JPS62175573A - 低温シヨ−ケ−スの運転方法 - Google Patents

低温シヨ−ケ−スの運転方法

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JPS62175573A
JPS62175573A JP1863886A JP1863886A JPS62175573A JP S62175573 A JPS62175573 A JP S62175573A JP 1863886 A JP1863886 A JP 1863886A JP 1863886 A JP1863886 A JP 1863886A JP S62175573 A JPS62175573 A JP S62175573A
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JP
Japan
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heat exchanger
outer layer
cooling
defrosting
pipe
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JP1863886A
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滝沢 敬
努 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (り産業上の利用分野 本発明は例えば氷温貯蔵の如く、霜取りによる品温上昇
を低く抑えることを要求される冷凍、冷蔵ショーケース
等低温ショーケースの運転方法に関する。
(ロ)従来の技術 特開昭57−67771号公報(F25D21106)
には、ケース本体の外箱と内箱との間に各独立形成した
内外2層のインナダクトおよびアムタダクトにそれぞれ
蒸発器およびファンを収設し、かつ前記両前発器を減圧
素子とともに直列にして凝縮ユニットへ接続するととも
に、凝縮ユニットから見て冷凍ザイクルの上流(5I蒸
発器の減圧素子および下流側蒸発器にそれぞれバイパス
弁付きのバイパス回路を並列接続して成り、前記各バイ
パス弁を交互に切り替えることにより、上流側蒸発器の
冷却運転時に下流側蒸発器を才フサイクル除霜し、下流
側蒸発器の冷却運転時には上流側蒸発器を液冷媒の顕然
で除霜するようにしたことを特徴とする冷蔵ショーケー
スが開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上記従来の技術では、上流側、下流側側蒸発器が直列に
接続きれているため、両前発器を同時に冷却することが
できず、従ってバイパス弁切替直後は、それ迄蒸発作用
を停止していた一方の蒸発器及びダクトが暖たまってお
り、このためしばらくの間やや暖だかい空気が吹き出し
口より開口に吹き出され、貯蔵商品の品質保持に関し好
ましくない問題点が生じるばかりでなく、下流側蒸発器
から、上流側蒸発器に冷却運転を切り替えた際に゛は、
上流側蒸発器内の残留液冷媒が圧縮機に多量に戻り、所
謂液バツクで圧縮機が破損する恐れがある等の問題点が
生じた。
(ニ)問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点を解決するために、一側面を開口し
た貯蔵室(17)と、第1の減圧弁(24)に直列接続
された冷却管(IIA)とこの減圧弁及び冷却管と並列
関係をなす除霜管(11B>とからなる内層用熱交換器
(11)及び内層用送風R(12)を配置ずろ内層(1
3)と、前記除霜管に第2の減圧弁(32)を介して直
列接続された外層用熱交換器(5)及び外層用送風機(
6)を配置する外層(7)とを具備し、冷却運転時には
減圧された液冷媒を前記冷却管(IIA)に供給し、又
冷却運転から除霜運転に切り替えた除霜運転初期には、
冷却管(IIA)に所定時間減圧液冷媒を供給しつぎ、
除霜管(IIB)に高圧液冷媒又は高圧ガス冷媒等の高
圧冷媒を供給して冷却管(11A)及び外層用蒸発器(
5)に冷却作用を付与した後、前記冷却管(IIA)へ
の液冷媒供給を停止して除霜管(IIB)に供給された
高圧冷媒でもって内層用熱交換器(11)を加熱する一
方で、除霜管(IIB)で得られた過冷却液を減圧した
後、外層用熱交換器(5)に供給して蒸発気化させて外
層用熱交換器(5)を通過する強制循環空気を冷却し、
且つ除霜運転の間冷丸管(IIA)内の残留液冷媒を圧
縮機く21)に回収してなる低温ショーケース<1)の
運転方法を提供する。
(句作用 冷却運転から除霜運転に切り替えた除霜運転初期には、
冷却管(IIA)への減圧液冷媒の供給を所定時間継続
して冷却管(11A)の冷却作用を維持することに併わ
せ、除霜管(IIB)に供給した高圧冷媒を熱交換させ
た後、第2の減圧弁(34)で減圧して外層用熱交換器
<5)で蒸発気化させて外層用熱交換器(5)を予冷運
転許せ、この外層用熱交換器を通過する強制循環空気を
も冷却することができるので、冷却運転から除霜運転に
切り替えた直後、双方の熱交換器(5)(11)の冷却
作用でもって強制循環空気を冷却して、切り替え直後に
おける貯蔵室(17)の一時的な昇温防止が図れ、更に
、除霜運転時には高圧冷媒を除霜管(IIB)で熱交換
器せて過冷却液とする間、その顕然でもって内層用熱交
換器(11)に付着している霜を解かす一方で、前記過
冷却液を第2の減圧弁(34)で減圧して外層用熱交換
器(5)で蒸発気化きせることにより、エンタルピを下
げて冷凍能力の向上を図り、外層用熱交換器(5)を通
過する循環空気を冷却して除霜運転中における貯蔵室(
17)の昇温幅を小きくできることに併わせ、この除霜
運転の間、冷却管(IIA)内の残留液冷媒の蒸発気化
作用を除霜管(IIB)を通過する高圧冷媒の顕然で促
進することにより、冷却管(IIA)内の残留液冷媒の
回収時間が短かくなり、除霜運転時間内に冷却管(II
A)内の残留液冷媒の回収を終了でき、しかもこの冷媒
回収の進行に伴ない液冷媒の蒸発気化作用を促進するた
めに用いられていた顕熱が霜を解かすために用いられる
ことになる。
(へ)実施例 第1図に示す(1)は前面に商品の収納及び取出用の開
口(3)を形成した断熱壁(2)にて本体を構成してな
る開放形の低温ショーケースで、前記断熱壁の内壁より
適当間隔を存して後述する内層側に開く第1ダンパ(4
A)、後述する外層側に開く第2ダンパ(4B)及びこ
の両ダンパに\夫々閉室される第1及び第2両窓<4C
)(4D)をル111えた断熱性の第1区画板(4)を
配設してプレートフィン型の外層用熱交換器(5)と軸
流型の外層用送風機(6)とを配置する外層(7)と、
前記開口の」二級に沿って位置する外層用吹出口(8)
と、前記開口の下縁に沿って位置し、前記外層用吹出口
に相対向する外層用吸込口(9)とを形成し、又前記第
1区画板の内壁より適当間隔を存して金属製の第2区画
板(10)を配設してプレートフィン型の内層用熱交換
器(11)と軸流型の内層用送風機(12)とを配置す
る内層(13)と、前記開口の上級で且つ外層用吹出口
(8)の内方に並設された内層用吹出口(14)と、前
記開口の下縁で外層用吸込口(9)の内方に並設許れ、
前記内層用吹出口に相対向する内層用吸込口(15)と
、複数段の棚(16)を配置した貯蔵室(17)とを形
成している。前記第1、第2両ダンパは熱絶縁材、例え
ば樹脂からなる板状のものであり、第1ダンパ(4A)
は第2ダンパ(4B)から見て循環空気の流れ方向上流
側に設けられており、開放時その先端が第2区画板(1
0)の外壁に当接することが好ましく、又第2ダンパ(
4B)は開放時その先端が断熱壁(2)の内壁に当接乃
至近接することが好ましい。前記外層用熱交換器は第1
、第2両ダンパ(4A)(4B)間に位置する様、外層
(5)内に配置きれており、又内層用熱交換器(11)
は第1ダンパ(4A)からみて循環空気の流れ方向上が
C側となる位置に配置されている。尚、前記第1、第2
両ダンパはギヤモータ、シリンダー等を利用した1個の
駆動装置(M)によって双方同時に開閉されるものであ
る。(18)(19)は前記外層用、内層用両次出口(
8)(14)に配置されたハニカム材等の整流装置で、
外層(7)、内層(13)から開口に向けて夫々吹き出
される循環空気をその多数の整流路で整流して層流とす
るものである。
第2図に示す(20)は前記低温ショーケース(1)を
冷却するための冷凍装置で、冷媒圧縮@(21)、凝縮
器となる水冷式又は空冷式の熱交換器(22)、受液器
(23)、第1電磁弁(24)、感温部(25)を備え
た膨張弁等の減圧弁(26)、前記内層用熱交換器(1
1)の冷却管(IIA)、気液分離器(27)を高圧ガ
ス管(28)、高圧液管(29)、低圧液管<30)、
低圧ガス管(31)でもって環状に接続して冷却回路と
なる閉回路を構成している。一方、前記冷却管(IIA
)に対して並列に配置された内層用熱交換器(11)の
除霜管(IIB)、第2電磁弁(32)、感温部(33
)を備えた膨張弁等の減圧弁(34)、外層用熱交換器
(5)は、前記高圧液管(29)から分岐する高圧液枝
管(35)、低圧液管(36〉、前記低圧ガス管(31
)の途中に接続される低圧ガス枝管(37)により環状
に接続され、前記冷却回路と並列関係をなす除霜回路を
構成する。
(38)はタイマ(T)を内蔵した制御器で、前記駆動
装置(M)及び第1、第2各電磁弁(24)(32)に
信号ライン(a)(b)(c)から作動信号を送り、第
1、第2両ダンパ(4A)(4B)、第1、第2両電磁
弁(24)(32)を開又は閉動作許せ、後述する第1
乃至第4のサイクルを繰り返して定期的に行なわせる。
次に、低温ショーケース(1)及び冷凍装置(20)の
運転について説明する。
いま、第1ダンパ(4A)、第2ダンパ(4B)は閉し
ており、第1図に示すように内層り13)及び外層(7
)は夫々独立している。この時、第1電磁弁(24)が
開、第2両電磁弁り32)が閉となっており、か〜る状
態で、冷媒圧縮機(21)を稼動きせると、冷媒は第3
図太線で示す如く圧縮機(21)−凝縮器(22)−受
液器(23)〜第1電磁弁(24)−減圧弁(26)−
蒸発器となる内層用熱交換器(11)の冷却室(IIA
)−気液分離器(27)−圧縮機(21)と流れる周知
の第1のサイクルを形成し、この間′#1縮器(22)
で助縮液化、減圧弁(26)で断熱膨張して減圧、内層
用熱交換器(11)で蒸発気化される。
この冷却運転(例えば4時間)において、内層用送風機
(12)でもって、内層(13)を通過中の循環空気は
、内層用熱交換器(11〉を通過中の例えは−15°C
の蒸発温度の低圧液冷媒と熱交換されて例えば−6°C
の冷却空気となり、第1図矢印に示す如く開口(3)に
冷たいエアーカーテン(CA)を形成して貯蔵室(17
)の温度を一4°Cに維持する冷却を図り貯蔵品を氷温
(0°C以下でしかも細胞を生かしておける温度帯)例
えは−2°Cに維持する。この間、第1電磁弁(24)
は貯蔵室(17)の温度を検出する温度検出器によって
開閉を繰り返し、貯蔵室く17)の温度を適温(氷温)
に維持する。一方、外層用送風機(6)でもって外層(
7)を通過中の循環空気は、第1図矢印の如く開口(3
)において冷たいエアーカーテン(CA)の外側に沿っ
て流れ、この冷たいエアーカーテンの影響を受けて低温
ショーケース(1)を包囲する外気より漸低い温度とな
り、前記の冷たいエアーカーテン(CA)と外気との接
触を阻止する保護エアーカーテン(GA)として作用す
る。
冷却運転の進行に伴ない内層用熱交換器(11)への着
霜が多くなると、制御器(38)からの信号で第2電磁
弁(32)が開き、高圧液管(29)からの液冷媒の1
部は高圧液枝管(35)に分流きれる。この分流された
液冷媒は、内層用熱交換器(11)の除霜管(IIB>
を通った後、減圧弁(34)で減圧され、蒸発器となる
外層用熱交換器(5)で蒸発気化して低圧ガス枝管(3
7)を通り、低圧ガス管(31)に流れ、内層用熱交換
器(11)を通過した低圧ガス冷媒と合流し圧縮機(2
1)に流れる第4図太線で示す第2のサイクルを形成す
る。この第2のサイクルは冷却運転終了前、即ら冷却運
転から除M運転に切り替わる直前(換言すれば除M運転
初期)に数十秒乃至数分間にわたって行なわれ、この運
転によって、内層用熱交換器(11)と同様に外層用熱
交換器(5)も低温となり、外層(7)を通過中の循環
空気は、外層用熱交換器り5)を通過中の低圧液冷媒(
蒸発温度は一20’C)と熱交換され、内層(13)を
循環中の冷却空気と略同じ乃至若干高い温度(−4°C
前後)に維持される。尚、この冷却運転においては外層
用送風機(6)の運転を停止してもよい。
この冷却運転中、制御器(38)から除霜開始信号が出
力され第1電磁弁(24)が閉まり、又第1、第2両ダ
ンパ(4A)(4B)が第1図鎖線の如く聞くと、除霜
運転に切り替わり、受液器(21)からの液冷媒は、高
圧液枝管(35)に導かれ、内層用熱交換器(11)の
除霜管(IIB)−第2電磁弁(32)−減圧弁(34
)−外層用熱交換器(5)−気液分離器(27)−圧縮
機(21)と流れる第5図太線で示す第3のサイクルを
形成する。この第3のサイクルは例えば10分乃至20
分間行なわれる内層用熱交換器(11)の除霜運転サイ
クルであり、高圧液管(29)からの液冷媒は内層用熱
交換器(11)の除霜管(11B)で熱交換されて5°
C程度の過冷却液となりっ\且つその顕然でもって内層
用熱交換器(11)の霜を徐々に解かす。又、この間内
層用熱交換器(11)の冷却管(11A)内の残留液冷
媒は、低圧である故、内ff(13)内の空気よりも温
度が低く、そのため自然蒸発することに加え、除霜管(
IIB>を通過中の高圧液冷媒の顕然の影響でもって加
熱されてその蒸発作用を促進され、ガス冷媒となって徐
々に圧縮機(21)に回収されることになる。一方、内
層用熱交換器(11)を通過した循環空気は第1ダンパ
(4A)により内層(13)における流れを中断されて
第1窓(4C)から外層(7)に流れ、外層用熱交換器
(5)を通過中の低圧液冷媒と熱交換きれて一4°C前
後の温度に冷却される。この冷却された循環空気は第2
ダンパ(4B)により指向され、第2窓(4D)から内
Jffi(13)に帰還し、内層用吹出口(14)から
開口(3)に向けて吹き出され、冷却運転と同様に冷た
いエアーカーテン(CA)を形成し、内層用吸込口(1
5)から内層(13)に帰還する第1図鎖線矢印の循環
を繰り返す。
除霜運転の進行に伴ない内層用熱交換器(11)の霜が
解けると、第1電磁弁(24)が開、第2電磁弁(32
)が閉となり、高圧液枝管(35)に高圧液冷媒が供給
されなくなる一方で、内層用熱交換器(11)の冷却管
(IIA)に減圧液冷媒が供給される第 図太線で示す
第4のサイクルとなる。この第4のサイクルにおいては
内層用熱交換器(11)の予冷運転と、外層用熱交換器
(5)の残留液冷媒の回収運転(数分間)とが行なわれ
、外層用熱交換器(5)内の残留液冷媒は低圧である故
、外層(7)内の空気よりも温度が低く、そのため徐々
に自然蒸発してガスとなって圧縮@(21)に回収され
る。
そして外層用熱交換器(5)の残留液冷媒の回収が終了
すると、第3図に示した第1のサイクル、即ち内層用熱
交換器(11)の冷却運転に復帰する。
尚、外層用熱交換器(5)に伸管した霜は、第1のサイ
クル中、外層(7)を循環する空気によって徐々にがか
されることになる。
上記実施例において、低温ショーケース(1)は第1、
第2両ダンパ(4A)(4B>を備えた構成について説
明したが、第7図に示す如くダンパ(4A)、窓(4C
)を一つ備え、第3のサイクル時ダンパ(3A)を鎖線
の如く開け、循環空気を鎖線矢印の如く流し、開口(3
)に中温(5°C前後)のエアーカーテン(MA)を形
成する構成を採用してもよい。この構成においては、循
環空気は外層(7)の吹出口(8)から開口(3)に吹
き出され、内層(13)の吸込口(15)に吸い込まれ
ることになり、この間、外層用送風!(6)を停止して
内層用送風機(12)の運転によって空気を強制循環き
せる。
又、第8図は低温ショーケース(1)の他の実施例を示
し、か〜る構成では内[(13)及び外層(5)が夫々
独立しており、上述した第1乃至第4のサイクル中、夫
々の強制循環空気は独立して循環され、開口(3)で接
触することになる。
更に第9図は低温ショーケース(1)の他の実施例を示
し、か〜る構成は前記第8図の実施例に透明扉(D)を
設けて開口(3)を閉室したものである。
尚、第7図乃至第9図において第1図と同じ符号は同じ
ものである。
又、冷凍装置(20)の他の実施例としては第10図乃
至第13図に示す構成を採用してもよい。
第10図の冷凍装置(20)は第2電磁弁(32)を内
層用熱交換器(11)の除霜管<IIB)の入口に配置
した構成で、かへる構成では上述した第4のサイクル時
、第2電磁弁(32)が閉となっている関係から除霜管
(IIB)の液冷媒(過冷却液)は減圧弁(34)を通
過して低圧液冷媒となり、外層用熱交換器(5)を通過
中に蒸発気化してこの蒸発潜熱でもって外層用熱交換器
(5)に冷却作用を付与した後、圧縮機(21)に回収
されることになる。即ち、除霜管(IIB)の残留液冷
媒を外層用熱交換器(5)を通して圧縮機(21)に回
収する間、内層用熱交換器(11)、外層用熱交換器(
5)双方から冷却作用を得ることができる。
又、第11図の冷凍装置(20)は両減圧弁(26)(
34)として可逆比例電磁弁等減圧機能及び開閉機能の
双方を備えた電動弁を用いた構成であり、か〜る構成で
は、第1、第2両電磁弁(24)(34)が不要となる
更に、第12図及び第13図の冷凍装置(18)は熱交
換器(22)及び受液器(23)をバイパスするホット
ガスバイパス管(40)を夫々設け、内層用熱交換器(
11)の除霜時、即ち上述した第2、第3の両すイクル
時除霜管(IIB)に前記ホットガスバイパス管(40
)を通して高圧ガス冷媒(ホットガス)を流すための三
方電磁弁(41)又は電磁弁(42)の何れか一方と、
受液器(23)への高圧ガス冷媒の逆流を阻止するため
の逆止弁(43)又は電磁弁(44)の何れか一方とを
具備している。
尚、第10図乃至第13図において第2図と同じ符号は
同じものとする。
か〜る低温ショーケース(1)の運転方法によれば、冷
却運転から除霜運転に切り替えた除霜運転初期には、冷
却管(IIA)への減圧液冷媒の供給を所定時間継続し
て冷却管(IIA)の冷却作用を維持することに併わせ
、除霜管(IIB)に供給した高圧冷媒を熱交換させた
後、第2の減圧弁(34)で減圧して外層用熱交換器(
5〉で蒸発気生きせて外層用熱交換器(5)を予冷運転
させ、この外層用熱交換器を通過する強制循環空気をも
冷却することができるので、冷却運転から除霜運転に切
り替えた直後、双方の熱交換器(5)(11)の冷却作
用でもって強制循環空気を冷却して、切り替え直後にお
ける貯蔵室(17)の一時的な昇温防止が図れ、更に、
除霜運転時には高圧冷媒を除霜管(11B)で熱交換さ
せて過冷却液とする間、その顕然でもって内層用熱交換
器(11)に付着しそいる霜を解かす一方で、前記過冷
却液を第2の減圧弁〈34)で減圧して外層用熱交換器
(5)で蒸発気化きせることにより、エンタルピを下げ
て冷凍能力の向上を図り、外層用熱交換器(5)を通過
する循環空気を冷却して除霜運転中における貯蔵室(1
7)の昇温幅を小さくできることに併わせ、この除霜運
転の間、冷却管(11A)内の残留液冷媒の蒸発気化作
用を除霜管(IIB)を通過する高圧冷媒の顕然で促進
することにより、冷却管(IIA)内の残留液冷媒の回
収時間が短かくなり、除霜運転時間内に冷却管(IIA
)内の残留液冷媒の回収を終了でき、しかもこの冷媒回
収の進行に伴ない液冷媒の蒸発気化作用を促進するため
に用いられていた顕熱が霜を解かすために用いられるこ
とになり、この結果として除霜運転時間を短かくするこ
とができ、冷却運転再開時における圧縮機り21)への
液バツクをなくすことができる効果を奏する。
(ト)発明の効果 上述した本発明によれば、下記に列挙する効果が生じる
■ 冷却運転から除霜運転に切り替えた除霜運転初期に
は、冷却管への減圧液冷媒の供給を所定時間継続して冷
却管の冷却作用を維持することに併わせ、除霜管に供給
した高圧冷媒を熱交換させた後、第2の減圧弁で減圧し
て外層用熱交換器で蒸発気化させて外層用熱交換器を予
冷運転させ、この外層用熱交換器を通過する強制循環空
気をも冷却することができるので、冷却運転から除霜運
転に切り替えた直後、双方の熱交換器の冷却作用でもっ
て強制循環空気を冷却して、切り替え直後における貯蔵
室の一時的な昇温防止が図れる。
■ 除霜運転時には高圧冷媒を除霜管で熱交換器せて過
冷却液とする間、その顕然でもって内層用熱交換器に付
若している霜を解かす−づ5で、前記過冷却液を減圧弁
で減圧して外層用熱交換器で蒸発気化きせることにより
、エンタルピを下げて冷凍能力の向上を図り、外層用熱
交換器を通過する循環空気を冷却して除M運転中におけ
る貯蔵室の昇温幅を小さくできることに併わせ、この間
、冷却管内の残留液冷媒の蒸発気化作用を除霜管を通過
する高圧冷媒の顕然で促進することにより、冷却管内の
残留液冷媒の回収時間が短かくなり、除霜運転時間内に
冷却管内の残留液冷媒の回収を終了でき、しかもこの冷
媒回収の進行に伴ない液冷媒の蒸発気化作用を促進する
ために用いられていた顕熱が霜を解かすために用いられ
ることになり、この結果として除霜運転時間を短かくす
ることができ、冷却運転再開時における圧縮機への液バ
ツクをなくすことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明低温ショーケースの運転方法の実施
例を示し、第1図は低温ショーケースの縦断側面図、第
2図は低温ショーケースを冷却するために用いられる冷
凍装置の冷媒回路図、第3図乃至第6図は冷凍装置にお
ける第1乃至第4のサイクルを夫々示す冷媒回路図、第
7図乃至第9図は低温ショーケースの他の実施例を夫々
示す縦断側面図、第10図乃至第13図は冷凍装置の他
の実施例を夫々示す冷媒回路図である。 (5)・・・外層用熱交換器、 (6)・・・外層用送
風機、(7)・・・外層、 (11)・・・内層用熱交
換器、 (IIA)・・・冷却管、 (IIB)・・・
除霜管、  (12)・・・内層用送風機、 (13)
・・・内層、 (17)・・・貯蔵室、 (26)・・
・第1の減圧弁、 (34)・・・第2の減圧弁。 出願人 三洋電機株式会社 外1名 代理人 弁理士  佐 野 静 夫 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第10図 第1図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、一側面を開口した貯蔵室と、第1の減圧弁に直列接
    続された冷却管とこの減圧弁及び冷却管と並列関係をな
    す除霜管とからなる内層用熱交換器及び内層用送風機を
    配置する内層と、前記除霜管に第2の減圧弁を介して直
    列接続された外層用熱交換器及び外層用送風機を配置す
    る外層とを具備し、冷却運転時には減圧された液冷媒を
    前記冷却管に供給し、又冷却運転から除霜運転に切り替
    えた除霜運転初期には、冷却管に所定時間減圧液冷媒を
    供給しつゝ、除霜管に高圧液冷媒又は高圧ガス冷媒等の
    高圧冷媒を供給して冷却管及び外層用蒸発器に冷却作用
    を付与した後、前記冷却管への液冷媒供給を停止して除
    霜管に供給された高圧冷媒でもって内層用熱交換器を加
    熱する一方で、除霜管で得られた過冷却液を減圧した後
    外層用熱交換器に供給して蒸発気化させて外層用熱交換
    器を通過する強制循環空気を冷却し、且つ除霜運転の間
    冷却管内の残留液冷媒を圧縮機に回収してなる低温ショ
    ーケースの運転方法。
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