JPS6217844Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6217844Y2
JPS6217844Y2 JP1144281U JP1144281U JPS6217844Y2 JP S6217844 Y2 JPS6217844 Y2 JP S6217844Y2 JP 1144281 U JP1144281 U JP 1144281U JP 1144281 U JP1144281 U JP 1144281U JP S6217844 Y2 JPS6217844 Y2 JP S6217844Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
output
terminal
section
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1144281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57127202U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1144281U priority Critical patent/JPS6217844Y2/ja
Publication of JPS57127202U publication Critical patent/JPS57127202U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6217844Y2 publication Critical patent/JPS6217844Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は動作電源の共通電位を入力信号および
出力信号の基準電位として入出力信号を授受し、
その入力信号に所要の演算を施して出力信号を送
出するプロセス制御装置におけるプロセス制御機
器に関するものである。
従来のこの種のプロセス制御機器の例を第1
図、第2図に示し説明すると、第1図は電源ライ
ンと別に信号ラインを用意する手段(以下、これ
をシグナルコモン(SC)型とする)の一例を示
したものであり、第2図は入力信号受信を差動型
回路にした手段(以下、これを差動型とする)の
一例を示したものである。
図において、Vsは単一の電源で、この電源Vs
には発信器Gと抵抗Rの直列回路が接続されてい
る。MY1は発信器Gと抵抗Rの接続点よりの出力
を入力とする第1の機器、MY2は第1の機器MY1
の出力を入力とする第2の機器で、これら各機器
MY1,MY2は電源Vsより所要の電源供給を受け
ている。そして、VINは第1の機器MY1の入力電
圧を示し、Vpは第1機器MY1の出力電圧を示
す。また、+Vsは電源Vsの正極電圧を示し、OV
は電源Vsの負極電圧を示す。
このように構成された回路において、電源Vs
からはそれぞれ第1および第2の機器MY1,MY2
に所要の電源電圧が供給され、動作状態に移行す
る。そして、発信器Gからの入力信号は第1の機
器MY1に供給され、その第1の機器MY1の出力は
第2の機器MY2に供される。
この第1図および第2図に示す回路はともに、
機器で消費する電源電流による電位差が信号に影
響しないようにすることを目的として構成された
ものである。つまり、第1図の回路では、電源ラ
インで電圧降下があつても、信号レベルそのもの
は信号ラインSCを基準に入力・演算されるた
め、誤差は少ない。また、第2図の回路では、電
源ラインで電圧降下があつても、信号レベルは
正・負の2入力を取り込むため、誤差は少ない。
出力側は、第1図の回路では電流出力であること
が多く、電圧出力を必要とするときには信号ライ
ンSCを基準として出力される。第2図の回路で
は、電源ラインOVを基準にして出力されるが、
同じ型の機器が接続される限り問題はない。とこ
ろが、第3図に示すような、第1の機器MY1を差
動型機器とし、第2の機器MY2をSC型機器と
し、この差動型機器とSC型機器との間で信号の
伝送があつた場合には、SC機器である第2の機
器MY2の入力ではVcという誤差が発生して、そ
の目的が達成されず、この誤差Vc、すなわちVp
±Vcを少なくするため、絶縁器を介して接続す
る必要があつた。このため、構成が複雑になり経
済的でないという欠点があつた。
本考案は以上の点に鑑み、このような欠点を除
去すべくなされたプロセス制御機器を提供するも
ので、電源コモンを入出力信号の基準電位として
使用するプロセス制御機器、例えばPID(比例、
積分、微分)動作の制御機器の入、出力端に差動
型回路を付加して入出力信号の授受をすべて差動
型回路を介して行なうようにして、電源コモンの
電圧降下の影響をなくすようにし、後続の利用機
器の入力部が差動型であつても、シグナルコモン
(SC)型であつても、そのまゝ接続して誤差のな
い入力を受けることができるようにしたものであ
る。
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説
明する。
第4図は本考案によるプロセス制御機器の一実
施例を示す構成図である。第4図において第1図
〜第3図と同一符号のものは相当部分を示し、第
1の機器MY1は本考案によるプロセス制御機器に
対応し、第1の機器MY1の出力を入力とする第2
の機器MY2は例えば記録計とか指示計、第1の機
器MY1の出力を入力とする第3機器MY3は例えば
操作端駆動回路などにそれぞれ対応する。そし
て、OS1は第2の機器MY2に供給される第1の機
器MY1の第1出力信号(電圧)を示し、OS2は第
3の機器MY3に供給される第1の機器MY1の第2
出力信号(電圧)を示す。
そして、この第1の機器MY1の出力について説
明すると、第1出力信号(電圧)OS1は第2の機
器MY2の入力端に印加するように接続され、第2
出力信号(電圧)OS2は第3の機器MY3の入力端
に印加するように接続されている。なお、この第
1および第2出力信号OS1,OS2は異なつた出力
値である。
従来、このような差動型機器とSC型機器との
混合接続が必要なときには、第3の機器MY3
SC型機器のSCラインを基準に信号接続を行なわ
ないと第1の機器MY1と第3の機器MY3との間に
信号誤差が生じることがあつた。
しかし、この第4図に示す本発明の実施例のよ
うに、第1の機器MY1の出力信号が差動型であれ
ば、SCラインに第2出力信号OS2の(−)ライ
ンを接続するのみで正確に信号を送信することが
できる。これは、複数の機器が使われる場合に、
特に有効である。
第5図は第4図の実施例における第1の機器
MY1の内部構成の一例を示す回路図である。第5
図において、OPは所要の演算を行なう演算部、
INはその入力部を示し、OUTはその出力部で、
この入力部INおよび出力部OUTはともに差動型
回路である。なお、この図においては、それぞれ
1回路だけを示したが、実際には複数の入、出力
部が演算部OPに接続されている。
そして、この演算部OPはアナログ−デイジタ
ル変換器、マイクロプロセツサ、メモリ、および
デイジタル−アナログ変換器などで構成される演
算処理部であり、複数のアナログ入力信号をデイ
ジルに変換し、メモリにしたがつて所要の演算を
行ない、アナログ信号に変換して複数のアナログ
出力を得るように構成されている。
一方、入力部INは演算増幅器OAとこの演算増
幅器OAの(+),(−)入力端にそれぞれ接続さ
れた演算抵抗R1,R2、この演算増幅器OAの出力
端と(−)入力端との間に接続された演算抵抗
R3、この演算増幅器OAの(+)入力端と電源Vs
の基準電位OVとの間に接続された演算抵抗R4
らなり、また、出力部OUTは演算増幅器OA2
この演算増幅器OA2の(+),(−)入力端にそれ
ぞれ接続された演算抵抗R5,R6、この演算増幅
器OA2の出力端と(−)入力端との間に接続さた
演算抵抗R7、この演算増幅器OA2の(+)入力端
と出力端子との間に接続された演算抵抗R8
らなり、動作電源のコモン電位を基準電位とする
入力信号を入力部INを介して受け、出力信号を
出力部OUTを介して出力するように構成されて
いる。
なお、単一の電源Vsは入力部INと出力部OUT
および演算部OPにそれぞれ供給されるが、入、
出力部IN、,OUTはそれぞれ差動型であるため、
信号ラインは供給電源に関係なく正確に入出力さ
れる。
すなわち、同図において、抵抗R1〜R8の各抵
抗値をr1〜r8として、 VB1=r/r+r・VC ……(1) VA1−(VIN+VC1)/r=V−VA1
/r……(2) これにより、 V1=(1+r/r)VA1−r/r(VIN
C1)……(3) VA1=VB1,r1=r2=r3=r4とすると、 VB1=1/2VC1 ……(4) V1=2VA1−(VIN+VC1) ……(5) (4),(5)式より、 V1=VC1−(VIN+VC1)=−VIN ……(6) したがつて、電源ラインの電圧降下分VC1は消去
され、演算部OPにおいて入力信号VINが受信で
きる。
他方、 V−VB2/r=VB2−VC2/r……(7
) VA2/r=V+VC2−VA2/r……(8
) これにより、 VB2=r/r+r(V2+r/rC2)…
…(9) Vp=VA2(1+r/r)−VC2 ……(10) ここでVA2=VB2として Vp=(r+r/r)・(r/r+r
) ・(V2+r/rC2)−VC2 ……(11) r5=r6=r7=r8として、 Vp=V2+VC2−VC2=V2 ……(12) つまり、演算部OPの出力電圧V2は、電源ライン
の電圧降下分VC2の影響を受けずに、端子間
に出力される。
第6図は本考案によるプロセス制御機器の入力
信号処理及よび入出力部分の実施態様を示すブロ
ツク図である。図において、e1,e2……eoは入
力信号を示し、INはこの入力信号e1,e2……eo
に対応した複数の入力部、MPXはこの入力部IN
の出力を入力とするマルチプレクサで、このマル
チプレクサMPXは後述するマイクロプロセツサ
によつて制御されるように構成されている。A/
DはマルチプレクサMPXからのアナログ信号を
デイジタル信号に変換するアナログ−デイジタル
変換器、MPはアナログ−デイジタル変換器A/
Dの出力を入力とし時分割で入力信号を処理する
マイクロプロセツサ、D/Aはマイクロプロセツ
サMPからのデイジタル出力をアナログ信号に変
換するデイジタル−アナログ変換器、DMPXはデ
イジタル−アナログ変換器D/Aの出力を入力と
し上記マイクロプロセツサMPによつて制御され
るデマルチプレクサ、OUTはデマルチプレクサ
DMPXの出力を入力とし、その入力に対応した出
力信号e01,e02……e0nを出力する出力部であ
る。そして、この入力部INと出力部OUTの複数
個の対応関係はn:mである。
このように、プロセス制御機器は時分割で入力
信号を処理するマイクロプロセツサMPからな
り、入力信号e1〜eoに数に応じて入力部INおよ
びそれに対応して出力部OUTは複数個設けられ
ている。
以上説明したように、本考案によれば、プロセ
ス制御機器の入出力端に差動型回路を付加して入
出力信号の授受をすべて差動型回路を介して行な
うようにして電源コモンの電圧降下の影響をなく
すようにしたものであるから、後続の利用機器の
入力部が差動入力型であつても、またシグナルコ
モン(SC)型であつても、そのまま接続して誤
差のない入力を受けることができるので、実用上
の効果は極めて大である。特に、1台の機器で異
なつた信号を複数出力する場合には、きわめて有
用である。また、従来のように絶縁器を介するな
どという複雑な手段を用いることなく、簡単な構
成によつて信号と電源との相互干渉をなくすると
共に、構成の簡素化に伴つて経済的であるという
点においても極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は従来のプロセス
制御機器の例を示す構成図、第4図は本考案によ
るプロセス制御機器の一実施例を示す構成図、第
5図は第4図の実施例におけるプロセス制御機器
の内部構成の一例を示す回路図、第6図は本考案
によるプロセス制御機器の入力信号処理および入
出力部分の実施態様を示すブロツク図である。 Vs……電源、MY1〜MY3……機器、OP……演
算部、IN……入力部、OUT……出力部、OA1
OA2……演算増幅器、R1〜R8……演算抵抗、MP
……マイクロプロセツサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 動作電源の共通電位を入力信号および出力信
    号の基準電位として入出力信号を授受し、その
    入力信号に所要の演算を施して出力信号を送出
    するプロセス制御装置において、演算部の入力
    側に第1および第2の入力端を有する入力部を
    備えるとともに、演算部の出力側に第1および
    第2の出力端を有する出力部を備え、入力部
    は、第1および第2の入力端をそれぞれ非反転
    入力端および反転入力端に接続した第1の演算
    増幅器ならびにこの第1の演算増幅器の反転入
    力端と出力端間および非反転入力端と共通電位
    間にそれぞれ接続された演算抵抗を備え、出力
    部は、前記第1の出力端を出力端に接続した第
    2の演算増幅器、この第2の演算増幅器の非反
    転入力端と演算部の出力端間および反転入力端
    と共通電位間にそれぞれ接続された演算抵抗な
    らびに第2の演算増幅器の反転入力端と出力端
    間および非反転入力端と前記第2の出力端間に
    それぞれ接続された演算抵抗を備えたことを特
    徴とするプロセス制御機器。 (2) プロセス制御機器は時分割で入力信号を処理
    するマイクロプロセツサからなり、入力信号の
    数に応じて入力部およびこの入力部に対応して
    出力部は複数個設けられることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のプロセス制
    御機器。
JP1144281U 1981-01-28 1981-01-28 Expired JPS6217844Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1144281U JPS6217844Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1144281U JPS6217844Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57127202U JPS57127202U (ja) 1982-08-07
JPS6217844Y2 true JPS6217844Y2 (ja) 1987-05-08

Family

ID=29809581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1144281U Expired JPS6217844Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6217844Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57127202U (ja) 1982-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6217844Y2 (ja)
US4361811A (en) Differential amplifier system
JPS5894219A (ja) フイルタ回路
JPH0312481B2 (ja)
JPS6220079Y2 (ja)
JPH0441614Y2 (ja)
US3870940A (en) Apparatus for compensating two axes gimbal error
JPS6088316A (ja) ロ−タリエンコ−ダの回転変位計測装置
JPS623940Y2 (ja)
JPH0534003Y2 (ja)
JPH0330959Y2 (ja)
JPS5552130A (en) Information processing unit
JP2529354B2 (ja) 電圧変換回路
JPH0247503Y2 (ja)
JPS5695251A (en) Electrostatic recorder
JPH0530137Y2 (ja)
JPH0125284Y2 (ja)
SU1555820A1 (ru) Регулируемый усилитель
JPH06232944A (ja) プロセス制御用フィールド機器
SU983553A1 (ru) Измерительный преобразователь
JPS6118457Y2 (ja)
SU1599990A1 (ru) Устройство контрол коэффициента передачи цифроаналогового преобразовател
JPH0816973A (ja) 2線式伝送器
JPS62135775A (ja) 差電圧測定回路
SU1552350A1 (ru) Усилитель тока