬
送材の首振りの支点と見なしている点であるが、どの距
離センサに正対する測定点を支点と想定するかは任意で
あり、得られる50個の連立一次方程式は上記(17)
式に限らない。
さて、(17)式は行列の積を用いて下記(18)式で
示される。
AX=Y  ・・・(18) 但し、Aは(17)式において未知数’/j、di。
klの係数で作られる(5n、 3n + 4 )行列
、Xは未知数yJ、d1.に1の(3n+4 、1 )
行列、Yは距離測定値y11.の(5n、 1 )行列
である。
(18)式の詳細は下記(19)式で示される。
但し、行列Aの空白部分は全てOである。
さて、先に述べたように表面形状は各測定点における相
対的な凹凸を求めればよ(、搬送ラインに定められた成
る特定の基準線から搬送けまでの距離の絶対量を求める
必要はなく、基準線としては任意の直線を選定すること
ができる。
そこで、令弟3図に示すようにn + 41mの測定点
〔■、■・・・@、 O,Q、Q、@)の中の、汗、意
の二側定点■、■(1≦lくm≦n+4)における真の
表面形状値y1.)’mを結ぶ直線を前述の基準線Cに
代え、仮基l憚線C1として選定し、この仮基準線01
〜各測定点間距離を真の表面形状値〔表面形状としては
搬送材1表面の■、■を結ぶ線からの凹凸〕とする。
そうすると、上記(17)式で示す連立一次方程式では
、yp =0.ylll =0となり、仮基準線C1を
基準にした連立−久方1′1式、つまり’/r−d+、
klの値が01を基準にした値となる連立一次方程式に
改められる。これにより行列Aは第22m列が消去され
た(5n、 3n+2 )行列A1となり、また、行列
Xは)’11.ymを消去された(3n’−2,1)行
列Xlとなる。従って(18)式は(20)式に、また
、(19)式は(21)式に改められる。
A、X、=Y   ・・・(20) (以下余白) 〔第1.mグ1シ肖去〕 但し、行列A1の空白部分は全てOである。
なお、仮基準線の定め方としては、上述の如く異なる2
測定点における表面形状値Yx、’/mを結ぶ、つまり
’/1.Yrnを同時にOとする組合せに係るものに限
るものではなく、未知数yJ、dl。
k、の以下の如き組合せであってもよい。
即ち、yJとdlとの組合せであって、第4図に示すよ
うに任意の1つの測定点、例えば■における表面形状値
y3と、他の測定点Oにおける偏位量dmをOとする直
線C2であってもよい。
この場合に2点を通る直線は一義的に定まることは明白
であり、上記(17)式においてyJ ”O。
dI[l=Oとしてこれを解くと、直線C2を基準とす
る表面形状が得られることになる。
また、yJとに1との組合せであって、第5図に示すよ
うにyJ =0.km−0とする、つまり傾き力< 1
filJ定点Oにおける搬送材1の傾きと同一であって
、yJを0とする、つまり測定点■を通る直線C3であ
ってもよい。この場合にも直線C3は一義的に定まるこ
とは明白であり、上記(17)式において、y3=0.
に□=Oとしてこれを解くと、直線C3を基準とする表
面形状が得られることになる。
また、d、2つの組合せであって、第6図に示すように
、例えば測定点■、Qにおけるdl。
dlを0とする直線C1であってもよい、この場合も直
線C1は一義的に定まり、上記(17)式においてdl
 =O,dIn=0として、これを解くと、直線C2を
基準とする表面形状が得られることになる。
また、dlとに1との組合せであって、第7図に示すよ
うに、例えば測定点■における偏位量d2を0とする点
を通り、測定点OにおけるkInを0とする、つまり傾
きが測定点Oにおける搬送材lの傾きと同一であって、
dl−0とする直線C5であってもよい。この場合も直
線C5は一義的に定まり、上記(17)式においてdl
−Q、km−〇として、これを解くと、直線C5を基準
とする表面形状が得られることになる。
なお、未知数3’J、di、klの2個の組合せとして
は6通りあるが、k、211mの組合せに係る場合は、
2つの傾きを与えても直線は特定できないので、この場
合には仮基準線は存在しない。また、第4図に示す組合
せであっても、例えば第8図に示すようにy3−0.d
1=0の組合せである場合は、直線C6が搬送材1の表
面に直交するので仮基準線とはなり得す、斯かる組合せ
は除外される。
従って、上記(17)式において未知数3’J、di。
k、の任意の2つの値を同時に0にする組合せの内、k
1同士を除く組合せであって、また、これらの2つの値
を同時に0にする直線が前記搬送材1の表面に対して成
る傾きを有するような直線が得られる組合せであれば、
仮基準線が存在する。
さて、再び上記(20)式に戻って、行列A、はn−1
という意味のない場合を除いては正方行列でなく、その
逆行列A〒1が存在しないのでとのままでは解くことが
できない。然るに(20)式は未知数の個数(3n+2
)よりも方程式の数が多い。
そこで、最小2乗法を用いれば(20)式を解くことが
できる。以下この解法の手順を説明すう。
先ず、(2o)式の両辺に行列A1の転置行列A +但
し、A1の詳細は下記(23)式で示される。
(以下余白) ・・・(23) そうすると、A、−A、は(3n+2.3n+2 )の
t 正方行列となり、その逆行列(AI  ・A、)−1が
存在するので、上記(22)式は解くことができる。
を 即ち、前記(22)式の両辺に(A  −AI)−’を
左から夫々掛は合せると、 (A、  ・A、)−1・A1 ・A1 ・X1=(A
1 ・A 1) −’  ・A1 ・Y・・・(24) となり、 L         t X 1− (A t  ・At>−’・A1 ・Y ・
・・(25)となる。
従って、(25)式で示される演算を実行することによ
り、仮基準線C1を基準とする表面形状値y I I 
 y2 °” yD−1+  3’ AI 1 °= 
’l m−r  *  Y m+ 1 °00yn 、
  )’n++ +  )Fn+2+  )’n+3+
  3!n++偏位量d1゜d2・・・dn及び首振i
tk+、に2・・・kn夫々を一括して求めることがで
きる。
なお、仮基準線を前述の他の組合せにより選定する場合
も同様に未知数の個数は3n+2となるので、同様にし
て)’j、di、に+を求めることができる。
ところで上述した説明は採取しようとする距離測定値が
全個数(5n個)欠落なく採取できることを前提とした
場合であるが、必ずしも全個数(5n個)採取する必要
はなくその一部の距離測定値が欠落しても表面形状を求
められる場合がある。搬送材が距離センサ配置間隔分移
動する前後の距離測定値相互の関係から偏位量1首振量
を補正するという本発明方法の原理に基づき、また3個
の距離センサにても同様に表面形状が求まることを考え
併せれば、例えば距離センサ配置間隔分移動の前後で、
ともに何れかの距離センサにて距離測定される測定点が
少なくとも2点あればよいことになる。
従って、もし距離測定値の中で欠落が生じたとしても上
述した条件、つまり距離センサ配置間隔分移動の前後で
いずれも確実に距離測定される測定点が2点以上である
条件を満たしていれば、搬送材の形状計測は可能である
。つまり、何等かの事情により、搬送材移動中の距離測
定値に欠落が生じても上述の条件を満たしていれば前記
(17)式に示した50本の方程式の中で、欠落した測
定値3Fi+Jを含む方程式を除いた残りの方程式に対
して、前述した演算を実行することにより、距離測定値
の欠落がない場合と同様に搬送材の形状(真の距離)y
l、3’2−Y」口t−+I)’」口t+r””’jm
−1+Vm++””yn+4 (但し!n =)’m 
=O) 、偏位itd+、d2・・・dn1首振量に、
、に2・・・knを求めることができる。
第9図は距離測定値欠落の1例を示す模式図であり、搬
送材1について、第1測定位置では■〜■の全ての測定
点につき距離測定可能であり、また第2測定位置では■
、■、■測定点につき距離測定可能であって、■、■測
定点では距離測定不可能である(つまり第2/I11定
位置における測定点■、■が距離測定値欠落)場合を示
している。するとこの例では■、■の測定点が前述した
、搬送材移動の前後でともに何れかの距離センサによっ
て確実に距離測定される測定点に相当し、前述した測定
条件の2測定点が存在するので表面形状の計測が行える
次に、本発明方法による場合の測定誤差について説明す
る。今、上記(25)式における(AI  ・A、)−
1・A、の各要素をaP+Q  (p=1.z+−・3
n+1,3n+2 、q= 1,2・・・5n−1,5
n)とすると、X、の各要素の内yjは)’Jl ”3
’m =0 <2<l<m<n+4)だから下記(26
)式で示される。
(以下余白) ・・・ (26) 定誤差εilj も全く同様にして ・・・(27) となり、X、の各要素の測定誤差となって加算されるこ
とになる。
従って、本発明方法による場合の測定誤差の累関し、各
行毎に計算したそれらの2乗和の平方根1 (ap+1
 ) 2+ (aP12 ) 2+−+ (aPI5n
−2) 2+ (ap+sn−+) 2+ (ap、5
n) 2) ”    −(2B)によって評価できる
距離センサを5個用いる本発明方法の第10図に示す如
き測定点9点を有する搬送材1における誤差累積の倍率
を下記第2表に示す。この例では+111送材1の両端
の測定点■、■を通る直線を基準線としている(つまり
■、■が基準点であり、y1=0+yり・0である)。
また第2表において測定法(八)、が上述の距離センサ
5個使用の場合であり、また表中(B)は前述した1月
24日付出願の距離センサを3個用いる測定法、(C)
は従来技術で説明した如く搬送材が移動する都度に補正
値を求める測定法を夫々示しており、同じく9測定点に
おける倍率数値を併せて示しである。
更に表中○印は基準点を示している。
(以下余白) 第2表から理解される如く距離センサを5個(4個以上
)用いる本発明方法(A)は1月24日付出願の距離セ
ンサを3個用いる方法(B)に比べて、最小2乗法を用
いる点では計算処理が複雑になるが、各測定点の偶発的
誤差累積倍率が低減している。また従来の方法(C)に
比較しても偶発的誤差累積倍率が大幅に低減している。
次に、第11図に示す如くカギ型形状を有する模擬搬送
材を用いてその形状を計測した実施例に基づき説明する
。各距離センサは1000等間隔にてレール上に固定配
置され、また搬送ラインは各テーブルロールが100龍
間隔でレールに固持されている。そして距離センサ配置
間隔と模擬搬送材の形状との関連から測定点は7点とな
り、第1,3゜6.7測定点■、■、■、■の凹凸が同
一であり、これに対して第2測定点■が1冨鳳、また第
4.5測定点■、■が2fi突出した形状である。
模擬搬送材が図中白抜矢符方向に100m1ll送され
る都度、5個の距離センサにて搬送材表面までの距離を
測定する。すると各搬送タイミング1回につき5個で3
回搬送するから全部で15個の距離測定値が得られる。
下記第3表に得られた距離測定値)’++jの値を示す
第   3   表 距離センサ測定値0’++j) ここで測定点が7点、搬送回数が3回という条件からこ
の実施例による場合の前記(1日)式の詳細は以下の様
になる。
(以下余白) 次に両端の測定点を基準線が通る(y+ −y−t=0
)ように基準線を選定すると、上記(29)式は以下の
様になる。
(以下余白) よって上記(30)式に基づき、第3表の距、@測定値
を代入して表面形状値(y2〜y6)、偏位量(d、〜
d3)2首振量(k1〜に3)を求める(但し、Y+ 
=O,y7 =Oと設定)次に、距離測定値に欠落が生
じた場合についての演算方法を、第3表における距離測
定値の中で[口 y21.が測定できない場合に基づき以下に示す。
=)’4  d=が除かれ、前記(29)式に対応する
方程式は下記(32)式になる。
また同じ<yl =)’7 =0と設定すると、前記(
30)式に対応する方程式は下記(33)式になる。
よって上記(33)式に基づき、第3表の距離11定値
(但しy21.は欠落点だから除く)を代入して表面形
状値(y2〜y6)、偏位量(at〜d3)首振量(k
1〜に3)を求めると以下の様になる。
(但し、)’l =0.  y7=0と設定)よって、
距離測定値に欠落が生じても、欠落が全くない場合と同
様に搬送材の表面形状(真の距離)、偏位置1首振量を
求めることができる。
〔効果〕
以上詳述した如く本発明方法では、測定点数或いは基準
点の取り方に関係なく偶発測定誤差累積倍率を小さくで
きるので、精度的に優れた表面形状を計測することが可
能である。また、距離測定値に一部欠落が生じたとして
も、表面形状を求めるのに必要な最小限度個数以上の距
離測定値が得られれば、表面形状の計測が正確に行える
等本発明はは優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施状態を示す模式的平面図、第
2図は5個の距離センサを用いた場合の偏位量2首振量
を示す模式図、第3.4,5,6゜7.8図は仮基準線
選定のための未知数の組合わせを示す模式図、第9図は
距離測定値欠落の状態を示す模式図、第10図は搬送材
の測定点を示す模式図、第11図は、模擬搬送材を用い
た実施例を示す模式図、第12図は従来方法の実施状態
を示す模式的平面図、第13図は測定点、偏位量1首振
量を説明するための模式図である。 l・・・搬送+t  2・・・レール 3・・・テーブ
ルロール10・・・演算装置 31.32,33,34
.35・・・距離上ンサ特 許 出願人  住友金属工
業株式会社代理人 弁理士  河  野  登  夫算
 q 囚 ≧1則定f立! 、則定位置 O距離111定可 × 距」馳渭11定工町

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被測定物が搬送され、その搬送方向に等間隔にて固
    定配置したr(r≧4)個の距離センサを用いて、被測
    定物が距離センサの配置間隔分搬送される都度の距離測
    定値を得、これに基づき被測定物の表面形状を計測する
    方法において、 前記被測定物の距離測定点に点の内の任意 の1点の前記距離センサの表面に接近、離反する方向へ
    の偏位量、前記距離測定点に対する他のr−1点の距離
    測定点夫々の前記方向への首振量及びこれらの偏位量、
    首振量がない場合の真の距離を未知数とし、これらと前
    記距離測定値との関係を表す多数の連立一次方程式を得
    、次いで、この連立一次方程式において、前記被測定物
    の表面形状特定のための基準線とすべき直線が一義的に
    定まるように、前記未知数の内適当な2つの値を0とし
    て、最小2乗法を用いて前記連立一次方程式を解くこと
    により、前記被測定物の表面形状を計測することを特徴
    とする表面形状計測方法。 2、未知数である前記偏位量、首振量、真の距離が求ま
    るべき必要最少個数の距離測定値を少なくとも得る特許
    請求の範囲第1項記載の表面形状計測方法。 3、搬送される被測定物の表面に沿う方向に等間隔に固
    定配置したr(r≧4)個の距離センサと、 前記被測定物が前記距離センサ配置間隔分 搬送される都度の距離測定値を読込み蓄積する手段と、 これらの蓄積データ相互の関係により導か れる任意の1点の被測定物の距離測定点の前記距離セン
    サに接近、離反する方向への偏位量、前記任意の1点の
    距離測定点に対する他のr−1点の距離測定点夫々の前
    記方向への首振量及びこれらの偏位量、首振量がない場
    合の真の距離を未知数とする多数の連立一次方程式を得
    る手段と、 この連立一次方程式において、前記被測定 物の表面形状特定のための基準線とすべき直線が一義的
    に定まるように、前記未知数の内適当な2つの値を0と
    して、最小2乗法を用いて前記連立一次方程式を解く手
    段とを具備することを特徴とする表面形状計測装置。 4、未知数である前記偏位量、首振量、真の距離が求ま
    るべき必要最少個数の距離測定値を少なくとも読込み蓄
    積する手段を具備する特許請求の範囲第3項記載の表面
    形状計測装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019002790A (ja) * 2017-06-15 2019-01-10 日本電信電話株式会社 形状推定装置、形状推定方法及びプログラム
JP2020085566A (ja) * 2018-11-20 2020-06-04 日本電信電話株式会社 形状推定装置、形状推定方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019002790A (ja) * 2017-06-15 2019-01-10 日本電信電話株式会社 形状推定装置、形状推定方法及びプログラム
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