JPS62177331A - 油圧緩衝装置 - Google Patents

油圧緩衝装置

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Publication number
JPS62177331A
JPS62177331A JP18540785A JP18540785A JPS62177331A JP S62177331 A JPS62177331 A JP S62177331A JP 18540785 A JP18540785 A JP 18540785A JP 18540785 A JP18540785 A JP 18540785A JP S62177331 A JPS62177331 A JP S62177331A
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JP
Japan
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valve
cylinder
passage
chamber
oil
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Pending
Application number
JP18540785A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Jo
忠 城
Hisami Kato
久美 加藤
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP18540785A priority Critical patent/JPS62177331A/ja
Publication of JPS62177331A publication Critical patent/JPS62177331A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/44Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
    • F16F9/46Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧緩衝装置に関し、特に、アンチロール機
能を発揮し得て車輌の姿勢制御をも可とするようにした
油圧緩衝装置に関する。
〔従来の技術〕
車輌の走行安定性を向上させるために、姿勢制御装置が
車輌に装備されることは周知であり、従来から、種々の
姿勢制御装置が提案されている。そして、これら従来の
姿勢制御装置は、車輌の急旋回時に車輌の一側が大きく
沈み込むロール現象を防止するために、その沈み込み作
用を受ける側の車高調整器に大きい反力を生じさせる、
即ち、アンチロール機能を発揮させるものとして提案さ
れている。
例えば、その−例として牙5図に示すような姿勢制御装
置の提案がある。即ち、この提案に係る姿勢制御装置は
、左右一対の車高調整器1.1を有すると共に、各車高
調整器1を構成するシリンダ2にはピストン部3によっ
て区画形成された上方室4および下方室5を有し、かつ
、一方の上方室4は他方の下方室5と、また、一方の下
方室5は他方の上方室4とそれぞれ所謂タスキ状に通路
6,6を介して連通されている。そして、各シリンダ2
内上端にはガス室7を有し、各車高調整器1はその上端
を車体側に連結し、下端を車軸側に連結している。
従って、例えば、左右の車高調整器1,1が同位相で収
縮する時は、各上方室4はピストンロッド8の侵入体積
分だけガス室7を圧縮することとなる。このとき、ガス
室7はピストンロッド8の侵入体積分だけ圧縮されるこ
ととなるので、各ピストンロッド8に発生する反力は小
さいものであり、車輌の通常走行時にあって、その乗心
地を悪化させることはない。
他方、左右の車高調整器1,1が逆位相で伸縮するとき
、即ち、車輌が急旋回をしてロール現象が生じる場合等
のとき、例えば、図中右方の車高調整器1が収縮し左方
の車高調整器1が伸長するときは、右方の上方室4は自
からの油圧の上に、左方の下方室5からの油圧も受ける
こととなる。このため、右方のガス室7は極めて大きい
反力を発生させて右方の車高調整器1を所謂圧側のオイ
ルロック状態にし、車輌のロール現象を防止するアンチ
ロール機能を発揮する。。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記の従来例によるときは、所謂タスキ
状に通路6,6を形成しなければならず車輌への装備に
あって取付スペース上の制約を受は易くなる欠点がある
と共に、この従来例の姿勢制御は、アンチロール機能を
発揮させるためにだけの目的で車輌に装備されて、車輌
の乗心地良化のためのショックアブソーバは別途車輌に
装備されなければならず、部品点数が増加し、取付スペ
ース上の制約も受けるという不都合を生じさせる。
そして、各車高調整器1における上方室4と下方室5と
は、互いに独立したものとして形成されるため、ピスト
ン部3における油漏れや、シリンダ2外部への油漏れに
よるオイルリークがあると、上方室4および下方室5内
における油量の変化あるいはガス室7における容積変化
が招来されることとなり、その結果、反発力の特性が変
化することとなる危惧がある。
そしてまた、わずかでもロール現象すなわち逆位相を生
じた時には、大きな反力を生じるようにするためガス室
7が小さく形成されると、その際に、同位相時でも大き
い反力が発生し易くなり、車輌の乗心地が悪化されたり
、ガス室7等の耐久性が低下されたりする不都合もある
さらに、二階建バスのように重心が高くロール現象によ
る転覆の危惧が大きい車輌にあっては、より効果的なア
ンチロール機能を発揮させるだめに、所謂オイルロック
状態が伸側とされることが好ましく、かつ、リリーフ作
用があることが必要となるが、上記従来例の提案にあっ
ては伸側オイルロック状態とすることができず、また、
リリーフ作用をさせることができない不都合がある。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、前記した事情に鑑み、取付スペースの
制約を受けずに車輌への装備にも都合よく、かつ部品点
数も少なく経済的であり、さらには、反発力特性の変化
を招来させることなく、好まし姿アンチロール機能を発
揮して車輌の姿勢制御をすることは勿論、ショックアブ
ソーバとしての減衰機能を発揮して、車輌の乗心地や操
縦安定性を改良できる油圧緩衝装置を新たに提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明の構成を、シリンダ
内ピストン部匠よって区画形成された上方室と下方室と
の連通な5「とするように形成された通路が延設された
ベースバルブ部における減衰力発生部は、各々独立に配
設された伸側バルブと圧側バルブとを有してなると共に
、ベースバルブ部における通路中に配設された外部から
の供給圧によって上記通路の開閉を可とする切換バルブ
を有してなり、かつ、当該切換バルブと上記伸側バルブ
とが合一に形成されてなることを特徴とするとしたもの
である。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は、本発明に係る油圧緩衝装置を原理的に示す一
実施例であって、本装置は四輪車輌の四輪各部にそれぞ
れ独立して配設されるものである。
そして、本発明に係る油圧緩衝装置は、第1図に示すよ
うに、シリンダ10内にピストン部20によって区画さ
れる上方室Aと下方室Bとを有し、シリンダ10外に上
記シリンダ内上方室Aと下方室Bとの連通を可とする通
路αを有している。そして、シリンダ10の下方部のベ
ースバルブ部11には減衰力発生部30を有している。
なお、本装置は、上端が車輌の車体側に連結され下端が
車輌の車軸側に連結されるものである。
上記シリンダ10の外部には、外筒12と内筒13とが
配設されており、上記シリンダ10と上記内筒13との
間に上記通路αが形成され、上記外筒12と上記内筒1
3との間が上記リザーバ室Cとされている。そして、シ
リンダ10と外筒12および内筒13の上端部には、ベ
アリング部材14が配設されており、シリンダ10、外
筒12、内筒13の上端側を閉塞している。なお、前記
ベースバルブ部11は、シリンダ10、外筒12、内筒
13の下端側を閉塞するように形成されている。
上記通路αは、一方においてシリンダ10の上端部に形
成された通孔15を介してシリンダ内上方室Aと連通ず
ると共に、他方において上記ベースバルブ部11に延設
された通路αを介してであるがシリンダ内下方室Bと連
通している。
ピストン部20は、前記ベアリング部材14を貫通して
シリンダ10内に挿通されたピストンロッド21の下端
部に附設されたピストン本体22を有してなる。そして
、当該ピストン本体22には、上記ピストン部20がシ
リンダ10内を上昇する伸側行程時に、シリンダ内上方
室Aの油が当該ピストン部20を介してシリンダ内下方
室Bへ流入することを阻止するチェック弁23と、上記
シリンダ内上方室A内の油が当該ピストン部20を介し
てシリンダ内下方室Bヘリリーフすることを可とするリ
リーフ弁24とを有している。
なお、本実施例にあっては、第1図中想像線で示すよう
に、上記ピストンロッド21内に側路すを形成すると共
に、当該側路すの下端側をシ11ンダ内上方室Aに連通
し、かつ、上記側路りの上端側をビストノロッド21の
上端近傍から外部に出て、当該外部に配設されているア
キュムレータQに連通ずるとしてもよい。
減衰力発生部30は、それぞれ独立に形成された伸側バ
ルブ31と圧側バルブ32とを有してなり、伸側バルブ
31は、ピストン部20がシリンダ10内を上昇する伸
側行程時に上方室A内からの油が通路α、αを介して下
方室B内に流入するときに所望の伸側減衰力の発生を可
とするように形成されている。
一方、圧側バルブ32は、ピストン部20がシリンダ1
0内を下降する圧側行程時に、ピストンロッド21の侵
入体積分に相当する下方室B内からの油が通路αを介し
てリザーバ室C内に流入するときに所望の圧側減衰力の
発生を町とするように形成されている。
なお、上記通路αには、上記圧側バルブ32と並列する
チェック弁33が附設されており、当該チェック弁33
は、上記リザーバ室Cからシリンダ内下方室Bへの油の
流通を可とし、その逆流を阻止するように形成されてい
る。
上記伸側バルブ31ば、前記シリンダ内上方室Aとシリ
ンダ内下方室Bとの連通を可とする通路α中のベースバ
ルブ部11部分に位置決められている通路α中に配設さ
れていて、供給路34を介しての外部からの油圧または
空圧からなる供給圧Pの作用があると、当該供給圧Pの
大きさに応じてその開度を小さくするように形成されて
おり、最大の供給圧Pが供給されると上記通路αでの油
の流通が阻止され、また、上記供給圧Pの供給が解除さ
れると上記通路αでの油の流通を可とする切換バルブを
兼ねるものとして形成されている。
即ち、伸側バルブ31は切換バルブと合一となるように
形成されているものである。
以上のように形成された本発明に係る油圧緩衝装置の作
動について少しく説明する。
先ず、通常のショックアブソーバとして機能させるとき
は、伸側バルブ3またる切換バルブに作用する外部供給
圧Pを解除して通路α、αを連通状態にしておくことと
する。
そして、ピストン部20がシリンダ10.内を上昇する
伸側行程時には、シリンダ内上方室Aの油は通孔15、
通路a、α、切換バルブたる伸側バルブ31を介してシ
リンダ内下方室B内に流入すると共に、ピストンロッド
21退出分に相当する油がリザーバ室Cから通路αおよ
びチェック弁33を介してシリンダ内下方室B内に流入
する。そしてこのとき、伸側バルブ31によって所望大
きさの伸側減衰力が発生される。
また、ピストン部20がシリンダ10内を下降する圧側
行程時には、シリンダ内下方室Bの油が、一方ではシリ
ンダ内上方室A内に流入すると共に、通路αおよび圧側
バルブ42を介してリザーバ室C内に流入する。そして
このとき、上記圧側バルブ32によって所望の圧側減衰
力が発生される。
なお、前記伸側減衰力の発生時に、外部供給圧Pが伸側
バルブ31に供給されることとなると、当該供給圧Pの
大きさに応じてその開度が小さくなり、従って、より高
い減衰力が発生されることとなる。
次に、車輌のロール現象等によって、本装置が大きく圧
縮されるようになるときにアンチロール機能を発揮して
、その大きい圧縮を阻止することとするときには、適宜
の外部圧供給手段の操作によって外部圧供給通路34を
介して切換バルブたる伸側バルブ31に所定の供給圧P
を供給し、当該切換バルブを遮断状態して通路αを閉鎖
する。
上記通路αが閉鎖状態となると、伸側行程時に、シリン
ダ内上方室Aの油は、シリンダ内下方室B内に流入する
ことが阻止され、シリンダ内上方室A内がオイルロック
状態となり、すなわち、所望の伸側オイルロック状態が
発現されることとなる。
なお、シリンダ内上方室A内における伸側の過大負荷は
、ピストン本体22に配設されているリリーフ弁24の
開放によって解除されることとなる。
牙2図は、前記第1図に示すところを具体化した実施例
を示すものであって、牙3図は、牙2図におけるベース
バルブ部11を拡大して示すものである。
この矛2図および牙3図に示す実施例について少しく説
明する。
本実施例による油圧緩衝装置は、牙2図に示すように、
シリンダ10内にピストン部2oを有すると共に、シリ
ンダ10下方のベースバルブ部11部分には、減衰力発
生部30を有している。
シリンダ10の外方には、外筒12および内筒13が配
設されており、上記シリンダ10内は上記ピストン部2
0によって、上方室Aと下方室Bとに区画されている。
そして、シリンダ10と内筒13との間は通路αとされ
ると共に、内筒13と外筒12との間はリザーバ室Cと
されている。そしてまた、上記シリンダ10.外筒12
、内筒13の上端部にはベアリング部材14が配設され
ており、上記シリンダ10、外筒12、内筒13の上端
側を閉塞することとしている。
なお、上記シリンダlO1外筒12、内筒13の下端側
は、上記シリンダ10および内筒13に前記ベースバル
ブ部11が当接されていることによって、および上記外
筒11に下端ボトム部材16が当接されることによって
、それぞれ閉塞されるように形成されている。
またなお、前記ベアリング部材14には、前記第1図に
示す実施例における通孔15に代えて、切欠部14αが
形成され、シリンダ内上方室Aと通路αとの連通を可と
するように形成されており、上記ベアリング部材14の
上方であって上記外筒12の上端内部には、パツキンケ
ース17がオイルシール18を収装して螺装されている
ピストン部20は、前記ベアリング部材14の中央部を
挿通するピストンロッド21の下端インロ一部に固着さ
れたピストン本体22を有してなり、当該ピストン本体
22によってシリンダ10内を上方室Aと下方室Bとに
区画している。そして、上記ピストン本体22には、軸
線方向に穿設された油路22αが形成されており、当該
油路22aを介して、上記上方室Aと下方室Bとの連通
を可とするように形成されている。
そしてまた、上記油路22(zの上方室A側聞口端には
リーフバルブからなるチェック弁23が配設されており
、下方室B側の油が上記油路22.2を流通し、当該チ
ェック弁23を開放して上方室A内に流入することを可
とし、逆の流れを阻止するように形成されている。
なお、本実施例においては、ピストンロッド21の軸芯
部には、シリンダ内上方室Aと、本油圧緩衝装置外部の
アキュムレータQとを連通ずる側路すが形成されており
、当該側路6の下端はピストンロッド21の下端近傍で
シリンダ内上方室A内に開口すると共に、上記側路すの
上端はピストンロッド21上端に螺装された上端ブラケ
ット25内に開口している。そして、上記側路りは、上
記上端ブラケット25を介して、外部の7キユムレータ
Qに連通している。
上記ピストン部20を構成するピストンロッド21の下
端インロ一部内には、リリーフ弁24が配設されている
。すなわち、上記ピストンロッド21の下端インロ一部
内部には上記側路6との連通を可とする油路24aが形
成されており、上記リリーフ弁24は当該油路24αを
下方室B側から閉塞するように配設されたスチールボー
ル246と、当該スチールポール246を上記閉塞方向
に附勢するスプリング24cと、当該スプリング24C
の後端を係止するように上記油路24α中に圧入された
ストッパ24dとからなり。
上記上方室A内の油圧が過大となったときに、スチール
ボール246をスプリング24cの反発力に抗して後退
させ、上方室A内の油を下方室B内に流出させるように
形成されている。
なお、上記ピストン本体22は、ピストンロッド21の
下端に螺装されたナツト26によって固着され、上記チ
ェック弁23は、ノンリタンスプリング23.2で附勢
されていると共に、当該ノンリタンスプリング23aは
バルブストッパ23Aに係止されている。また、上記ピ
ストンロッド21の上端にはキャップ27が固着されて
おり、当該キャップ27にはカバー27aが垂設されて
いる。
ベースバルブ部11部分における減衰力発生部30は、
伸側バルブ31と圧側バルブ32とを各々独立に有して
いる。
伸側バルブ31は、前記ボトム部材16によって下方か
ら支持されると共に、前記内筒13の下端内部に嵌装さ
れるように配設されたバルブハウジング35内に収装さ
れるようにポペット弁形式に形成されているもので、ポ
ペット31.2を有してなる。そして、当該ポペット3
1αは、下方からスプリング316で上方に向けて附勢
されると共に、下方からは、当該ポペット31a下端に
フリーピストン31Cが当接されている。
上記フリーピストン31Cは、前記ボトム部材16に形
成されている外部供給圧Pの供給路34に連通ずる背圧
室31d内に摺動自在に収装されているもので、上記外
部供給圧Pの供給があると、上記スプリング31hの反
発力に抗してポペット31αを上記バルブハウジング3
5内で上昇させるように形成されている。なお、ポペッ
ト31αは、バルブハウジング35内に形成されたバル
ブシート部35αの開口と対向するように形成されてい
るもので、上記開口はバルブハウジング35の中央部に
上方に向けて突設されたロッド部35h内の油路35A
を介して、シリンダ内下方室Bと連通している。
なお、上記バルブハウジング35には、前記通路αと伸
側バルブ31部との連通な可とする油路35Cと、前記
リザーバ室C側と下方油室B側との連通を可とする油路
35dおよび切り欠き35gとが形成されている。そし
て、前記ポペット31αが上昇してその先端が前記バル
ブシート部35αに当接されるとき、上記通路αの延長
としての油路35.?が遮断状態となり、また、上記ポ
ペット31αが上昇してその先端がバルブシート部35
12に対向して近隣するとき、所謂絞り状態となるよう
に形成されている。
圧側バルブ32は、前記バルブハウジング35のロッド
部35αの外周で前記リザーバ室Cと連通する油路35
dの上端開口に隣設するように配設されている。
即ち、圧側バルブ32は、上記油路35dの上端開口の
上方に配設された環状リーフバルブ32αと、当該環状
リーフバルブ32αの上面に当接されて上下方向に摺動
自在なように配設されたディスク32bと、当該ディス
ク32.6を下方に向けて附勢するスプリング32Cと
、当該スプリング321?の後端を係止すると共に、上
記環状リーフバルブ32αおよび上記ディスク32Aを
内装するように前記ロッド部35bの外周側上端に配設
されたストッパ32dとを有してなる。なお、上記ディ
スク326およびストッパ32dにはそれ側バルブ32
部分への下方室B側からの油の流入を可としている。ま
たなお、上記ディスク32hは、上下動自在なように配
設されていることによって、当該圧側バルブ32がチェ
ック弁33(第1図参照)としても機能するものである
なお、本実施例にあっては、外部にアキュムレータQが
配設されていて、シリンダ内上方室Aと連通され得るよ
うに形成されている。
即ち、アキュムレータQは、内部にフリーピストンQ/
を有すると共に、当該フリーピストンQ/によって区画
形成されたガス室Qコと油室Q3とを有してなり、当該
油圧QJが前記側路すを介してシリンダ内上方室Aと連
通しているものである。そして、上記アキュムレータQ
は、そのガス室Q2内のガス圧が所定の値に設定されて
おり、上記シリンダ内上方室A内の油が上記油室Qa内
に流入することとなるとき、即ち、伸側バルブ31と合
一の切換バルブが遮断状態とされたときに、フリーピス
トンQ/の移動に伴って、ガス室Qコを圧縮し、当該ガ
ス室Qλ内におけるエア圧の発生によってシリンダ内上
方室A内の油の流出を妨げ本油圧緩衝装置の伸側オイル
ロック状態を発揮させるように形成されている。
なお、上記アキュムレータQに連通ずる側路す中には、
絞りQaが配設されており、油室Qa内に流入した油が
側路す中に戻るときに急激な流出が招来されないように
配慮されている。
以上のように形成された牙2図に示す実施例における油
圧緩衝装置の作動は、前記した第1図に示すところにお
ける作動と原理的には異なるものでない。
即ち、外部供給圧Pの供給がなく、切換バルブたる伸側
バルブ31が開放状態下にある伸側行程時には、シリン
ダ内上方室A内の油が通路α、バルブハウジング35の
油路35c1伸側バルブ31のポペット31α前側、ロ
ッド部35.6の油路35hを介してシリンダ内下方室
B内に流入し、ピストンロッド21の退出分に相半する
不足分の油がリザーバ室C内から、バルブハウジング3
5の切り欠き35e、油路35dおよびチェック弁33
(第1図参照)として機能す′る圧側バルブ32を介し
て、シリンダ内下方室B内に補充されることとなる。そ
してこのとき、上記伸側バルブ31を油が通過すること
によって、所定の伸側減衰力が発生されることとなる。
また、圧側行程時には、シリンダ内下方室B内の油はピ
ストン部20のチェック弁23を介してシリンダ内上方
室A内に流入すると共に、ピストンロッド21の侵入体
積分に相当する油がベースバルブ部11における圧側バ
ルブ32を介してバルブハウジング35内の油路35d
内に流入し、かつ、切り欠き35gを通過してリザーバ
室C内に流入することとなる。そしてこのとき、上記圧
側バルブ32を油が通過することによって、所定の圧側
減衰力が発生する。
なお、上記切換バルブたる伸側バルブ31が連通状態に
あるとき、シリンダ内上方室A内の油は、ピストンロッ
ド21内の側路すを介してアクチュエータQ内に流入す
ることはなく、前記した伸側および圧側の各行程時にお
ける減衰力は所望の通り発生されることとなる。
ところで、上記伸側バルブ3またる切換バルブが油路α
(第1図参照)おける油の流通を可としているときに、
外部供給圧Pの供給があると、フリーピストン31C′
IJ″−発核供給圧PK見合うだけスプリング31Jを
圧縮するようになり、従って、ポペット31αの先端が
バルブシート部35αの開口内に侵入するように上昇さ
れることとなる。そして、当該ポペット31αの上昇に
よって所謂バルブ開度が小さくされろこととなり、即ち
、開度変更に応じて減衰力が可変とされることとなる。
次に、走行中の車輌のロール現象に起因されて外部供給
圧Pの供給があって、図示するように、ポペット31α
が上昇し、伸側バルブ3またる切換バルブが閉鎖状態に
なるときは、シリンダ10内をピストン部20が上昇す
るようになっても、上方室A内の油は、ベアリング部材
14の切欠部14α、通路α、バルブハウジング35の
油路35Cを介して外部側、即ち、シリンダ内下方室B
側へ流出されることがなくなり、専ら、ピストンロッド
21内の側路すを介して外部の7キユムレータQ内の油
室Q3内に流入することとなる。そして、上記アキュム
レータQ内においては、上記油室Q3内に油が流入する
に伴いガス室Q、2内におけるエア圧が上昇し、これに
よって、油室Q3内への油の流入が妨げられ、従って、
シリンダ内上方室A内においてオイルロック状態が招来
され、所謂伸側オイルロック状態が発揮されることとな
る。
そしてまた、上記伸側オイルロック状態にあるときに、
上記シリンダ内上方室A内の油圧が過大となると、上記
ピストン部20におけるリリーフ弁24が開放されて上
方室A内の油が下方室B内に流入することとなり、上記
過大負荷が解消されることとなる。
なお、上記伸側オイルロック状態において、即ち、伸側
バルブ3またる切換バルブが閉鎖状態にあっても、シリ
ンダ10内をピストン部20が下降する圧側行程時には
、下方室B内の油は、所定量だけ上方室A内に流入する
と共に、ベースバルブ部11における圧側バルブ32を
介してバルブハウジング35内の油路35dに流入し、
かつ、切り欠き35gを介してリザーバ室C内に流入す
ることも可能である。
牙4図は、本発明に係る油圧緩衝装置のベースバルブ部
11における伸側バルブ31の他の実施例を示すもので
あって、本実施例においては、ポペット31αを附勢す
るスプリング31Aの附勢力は一定で、最大の外部供給
圧Pが供給されたときのみポペット31αがバルブシー
ト部35αの開口を閉塞することとなるように形成され
ているものである。
そのため、ポペット31a内には、ロッド3])が収装
されていると共に、上記ポペット3112は、バルブハ
ウジング35に装着されたブツシュ31fに摺接するよ
うに配設され、かつ、当該ブツシュ31fの内底部にス
プリング3L6の下端を係止させているものである。
なお、本実施例によれば、伸側バルブ31は、そのバル
ブ開度を可変とし得ないが、切換バルブとして作動させ
るときには、スプリング315の反発力が作用しないた
めフリーピストン31cに大きいロック力を保持させる
ことができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、車輌の通常走行時には
所定の減衰力を発生してショックアブソーバとして機能
するだけでなく、車輌のロール時にはアンチロール機能
を発揮して車輌の姿勢制御としても機能するので、油圧
緩衝器と姿勢制御機器を別々に設ける必要がなく、車輌
への装備に際して、コスト低減が可能になると共に、取
付作業が簡素化されることが可能となる利点がある。
また、各油圧緩衝装置を四輪の各部に独立して配設する
ことができるので、車輌の装備にあって、スペース上の
制約を受ける危惧がなくなる利点がある。
そして、ピストン部におけるオイルリークを防止するこ
とも可能となるので、油、量変化による反発力特性が招
来されることもなく、車輌の乗心地を悪化させたり、車
輌の走行安定性が阻害さ九ることとなる危惧もない利点
がある。
そしてまた、アンチロール機能を発揮させるときのオイ
ルロック状態は、伸側のオイルロックとされるので、二
階建てバスのように重心が高い車輌のロール防止の上に
、極めて効果的であると共に、車輌の停車時における積
荷の変化によって車輌が片側にのみ傾斜してしまうよう
な事態をも予め防止することもできる利点もある。
さらにまた、本発明によれば1、伸側バルブと切換バル
ブとが合一に形成されてなるので、油圧緩衝装置におけ
るベースバルブ部部分の構成が簡単となり、耐久性が得
られることとなると共に、経済的にも有利となる。
そしてまた、切換バルブと合一に形成された伸側バルブ
がバルブ開度を可変とし得るように形成されているとき
には、伸側減衰力を可変とし得ることとなり、一層好ま
しい車輌の乗心地を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
1・1図は本発明に係るところを原理的に示す一実施例
の縦断正面図、牙2図は第1図に係るところを具体的に
示す実施例を部分的に破断して示す縦断正面図、牙3図
は矛2図におけるベースバルブ部を拡大して示す縦断正
面図、矛4図は従来の油圧緩衝装置を原理的に示す図で
ある。 10・・・シリンダ、11・・・ベースバルブ部、20
・・・ピストン部、30壷・番減衰力発生部、31・1
伸側バルブ、32・・・圧側バルブ、A・・・上方室、
B・・・下方室、Q・・・アキュムレータ、α、α・・
・通路、b・・・側路。 手続補正書(方式) 昭和62年2月171] 〆゛ →ν許庁長官 黒 1)明 雄 殿      ’ 、
’)l、事件の表示 昭和60年 特 許 願 第185407号2、発明の
名称 油圧緩衝装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住  所 名 称 (092)カヤバエ業株式会社4、代理人 住 所 東京都中央区八重洲二丁目IO番8号八重洲ビ
ル 置 (271) 7854〜5昭和62年1月27
日(発送日) 6、補正の対象 (+)す1細書の図面の簡単な説明の欄7、補正の内容 別紙の通り 別  紙 (1)明、鋪、!J第29頁第5行から第7行に「第4
図は・・・である。」とあるを「第4図はベースバルブ
部の他の実施例を第3図と同様に示す縦断正面図、第5
図は従来の油圧緩衝装置を原理的に示す図である。」と
訂正する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダ内ピストン部によつて区画形成された上
    方室と下方室との連通を可とする通路をシリンダ外部に
    有すると共に、上記通路が延設されたシリンダ下方のベ
    ースバルブ部には減衰力発生部を有してなる油圧緩衝装
    置において、減衰力発生部は各々独立に配設された伸側
    バルブと圧側バルブとを有してなると共に、ベースバル
    ブ部における通路中に配設され外部からの供給圧によつ
    て上記通路の開閉を可とする切換バルブを有してなり、
    かつ、当該切換バルブと上記伸側バルブとが合一に形成
    されてなることを特徴とする油圧緩衝装置。
  2. (2)シリンダ内上方室がピストンロッドに穿設された
    側路を介して外部のアキュムレータと連通し得るように
    形成されてなる特許請求の範囲第1項記載の油圧緩衝装
    置。
  3. (3)伸側バルブと合一の切換バルブがポペット弁から
    なる特許請求の範囲第1項記載の油圧緩衝装置。
  4. (4)外部からの供給圧が油圧又は空圧からなる特許請
    求の範囲第1項記載の油圧緩衝装置。
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