JPS639452A - 腫瘍検出用カテ−テル - Google Patents

腫瘍検出用カテ−テル

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JPS639452A
JPS639452A JP61153572A JP15357286A JPS639452A JP S639452 A JPS639452 A JP S639452A JP 61153572 A JP61153572 A JP 61153572A JP 15357286 A JP15357286 A JP 15357286A JP S639452 A JPS639452 A JP S639452A
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catheter
silicone rubber
air
tumor
elastic body
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JP61153572A
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秀敏 柳沢
山辺 悟
敦 小森
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は腫瘍検出用カテーテル、特には直腸。
S字状結腸などの病変の自己診断用に有用とされる、患
部に挿入後空気送入によって膨張、し、患部状態の形状
を撮影するようにしたカテーテルに関するものである。
(従来の技術) 近年予防医学の発達で胃ガンなどはその大部分が早期発
見とされているけれども、大腸ガンなどは罹患数では肺
ガンに匹敵し、胃ガンの半数程度になるといわれている
のにその早期発見は胃ガンの7.5%にすぎず、認識が
まだ低い。これは1)患者に自覚症状があっても心理的
要因や病気に対する無知のために受診しない、2)人間
ドック、健康診断では大腸ガンの検査は通常行なわれて
いないためであるが、これについては大腸ガンの検査が
■便潜血試験、■直腸指診、■大腸内視鏡検査。
■大腸造影検査で行なわれるものであるために■以外は
患者の心理的負担が大きく、受診者が少ないためとされ
ている。
なお、この大腸ガンの検出は上記の■直腸指診、■大腸
内視鏡検査による方法が最も多く、■大腸造影検査は合
併病変の発見、結腸病変の有無に有用とされるものであ
るけれども、この大腸造影検査には腸内清浄化が不充分
であると診断の精度が著しく低下するために通常検査の
1日乃至2日前から食事制限をする必要があり、この造
影も300〜400c、c、のバリウム造影剤を注入゛
し、被検査者の体位を変換してバリウムが牌曲部、横行
結腸に到達するようにしてから空気を送りこみ、体位変
換をくり返して腸壁に1遍なくバリウムが付着してから
撮影を行なう必要があり、検査終了後に被検者は注入さ
れたバリウムを排泄することが必要とされるという不利
がある。
そのため、この種の検査装置については患者が一人で自
己診断できる器具の開発が進められているが、未だ満足
するものは得られていない。
(発明の構成) 本発明はこのような要請に応えることのできる腫瘍検出
用カテーテルに関するものであり、これは2重構造とし
た中空袋状弾性体の外側空隙部に造影剤を封入してなる
ことを特徴とするものである。
すなわち1本発明者らは例えば直腸の腫瘍の検診を行な
うためのカテーテルについて種々検討した結果、空気送
入によって膨張し得る二重構造とした中空袋状弾性体の
外側空隙部に造影剤を封入しておき、これを直腸内に肛
門から挿入してから空気を内側空隙部に送入すればこの
弾性体が膨張して直腸壁に密着するので、直腸壁に腫瘍
が存在すればこの弾性体の外側空隙部には造影剤を封入
しであるので、この弾性体を挿入したま\でX線直視を
したり、撮影をすれば容易に腫瘍の存在を確認すること
ができることを見出し、二\に使用する中空袋状弾性体
の形状、構造、造影剤の種類、添加量などについての研
究を進めて本発明を完成させた。
本発明のカテーテルを構成する中空袋状弾性体は空気送
入によって膨張する材質のものとする必要があり、した
がってこれは例えば塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ナイロンなどのような熱可塑性樹脂、天
然ゴムまたはNBR。
SR,EPDM、IR,CR、シリコーンゴムなどのよ
うな合成ゴムなどで作られたものとすればよいが、この
ものは医薬品であり、膨張力の大きいものとすることが
必要とされることから天然ゴムまたはシリコーンゴムで
作られたものとすることがよい、なお、このものは例え
ば直腸の腫瘍の早期検診のためには肛門部から直腸内に
挿入するものであることから、使用前では直径10〜2
0m、長さ1oO〜500Iffl、膜厚50〜300
 prsで膨張時には直径が40〜50mmで膜厚が3
0〜100μ瓢度のものとなり、直腸内壁に充分フィツ
トするようなものとすることがよく、これは端末が封止
され、中間部には空気送入用の孔があり。
他の端末には逆止弁、コックおよびエアポンプのあるチ
ューブに取りつけたものとすることがよい。
上記したカテーテル用の中空袋状弾性体は2重構造とし
、その外側の空隙部に造影剤を封入したものとすること
が必要とされるが、この造影剤としてはこれが経口的に
体内に投与されるものではないので従来胃腸管用として
特定されている硫酸バリウム、アミトドリゾ酸に限定さ
れるものではなく、これは従来から公知とされているx
i撮影用に好適とされるものであれば消化管に吸収され
ないものに限定されずに何であってもよい。したがって
、これにはヨード化浦、強ヨード化油、ヨード化ケシ油
脂肪酸エチルエステル(1含有量480mg/Q)など
のヨード化油類系X線造形剤。
イオピドールとイオピドンとの混合液(例えば商品名ハ
イトラスト)、プロピオトン(例えば商品名ディオノジ
ール)などのショートピリドン系X線造影剤、注射用イ
オフェンジラード、イオバノ酸、イオボダートナトリウ
ム、チロバノ酸ナトリウム、アセトリゾイン酸ナトリウ
ム、アジビオトンメグルミン、イオタラム酸ナトリウム
、イオタラム酸メグルミン、ヨードミドメグルミン、ヨ
ードミドナトリウムメグルミン、アミトドリゾ酸、アミ
トドリゾ酸メグルミン、アミトドリゾ酸ナトリウムメグ
ルミン、イオカルム酸、メトリゾ酸、イオベンザミン酸
などのヨードフェニル系X線造影剤、硫酸バリウム(粉
末剤:商品名バリトン、流動液:商品名リュウバリゾル
)などのような日本薬局方で定められたものなどが例示
されるが、これらのうちでは硫酸バリウム、次炭酸ビス
マス(BiHC○、)が好ましいものとされる。
上記のように構成された本発明のカテーテルはこれを例
えば肛門部に挿入するのであるが、この使用に当っては
義侠などがあると誤診のものとなるので、できれば使用
直前に柄の長い約100c、c、のグリセリン浣腸を行
なうことが好ましい。
この処理はこのような前処理後に、被検査者がトイレな
どで自分でこのカテーテルを肛門内に挿入し、例えばS
字状結腸までこれを挿入してから、これに手動ポンプな
どで空気を送りこみ、カテーテル自体を膨張させてこれ
を腸壁に密着させると、若しこの脇部に腫瘍が存在する
とこのカテーテルの外側空隙部に造影剤が封入されてお
り、この腫瘍の凹凸は造影剤を含む層によって、明確に
形成されるので、この時点でそこに配置されているか。
別室に設けられたX線撮影機を医師もしくはX線操作技
師が操作してこれを撮影すればよく、ついで必要に応じ
手動ポンプを作動してカテーテルを減圧してからこれを
脱去すればこれで作業は完了するので、これによれば被
検査者が一人で、しかも容易に作業を行なうことができ
るという有利性が与えられる つぎにこの実施の一例を添付の図面にもとすいて説明す
る。第1図は本発明のカテーテルの使用前の縦断面図を
示したものであり、このものは常温硬化性シリコーンゴ
ム・KE−45RTV(信越化学工業■製部品名〕で作
られ頂部がゴム栓1でシールされている内径8nm、外
径12m、長さ3001mのシリコーンゴムチューブ2
の中間部に、造影剤3としての硫酸バリウムを充填した
二重構造の中空袋状弾性体4が重複されており、このチ
ューブには袋状体の内側空隙部4′に空気を送入する孔
2′が、チューブの他端部に送入した空気の逆止弁13
、コック5を有する手動または自動式エアーポンプ6が
設けられ、チューブ2の下部にはシリコーンゴム製の把
持部7が取付けられている。
第2図はこの第1図に示したカテーテルの使用状態(膨
張時)の縦断面図を示したものであるが、第1図に示し
たカテーテルの使用は患者がこの把持部7を握ってこれ
を自己の診断部1例えば肛門部に把持部7が肛門部12
に密着するまで挿入してから手動式エアーポンプ6を操
作してこのシリコーンゴムチューブ2に空気を送入する
と袋状体内側空隙部4′に送り込まれた空気によって1
袋状体4は第2図に示したように膨張して図の8のよう
に袋状体が腸壁に密接するようになるので、人体9の腸
壁10に腫瘍11が形成されている場合にはこれが造影
剤3を充填した袋状体の外皮4によってその形状が明確
に捉えられ、この形状がレントゲン撮影によって確実に
撮影される。
したがって、本発明のカテーテルを使用すれば直腸など
に病変の疑いをもっている患者が、レントゲン撮影設備
を備えつけた病院の別室で他人の手を借りることなく、
この挿着作業を自分−人の作業ですべてのことを行なう
ことができ、医師はこの撮影されたフィルムで容易に診
断を行なうことができるので、患者の心理的負担なしに
容易に、かつ確実に直腸、大腸の腫瘍の診断を行なうこ
とができるという有利性が与えられる。
なお、上記では直腸および大腸の場合について説明した
が、これは食道、子宮、胃、膀胱などの腫瘍検出用など
としても使用することができる6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカテーテルの使用前の縦断面図、第2
図はこの使用時(膨張時)の縦断面図を示したものであ
る。 1・・・栓。 2・・・シリコーンゴムチューブ、  2′・・・孔3
・・・造影剤、 4・・・シリコーンゴム袋状体、  4′・・・外被。 4′・・・シリコーンゴム袋状体空隙部、5・・・コッ
ク、 6・・・手動式エアーポンプ、 7・・・把持部、 8・・・膨張シリコーンゴム袋状体。 9・・・人体部、 1o・・・腸壁。 11・・・腫瘍、 12・・・肛門部、 13・・・逆止弁。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、2重構造とした中空袋状弾性体の外側空隙部に造影
    剤を封入してなることを特徴とする腫瘍検出用カテーテ
    ル。
JP61153572A 1986-06-30 1986-06-30 腫瘍検出用カテ−テル Expired - Lifetime JPH066166B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61153572A JPH066166B2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30 腫瘍検出用カテ−テル

Applications Claiming Priority (1)

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JP61153572A JPH066166B2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30 腫瘍検出用カテ−テル

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JPS639452A true JPS639452A (ja) 1988-01-16
JPH066166B2 JPH066166B2 (ja) 1994-01-26

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ID=15565424

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61153572A Expired - Lifetime JPH066166B2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30 腫瘍検出用カテ−テル

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JP (1) JPH066166B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0251556U (ja) * 1988-10-04 1990-04-11
CN1308891C (zh) * 2003-08-07 2007-04-04 三星电机株式会社 用于图象处理中边缘增强的装置和方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0251556U (ja) * 1988-10-04 1990-04-11
CN1308891C (zh) * 2003-08-07 2007-04-04 三星电机株式会社 用于图象处理中边缘增强的装置和方法

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JPH066166B2 (ja) 1994-01-26

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