JPS6217993A - 有機分散型ｅｌ素子 - Google Patents
有機分散型ｅｌ素子Info
- Publication number
- JPS6217993A JPS6217993A JP60156427A JP15642785A JPS6217993A JP S6217993 A JPS6217993 A JP S6217993A JP 60156427 A JP60156427 A JP 60156427A JP 15642785 A JP15642785 A JP 15642785A JP S6217993 A JPS6217993 A JP S6217993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back electrode
- dispersion type
- organic dispersion
- type element
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は有機分散型ＥＬ素子に関し、より詳しくはそ
の背面電極の改良に関する。
の背面電極の改良に関する。
従来の技術
有機分散型ＥＬ素子の背面電極としては、ＡＩ等の金属
フィルムを用いるものと、Ａｑを有機高分子中に分散さ
せたものとがある。
フィルムを用いるものと、Ａｑを有機高分子中に分散さ
せたものとがある。
発明が解決しようとする問題点
金属フィルムを背面電極とするＥＬ素子では、２１、−
有機高分子と高誘電率の無機誘電体粉末の混合物よりな
る絶縁体層（絶縁体層のない構成では、有機高分子と螢
光体粉末の混合物よりなる電界発光層）と背面電極との
密着性が、誘電体粉末（絶縁体層のない構成では、螢光
体粉末）の凹凸によってさまたげられるため、電界発光
層に高電界がかかりにくく高輝度を得がたい欠点がある
。一方、Ａｑを有機高分子中に分散させた背面電極では
、絶縁体層（絶縁体層のない構成では電界発光層）と背
面電極との密着性が良く高輝度のＥＬ素子が容易に得ら
れる。しかし、この構成はＡｑ粉末を導体として用いる
ため、ＥＬ素子が高価になる欠点がある。
る絶縁体層（絶縁体層のない構成では、有機高分子と螢
光体粉末の混合物よりなる電界発光層）と背面電極との
密着性が、誘電体粉末（絶縁体層のない構成では、螢光
体粉末）の凹凸によってさまたげられるため、電界発光
層に高電界がかかりにくく高輝度を得がたい欠点がある
。一方、Ａｑを有機高分子中に分散させた背面電極では
、絶縁体層（絶縁体層のない構成では電界発光層）と背
面電極との密着性が良く高輝度のＥＬ素子が容易に得ら
れる。しかし、この構成はＡｑ粉末を導体として用いる
ため、ＥＬ素子が高価になる欠点がある。
本発明は上記の欠点を除去した比較的安価な高輝度、長
寿命の有機分散型ＥＬ素子を提供する。
寿命の有機分散型ＥＬ素子を提供する。
問題点を解決するだめの手段
片面に透明電極を形成したガラス、プラスチックフィル
ム等の透明基板の透明電極上に、電界発光層、絶縁層（
必要に応じて）、背面電極の順に順次積層してなる有機
分散型ＥＬ素子において、背面電極の導体成分の一部又
は全部をＺｎ、Ａ（１゜Ｃｕ、Ｆｅ及びＮｉから選ばれ
た金属粉末の一種以上を用いて構成する。
ム等の透明基板の透明電極上に、電界発光層、絶縁層（
必要に応じて）、背面電極の順に順次積層してなる有機
分散型ＥＬ素子において、背面電極の導体成分の一部又
は全部をＺｎ、Ａ（１゜Ｃｕ、Ｆｅ及びＮｉから選ばれ
た金属粉末の一種以上を用いて構成する。
作 用
背面電極の導体成分にＡｑ粉末に比べて安価なＺｎ、Ａ
ｌ、Ｃｕ、Ｆｅ、Ｎｉの粉末を導体として用いるため、
ＥＬ素子を低価格化できる。また、上記の導体粉末を有
機高分子中に分散させてスクリーン印刷法等により密着
性の良い背面電極が得られるため、高輝度のＥＬ素子が
得られる。
ｌ、Ｃｕ、Ｆｅ、Ｎｉの粉末を導体として用いるため、
ＥＬ素子を低価格化できる。また、上記の導体粉末を有
機高分子中に分散させてスクリーン印刷法等により密着
性の良い背面電極が得られるため、高輝度のＥＬ素子が
得られる。
実施例
図に示すように、透明電極２をつけた有機フィルム（東
しく株）製ハイビーム）よりなる透明基板１上に、シア
ノエチルプルランのジメチルホルムアミド溶液に市販の
ＥＬ用螢光体（化成オプトニクス（株）製ＥＬＧ１ ）
を分散させたものをスクリーン印刷し電界発光層３を形
成した。シアノエチルプルランと螢光体の容積比は１：
１とした。乾燥後の厚さは約２０μｍである。この上に
シアノエチルプルランのジメチルホルムアミド溶液に平
均粒径的１μｍのチタン酸バリウム粉末を分散させたも
のをスクリーン印刷し絶縁層４を形成した。
しく株）製ハイビーム）よりなる透明基板１上に、シア
ノエチルプルランのジメチルホルムアミド溶液に市販の
ＥＬ用螢光体（化成オプトニクス（株）製ＥＬＧ１ ）
を分散させたものをスクリーン印刷し電界発光層３を形
成した。シアノエチルプルランと螢光体の容積比は１：
１とした。乾燥後の厚さは約２０μｍである。この上に
シアノエチルプルランのジメチルホルムアミド溶液に平
均粒径的１μｍのチタン酸バリウム粉末を分散させたも
のをスクリーン印刷し絶縁層４を形成した。
シアノエチルプルランとチタン酸バリウムの容積比は１
：１である。なお、乾燥後の絶縁層４の厚さは約２ｏμ
ｍである。更にこの上に、シアノエチルプルランのジメ
チルホルムアミド溶液に平均粒径が１μｍ程度のＺｎ、
Ａｌ、 Ｃｕ、 Ｆｅ、 Ｎｉ又はＡｑの粉末を分散
させたものをスクリーン印刷し背面電極６を形成した。
：１である。なお、乾燥後の絶縁層４の厚さは約２ｏμ
ｍである。更にこの上に、シアノエチルプルランのジメ
チルホルムアミド溶液に平均粒径が１μｍ程度のＺｎ、
Ａｌ、 Ｃｕ、 Ｆｅ、 Ｎｉ又はＡｑの粉末を分散
させたものをスクリーン印刷し背面電極６を形成した。
乾燥後の厚さは約２゜μｍである。なお背面電極５にし
める金属成分の比率は約７０％である。その後、電極端
子を付与したのち、全体を防湿フィルムで封止しＥＬ素
子を作製した。
める金属成分の比率は約７０％である。その後、電極端
子を付与したのち、全体を防湿フィルムで封止しＥＬ素
子を作製した。
このようにして作製したＥＬ素子に１ｏＯ■で５０ Ｑ
Ｈｚの交流電圧を印加し輝度をｌｌ′！ｌｊ定した。
Ｈｚの交流電圧を印加し輝度をｌｌ′！ｌｊ定した。
その結果、初期輝度は背面電極６の導体が、Ｚｎ。
Ａｌ、 Ｃｕ、 Ｆｅ、 Ｎｉ及びＡｑ のいずれの場
合でも、７５ｎｔ程度で、導体の種類で差はみられなか
った。寸だ、絶縁層４のない構成でも同様の結果であっ
た。Ｚｎ、Ａｌ、Ｃｕ、Ｆｅ、Ｎｉ及びＡｑのうちの２
種以上を用いても同様の結果が得られることは言う寸で
もない。なお審この実施例では、導体をシアノエチルプ
ルラン中に分散させているが、これは絶縁層４（これの
ないものでは電界発光層）と背面電極６との接着性及び
密着性を更に強くするために、同種の有機高分子を用い
たものであり、導体成分を分散させる有機高分子はエポ
キシ樹脂等の他の有機高分子材料でもよい。寸だ、Ａｑ
のかわりに、比較的酸化物になりやすいＺｎ。
合でも、７５ｎｔ程度で、導体の種類で差はみられなか
った。寸だ、絶縁層４のない構成でも同様の結果であっ
た。Ｚｎ、Ａｌ、Ｃｕ、Ｆｅ、Ｎｉ及びＡｑのうちの２
種以上を用いても同様の結果が得られることは言う寸で
もない。なお審この実施例では、導体をシアノエチルプ
ルラン中に分散させているが、これは絶縁層４（これの
ないものでは電界発光層）と背面電極６との接着性及び
密着性を更に強くするために、同種の有機高分子を用い
たものであり、導体成分を分散させる有機高分子はエポ
キシ樹脂等の他の有機高分子材料でもよい。寸だ、Ａｑ
のかわりに、比較的酸化物になりやすいＺｎ。
Ａｌ、Ｃｕ、Ｆｅ、を導体に用いることによりＥＬ素子
内の酸素を導体が吸収し、酸素によるＥＬ素子の劣化を
防ぎ、長寿命化が期待できる。
内の酸素を導体が吸収し、酸素によるＥＬ素子の劣化を
防ぎ、長寿命化が期待できる。
発明の効果
この発明の有機分散型ＥＬ素子は、背面電極５の導体成
分の一部捷たけ全部を比較的安価なＺｎ。
分の一部捷たけ全部を比較的安価なＺｎ。
Ａｌ、Ｃｕ、Ｆｅ又はＮｉの金属粉末により構成するこ
とにより、ＥＬ素子を低価格できるとともに密着性のよ
い電極が形成でき、高輝度が得られる０さらに導体成分
であるＺｎ、Ａｌ、Ｃｕ、Ｆｅによる酸素吸収の効果が
期待でき、ＥＬの長寿命化が期待できる。
とにより、ＥＬ素子を低価格できるとともに密着性のよ
い電極が形成でき、高輝度が得られる０さらに導体成分
であるＺｎ、Ａｌ、Ｃｕ、Ｆｅによる酸素吸収の効果が
期待でき、ＥＬの長寿命化が期待できる。
図は本発明の一実施例における有機分散型ＥＬ素子の断
面図である。 １・・・・・・透明基板、２・・ ・透明電極、３・・
・・・・電界発光層、４・・・・・・絶縁層、５・・・
・・・背面電極。
面図である。 １・・・・・・透明基板、２・・ ・透明電極、３・・
・・・・電界発光層、４・・・・・・絶縁層、５・・・
・・・背面電極。
Claims (1)
- 片面に透明電極を形成した透明基板の透明電極上に、
順次積層した少くとも電界発光層と背面電極とを備え、
前記背面電極の導体成分の一部又は全部としてＺｎ、Ａ
ｌ、Ｃｕ、Ｆｅ及びＮｉの金属粉末から選ばれた一種以
上を用いることを特徴とする有機分散型ＥＬ素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156427A JPS6217993A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 有機分散型ｅｌ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156427A JPS6217993A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 有機分散型ｅｌ素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6217993A true JPS6217993A (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=15627508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60156427A Pending JPS6217993A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 有機分散型ｅｌ素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6217993A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63137494U (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-09 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58126574A (ja) * | 1982-01-25 | 1983-07-28 | 沖電気工業株式会社 | 薄膜ｅｌ素子の背面電極形成法 |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP60156427A patent/JPS6217993A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58126574A (ja) * | 1982-01-25 | 1983-07-28 | 沖電気工業株式会社 | 薄膜ｅｌ素子の背面電極形成法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63137494U (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-09 |
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