JPS62176460A - 形状記憶バル−ンカテ−テル - Google Patents

形状記憶バル−ンカテ−テル

Info

Publication number
JPS62176460A
JPS62176460A JP61018347A JP1834786A JPS62176460A JP S62176460 A JPS62176460 A JP S62176460A JP 61018347 A JP61018347 A JP 61018347A JP 1834786 A JP1834786 A JP 1834786A JP S62176460 A JPS62176460 A JP S62176460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon catheter
silicone rubber
shape memory
liquid
memory balloon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61018347A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH066165B2 (ja
Inventor
堀向 克己
敦 小森
山辺 悟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP61018347A priority Critical patent/JPH066165B2/ja
Publication of JPS62176460A publication Critical patent/JPS62176460A/ja
Publication of JPH066165B2 publication Critical patent/JPH066165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野」 本発明は形状記憶バルーンカテーテル、特には直腸ガン
などの自己診断用に有用とされる、患部に挿入後空気送
入によって膨張し、固化して患部状態の形状を記憶する
ようにしたバルーンカテーテルに関するものである。
(従来の技術) 近年予防医学の発達で胃ガンなどはその大部分が早期発
見とされているけれども、大腸ガンなどの早期発見は冑
ガンの7.5%≦二すぎない。これは1)患者に自覚症
状があっても心理同要因や病気(二対する無知のために
受診しない、2J人間ドック、健康診断では大腸ガンの
検査は通常行なわれていないためであるが、これについ
ては大腸ガンの検量が0便潜血試験、■直腸指診、■直
腸鏡検量、■直腸造影検査、■大腸内視鏡検査で行なわ
れるものであるためC:■以外は患者の心理的負担が大
きく、受診者が少ないためとされている。
そのため、患者が一人で自己検診できる器具の開発が進
められているが、未だ充分満足するものは得られていな
い。
′(発明の構成) 本発明はこのような要請に応えることのできる形状記憶
バルーンカテーテルに関するものであり、これは中空管
状弾性体の外面に、ビニル基含有オルガノポリシロキサ
ンと白金触媒とからA液を充填した外套と、ビニル基含
有オルガノポリシロキサンとオルガノハイドロジエンI
ポリシロキチンとからなるB液を充填した外套とを、バ
リア層を介して外装してなることを特徴とするものであ
る。
すなわち、本発明者らは例えば直腸ガンの検診を行なう
ためのカテーテルについて檀々検討した結果、空気送入
によって膨張し得る中空管状弾性体の外側に上記したA
液とB液とをバリア層な介して外装したものを作り、こ
れに空気を送入すると中空管の膨張に伴なって外装した
A、B液を充填した外套も膨張し、これによって外套と
バリア層が破壊されてA液とBMとが混合されて室温硬
化性のオルガノポリシロキサン組成物が作られ、その硬
化(二よって中空管外側ζニシリコーンゴム層が形成さ
れることを見出し、このものを例えば直腸内に肛門から
装入し、ついで空気を送入すればこの中空管の外側に形
成されるシリコーンゴム層が直腸内壁に密接して直腸内
に存在するイボ状ポリープの型取りなすることかで考る
ということを確認して本発明を完成させた。
本発明のバルーンカテーテルを構成する中空管状弾性体
は空気送入によって膨張する材質のものとすればよく、
したがってこれは例えば塩化ビニル樹脂、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ナイロンなどのような熱可塑性樹脂
、天然ゴムまたはNBR%SR%EPDM、lR10R
,シリコ−ソゴムなどのような合成ゴムなどで作られた
ものとすればよいが、このものは医薬品であり、膨張力
の大きいものとすることが必要とされることがら天然ゴ
ムまたはシリコーンゴムで作られタモノとすることがよ
い。なお、このものは例えば直腸ガンの早期検診のため
には肛門部から直腸内に装入するものであることから、
使用前では直径10〜20g、長さ100〜50010
Eで膨張時には直径が40〜50mのものとなるような
寸法のものとすることがよく、これはまた当然片末端が
封止されたものとされるが、他端には空気送入用の弁を
取りつけたものとすることがよい。
上記したバルーンカテーテル用の中空管状弾性体にはそ
の外側に前記したA液とB液とを充填した外套がバリア
層を介して外装されるが、この外套およびバリア層は膨
張したときに破壊されるものとする必要がある。したが
ってこの外套としては膨張性がないか膨張性の小さいフ
ィルムで作ることがよく、したがってこれは例えば金属
箔、アルミニウムシートなどで作ればよく、このバリア
層としてはA液、B液と反応性がなく、しかも膨張時に
破壊されるものとすることが必要とされることから、ア
ルミニウム箔あるいは薄いプラスチック膜と丁ればよい
また、このA液は1分子中にけい素原子に結合したビニ
ル基を少なくとも1個有する、好ましくはビニル基を0
.05〜3.0モル%含有する一般式Ra5iOよ□で
示され、Rはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基などのアルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケ
ニル基、フェニル基、トリル基などのアリール基、シク
ロアキル基などのシクロアルキル基、またはこれらの基
の炭素原子に結合した水素原子の一部または全部をハロ
ゲン原子、シアノ基などで置換したグロロメチル基、ト
リフルオロプロピル基、シアノエチル基などから構成さ
れる非置換または置換1価炭化水素でaが1.8〜2.
1とされ、只の少なくとも50モル%がメチル基とされ
るジオルガノポリシロキサンと、このA液中のビニル基
含有オルガノボリンロキチンと後記するB液中のオルガ
ノハイドロジエンポリシロキサンとを付那反応させるた
めの触媒としての白金系触媒、例えば白金黒、白金をシ
リカなどに担持させたもの、塩化白金酸、塩化白金酸の
アルコール溶液、塩化白金酸のオレフィンまたはビニル
シロキチンとの複塩などとの混合物とすればよく、この
BHは上記したビニル基含有オルガノボリシロキナンと
1分子中にけい素原子に結合した水素原子(=SiH1
を少なくとも3個含有する式RbHc 5iOa−(b
+c)で示され、Rは前記に同じ、b、0は1また2で
2≦b+c≦4とされるオルガノハイドロジエンシロキ
サンとの混合物とすればよい。なお、このA液とB液と
はバリアー’dの破壊(二よって混合されて室温硬化性
のオルガノポリシロキサン組成物となり、これが60〜
180秒後にはその付加反応によってシリコーンゴム硬
化物となる必要があるので、AMo 100重量部に対
しB液が1〜10束嘴部となる範囲となるように混合す
ることが必要とされるが、こ\に形成されるシリコーン
ゴム弾性体が例えば直腸内のイボ状ポリープの型取りを
する必要があるので、このシリコーンゴム弾性体が3o
tila上となる量とすることがよい。
つぎI:この実施例を添付の図面にもとづいて説明する
。第1図は本発明のバルーンカテーテルの使用前の縦断
面図を示したものであり、このものはその頂部が常温硬
化性シリコーンゴム・KE−45RTV(信越化学工業
■製部品名〕で作られたゴム栓1でシールされている内
径8」、外径12u、長さ300111でその管壁C二
5IuIビ・ンチで0.5uφの穴13が設けられてい
る中空状シリコーンゴムチューブ2の中間部C二、この
中空状シリコーンゴムチューブ2と後述するシリコーン
ゴム液入またはAとBとの混合液との接触を妨げるため
の内径12ioa、外径12.2態、長さ200iua
のシリコーンゴムチューブ3が外装されており、このシ
リコーンゴムチューブ3の外側にはこれと最外層を形成
する内径12.41m、外径12.61El、長さ20
0uのシリコーンゴムチューブ4との間ニ付加反応型シ
リコーンゴム・KE−1925(信越化学工業■製部品
名〕O)A液5とB液6とが内径12.3m、岸さ10
μ、長さ200mのアルミニクム箔製のバリア1−7を
介して充填保持されており、このシリコーンゴムチュー
ブ3.4は室温硬化性シリコーンゴム・KE−4”(信
越化学工業■製部品名〕でシリコーンゴムチューブ2に
接置されている。
また、この中空状シリコーンゴムチューブ2 Cおける
上記の中間部の上下には直径12u、外径12.2u、
Aさ20朋のシリコーンゴム製バルーン8.9が設けら
れており、これ(二はまたその末端部にコック10を有
する手動式エアーポンプ11が設けられ、上記したバル
ーン9の下部(−言シリコーンゴム製の把持部12が取
りつけられている。
第2図はこの第1図に示したバルーンカテーテルの使用
状態(膨張時)の縦断面図を示したものであるが、第1
図に示したバルーンカテーテルの使用は患者がこの把持
部12を握ってこれを自己の診断部、例えば肛門部(:
装入してから手動式エアーポンプI+を操作してこの中
空状シリコーンゴムチューブ2C二空気を送入するとシ
リコーンゴム製バルーン8.9が第2図に示したように
膨張してこれが肛門部C:固定される。そしてこの空気
送入をさら(二継続すると今度はこのカテーテル中間部
の最外j−を形成しているシリコーンゴムチューブ4と
中空状シリコーンゴムチューブ2に内接シティるシリコ
ーンゴムチューブ3が膨張し、これに伴なってバリアM
7も膨張するが、このハリァ層7は弾性を有していない
のでこの膨張によって破壊され1.−一に収容されてい
るA液層とB液6とが混合する。このAU5とB液6と
は混合されると直ちに付加反応を起して室温下では60
〜180秒間に加硫されてシリコーンゴム弾性体となる
が、このシリコーンゴム弾性体は膨張して肛門内の直腸
壁に押しつけられているシリコーンゴムチューブ4内で
硬化するので、直腸壁(ニイボ状ポリープなどが存在す
ればそれがシリコーンゴムチューブ4によって型取りさ
れることC:なる。
なお、第3図はこの人体内での型取り状態を示した縦断
面図を示したものであり、この場合人体14の直腸壁に
イボ状ポリープ15が形成されている場合C:はこれが
シリコーンゴムチューブ4C二よって型取りされる。
この型取りされたバルーンカテーテルはついでこれを肛
門部から引き抜いて医師(;これを提示し、医師の診断
を受ければよいが、場合によっては型取り終了後に手動
式エアーポンプIIを使用して中空状シリコーンゴムチ
ューブ2を減圧するとこのものはシリコーンゴムが硬化
したま\で空気膨張部16が縮少するので、ついでこれ
を取り出して医師に提示すれば、医師がこれに:再度空
気を送入すれば直腸内での形状がそのま\再現されるの
でこれ(二もとづいて医師が診断すればよい。
本発明の形状記憶バルーンカテーテルは上記したよう鑑
二構成されているので、これを使用すれば直腸ガンなど
の疑いをもっている患者が自宅での作業C:よってこれ
を目視することができるので自己診断用として有用とさ
れるし、これを医師(:提出して医師の診断を受けるこ
とができるが、これは食道、子宮などのポリープ検出用
などとしても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の形状記憶バルーンカテーテルの使用前
の縦断面図、第2図はこの使用時(膨張時]の縦断面図
、第3図はこのバルーンカテーテルシニよるイボ状ポリ
ープの型取り時の縦断面図を示したものである。 1・・・ゴム栓、 2・・・中空状シリコーンゴムチューブ、3.4・・・
シリコーンゴムチューブ、5・・・A/fi層、  6
・・・B液層、  1・・・バリア層、8.9・・・バ
ルーン部、  lO・・・コック、11・・・手動式エ
アーポンプ、 14・・・人体部、15・・・イボ状ポ
リープ、  16・・・空気膨張部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中空管状弾性体の外面に、ビニル基含有オルガノポ
    リシロキサンと白金系触媒とからなるA液を充填した外
    套とビニル基含有オルガノポリシロキサンとオルガノハ
    イドロジエンポリシロキサンとからなるB液を充填した
    外套とを、バリア層を介して外装してなることを特徴と
    する形状記憶バルーンカテーテル。 2、バリア層がアルミニウム箔とされる特許請求の範囲
    第1項記載の形状記憶バルーンカテーテル。 3、バリア層が薄いプラスチックフィルムである特許請
    求の範囲第1項記載の形状記憶バルーンカテーテル。
JP61018347A 1986-01-30 1986-01-30 形状記憶バル−ンカテ−テル Expired - Lifetime JPH066165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61018347A JPH066165B2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30 形状記憶バル−ンカテ−テル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61018347A JPH066165B2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30 形状記憶バル−ンカテ−テル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62176460A true JPS62176460A (ja) 1987-08-03
JPH066165B2 JPH066165B2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=11969132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61018347A Expired - Lifetime JPH066165B2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30 形状記憶バル−ンカテ−テル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH066165B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346348U (ja) * 1989-09-13 1991-04-30
JP2003088495A (ja) * 2001-09-19 2003-03-25 Pentax Corp 内視鏡用バルーン装置
JP2009136672A (ja) * 2007-10-29 2009-06-25 Cordis Corp ポリマー部材に取り付けられる金属薄膜部材を含む医療装置および関連する方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346348U (ja) * 1989-09-13 1991-04-30
JP2003088495A (ja) * 2001-09-19 2003-03-25 Pentax Corp 内視鏡用バルーン装置
JP2009136672A (ja) * 2007-10-29 2009-06-25 Cordis Corp ポリマー部材に取り付けられる金属薄膜部材を含む医療装置および関連する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH066165B2 (ja) 1994-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3545439A (en) Medicated devices and methods
JP2695528B2 (ja) 流体搬送装置
CA2393573C (en) Silicone elastomer material for use with enteric feeding device
JP2020182858A (ja) 胃内デバイスシステム
JP2015524715A (ja) 胃内バルーン
JPS62176460A (ja) 形状記憶バル−ンカテ−テル
EP0791354B1 (en) Method of making controlled release devices
Poojari Silicones for encapsulation of medical device implants
US20040236280A1 (en) Tubular device for insertion into a hollow organ, and method to form same
JPH0779909A (ja) 内視鏡挿入用ガイド
US3247841A (en) Diagnostic method
JP7171700B2 (ja) 膨張可能な医療用バルーン
JP2007244606A (ja) シリンジ、及びシリンジの製造方法
AU743818B2 (en) Double-layered non-porous balloon catheter
Cook et al. The silicone-foam diagnostic enema. I. An assessment with surgical specimens of human sigmoid colon
US3313292A (en) Diagnostic composition package
JP3568849B2 (ja) 薬液持続注入器具
JP2009011518A (ja) 医療用ゴム部材、滅菌済医療用ゴム部材及びゴム組成物
JP2020120896A (ja) バルーンカテーテル
Miller The air-contrast stomach examination: an overview
JPS639452A (ja) 腫瘍検出用カテ−テル
RU2430754C2 (ru) Устройство для проведения кардиодилятации
Beppu et al. Malignant lymphoma in the ileum diagnosed by double-balloon enteroscopy
JPS63158065A (ja) 腫瘍検出用カテ−テル
JPS59187381A (ja) 臓器の脈管立体構造標本