JPS62177320A - 油圧補助式多板クラツチ - Google Patents

油圧補助式多板クラツチ

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JPS62177320A
JPS62177320A JP61017415A JP1741586A JPS62177320A JP S62177320 A JPS62177320 A JP S62177320A JP 61017415 A JP61017415 A JP 61017415A JP 1741586 A JP1741586 A JP 1741586A JP S62177320 A JPS62177320 A JP S62177320A
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JP
Japan
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clutch
pressure plate
hydraulic chamber
plate
valve
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Application number
JP61017415A
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English (en)
Inventor
Kazuto Ino
伊野 和人
Masaya Kato
加藤 正家
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62177320A publication Critical patent/JPS62177320A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動二輪車などに用いられるクラッチに係り
、特にクラッチ接続力としてスプリングの力に加えてi
h圧力を利用するようにした油圧補助式多板クラノヂに
関するものである。
[従来の技術] 自動二輪車に用いるこの種のクラッチとして、)−> 
4 L−1’ 竿I FSQ r、−恭−J−t、 F
+ h< ’Fn D、11.7 イX −図中1はク
ラッチアウタ、2はクラッチセンタで、クラッチアウタ
lは、メインシャフト(伝達軸)3に遊嵌されたドリブ
ンギヤ4の側面に取り付けられ、クラッチセンタ2はメ
インシャフト3に固定されている。
クラッチアウタIとクラッチセンタ2の間には、クラッ
チアウタl側にメインシャフート3の軸線方向(以下、
この方向を単に軸線方向という)に摺動可能に設けられ
た摩擦板5と、クラッチセンタ2側に同じく軸線方向に
摺動可能に設けられた摩擦板6とが交互に配されている
また、前記クラッチセンタ2のクラッチアウタ   l
側にはボス部7が設けられ、このボス部7には、クラッ
チアウタlとクラッチセンタ2の間に位置してクラッチ
プレッシャープレート8が軸線方向摺動可能にかつOリ
ング9を介して油密に嵌合されている。
このクラッチプレッシャープレート8は、前記摩擦板5
.6を押し付けてクラッチ接続を行なうためのもので、
クラッチセンタ2より外方に配されたリフタプレートI
OとボルトIIで連結されており、リフタプレートIO
とクラッチセンタ2の間に介装されたクラッチスプリン
グ12によって、クラッチ接続方向、すなわち摩擦板5
.6を押し付ける方向(図中右方)に付勢されている。
なお、クランチプレッンヤープレート8とリフタプレー
トIOは、スリーブ13及びスプリング14を介して若
干のクリアランスhをもって連結されており、そのクリ
アランス6分だけ軸線方向に相対移動できろような関係
にある。
また、このクラッチブレッンヤープレート8のクラッチ
センタ2と反対側の側面には、軸線方向と略直交する受
圧面部15を底面とした円筒状の凹部I6が形成され、
この凹部■6には、クラッチセンタ2のボス部7とクラ
ブチアウタ16間に位置してメインシャフト3に固定さ
れたクラッチピストン17が嵌入され、このクラッチピ
ストン17の外周面に対してクラッチプレッシャープレ
ート8の凹部■6内周面が0リング18を介して油密に
かつ軸線方向に摺動できるようになっている。そして、
クラソチブレノンヤープレー1−8の四部16内面と、
クラッチセンタ2のボス部7周面と、クラッチピストン
17の側面とによりtill ’4E室19が形成され
ている。
また、メインシャフト3は中空とされ、この中には前記
油圧室19に圧油を供給ずろためのフィードパイプ20
が挿入されている。このフィードパイプ20の先端は、
各部品中に形成された油路21を介して油圧室19に連
絡している。
また、クラッチプレッシャープレート8には、クラッチ
センタ2のウェブ部にあけた穴22を貫通する突出部2
3が形成され、この突出部22の内部に形成した中空部
24に、一端が前記リフタプレート10に固定されたコ
ントロールピン25が軸線方向に摺動可能に嵌入されて
いる。
また、クラッチプレッンヤーブレート8の受圧面部15
には、油圧室I9と中空部24とを連通させる逃がし穴
26があけられ、この逃がし穴26を閉塞するリードバ
ルブ27が受圧面部I5に取り付けられている。そして
、リフタプレート10が図中左方に移動した際、コント
ロールピン25の先端によりリードバルブ27を開くよ
うになっている。
まrこ、クラッチプレッシャープレート8の突出部23
の先端には、圧油が排出される排油穴28があけられ、
さらに、クラッチセンタ2のウェブ部には連通孔29が
あけられ、そして、リードバルブ27、逃がし穴26、
中空部24−、コントロールビン25、排油穴28、連
通孔29によって油圧解除機構が構成されている。
また、前記リフタプレートIOには、リフタプレート1
0をクラッチスプリング12の力に抗して軸線方向に移
動させろためのクラッチ操作機構30が取り付けられて
いる。この末端には、ハンドルに取り付けられたクラッ
チレバ−(図示せず)かある。
このクラッチの動作を説明すると、クラッチ接続1:°
、には、リフタプレートIOがクラッチスプリング12
により図中右方に付勢されて、コントロールビン25を
リードバルブ27から離間した状態に保ち、リードバル
ブ27は逃がし穴26を塞いでいる。
したがって、図示せぬオイルポンプよりフィードパイプ
20を経て7111圧室19内に供給される圧油は、油
圧室19内に閉じ込められて高い圧力を保ち、クラッチ
プレッシャープレート8の受圧面部I5に軸線方向右方
への推力を与える。
クラッチプレッシャープレート8は、クラッチスプリン
グ12により最初から右方に付勢されているが、この油
圧による推力も加わって、強い力で両摩擦板5.6をク
ラッチセンタ2の内側面との間に押し付け、両摩擦板5
.6間に高い血圧を生ぜしめてクラッチ接続を行なう。
こうして、図示せぬドライブギヤとかみ合うドリブンギ
ヤ4の回転はクラッチアウタI、摩擦板5.6、クラッ
チセンタ2を経てメインシャフト3に伝達される。
また、クラッチ断とする場合は、図示せぬハンドルのク
ラッチレバ−を握り操作することにより、クラッチ操作
機構30を介してリフタプレート10をクラッチスプリ
ングI2の力に抗して左方に移動させる。
この場合、操作当初にリフタプレートIOはクリアラン
スhだけまず移動し、コントロールビン25の先端が、
クラッチプレッシャープレート8に取り付けたリードバ
ルブ27を油圧室19内方に押して逃がし穴26を開口
させる。そして、油圧室19内の油は逃がし穴26から
中空部24に流入し、この中空部24の外方端近傍の排
出穴28から排出され、油圧室19内の圧力が解除され
る。したがって、油圧によるクラッチプレッソヤープレ
ート8の押しつけ力が解除される。
なお、油圧室19からクラッチセンタ2のウェブ部の外
方に排出された浦は、一部が連通孔29を通ってクラッ
チセンタ2のウェブ部の内方に流入し、摩擦板5.6に
供給されて摩擦板5.6の冷却及び摩擦係数の安定化の
作用をなす。
ついで、さらにリフタプレート10がクリアランスhを
越えて左方に移動すると、リフタプレート10が直接ク
ラッチプレッシャープレート8に接触してこれを左方に
押し、クラッチプレッシャープレート8は摩擦板5.6
から充分に離間し、クラッチ断となる。
以」二のように、この種の油圧補助式クラッチ:よ、ク
ラッチ接続力として、クラッチスプリングの力に加えて
油圧の力を利用するので、クラッチスプリングの力だけ
でクラッチ接続力を得る形式のものに比べれば、格段に
大きなりラッヂ能力を発揮することができる。言い換え
ると、油圧を利用する分だけクラッチスプリングの力を
小さく設定することができろ。したがって、クラッチス
プリングの力に抗して行なう、タラッヂレバーの握り操
作の荷重を軽減することができるという利点を有する。
[発明が解決しようとする問題点] 上のように、従来のこの種クラッチは、クラッチ接続時
のみ油圧力を利用するというものであり、クラッチ断の
際には全く油圧力の補助は受けないものである。したが
って、クラッチ断の操作を行なう場合には、クラッチス
プリングの力に抗するだけの力を以てクラッチレバ−を
握り操作しなくてはならない。
ところが、クラッチ能力が増大するに従い、クラッチス
プリングも力の大きいものを使用する。
このため、この種の油圧補助式クラッチにおいてら、能
力の大きいものの場合、クラッチ操作に大きい力を要し
、運転者の負担が大きくなるという問題がある。
本発明は、クラッチ接続時ばかりでなく、クラッチ断の
際にも油圧が働いて、手の握り力を油圧で補助し、運転
者の負担を減少させることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成する第1の発明の油圧補助式湿式多板
クラッチの構成を、実施例に対応する第2図〜第4図を
用いて説明する。
クラッチアウタ52とクラッチセンタ56の間には、ク
ラッチアウタ52側に伝達軸(メインシャフト)50の
軸線方向に摺動可能に設けられた摩擦板57と、クラッ
チセンタ56側に同じく伝達軸50の軸線方向に摺動可
能に設けられた摩擦板58とか交互に配され、また、こ
れら摩擦板57.58を押し付けてクラッチ接続を行う
ためのクラッチプレッシャープレート60が伝達軸50
の軸線方向に摺動可能に設けら5れでいる。クラッチプ
レッシャープレート60はクラッチ接続方向にクラッチ
スプリング68によって付勢されている。
また、クラッチプレッシャープレート60の両側には、
それぞれクラッチプレッシャープレート60の各側面を
室壁の一部として第1の油圧室79及び第2の油圧室8
3が形成されている。
第1の油圧室79は圧油が供給されることによりクラッ
チプレッシャープレート60をクラッチ接続方向に移動
させるための室、また第2の油圧室83は圧AI+が供
給されることによりクラッチプレッシャープレート60
をクラッチ断方向に移動させるための室とされている。
また、第1の油圧室79及び第2の油圧室83は、クラ
ッチプレッシャープレート60に形成された連通路84
.86.87により互いに連通され、かつ連通路84に
は第1の開閉弁85が設けられている。
なお、第1の油圧室79及び第2の油圧室83は、両室
に同等圧の下面か供給されf二際、クラ。
ヂプレッンヤープレート60がクラソヂ断方向に移動す
るよう、各油圧室79.83を構成するクラッチプレソ
ンヤープレート60の側面領域が設定されたらのである
そして、第1の油圧室7つには圧油供給路130か接続
されるとともに、第2の油圧室83には圧油排出路87
.86が接続され、圧油排出路87.86には第2の開
閉弁90が設けられ、また、第1、第2の開閉弁85.
90には、クラッチ接続操作開始時に第1の開閉弁85
を閉じるとともに第2の開閉弁90を開き、クラッチ断
操作開始時に第1の開閉弁85を開くとともに第2の開
閉弁90を閉じる制御を行なう弁開閉制御機構88か接
続されている。
次に、第2の発明のクラッチの構成を、実施例に対応す
る第5図、第6図を用いて説明する。
クラッチアウタ52に伝達軸50の軸線方向に17゛1
動可能に設けられ/こ摩擦板57と、クラッチセンタ5
6に同しく伝達軸50の浦線方向に摺動可能に設:すら
れノニ11If擦板58とが交互に複数枚ずつ配され、
かつ、これら摩擦板57.58は、伝達軸50の軸線方
向に摺動可能に設けられfコ主りラノヂプレッシャープ
レート150の側面とクラッチセンタ56側面との間に
配されている。主りラソチプレッンヤープレート150
は、クラッチスプリング68によってクラッチセンタ5
6との間に摩擦板57.58を押し付けてクラソヂ接続
を行なう方向に付勢されている。
また、前記複数の摩擦板57.58の間には、副りラソ
チプレッノヤープレート151h<伝達軸50の軸線方
向に摺動可能に介在され、これにより主クラッチプレッ
シャープレート+50と副クラッチプレッシャープレー
ト151との間、及び副りラノヂプレッンヤープレート
+51とクラッチセンタ56との間、にそれぞれ所定枚
数の摩擦板57.58が押しつけ可能に確保されている
さらに、主クラッチブレッンヤープレート150のクラ
ッチセンタ56と反対側には、主りラッヂブレッシャー
プレート150の側面を室壁の一部とし、自身に圧油が
供給されることにより主りラソチプレソソヤープレート
150をクラッチセンタ56側に移動させるための第1
の油圧室79が形成され、また、前記副クラッチプレッ
シャープレート151のクラッチセンタ56側には、副
りラブヂプレノンヤープレート151の側面を室壁の一
部とし、自身に圧油が供給されることにより副りラソチ
プレッノヤープレート+51を主クラッチプレッシャー
プレート151側に移動させるfこめの第2の油圧室+
52が形成されている。
これら第1の油圧室79及び第2の油圧室152は連通
路84.86.87により連通され、かつこの連通路8
4には第1の開閉弁(リードバルブ)85か設けられて
いる。
なお、第1の油圧室79及び第2の油圧室152は、両
室79.152に同等圧の圧油が供給されfこ際、主り
ラソチプレッノヤープレート150に作用する抑圧力よ
り副クラッチプレッシャープレート+51に作用する抑
圧力の方が大きくなるよう、各油圧室79.152を構
成する主、副りラッヂプレッシャープレート150.1
51の側面領域が設定されている。
そして、第1の油圧室79には圧油供給路130が接続
されるとともに、第2の油圧室152には圧油排出路8
7.86が接続され、圧油排出路には第2の開閉弁90
が設けられ、また、第1、第2の開閉弁85.90には
、クラッチ接続操作開始時に第1の開閉弁85を閉じる
とともに第2の開閉弁90を開き、クラッチ断操作開始
時に第1の開閉弁85を開くとともに第2の開閉弁90
を閉じる制御を行なう弁開閉制御機構88が接続されて
いる。
[作用] 上記第1の発明のクラッチの作用を第2図を参照して説
明する。
クラツナ接続時には、弁開閉制御機構88により第1の
開閉弁85が閉じられるとともに第2の開閉弁90が開
かれ、第1の油圧室79内に高圧の油が供給されるとと
らに、第2の油圧室83の圧力が解除される。第1の油
圧室79内に供給される圧油は、同油圧室7つ内に閉じ
込められて高い圧力を保ち、クラッチプレッシャープレ
ート60をクラッチ接続方向に変位させる。クラッチプ
レッソヤープレート60はクラッチスプリング68によ
り最初からクラッチ接続方向に付勢されているが、この
油圧による推力ら加わって、強い力で両摩擦板57.5
8を押し付け、両摩擦板57.58間に高い面圧を生ぜ
しめてクラッチ接続を行なう。
また、クラッチ断とする場合は、クラッチレバ−等を操
作することにより、クラッチプレッシャープレート60
をクラッチスプリング68の力に抗してクラッチ断方向
に移動させる。この場合、クラッチ断操作開始時に、弁
開閉制御機構88により第1の開閉弁85が開かれると
ともに第2の開閉弁90が閉じられ、第1の油圧室79
に供給されていた圧油が第2の油圧室83に流入する。
そして、第1の油圧室79及び第2の油圧室内83は等
しい圧力の圧油で満たされることになる。
この状態の時、」―記構酸により、第2の油圧室83内
の圧油がクラッチプレッンヤープレート60を押す力と
、第1の油圧室79内の圧油がクラッチプレッシャープ
レート60を押す力は、向きが反対で前者が後者を上回
る。
したがって、この力関係によりクラッチプレッシャープ
レート90はクラッチ断方向への推力を得る。このため
、クラッチ断にするためクラッチプレッシャープレート
60を変位させるに要する操作力は、この油圧による推
力分だけ補助を受けて軽減されることになる。また、ク
ラッチプレッシャープレート60がクラッチ断方向への
変位を促す方向の補助力を受けることにより、クラッチ
の切れが良くなる。
また、クラッチ断にするための操作を解除すると、クラ
ッチスプリング68の力でクラッチプレッシャープレー
ト60がクラッチ接続方向へ変位し、それとともに弁開
閉制御機構88が第2の開閉弁90を開いて第2の油圧
室83の油圧を解除し、前述したクラッチ接続が達成さ
れる。
次に、第2の発明のクラッチの作用を第5図、第6図を
参照して説明する。
クラッチ接続時には、弁開閉制御機構88により第1の
開閉弁85が閉じられるとともに第2の開閉弁90が開
かれ、第1の油圧室79内に高圧の油が供給されるとと
もに、第2の油圧室+52内の圧力が解除される。第1
の油圧室79内に供給される圧油は、同油圧室79内に
閉じ込められて高い圧力を保ち、主クラッチプレッシャ
ープレート+50をクラッチセンタ56方向に変位させ
る。
主クラッチプレッシャープレート150は、クラッチス
プリング68により最初からクラッチセンタ56方向に
付勢されているが、この油圧による推力も加わって、強
い力で両摩擦板57.58をクラッチセンタ56の内側
面との間に挾圧し、両摩擦板57.58間に高い面圧を
生ぜしめてクラッチ接続を行なう。このとき、副りラッ
ヂプレッシャープレート151は摩擦板57.58の間
に自由な状態で挾まっている。
また、クラッチ断とする場合は、クラッチレバ−等を操
作することにより、主クラッチプレッシャープレート1
50をクラッチスプリング68の力に抗してクラッチ断
方向に移動させる。この場合、クラッチ断操作開始時に
、弁開閉制御機構88により第1の開閉弁85か開かれ
るとともに第2の開閉弁90が閉じられ、第1の油圧室
79に供給されていた圧油が第2の油圧室!52に流入
する。
そして、第2の油圧室152に流入した圧油により、副
クラッチプレッシャープレート151 ハ、クラッチセ
ンタ56から離れて主クラッチプレッシャープレート1
50に向かう方向の推力を得る。
そうすると、副りラッヂプレッシャープレート151に
作用する油圧による推力は、主クラッチプレッシャープ
レート150に作用する油圧による推力より大きくなる
から、この力関係により、主クラッチプレッシャープレ
ート150は、摩擦板57.58を介して押されクラッ
チ断方向へ移動させられる。したがって、クラッチ断に
するためクラッチスプリング68に抗して主クラッチプ
レッソヤープレート150を変位させるに要する操作力
は、この油圧による推力分だけ補助を受けて軽減される
ことになる。
しかも、この第2の発明ではこの時、副クラッチプレッ
シャープレート15+とクラッチセンタ56の間の摩擦
板57.58に関しては接続が断になり、副クラッチプ
レッシャープレート+51と主クラッチプレッシャープ
レート+50の間の摩擦板57.58に関しては接続状
態のままとなる。すなわち、クラッチ断においても、後
者の接続状態が残ることにより、いわゆる「ひきずり」
を発生させることができるのである。
また、クラッチ断にするための操作を解除すると、クラ
ッチスプリング68の力で主クラッチプレッシャープレ
ート150がクラッチ接続方向へ変位し、それとともに
弁開閉制御機構88が第2の開閉弁90を開いて第2の
油圧室152の油圧を解除し、前述したクラッチ接続が
達成される。
[実施例] 以下、本発明を自動二輪車のクラッチに適用した場合の
各実施例について詳細に説明する。
まず、本発明の第1実施例の油圧補助式湿式多板クラッ
チについて、第2図〜第・1図を参116シて説明する
。なお、第2図は全体構成、第3図及び第4図は部分を
拡大して示している。
第2図において、図中符号50はメインシャフト(伝達
軸)、51は図示せぬドライブギヤとかみ合うドリブン
ギヤで、このドリブンギヤ51はメインシャフト50に
遊嵌され、このドリブンギヤ51の側面にはクラッチア
ウタ52が取り付けられている。
クラッチアウタ52は、ドリブンギヤ51側の側面に突
出部53が形成されており、その突出部53がドリブン
ギヤ51にあけた円周方向に長い長穴54に挿入されて
、ドリブンギヤ51に対して若干の角度だけ相対的に回
転可能にされ、かつ、ダンパスプリング55を介してド
リブンギヤ51に緩衝的に結合している。
また、メインシャフト50にはクラッチセンタ56が固
定され、クラッチセンタ56とクラッチアウタ52との
間には、クラッチアウタ52側にメインシャフト50の
軸線方向(以下、この方向を単に軸線方向という)に摺
動可能に設けられた摩擦板57と、クラッチセンタ56
側に同じく軸線方向摺動可能に設けられた摩擦板58と
が交互に複数枚ずつ配されている。
前記クラッチセンタ56には、クラッチアウタ52側に
突出するボス部59が形成され、このボス部59の外周
には、前記摩擦板57.58をクラッチセンタ56の内
側面との間に挟圧してクラッチ接続を行なうためのクラ
ッチプレッシャープレート60がOリングを介して油密
にかつ軸線方向に摺動可能に嵌合されている。
このクラッチプレッシャープレート60のクラッチセン
タ56側の側面には、円筒状のスリーブ部61が形成さ
れ、その先端部分には2種類の突出部62.63が形成
されている。
1つは、クラッチセンタ56の外側に配されたりフタプ
レート64とクラ・ソチプレッシセープレート60とを
連結するための突出部62(図中下側のもの)で、これ
は円周上等間隔に複数設けられている。またもう1つは
、後述する油圧制御機構を内装するための突出部63(
図中上側のもの)で、これは最低1箇所に設けられてい
る。なお、これら突出部62.63のある箇所では、ス
リーブ部6Iの肉厚が内周側に大きくなっている。
一方、クラッチセンタ56のウェブ部には、前記各突出
部62.63に対応するよう複数の貫通穴65が設けら
れ、さらにウェブ部の内側面(図中左側の側面)には、
それら金穴65の外周部に接するように、リング状突部
66が形成されている。そして、タラソチプレッンヤー
プレート60の突出部62.63をクラッチセンタ56
のウェブ部にあけた穴65にそれぞれ貫通させ、スリー
ブ部6I外周をリング状突部66の内周にOリング67
を介して摺動自在に嵌合させた状態で、クラッチプレッ
シャープレート60とクラッチセンタ56とが組み合わ
せられている。
前記クラッチセンタ56の外方に配されたリフタブレー
ト64は、クラッチセンタ56の外径より若干小径のも
ので、リフタプレート64の外周とクラッチセンタ56
の外・、′iiの間に介装された皿バネ(クラッチスプ
リング)68により、外方すなわち図中右方に付勢され
ている。このリフタプレート64は、メインシャフト5
0内部に通されたフィードバイブロ9の先端に軸受70
を介して相対回転自在に支持され、内側面に形成された
円筒部がクラッチセンタ56のボス部59後端に嵌合し
ている。
また、このリフタプレート64には、前記クラッチプレ
ッシャープレート60の突出部62に対応したボルト通
し孔71が形成されており、この孔71に通したボルト
72を突出部62にねじ込むことにより、リフタプレー
ト64はクラッチプレッシャープレート60と連結され
ている。したがって、クラッチプレッシャープレート6
0は皿バネ68の力により図中右方に付勢され、自由状
態で摩擦板57.58をある程度押圧して、いわゆる半
クラツチ状態につないでいる。
ただし、この場合タラッヂプレソノヤープレート60の
突出部62先端とりフタプレート6・1の内側面との間
には、スリーブ73及びコントロールスプリング74に
より若干のクリアランス11が確保されている。そして
、クラッチセンタ56及びクラッチプレッシャープレー
ト6oは、このクリアランスh分だけ軸方向に相対変位
できるようにされている。
なお、コントロールスプリング74は、クラッチプレッ
シャープレート6oとりフタプレート64との間のクリ
アランスhを正確に確保し、両者の位置関係を確定させ
ることにより、クラッチ接続開始時のポイントのずれを
なくし、クラッチ接続動作の際のひきずりトルクを減少
させるために設けたものである。
また、クラッチプレッシャープレート6oのクラッチセ
ンタ56と反対側の側面には、軸線方向と直交する受圧
面部75を底面とする円形の凹部76が形成されている
。この凹部76には、クラッチセンタ56とクラッチア
ウタ52の間に位置してメインシャフト50に固定され
たクラッチピストン77が嵌入され、クラッチプレッシ
ャープレート60の凹部76内周面が、このクラッチピ
ストン77の外周面に対して0リング78を介して油密
にかつ軸線方向に摺動できるようになっている。
そして、クラッチプレッシャープレート60の凹部76
内面とクラッチセンタ56のボス部59周面とクラッチ
ピストン77の側面とによって第1の油圧室79が形成
され、この第1の油圧室79に圧油を供給することによ
り、クラッチプレッシャープレート60を図中右方に移
動させることができるようになっている。
また、クラッチプレッシャープレート60のクラッチセ
ンタ56側の側面には、前出のスリーブ部6Iより外周
側に位置してらう1つのスリーブ部80が形成されてい
る。この外周側に設けたスリーブ部80は、クラッチセ
ンタ56の外周にある円筒部81の内周面に、0リング
82を介して摺動自在に嵌合されている。そして、クラ
ッチセンタ56とクラッチプレッシャープレート60の
間に第2の油圧室83が形成され、この第2の油圧室8
3に圧油を供給することにより、クラッチプレッシャー
プレート60を図中左方に移動させることができるよう
になっている。
前記第1の油圧室79の室壁を構成しているクラッチプ
レッシャープレート60の受圧面部75には、第3図に
詳しく示すように、圧油の逃がし孔84、及びこの逃が
し孔84を開閉するリードバルブ(第1の開閉弁)85
が設けられている。一方、クラッチプレッシャープレー
ト6oのクラッチセンタ56側に設けた内周側スリーブ
部61及び突出部63の内部には、突出部63先端而か
ら孔を穿設することにより、突出部63先端面が開口し
た中空部86が形成されている。そして、nη記逃がし
孔84はこの中空部86に通じている。
また、この中空部86の外周壁には、この中空部86を
介して第2の油圧室83に対して圧油を給排するための
連絡孔87が形成されている。そして、逃がし孔84、
中空部86、連絡孔87により、第1の油圧室79及び
第2の油圧室83が連通されている。
また、nQ記中空部86には、リフタプレート64の内
側面に基端が嵌入固定されたコントロールピン88が挿
通自在に収納されている。このコントロールピン88は
先端部が細く、中央部がそれより若干太くなっており、
その細い先端部分が逃がし孔84に隙間をもって挿通で
きるようにされるととらに、中央部が前記中空部86に
隙間をもって挿通てきるようにされ、これにより、それ
らの隙間を通って浦が自由に流通できるようになってい
る。
また、このコントロールピン88を固定したりフタプレ
ート64の内側面と、クラッチプレッシャープレート6
0の突出部63の先端面の間には、中空部86内の圧M
1を逃がずためのクリアランスhが確保されている。こ
のクリアランスhは、先に述べたクラッチプレッシャー
プレート60の連結用突出部62とリフタプレート64
との間に設けたクリアランスh(第2図参照)と同じ寸
法に設定されており、リフタプレート67Iをクラノチ
プレゾンヤープレ−1・60側に押し付け1ことさにこ
のクリアランスhは用1上り、そのと8、コントπ−ル
ピン88の先端がリードバルブ85を押して逃がし孔8
・1を開き、油が中空部86に逃げるようにずろ。また
、クリアランスhか確保されているときはリードバルブ
85が閉じるようになっている。
さらに、リフタプレー1・64がクラッチプレッシャー
プレート60に押し付けられたとき同時に、リフタープ
レート64の内側面がクラッチプレッシャープレート6
0の突出部63の先端面に密着して圧油の逃げ道を塞ぐ
ように、突出部63先端面が当接する部分のりフタプレ
ート64内側面には、0リング89が嵌め込まれ、これ
により、クラッチプレッシャープレート60の突出部6
3先端面と、リフタ−プレート64内側面と、Oリング
89とで第2の開閉弁90が構成されている。
また、リフタープレート64、クラッチプレッシャープ
レート60、及びコントロールピン88とにより、リー
ドバルブ75(第1の開閉弁)及び第2の開閉弁90を
開閉制御する弁開閉制御機構が構成されている。
以上のように第1、第2の油圧室79.83、それらを
連絡する流路、及び圧油排出路が構成され、それにより
、第1の油圧室79に圧油を供給した場合、クラッチプ
レッシャープレート60は右に移動すべき推力を得、ま
た、第2の油圧室83に圧油を供給した場合、クラッチ
プレッシャープレート60は左に移動すべき推力を得る
わけであるが、この際、両室79.83に同等圧力の圧
油が供給された場合は、後者の推力が萌者の推力を上回
ってクラッチプレッシャープレート60には図中左向き
の推力(クラッチ断方向の推力)が付与されるようにな
っている。すなわち、このように作動するように、第2
の油圧室83(この場合中空部86まで含まれる)を構
成するクラッチプレッシャープレート60の右側の側面
領域が、第1の油圧室79を構成するクラッチプレッシ
ャープレート60の左側の側面領域よりも大きくなろよ
うに各側面領域が設定されているのである。
このように設定しであることにより、クラッチプレッシ
ャープレート60は上記のように左向きの推力を得、し
たがって、この推力はクラッチ断方向への補助力として
作用することになる。なお、上記のように面圧により左
向きの推力を得るイっけであるが、その推力とクラッチ
スプリングである皿バネ68の付勢力の関係は、当然、
皿バネ68の付勢力の方が勝つようになっている。すな
わち、そのように第1の油圧室79、第2の油圧室83
の室壁面積及び作動油の圧力値が設定されている。
また、このクラッチには、通常の動力伝達方向と逆のバ
ックトルク、すなわちメインシャフト50からドリブン
ギヤ51方向に伝わろうとするトルクか過度に作用した
場合、自動的にクラッチを一断とするためのバックトル
クリミッタ−機構+00が組み込まれている。
このバックトルクリミッタ−nail I OOは、第
4図に詳しく示すように、ドリブンキャ5Iに対してわ
ずかに相対回転自在とされたクラッチアウタ52のウェ
ブ部に出没自在に貫通されたピンIO1と、タラッヂア
ウタ52のクラッチプレッシャープレート60側の側面
に設けられ、前記ピンlO1の頭部か連結された断面り
字状のバックトルクリミッタ−リング102と、このバ
ックトルクリミッタ−リング102をドリブンギヤ51
方向に押圧してピン101の先端をドリブンギヤ51の
側面に形成した小凹部103に入るように付勢する仮バ
ネ+04と、第1の油圧室79に通じるようにクラッチ
ピストン77の壁面に貫通して設けられた油逃がし孔!
05と、第1の油圧室79の室壁を構成しているクラッ
チピストンフッ内面に設けられ、常時は前記油逃がし孔
105を塞いでいるリードバルブ106と、クラッチピ
ストン77の外壁面に前記バックトルクリミッタ−リン
グ+02に対向するようにして設けられ、バ、yクトル
クリミッターリング102の突出縁により右方に押され
た際、前記リードバルブ106を開いて油逃がし孔+0
5を開放するバネ付き作動ピン107とから構成されて
いる。
次に、上記の2つの油圧室79.83に作動油を供給す
る系、及びリフタプレート64を変位さけてクラッチの
断続を行う操作系について、第2図に基づいて述べる。
メインシャフト50は中空になっており、上述したよう
に、その中にはフィードバイブロ9が同心状に通されて
いる。このフィードバイブロ9はメインシャフト50よ
りも長いものであり、先端及び基端がメインシャフト5
0の外部に出ている。
フィードバイブロ9の先端は、軸受70及び軸受固定金
具110を介してリフタプレート64に連結され、両者
は軸方向には一体的に動くものの、自由に相対回転でき
るようになっている。
また、フィードバイブロ9の基端側は、スレーブシリン
ダ111の内部の可動ピストン112に連結されている
。スレーブシリンダ1’ 11は、ハンドル113に設
けたマスクシリンダ114に油路115で結ばれたもの
で、クラッチレバ−116を握り操作し、マスクシリン
ダi14から圧油を供給することにより、可動ピストン
112を図中左方に移動させる゛ものである。
また、前記フィードバイブロ9は、先端及び基端に封止
部材120,121が詰められ、内部が作動油の通路と
して利用できるように構成されたしので、基端側には、
1圧ポンプ(図示せず)から送られてくる作動油をフィ
ードバイブロ9内に導入するための作動油供給路+22
が接続されている。
この作動油供給路122の接続部は、フィードバイブロ
9の軸方向の摺動に拘イっらず圧油をフィードバイブロ
9内に導入できるように、0リング123により、接続
ケーシング[24とフィードバイブロ9との間に、小さ
い油溜め空間125が形成され、この空間+25がフィ
ードバイブロ9の管壁に形成した小孔126に通じた構
成となっている。
また、フィードバイブロ9の先端側の、クラッチピスト
ン77のある位置の近くには、消孔127が設けられて
いて、この消孔127を真ん中にしてその図中左右位置
には、フィードバイブロ9とメインシャフト50の間に
油溜り空M I 28を形成すべく封止部材129が詰
められている。また、メインシャフト50及びクラッチ
ピストン77には、第1の油圧室79とこの油溜り空間
128を連絡する油供給路130が形成されている。
そして、これによりフィードバイブロ9を通ってきた圧
油を第1の油圧室79に供給できるようになっている。
この実施例のクラッチは以上のように構成されており、
次にその動作について説明する。
まず、ハンドル113のクラッチレバ−116を離した
状態で、クラッチは接続されている。このクラツナ接続
時には、リフタプレート64がクラッチスプリングであ
る皿バネ68の力により外方すなわち図中右方に付勢さ
れている。そして、この皿バネ68の力によりクラッチ
プレソシャープレート60が摩擦板57.58を押し付
けている。
このとき、コントロールピン88がリードバルブ85か
ら離間した状態に保たれ、リードバルブ85か圧油の逃
がし孔84を塞いでいろ。また、リフタプレート64と
クラブチプレッンヤープレート60の突出部62の先端
面間に、クリアランスhが確保されている。そして、こ
れにより、第2の開閉弁90が開放され、第2の油圧室
83内の油圧が解除されている。
したがって、図示せぬオイルポンプよりフィードバイブ
ロつを経て第1の油圧室7つ内に供給される圧油は、第
1の油圧室79内で高い圧力に保たれ、クラッチブレッ
ンヤープレート60の受圧面部75に軸線方向右方への
推力を与える。
このとき、クラッチプレッシャープレート60は、前記
したように最初から皿バネ68によってクラッチ接続方
向、すなわち図中右方に付勢されており、この油圧によ
る推力も加わってクラッチプレッシャープレート60は
両摩擦板57.58を強力に押し付け、両摩擦板57.
58間に高い面圧を生せしめてクラッチ接続を行なう。
そして、ドライブギヤとかみ合うドリブンギヤ51の回
転力が、クラッチアウタ52→摩擦板57・58→クラ
ッチセンタ56−メインシャフト50の順番てメインシ
ャフト50に伝達されろ。
まfこ、クラッチ断とする場合は、ハンドルI13のク
ラッチレバ−116を握り操作し、マスタンリングI 
+ 、1により油圧を発生させる。そして、スレーブシ
リンダI11に圧油を供給して、スレーブシリンダ11
1内の可動ピストン+12を図中左方に移動させ、これ
により、リフタプレート64を皿バネ68の力に抗して
図中左方に引っ張る。
この場合、クラッチ断操作開始時において、リフタプレ
ート64が左方に変位した際、リフタプレート64に固
定したコントロールビン88がリードバルブ85を押し
、逃がし孔84を開く。同時に、リフタプレート64が
クリアランスhを埋めて第2の開閉弁90を閉じる。そ
うすると、第1の油圧室79に供給されていた圧油が、
逃がし孔84、中空部86、連絡孔87を通って第2の
油圧室83に流入する。そして、第1の油圧室7つ及び
第2の油圧室83内は等しい圧力の圧油で満たされるこ
とになる。
この状態の時、第2の油圧室83内の圧油がクラッチプ
レッシャープレート60を左方に押す力と、第1の油圧
室79内の圧油がタラッヂブレヅソヤープレート60を
右方に押す力は、向きが反対で、かつ壁面の面積の関係
から前者が後者を上回る。したがって、この力関係によ
りクラッチプレッシャープレート60は左向きの推力を
得る。
このため、クラッチ断にするためにクリアランスhを越
えて、さらにリフタプレート64を左方に変位させ、リ
フタプレート64により直接クラッチプレッシャープレ
ート60を押す力、すなわち皿バネ68の付勢力に抗し
てクラッチレバ−116を握すリフタプレート64を移
動させようとする力は、この油圧による推力分だけ補助
を受けて軽減されることになる。そして、この油圧によ
ってプレッシャープレート60がクラッチ断方向への変
位を促す方向の補助力を受けろことにより、クラッチプ
レッシャープレート60は摩擦板57、る。
また、クラッチ断にするための操作を解除すると、皿ハ
ネ68の力でリフタプレート64が右方に変位し、それ
とともにクラッチプレッシャープレート60が右方向へ
変位して摩擦板57.58を押し付け、また同時にリフ
タプレート611とクラッチプレッシャープレート60
の突出部63先端面間にクリアランスhが生じ、第2の
開閉弁90が開いて第2の油圧室83内の油圧が解除さ
れ、前述したクラッチ接続が達成される。
なお、クラッチ接続時、過度のバックトルクが作用した
場合、すなわちメインシャフト50−クラッ摩擦板タ5
6→摩擦仮57・58→クラツチアウタ52という順番
で、通常時と逆の大きなハックトルクが作用した場合、
前述のバックトルクリミッタ−機構100が次のように
動作ずろ。
まず、ダンパスプリング55の力に抗してドリブンギヤ
51とクラッチアウタ52に相対的な回転変位が発生す
る。それにより、ピン101がドり上げ、ピン101が
右方に突出する。そうすると、このピン+01により、
バンクトルクリミッタ−リング102が図中右方に変位
させられ、それによりバネ付き作動ピン107が右方に
押されて、このバネ付き作動ピン107がリードバルブ
+06を押し、曲進がし孔105を開く。そして、第1
の油圧室7つ内の圧油が外部に排出されて、第1の油圧
室79内の油圧が減少され、クラッチプレッシャープレ
ート60による押しつけ力が軽減し、クラッチ接続力が
一時的に弱まる。
また、バックトルクが小さくなると、前記と逆にピン1
01が戻り、曲進がし孔105が塞がれ、再び、第1の
油圧室79内の圧力が高まりクラッチプレッシャープレ
ート60が右方に推力を受けてクラッチ接続力が大きく
なる。このようなバックトルクリミッタ−機能を持たけ
ることにより、カーブ走行時におけるエンジンブレーキ
のききを制限することができ、スムーズな走行の実現に
寄与することができる。
以上説明した第1実施例のクラッチは、いわゆるクラッ
チの切れの良い乙のであり、ひきずり現象が軽減されろ
特性を6つ。
ところで、常時噛み込み式のトランスミッノヨンの場合
には、クラッチ断とした場合にも、ある程度のひきすり
がある方が、変速操作を円滑かつ確実に行なう上で好ま
しい。そこで、次に第2の実施例として、適度のひきす
りを持たせたクラッチについて説明する。
第5図は第2の実施例のクラッチの全体溝成を示し、第
6図はその一部の詳細を示す。
第5図中52はタラッチアウタ、56はクラッチセンタ
で、タラツナアウタ52側に軸線方向摺動可能に設けら
れた摩擦板57と、クラッチセンタ56に同じく軸線方
向摺動可能に設けられた摩擦板58とが交互に複数枚ず
つ配され、かつ、これら摩擦板57は、軸線方向に摺動
可能に設けられた主クラッチプレッシャープレート15
0の側面とクラッチセンタ56の内側面との間に配され
ている。
主クラッチプレッシャープレート150は、前記実施例
のものとほぼ同様の構造のもので、クラッチスプリング
である皿バネ68によりクラッチセンタ56との間に摩
擦板57.58を押し付けてクラッチ接続を行なう方向
、すなわち図中右方に付勢されている。
また、前記複数の摩擦板57.58の間には、副クラッ
チプレッシャープレート151が軸線方向に摺動可能に
介在され、これにより主クラッチプレッシャープレート
150と副クラッチプレッシャープレート151との間
、及び副クラッチプレッシャープレート+51とクラッ
チセンタ56との間、にそれぞれ所定枚数の摩擦板57
.58が押しつけ可能に確保されている。この点がまず
第1の実施例と異なる。
さらに、主クラッチプレッシャープレート150の図中
左方には、第1実施例と全く同様に、自身に圧油が供給
されることにより主りラブチブレツンヤープレート15
0をクラッチセンタ56側に移動さU゛るための第1の
油圧室79が形成されてh ス また、前記副りラッヂプレッシャープレート151は、
主クラッチプレッシャープレート150のスリーブ部6
1の外周、及びクラッチセンタ56の円筒部内周に1、
それぞれ油密に嵌合されている。そして、副クラッチプ
レッシャープレート151は、主クラッチプレッシャー
プレート150及びクラッチセンタ56に対して相対的
に軸線方向に自由に移動できるようになっており、副り
ラッヂブレッシャープレート151とクラッチセンタ5
6の間に、副クラッチプレッシャープレート151の側
面を室壁の一部とし、自身に圧油が供給されることによ
り副クラッチプレッシャープレート151を主クラッチ
プレッシャープレートI50側に移動させるための第2
の油圧室152が形成されている。
これら第1の油圧室79及び第2の油圧室152は、第
6図に詳しく示すように、第1の実施例同様逃がし孔8
4、中空部86、連絡孔87により連通されている。そ
の他の点は全て第1の実施例のものと同様であり、同一
要素に同一符号を付しである。
なお、第1の油圧室79伎び第2の油圧室I52:よ、
両室79.152に同等圧の圧油が供給された際、主ク
ラッチプレッシャープレート+50に作用ずろ押圧力よ
り、副りラッチプレッソヤープレート151に作用する
押圧力の方か大きくなるよう各油圧室79.152を構
成する主、副りラッチブレッンヤープレート!50.1
5+の側面領域が設定されている。
次に、以上のように構成された第2の実施例のクラッチ
の作用を説明する。
クラッチ接続時には、リフタプレート64がクラノヂス
プリングである皿バネ68の力により外方ずなイつち図
中右方に付勢されている。そして、この皿バネ68の力
により主クラッチプレッシャープレート60が、摩擦板
57.58を押し付けている。
このとき、コントロールピン88がリードバルブ85か
ら離間した状態に保たれ、リードバルブ85が圧油の逃
がし穴84を塞いでいる。また、リフタプレート64と
クラッチプレッシャープレート60の突出部62の先端
面間に、クリアランス11が確保されている。そして、
これによ:)、第2の開閉弁90が開放され、第2の油
圧室132内の7I11圧が解除されている。
したがって、図示仕ぬオイルポンプよりフィードバイブ
ロ9を経て第1の油圧室79内に供給される圧Mbは、
第1の油圧室79内で高い圧力に保たれ、主クラッチプ
レッシャープレート60の受圧面部75に軸線方向右方
への推力を与える。このとき、クラッチプレッシャープ
レート60は、前記したように最初から皿バネ68によ
ってクラッチ接続方向、すなわち図中右方に付勢されて
おり、この油圧による推ツノも加わって、クラッチプレ
ッシャープレート60は、両摩擦板57.58を強力に
押し付け、両摩擦板57.58間に高い油圧を生ぜしめ
てクラッチ接続を行なう。
そして、ドライブギヤとかみ合うドリブンギヤ51の回
転力が、クラッチアウタ52→摩擦板57・58→クラ
ツチセンタ56→メインシヤフト50の順番でメインノ
ヤフト50に伝達される。
このとき、副クラッチプレッシャープレート15Iは摩
擦板57.58の間に自由な状態で挾まっている。
また、クラッチ断とする場合は、ハンドル+13のクラ
ッチレバ−116を握り操作し、マスタノリンダ114
により油圧を発生させる。そして、スレーブシリンダI
IIに圧油を供給して、スレーブシリンダIII内の可
動ピストン112を図中左方に[多動させ、これにより
、リフタプレート64を皿バネ68の力に抗して図中左
方に引っ張る。
この場合、クラッチ断操作開始時において、リフタプレ
ート64が左方に変位した際、リフタプレート64に固
定したコントロールピン88がリートバルブ85を押し
、逃がし孔84を開く。同時に、リフタプレート64が
クリアランスhを埋めて第2の開閉弁90を閉しろ。そ
うすると、第1の油圧室79に供給されていた圧油が、
逃がし」9.A  山S!E9A  浦洩19フル蒲−
て竿9の油圧室152に流入する。
そして、第2の油圧室152に流入した圧油により、副
りラッヂプレッシャープレート151は、クラッチセン
タ56から離れて主クラッチプレッシャープレート15
0に向かう方向の推力を得る。
そうすると、副クラッチプレッシャープレートI51に
作用する油圧による左向きの推力は、主クラッチプレッ
シャープレート+50に作用する油圧による右向きの推
力より大きくなるから、この力関係により、主クラッチ
プレッシャープレート150はクラッチ断方向へ移動さ
せられる。
したがって、クラッチ断にするため旧バネ68の力に抗
して主クラッチプレッシャープレート150を変位させ
るに要する操作力は、この油圧による推力分だけ補助を
受けて軽減されることになる。
しから、この実施例ではこの時、副りラソヂプレッンヤ
ープレート151とクラッチセンタ56の間の摩擦板5
7.58に関しては接続か断になり、副クラッチプレッ
シャープレート151と主クラッチプレッシャープレー
ト150の間の摩擦板57.58に関しては接続状態の
ままとなる。
すなわち、クラッチ断においてら、後者の接続状態が残
ることにより、いわゆる「ひきずり」を発生ずることに
なるのである。
まfこ、クラッチ断にするための操作を解除すると、皿
バネ68の力でリフタプレート64が右方に変位し、そ
れとともにクラッチプレッシャープレート60が右方向
へ変位して摩擦板57.58を押し付け、また同時にリ
フタプレート64とクラッチプレッシャープレート60
の突出部63先端面間にクリアランスhが生じ、第2の
開閉弁90が開いて第2の油圧室!52内の油圧が解除
され、前述したクラッチ接続が達成される。これは、第
1の実施例と同様である。
なお、この実施例の場合も、バックトルクリミッタ−機
能は第1の実施例と同様に働く。
以上で、実施例の説明を終えるが、上述した第2の実施
例において、ひきずりトルクの大きさは、クラッチ断の
際に接続を継続させる摩擦板の枚数により任、αに設定
ずろことかできる。すなわち、第2の実施例の場合は、
主タラッヂプレノンヤープレート150と副りラソヂプ
レソソヤープレ−1・151との間に挾む:T擦Vi、
57.58の枚数を調整すればよい。
[発明の効果] 第1の発明によれば、クラッチ断の操作時に、クラッチ
接続時に利用した油圧力を用いてクラッチプレッシャー
プレートに対しクラッチ断方向への推力を与えろ。この
ため、クラッチ断にするためクラッチプレッシャープレ
ートを変位させるに要する操作力は、この油圧による推
力分だけ補助を受けて軽減されることになる。また、ク
ラッチプレッシャープレートがクラッチ断方向への変位
を促す方向の補助を受けることにより、クラッチの切れ
が良くなる。
また、第2の発明によれば、同じくクラッチ断操作時の
操作力の軽減を図ることができるとともに、次の効果を
奏する。すなわち、クラッチ断のときに、副クラッチプ
レッシャープレートとクラブチセンタの間の摩擦板に関
しては接続が断になり、副りラッヂプレソシャープレー
トと主クラッチプレッシャープレートの間の摩擦板に関
しては接続状態のままとなる。したがって、クラッチ断
のときにも、後者の接続状態か残ることにより、いわゆ
る「ひきずり」を発生させることができる。これにより
、常時噛み込み式のギヤを用いる場合の変速不良を防ぎ
、変速操作の確実性を向上させることができる。
以上のことから、本発明のクラッチを自動二輪車のクラ
ッチとして用いた場合、クラッチ接続時ばかりでなく、
クラッチ断の際にも油圧が働いて、操作ずろ手の握り力
を油圧で補助し、運転者の負担を減少させることかでき
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧補助式多板クラッチの従来例を示す断面図
、第2図は本発明の第1実施例の断面図、第3図、第4
図はそれぞれ同実施例の部分拡大図、第5図は本発明の
第2実施例の断面図、第6図は50・・・・・・メイン
ンヤフト(伝達軸)51・・・・・ドリブンギヤ 52・・・・・・クラッチアウタ 56・・・・クラッチセンタ 57・・・・・・摩擦板 58・・・・・・摩擦板 60・・・・・・クラッチプレッシャープレート64・
・・・・・リフタプレート 68・・・・・・皿バネ(クラッチスプリング)69・
・・・・・フィードパイプ 75・・・・・・受圧面部 77・・・・・・クラッチピストン 79・・・・・・第1の油圧室 83・・・・・・第2の油圧室 84・・・・・・圧油逃がし孔 85・・・・・・リードバルブ(第1の開閉弁)86・
・・・・中空部、 87・・・・・連絡孔 88・・・・・・コトロールピン(弁開閉制御機1)1
50・・・主タラソヂプレソノヤープレート151 ・
・・副クラ、Iヂプレソノヤープレート152・・・・
・・第2の油圧室。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クラッチアウタに伝達軸軸線方向に摺動可能に設
    けられた摩擦板と、クラッチセンタに同じく伝達軸軸線
    方向に摺動可能に設けられた摩擦板とが交互に配され、 前記両摩擦板を押し付けてクラッチ接続を行うためのク
    ラッチプレッシャープレートが伝達軸軸線方向に摺動可
    能に設けられ、 このクラッチプレッシャープレートはクラッチ接続方向
    にクラッチスプリングによって付勢されており、 さらに、クラッチプレッシャープレートの両側には、そ
    れぞれクラッチプレッシャープレートの各側面を室壁の
    一部として第1の油圧室及び第2の油圧室が形成され、 第1の油圧室は圧油が供給されることによりクラッチプ
    レッシャープレートをクラッチ接続方向に移動させるた
    めの室、また第2の油圧室は圧油が供給されることによ
    りクラッチプレッシャープレートをクラッチ断方向に移
    動させるための室とされ、 また、第1の油圧室及び第2の油圧室は連通路により互
    いに連通され、かつこの連通路には第1の開閉弁が設け
    られ、 また、第1の油圧室及び第2の油圧室は、両室に同等圧
    の圧油が供給された際、クラッチプレッシャープレート
    がクラッチ断方向に移動するよう、各油圧室を構成する
    クラッチプレッシャープレート側面領域が設定されたら
    のであり、 第1の油圧室には圧油供給路が接続されるとともに、第
    2の油圧室には圧油排出路が接続され、圧油排出路には
    第2の開閉弁が設けられ、 前記第1、第2の開閉弁には、クラッチ接続操作開始時
    に第1の開閉弁を閉じるとともに第2の開閉弁を開き、
    クラッチ断操作開始時に第1の開閉弁を開くとともに第
    2の開閉弁を閉じる制御を行なう弁開閉制御機構が接続
    されている ことを特徴とする油圧補助式多板クラッチ。
  2. (2)クラッチアウタに伝達軸軸線方向に摺動可能に設
    けられた摩擦板と、クラッチセンタに同じく伝達軸軸線
    方向に摺動可能に設けられた摩擦板とが交互に複数枚ず
    つ配され、 かつ、これら摩擦板は、伝達軸軸線方向に摺動可能に設
    けられた主クラッチプレッシャープレートの側面とクラ
    ッチセンタ内側面との間に配され、主クラッチプレッシ
    ャープレートは、クラッチスプリングによってクラッチ
    センタとの間に摩擦板を押し付けてクラッチ接続を行な
    う方向に付勢され、 また、前記複数の摩擦板の間には副クラッチプレッシャ
    ープレートが伝達軸軸線方向に摺動可能に介在され、こ
    れにより主クラッチプレッシャープレートと副クラッチ
    プレッシャープレートとの間、及び副クラッチプレッシ
    ャープレートとクラッチセンタとの間、にそれぞれ所定
    枚数の摩擦板が押しつけ可能に確保され、 さらに、主クラッチプレッシャープレートのクラッチセ
    ンタと反対側には、主クラッチプレッシャープレートの
    側面を室壁の一部とし、自身に圧油が供給されることに
    よりクラッチプレッシャープレートをクラッチセンタ側
    に移動させるための第1の油圧室が形成され、 また、前記副クラッチプレッシャープレートのクラッチ
    センタ側には、副クラッチプレッシャープレートの側面
    を室壁の一部とし、自身に圧油が供給されることにより
    副クラッチプレッシャープレートを主クラッチプレッシ
    ャープレート側に移動させるための第2の油圧室が形成
    され、 前記第1の油圧室及び第2の油圧室は連通路により連通
    され、かつこの連通路には第1の開閉弁が設けられ、 また、第1の油圧室及び第2の油圧室は、両室に同等圧
    の圧油が供給された際、主クラッチプレッシャープレー
    トに作用する押圧力より副クラッチプレッシャープレー
    トに作用する押圧力の方が大きくなるよう、各油圧室を
    構成する主、副クラッチプレッシャープレートの側面領
    域が設定されたものであり、 第1の油圧室には圧油供給路が接続されるとともに、第
    2の油圧室には圧油排出路が接続され、圧油排出路には
    第2の開閉弁が設けられ、 前記第1、第2の開閉弁には、クラッチ接続操作開始時
    に第1の開閉弁を閉じるとともに第2の開閉弁を開き、
    クラッチ断操作開始時に第1の開閉弁を開くとともに第
    2の開閉弁を閉じる制御を行なう弁開閉制御機構が接続
    されている ことを特徴とする油圧補助式多板クラッチ。
JP61017415A 1986-01-29 1986-01-29 油圧補助式多板クラツチ Pending JPS62177320A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057645A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Honda Motor Co Ltd 変速用クラッチ装置
JP2010133555A (ja) * 2008-10-30 2010-06-17 Yamaha Motor Co Ltd ツインクラッチ式の変速装置およびそれを備えた車両
JP2012047273A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Honda Motor Co Ltd 車両用パワーユニット
JP2013221562A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Fuji Heavy Ind Ltd 動力伝達装置、及び車両

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